JP3239228U - ヒラメ釣り用水平2本針、ダブルサイドルアーワーム及びこれを含むダブルサイドルアー - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒラメ釣り中に発生し得るミスバイト頻度を減らし、初心者も気軽にヒラメダウンショット釣りを楽しめるようにするヒラメ釣り用水平2本針、ダブルサイドルアーワーム及びダブルサイドルアーを提供する。【解決手段】ヒラメ釣り用水平2本針、ダブルサイドルアーワーム及びこれを含むダブルサイドルアーは、水中において水平を維持し、2本針を利用して簡単にヒラメ釣りを楽しめるようにする水平2本針と、水平2本針に取り付けるように構成されたダブルサイドルアーワームと、水平2本針とダブルサイドルアーワームが結合されることにより水中において水平を維持し、ミスバイト確率を顕著に下げるヒラメ釣り用ダブルサイドルアーである。【選択図】図9
Description
本実施例は、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワーム及びこれを含むダブルサイドルアーに関する。
一般的に釣りは釣りの対象魚種を選択し、これに応じて固有の仕掛けを準備する。色々な釣りの仕掛けのうちヒラメ釣りにはモトスの下端にオモリ(シンカー、sinker)を連結し、モトスの上部にルアーワームと締結される針(ワームフック、worm hook)をオモリと離隔するように連結する仕掛けが利用される。このようにヒラメ釣りに使われる仕掛けはヒラメダウンショット仕掛けとも呼ばれる。
ヒラメ釣りの仕掛けには色々な条件が必要であるが、その1つは釣り針が水平を維持しなければならないということである。これは結合するルアーが水平を維持する時にヒラメが反応することと関連する。これは人間が垂直方向にあごを動かすのとは異なり、ヒラメは口腔構造上、水平方向にあごを動かし、これによって水平方向に口を開閉するためである。従って、ヒラメが容易に接近し、ミスバイト(miss bite)が発生しないようにするとともに、ヒラメの上顎又は下顎に針がかかるようにするためには針が水平を維持する必要がある。
既存のダウンショット釣りにおいて、針はストレートフックとワイドギャップフックが使われていたが、これはヒラメの口の方向と垂直になっているため、ヒラメの口腔構造上あごに針がかからない場合が多く、針がヒラメのあごではなく口の横部分にかかるミスバイトが頻繁に発生して、ヒラメを逃すことが多いという問題があった。
従って、ダウンショット釣りの初心者も気軽にヒラメ釣りを楽しめるようにするためのダウンショット仕掛けが必要である。
このような背景において、本実施例の目的は、ヒラメ釣り中に発生し得るミスバイト頻度を減らし、初心者も気軽にヒラメダウンショット釣りを楽めるようにするヒラメ釣り用水平2本針、ダブルサイドルアーワーム及びダブルサイドルアーを提供することである。
前述の目的を達成するために、一実施例は、釣り用水平2本針の中心を成す中心部;孔を含み、前記中心部の上側に形成される連結部;前記中心部の下側から一方向に折曲延長される第1折曲部;前記中心部の下側から前記第1折曲部が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長される第2折曲部;前記第1折曲部から上側に延長される針で形成された第1針部;前記第2折曲部から上側に延長される針で形成された第2針部;前記第1針部の末端から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第1カエシ部;及び前記第2の針部の末端から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第2カエシ部を含む、ヒラメ釣り用水平2本針を提供する。
前記中心部、前記連結部、前記第1折曲部、前記第2折曲部、前記第1針部、前記第2針部、前記第1カエシ部及び前記第2カエシ部は一平面上に配置されるように形成されてもよい。
他の実施例は、ダブルサイドルアーワームのボディを成すボディ部;前記ボディ部の長さ方向と垂直な方向に前記ボディ部を貫通するように形成され、前記ボディ部の側面のうち一面及び前記一面と反対面にそれぞれ第1側面溝及び第2側面溝が形成されるようにする側面溝部;及び前記ボディ部の長さ方向に前記ボディ部の内部中心に形成されて前記側面溝部と連結され、前記ボディ部の上面に上面溝が形成されるようにする、上面溝部;を含む、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワームを提供する。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワームにおいて、前記側面溝部の内部面は前記ダブルサイドルアーワームの長さ方向と垂直方向に形成されるか、前記ダブルサイドルアーワームの中心方向に行くほど狭くなるように形成されてもよい。
他の実施例は、ダブルサイドルアーワームのボディを成すボディ部;前記ボディ部の長さ方向と垂直な方向に前記ボディ部を貫通するように形成され、前記ボディ部の側面のうち一面及び前記一面と反対面にそれぞれ第1側面溝及び第2側面溝が形成されるようにする側面溝部;及び前記ボディ部の長さ方向に前記ボディ部の内部中心に形成されて前記側面溝部と連結され、前記ボディ部の上面に上面溝が形成されるようにする、上面溝部を含む、ダブルサイドルアーワーム;及び釣り用水平2本針の中心を成し、前記上面溝部とはめ込み方式で結合される中心部;前記中心部の下側から一方向に折曲延長され、前記側面溝部を通るように配置されて前記第1側面溝を貫通して突出する第1折曲部;前記中心部の下側から前記第1折曲部が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長され、前記側面溝部を通るように配置されて前記第2側面溝を貫通して突出する第2折曲部;前記第1折曲部から上側に延長される針で形成された第1針部;前記第2折曲部から上側に延長される針で形成された第2針部;前記第1針部から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第1カエシ部;及び前記第2針部から前記の釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第2カエシ部を含む、ヒラメ釣り用水平2本針;を含む、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーを提供する。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーにおいて、前記中心部、前記第1折曲部、前記第2折曲部、前記第1針部、前記第2針部、前記第1カエシ部及び前記第2カエシ部は一平面上に配置されるように形成されてもよい。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーにおいて、前記釣り用水平2本針は孔を含み、前記中心部の上側に形成される連結部をさらに含み、前記孔は前記一平面と垂直方向に形成されてもよい。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーにおいて、前記第1側面溝及び第2側面溝は、前記釣り用水平2本針の第1折曲部及び第2折曲部の縦長さと同一に又はより大きく形成されてもよい。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーにおいて、前記釣り用水平2本針の形状は前記中心部の長さ方向を基準に左右対称であり、前記ダブルサイドルアーワームの形状はボディ部の長さ方向を基準に左右対称に形成されてもよい。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーにおいて、前記釣り用水平2本針と前記ダブルサイドルアーワームは、前記ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーの全体的な形状が左右対称をなすように結合されてもよい。
ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーにおいて、前記連結部は前記ダブルサイドルアーワームの上面部から突出するように形成されてもよい。
以上で説明したように、本実施例によれば、ヒラメ釣りに適するように釣り針が水平及びバランスを維持するようにし、針がヒラメの上顎、下顎又は両顎にかかるようにしてミスバイト頻度を減らす効果がある。
以下、一部の実施例を例示的な図面により詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するにおいて、同一の構成要素に対しては他の図面上に表示されてもできる限り同一の符号を付与していることに留意しなければならない。また、本発明を説明するにおいて、関連する公知構成または機能に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明は省略する。
また、構成要素を説明するにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものに過ぎず、その用語により当該構成要素の本質や順番または順序などが限定されない。ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」又は「接続」されると記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結または接続されることもあるが、各構成要素の間にまた他の構成要素が「連結」、「結合」又は「接続」されることもあると理解されなければならない。
図1は、従来に使われてきた針の例示図である。
図1の(a)はストレートフック(straight hook)の例示図である。
図1の(a)に示すように、ストレートフックは外形が相対的に単調に形成されている。従って、ストレートフックをルアーワームに付けて釣りをする場合、魚を引き上げるためのアワセをする時に力が針及びルアーワームによく伝達されるという特徴がある。しかしながら、針のボディの形状が単調であるため、ルアーワームにはめ込み方式で結合された時、針がルアーワームから相対的に簡単に分離されるという問題点がある。また、これをヒラメダウンショット釣りに利用する場合、ヒラメの口腔構造上、顎に針がかからず、口の横部分に引っかかってミスバイトが発生する確率が高いという問題点がある。
図1の(b)はワイドギャップフック(wide gap hook)の例示図である。
図1の(b)に示すように、ワイドギャップフックにはストレートフックとは異なり、ボディが折れる部分であるオフセット(offset)が存在する。従って、ワイドギャップフックがルアーワームにはめ込み方式で結合された時、針がルアーワームから簡単に分離されないという特徴を有している。しかしながら、これをヒラメ釣りに利用する場合は、長い針を使用してヒラメが針をバイトする時に口中に深く噛むようにするか、口を閉じて向きを変えるまで待ってからアワセをする方式で釣りをしなければならない。しかしながら、このような方式は難度が高いため、初心者にとってヒラメ釣りの時に魚を逃す主要な原因になる。
図1の(c)及び(d)はトリプルフック及び2本針の例示図である。
トリプルフック及び2本針は1つ以上の餌を一度に運用できるという長所がある。しかしながら、図1の(c)及び(d)に示すように、2本針の中心と各針が互いに水平をなしていないため、従来に使われてきた2本針はヒラメダウンショット釣りには適切でなく、トリプルフック及び2本針は図1の(a)及び(b)のような1本針に比べてルアーワームに付けることが不便であるため、ルアー釣りには利用されていなかった。
図2は、本実施例による釣り用水平2本針を説明するための図である。
図2の(a)は、本実施例による水平2本針を正面から見た図である。
本実施例による水平2本針100は、中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150を含む。
中心部110は水平2本針100の中心を成す構成であり得る。
第1折曲部120_1は中心部110の下側から一方向に折曲延長される構成であり得る。
第2折曲部120_2は中心部110の下側から第1折曲部120_1が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長される構成であり得る。
第1針部130_1は、第1折曲部120_1から上側に延長される針で形成された構成であり得る。
第2針部130_2は、第2折曲部120_2から上側に延長される針で形成された構成であり得る。
第1カエシ部140_1は、第1針部130_1の末端から釣り用水平2本針100の中心方向及び下側方向に突出して形成される。
第2カエシ部140_2は、第2針部130_2の末端から釣り用水平2本針100の中心方向及び下側方向に突出して形成される。
連結部150は孔を含み、中心部110の上側に形成される。
釣り用水平2本針100は、中心部110を基準にして、左右対称の形状を有する。これによって、釣り用水平2本針100が水中に入った時、左右のバランスを維持できるため、水の中で水平を維持することができる。また、釣り用水平2本針100がルアーワームに装着された時、折曲部120_1、120_2がルアーワームに左右同時に結着されるため、1本針に比べて釣り用の針がルアーワームから容易に分離されない。
釣り用水平2本針100は、図2の(a)に示すように、各構成が一体で製作されてもよく、各構成が別に制作された後に結合される方式で製作されてもよい。また、釣り用水平2本針100は、高炭素鋼、アルミニウム、ステンレス及びその他の合金で構成されてもよく、これに限定されずに、プラスチックや木の材質など様々な素材で製作されてもよい。
図2の(b)は、本実施例による釣り用水平2本針を側面から見た図である。
本実施例による釣り用水平2本針100の構成である中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150は一平面上に配置されてもよい。従って、図2の(b)に示すように、釣り用水平2本針100を側面から見ると、釣り用水平2本針100は一直線と同一形状を示す。
連結部150は孔を含む。そして、連結部150に含まれた孔は、中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150が形成する一平面と垂直な方向に形成される。従って、連結部150に形成された孔は、図2の(a)に示すように正面から見た時には孔が見えるが、図2の(b)に示すように側面から見た時には孔が見えない。
連結部150に含まれた孔と中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150が形成する一平面が成す角度は90°(垂直)に限定されず、60°ないし90°であり得る。具体的に、連結部150に含まれた孔と中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150が形成する一平面が成す角度は60°、65°、70°、75°、80°、85°又は90°であり得る。
釣り中に、釣り用水平2本針100が連結されるモトス(釣り糸)が地面と垂直方向または地面との垂直方向からやや傾いた方向に配置される。従って、連結部150に含まれた孔と中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150が形成する一平面が成す角度が90°(垂直)または60°ないし90°で形成されることにより、連結部150がモトスに連結された後も水平状態を維持することができる。
図3は、本実施例による釣り用水平2本針の大きさを説明するための図である。
図3の(a)に示すように、釣り用水平2本針100の全体縦長さは5cm、全体横長さは3.5cm及び折曲部120_1、120_2の縦長さをLとする時、折曲部120_1、120_2の縦長さLを含む針部130_1、130_2の長さは、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワームと結合された時、結合が容易であるともに簡単に分離されない程度の長さに形成される。しかしながら、これに限定されず、釣り用水平2本針100の全体縦長さは1ないし10cmで形成されてもよく、これより小さいか、これより大きく形成されてもよい。釣り用水平2本針100の全体横長さは1ないし5cmで形成されてもよく、これより小さいか、大きく形成されてもよい。折曲部120_1、120_2を含む針部130_1、130_2の長さは0.5ないし3cmで形成されてもよく、これより小さいか大きく形成されてもよい。
魚が釣り用水平2本針100を噛んだ時、上顎、下顎または両顎に同時に引っかかるようにするため、針部130_1、130_2を長く形成する必要がなく、相対的に小さい針を利用するため、バイト確率を高めることができる。
図4は、本実施例によるダブルサイドルアーワームの第1実施例を説明するための図である。
図4の(a)は、本実施例によるダブルサイドルアーワームの第1実施例を正面から見た図であり、内部に形成される空間を点線で表示した。図4の(b)は、本実施例によるダブルサイドルアーワームの第1実施例を側面から見た図であり、内部に形成される空間を点線で表示した。
本実施例によるダブルサイドルアーワーム200は、ボディ部210、側面溝部220、第1側面溝230_1、第2側面溝230_2、上面溝部240及び上面溝250を含む。
ボディ部210はダブルサイドルアーワーム200のボディを成す構成であり得る。図4の(a)に示すように、ボディ部が全体的に魚の形状を示しているが、これに限定されず、魚の形状だけでなくエビの形状、虫の形状及びその他の形状に形成されてもよい。
ボディ部210は、プラスチック、合成樹脂、ゴム、シリコン、エラストマーなどの形状を可変できる素材で形成できるが、これに限定されず、金属、木、石、ガラスなどの多様な素材で形成されてもよい。
側面溝部220はボディ部210の長さ方向と垂直な方向にボディ部210を貫通するように形成される構成でありうる。言い換えれば、側面溝部220は、ボディ部210を貫通するように、ボディ部210の内部に形成される空間を示す。側面溝部220がボディ部210を貫通することにより、ボディ部210の外側面には第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2が形成される。
図4の(a)に示すように、ダブルサイドルアーワーム200の第1実施例は、側面溝部220の内部面がボディ部210の長さ方向と垂直の一直線形態で形成される。
第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2は側面溝部220がボディ部210の側面を貫通することにより形成される構成でありうる。言い換えれば、第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2はボディ部210の側面に形成される孔を意味する。第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2はボディ部210を基準に互いに反対面に形成されてもよい。
図4の(b)に示すように、第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2は長方形に形成されるが、これに限定されず、円、楕円及び多角形などの多様な形状に形成されてもよい。
上面溝部240はボディ部210の長さ方向にボディ部210の内部中心に形成される構成でありうる。すなわち、上面溝部240はボディ部210の内部の中心に形成される空間であり、上面溝部240はボディ部210の上面と会ってボディ部210の上面に上面溝250を形成する。そして、上面溝部240の下の部分は側面溝部220と会って連結される。
上面溝250は上面溝部240がボディ部210の上面と会って形成される構成でありうる。言い換えれば、上面溝250はボディ部210の上面に形成される孔を意味する。
ダブルサイドルアーワーム200の第1実施例は、ボディ部210の内部に側面溝部220及び上面溝部240が形成される。従って、ダブルサイドルアーワーム200を外部及び正面から見た時には側面溝部220及び上面溝部240は見えない。
図5は、本実施例によるダブルサイドルアーワームの第2実施例を説明するための図である。
図5の(a)は、本実施例によるダブルサイドルアーワームの第2実施例を正面から見た図であり、内部に形成される空間を点線で表示した。図5の(b)は、本実施例によるダブルサイドルアーワームの第2実施例を側面から見た図であり、内部に形成される空間を点線で表示した。
本実施例によるダブルサイドルアーワーム300は、ボディ部310、側面溝部320、第1側面溝330_1、第2側面溝330_2、上面溝部340及び上面溝350を含む。
図5の(a)に示すように、ダブルサイドルアーワーム300の第2実施例の第1実施例と異なる特徴は、ボディ部3l0の内部面がボディ部310の中心方向に行くほど狭くなる形態で形成されるということである。側面溝部320の内部面には釣り用水平2本針100が結合できるが、側面溝部320の内部面がダブルサイドルアーワーム300の中心に行くほど次第に狭くなるので、釣り用水平2本針100が安定的にダブルサイドルアーワーム300に結合できる。
また、図5の(b)に示すように、ダブルサイドルアーワーム300の側面溝330_1、330_2が狭い形態で形成されてもよい。しかしながら、これに限定されず、円、楕円及び多角形などの多様な形状に形成されてもよい。
ダブルサイドルアーワーム300の第2実施例は、第1実施例と同様にボディ部310の内部に側面溝部320及び上面溝部340が形成される。従って、ダブルサイドルアーワーム300を外部及び正面から見た時には側面溝部320及び上面溝部340は見えない。
図6は、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワームの第1実施例の大きさを説明するための図である。
本実施例によるダブルサイドルアーワーム200の第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2の縦長さは0.7cmで形成されてもよい。しかしながら、これに限定されず、第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2の縦長さは0.5ないし3cmで形成されてもよい。本実施例によるダブルサイドルアーワーム200には本実施例による釣り用水平2本針100が結合されるが、釣り用水平2本針100をダブルサイドルアーワーム200の内部に容易に挿入されるようにするために、第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2の縦長さは釣り用水平2本針100の折曲部120_1、120_2縦の長さLを含む針部130_1、130_2の長さと同一にするか、より長く形成されてもよい。
また、本実施例によるダブルサイドルアーワーム200の第1及び第2側面溝230_1、230_2の下端からダブルサイドルアーワーム200の上面までの長さは4.8cmで形成される。しかしながら、これに限定されず、本実施例によるダブルサイドルアーワーム200の第1及び第2側面溝230_1、230_2の下端からダブルサイドルアーワーム200の上面までの長さは1ないし10cmで形成されてもよい。また、ダブルサイドルアーワーム200の第1及び第2側面溝230_1、230_2の下端からダブルサイドルアーワーム200の上面までの長さは釣り用水平2本針100の全体縦長さよりやや短く形成されてもよく、これによって釣り用水平2本針100がダブルサイドルアーワーム200の内部に結合された時、釣り用水平2本針100の連結部150がダブルサイドルアーワーム200の外に突出する。
図7は、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワームの第2実施例の大きさを説明するための図である。
本実施例によるダブルサイドルアーワーム300の第1側面溝330_1及び第2側面溝330_2の縦長さは1.7cmで形成される。しかしながら、これに限定されず、第1側面溝330_1及び第2側面溝330_2の縦長さは0.5ないし3cmで形成されてもよい。本実施例によるダブルサイドルアーワーム300には本実施例による釣り用水平2本針100が結合されるが、釣り用水平2本針100をダブルサイドルアーワーム300の内部に容易に挿入されるようにするために第1側面溝330_1及び第2側面溝330_2の縦長さは釣り用水平2本針100の折曲部120_1、120_2縦長さLを含む針部130_1、130_2の長さと同一にするか、より長く形成されてもよい。
また、本実施例によるダブルサイドルアーワーム300の第1及び第2側面溝330_1、330_2の下端からダブルサイドルアーワーム300の上面までの長さは4.8cmで形成される。しかしながら、これに限定されず、本実施例によるダブルサイドルアーワーム300の第1及び第2側面溝330_1、330_2の下端からダブルサイドルアーワーム300の上面までの長さは1ないし10cmで形成されてもよい。また、ダブルサイドルアーワーム300の第1及び第2側面溝330_1、330_2の下端からダブルサイドルアーワーム300の上面までの長さは釣り用水平2本針100の全体縦長さより多少短く形成されてもよく、これによって釣り用水平2本針100がダブルサイドルアーワーム300の内部に結合された時に、釣り用水平2本針100の連結部150がダブルサイドルアーワーム300の外に突出する。
図8は、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアーの第1実施例を説明するための図である。
本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアー400は、本実施例によるヒラメ釣り用水平2本針100と、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワーム200が結合された形態である。
具体的に、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアー400はダブルサイドルアーワーム200のボディをなすボディ部210、ボディ部210の長さ方向と垂直な方向にボディ部210を貫通するように形成され、ボディ部210の側面のうち一面及びその反対面にそれぞれ第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2が形成されるようにする側面溝部220、ボディ部210の長さ方向にボディ部210の内部中心に形成されて側面溝部220と連結され、ボディ部210の上面に上面溝250が形成されるようにする上面溝部240を含む、ダブルサイドルアーワーム200を含む。
また、本実施例による、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアー400は、釣り用水平2本針100の中心を成し、上面溝部240とはめ込み方式で結合される中心部110、中心部110の下側から一方向に折曲延長され、側面溝部220を通るように配置されて第1側面溝230_1を貫通して突出する第1折曲部120_1、中心部110の下側から第1折曲部120_1が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長され、側面溝部220を通るように配置されて第2側面溝230_2を貫通して突出する第2折曲部120_2、第1折曲部120_1から上側に延長される針で形成された第1針部130_1、第2折曲部120_2から上側に延長される針で形成された第2針部130_2、第1針部130_1の末端から釣り用水平2本針100の中心方向及び下側方向に突出して形成された第1カエシ部140_1、第2針部130_2の末端から釣り用水平2本針100の中心方向及び下側方向に突出して形成された第2カエシ部140_2を含む釣り用水平2本針100を含む。
図8に示すように、釣り用水平2本針100の中心部110がダブルサイドルアーワーム200の上面溝部240に結合できるように、ダブルサイドルアーワーム200の上面溝部240は釣り用水平2本針100の中心部110と同じ幅を有し、釣り用水平2本針100がダブルサイドルアーワーム200とはめ込み方式で結合されて安定的に固定されるように、ダブルサイドルアーワーム200の上面溝部240は釣り用水平2本針100の中心部110より小さい幅を有してもよい。
図8に示すように、ダブルサイドルアーワーム200の第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2は釣り用水平2本針100の折曲部120_1、120_2の縦長さLより長く形成される。これによって、釣り用水平2本針100をダブルサイドルアーワーム200の内部に挿入して結合させることが容易になり、ダブルサイドルアーワーム200の第1側面溝230_1及び第2側面溝230_2の空白によりヒラメ釣り用ダブルサイドルアー400の動きがさらに華やかになる。
図7に示すように、釣り用水平2本針100の折曲部120_1、120_2の一部または全部、針部130_1、130_2及びカエシ部140_1、140_2がダブルサイドルアーワーム200の側面溝230_1、230_2を通過して突出するように配置され、釣り用水平2本針100とダブルサイドルアーワーム200が左右対称の形状で形成されることで、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアー400が水中でも水平を維持することができる。
図7に示すように、釣り用水平2本針100の連結部150はダブルサイドルアーワーム200の上面に突出するように形成され、これによって、連結部150は釣りに利用されるモトス(釣り糸)と連結されることができる。
また、連結部150に含まれた孔と中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150が形成する一平面が成す角度は90°(垂直)又はそれに近く形成されてもよい。これによって、ヒラメ釣りダブルサイドルアー400がモトス(釣り糸)に連結されても水中で水平を維持でき、使用者はダウンショット釣りを楽しむことができるようになる。
図9は、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアーの第2実施例を説明するための図である。
本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアー500は、本実施例によるヒラメ釣り用水平2本針100と、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワーム300が結合された形態であり得る。
具体的に、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアー500は、ダブルサイドルアーワーム300の本体をなすボディ部310、ボディ部310の長さ方向と垂直な方向にボディ部310を貫通するように形成され、ボディ部310の側面のうち一面及びその反対面にそれぞれ第1側面溝330_1及び第2側面溝330_2が形成されるようにする側面溝部320、ボディ部310の長さ方向にボディ部310の内部中心に形成されて側面溝部320と連結され、ボディ部310の上面に上面溝350が形成されるようにする上面溝部340を含む、ダブルサイドルアーワーム300を含む。
また、本実施例によるヒラメ釣り用ダブルサイドルアー500は釣り用水平2本針100の中心を成し、上面溝部340とはめ方式で結合される中心部110、中心部110の下側から一方向に折曲延長され、側面溝部320を通るように配置されて第1側面溝330_1を貫通して突出する第1折曲部120_1、中心部110の下側から第1折曲部120_1が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長され、側面溝部320を通るように配置されて第2側面溝330_2を貫通して突出する第2折曲部120_2、第1折曲部120_1から上側に延長される針で形成された第1針部130_1、第2折曲部120_2から上側に延長される針で形成された第2針部130_2、第1針部130_1の末端から釣り用水平2本針100の中心方向及び下側方向に突出して形成された第1カエシ部140_1、第2針部130_2の末端から釣り用水平2本針100の中心方向及び下側方向に突出して形成された第2カエシ部140_2を含む釣り用水平2本針100を含む。
図9に示すように、釣り用水平2本針100の中心部110がダブルサイドルアーワーム300の上面溝部340に結合できるように、ダブルサイドルアーワーム300の上面溝部340は釣り用水平2本針100の中心部110と同じ幅を有してもよく、釣り用水平2本針100がダブルサイドルアーワーム300とはめ方式で結合されて安定的に固定されるように、ダブルサイドルアーワーム300の上面溝部340は釣り用水平2本針100の中心部110より狭い幅を有してもよい。
図9に示すように、ダブルサイドルアーワーム300の第1側面溝330_1及び第2側面溝330_2は釣り用水平2本針100の折曲部120_1、120_2の縦長さLより長く形成されてもよい。これによって、釣り用水平2本針100をダブルサイドルアーワーム300の内部に挿入して結合させることが容易になり、ダブルサイドルアーワーム300の第1側面溝330_1及び第2側面溝330_2の空白によりヒラメ釣り用ダブルサイドルアー500の動きがさらに華やかになる。
図9に示すように、ダブルサイドルアーワーム300の側面溝部320がダブルサイドルアーワーム300を中心に行くほど狭くなる形態で構成された場合、釣り用水平2本針100がダブルサイドルアーワーム300の内部により安定的に結着されることができる。
図9に示すように、釣り用水平2本針100の折曲部120_1、120_2の一部または全部、針部130_1、130_2及びカエシ部140_1、140_2がダブルサイドルアーワーム300の側面溝330_1、330_2を通過して突出するように配置され、釣り用水平2本針100とダブルサイドルアーワーム300が左右対称の形状に形成されることで、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアー500が水中でも水平を維持することができる。
図7に示すように、釣り用水平2本針100の連結部150はダブルサイドルアーワーム300の上面に突出するように形成され、これによって、連結部150は釣りに利用されるモトス(釣り糸)と連結されることができる。
また、連結部150に含まれた孔と中心部110、第1折曲部120_1、第2折曲部120_2、第1針部130_1、第2針部130_2、第1カエシ部140_1、第2カエシ部140_2及び連結部150が形成する一平面が成す角度は90°(垂直)又はそれに近く形成されることができる。これによって、ヒラメ釣りダブルサイドルアー500がモトス(釣り糸)に連結されても水中で水平を維持でき、使用者はダウンショット釣りを楽しむことができる。
以上に記載された「含む」、「構成する」または「有する」などの用語は、特に反対の記載がない限り、当該構成要素が内在されることを意味することであるので、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができると解釈されなければならない。技術的や科学的な用語を含む全ての用語は、別の定義がない限り、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者により一般的に理解されるものと同一の意味を有する。事前に定義された用語のように一般的に使われる用語は、関連技術の文脈上の意味と一致するものと解釈されなければならず、本発明において明白に定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味と解釈されない。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な修正及び変形が可能である。従って、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例により本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、以下の請求範囲により解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
Claims (10)
- 釣り用水平2本針の中心をなす中心部;
孔を含み、前記中心部の上側に形成される連結部;
前記中心部の下側から一方向に折曲延長される第1折曲部;
前記中心部の下側から前記第1折曲部が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長される第2折曲部;
前記第1折曲部から上側に延長される針で形成された第1針部;
前記第2折曲部から上側に延長される針で形成された第2針部;
前記第1針部の末端から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第1カエシ部;及び
前記第2針部の末端から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第2カエシ部を含む、ヒラメ釣り用水平2本針。 - 前記中心部、前記連結部、前記第1折曲部、前記第2折曲部、前記第1針部、前記第2針部、前記第1カエシ部及び前記第2カエシ部は一平面上に配置されるように形成される、請求項1に記載のヒラメ釣り用水平2本針。
- 請求項1または2のヒラメ釣り用水平2本針に取り付けるヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワームであって、
ダブルサイドルアーワームのボディを成すボディ部;
前記ボディ部の長さ方向と垂直な方向に前記ボディ部を貫通するように形成され、前記ボディ部の側面のうち一面及び前記一面と反対面にそれぞれ第1側面溝及び第2側面溝が形成されるようにする側面溝部;及び
前記ボディ部の長さ方向に前記ボディ部の内部中心に形成されて前記側面溝部と連結され、前記ボディ部の上面に上面溝が形成されるようにする、上面溝部;
を含む、ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワーム。 - 前記側面溝部の内部面は、前記ダブルサイドルアーワームの長さ方向と垂直方向に形成される、請求項3に記載のヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワーム。
- 前記側面溝部の内部面は、前記ダブルサイドルアーワームの中心方向に行くほど狭くなるように形成される、請求項3に記載のヒラメ釣り用ダブルサイドルアーワーム。
- ダブルサイドルアーワームのボディを成すボディ部;
前記ボディ部の長さ方向と垂直な方向に前記ボディ部を貫通するように形成され、前記ボディ部の側面のうち一面及び前記一面と反対面にそれぞれ第1側面溝及び第2側面溝が形成されるようにする側面溝部;及び
前記ボディ部の長さ方向に前記ボディ部の内部中心に形成されて前記側面溝部と連結され、前記ボディ部の上面に上面溝が形成されるようにする、上面溝部を含む、ダブルサイドルアーワーム;及び
釣り用水平2本針の中心を成し、前記上面溝部とはめ込み方式で結合される中心部;
前記中心部の下側から一方向に折曲延長され、前記側面溝部を通るように配置されて前記第1側面溝を貫通して突出する第1折曲部;
前記中心部の下側から前記第1折曲部が折曲延長された方向と反対方向に折曲延長され、前記側面溝部を通るように配置されて前記第2側面溝を貫通して突出する第2折曲部;
前記第1折曲部から上側に延長される針で形成された第1針部;
前記第2折曲部から上側に延長される針で形成された第2針部;
前記第1針部の末端から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第1カエシ部;及び
前記第2針部の末端から前記釣り用水平2本針の中心方向及び下側方向に突出して形成された第2カエシ部を含む、釣り用水平2本針;
を含む、ヒラメ釣り用のダブルサイドルアー。 - 前記中心部、前記第1折曲部、前記第2折曲部、前記第1針部、前記第2針部、前記第1カエシ部及び前記第2カエシ部は一平面上に配置されるように形成される、請求項6に記載のヒラメ釣り用ダブルサイドルアー
- 前記釣り用水平2本針は、
孔を含み、前記中心部の上側に形成される連結部をさらに含み、
前記孔は前記一平面と垂直方向に形成される、請求項7に記載のヒラメ釣り用ダブルサイドルアー。 - 前記第1側面溝及び第2側面溝は、前記釣り用水平2本針の第1折曲部及び第2折曲部の縦長さと同一に又はより大きく形成される、請求項6に記載のヒラメ釣り用ダブルサイドルアー。
- 前記釣り用水平2本針の形状は、前記中心部の長さ方向を基準に左右対称であり、前記ダブルサイドルアーワームの形状はボディ部の長さ方向を基準に左右対称であり、
前記釣り用水平2本針と前記ダブルサイドルアーワームは、前記ヒラメ釣り用ダブルサイドルアーの全体的な形状が左右対称を成すように結合される、請求項6に記載のヒラメ釣り用ダブルサイドルアー。
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JP2022002482U Active JP3239228U (ja) | 2022-05-02 | 2022-07-28 | ヒラメ釣り用水平2本針、ダブルサイドルアーワーム及びこれを含むダブルサイドルアー |
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