JP3238944B2 - 薄毛化抑制用組成物 - Google Patents
薄毛化抑制用組成物Info
- Publication number
- JP3238944B2 JP3238944B2 JP16127292A JP16127292A JP3238944B2 JP 3238944 B2 JP3238944 B2 JP 3238944B2 JP 16127292 A JP16127292 A JP 16127292A JP 16127292 A JP16127292 A JP 16127292A JP 3238944 B2 JP3238944 B2 JP 3238944B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino
- oxide
- formula
- ethanol
- consistent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D213/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/89—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms directly attached to the ring nitrogen atom
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/49—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
- A61K8/494—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with more than one nitrogen as the only hetero atom
- A61K8/4953—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with more than one nitrogen as the only hetero atom containing pyrimidine ring derivatives, e.g. minoxidil
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
- A61P17/14—Drugs for dermatological disorders for baldness or alopecia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D239/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
- C07D239/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
- C07D239/24—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D239/28—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
- C07D239/46—Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
- C07D239/50—Three nitrogen atoms
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Birds (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアミン官能基により2,
4および6位置においてトリ置換したピリミジンN−オ
キサイド化合物またはそのスルホ共役誘導体を含有す
る、薄毛化を抑制しまた毛髪の増殖を誘発しかつ刺戟す
るための特に局所的に適用する組成物ならびにこの組成
物中に使用する新規なピリミジンN−オキサイド化合物
またはそのスルホ共役誘導体に関する。
4および6位置においてトリ置換したピリミジンN−オ
キサイド化合物またはそのスルホ共役誘導体を含有す
る、薄毛化を抑制しまた毛髪の増殖を誘発しかつ刺戟す
るための特に局所的に適用する組成物ならびにこの組成
物中に使用する新規なピリミジンN−オキサイド化合物
またはそのスルホ共役誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】2,4−ジアミノ−6−ピペリジノピリ
ミジン−3−オキサイドまたは「Minoxidil」
は抗高血圧特性をもつが、薄毛化、円形脱毛症、落屑皮
膚炎および禿頭病の治療にも使用されることが現有技術
においてすでに知られている。
ミジン−3−オキサイドまたは「Minoxidil」
は抗高血圧特性をもつが、薄毛化、円形脱毛症、落屑皮
膚炎および禿頭病の治療にも使用されることが現有技術
においてすでに知られている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、2,4およ
び6位置においてアミン官能基によりトリ置換したピリ
ミジン3−オキサイドから誘導する特定な部類の化合物
を用い、有毛頭皮の疾病を治療するのに特に有効である
局所的適用のために特に使用する薄毛化の治療および予
防のための新規な組成物を見出した。本発明者の企図す
る化合物は毛髪を再生し、毛髪の増殖を誘発しかつ刺戟
しまた薄毛化を抑制するのに特に有効である。この化合
物は化粧品および医薬品中に通常使用する媒体中への優
れた溶解性も示す。さらに本発明者は、この化合物のう
ちある種のものが、Minoxidilよりもかなり低
く、ゼロでさえある抗高血圧活性を示すことを確認して
いる。
び6位置においてアミン官能基によりトリ置換したピリ
ミジン3−オキサイドから誘導する特定な部類の化合物
を用い、有毛頭皮の疾病を治療するのに特に有効である
局所的適用のために特に使用する薄毛化の治療および予
防のための新規な組成物を見出した。本発明者の企図す
る化合物は毛髪を再生し、毛髪の増殖を誘発しかつ刺戟
しまた薄毛化を抑制するのに特に有効である。この化合
物は化粧品および医薬品中に通常使用する媒体中への優
れた溶解性も示す。さらに本発明者は、この化合物のう
ちある種のものが、Minoxidilよりもかなり低
く、ゼロでさえある抗高血圧活性を示すことを確認して
いる。
【0004】従って本発明は、ピリミジンN−オキサイ
ド化合物またはその特定的なスルホ共役誘導体を含有す
る、薄毛化の治療および予防のための新規な組成物を目
的とする。本発明はこの組成物中に使用する新規なピリ
ミジンN−オキサイド化合物またはそのスルホ共役誘導
体も目的とする。他の一目的は薄毛化を治療するための
医薬品を製造するために本発明の化合物を使用すること
である。他の目的は以下の記載および実施例に照らせば
明らかとなろう。
ド化合物またはその特定的なスルホ共役誘導体を含有す
る、薄毛化の治療および予防のための新規な組成物を目
的とする。本発明はこの組成物中に使用する新規なピリ
ミジンN−オキサイド化合物またはそのスルホ共役誘導
体も目的とする。他の一目的は薄毛化を治療するための
医薬品を製造するために本発明の化合物を使用すること
である。他の目的は以下の記載および実施例に照らせば
明らかとなろう。
【0005】本発明の組成物は、生理学的に許容できる
媒体中に、式
媒体中に、式
【化3】 (式中、R1 およびR2 は互いに独立に水素原子または
C1 〜C8 アルキル基を表わすが、同時には水素原子を
表わさず、R3 およびR4 は互いに独立に水素原子、C
1 〜C8 アルキル基を表わしあるいはピリミジン環の6
位置に結合する窒素原子とともにC3 〜C8 複素環を形
成するが、同時には水素原子を表わさず、Xは水素また
はハロゲン原子を表わし、YはOまたはOSO3 を表わ
す)をもつ化合物を少くとも一つ含有することを特徴と
する。
C1 〜C8 アルキル基を表わすが、同時には水素原子を
表わさず、R3 およびR4 は互いに独立に水素原子、C
1 〜C8 アルキル基を表わしあるいはピリミジン環の6
位置に結合する窒素原子とともにC3 〜C8 複素環を形
成するが、同時には水素原子を表わさず、Xは水素また
はハロゲン原子を表わし、YはOまたはOSO3 を表わ
す)をもつ化合物を少くとも一つ含有することを特徴と
する。
【0006】本発明の式(I)の化合物は、化粧品また
は医薬品として許容できる酸付加塩例えばスルホン酸、
塩酸、臭化水素酸、燐酸、酢酸、安息香酸、サリチル
酸、グリコール酸、コハク酸、ニコチン酸、酒石酸、マ
レイン酸、パモイン酸、メタンスルホン酸、ピクリン
酸、乳酸の塩などに変えてよい。
は医薬品として許容できる酸付加塩例えばスルホン酸、
塩酸、臭化水素酸、燐酸、酢酸、安息香酸、サリチル
酸、グリコール酸、コハク酸、ニコチン酸、酒石酸、マ
レイン酸、パモイン酸、メタンスルホン酸、ピクリン
酸、乳酸の塩などに変えてよい。
【0007】本発明において、C1 〜C8 アルキル基は
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、第三ブチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ヘ
キシル基のうちから選択するのが望ましい。ハロゲン原
子とは好ましくは塩素または臭素である。C3 〜C8 複
素環基とは、好ましくはモルホリノ、ピペリジノ、ピロ
リジノ、ピペラジノ、N−アルキル−4´ピペラジノ基
であって、4´位置のアルキル基が望ましくは1〜6個
の炭素原子を含むものである。
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、第三ブチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ヘ
キシル基のうちから選択するのが望ましい。ハロゲン原
子とは好ましくは塩素または臭素である。C3 〜C8 複
素環基とは、好ましくはモルホリノ、ピペリジノ、ピロ
リジノ、ピペラジノ、N−アルキル−4´ピペラジノ基
であって、4´位置のアルキル基が望ましくは1〜6個
の炭素原子を含むものである。
【0008】一般式(I)の化合物のうちいくつかのも
のは、それ自体既知であり、特にアップジョン社の米国
特許第4,287,338号および第4,308,27
1号明細書中に抗高血圧剤として記載されている。
のは、それ自体既知であり、特にアップジョン社の米国
特許第4,287,338号および第4,308,27
1号明細書中に抗高血圧剤として記載されている。
【0009】本発明の新規な化合物は、構造:
【化4】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 およびXは上記の式
(I)に示したのと同じ意味をもつが、R1 およびR2
は同時にC1 〜C8 アルキル基を表わす)有する化合物
およびその生理学的に許容できる酸付加塩である。
(I)に示したのと同じ意味をもつが、R1 およびR2
は同時にC1 〜C8 アルキル基を表わす)有する化合物
およびその生理学的に許容できる酸付加塩である。
【0010】下記の式(IA)
【化5】 (式中、R1 、R3 およびR4 は上記に示したのと同じ
意味をもつ)をもつ特定の化合物は、式R1 NH2 のア
ミンを式
意味をもつ)をもつ特定の化合物は、式R1 NH2 のア
ミンを式
【化6】 の2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンに反応させ
ることによって得ることができる。
ることによって得ることができる。
【0011】次にメタクロロ過安息香酸のようなカルボ
キシル過酸によりピリミジン環の3位置において酸化を
行ない、引続いて、得られる生成物のピリミジン環に対
して新核芳香族置換によりNHR3 R4 を導入する。こ
の方法は以下の反応図によって表わせる。
キシル過酸によりピリミジン環の3位置において酸化を
行ない、引続いて、得られる生成物のピリミジン環に対
して新核芳香族置換によりNHR3 R4 を導入する。こ
の方法は以下の反応図によって表わせる。
【化7】
【0012】下記の式(IB)
【化8】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 は上記に示したのと同
じ意味をもつ)をもつ特定の化合物は、式R1 NH2 お
よびR2 NH2 のアミノを式(4)
じ意味をもつ)をもつ特定の化合物は、式R1 NH2 お
よびR2 NH2 のアミノを式(4)
【化9】 の2,4,6−トリクロロピリミジンに逐次的に反応さ
せて得る。
せて得る。
【0013】次にカルボキシル過酸、望ましくはメタク
ロロ過安息香酸によってピリミジン環の3位置において
酸化を行ない、引続いて、HNR3 R4 アミンにより、
6位置の塩素原子を新核芳香族置換する。この方法は下
記の反応図により表わせる。
ロロ過安息香酸によってピリミジン環の3位置において
酸化を行ない、引続いて、HNR3 R4 アミンにより、
6位置の塩素原子を新核芳香族置換する。この方法は下
記の反応図により表わせる。
【化10】
【0014】下記の式(IC)
【化11】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味
をもつ)をもつ特定の化合物は、式
をもつ)をもつ特定の化合物は、式
【化12】 の2−チオメチル−6−クロロ−4−アミノピリミジン
にOxone(商品名)(KHSO5 )を反応させて得
る。
にOxone(商品名)(KHSO5 )を反応させて得
る。
【0015】得られる生成物(9)のピリミジン環の2
位置に−NHR2 アミノ置換基を導入する。次にカルボ
キシル過酸望ましくはメタクロロ過安息香酸によってピ
リミジン環の3位置において酸化を行ない、次いで新核
芳香族置換により6位置にNHR3 R4 アミンを導入す
る。この方法は以下の反応図によって表わせる。
位置に−NHR2 アミノ置換基を導入する。次にカルボ
キシル過酸望ましくはメタクロロ過安息香酸によってピ
リミジン環の3位置において酸化を行ない、次いで新核
芳香族置換により6位置にNHR3 R4 アミンを導入す
る。この方法は以下の反応図によって表わせる。
【化13】
【0016】Yが酸素原子を表わす一般式(I)の本発
明の特定的化合物は、文献(J.Med,Chem.2
6.(1983年)、1791〜1793頁)に記載の
標準的な方法に従う硫酸塩化によって下記に規定する式
(ID)のO−サルフェート同族体に変えることができ
る。硫酸化反応体としては、三酸化硫黄−ピリジン、三
酸化硫黄−トリエチルアミンまたは三酸化硫黄−エチル
ジイソプロピルアミンの錯体を用いる。使用する溶媒は
ジメチルホルムアミド、クロロホルム、アセトニトリル
またはこれらの二元混合物であるのが好ましい。温度は
0〜25℃程度であり、反応時間は1〜24時間であ
る。
明の特定的化合物は、文献(J.Med,Chem.2
6.(1983年)、1791〜1793頁)に記載の
標準的な方法に従う硫酸塩化によって下記に規定する式
(ID)のO−サルフェート同族体に変えることができ
る。硫酸化反応体としては、三酸化硫黄−ピリジン、三
酸化硫黄−トリエチルアミンまたは三酸化硫黄−エチル
ジイソプロピルアミンの錯体を用いる。使用する溶媒は
ジメチルホルムアミド、クロロホルム、アセトニトリル
またはこれらの二元混合物であるのが好ましい。温度は
0〜25℃程度であり、反応時間は1〜24時間であ
る。
【化14】
【0017】下記の式
【化15】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味
をもち、Xはハロゲンを表わす)をもつ特定の化合物
は、メタノールのようなアルコール存在下で式
をもち、Xはハロゲンを表わす)をもつ特定の化合物
は、メタノールのようなアルコール存在下で式
【化16】 をもつN−ハロゲノスクシンイミドとの反応により、
(IA)、(IB)および(IC)の化合物から得る。
(IA)、(IB)および(IC)の化合物から得る。
【0018】生理学的に許容可能な媒体中に、式(I)
の化合物またはその生理学的に許容可能な酸付加塩を少
くとも一つ含有する本発明の組成物は、化粧品または医
薬品の分野において、特に局所的に適用することができ
る。本組成物は薄毛化特に禿頭病、円形脱毛症および落
屑皮膚炎の治療および予防に用いる。
の化合物またはその生理学的に許容可能な酸付加塩を少
くとも一つ含有する本発明の組成物は、化粧品または医
薬品の分野において、特に局所的に適用することができ
る。本組成物は薄毛化特に禿頭病、円形脱毛症および落
屑皮膚炎の治療および予防に用いる。
【0019】本組成物は生理学的に許容できる媒体し
て、化粧品であれ医薬品であれ局所的適用に適するあら
ゆる媒体であって活性物質と親和するものを含有してよ
い。本発明の化合物は、この媒体中に溶解した状態であ
ってよく、あるいは、特に微細化されて、分散した状態
であってよい。
て、化粧品であれ医薬品であれ局所的適用に適するあら
ゆる媒体であって活性物質と親和するものを含有してよ
い。本発明の化合物は、この媒体中に溶解した状態であ
ってよく、あるいは、特に微細化されて、分散した状態
であってよい。
【0020】医薬品として使用するための本組成物は、
軟膏、チンキ剤、クリーム、ポマード、粉末、貼り薬、
含浸ガーゼ、溶液、乳濁液、小胞状分散液、ローショ
ン、ゲル、スプレーまたは懸濁液の形をとる。組成物は
臨床的指示に従って、無水または水性であってよい。本
発明の組成物は0.1〜10重量%、特に0.2〜5重
量%の範囲の濃度で上記の医薬品組成物中に存在する。
軟膏、チンキ剤、クリーム、ポマード、粉末、貼り薬、
含浸ガーゼ、溶液、乳濁液、小胞状分散液、ローショ
ン、ゲル、スプレーまたは懸濁液の形をとる。組成物は
臨床的指示に従って、無水または水性であってよい。本
発明の組成物は0.1〜10重量%、特に0.2〜5重
量%の範囲の濃度で上記の医薬品組成物中に存在する。
【0021】化粧品組成物は特に、ローション、ゲル、
石けん、シャンプー、エアロゾルまたはムースの形で使
用され、化粧品として許容できる媒体中に式(I)の少
くとも一つの化合物またはその酸付加塩の一つを含有す
る。この組成物中の式(I)の化合物の濃度は0.01
〜5重量%、特に0.05〜3重量%である。
石けん、シャンプー、エアロゾルまたはムースの形で使
用され、化粧品として許容できる媒体中に式(I)の少
くとも一つの化合物またはその酸付加塩の一つを含有す
る。この組成物中の式(I)の化合物の濃度は0.01
〜5重量%、特に0.05〜3重量%である。
【0022】本発明の組成物は、化粧品または医薬品中
に通常使用する種々の添加剤、特に活性物質、例えばチ
アモルホリノンおよびその誘導体または尿素のような水
和剤、S−カルボキシメチルシステイン、S−ベンジル
システアミン、およびこれらの誘導体のような脂漏防止
剤、チオキソロンを含有してよい。本発明の化合物は毛
髪の再生および(または)薄毛化の抑制に関する活性を
さらに改善する化合物、一層特定的には下記の化合物と
組合わせることができる。
に通常使用する種々の添加剤、特に活性物質、例えばチ
アモルホリノンおよびその誘導体または尿素のような水
和剤、S−カルボキシメチルシステイン、S−ベンジル
システアミン、およびこれらの誘導体のような脂漏防止
剤、チオキソロンを含有してよい。本発明の化合物は毛
髪の再生および(または)薄毛化の抑制に関する活性を
さらに改善する化合物、一層特定的には下記の化合物と
組合わせることができる。
【0023】・ニコチン酸エステル、一層特定的にC1
〜C6 アルキルニコチネート特にメチルまたはヘキシル
ニコチネート、ベンジルまたはトコフェロールニコチネ
ート、・技術上周知のステロイド系および非ステロイド
系抗炎症剤、特にハイドロコーチゾン、その塩および誘
導体、ニフルミン酸、 ・レチノイド、一層特定的にトレチノインとも称するt
−トランスレチノイン酸、イソトレチノイン、レチノー
ルまたはビタミンAおよびそれらの誘導体、例えばアセ
テート、パルミテートまたはプロピオネート、亜鉛のそ
れぞれモトレチナイド、エトレチネート、t−トランス
レチノエート、 ・一層特定的にマクロライド、ピラノサイドおよびテト
ラクリン特にエリスロマイシンのうちから選択する抗菌
剤、 ・CinnarizineおよびDiltiazemの
ようなカルシウム拮抗剤、 ・エストリオールもしくはその類縁体またはチロキシン
およびその塩のようなホルモン、 ・オキセンドロン、スピロノラクトン、ジエチルスチル
ベストロールのような抗アンドロゲン剤、 ・ジメチルスルホキシドのようなOH基捕捉剤、 ・EP−A−211,610号およびEP−A−64,
012号明細書中に記載のごときエステル化オリゴ糖
類、 ・EP−A−375,388号明細書に記載のごときヘ
キソサッカリン酸の誘導体、特にグリコサッカリン酸、 ・EP−A−334,586号明細書に記載のごときグ
リコシダーゼインヒビター剤、特にD−グルカロ−1,
5−ラクタム、 ・EP−A−277,428号明細書に記載のごときグ
リコスアミノグリカナーゼおよびプロテオグリカナーゼ
インヒビター、特にL−ガラクトノ−1,4−ラクト
ン、 ・EP−A−403,238号明細書に記載のごときチ
ロシンキナーゼ抑制剤、特に1−アミド−1−シアノ−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチレン。
〜C6 アルキルニコチネート特にメチルまたはヘキシル
ニコチネート、ベンジルまたはトコフェロールニコチネ
ート、・技術上周知のステロイド系および非ステロイド
系抗炎症剤、特にハイドロコーチゾン、その塩および誘
導体、ニフルミン酸、 ・レチノイド、一層特定的にトレチノインとも称するt
−トランスレチノイン酸、イソトレチノイン、レチノー
ルまたはビタミンAおよびそれらの誘導体、例えばアセ
テート、パルミテートまたはプロピオネート、亜鉛のそ
れぞれモトレチナイド、エトレチネート、t−トランス
レチノエート、 ・一層特定的にマクロライド、ピラノサイドおよびテト
ラクリン特にエリスロマイシンのうちから選択する抗菌
剤、 ・CinnarizineおよびDiltiazemの
ようなカルシウム拮抗剤、 ・エストリオールもしくはその類縁体またはチロキシン
およびその塩のようなホルモン、 ・オキセンドロン、スピロノラクトン、ジエチルスチル
ベストロールのような抗アンドロゲン剤、 ・ジメチルスルホキシドのようなOH基捕捉剤、 ・EP−A−211,610号およびEP−A−64,
012号明細書中に記載のごときエステル化オリゴ糖
類、 ・EP−A−375,388号明細書に記載のごときヘ
キソサッカリン酸の誘導体、特にグリコサッカリン酸、 ・EP−A−334,586号明細書に記載のごときグ
リコシダーゼインヒビター剤、特にD−グルカロ−1,
5−ラクタム、 ・EP−A−277,428号明細書に記載のごときグ
リコスアミノグリカナーゼおよびプロテオグリカナーゼ
インヒビター、特にL−ガラクトノ−1,4−ラクト
ン、 ・EP−A−403,238号明細書に記載のごときチ
ロシンキナーゼ抑制剤、特に1−アミド−1−シアノ−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチレン。
【0024】本発明の化合物に対して、3−メチル−7
−クロロ〔2H〕−1,2,4−ベンゾ チアジアジン
−1,1−ジオキサイドに相当するジアゾオキサイド;
スピロキサゾンまたは7−(アセチルチオ)−4´,5
´−ジヒドスピロ〔アンドロスト−4−エン−17,2
´−(3´H)フラン〕−3−オン;レシチンのような
燐脂質;リノール酸およびリノレン酸;サリチル酸およ
びフランス特許第2,581,542号明細書に一層詳
細に記載されているサリチル酸誘導体、特にベンゼン環
の5位置に2〜12個の炭素原子をもつアルカノイル基
を有するサリチル酸誘導体;ヒドロキシカルボン酸また
はケトカルボン酸ならびにその対応するエステル、ラク
トンおよび塩;アントラリン、カロチノイド、5,8,
11,14−エイコサテトライノイン酸または5,8,
11−エイコサトリイノイン酸、それらのエステルおよ
びアミドのような化合物を、必要に応じて他の化合物と
混合して、組合わせることができる。
−クロロ〔2H〕−1,2,4−ベンゾ チアジアジン
−1,1−ジオキサイドに相当するジアゾオキサイド;
スピロキサゾンまたは7−(アセチルチオ)−4´,5
´−ジヒドスピロ〔アンドロスト−4−エン−17,2
´−(3´H)フラン〕−3−オン;レシチンのような
燐脂質;リノール酸およびリノレン酸;サリチル酸およ
びフランス特許第2,581,542号明細書に一層詳
細に記載されているサリチル酸誘導体、特にベンゼン環
の5位置に2〜12個の炭素原子をもつアルカノイル基
を有するサリチル酸誘導体;ヒドロキシカルボン酸また
はケトカルボン酸ならびにその対応するエステル、ラク
トンおよび塩;アントラリン、カロチノイド、5,8,
11,14−エイコサテトライノイン酸または5,8,
11−エイコサトリイノイン酸、それらのエステルおよ
びアミドのような化合物を、必要に応じて他の化合物と
混合して、組合わせることができる。
【0025】本発明の化合物は非イオンおよび両性界面
活性剤のうちから選択する界面活性剤と組合わせること
もできる。非イオン界面活性剤のうち、フランス特許第
1,477,048号、第2,091,516号、第
2,169,787号、第2,328,763号、第
2,574,786号明細書中に特に記載のポリヒドロ
キシプロピルエーテル、エチレンオキサイド1〜100
モル、望ましくは5〜35モルを含むオキシエチレン化
アルキル(C8 〜C9 )フェノール、nが8〜15であ
り、Xが1〜10である式CnH2 n+1(C6 H10O
5 )xHのアルキルポリグリコシドをあげることができ
る。両性界面活性剤のうち、CTFA辞典第3版(19
82年刊)に規定されており、特に、MIRANOL社
によりMIRANOL(商品名)の名で発売のアンホカ
ルボキシグリシネートおよびアンホカルボキシプロピオ
ネートがあげられる。
活性剤のうちから選択する界面活性剤と組合わせること
もできる。非イオン界面活性剤のうち、フランス特許第
1,477,048号、第2,091,516号、第
2,169,787号、第2,328,763号、第
2,574,786号明細書中に特に記載のポリヒドロ
キシプロピルエーテル、エチレンオキサイド1〜100
モル、望ましくは5〜35モルを含むオキシエチレン化
アルキル(C8 〜C9 )フェノール、nが8〜15であ
り、Xが1〜10である式CnH2 n+1(C6 H10O
5 )xHのアルキルポリグリコシドをあげることができ
る。両性界面活性剤のうち、CTFA辞典第3版(19
82年刊)に規定されており、特に、MIRANOL社
によりMIRANOL(商品名)の名で発売のアンホカ
ルボキシグリシネートおよびアンホカルボキシプロピオ
ネートがあげられる。
【0026】本発明の化合物は再生に関する活性をさら
に改善するとともに化粧品としても有利な特性を示す媒
体、例えばアルキレングリコール特にC1 〜C4 アルキ
レングリコールのまたはジアルキレングリコール特にC
1 〜C4 ジアルキレングリコールのアルキルエーテル特
にC1 〜C4 アルキルエーテル、と、エチルアルコール
と水との揮発性の三元混合物中に導入されてよく、グリ
コール溶媒はエチレングリコールのモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールのモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールのモノメチルエーテルである。
に改善するとともに化粧品としても有利な特性を示す媒
体、例えばアルキレングリコール特にC1 〜C4 アルキ
レングリコールのまたはジアルキレングリコール特にC
1 〜C4 ジアルキレングリコールのアルキルエーテル特
にC1 〜C4 アルキルエーテル、と、エチルアルコール
と水との揮発性の三元混合物中に導入されてよく、グリ
コール溶媒はエチレングリコールのモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールのモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールのモノメチルエーテルである。
【0027】本発明の化合物は、ゲル化したまたは増粘
した生理学的に許容できる媒体、例えばヘテロバイオポ
リサッカライドによってゲル化した実質的に水性である
媒体例えばキサンタンガム、スクレログルカン、または
セルロース誘導体例えばセルロースエーテル、ポリヒド
ロキシエチルアクリレートまたはメタクリレートによっ
てゲル化したアルコール水性媒体あるいは多官能性剤に
よって架橋したポリアクリル酸によって特に増粘した実
質的に水性の媒体例えばグッドリッチ社によって発売の
CARBOPOL中に導入してもよい。
した生理学的に許容できる媒体、例えばヘテロバイオポ
リサッカライドによってゲル化した実質的に水性である
媒体例えばキサンタンガム、スクレログルカン、または
セルロース誘導体例えばセルロースエーテル、ポリヒド
ロキシエチルアクリレートまたはメタクリレートによっ
てゲル化したアルコール水性媒体あるいは多官能性剤に
よって架橋したポリアクリル酸によって特に増粘した実
質的に水性の媒体例えばグッドリッチ社によって発売の
CARBOPOL中に導入してもよい。
【0028】本組成物はまた、保存剤、安定化剤、pH調
整剤、浸透圧変更剤、乳化剤、A−紫外線およびB−紫
外線濾光剤、酸化防止剤例えば、α−トコフェノール、
ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエ
ンも含有してよい。生理学的に許容できる媒体は、水、
水と溶媒との混合物あるいは溶媒の混合物からなり、溶
媒は医薬品または化粧品として許容できる有機溶媒から
選択され、一層特定的にはC1 〜C4 低級アルコール例
えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール、第三
ブチルアルコール、アルキレングリコールおよびそのア
ルキルエーテル
整剤、浸透圧変更剤、乳化剤、A−紫外線およびB−紫
外線濾光剤、酸化防止剤例えば、α−トコフェノール、
ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエ
ンも含有してよい。生理学的に許容できる媒体は、水、
水と溶媒との混合物あるいは溶媒の混合物からなり、溶
媒は医薬品または化粧品として許容できる有機溶媒から
選択され、一層特定的にはC1 〜C4 低級アルコール例
えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール、第三
ブチルアルコール、アルキレングリコールおよびそのア
ルキルエーテル
【0029】溶媒は、存在する場合、組成物の全重量の
1〜80重量%の割合で存在する。増粘剤は組成物の全
重量の0.1〜5重量%、特に0.4〜3重量%の割合
で存在するのが好ましい。
1〜80重量%の割合で存在する。増粘剤は組成物の全
重量の0.1〜5重量%、特に0.4〜3重量%の割合
で存在するのが好ましい。
【0030】本発明は、毛髪の美観を改善するために、
毛髪または有毛頭皮に上記に規定した少くとも一つの組
成物を適用することからなる、毛髪または有毛頭皮を化
粧品処理することもまた目的とする。本発明の他の目的
は、毛髪の増殖を誘発しまたは刺戟するまた薄毛化を抑
制する作用をもつ医薬品を製造するために、上記に規定
した式(I)の化合物を含有する組成物を使用すること
からなる。
毛髪または有毛頭皮に上記に規定した少くとも一つの組
成物を適用することからなる、毛髪または有毛頭皮を化
粧品処理することもまた目的とする。本発明の他の目的
は、毛髪の増殖を誘発しまたは刺戟するまた薄毛化を抑
制する作用をもつ医薬品を製造するために、上記に規定
した式(I)の化合物を含有する組成物を使用すること
からなる。
【0031】処理は、ヒトの有毛頭皮の脱毛部分に上記
に規定した組成物を適用することから主としてなる。好
ましい適用態様は、1日1〜2回の頻度で、週に1〜7
日そして1〜6ヶ月かけて、組成物を1〜2g脱毛部分
に適用することからなる。本発明の組成物は、特に円形
脱毛症、薄毛化、落屑皮膚炎または禿頭病の治療に使用
できる。
に規定した組成物を適用することから主としてなる。好
ましい適用態様は、1日1〜2回の頻度で、週に1〜7
日そして1〜6ヶ月かけて、組成物を1〜2g脱毛部分
に適用することからなる。本発明の組成物は、特に円形
脱毛症、薄毛化、落屑皮膚炎または禿頭病の治療に使用
できる。
【0032】
【実施例】下記の諸例は、限定的な性格を何らもつこと
なく本発明を例解するためのものである。
なく本発明を例解するためのものである。
【0033】製 造 例 例1 2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−ジメチルアミノ
ピリミジン−3−オキサイドこの化合物は下記の反応図
によって生成する。
ピリミジン−3−オキサイドこの化合物は下記の反応図
によって生成する。
【化17】 第1段階 2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン10gをメタ
ノール100ml中に分散し、次いでプロピルアミン10
mlを添加しかつ24時間還流する。媒体を濃縮し、次い
で水100mlを加える。沈澱を冷時濾過し、次いでアセ
トニトリル中で再結晶する。単離した白色個体を乾燥
し、2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン6.3gを得る。 収率=55% 融点=104℃1 Hおよび13C核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析ス
ペクトルは期待する構造に一致する。 C7 H11N4 Clの元素分析 C H N Cl 計算値 45.05 5.94 30.02 18.99 実測値 45.13 5.98 30.14 18.87
ノール100ml中に分散し、次いでプロピルアミン10
mlを添加しかつ24時間還流する。媒体を濃縮し、次い
で水100mlを加える。沈澱を冷時濾過し、次いでアセ
トニトリル中で再結晶する。単離した白色個体を乾燥
し、2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン6.3gを得る。 収率=55% 融点=104℃1 Hおよび13C核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析ス
ペクトルは期待する構造に一致する。 C7 H11N4 Clの元素分析 C H N Cl 計算値 45.05 5.94 30.02 18.99 実測値 45.13 5.98 30.14 18.87
【0034】第2段階 エタノール100ml中の2−アミノ−4−プロピルアミ
ノ−6−クロロピリミジン5gの溶液にメタクロロ過安
息香酸18gを0℃において添加する。この混合物を0
℃で6時間撹拌し、次いで濾過し、2−アミノ−4−プ
ロピルアミノ−6−シクロピリミジン−3−オキサイド
2.4gを回収する。 収率=44% 融点=190〜195℃1 Hおよび13C核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析ス
ペクトルは期待する構造に一致する。
ノ−6−クロロピリミジン5gの溶液にメタクロロ過安
息香酸18gを0℃において添加する。この混合物を0
℃で6時間撹拌し、次いで濾過し、2−アミノ−4−プ
ロピルアミノ−6−シクロピリミジン−3−オキサイド
2.4gを回収する。 収率=44% 融点=190〜195℃1 Hおよび13C核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析ス
ペクトルは期待する構造に一致する。
【0035】第3段階 エタノール中のジメチルアミンの33%溶液50ml中に
2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−クロロピリミジ
ン2gを分散する。3時間にわたって還流する。反応媒
体を真空下で蒸発する。得られる油をメタノール性塩酸
20mlで処理する。得られる塩酸塩を濾過しかつエーテ
ルですすぎ洗いする。アルコール性カリによって固形物
を処理し、次いでセライト上で濾過しかつ真空乾燥す
る。次に残留物をアセトン50mlに水3mlを加えたもの
の中で再結晶する。2−アミノ−4−プロピルアミノ−
6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイド0.7
7gを得る。 収率=37% 融点=217〜218℃1 Hおよび13C核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析ス
ペクトルは期待する構造に一致する。 C9 H17N5 Oの元素分析 C H N O 計算値 51.17 8.11 33.15 7.57 実測値 51.24 8.15 33.23 7.70
2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−クロロピリミジ
ン2gを分散する。3時間にわたって還流する。反応媒
体を真空下で蒸発する。得られる油をメタノール性塩酸
20mlで処理する。得られる塩酸塩を濾過しかつエーテ
ルですすぎ洗いする。アルコール性カリによって固形物
を処理し、次いでセライト上で濾過しかつ真空乾燥す
る。次に残留物をアセトン50mlに水3mlを加えたもの
の中で再結晶する。2−アミノ−4−プロピルアミノ−
6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイド0.7
7gを得る。 収率=37% 融点=217〜218℃1 Hおよび13C核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析ス
ペクトルは期待する構造に一致する。 C9 H17N5 Oの元素分析 C H N O 計算値 51.17 8.11 33.15 7.57 実測値 51.24 8.15 33.23 7.70
【0036】例2 2−アミノ−4−イソプロピルアミノ−6−ジメチルア
ミノピリミジン−3−オキサイド この化合物は下記の反応図に従って製造する。
ミノピリミジン−3−オキサイド この化合物は下記の反応図に従って製造する。
【化18】 第1段階 2−アミノ−4−イソプロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン−3−オキサイド
ミジン−3−オキサイド
【化19】 エタノール100ml中に2−アミノ−4,6−ジクロロ
ピリミジン10gを懸濁する。イソプロピルアミン18
gを添加する。反応媒体を6時間還流する。蒸発乾固
し、次いで水50ml中にとりこむ。1時間撹拌の後、沈
澱をフリットガラス上で濾過し、次に無水燐酸上で真空
乾燥する。得られる沈澱をエタノール300ml中にいれ
る。メタクロロ過安息香酸28.70gを小べらによっ
て添加する。反応媒体を環境温度で6時間撹拌する。水
100mlを添加し次いでエタノールを蒸発する。反応媒
体のpHを濃塩酸の添加によって1に調整する。1時間撹
拌の後、沈澱をフリットガラス上で濾過し、水50mlで
すすぎ洗いしかつ除去する。ソーダを添加して濾液をpH
8にする。ジクロロメタン100mlで2回抽出する。有
機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過しかつ蒸発
乾固する。沈澱をエチルエーテル50ml中にとりこみ、
1時間撹拌し、フリットガラス上で濾過する。2−クロ
ロアミノ−4−イソプロピルアミノ−6−クロロピリミ
ジン−3−オキサイド4.05gを得る。 収率=33%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
ピリミジン10gを懸濁する。イソプロピルアミン18
gを添加する。反応媒体を6時間還流する。蒸発乾固
し、次いで水50ml中にとりこむ。1時間撹拌の後、沈
澱をフリットガラス上で濾過し、次に無水燐酸上で真空
乾燥する。得られる沈澱をエタノール300ml中にいれ
る。メタクロロ過安息香酸28.70gを小べらによっ
て添加する。反応媒体を環境温度で6時間撹拌する。水
100mlを添加し次いでエタノールを蒸発する。反応媒
体のpHを濃塩酸の添加によって1に調整する。1時間撹
拌の後、沈澱をフリットガラス上で濾過し、水50mlで
すすぎ洗いしかつ除去する。ソーダを添加して濾液をpH
8にする。ジクロロメタン100mlで2回抽出する。有
機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過しかつ蒸発
乾固する。沈澱をエチルエーテル50ml中にとりこみ、
1時間撹拌し、フリットガラス上で濾過する。2−クロ
ロアミノ−4−イソプロピルアミノ−6−クロロピリミ
ジン−3−オキサイド4.05gを得る。 収率=33%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0037】第2段階 2−アミノ−4−イソプロピルアミノ−6−ジメチルア
ミノピリミジン−3−オキサイド
ミノピリミジン−3−オキサイド
【化20】 2−アミノ−4−イソプロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン−3−オキサイド4.5gをエタノール25ml中
にいれる。エタノール中のジメチルアミンの33%溶液
20mlを添加する。反応媒体を2時間30分にわたって
還流し、次いで蒸発乾固する。沈澱をエタノール10ml
中に溶解する。pHが1になるまで塩酸性エタノールを添
加する。1時間撹拌し、次いでエチルエーテル20mlを
添加する。沈澱をフリットガラス上で濾過し、エチルエ
ーテル20mlによってすすぎ洗いし、真空乾燥する。沈
澱を水20ml中にとりこむ。ソーダの添加によりpHを8
にする。1時間の乾燥の後、沈澱をフリットガラス上で
濾過する。アセトニトリル−水(9/1)55ml中で再
結晶する。2−アミノ−4−イソプロピルアミノ−6−
ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイド2.55g
を得る。 収率=56% C9 H17N5 Oの(分子量211)の元素分析 C H N O 計算値 51.18 8.06 33.17 7.58 実測値 51.15 8.07 33.11 7.741 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
ミジン−3−オキサイド4.5gをエタノール25ml中
にいれる。エタノール中のジメチルアミンの33%溶液
20mlを添加する。反応媒体を2時間30分にわたって
還流し、次いで蒸発乾固する。沈澱をエタノール10ml
中に溶解する。pHが1になるまで塩酸性エタノールを添
加する。1時間撹拌し、次いでエチルエーテル20mlを
添加する。沈澱をフリットガラス上で濾過し、エチルエ
ーテル20mlによってすすぎ洗いし、真空乾燥する。沈
澱を水20ml中にとりこむ。ソーダの添加によりpHを8
にする。1時間の乾燥の後、沈澱をフリットガラス上で
濾過する。アセトニトリル−水(9/1)55ml中で再
結晶する。2−アミノ−4−イソプロピルアミノ−6−
ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイド2.55g
を得る。 収率=56% C9 H17N5 Oの(分子量211)の元素分析 C H N O 計算値 51.18 8.06 33.17 7.58 実測値 51.15 8.07 33.11 7.741 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0038】例3 2,4−N,N´−ジプロピルアミノ−6−ジメチルア
ミノピリミジン−3−オキサイド この化合物は下記の反応図に従って製造する。
ミノピリミジン−3−オキサイド この化合物は下記の反応図に従って製造する。
【化21】 第1段階 2,4−N,N´−ジプロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン
ミジン
【化22】 テトラヒドロフラン100ml中に2,4,6−トリクロ
ロピリミジン10gをいれる。テトラヒドロフラン20
ml中にプロピルアミン19.20gを環境温度において
溶解する。反応媒体を21時間還流する。再び環境温度
にもどし、次に水100mlにより洗浄する。水性相をジ
クロロメタン10mlにより抽出する。有機相を一緒に
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過しかつ蒸発乾
固する。得られる油をシリカカラム上でのクロマトグラ
フィーにより精製する(溶離剤:ジクロロメタン)。
2,4−N,N´−ジプロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン10.75gを得る。 収率=86% C10H17N4 Cl(分子量228.5)の元素分析 C H N Cl 計算値 52.51 7.44 24.50 15.54 実測値 52.53 7.40 24.60 15.541 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
ロピリミジン10gをいれる。テトラヒドロフラン20
ml中にプロピルアミン19.20gを環境温度において
溶解する。反応媒体を21時間還流する。再び環境温度
にもどし、次に水100mlにより洗浄する。水性相をジ
クロロメタン10mlにより抽出する。有機相を一緒に
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過しかつ蒸発乾
固する。得られる油をシリカカラム上でのクロマトグラ
フィーにより精製する(溶離剤:ジクロロメタン)。
2,4−N,N´−ジプロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン10.75gを得る。 収率=86% C10H17N4 Cl(分子量228.5)の元素分析 C H N Cl 計算値 52.51 7.44 24.50 15.54 実測値 52.53 7.40 24.60 15.541 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0039】第2段階 2,4−N,N´−ジプロピルアミノ−6−クロロピリ
ミジン−3−オキサイド
ミジン−3−オキサイド
【化23】 ジクロロメタン200ml中に2,4,−N,N´−ジプ
ロピルアミノ−6−クロロピリミジン6.35gをいれ
る。メタクロロ過安息香酸21.80gを小べらによっ
て添加する。。反応媒体を環境温度で4時間撹拌する。
蒸発乾固する。残留物を水200ml中にとりこむ。ソー
ダの添加によりpHを8に調整する。ジクロロメタン10
0mlで3回抽出する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、濾紙上で濾過し、蒸発乾固する。得られる油をシリ
カカラム上でのクロマトグラフィーにより精製する(溶
離液:極性勾配がメタノール0〜5%であるエチルアセ
テート/メタノール)。2,4−N,N´−ジプロピル
アミノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド620
mgを得る。 収率=9%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
ロピルアミノ−6−クロロピリミジン6.35gをいれ
る。メタクロロ過安息香酸21.80gを小べらによっ
て添加する。。反応媒体を環境温度で4時間撹拌する。
蒸発乾固する。残留物を水200ml中にとりこむ。ソー
ダの添加によりpHを8に調整する。ジクロロメタン10
0mlで3回抽出する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、濾紙上で濾過し、蒸発乾固する。得られる油をシリ
カカラム上でのクロマトグラフィーにより精製する(溶
離液:極性勾配がメタノール0〜5%であるエチルアセ
テート/メタノール)。2,4−N,N´−ジプロピル
アミノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド620
mgを得る。 収率=9%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0040】第3段階 2,4,−N,N´−ジプロピルアミノ−6−ジメチル
アミノピリミジン−3−オキサイド
アミノピリミジン−3−オキサイド
【化24】 2,4,−N,N´−ジプロピルアミノ−6−クロロピ
リミジン−3−オキサイド620mgをエタノール15ml
中にいれる。エタノール中のジメチルアミンの33%溶
液1mlを加える。反応媒体を7時間30分にわたって還
流し、次いで蒸発乾固する。エチルエーテル10ml中に
とりこむ。pHが酸性になるまで塩酸性エタノールを添加
する。1時間撹拌の後、フリットガラス上で濾過する。
沈澱を水5ml中にとりこむ。ソーダの添加によりpHを8
に調整する。1時間の撹拌の後、フリットガラス上で濾
過する。アセトン3ml中で再結晶する。2,4,−N,
N´−ジプロピルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジ
ン−3−オキサイド120mgを得る。 収率=19% C12H23N5 O(分子量253)の元素分析 C H N O 計算値 56.92 9.09 27.67 6.32 実測値 57.04 9.13 27.85 6.381 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
リミジン−3−オキサイド620mgをエタノール15ml
中にいれる。エタノール中のジメチルアミンの33%溶
液1mlを加える。反応媒体を7時間30分にわたって還
流し、次いで蒸発乾固する。エチルエーテル10ml中に
とりこむ。pHが酸性になるまで塩酸性エタノールを添加
する。1時間撹拌の後、フリットガラス上で濾過する。
沈澱を水5ml中にとりこむ。ソーダの添加によりpHを8
に調整する。1時間の撹拌の後、フリットガラス上で濾
過する。アセトン3ml中で再結晶する。2,4,−N,
N´−ジプロピルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジ
ン−3−オキサイド120mgを得る。 収率=19% C12H23N5 O(分子量253)の元素分析 C H N O 計算値 56.92 9.09 27.67 6.32 実測値 57.04 9.13 27.85 6.381 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0041】例4 2−プロピルアミノ−4−アミノ−6−N,N−ジメチ
ルアミノ−6−ピリミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−メチルスルホニル−4−アミノ−6−クロロピリミ
ジン
ルアミノ−6−ピリミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−メチルスルホニル−4−アミノ−6−クロロピリミ
ジン
【化25】 操作手順 1リットルの三つ口フラスコ内で、2−チオメチル−4
−アミノ−6−クロロピリミジン13.17gをエタノ
ール400ml中に溶解する。この溶液を+4℃まで冷却
し、次いで水300mlに溶解したOXOne(商品名)
69.14gを添加する。反応媒体は不均一となる。激
しく撹拌する。25℃での16時間の反応の後、さらに
4時間にわたって反応物を50℃までゆっくりと加熱す
る。次に媒体を5°〜10℃まで冷却し、次いで濾過す
る。得られる沈澱を水300ml中に撹拌下でとりこみ、
次いで濾過する。前回と同様に水100ml中に沈澱をと
りこむ。濾過および液切りの後、生成物を真空乾燥しか
つP2 O5 上で70℃において1晩乾燥する。白色粉末
の形の2−メチルスルホニル−4−アミノ−6−クロロ
ピリミジン10.85gを得る。 収率=83% 融点=239℃ C5 H6 ClN3 O2 S(分子量207.64)の元素分析 C H Cl N O S 計算値 28.92 2.89 17.11 20.24 15.42 15.42 実測値 29.10 2.95 16.98 20.12 15.59 15.401 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
−アミノ−6−クロロピリミジン13.17gをエタノ
ール400ml中に溶解する。この溶液を+4℃まで冷却
し、次いで水300mlに溶解したOXOne(商品名)
69.14gを添加する。反応媒体は不均一となる。激
しく撹拌する。25℃での16時間の反応の後、さらに
4時間にわたって反応物を50℃までゆっくりと加熱す
る。次に媒体を5°〜10℃まで冷却し、次いで濾過す
る。得られる沈澱を水300ml中に撹拌下でとりこみ、
次いで濾過する。前回と同様に水100ml中に沈澱をと
りこむ。濾過および液切りの後、生成物を真空乾燥しか
つP2 O5 上で70℃において1晩乾燥する。白色粉末
の形の2−メチルスルホニル−4−アミノ−6−クロロ
ピリミジン10.85gを得る。 収率=83% 融点=239℃ C5 H6 ClN3 O2 S(分子量207.64)の元素分析 C H Cl N O S 計算値 28.92 2.89 17.11 20.24 15.42 15.42 実測値 29.10 2.95 16.98 20.12 15.59 15.401 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0042】第2段階 2−n−プロピルアミン−4−アミノ−6−クロロピリ
ミジン
ミジン
【化26】 温度計と還流凝縮器とを備えた250mlの三つ口フラス
コにDMF150ml中の2−メチルスルホニル−4−ア
ミノ−6−クロロピリミジン6.04gを導入し、次い
でn−プロピルアミン2.56gとK2 CO3 3gとを
導入する。DMFの還流下で2時間30分にわたって反
応を行う。溶媒を真空下で蒸発し、得られる粗製物を水
100ml中にとりこむ。この水性相をジエチルエーテル
50mlで5回抽出する。エーテル相を一緒にし、Na2
SO4 で乾燥しかつ溶媒を蒸発する。粘度の極めて高い
液状の粗製物5.4gを得る。この粗製物をシリカカラ
ムでクロマトグラフィーにかける(溶離液:CH2 Cl
/CH3 OH(98/2))。2−プロピルアミノ−4
−アミノ−6−クロロピリミジン2.61gからなる第
1の画分(収率=48%、融点=92〜94℃(毛細
管))を得、また2−メチルスルホニル−4−アミノ−
6−プロピルアミノピリミジン1.2gからなる第2の
画分(収率=18%、融点100〜102℃)を得る。2−プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリミジ
ン C7 H11N4 Cl(分子量186.64)の元素分析 C H N Cl 計算値 45.04 5.95 30.02 18.99 実測値 44.95 6.02 30.00 18.891 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。2−メチルスルホニル−4−アミノ−6−プロピルアミ
ノピリミジン C8 H14N4 O2 S(分子量230.29)の元素分析 C H N O S 計算値 41.73 6.13 24.33 13.90 13.92 実測値 41.73 6.13 24.32 14.06 14.161 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
コにDMF150ml中の2−メチルスルホニル−4−ア
ミノ−6−クロロピリミジン6.04gを導入し、次い
でn−プロピルアミン2.56gとK2 CO3 3gとを
導入する。DMFの還流下で2時間30分にわたって反
応を行う。溶媒を真空下で蒸発し、得られる粗製物を水
100ml中にとりこむ。この水性相をジエチルエーテル
50mlで5回抽出する。エーテル相を一緒にし、Na2
SO4 で乾燥しかつ溶媒を蒸発する。粘度の極めて高い
液状の粗製物5.4gを得る。この粗製物をシリカカラ
ムでクロマトグラフィーにかける(溶離液:CH2 Cl
/CH3 OH(98/2))。2−プロピルアミノ−4
−アミノ−6−クロロピリミジン2.61gからなる第
1の画分(収率=48%、融点=92〜94℃(毛細
管))を得、また2−メチルスルホニル−4−アミノ−
6−プロピルアミノピリミジン1.2gからなる第2の
画分(収率=18%、融点100〜102℃)を得る。2−プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリミジ
ン C7 H11N4 Cl(分子量186.64)の元素分析 C H N Cl 計算値 45.04 5.95 30.02 18.99 実測値 44.95 6.02 30.00 18.891 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。2−メチルスルホニル−4−アミノ−6−プロピルアミ
ノピリミジン C8 H14N4 O2 S(分子量230.29)の元素分析 C H N O S 計算値 41.73 6.13 24.33 13.90 13.92 実測値 41.73 6.13 24.32 14.06 14.161 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0043】第3段階 2−n−プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリ
ミジン−3−オキサイド
ミジン−3−オキサイド
【化27】 操作手順 100mlの三つ口フラスコに水20ml中のKHCO
3 1.56gの溶液とジクロロメタン20ml中の2−n
−プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリミジン
1.22gの溶液とを導入する。2相媒体を+10℃ま
で冷却しかつ55%のm−クロロ過安息香酸4.1gを
何回かに分けて添加する。媒体を再び環境温度にもど
す。6時間30分の反応の後、ジクロロメタンを蒸発し
かつ37%の塩酸1.83mlによって水性相を酸性化す
る。沈澱するm−クロロ安息香酸を濾過し、次いで10
Nのソーダ2.21mlにより濾液をアルカリ性にする。
このアルカリ相をブタノール50mlで4回抽出する。ブ
タノール相を一緒にしかつ溶媒を蒸発すると粘稠な液相
を得る。これをジエチルエーテル25ml中で再結晶す
る。濾過の後、粗製の2−n−プロピルアミノ−4−ア
ミノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド0.83
gを得る。 粗生成物収率=63%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
3 1.56gの溶液とジクロロメタン20ml中の2−n
−プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリミジン
1.22gの溶液とを導入する。2相媒体を+10℃ま
で冷却しかつ55%のm−クロロ過安息香酸4.1gを
何回かに分けて添加する。媒体を再び環境温度にもど
す。6時間30分の反応の後、ジクロロメタンを蒸発し
かつ37%の塩酸1.83mlによって水性相を酸性化す
る。沈澱するm−クロロ安息香酸を濾過し、次いで10
Nのソーダ2.21mlにより濾液をアルカリ性にする。
このアルカリ相をブタノール50mlで4回抽出する。ブ
タノール相を一緒にしかつ溶媒を蒸発すると粘稠な液相
を得る。これをジエチルエーテル25ml中で再結晶す
る。濾過の後、粗製の2−n−プロピルアミノ−4−ア
ミノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド0.83
gを得る。 粗生成物収率=63%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0044】第4段階 2−n−プロピルアミノ−4−アミノ−N,N−ジメチ
ルアミノピリミジン−3−オキサイド
ルアミノピリミジン−3−オキサイド
【化28】 操作手順 100mlのフラスコ中にエタノール20ml中の2−n−
プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリミジン−
3−オキサイド0.39gの溶液と33%のN,N−ジ
メチルアミンのエタノール溶液17mlとを導入する。媒
体を10時間にわたって還流する。溶媒を蒸発しかつ得
られる粗製物をシリカカラムでクロマトグラフィーにか
ける(溶離剤:CH2 Cl2 /CH3 OH=92/
8)。2−n−プロピルアミノ−4−アミノ−6−N,
N−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイド0.2
5gを得る。 収率=62%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
プロピルアミノ−4−アミノ−6−クロロピリミジン−
3−オキサイド0.39gの溶液と33%のN,N−ジ
メチルアミンのエタノール溶液17mlとを導入する。媒
体を10時間にわたって還流する。溶媒を蒸発しかつ得
られる粗製物をシリカカラムでクロマトグラフィーにか
ける(溶離剤:CH2 Cl2 /CH3 OH=92/
8)。2−n−プロピルアミノ−4−アミノ−6−N,
N−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイド0.2
5gを得る。 収率=62%1 H核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析スペクトルは
期待する構造に一致する。
【0045】例5 2−アミノ−4−メチルアミノ−6−ピロリジノピリミ
ジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−メチルアミノ−6−クロロピリミジン
ジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−メチルアミノ−6−クロロピリミジン
【化29】 エタノール100ml中に2−アミノ−4,6−ジクロロ
ピリミジン10gを懸濁する。水中のメチルアミノの4
0%溶液11.80gを添加する。反応媒体を3時間還
流する。環境温度にもどした後、エタノール40ml中の
過酸化カリウム4gの溶液を添加する。1/2時間の撹
拌の後、反応媒体を濾紙で濾過する。蒸発乾固する。得
られる沈澱を水25ml中にとりこみ、フリットガラス上
で濾過し、水25mlですすぎ洗いし次いで真空乾燥しか
つ無水燐酸で乾燥する。2−アミノ−4−メチルアミノ
−6−クロロピリミジン8.50gを得る。 収率=88%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
ピリミジン10gを懸濁する。水中のメチルアミノの4
0%溶液11.80gを添加する。反応媒体を3時間還
流する。環境温度にもどした後、エタノール40ml中の
過酸化カリウム4gの溶液を添加する。1/2時間の撹
拌の後、反応媒体を濾紙で濾過する。蒸発乾固する。得
られる沈澱を水25ml中にとりこみ、フリットガラス上
で濾過し、水25mlですすぎ洗いし次いで真空乾燥しか
つ無水燐酸で乾燥する。2−アミノ−4−メチルアミノ
−6−クロロピリミジン8.50gを得る。 収率=88%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
【0046】第2段階 2−アミノ−4−メチルアミノ−6−クロロピリミジン
−3−オキサイド
−3−オキサイド
【化30】 エタノール50ml中に2−アミノ−4−メチルアミノ−
6−クロロピリミジン4gを懸濁する。10℃まで冷却
の後、メタノール100ml中のメタクロロ過安息香酸の
溶液11.9gを少量づつ添加する。添加終了後、環境
温度にもどしかつ3時間撹拌する。反応媒体を5℃まで
冷却し、次いでフリットガラス上で濾過する。得られる
沈澱をエタノールと水との2/3対1/3の混合物16
0ml中で再結晶する。2−アミノ−4−メチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.60gを得
る。 収率=36%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
6−クロロピリミジン4gを懸濁する。10℃まで冷却
の後、メタノール100ml中のメタクロロ過安息香酸の
溶液11.9gを少量づつ添加する。添加終了後、環境
温度にもどしかつ3時間撹拌する。反応媒体を5℃まで
冷却し、次いでフリットガラス上で濾過する。得られる
沈澱をエタノールと水との2/3対1/3の混合物16
0ml中で再結晶する。2−アミノ−4−メチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.60gを得
る。 収率=36%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
【0047】第3段階 2−アミノ−4−メチルアミノ−6−ピロリジノピリミ
ジン−3−オキサイド
ジン−3−オキサイド
【化31】 エタノール70ml中に2−アミノ−4−メチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド3.4gを懸濁
する。ピロリジン4.15gを添加する。反応媒体を7
時間還流する。環境温度にもどし、次いでエタノール1
5ml中の水酸化カリウムの85%溶液1.30gを添加
する。1時間撹拌の後、濾紙で濾過する。濾液を蒸発乾
固する。得られる残留物をアセトニトリルと水との9対
1混合物50ml中で再結晶する。2−アミノ−4−メチ
ルアミノ−6−ピロリジノピリミジン−3−オキサイド
2.40gを得る。 収率=56%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C9 H15N5 O(分子量209)の元素分析 C H N O 計算値(1/2モルの水を含む) 49.54 7.34 32.11 11.01 実測値 49.54 7.22 32.15 11.30
6−クロロピリミジン−3−オキサイド3.4gを懸濁
する。ピロリジン4.15gを添加する。反応媒体を7
時間還流する。環境温度にもどし、次いでエタノール1
5ml中の水酸化カリウムの85%溶液1.30gを添加
する。1時間撹拌の後、濾紙で濾過する。濾液を蒸発乾
固する。得られる残留物をアセトニトリルと水との9対
1混合物50ml中で再結晶する。2−アミノ−4−メチ
ルアミノ−6−ピロリジノピリミジン−3−オキサイド
2.40gを得る。 収率=56%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C9 H15N5 O(分子量209)の元素分析 C H N O 計算値(1/2モルの水を含む) 49.54 7.34 32.11 11.01 実測値 49.54 7.22 32.15 11.30
【0048】例6 2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−ジメチルアミ
ノピリミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン
ノピリミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン
【化32】 メタノール100ml中に2−アミノ−4,6−ジクロロ
ピリミジン10gを懸濁する。第三ブチルアミン44.
50gを添加する。反応媒体を48時間還流する。蒸発
乾固する。残留物を水50ml中にとりこむ。1時間撹拌
し、次いでフリットガラス上で沈澱を濾過する。エタノ
ールと水との50対50混合物60ml中で再結晶する。
2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン9.25gを得る。 収率=75%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
ピリミジン10gを懸濁する。第三ブチルアミン44.
50gを添加する。反応媒体を48時間還流する。蒸発
乾固する。残留物を水50ml中にとりこむ。1時間撹拌
し、次いでフリットガラス上で沈澱を濾過する。エタノ
ールと水との50対50混合物60ml中で再結晶する。
2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン9.25gを得る。 収率=75%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
【0049】第2段階 2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン−3−オキサイド
ジン−3−オキサイド
【化33】 エタノール90ml中に2−アミノ−4−第三ブチルアミ
ノ−6−クロロピリミジン9gを懸濁する。エタノール
250ml中のメタクロロ過安息香酸24.70gの溶液
を少量づつ添加する。反応媒体を環境温度で7時間30
分還流する。蒸発乾固する。残留物を水100ml中にと
りこむ。濃塩酸の添加によりpHを1に調整する。1時間
撹拌の後、沈澱をフリットガラス上で濾過しかつ除去す
る。濃過酸化水素の添加によりpHを8に調整し、次いで
ジクロロメタン100mlにより3回抽出する。有機相を
分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過しかつ蒸
発乾固する。得られる残留物をアセトンニトリル60ml
中で再結晶する。2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.30gを得
る。 収率=14%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
ノ−6−クロロピリミジン9gを懸濁する。エタノール
250ml中のメタクロロ過安息香酸24.70gの溶液
を少量づつ添加する。反応媒体を環境温度で7時間30
分還流する。蒸発乾固する。残留物を水100ml中にと
りこむ。濃塩酸の添加によりpHを1に調整する。1時間
撹拌の後、沈澱をフリットガラス上で濾過しかつ除去す
る。濃過酸化水素の添加によりpHを8に調整し、次いで
ジクロロメタン100mlにより3回抽出する。有機相を
分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過しかつ蒸
発乾固する。得られる残留物をアセトンニトリル60ml
中で再結晶する。2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.30gを得
る。 収率=14%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
【0050】第3段階 2−アミノ−4−第三ブチルアミノ−6−ジメチルアミ
ノピリミジン−3−オキサイド
ノピリミジン−3−オキサイド
【化34】 エタノール15ml中に2−アミノ−4−第三ブチルアミ
ノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.25g
を懸濁する。エタノール中のジメチルアミンの33%溶
液5mlを添加する。反応媒体を3時間還流し、次いで蒸
発乾固する。残留物を水10ml中にとりこむ。濃水酸化
ナトリウムの添加によりpHを8に調整する。ジクロロメ
タン20mlにより3回抽出する。有機相を硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、濾紙で濾過し、蒸発乾固する。得られる沈
澱をアセトニトリル10ml中で再結晶する。2−アミノ
−4−第三ブチルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジ
ン−3−オキサイド520mgを得る。 収率=40%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C10H19N5 O(分子量225)の元素分析 C H N O 計算値 53.33 8.45 31.11 7.11 実測値 53.35 8.52 31.22 7.17
ノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.25g
を懸濁する。エタノール中のジメチルアミンの33%溶
液5mlを添加する。反応媒体を3時間還流し、次いで蒸
発乾固する。残留物を水10ml中にとりこむ。濃水酸化
ナトリウムの添加によりpHを8に調整する。ジクロロメ
タン20mlにより3回抽出する。有機相を硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、濾紙で濾過し、蒸発乾固する。得られる沈
澱をアセトニトリル10ml中で再結晶する。2−アミノ
−4−第三ブチルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジ
ン−3−オキサイド520mgを得る。 収率=40%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C10H19N5 O(分子量225)の元素分析 C H N O 計算値 53.33 8.45 31.11 7.11 実測値 53.35 8.52 31.22 7.17
【0051】例7 2,4−N,N´−ジエチルアミノ−6−ジメチルアミ
ノピリミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2,4−N,N´−ジエチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン
ノピリミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2,4−N,N´−ジエチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン
【化35】 エタノール150ml中に2,4,6−トリクロロピリミ
ジン15gを懸濁する。エチルアミンの33%の水溶液
78gを少量づつ添加する。反応媒体を7時間還流す
る。エタノールを蒸発する。残留物をジクロロメタン1
00mlで3回抽出する。有機相を水100mlで洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発乾固する。2,4−N,
N´−ジエチルアミノピリミジン15.90gを得る。 収率=97%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H13N4 Cl(分子量200.5)としての元素分析 C H N Cl 計算値 47.88 6.48 27.93 17.70 実測値 47.76 6.57 27.69 17.90
ジン15gを懸濁する。エチルアミンの33%の水溶液
78gを少量づつ添加する。反応媒体を7時間還流す
る。エタノールを蒸発する。残留物をジクロロメタン1
00mlで3回抽出する。有機相を水100mlで洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発乾固する。2,4−N,
N´−ジエチルアミノピリミジン15.90gを得る。 収率=97%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H13N4 Cl(分子量200.5)としての元素分析 C H N Cl 計算値 47.88 6.48 27.93 17.70 実測値 47.76 6.57 27.69 17.90
【0052】第2段階 2,4−N,N´−ジエチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン−3−オキサイド
ジン−3−オキサイド
【化36】 エタノール50ml中に2,4−N,N´−ジエチルアミ
ノ−6−クロロピリミジン12gを溶解する。反応媒体
を10℃に冷却する。エタノール180ml中のメタクロ
ロ過安息香酸32.9gの溶液を少量づつ添加する。環
境温度で24時間撹拌の後、水200mlを添加する。エ
タノールを蒸発する。得られる水性相のpHを、濃塩酸の
添加によって1に調整する。反応媒体を1時間撹拌し、
フリットガラス上で濾過し、水50mlですすぎ洗いす
る。沈澱を除去する。ソーダの添加により濾液のpHを8
にし、次いでジクロロメタン100mlで3回抽出する。
有機相を硫酸ナトリウムで乾燥しかつ蒸発乾固する。残
留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製す
る(溶出剤:エチルアセテート/メタノール)。2,4
−N,N´−ジエチルアミノ−6−クロロピリミジン−
3−オキサイド2.2gを得る。 収率=17%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
ノ−6−クロロピリミジン12gを溶解する。反応媒体
を10℃に冷却する。エタノール180ml中のメタクロ
ロ過安息香酸32.9gの溶液を少量づつ添加する。環
境温度で24時間撹拌の後、水200mlを添加する。エ
タノールを蒸発する。得られる水性相のpHを、濃塩酸の
添加によって1に調整する。反応媒体を1時間撹拌し、
フリットガラス上で濾過し、水50mlですすぎ洗いす
る。沈澱を除去する。ソーダの添加により濾液のpHを8
にし、次いでジクロロメタン100mlで3回抽出する。
有機相を硫酸ナトリウムで乾燥しかつ蒸発乾固する。残
留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製す
る(溶出剤:エチルアセテート/メタノール)。2,4
−N,N´−ジエチルアミノ−6−クロロピリミジン−
3−オキサイド2.2gを得る。 収率=17%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
【0053】第3段階 2,4−N,N´−ジエチルアミノ−6−ジメチルアミ
ノピリミジン−3−オキサイド
ノピリミジン−3−オキサイド
【化37】 エタノール20ml中に2,4−N,N´−ジエチルアミ
ノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド2.20g
をいれる。エタノール中のジメチルアミンの33%溶液
10mlを添加する。反応媒体を5時間還流し、次いで蒸
発乾固する。残留物を水25ml中にとりこむ。濃ソーダ
の添加によりpHを8に調整し、次いでエチルアセテート
25mlで4回抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
し、濾紙で濾過しかつ蒸発乾固する。イソプロピルエー
テル40ml中で再結晶する。2,4−N,N´−ジエチ
ルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサ
イド750mgを得る。 収率=33%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C H N O 計算値 53.33 8.44 31.11 7.11 実測値 53.20 8.44 31.13 7.24
ノ−6−クロロピリミジン−3−オキサイド2.20g
をいれる。エタノール中のジメチルアミンの33%溶液
10mlを添加する。反応媒体を5時間還流し、次いで蒸
発乾固する。残留物を水25ml中にとりこむ。濃ソーダ
の添加によりpHを8に調整し、次いでエチルアセテート
25mlで4回抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
し、濾紙で濾過しかつ蒸発乾固する。イソプロピルエー
テル40ml中で再結晶する。2,4−N,N´−ジエチ
ルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサ
イド750mgを得る。 収率=33%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C H N O 計算値 53.33 8.44 31.11 7.11 実測値 53.20 8.44 31.13 7.24
【0054】例8 2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−ピペリジノピリ
ミジン−3−オキサイドの合成
ミジン−3−オキサイドの合成
【化38】 例1の最初の二つの段階に従って製造した2−アミノ−
4−プロピルアミノ−6−クロロピリミジン−3−オキ
サイド2gをエタノール20ml中に懸濁する。ピペリジ
ン1.75gを添加する。反応媒体を19時間還流す
る。再び環境温度にもどし、次いでエタノール10ml中
の水酸化カリウム660mgの溶液を添加する。1時間撹
拌の後、濾紙で濾過する。濾液を蒸発乾固する。残留物
をアセトン25ml中で再結晶する。2−アミノ−4−プ
ロピルアミノ−6−ピペリジノピリミジン−3−オキサ
イド950mgを得る。 収率=38%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C12H21N5 O(分子量251)の元素分析 C H N O 計算値 57.37 8.37 27.89 6.37 実測値 57.44 8.42 27.88 6.21
4−プロピルアミノ−6−クロロピリミジン−3−オキ
サイド2gをエタノール20ml中に懸濁する。ピペリジ
ン1.75gを添加する。反応媒体を19時間還流す
る。再び環境温度にもどし、次いでエタノール10ml中
の水酸化カリウム660mgの溶液を添加する。1時間撹
拌の後、濾紙で濾過する。濾液を蒸発乾固する。残留物
をアセトン25ml中で再結晶する。2−アミノ−4−プ
ロピルアミノ−6−ピペリジノピリミジン−3−オキサ
イド950mgを得る。 収率=38%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C12H21N5 O(分子量251)の元素分析 C H N O 計算値 57.37 8.37 27.89 6.37 実測値 57.44 8.42 27.88 6.21
【0055】例9 2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−ジエチルアミノピ
リミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−クロロピリミジン
リミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−クロロピリミジン
【化39】 エタノール100ml中に2−アミノ−4,6−ジクロロ
ピリミジン10gを懸濁する。ブチルアミン11.15
gを添加する。反応媒体を2時間還流し、次いで蒸発乾
固する。水100ml中にとりこむ。1時間の撹拌の後、
沈澱をフリットガラス上で濾過し、次に6/4の水/ア
セトニル80ml中で再結晶する。2−アミノ−4−ブチ
ルアミノ−6−クロロピリミジン8.75gを得る。 収率=71%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H13N4 Cl(分子量200.5)の元素分析 C H N Cl 計算値 47.88 6.48 27.93 17.70 実測値 47.63 6.60 27.88 17.78
ピリミジン10gを懸濁する。ブチルアミン11.15
gを添加する。反応媒体を2時間還流し、次いで蒸発乾
固する。水100ml中にとりこむ。1時間の撹拌の後、
沈澱をフリットガラス上で濾過し、次に6/4の水/ア
セトニル80ml中で再結晶する。2−アミノ−4−ブチ
ルアミノ−6−クロロピリミジン8.75gを得る。 収率=71%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H13N4 Cl(分子量200.5)の元素分析 C H N Cl 計算値 47.88 6.48 27.93 17.70 実測値 47.63 6.60 27.88 17.78
【0056】第2段階 2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−クロロピリミジン
−3−オキサイド
−3−オキサイド
【化40】 エタノール150ml中に2−アミノ−4−ブチルアミノ
−6−クロロピリミジン8.5gを溶解する。エタノー
ル150ml中のメタクロロ過安息香酸19.95gを少
量づつ添加する。反応媒体を環境温度で2時間撹拌す
る。水250mlを加え、次いでエタノールを蒸発する。
濃塩酸によってpHを1に調整する。1時間撹拌の後、沈
澱をフリットガラス上で濾過し、水50mlですすぎ洗い
しかつ除去する。ソーダの添加により溶液のpHを8に調
整する。ジクロロメタン100mlにより3回抽出する。
有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで蒸発乾固す
る。得られる沈澱をアセトニトリル50ml中で再結晶す
る。2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン−3−オキサイド2.35gを得る。 収率=26%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H13N4 OCl(分子量216.5)の元素分析 C H N O Cl 計算値 44.34 6.00 25.87 7.39 16.40 実測値 44.28 6.08 25.74 7.40 16.32
−6−クロロピリミジン8.5gを溶解する。エタノー
ル150ml中のメタクロロ過安息香酸19.95gを少
量づつ添加する。反応媒体を環境温度で2時間撹拌す
る。水250mlを加え、次いでエタノールを蒸発する。
濃塩酸によってpHを1に調整する。1時間撹拌の後、沈
澱をフリットガラス上で濾過し、水50mlですすぎ洗い
しかつ除去する。ソーダの添加により溶液のpHを8に調
整する。ジクロロメタン100mlにより3回抽出する。
有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで蒸発乾固す
る。得られる沈澱をアセトニトリル50ml中で再結晶す
る。2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−クロロピリミ
ジン−3−オキサイド2.35gを得る。 収率=26%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H13N4 OCl(分子量216.5)の元素分析 C H N O Cl 計算値 44.34 6.00 25.87 7.39 16.40 実測値 44.28 6.08 25.74 7.40 16.32
【0057】第3段階 2−アミノ−4−ブチルアミノ−6−ジメチルアミノピ
リミジン−3−オキサイド
リミジン−3−オキサイド
【化41】 エタノール10ml中に2−アミノ−4−ブチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.5gをいれ
る。エタノール中のジメチルアミンの33%溶液5mlを
添加する。反応媒体を4時間還流し、次に蒸発乾固す
る。得られる沈澱を水20ml中にとりこむ。ソーダの添
加によりpHを8に調整する。ブタノール50mlで3回抽
出する。ブタノール相を蒸発乾固する。沈澱をアセトニ
トリル10ml中で再結晶する。2−アミノ−4−ブチル
アミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイ
ド610mgを得る。 収率=39%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C10H19N5 O(分子量225)の元素分析 C H N O 計算値 53.33 8.44 31.11 7.11 実測値 53.50 8.50 31.11 7.30
6−クロロピリミジン−3−オキサイド1.5gをいれ
る。エタノール中のジメチルアミンの33%溶液5mlを
添加する。反応媒体を4時間還流し、次に蒸発乾固す
る。得られる沈澱を水20ml中にとりこむ。ソーダの添
加によりpHを8に調整する。ブタノール50mlで3回抽
出する。ブタノール相を蒸発乾固する。沈澱をアセトニ
トリル10ml中で再結晶する。2−アミノ−4−ブチル
アミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイ
ド610mgを得る。 収率=39%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C10H19N5 O(分子量225)の元素分析 C H N O 計算値 53.33 8.44 31.11 7.11 実測値 53.50 8.50 31.11 7.30
【0058】例10 2−アミノ−4−エチルアミノ−6−ジメチルアミノピ
リミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン
リミジン−3−オキサイドの合成第1段階 2−アミノ−4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン
【化42】 エタノール100ml中に2−アミノ−4,6−ジクロロ
ピリミジン10gを懸濁する。エチルアミンの33%水
溶液20.8gを添加する。反応媒体を2時間還流し、
次いで蒸発乾固する。得られる沈澱を水100ml中にと
りこむ。1時間撹拌の後、フリットガラス上で濾過す
る。沈澱をアセトニトリル25ml中で再結晶する。2−
アミノ−4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン8.
10gを得る。 収率=77%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C6 H9 N4 Cl(分子量172.5)の元素分析 C H N Cl 計算値 41.74 5.22 32.46 20.58 実測値 41.81 5.28 32.56 20.50
ピリミジン10gを懸濁する。エチルアミンの33%水
溶液20.8gを添加する。反応媒体を2時間還流し、
次いで蒸発乾固する。得られる沈澱を水100ml中にと
りこむ。1時間撹拌の後、フリットガラス上で濾過す
る。沈澱をアセトニトリル25ml中で再結晶する。2−
アミノ−4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン8.
10gを得る。 収率=77%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C6 H9 N4 Cl(分子量172.5)の元素分析 C H N Cl 計算値 41.74 5.22 32.46 20.58 実測値 41.81 5.28 32.56 20.50
【0059】第2段階 2−アミノ−4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン
−3−オキサイド
−3−オキサイド
【化43】 エタノール150ml中に2−アミノ−4−エチルアミノ
−6−クロロピリミジン8gを懸濁する。エタノール1
50ml中のメタクロロ過安息香酸21.80gの溶液を
少量づつ添加する。2時間撹拌の後、反応媒体をロタベ
ーパー(rotavapor)により1/3に濃縮す
る。沈澱をフリットガラス上で濾過し、エチルエーテル
50mlで2回洗浄し、次いで9/1のアセトニトリル/
エタノール混合物60ml中で再結晶する。2−アミノ−
4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン−3−オキサ
イド3.05gを得る。 収率=35%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
−6−クロロピリミジン8gを懸濁する。エタノール1
50ml中のメタクロロ過安息香酸21.80gの溶液を
少量づつ添加する。2時間撹拌の後、反応媒体をロタベ
ーパー(rotavapor)により1/3に濃縮す
る。沈澱をフリットガラス上で濾過し、エチルエーテル
50mlで2回洗浄し、次いで9/1のアセトニトリル/
エタノール混合物60ml中で再結晶する。2−アミノ−
4−エチルアミノ−6−クロロピリミジン−3−オキサ
イド3.05gを得る。 収率=35%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。
【0060】第3段階 2−アミノ−4−エチルアミノ−6−ジメチルアミノピ
リミジン−3−オキサイド
リミジン−3−オキサイド
【化44】 エタノール20ml中に2−アミノ−4−エチルアミノ−
6−クロロピリミジン−3−オキサイド3gをいれる。
ジメチルアミンのエタノール中の33%溶液10mlを添
加する。反応媒体を4時間還流し、次いで蒸発乾固す
る。水25ml中にとりこみ、次いでソーダの添加により
pHを8に調整する。ジクロロメタン50mlで4回抽出す
る。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過し、
蒸発乾固する。沈澱を95.75/4.25のアセトニ
トリル/水混合物26ml中で再結晶する。2−アミノ−
4−エチルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3
−オキサイド1.20gを得る。 収率=38%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H15N5 O(分子量197)の元素分析 C H N O 計算値 48.73 7.61 35.53 8.12 実測値 48.79 7.64 35.52 8.29
6−クロロピリミジン−3−オキサイド3gをいれる。
ジメチルアミンのエタノール中の33%溶液10mlを添
加する。反応媒体を4時間還流し、次いで蒸発乾固す
る。水25ml中にとりこみ、次いでソーダの添加により
pHを8に調整する。ジクロロメタン50mlで4回抽出す
る。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾紙で濾過し、
蒸発乾固する。沈澱を95.75/4.25のアセトニ
トリル/水混合物26ml中で再結晶する。2−アミノ−
4−エチルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3
−オキサイド1.20gを得る。 収率=38%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C8 H15N5 O(分子量197)の元素分析 C H N O 計算値 48.73 7.61 35.53 8.12 実測値 48.79 7.64 35.52 8.29
【0061】例11 2−アミノ−4−プロピルアミノ−5−クロロ−6−ジ
メチルアミノピリミジン−3−オキサイドの合成
メチルアミノピリミジン−3−オキサイドの合成
【化45】 エタノール15ml中に例1の2−アミノ−4−プロピル
アミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイ
ド1gを溶解する。エタノール35ml中のN−クロロス
クシンイミド0.75gの溶液を環境温度において少量
づつ添加する。4時間撹拌の後、反応媒体を蒸発乾固す
る。得られる油を水10ml中にとりこむ。ソーダの添加
によりpHを8にし、次いでブタノール20mlで3回抽出
する。ブタノール相を蒸発乾固する。残留物をアセトニ
トリル5ml中で再結晶する。2−アミノ−4−プロピル
アミノ−5−クロロ−6−ジメチルアミノピリミジン−
3−オキサイド0.7gを得る。 収率=60%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C9 H16N5 OCl(分子量245.5)の元素分析 C H N O Cl 計算値 43.99 6.52 28.51 6.52 14.46 実測値 44.19 6.54 28.46 6.76 14.36
アミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オキサイ
ド1gを溶解する。エタノール35ml中のN−クロロス
クシンイミド0.75gの溶液を環境温度において少量
づつ添加する。4時間撹拌の後、反応媒体を蒸発乾固す
る。得られる油を水10ml中にとりこむ。ソーダの添加
によりpHを8にし、次いでブタノール20mlで3回抽出
する。ブタノール相を蒸発乾固する。残留物をアセトニ
トリル5ml中で再結晶する。2−アミノ−4−プロピル
アミノ−5−クロロ−6−ジメチルアミノピリミジン−
3−オキサイド0.7gを得る。 収率=60%分析 ・質量分析スペクトルは一致する。 ・1 H核磁気共鳴スペクトルは一致する。 C9 H16N5 OCl(分子量245.5)の元素分析 C H N O Cl 計算値 43.99 6.52 28.51 6.52 14.46 実測値 44.19 6.54 28.46 6.76 14.36
【0062】処方例 例1 下記の組成物を調製する。 ・2−アミノ−4−プロピルアミノ−6−ジメチルアミノ ピリミジン−3−オキサイド 3.0g ・95°エタノール 30.0g ・水 全体を100.0gとする量 この組成物はローションの形をとる。例2 下記の組成物を調製する。 ・4−アミノ−2−プロピルアミノ−6−ジメチルアミノ ピリミジン−3−オキサイド 2.0g ・プロピレングリコール 20.0g ・エタノール 30.0g ・水 全体を100.0gとする量 この組成物はローションの形をとる。これらのローショ
ン1〜2mlを有毛頭皮の脱毛部分に1日1または2回適
用しつつ、4ヶ月にわたって治療する。
ン1〜2mlを有毛頭皮の脱毛部分に1日1または2回適
用しつつ、4ヶ月にわたって治療する。
フロントページの続き (72)発明者 エリック テラノヴァ フランス国アスニエル,リュ モリス ボカノウスキ 60 (56)参考文献 特開 昭56−150066(JP,A) 特開 平3−118372(JP,A) 特表 平6−501947(JP,A) 特表 昭62−501558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/06 C07D 239/50 CA(STN)
Claims (6)
- 【請求項1】 生理学的に許容できる媒体中に、式 【化1】 (式中、R1およびR2は互いに独立に水素原子または
C1〜C8アルキル基を表わすが、同時には水素原子を
表わさず、R3およびR4は互いに独立に水素原子、C
1〜C8アルキル基を表わしあるいはピリミジン環の6
位置に結合する窒素原子とともにC3〜C8複素環を形
成するが、同時には水素原子を表わさず、Xは水素また
はハロゲン原子を表わし、YはOまたはOSO3を表わ
す)を有する化合物およびその生理学的に許容可能な酸
付加塩の少くとも1つを含有することを特徴とする、薄
毛化抑制用および毛髪の増殖誘発かつ刺戟用組成物。 - 【請求項2】 式(I)において、C1〜C8アルキル
基は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、第三ブチル、ヘキシル、オクチル、2−エ
チルヘキシルのうちから選択し、ハロゲン原子は塩素ま
たは臭素であり、C3〜C8複素環基はモルホリノ、ピ
ペリジノ、ピロリジノ、ピペラジノ、4′位置のアルキ
ル基が炭素原子1〜6個をもつN−4′−アルキルピペ
ラジノ基のうちから選択する、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 式(I)の化合物は2−アミノ−4−プ
ロピルアミノ−6−ジメチルアミノピリミジン−3−オ
キサイドまたはその生理学的に許容できる酸付加塩であ
る、請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 軟膏、チンキ剤、クリーム、ポマード、
粉末、貼り薬、含浸ガーゼ、施薬を考慮した無水または
水性のそれぞれ溶液、乳濁液、小胞状分散液、ローショ
ン、ゲル、スプレーまたは懸濁液の形をとり、かつ式
(I)の化合物は、組成物の全重量に対して0.1〜1
0重量%の濃度で存在する、請求項1、2または3に記
載の組成物。 - 【請求項5】 ローション、ゲル、石けん、シャンプ
ー、エアロゾルまたはムースの形をとり、また化粧品と
して許容できる媒体中に式(I)の化合物を少くとも一
つ0.01〜5重量%の濃度にて含有する、請求項1、
2または3に記載の化粧品組成物。 - 【請求項6】 式 【化2】 〔式中Xは水素またはハロゲン原子を表わし、YはOま
たはOSO3を表わし、R1およびR2は互いに独立に
水素またはC1〜C8アルキル基を表わすが、同時には
水素原子を表わさず、R3およびR4は互いに独立に水
素、C1〜C8アルキル基を表わしあるいはピリミジン
環の6位置に結合する窒素原子とともにC3〜C8複素
環を形成するが、ただし、R1およびR2は同時にC1
〜C8アルキル基を表わすものとする)に相当する化合
物,および生理学的に許容しうる酸付加塩。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9107591A FR2677884B1 (fr) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | Composition pour freiner la chute des cheveux a base de pyrimidines n-oxyde trisubstitues ou leurs derives sulfoconjugues, nouveaux composes pyrimidines n-oxyde ou leurs derives sulfoconjugues. |
FR9107591 | 1991-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05186315A JPH05186315A (ja) | 1993-07-27 |
JP3238944B2 true JP3238944B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=9414081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16127292A Expired - Fee Related JP3238944B2 (ja) | 1991-06-20 | 1992-06-19 | 薄毛化抑制用組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5772990A (ja) |
EP (1) | EP0519819B1 (ja) |
JP (1) | JP3238944B2 (ja) |
AT (1) | ATE125148T1 (ja) |
CA (1) | CA2071802A1 (ja) |
DE (1) | DE69203545T2 (ja) |
ES (1) | ES2075648T3 (ja) |
FR (1) | FR2677884B1 (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2732597B1 (fr) * | 1995-04-05 | 1997-05-16 | Oreal | Utilisation dans une composition en tant qu'activateur et/ou stabilisateur de cyclooxygenase d'au moins un derive de pyrimidine substitue en 6 |
FR2753378B1 (fr) * | 1996-09-17 | 1998-11-20 | Oreal | Utilisation dans une composition en tant que stimulateur de tyrosinase d'au moins un derive de pyrimidine 3-oxyde, substitue en 6 |
US6187796B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-02-13 | Gpi Nil Holdings, Inc. | Sulfone hair growth compositions and uses |
US5945441A (en) | 1997-06-04 | 1999-08-31 | Gpi Nil Holdings, Inc. | Pyrrolidine carboxylate hair revitalizing agents |
US6271244B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-08-07 | Gpi Nil Holdings, Inc. | N-linked urea or carbamate of heterocyclic thioester hair growth compositions and uses |
US6187784B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-02-13 | Gpi Nil Holdings, Inc. | Pipecolic acid derivative hair growth compositions and uses |
US6274602B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-08-14 | Gpi Nil Holdings, Inc. | Heterocyclic thioester and ketone hair growth compositions and uses |
US6136799A (en) * | 1998-04-08 | 2000-10-24 | Abbott Laboratories | Cosolvent formulations |
US6172087B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-01-09 | Gpi Nil Holding, Inc. | N-oxide of heterocyclic ester, amide, thioester, or ketone hair growth compositions and uses |
CA2334204A1 (en) | 1998-06-03 | 1999-12-09 | Gpi Nil Holdings, Inc. | Heterocyclic ester and amide hair growth compositions and uses |
US6429215B1 (en) | 1998-06-03 | 2002-08-06 | Gpi Nil Holdings, Inc. | N-oxide of heterocyclic ester, amide, thioester, or ketone hair growth compositions and uses |
US6331537B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-12-18 | Gpi Nil Holdings, Inc. | Carboxylic acids and carboxylic acid isosteres of N-heterocyclic compounds |
JP2002516904A (ja) | 1998-06-03 | 2002-06-11 | ジーピーアイ ニル ホールディングス インコーポレイテッド | N−複素環式カルボン酸またはカルボン酸等配電子体のn−結合スルホンアミド |
US6159950A (en) * | 1998-10-16 | 2000-12-12 | Cornell Research Foundation, Inc. | Method of modulating hair growth |
FR2791671B1 (fr) | 1999-04-01 | 2001-05-11 | Oreal | Nouveaux composes derives d'esters d'acide benzoique, composition les comprenant et utilisation |
US9138408B2 (en) | 2002-06-21 | 2015-09-22 | L'oreal | Use of taurine for treating alopecia |
US7326717B2 (en) * | 2003-05-06 | 2008-02-05 | L'oreal | Pyrimidine n-oxide compounds for stimulating the growth of keratin fibers and/or reducing loss thereof |
US20060193804A1 (en) * | 2005-02-24 | 2006-08-31 | L'oreal | Haircare use of cyclic amine derivatives |
CA2664697A1 (en) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Follica, Inc. | Methods, kits, and compositions for generating new hair follicles and growing hair |
FR2915747B1 (fr) * | 2007-05-04 | 2011-02-25 | Scras | Derives de tri-amino-pyrimidine comme inhibiteurs de phosphatase cdc25 |
FR2920309B1 (fr) | 2007-08-28 | 2010-05-28 | Galderma Res & Dev | Utilisation de travoprost pour traiter la chute des cheveux |
FR2949052B1 (fr) | 2009-08-13 | 2015-03-27 | Oreal | Procede de traitement cosmetique du cuir chevelu. |
FR2953722B1 (fr) | 2009-12-16 | 2012-03-09 | Expanscience Lab | Composition comprenant au moins un sucre en c7 pour le traitement de l'alopecie, pour le traitement cosmetique des phaneres, et pour le soin des cheveux, cils ou ongles |
US9790233B2 (en) | 2012-04-16 | 2017-10-17 | Case Western Reserve University | Compositions and methods of modulating 15-PGDH activity |
EP3057973B1 (en) | 2013-10-15 | 2019-09-04 | Case Western Reserve University | Compositions comprising a 15-pgdh inhibitor for the healing of wounds |
CN106061474B (zh) | 2013-12-12 | 2020-03-03 | 赛尔米德有限公司 | 用类单萜治疗脱发的方法 |
WO2016090373A1 (en) | 2014-12-05 | 2016-06-09 | Case Western Reserve University | Compositions and methods of modulating s-nitrosylation |
US11690847B2 (en) | 2016-11-30 | 2023-07-04 | Case Western Reserve University | Combinations of 15-PGDH inhibitors with corticosteroids and/or TNF inhibitors and uses thereof |
WO2018145080A1 (en) | 2017-02-06 | 2018-08-09 | Case Western Reserve University | Compositions and methods of modulating short-chain dehydrogenase activity |
CR20210328A (es) | 2018-11-21 | 2021-12-02 | Univ Case Western Reserve | Composiciones y métodos para modular la actividad de deshidrogenasas de cadena corta |
EP3895686A1 (en) | 2020-04-14 | 2021-10-20 | FRAUNHOFER-GESELLSCHAFT zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Natural composition for hair growth stimulation and hair loss prevention and treatment |
EP3895685A1 (en) | 2020-04-14 | 2021-10-20 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Natural composition for hair growth stimulation and hair loss prevention and treatment without preservatives |
KR20230053551A (ko) | 2020-05-20 | 2023-04-21 | 로데오 테라퓨틱스 코포레이션 | 단쇄 데히드로게나아제 활성을 조절하는 조성물 및 방법 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1477048A (fr) * | 1965-04-23 | 1967-04-14 | Oreal | Nouveaux agents tensio-actifs non ioniques et leur procédé de préparation |
LU60900A1 (ja) * | 1970-05-12 | 1972-02-10 | ||
BE791534A (ja) * | 1971-11-18 | 1973-05-17 | Oreal | |
US4596812A (en) * | 1976-05-24 | 1986-06-24 | The Upjohn Company | Methods and solutions for treating male pattern alopecia |
US4287338A (en) * | 1980-03-10 | 1981-09-01 | The Upjohn Company | Sulfooxy-pyrimidinium, -pyridinium, and -triazinium hydroxide inner salts |
US4308271A (en) * | 1980-06-23 | 1981-12-29 | The Upjohn Company | Animal feed and process |
FR2504535B1 (fr) * | 1981-04-28 | 1987-08-14 | Choay Sa | Disaccharides derives d'un acide uronique et d'une glucosamine et compositions pharmaceutiques les contenant pour le controle de la coagulation sanguine |
EP0177581A4 (en) * | 1984-04-06 | 1987-08-10 | Gail S Bazzano | COMPOSITIONS FOR HAIR GROWTH. |
EP0187854A4 (en) * | 1984-07-13 | 1987-01-22 | Gail S Bazzano | SUBSTITUTED PYRIMIDINE OXIDES USEFUL FOR PROMOTING HAIR GROWTH. |
EP0210227B1 (en) * | 1985-01-25 | 1990-05-02 | The Upjohn Company | Pyrimidine sulfates for hair growth |
FR2581542B1 (fr) * | 1985-05-07 | 1988-02-19 | Oreal | Compositions topiques destinees au traitement de la peau a base de derives de l'acide salicylique |
GB8519416D0 (en) * | 1985-08-01 | 1985-09-04 | Unilever Plc | Oligosaccharides |
LU86574A1 (fr) * | 1986-09-08 | 1988-04-05 | Oreal | Composition pour induire et stimuler la croissance des cheveux et freiner leur chute,a base d'esters nicotiniques et de derives de pyrimidine |
LU86959A1 (fr) * | 1987-07-31 | 1989-03-08 | Oreal | Nouveaux derives d'ureylene triamino-2,4,6 pyrimidine oxyde-3,leur preparation et leur utilisation en cosmetique et dermopharmacie |
GB8806892D0 (en) * | 1988-03-23 | 1988-04-27 | Unilever Plc | Lactams their synthesis & use in cosmetic compositions |
GB8830019D0 (en) * | 1988-12-22 | 1989-02-15 | Unilever Plc | Cosmetic composition |
GB8913708D0 (en) * | 1989-06-14 | 1989-08-02 | Unilever Plc | Cosmetic composition |
FR2651122B1 (fr) * | 1989-08-29 | 1994-10-28 | Oreal | Compositions destinees a etre utilisees pour freiner la chute des cheveux et pour induire et stimuler leur croissance, contenant des derives de l'amino-2 pyrimidine oxyde-3 et nouveaux composes derives de l'amino-2 pyrimidine oxyde-3. |
-
1991
- 1991-06-20 FR FR9107591A patent/FR2677884B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-17 DE DE69203545T patent/DE69203545T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-17 EP EP92401689A patent/EP0519819B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-17 ES ES92401689T patent/ES2075648T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-17 AT AT92401689T patent/ATE125148T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-06-19 JP JP16127292A patent/JP3238944B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-22 CA CA002071802A patent/CA2071802A1/fr not_active Abandoned
-
1993
- 1993-12-20 US US08/169,754 patent/US5772990A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2075648T3 (es) | 1995-10-01 |
CA2071802A1 (fr) | 1992-12-21 |
JPH05186315A (ja) | 1993-07-27 |
FR2677884B1 (fr) | 1993-07-09 |
FR2677884A1 (fr) | 1992-12-24 |
DE69203545T2 (de) | 1996-01-11 |
EP0519819B1 (fr) | 1995-07-19 |
EP0519819A1 (fr) | 1992-12-23 |
ATE125148T1 (de) | 1995-08-15 |
DE69203545D1 (de) | 1995-08-24 |
US5772990A (en) | 1998-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3238944B2 (ja) | 薄毛化抑制用組成物 | |
JP3073047B2 (ja) | 毛髪の脱落防止並びに発育促進用組成物 | |
JP3053200B2 (ja) | 2―アミノピリミジン3―オキシド誘導体、及び2―アミノピリミジン3―オキシドから誘導される新規な化合物を含む、髪の損失を遅らせるためのそして髪の生長を誘発しそして刺激するための使用を意図された組成物 | |
US5328914A (en) | Use of pyrimidine 3-oxide derivatives for slowing down hair loss and topical compositions used | |
US5466694A (en) | Compositions for slowing down hair loss and for inducing and stimulating its growth, based on 2,4-diamino-pyrimidine 3-oxide derivatives, and new 2,4-diaminopyrimidine 3-oxide derivatives | |
JP2669903B2 (ja) | 新規な2・4―ジアミノピリミジン3―オキシド誘導体およびそれを含む組成物 | |
US5132106A (en) | Halogenated pyrimidine 3-oxide derivatives, their use for the treatment and prevention of hair loss and for stimulating its regrowth | |
EP0187854A4 (en) | SUBSTITUTED PYRIMIDINE OXIDES USEFUL FOR PROMOTING HAIR GROWTH. | |
US4945093A (en) | Novel derivatives of ureylene, 2,4-triaminopyrimidine-3- oxide, their preparation and use in cosmetic and pharmaceutical compositions | |
US6291532B1 (en) | Use of N-aryl-2-hydroxyalkylamides for stimulating or inducing hair growth and/or arresting hair loss | |
FR2677247A1 (fr) | Composition pour freiner la chute des cheveux et pour induire et stimuler leur croissance, a base de derives de pyridine-1 oxyde. | |
CA2285886C (fr) | Compositions destinees a etre utilisees pour freiner la chute des cheveux et pour induire et stimuler leur croissance, contenant des oxadiazolopyrimidines | |
EP0427625B1 (fr) | Nouveaux sels internes des hydroxydes de diamino-2,4 alcoxy-6 sulfooxy-3 pyrimidinium et leur utilisation pour le traitement et la prévention de la chute des cheveux | |
WO1991019701A1 (fr) | Nouveaux derives de diamino-2,4 triazine-1,3,5 et leur utilisation pour le traitement et la prevention de la chute des cheveux |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |