JP2002005606A - 球状物測定器及び球状物測定方法 - Google Patents

球状物測定器及び球状物測定方法

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JP2002005606A
JP2002005606A JP2000184159A JP2000184159A JP2002005606A JP 2002005606 A JP2002005606 A JP 2002005606A JP 2000184159 A JP2000184159 A JP 2000184159A JP 2000184159 A JP2000184159 A JP 2000184159A JP 2002005606 A JP2002005606 A JP 2002005606A
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diameter
support arm
spherical object
spherical
measuring
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JP2000184159A
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Isao Takahashi
功夫 高橋
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IBS KK
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/0023Measuring of sport goods, e.g. bowling accessories, golfclubs, game balls
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B47/00Devices for handling or treating balls, e.g. for holding or carrying balls
    • A63B47/008Devices for measuring or verifying ball characteristics
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/08Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring diameters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 球状物の直径を正確に測定することができ、
しかも、持ち運びに便利な球状物測定器を提供する。 【解決手段】 一端部22がボール20の直径を通る線
24上の一方の球面部に当接可能にされ、他端部が前記
直径を通る線24上の他方の球面部間隔をおいて対向可
能にされた第1の支持腕12と、第1の支持腕12と直
交して設けられ、前記直径を通る線24と直交する半径
を通る線42上の球面部に端部40が当接可能にされた
第2の支持腕14と、第1の支持腕12の他端部28に
設けられ、前記直径を通る線24上の他方の球面部当接
可能にされたダイヤルゲージ16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球状物測定器及び
球状物測定方法に関し、特に、球状物の直径を正確に測
定することのできる球状物測定器及び球状物測定方法に
関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
球状物、例えば、テンピンボーリング用のボール、ビリ
ヤードのボール、バレーボールのボール、サッカーボー
ル等の各種競技用のボールは、その大きさについて規格
が定められている。
【0003】例えば、テンピンボーリング用のボール
は、直径が最大許容寸法218.281mm〜最小許容
寸法215.900mmの許容寸法範囲内であることが
規格により定められている。
【0004】このようなテンピンボーリング用のボール
の直径を正確に測定する測定装置は、それぞれのボール
の製造会社が独自に所有しており、このような測定装置
が公式試合で使用されるようなことはなかった。
【0005】その理由として、このような測定装置は、
非常に高価なものであり、しかも、持ち運びできるよう
な大きさではないために試合会場に持っていけないこと
にある。
【0006】そのために、公式試合においては、ボール
直径の最大許容寸法と最小許容寸法を円形にくり抜いた
2つの金属の輪を作成し、この2つの金属の輪にボール
をくぐらせ、許容寸法範囲内のボールか否かを判断し、
規格に適合したものを規定球として公式試合で使用する
ようにしている。
【0007】しかし、このような器具では、規格に適合
するか否かを判断することはできるものの、ボールの正
確な直径を測定することは出来ないという問題がある。
【0008】本発明の目的、球状物の直径を正確に測定
することができ、しかも、持ち運びに便利な球状物測定
器及び球状物測定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の球状物測定器は、一端部が測定対象となる
球状物の直径を通る線上の一方の球面部に当接可能にさ
れ、他端部が前記直径を通る線上の他方の球面部と間隔
をおいて対向可能にされた第1の支持腕と、前記第1の
支持腕と直交して設けられ、前記直径を通る線と直交す
る半径を通る線上の球面部に端部が当接可能にされた第
2の支持腕と、前記第1の支持腕の前記他端部に設けら
れ、前記直径を通る線上の他方の球面部に当接可能にさ
れた寸法検出手段とを有することを特徴とする。
【0010】本発明によれば、第1の支持腕と第2の支
持腕を球状物にあてがうことで、第1の支持腕の一端部
と第2の支持腕の端部とが球状物に接触して支持状態と
なり、この状態で、第1の支持腕の一端部と他端部の寸
法検出手段が球状物の直径上に位置することとなり、そ
の間に挟まれた球状物の直径を寸法検出手段により正確
に検出することができ、しかも、簡略な構成で持ち運び
に便利なものとすることができる。
【0011】本発明においては、前記球状物は、最大許
容寸法と最小許容寸法が定められ、前記寸法検出手段
は、前記球状物が前期最大許容寸法及び最小許容寸法間
の許容寸法範囲内にあるかを検出するようにするとよ
い。
【0012】このような構成とすることにより、球状物
の最大許容寸法と最小許容寸法の範囲内において球状物
の直径を容易かつ確実に検出することができる。
【0013】この場合、前記第1の支持腕の前記一端部
及び前記一端部から球状物の中心位置を中心に90゜以
上離れた位置と、前記第2の支持腕の前記端部とに前記
球状物との当接部が突出形成されていることが好まし
い。
【0014】このような構成とすることにより、第1の
支持腕及び第2の支持腕に形成した3つの当接部によっ
て第1の支持腕及び第2の支持腕を支持することがで
き、第1の支持腕及び第2の支持腕が直接球状物に接触
する場合に比し、安定した支持状態を得ることができ
る。
【0015】この場合、前記各当接部は、高さ方向及び
幅方向に少なくとも前記許容寸法に相当する寸法をこえ
る広がりを持たせた当接面を有することが好ましい。
【0016】このような構成とすることにより、球状物
が最大許容寸法または最小許容寸法であっても各当接面
が球状物の直径を通る線上の球面部に確実に当接するこ
とができ、直径の検出を確実に行うことができる。
【0017】本発明においては、前記寸法検出手段は、
ダイヤルゲージの測定子を前記第1の支持腕の他端部よ
り前記球状物の直径を通る線上の前記他方の球面部に向
けて突出配置することが好ましい。
【0018】このような構成とすることにより、ダイヤ
ルゲージによって正確に球状物の直径を測定することが
できる。
【0019】この場合、前記測定子は、高さ方向及び幅
方向に少なくとも前記許容寸法に相当する寸法をこえる
広がりを持たせた測定面を先端に有するようにするとよ
い。
【0020】このような構成とすることにより、球状物
が最大許容寸法または最小許容寸法であっても、測定子
の測定面を常に球状物の直径を通る線上球面部に当接さ
せて、確実な直径の測定を行うことができる。
【0021】本発明においては、前記ダイヤルゲージ
は、前記最小許容寸法を基準として前記球状物の直径を
測定可能にされるとよい。
【0022】このような構成とすることにより、ダイヤ
ルゲージによって球状物が最小許容寸法からどれだけ大
きいかを測定することが可能となる。
【0023】本発明においては、前記ダイヤルゲージ
は、前記最大許容寸法を基準として前記球状物の直径を
測定可能にされるとよい。
【0024】このような構成とすることにより、ダイヤ
ルゲージにより球状物が最大許容寸法よりどれだけ小さ
いかを測定することが可能となる。
【0025】本発明においては、前記球状物の基準直径
寸法を設定するための基準設定器を前記第1の支持腕の
一端部と前記ダイヤルゲージの測定子との間に挟んで、
前記ダイヤルゲージの基準値を設定可能にするとよい。
【0026】このような構成とすることにより、基準設
定器によりダイヤルゲージの基準値を球状物の基準直径
寸法に併せて容易に設定することができる。
【0027】本発明においては、前記球状物はテンピン
ボーリング用のボールとすることができる。
【0028】このような構成とすることにより、テンピ
ンボーリング用のボールの直径を容易かつ正確に測定す
ることができる。
【0029】本発明の球状物測定方法は、請求項1〜1
0のいずれかの球状物測定器を用いて球状物の直径を測
定する球状物測定方法であって、球状物の測定基点を特
定し、前記測定基点を基準にして球状物を8分割する3
本の分割線を設定し、前記3本の分割線の6つの交点を
設定する工程と、前記球状物測定器の第1及び第2の支
持腕を球状物にあてがい第1の支持腕の一端部及び寸法
検出手段を所定の直径を通る線上の2つの交点に当接さ
せて前記球状物の第1の直径を測定する工程と、同様
に、第1の支持腕の一端部及び寸法検出手段を他の直径
を通る線上の2つの交点に当接させて前記球状物の第2
の直径を測定し、さらに、前記球状物測定器により残り
の2つの交点間の第3の直径を測定する工程と、を含む
ことを特徴とする。
【0030】本発明によれば、測定起点を基準にして球
状物を8分割する3本の分割線の6つの交点を設定し、
この交点により第1〜第3の直径を測定することで、球
状物の正確な分割線上の直径を測定することができ、ま
た、これら第1〜第3の直径により球状物の真円度を測
定することも可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0032】図1〜図4は、本発明の一実施の形態に係
る球状物測定器を示す図で、図5は球状物の測定状態を
示す図である。
【0033】この球状物測定器10は、図1に示すよう
に、第1の支持腕12と、第2の支持腕14と、寸法検
出手段としてのダイヤルゲージ16と、基準設定器18
とを有している。
【0034】また、この球状物測定器10は、測定対象
となる球状物として、例えば、図2〜図5に示すよう
に、テンピンボーリング用のボール20の直径を測定し
得るようになっている。
【0035】このテンピンボーリング用のボール20
は、直径が最大許容寸法218.281mm〜最小許容
寸法215.900mmの許容寸法範囲内であることが
規格上で定められている。
【0036】第1の支持腕12は、ボール20の外径よ
りも大きな内径を有する略半円形状の金属板状部材にて
形成されている。
【0037】また、この第1の支持腕12は、図2に示
すように、一端部22がボール20の直径を通る線24
上の一方の球面部26に当接可能にされ、他端部28が
直径を通る線24上の他方の球面部30と間隔をおいて
対向可能にされている。
【0038】具体的には、第1の支持腕12の一端部2
2と、この一端部22からボール20の中心32を中心
に90゜以上の角度θをもって離れた位置とに、内周面
から内方に突出してボール20と当接する当接部34、
36が形成されている。
【0039】そして、これら当接部34、36がボール
20に当接することによって、他端部28が他方の球面
部30から離れた状態で支持されるようになっている。
【0040】第2の支持腕14は、第1の支持腕12と
ほぼ相違したボール20の外径よりも大きな内径を有す
るほぼ四半円形状の金属状部材にて形成されている。
【0041】また、この第2の支持腕14は、第1の支
持腕12の上部付近側面に、第1の支持腕12と直交し
た状態でボルト38を介して取り外し可能に取り付けら
れ、取り付け側と反対側の端部40が前記直径を通る線
24と直交する半径を通る線42上の球面部44に当接
可能にされている。
【0042】この端部42は、ボール20の球面部44
と当接する当接部46が内周面から内方に向けて突出形
成されている。
【0043】そして、第1の支持腕12に第2の支持腕
14を取り付けた状態で、第1の支持腕12及び第2の
支持腕14をボール20の表面にあてがうと、第1及び
第2の支持腕12、14に設けた3つの当接部34、3
6、46がそれぞれボールの球面部26、30、44に
当接して第1及び第2の支持腕12、14がボール20
上に支持されるようになっている。
【0044】この場合、第1及び第2の支持腕12、1
4は、その内周面が直接ボール20の表面に接触するの
ではなく、3つの当接部34、36、46を介して当接
されているので、ボール20の大きさが多少異なっても
確実に支持されることとなる。
【0045】また、3つの当接部34、36、46は、
それぞれ高さ方向及び幅方向に少なくともボール20の
許容寸法に相当する寸法を超える広がりを持たせた当接
面48を有する状態とされている。
【0046】従って、ボール20の直径が許容寸法の範
囲内で異なった場合でも、ボール20の直径を通る線2
4及びこの線24と直交する半径を通る線42がボール
20の許容寸法内における大小の相違に関わらず、常に
当接面48上に位置することとなる。
【0047】ダイヤルゲージ16は、ゲージ本体50
と、このゲージ本体から突出した測定子52とを有し、
1/100mm単位で測定可能なものとされている。
【0048】また、このダイヤルゲージ16は、第1の
支持腕12の他端部28に、他端部28を貫通して測定
子52をボール20の直径を通る線24上の下方の球面
部30に向けて突出配置されるようになっている。
【0049】このダイヤルゲージ16は、第1の支持腕
12に対して取り外し可能にされており、第1の支持腕
12、第2の支持腕14及びダイヤルゲージ16を分解
した状態にして、かさばることなく容易に持ち運び可能
な状態としてある。
【0050】また、このダイヤルゲージ16の測定子5
2は、高さ方向及び幅方向に少なくともボール20の許
容寸法に相当する寸法を超える広がりを持たせた測定面
54を先端に有する状態とされている。
【0051】従って、図4に示すように、ボール20が
許容範囲内で大中小20a、20b、20cのように相
違した場合でも、ボール20の直径を通る線24上の他
方の球面部30が測定面54から外れることがなく、確
実にボール20の直径を測定することができる。
【0052】基準設定器18は、ダイヤルゲージ16の
基準値を設定するためのもので、所定の長さに設定され
た1本の棒状のものとされている。
【0053】本実施の形態では、この基準設定器18
は、ボール20の最小許容寸法Lに設定されている。
【0054】そして、この基準設定器18を第1の支持
腕12の一端部22の当接部34の当接面48とダイヤ
ルゲージ16の測定子52の測定面54との間に挟み、
この状態で、ゲージ本体50のダイヤルを回して0値に
設定することで基準値を最小許容寸法に容易に設定する
ことができる。
【0055】このダイヤルゲージ16の基準値の設定を
終了した状態で、基準設定器18を取り外せば、測定可
能な状態となる。
【0056】次に、この球状物測定器10を用いた球状
物測定方法について図5(1)及び(2)を参照しなが
ら説明する。
【0057】まず、フィンガーホールをドリリングする
前のテンピンボーリング用のボール20の直径を測定す
る場合は、図5(1)に示すように、直径の測定の前
に、ボール20の測定基点Aを特定する。
【0058】この場合、測定によりバランス0基点を計
測することにより測定することができる。
【0059】次に、測定基点Aを基準にしてボール20
を8分割する3本の分割線56、58、60を設定す
る。
【0060】次いで、3本の分割線56、58、60の
6つの交点A、B、C、D、E、Fを設定しておく。
【0061】次に、球状物測定器10のダイヤルゲージ
16の基準値を設定した状態で、第1及び第2の支持腕
12、14をボール20にあてがい、当接部34、3
6、46により支持させた状態で、第1の支持腕12の
一端部22側の当接部及びダイヤルゲージ16の測定子
52の測定面54を所定の直径を通る線上の2つの交
点、例えばA及びBに当接させてボール20の第1の直
径を測定する。
【0062】次に、第1の支持腕12の一端部22側の
当接面48及びダイヤルゲージ16の測定面54を他の
直径を通る線上の2つの交点、例えばC及びDに当接さ
せてボール20の第2の直径を測定する。
【0063】そして、最後に球状物測定器10により残
りの2つの交点、例えばE及びF間の第3の直径を測定
する。
【0064】この場合、球状物測定器10による測定
は、ダイヤルゲージ16の基準値が最小許容寸法で0値
となっているため、ダイヤルゲージ16にて計測した測
定値を最小許容寸法に加算することにより容易に直径を
求めることができる。
【0065】このように、ボール20の8分割位置にお
ける3カ所の直径を測定することにより、ボール20の
正確な測定データを得ることができる。
【0066】フィンガーホールをドリリングした後にお
けるボール20の計測は、図5(2)に示すように、フ
ィンガーホール62のスパンの中心を測定基点Aとして
特定し、その後、測定基点Aを基準にしてボール20を
8分割する3本の分割線56、58、60を設定し3本
の分割線の6つの交点A〜Fを設定し、図5(1)の場
合と同様に、交点A及びB間、交点C及びD間、交点E
及びF間の直径を順次測定する。
【0067】次に、図5(1)及び(2)に示す交点A
及びB間、交点C及びD間、交点E及びF間の測定結果
に基づいて、ボール20の真円指数を求めることが可能
である。
【0068】このボール20の真円指数は、交点A及び
B間、交点C及びD間、交点E及びF間の測定値の内、
最大、最小値を取り出し、次式にて求めることができ
る。
【0069】真円指数=1−(最大値−最小値)÷(最
小許容寸法+最大値)×100
【0070】上式によって真円指数を求めることによ
り、ボール20の歪みを求めることができ、競技者は毎
回同じサイズのボールを選択することができ、さらに、
目的により大きさを別途選択することが可能となる。
【0071】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態
に変形可能である。
【0072】例えば、前記実施の形態では、第1の支持
腕をほぼ半円形状とし、第2の支持腕を四半円形状とし
ているが、この例に限らず、第1の支持腕及び第2の支
持腕を角形状とすることも可能である。
【0073】また、前記実施の形態では、寸法検出手段
としてダイヤルゲージを用いているが、この例に限ら
ず、測定子を球状物に当接させて測定するものであれば
種々のマイクロメータやその他の寸法検出手段を用いる
ことも可能である。
【0074】さらに、前記実施の形態では、球状物とし
てテンピンボーリング用のボールを示したが、この例に
限らず、例えば、ビリヤードのボール、バレーボールの
ボール、サッカーボール等を対象とすることも可能であ
る。
【0075】また、前記実施の形態では、基準設定器を
球状物の最小許容寸法に設定し、最小許容寸法を基準と
して球状物の直径を測定するようにしているが、この例
に限らず、基準測定器を最大許容寸法に設定し、最大許
容寸法を基準として球状物の直径を測定することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る球状物測定器を示
す斜視図である。
【図2】図1の球状物測定器をボールに取り付けた状態
を示す正面図である。
【図3】図2のダイヤルゲージを取り除いて矢視3方向
から見た状態を示す側面図である。
【図4】ダイヤルゲージの測定子における測定面とボー
ルの大きさとの関係を示す概略図である。
【図5】(1)はフィンガーホールドリリング前の測定
点割付状態を示す斜視図で、(2)はフィンガーホール
ドリリング後の測定点割付状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 球状物測定器 12 第1の支持腕 14 第2の支持腕 16 ダイヤルゲージ 18 基準設定器 20 ボール 22 第1の支持腕の一端部 24 直径を通る線 26 一方の球面部 28 第1の支持腕の他端部 30 他方の球面部 32 ボールの中心 34、36、46 当接部 40 第2の支持腕の端部 42 半径を通る線 44 半径を通る線上の球面部 48 当接面 52 測定子 54 測定面 56、58、60 分割線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が測定対象となる球状物の直径を
    通る線上の一方の球面部に当接可能にされ、他端部が前
    記直径を通る線上の他方の球面部と間隔をおいて対向可
    能にされた第1の支持腕と、 前記第1の支持腕と直交して設けられ、前記直径を通る
    線と直交する半径を通る線上の球面部に端部が当接可能
    にされた第2の支持腕と、 前記第1の支持腕の前記他端部に設けられ、前記直径を
    通る線上の他方の球面部に当接可能にされた寸法検出手
    段とを有することを特徴とする球状物測定器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記球状物は、最大許容寸法と最小許容寸法が定めら
    れ、 前記寸法検出手段は、前記球状物が前期最大許容寸法及
    び最小許容寸法間の許容寸法範囲内にあるかを検出する
    ことを特徴とする球状物測定器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1の支持腕の前記一端部及び前記一端部から球状
    物の中心位置を中心に90゜以上離れた位置と、前記第
    2の支持腕の前記端部とに前記球状物との当接部が突出
    形成されていることを特徴とする球状物測定器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記各当接部は、高さ方向及び幅方向に少なくとも前記
    許容寸法に相当する寸法をこえる広がりを持たせた当接
    面を有することを特徴とする球状物測定器。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記寸法検出手段は、ダイヤルゲージの測定子を前記第
    1の支持腕の他端部より前記球状物の直径を通る線上の
    前記他方の球面部に向けて突出配置したことを特徴とす
    る球状物測定器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記測定子は、高さ方向及び幅方向に少なくとも前記許
    容寸法に相当する寸法をこえる広がりを持たせた測定面
    を先端に有することを特徴とする球状物測定器。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記ダイヤルゲージは、前記最小許容寸法を基準として
    前記球状物の直径を測定可能にされていることを特徴と
    する球状物測定器。
  8. 【請求項8】 請求項5または6において、 前記ダイヤルゲージは、前記最大許容寸法を基準として
    前記球状物の直径を測定可能にされていることを特徴と
    する球状物測定器。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかにおいて、 前記球状物の基準直径寸法を設定するための基準設定器
    を前記第1の支持腕の一端部と前記ダイヤルゲージの測
    定子との間に挟んで、前記ダイヤルゲージの基準値を設
    定可能にされていることを特徴とする球状物測定器。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記球状物は、テンピンボーリング用のボールであるこ
    とを特徴とする球状物測定器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかの球状物測
    定器を用いて球状物の直径を測定する球状物測定方法で
    あって、 球状物の測定基点を特定し、前記測定基点を基準にして
    球状物を8分割する3本の分割線を設定し、前記3本の
    分割線の6つの交点を設定する工程と、 前記球状物測定器の第1及び第2の支持腕を球状物にあ
    てがい第1の支持腕の一端部及び寸法検出手段を所定の
    直径を通る線上の2つの交点に当接させて前記球状物の
    第1の直径を測定する工程と、 同様に、第1の支持腕の一端部及び寸法検出手段を他の
    直径を通る線上の2つの交点に当接させて前記球状物の
    第2の直径を測定し、さらに、前記球状物測定器により
    残りの2つの交点間の第3の直径を測定する工程と、 を含むことを特徴とする球状物測定方法。
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