JP3124777U - 球面線引器 - Google Patents
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Abstract
【課題】木目込みまりの布を木目込む溝の位置を決めるための線引きを、安定して確実に、かつ、熟練を要せず可能とする球面線引器を設け、木目込み細工の普及に資する。
【解決手段】内側が空洞な球体を、その直径部分を通る平面で、二つに切り分けた半球体であって、二つの半球体を、それぞれ球冠の先端部分２を欠切して、この欠切した部分で、これら二つの半球体を対称につなぎ合わせ３、半球体それぞれの空洞な直径部分の円周１の縁に、任意数の目盛を付して、木目込みまりに布を木目込む溝の位置を示す線を、極めて容易に安定的に、まりの球面に引くことができる球面線引器である。
【選択図】図３
【解決手段】内側が空洞な球体を、その直径部分を通る平面で、二つに切り分けた半球体であって、二つの半球体を、それぞれ球冠の先端部分２を欠切して、この欠切した部分で、これら二つの半球体を対称につなぎ合わせ３、半球体それぞれの空洞な直径部分の円周１の縁に、任意数の目盛を付して、木目込みまりに布を木目込む溝の位置を示す線を、極めて容易に安定的に、まりの球面に引くことができる球面線引器である。
【選択図】図３
Description
この考案は、まりの球面に付する木目込み溝の位置を決めるための線引器に関するものである。
これまで、木目込みまりに、布を木目込む溝の位置を決めるための、木目込みまりの球面への線引きは、巻尺などをまりの球面に巻き付け、これを指で押さえながら非常に不安定な状態で、巻尺の縁辺をたどって、球面に線を引いていた。
この方法での木目込みまりの球面への線引きは、まず、木目込みまりの球面に、片手で巻尺をあて、もう一方の手で筆記具を持って、不安定な球面上で細心の注意を払って巻尺が球面に密着して動かないようにしながら、球面に巻尺を押し当て、巻尺に沿って線を引いていた。
これには熟練が必要であり、作業も大変であった。
この考案は、半球体の空洞にまりをいれて固定し、半球体の直径部分の縁に沿って線を引けば、簡単に線引きが可能となり、前記の難点が容易に解決されるものである。
これには熟練が必要であり、作業も大変であった。
この考案は、半球体の空洞にまりをいれて固定し、半球体の直径部分の縁に沿って線を引けば、簡単に線引きが可能となり、前記の難点が容易に解決されるものである。
この考案は、内側が空洞な球体を、その直径部分を通る平面で、二つに切り分けて作られた半球体であって、それぞれ球冠の先端部分を欠切して、この欠切した部分で、これら二つの半球体を対称につなぎ合わせて、それぞれの空洞な直径部分の円周の縁に、任意数の目盛を付した球面線引器で、それぞれの空洞な半球体の内径に、まりの球体が密着するように、まりを嵌め込み、半球体の直径部分の円周の縁に沿って、まりの球面に線を引くことができる。
この考案による球面線引器は、従来のように巻尺などを、まりの球面に手で押さえながら不安定な状態で、線を引いていたものと異なり、半球体の空洞の器に線引きするまりを正確に嵌め込み固定し、半球体の直径部分の円周の縁に沿って筆記具を動かすことによって、熟練を要さず、誰でも極めて容易に、まりの球面に正確な線を引くことができる。
この考案を実施するための最良の形態の一つは、二つの半球体を、それぞれ、球冠の先端から、その半径の二分の一の長さの部分で欠切して、この部分でそれぞれの半球体を対称につなぎ合せたもので、空洞な半球体の直径部分は、それぞれ外方を向かって平行に収まる。
この形態のものは、線引きをするまりの球面の先端が、つなぎ合わされたもう一方の半球体の空洞な部分へ突き抜けて、この半球体の直径面と同一平面におさまり、まりが安定感を持って固定され、効率的で無駄のない線引きができる。
この形態のものは、線引きをするまりの球面の先端が、つなぎ合わされたもう一方の半球体の空洞な部分へ突き抜けて、この半球体の直径面と同一平面におさまり、まりが安定感を持って固定され、効率的で無駄のない線引きができる。
この考案による球面線引器は、二つの半球体を対称につなぎ合わせて作られている。
それぞれの半球体の空洞な直径部分の円周の縁に付してある目盛は、任意数の偶数目盛が、目盛の数を変えてそれぞれ付されている。
それぞれの半球体は片方ずつを使用するが、このとき、もう一方は、台座となって、球面線引器の安定的な使用に資する。
まりの大きさに応じて、これに対応する大きさの球面線引器を準備する。
それぞれの半球体の空洞な直径部分の円周の縁に付してある目盛は、任意数の偶数目盛が、目盛の数を変えてそれぞれ付されている。
それぞれの半球体は片方ずつを使用するが、このとき、もう一方は、台座となって、球面線引器の安定的な使用に資する。
まりの大きさに応じて、これに対応する大きさの球面線引器を準備する。
球面線引器でまりに線を引くときは、球面線引器の空洞な内側に密着できる大きさの直径のまりを球面線引器に嵌め込み、まず球面線引器の半球体の空洞な直径部分の円周の縁に沿って、筆記具でまりの赤道部分に線を引いていく、次に、球面線引器の半球体の空洞な直径部分の円周の縁に沿って付してある目盛にしたがって、まりの赤道の線上に印をつける。そして、球面線引器の半球体の空洞な直径部分の円周の縁とまりの赤道とが直角になるようにまりを動かし、まりの赤道につけた印に従って逐次、球面に線を引いていく。
これが球面線引器の基本的な使用方法である。
これが球面線引器の基本的な使用方法である。
１ 半球体の空洞な直径部分の円周
２ 球冠の先端部分
３ 半球体の球冠の先端部を欠切してつなぎ合わせた部分
４ 目盛
５ 球面線引器
６ 木目込みまり
７ 筆記具
８ 手の指
２ 球冠の先端部分
３ 半球体の球冠の先端部を欠切してつなぎ合わせた部分
４ 目盛
５ 球面線引器
６ 木目込みまり
７ 筆記具
８ 手の指
Claims (1)
- 内側が空洞な球体を、その直径部分を通る平面で、二つに切り分けた半球体であって、二つの半球体を、それぞれ球冠の先端部分を欠切して、この欠切した部分で、これら二つの半球体を対称につなぎ合わせ、半球体それぞれの空洞な直径部分の円周の縁に、任意数の目盛を付したことを特徴とする球面線引器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006005053U JP3124777U (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 球面線引器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006005053U JP3124777U (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 球面線引器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3124777U true JP3124777U (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=43474689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006005053U Expired - Lifetime JP3124777U (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 球面線引器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3124777U (ja) |
-
2006
- 2006-05-30 JP JP2006005053U patent/JP3124777U/ja not_active Expired - Lifetime
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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