JP3238977U - 乾燥食品商品 - Google Patents

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Abstract

【課題】認識能力が低下した高齢者でも毎回適切な量のL-DOPAを手軽に安心して確実に摂取することができ、食感がよく、L-DOPAの吸収率も高く、安全で使用勝手がよく、長期の保存も可能である乾燥食品商品を提供する。【解決手段】水分を加える事で1回分の食品となる乾燥食品が容器1に密封された乾燥食品商品であって、乾燥食品は、1回分辺り50mg以上500mg以下のL-DOPAを含むムクナ豆乾燥粉末を含有し、1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様であり、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径は、300μm以下である。【選択図】図1

Description

本考案は、ムクナ豆乾燥粉末を含む乾燥食品商品、に関する。
L-DOPA( Lドーバ、レポドパ= L-3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン)は哺乳動物において,神経伝達物質であるドーパミンやアドレナリンの前駆体として重要であるためパーキンソン病等ヒトの脳疾患に効果があることが知られている。
ムクナ豆(八升豆)は、このL-DOPAが、乾重量あたり約3~9%と非常に多く含有している。
しかし,ヒトにおけるL-DOPAの許容量は1.5 g/dayであり、ムクナ豆1粒(約1g)に含まれるL-DOPA量にはバラツキがあるが平均すると40mgほどもあるため、ヒトがムクナ豆を一度に過剰摂取すると,精神の異常、心拍数の増加,嘔吐,下痢,食欲不振などを引き起こすことがある。
このようにL-DOPAは、高い効果が見込める反面、適切な量を超えて摂取すると、様々な副作用を生じることが報告されている。
一方で、一回分辺りの適切なL-DOPA量は各人毎に異なるところ、ユーザー(消費者等)はムクナ豆を摂取する際、そのムクナ豆に含まれるL-DOPA量を把握することができなかったので、ムクナ豆の分量から体調が改善したか否かを判断する等、場合によっては副作用を伴う試行錯誤を続ける必要があった。
そもそも、ムクナ豆各々に対して実際に含まれるL-DOPA量にはバラツキがあり、ムクナ豆の状態によっても吸収率が異なるので、ユーザーはムクナ豆の分量からでは正確なL-DOPA量が分らず、適切にL-DOPAを摂取することができなかった。
また、認識能力が低下した高齢者など、飲み忘れたり、一回分の分量を間違えたり、把握できなかったりして問題となっている。
さらに、ムクナ豆自体(特に皮の部分は超硬質)は非常に硬く、長時間煮沸したり、皮の部分を取り除く必要があったりと、咀嚼可能となるまでの加工や調理等するのに手間や時間がかかるものであり、また、収穫時期が限られることもあるので、ムクナ豆を粉末化させていつでも手軽に利用できるようにしたものもある。
しかしながら、粉末化したムクナ豆は粉末の大きさによっては咀嚼しなくてはならず、また粉末の状態では飲み込むのが困難(嚥下困難)なので、高齢者などでは誤嚥のリスクがあった。
仮に摂取にあたって水とともに喉に流し込もうとしても、粉末化したムクナ豆は、喉に付着すると、水に溶解しないので喉に残留することになり、むせたり、誤嚥を生じたりすることがあった。特にムクナ豆の皮の部分は超硬質なので、皮の部分を含んだ状態で粉末にする場合には、これらの問題が生じ易かった。
さらには粉末化したムクナ豆は酸化しやすく長期の保存が難しかった。
特許第6671714号
本考案は上記従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、認識能力が低下した高齢者でも毎回適切な量のL-DOPAを手軽に安心して確実に摂取することができ、食感がよく、L-DOPAの吸収率も高く、安全で使用勝手がよく、酸化を抑え、長期の保存が可能である乾燥食品商品を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案の乾燥食品商品は、水分を加える事で1回分の食品となる乾燥食品が容器に密封された乾燥食品商品であって、前記乾燥食品は、1回分辺り50mg以上500mg以下のL-DOPAを含むムクナ豆乾燥粉末を含有し、1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様であることを特徴とする。
上記のとおり構成したので、毎回適切な量のL-DOPAを手軽に確実に摂取することができる。特に本考案は食事の際に1回分を摂取するものなので、朝昼晩と1日に最大3回摂取した場合に1日の許容量である1500mgを超えないように1回分が500mg以下であることで、認識能力が低下した高齢者でも安心して摂取できる。
なお、1回分のL-DOPAが50mg未満の場合は通常L-DOPAによる効果が見込めない。
また、乾燥状態で容器に密封されているので品質や風味が劣化するのを抑えることができる。
さらに水分を含まない乾燥食品であり、必要な回数分だけあれば良いので、体積を少なく、重さを軽くできるので、持ち歩くのに便利であり、旅行等に携帯するのにも適している。
なお、本考案の「水分を加える事で1回分の食品となる乾燥食品」について、「水分」とは、例えば、水、熱湯、牛乳、豆乳等水分を含むものであれば本考案の「水分」に該当し得る。
また、「1回分」とは一人が1回の食事で必要とする量を示す。例えば、食品が味噌汁の場合、1回の食事で必要となる味噌汁の量(通常はお椀1杯)のことである。
また、本考案において「食品」とは、乾燥食品とすることができるものではあるが、乾燥食品の状態(乾燥状態)で食するものでなく、水分を加えることでヒトが通常食する食べ物となった状態のものを示す。
また、「乾燥食品」とは本考案の構成を満たすものであれば、例えば、フリーズドライ食品やエアードライ食品も含み得る。
また、本考案において、「ムクナ豆乾燥粉末」とは、例えば焙煎後のムクナ豆を粉末化して形成されたものであるが、本考案の構成を満たすものであれば、他の方法で形成されたものも含み得る。例えば、ムクナ豆の抽出液を乾燥させて形成してもよい。
ここで「容器」とは乾燥食品を密封することが可能な形態であればいかなる形態であってもよく、例えば、包装体、ビン、カプセル、プラスチック、ビニール袋等が考えられる。
また、「1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様」とは、1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様であれば如何なる態様も含まれ得る。例えば、L-DOPAを100mg含む場合には、容器の側面に「L-DOPA100mg含有」、「100mg」、「100」又は「百」等と記載されていたり、容器の色が黄色で商品購入時や同封された説明書などに容器の色が黄色の場合はL-DOPAが100mg含まれることが説明されていたり、このような容器自体又は容器自体とその態様を説明するもの(説明書等)で1回分辺りのL-DOPA量を認識できる態様だけでなく、商品の梱包材や商品に同封された説明書などに容器に入っているL-DOPA量が説明されていたりする態様も含まれ得る。
具体的な態様を図1により説明する。
例えば、図1(A)の容器1(包装体)の中には乾燥味噌汁が、図1(B)の容器1(包装体)の中には乾燥コーンスープがそれぞれ1回分密封されている。そして、これら容器1と共に同封された説明書には「☆」1個がL-DOPA100mgに対応することが説明されている。そうすると、図1(A)の容器1の側面には、「☆」が1個示されているのでL-DOPAは100mg含まれていることが分る。また、図1(B)の容器1の側面には、「☆」が5個示されているので、L-DOPAは500mg含まれていることが分る。よって、図1の(A)及び(B)は1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様を示すものである。
また、通常L-DOPA量には若干の誤差(例えば、±5%、±10%又は±20%位)が見込まれるので、「L-DOPA量が認識できる態様」として、数値範囲などで示されていてもよい。例えば、L-DOPAを概算100mg含む場合には、容器の側面に「L-DOPA80mg以上120mg以下」、「80-120」等と記載されていても本願考案に含み得る。
なお、ムクナ豆乾燥粉末に含まれるL-DOPA量の変動に対処するため、本商品製造時等にL-DOPA量の測定を頻繁に行うなどして、このような誤差を少なくすることができる。
また、本考案の乾燥食品商品は、前記ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が、300μm以下であることを特徴とする。
ここで、平均粒径が300μm以下のムクナ豆粉末は水分を加えた後の食品となった状態では粉末自体は溶解しないものの、咀嚼せずとも飲み込むことができ、さらには、粉末表面が水分で覆われ湿潤状態となることから、喉に直接粉末表面が付着し難くなり、むせや誤嚥のリスクを減少させることができる。
また、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が小さくなると消化しやすくなるのでL-DOPAの吸収率が高くなり、さらには、喉越しや舌触りや食感が良くなる。
特にムクナ豆乾燥粉末が、超硬質な皮の部分を含む焙煎後のムクナ豆を用いる場合にはムクナ豆乾燥粉末の平均粒径をさらに小さくすることが望ましい。
例えば、(皮を含む焙煎後のムクナ豆を粉末化した)ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が、80μm以下だと喉越しが良好となる点、49μm以下だと舌触りにザラツキを感じ難くなる点から好ましい。
また、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が小さくなり過ぎると粉砕時の歩留まりが悪くなり、生産効率が低下する。より好ましくは4μm以上25μm未満である。
また、本考案の乾燥食品商品は、前記乾燥食品の水分率が、10%以下であることを特徴とする。
一般に乾燥食品は湿気を吸い易く、酸化・品質低下し易いが、容器に密封された状態で水分率を10%以下とすることで、これらを防止する効果を持続できる。
ムクナ豆乾燥粉末の水分率を10%以下にすることで、粉末体へのカビ等の発生や腐敗が防止され、乾燥食品の品質や風味を長期に保つことが可能となる。さらには、粉末体の水分率を7%以下、6%以下、好ましくは5%以下とすることが望ましい。
すなわち、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径がより小さくなることで、表面積がさらに拡大するため、広い範囲で空気に触れて、湿気を吸いやすく、酸化する等で品質低下し易くなるので、例えば、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が80μm以下の場合は水分率7%以下、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が49μm以下の場合は水分率6%以下、ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径が24μm以下の場合は水分率5%以下、であることが好ましい。
なお、水分率は乾燥減量法により測定した値である。乾燥減量法は、まず水分を含んだ処理前の含水有機物の重量を計測し、その後、含水有機物を加熱して水分を蒸発させ、水分がゼロになった含水有機物の重量を計測することによって、減量した重量を水分と仮定し、水分率を測定するものである。
また、本考案の乾燥食品商品は、さらに塩分を含む乾燥調味料を含有することを特徴とする。
こうすることで、乾燥調味料により、本乾燥食品に水分(湯)等を加えるだけで所望の食品、所望の味覚の食品を得ることができる。例えば、乾燥調味料が味噌粉末(さらに具材として乾燥ワカメ等)の場合には、お湯を加えるだけで、1回分の味噌汁(食品)を得ることができ、L-DOPAの摂取を意識せずとも、簡単な作業で食品とともに効率的に適切な量のL-DOPAを摂取することが可能となる。
さらに、乾燥調味料は塩分を含んでおり、塩分(塩化ナトリウム)は吸湿性があるので乾燥剤として、また、ダニやカビ等の発生を防ぐ殺菌剤としての効果があり、安全な乾燥剤、殺菌剤としての役割を果たす。
特に本考案は、食品でありL-DOPA以外にも例えば具材(乾燥ワカメ、乾燥豆腐等)を含み得るものであり、具材等が完全に殺菌されていない場合も想定されるから、このような殺菌剤としての効果を有する塩分が含まれることが好ましい。
また、本考案の乾燥食品商品は、前記食品がスープであることを特徴とする。
ここで、本考案のスープとは、肉、野菜や魚介類など煮込んだ水分の多い料理、汁や汁物とする料理や、羹(あつもの)や吸物とする料理などのことを示す。
このように食品がスープの場合、十分な水分量を確保できるから、粉末表面を確実に水分で覆うことが出来、口腔内や咽頭にくっついて残留することを防ぎ、むせや誤嚥のリスクを防止できる。
また、本考案の乾燥食品商品は、前記食品が味噌汁、コーンスープ、コンソメスープ、ポタージュスープ又はトマトスープであることを特徴とする。
このように食品が味噌汁、コーンスープ、コンソメスープ、ポタージュスープ、トマトスープ等であれば、十分な水分量により誤飲等のリスクを防止できることに加え、特に意識することなく毎日の食事の中で自然に食することが可能である。
この場合の乾燥調味料としては、それぞれ味噌粉末、コーンスープ粉末、コンソメスープ粉末、ポタージュスープ粉末、トマトスープ粉末等が好ましい。
認識能力が低下した高齢者でも、毎回適切な量のL-DOPAを忘れることなく手軽に安心して確実に摂取することができる。
また、ムクナ豆は粉末なので食感がよく、L-DOPAの吸収率も高くなり、さらに塩分を含む乾燥調味料(乾燥剤)と一緒に密封された容器に入っているので、安全で使用勝手がよく、長期の保存も可能である。
本考案の乾燥食品商品(容器の外観)の説明図である。 本考案の実施例に係る乾燥食品商品(容器の外観)の概略図である。 本考案の実施例1~5及び比較例1の評価結果を示す表である(ここでxはL-DOPA量、yはムクナ豆乾燥粉末の平均粒径、zは乾燥食品の水分率を示す。)。
以下、本考案を実施例および比較例により説明するが、本考案はこれらに限定されるものではない。
本考案の実施例において食品は味噌汁であり、その商品としての外観は図2で示されているような容器1であり、この中には水分を加える事で1回分の食品となる乾燥味噌汁(乾燥食品)がこの容器1に密封されている。
また、1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様として、この容器1の側面には、「L-DOPA 100mg」(図2の2参照)と記載されている。
なお、実施例1~5、比較例1で用いる乾燥食品約14.6gは、図2のようなスティック状の容器1(包装袋)に密封された状態で、少なくとも6ヶ月以上経った物である。
乾燥食品を食するときは、開口部となる箇所3近傍を指などで引きちぎり、できた包装袋の開口部を下方に傾け、この容器1内に密封された内容物をお椀などに入れて、そこにお湯をそそぐことで1回分の味噌汁を作ることが出来る。
このような容器に密封された乾燥食品商品を各参加者(実施例を得る為の実験に参加した高齢者含む複数の第三者)が1ヶ月間使用したところ、毎日忘れることなく、むせや誤嚥することなく、食することができた。また、大なり小なりL-DOPAの効果を副作用無く感じることができた(各人L-DOPA量50 mgの乾燥食品商品から開始し、各人毎に効果を感じたところを適切なL-DOPA量と判断し、そのL-DOPA量の乾燥食品商品の摂取を続けた。)。
すなわち、適切な量のL-DOPAを手軽に安心して確実に継続して摂取することができた。
実施例1~5及び比較例1は、以下<表1>に示す原材料を用いた。
また、乾燥味噌粉は塩分を含むものであって、具材として乾燥ワカメや乾燥ネギ等があり、これらが全て上記容器に入っている。なお、具材に関しては必ずしも同じ容器に入って無くても良く、別の容器に入っていてもよい。
<表1>
成分 配合量mg(L-DOPA mg) 配合比(%)
ムクナ豆(皮を含む焙煎後のムクナ豆) 2500 (100) 17%
乾燥味噌粉(塩分含) 7000 48%
その他(具材(乾燥ワカメ、乾燥ネギ等)) 5100 35%
<実施例1>
上記の表1に示す原材料を使用して、平均粒径300μmのムクナ豆乾燥粉末を用いた。また、水分率を10%とした。
<実施例2>
平均粒径100μmのムクナ豆乾燥粉末を用い、水分率を8%とした以外は、実施例1と同様にして得た。
<実施例3>
平均粒径80μmのムクナ豆乾燥粉末を用い、水分率を7%とした以外は、実施例1と同様にして得た。
<実施例4>
平均粒径49μmのムクナ豆乾燥粉末を用い、水分率を6%とした以外は、実施例1と同様にして得た。
<実施例5>
平均粒径24μmのムクナ豆乾燥粉末を用い、水分率を5%とした以外は、実施例1と同様にして得た。
<比較例1>
平均粒径310μmのムクナ豆乾燥粉末を用いた以外は、実施例1と同様にして得た。
・官能評価として、「喉越し」、「舌触り」及び「なめらかな食感」
各乾燥食品に熱湯(水分)を加え味噌汁にした後、各参加者が直接口に含み、評価項目「喉越し」、「舌触り」及び「なめらかな食感」について、特に味噌汁の汁により、それぞれ評価を行った。この評価では比較例1を基準品として、以下の尺度で評価を行った。
(尺度)
◎:基準品よりも喉越しが非常に良かった。
〇:基準品よりも喉越しが良かった。
△:基準品と同等であった。
(尺度)
◎:基準品よりも舌触りが非常に良かった。
〇:基準品よりも舌触りが良かった。
△:基準品と同等であった。
(尺度)
◎:基準品よりも非常になめらかな食感であった。
〇:基準品よりもなめらかな食感であった。
△:基準品と同等であった。
評価結果は図3の表に示す。
これによると、実施例1~5は何れも比較例1よりも「喉越し」、「舌触り」及び「なめらかな食感」が良好であり、特に、平均粒径が小さい程、「喉越し」、「舌触り」が良く、また「なめらかな食感」であった。
以上、本考案の好適な実施例等により本考案を説明したが、実用新案登録請求の範囲に定義された本考案の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら実施例等の詳細および添付の図面により本考案が限定されるものと解釈してはならない。
1 容器
2 容器の側面(L-DOPA量を認識できる態様)
3 開口部となる箇所

Claims (6)

  1. 水分を加える事で1回分の食品となる乾燥食品が容器に密封された乾燥食品商品であって、
    前記乾燥食品は、1回分辺り50mg以上500mg以下のL-DOPAを含むムクナ豆乾燥粉末を含有し、
    1回分辺りのL-DOPA量が認識できる態様であり、
    前記ムクナ豆乾燥粉末の平均粒径は、300μm以下であることを特徴とする乾燥食品商品。
  2. 前記ムクナ豆乾燥粉末は、皮を含む焙煎後のムクナ豆を粉末化したものであり、平均粒径は、80μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の乾燥食品商品。
  3. 前記乾燥食品の水分率は、10%以下であることを特徴とする請求項2に記載の乾燥食品商品。
  4. 前記乾燥食品は、さらに塩分を含む乾燥調味料を含有することを特徴とする請求項3に記載の乾燥食品商品。
  5. 前記食品は、スープであることを特徴とする請求項4に記載の乾燥食品商品。
  6. 前記食品は、味噌汁、コーンスープ、コンソメスープ、ポタージュスープ又はトマトスープであることを特徴とする請求項5に記載の乾燥食品商品。
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