JP3238558U - 携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション - Google Patents

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ユキ ワン
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Abstract

本考案は、腰を保護し座り方を矯正する携帯式のランバーサポートクッションに関する。このランバーサポートクッションは基部と背もたれの2つの部分がある。基部の上面の内側が下向きに伸びて弧状の凹みとなり、弧状の凹みが基部外側の縁まで自然に達す。基部外側の縁は下向きに延びて基部の外側の縁の所の中央で内に凹んでV型の弧を形成する。基部の内側から弧状の持ち手が伸びる。基部の表面には対称的に4つの第1固定孔があり、基部上面の中央部には少なくとも1本の第1弧状の滑り止め溝がある。背もたれの内表面の下部が、下方に伸びて弧状の凹みを作り、弧状の凹みが背もたれの上部まで自然に達す。背もたれの上部は弧状を示して内側に曲がり、中臀筋と広背筋を支える。背もたれの上部には円弧状の透かしが設けられている。背もたれの表面には6つの第2固定孔が対称的にあり、背もたれの内部表面の中央には、少なくとも1本の第2円弧状滑り止め溝がある。基部と背もたれは、ヒンジで連結されピンで固定されている。【選択図】図6

Description

本考案は、家庭用品の技術分野に属し、特に携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションに関するものである。
現在、オフィスや勉強で座りっぱなしの人が長時間、コンピューターワークや勉強する場合、体は前傾姿勢で座る状況にあり、ランバーサポートがないため、腰椎の曲率が前湾から後湾に長時間変化し、腰への負担が増え、腰部の筋肉群の緊張が起こり、腰の疲労・損傷を引き起こす。
現在、家庭生活やアウトドアで使われているクッションは、持ち運びはできるものの、一般的に背もたれがない。それを使用すると、腰椎を支える背もたれがないため、腰椎への負担が増え、腰痛になりやすいのである。
現在市販されている姿勢矯正シートやクッションの多くは、大きくて重く、折りたたんで持ち運ぶことができないため、異なるニーズを満たすことができず、使い勝手が悪い。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を解決するために、折りたたみ式で、持ち運びが容易で、様々な場合に腰部のサポートができ、快適な座位姿勢の維持、座り疲れの解消に使用できる携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションを提供することである。
本考案の目的は、以下の技術手段によって達成される。
姿勢矯正ランバーサポートクッションは基部と背もたれを含み、以下の特徴を有する。
基部の上面の内側は下方に延びて円弧状の窪みを形成し、円弧状の窪みは基部の外縁に自然に移行する。基部の外縁は下方に延び、基部の外縁の中央は内側に窪んでV字状の円弧を形成し、基部の内側から弧状のキャリングハンドルが延び、基部の表面には対称的に4つの第一固定穴が設けられる。基部の上面の中央には少なくとも一つの第一円弧状の滑り防止凹みが設けられる。
背もたれの内面の下部は下方に延びて弧状の窪みを形成し、弧状の窪みは背もたれの上部に移行し、背もたれの上部は人体の大殿筋と広背筋を支えるために内側に湾曲する。背もたれの上部は円弧状の中空部を備え、背もたれの表面には対称的に6つの第二固定穴がある。背もたれの内面の中間部は少なくとも一つの第二円弧状の滑り防止凹みが設けられる。
基部と背もたれはヒンジ軸で接続され、ピンで固定される。
さらに、基部の上面にある湾曲した窪みは、人間の骨盤の構造に合わせたものである。
さらに、ソフトクッションが含まれ、4つの第一固定穴によってそれと基部をスナップで接続する。
さらに、基部の上面中央部には、3つの第一弧状の滑り防止凹みが設けられる。
さらに、背もたれの内面にある湾曲した窪みは、人間の仙骨、尾骨、大臀筋に適合する。背もたれの上部は、腰椎と広背筋に適合するために内側に湾曲する。
さらに、背もたれクッションが含まれる。それは、6つの第二固定穴によって、スナップで背もたれに取り付けられる。
さらに、背もたれの内面中央部には、2つの第二弧状の滑り防止凹みが設けられる。
さらに、ピンの外側の端部にはカバーが設けられる。
さらに、前記の基部と背もたれはインジェクション成型による一体型である。
さらに、基部と背もたれの両方の角には、弧状の面取りが設置される。
有益な効果:本考案は、先行技術と比べ、携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの有益な効果は以下の通りである。
1.構造がシンプルで小さく、通常の椅子や背もたれのないスツールに置いて使用できる。また、ソファ、ベッド、床、カーペットなどの生活用品、屋外の地面などに置いて使用することもできる。
2.適用範囲が広く、使いやすく、持ち運びや保管が便利である。湾曲した形状の基部は人の臀部によくフィットし、使い勝手がよく、基部の外縁は脚を挟むことなく下方に伸びている。基部は両端ともV字の弧で、空気の循環ができ、蒸れを防止する。基部の表面に3つの第一円形弧状の滑り防止凹みが設けられる。基部の上部の4つの第一固定穴により、クッションを固定することができ、より快適な座り心地を実現する。
3.背もたれ下部の弧状の凹みは、人の仙骨や尾骨、大臀筋の曲率に合わせて設計されており、腰や骨盤にフィットし、骨盤を安定させる効果がある。背もたれの湾曲は、人の腸骨の位置まで上方に延び、人の腰椎の生理的湾曲にしたがって、腰椎の第四椎骨から始まり、腰椎の第三椎骨まで前方に湾曲する。これにより、腰部を背もたれに密着させた状態で使用することができ、座るときの背骨の生理的湾曲を矯正することができる。背もたれは左右とも内側にカーブしており、大殿筋と広背筋をサポートし、腰の筋肉疲労を効果的に軽減する。背もたれの表面には、背もたれクッションを固定するための第二固定穴が6つある。背もたれの表面に2本の弧状の滑り防止凹みが設けられる。
4.背もたれ上部に円弧状の中空部を設け、本製品が開く時に持ちやすい。
5.折りたたんだ状態での持ち運びを容易にするため、基部の背面から湾曲したキャリングハンドルが伸びている。
6.基部と背もたれの接続部がヒンジ軸で、本製品が折りたたむ時に持ちやすい。
7.基部と背もたれのエッジには弧状の面取りが設置され、利用の時に角にぶつからないようになる。
本考案に開示される携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの上面図である。 本考案に開示される携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの側面図である。 図2のB-B側の断面図である。 本考案に開示される携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの折り畳み時の模式図である。 本考案に開示される携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの折り畳み時の側面図である。 本考案に開示される携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの開く時の立体図である。 本考案に開示される携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションの開く時の立体図である。
1 基部
11 V字状弧
12 弧状キャリングハンドル
13 第一固定穴
14 第一円弧状の滑り防止凹み
2 背もたれ
21 円弧状の中空部
22 第二固定穴
23 第二円弧状の滑り防止凹み
3 カバー
4 ピン
本考案の具体的な実施形態についての説明は以下の通りである。
本考案の目的は、以下の技術的手段によって達成される。
図1乃至図7に示すように、基部1と背もたれ2とからなる携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションである。そのうち、以下の通りである。
基部1の上面の内側は下方に延びて円弧状の窪みを形成し、円弧状の窪みは基部1の外縁に自然に移行する。基部1の外縁は下方に延び、基部1の外縁の中央は内側に窪んでV字状の円弧11を形成し、基部1の内側から弧状のキャリングハンドル12が延び、基部1の表面には対称的に4つの第一固定穴13が設けられる。基部1の上面の中央には少なくとも一つの第一円弧状の滑り防止凹み14が設けられる。
背もたれ2の内面の下部は下方に延びて弧状の窪みを形成し、弧状の窪みは背もたれ2の上部に移行し、背もたれ2の上部は人体の大殿筋と広背筋を支えるために内側に湾曲する。背もたれ2の上部は円弧状の中空部21を備え、背もたれ2の表面には対称的に6つの第二固定穴22がある。背もたれ2の内面の中間部は少なくとも一つの第二円弧状の滑り防止凹み23が設けられる。
基部1と背もたれ2はヒンジ軸で接続され、ピン4で固定される。
さらに、基部1の上面にある湾曲した窪みは、人間の骨盤の構造に合わせたものである。
さらに、ソフトクッションが含まれ、4つの第一固定穴13によってそれと基部1をスナップで接続する。
さらに、基部1の上面中央部には、3つの第一弧状の滑り防止凹み14が設けられる。
さらに、背もたれ2の内面にある湾曲した窪みは、人間の仙骨、尾骨、大臀筋に適合する。背もたれ2の上部は、腰椎と広背筋に適合するために内側に湾曲する。
さらに、背もたれクッションが含まれる。それは、6つの第二固定穴22によって、スナップで背もたれ2に取り付けられる。
さらに、背もたれ2の内面中央部には、2つの第二弧状の滑り防止凹み23が設けられる。
さらに、ピン4の外側の端部にはカバー3が設けられる。
さらに、前記の基部1と背もたれ2はインジェクション成型による一体型である。
さらに、基部1と背もたれ2の両方の角には、弧状の面取りが設置される。
以上は本考案の実施形態についての説明である。しかし、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない範囲において、本製品が所属する技術分野における業者が知る知識範囲で様々な変化が可能である。

Claims (10)

  1. 携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、
    基部と背もたれが含まれ、
    前記基部の上面の内側が下方に延びて弧状の窪みを形成し、前記弧状の窪みが前記基部の外縁に自然に移行し、
    前記基部の外縁が下方に延び、その中央部が内側に窪んでV字状の弧を形成し、
    前記基部の内側から弧状のキャリングハンドルが伸び、前記基部の表面には対称的に4つの第一固定穴が設けられ、
    前記基部の上面の中央には少なくとも一つの第一円弧状の滑り防止凹みが設けられ、
    前記背もたれの内面の下部は下方に延び、前記背もたれの上部に移行する湾曲した窪みを形成し、
    前記背もたれの上部は人体の大殿筋と広背筋を支持するために内側に湾曲し、
    前記背もたれの上部は円弧状の中空部を備え、
    前記背もたれの表面には対称的に6つの第二固定穴が設けられ、
    前記背もたれの内面の中央部には少なくとも一つの第二円弧状の滑り防止凹みが設けられ、
    前記基部と前記背もたれはヒンジ軸で接続され、ピンで固定される、
    携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  2. 請求項1に記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記基部の上面の湾曲した窪みが、人の骨盤の構造に適合していることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  3. 請求項1または請求項2に記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、ソフトクッションが含まれ、スナップで4つの前記第1固定穴によって前記基部に取り付けられることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記基部の上面の中央部に3つの前記第一円弧状の滑り防止凹みが設けられることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記背もたれの内面に設けられた湾曲した窪みが、人間の仙骨、尾骨、大腰筋に適合し、前記背もたれの上部が、腰椎と広背筋に適合するように内側に湾曲することを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、背もたれクッションが含まれ、6つの前記第二固定穴により前記背もたれにスナップで接続されることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記背もたれの内面中央部には、2つの前記第二円形状の滑り防止凹みが設けられることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記ピンの外端にカバーが設けられることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  9. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記基部と前記背もたれはインジェクション成型による一体型であることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。
  10. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッションであって、前記基部と前記背もたれの両方の角には、弧状の面取りが設置されることを特徴とする携帯用姿勢矯正ランバーサポートクッション。


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