JP3239006U - 布体 - Google Patents

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松麟 曲
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Abstract

【課題】発汗性がよく持続的な涼感を有する布体を提供する。【解決手段】布体10は上層1と下層2は丸編み又は経編み方式によって中層3に織られ、前記上層1及び下層2の原料は総繊度が50から350デニールの糸であり、前記中層3の総繊度は10から150デニールの糸であることを構成とする。また、上層1及び下層2の原料はナイロン、ポリエチレン、リヨセル(登録商標)、ポリエステル、綿、レーヨン、またはポリエチレン並びにポリエステルの混合糸からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、織物生地の技術分野に関し、特に冷感布体に関する。
人々の生活水準の変化に伴い、衣類や寝具の機能性に対する要求が発生している。気温が高い時などは、人々は衣類や寝具の快適さを求め、織物の技術分野に関して快適さを感じる繊維や生地は、重要な分野となっている。
例えば綿、ウール、絹、麻の天然繊維は人々のニーズに対応しており、快適感をもたらす一方、その構造により不快感ももたらす。綿を用いた織物の吸水性は高いが、乾きづらいため汗がベタついたりする。ウールや麻の織物は繊維が太く固いため、使用者の肌に繊維が刺さりチクチク感じたりする問題があった。また、高い気温の環境下で生じる不快感を緩和することが生地の性能に対して望まれていた。
天然繊維は基本的に涼感機能を有さず、消費者の生地に対するニーズを満たすことができない。従来からナイロン繊維と雲母などの熱伝導効果が優れた鉱物を添加した冷感繊維は、周囲の温度を低下させ、優れた涼感効果を実現しているが十分とは言えず使用者が涼しいと感じるほどではなかった。
本考案の目的は発汗性がよく清涼感を持続的に感じることができる布体を提供する。
上記課題を解決するために、本考案の布体は、上層と下層は丸編み又は経編み方式によって中層に織られて一体の布体として形成されるものであって、前記上層及び前記下層の原料は総繊度が50から350デニールの糸であり、前記中層の原料の総繊度が10から150デニールの糸であることを特徴とするものである。
また、上層及び下層の原料はナイロン、ポリエチレン、リヨセル、ポリエステル、綿、レーヨン、またはポリエチレン並びにポリエステルの混合糸から選ばれた布体であることが好ましい。
また、ナイロンは冷ナイロンであることが望ましい。
また、中層はポリエステル、ナイロン、レーヨンから選ばれたモノフィラメントまたはマルチフィラメントであることが好ましい。
また、上層の原料はナイロンであって、その総繊度は80デニールであり、中層の総繊度は100デニールであり、下層の原料はナイロンであって、その総繊度は200デニールであることが好ましい。
本考案によれば、上層に吸収された熱量は中層から下層へと伝達し発散し汗などを蒸発させ、使用者の体温を低くしようとすることによって快適性を保つことができる。
本考案の実施例1の斜面図である。 本考案の実施例1の断面図である
図1及び図2に示すように、本考案の布体10は、上層1と下層2が丸編み又は経編み方式によって中層3に織り込まれることで、三層構造でありながら一体的な布体10として形成されるものである。
また、上層1及び下層2及び中層3を織り込む連結糸は、原料はポリエステルで、モノフィラメントであるがその太さは特に限定されない。
上層1と下層2の原料は吸水性、発汗性を有し、柔軟な手触りと、平坦な表面を有するためにナイロンを原料とするが、 ポリエチレン、リヨセル、ポリエステル、綿、レーヨンであってもよい。また原料の総繊度は好適には50から350デニールであるが、より好ましくは上層1が80デニールであり、下層2が200デニールである。
ここで、デニールとは糸の太さを表わす単位であり、9000mで1gあるものを1デニールとしており、9000m当たりの重量が増えるほど糸が太くなり、デニール数も大きくなる。
原料がナイロンの場合は冷ナイロンを用いるが、冷ナイロンとはナイロン素材のチップに、冷感材料として用いられる玉石粉を添加して紡糸された冷ナイロン糸によって編み込まれており、冷ナイロンは手触りが良好で、生地の快適性を向上させることができる。
前記中層3は、ポリエステルまたはナイロンまたはレーヨンを原料とするが、前記上層1と前記下層2の生地の使用状況に応じて具体的に決定することができる。また原料はモノフィラメントまたはマルチフィラメントであり、その総繊度は好適には10から150デニールであり、より好適には100デニールである。
本考案の布体10の具体的な使用例として肌掛け布団、敷パット、枕パット、ラグなどの寝具やジャケットに具備することもできる。
なお、本考案の布体10の大きさについては特に限定されるものではなく、生地化することも可能であり、その一例として、前記上層1及び前記下層2及び前記中層3は5mmから20mmから選択された高さで形成することも可能である。
また、布体10の布端がほつれないように、その布端をバイピングすることも可能である。なおバイピングに用いられる原料はポリエステルなどが主であるが、特に限定されない。
(冷感試験)
上層1の原料の総繊度が80デニールであり、中層3の総繊度が100デニールであり、下層2の原料はナイロンであって、その総繊度が200デニールからなる布体において、接触冷温感試験機(KES-F7II)を用い、肌が触れた時に感じる温かい、冷たいといった熱の移動量の指標Qmax(接触冷温感評価値)を測定した。Qmax値が0.25以上に達することが確認でき、本考案の布体10は通気性、クッション性に優れ、手触りは涼感を感じられた。
1…上層、2…下層、3…中層、10…布体

Claims (5)

  1. 上層と下層は丸編み又は経編み方式によって中層に織られて一体の布体として形成されるものであって、前記上層及び前記下層の原料は総繊度が50から350デニールの糸であり、前記中層の原料の総繊度が10から150デニールの糸であることを特徴とする布体。
  2. 上層及び下層の原料はナイロン、ポリエチレン、リヨセル、ポリエステル、綿、レーヨン、またはポリエチレン並びにポリエステルの混合糸から選ばれた請求項1の布体。
  3. ナイロンは冷ナイロンである請求項2の布体。
  4. 中層はポリエステル、ナイロン、レーヨンから選ばれたモノフィラメントまたはマルチフィラメントである請求項1の布体。
  5. 上層の原料はナイロンであって、その総繊度は80デニールであり、中層の総繊度は100デニールであり、下層の原料はナイロンであって、その総繊度は200デニールである請求項2または3の布体。
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