JP3238440U - 導流カバー付き手持ち式ファン - Google Patents

Abstract

【課題】羽根の回転時に使用者を切断することを防止し、清涼感がより良く、各部品の射出成形と組立が容易な導流カバー付き手持ち式ファンを提供する。【解決手段】ファンヘッドとハンドルを含む導流カバー付き手持ち式ファンであり、ファンヘッドは、長筒状をなし、入風口と、出風口と、入風口と出風口とを接続する流体通路と、を含み、入風口と出風口には、それぞれ入風ガイドと送風ガイドとが設けられ、ファンヘッドは、固定接続されたフロントカバーとリアカバーと、を含み、フロントカバーとリアカバーの内側には導流カバーが設けられ、導流カバーの中心は、送風ガイドによってキャビティに接続され、キャビティ内にモータを取り付けられ、インペラがモータに接続された後にキャビティの外側に位置し、キャビティと導流カバーとの間に流体通路が形成され、モータは、インペラを回転させ、空気を入風口、流体通路、および出風口の方向に流動させる。【選択図】図２

Description

本発明はファンの技術分野に関し、特に導流カバーを有する手持ち式ファンである。

従来の技術

手持ち式ファンはコンパクトで持ち運びが便利で、近距離で使いやすいため、多くの人に
愛されています。従来の手持ち式ファンでは、モータ駆動軸流ファンが一般的に用いられ
ており、ブレードの後端から空気が流入し、ブレードが昇圧された後、ブレードの前縁か
ら空気が流出する。

出願番号CN 201920805309.6の中国特許は、位置決めケース、ハウジング体と可動カバー
を含む引張開閉式携帯ファンを提供し、可動カバーの外部にはファン羽根が設けられ、可
動カバーの内部には電動モータ、電源と制御回路基板が設けられ、ファン羽根を折り畳む
ことで体積を減少させ、携帯しやすい。

しかし、市場には既存の手持ちファンの羽根が露出しており、使用者の切り傷を防ぐため
に、羽根は柔軟な材料で支持されたり、羽根の回転速度を低下させたりして、ファンの出
風が小さく、清涼感が足りないことが多い。

本発明の1つの目的は、上記問題を解決するための導流カバーを有する手持ち式ファンを
提供することである。
本発明は、上記発明の目的を達成するために、以下の技術的態様により実現される。

ファンヘッドとハンドルを含む導流カバー付き手持ち式ファンは、
前記ファンヘッドは、長筒状をなし、入風口と、出風口と、入風口と出風口とを接続する
流体通路と、を含み、
前記入風口と出風口には、それぞれ入風ガイドと送風ガイドとが設けられ、
前記ファンヘッドは、固定接続されたフロントカバーとリアカバーと、を含み、
前記フロントカバーと前記リアカバーの内側には導流カバーが設けられ、
前記導流カバーの中心は、前記送風ガイドによってキャビティに接続され、
前記キャビティ内にモータを取り付けられ、インペラがモータに接続された後に前記キャ
ビティの外側に位置し、
前記キャビティと導流カバーとの間に流体通路が形成され、
前記モータは、前記インペラを回転させ、空気を入風口、流体通路、および出風口の方向
に流動させる。インペラをファンヘッド内に隠し、流体通路を通って流体を集め、風を出
す。同時に、導流カバーを設けることで、ファンの各部品の射出成形や組立を容易にする
ことができる。
好ましくは、前記出風口の断面面積は、前記入風口の断面面積及び前記流体通路がインペ
ラ位置に位置する断面面積よりも小さい。
好ましくは、前記導流カバーは、少なくとも前カバー及び後カバーを含み、
前記キャビティ及びモータは前記前カバー内に位置する、インペラは前記後カバー内に位
置し、
前記前カバーと前カバーとの間には、前記後カバーと前記リアカバーとの間に周方向の回
転を阻止するストッパ機構が設けられている。
前記フロントカバーと前記リアカバーとの下方に固定接続ハンドルが設けられ、
前記フロントカバーと前記リアカバーとハンドル内部とが連通し、
前記ハンドル内には、接続する電池とコントローラとが設けられ、
前記コントローラは、スイッチと充電インタフェースとに接続し、
前記導流カバーには、給電線が貫通する穿孔孔が設けられ、前記モータと前記コントロー
ラとを電気的に接続する。
好ましくは、前記送風ガイドのインペラ内には、配線溝が設けられ、
前記配線溝は穿孔に連通し、電線は前記穿孔を通って前記配線溝内に入り前記流体通路と
遮断し、
前記配線溝には、カバーが取り付けられ、
前記カバーが取り付けられた後、前記配線溝を覆う。
好ましくは、前記モータは、直流ブラシレス外回転子モータとし、
前記インペラは、ハブと羽根と、を含み、
前記ハブ内には、回転軸と磁石とが設けられ、
前記羽根はハブの外側に固定し、
前記インペラがモータに取り付けられると、回転軸がモータ内に挿入され、磁石がモータ
の外側に位置する。
好ましくは、前記羽根は螺旋状に設けられ、間隔を空けて複数設けられ、隣接する2つの
前記羽根は、前記回転軸方向の断面に重ね合わせ領域を有している。
好ましくは、前記ハブの異なる位置における同一ブレードの幅が異なり、
前記第1の端部の羽根幅は、前記第2の端部の羽根幅よりも大きくない。
好ましくは、前記ハブは、円錐又は円台状をなし、最も直径の大きい第1の端部と最も直
径の小さい第2の端部とを有し、
前記第1の端部は、前記ファンヘッドの断面幅が最も大きい位置にある。
好ましくは、前記ブレードは入風口方向に延び、モータは空気の流れ方向の下流に位置す
る。
好ましくは、前記ハンドルの回動には掛リングが接続されており、
前記掛リングと前記ハンドルとの間に位置決め機構が設けられ、
前記位置決め機構は、前記掛リングを支持位置に位置決めし、
ファンを直立または直立に近い水平台面に支持する。

本発明の有益な効果は、従来技術と比較して、以下の通りである。インペラをファンヘッ
ド内に隠すことにより、羽根の回転時に使用者を切断することを防止することができる。
インペラと吹き出し口の間の距離を延長し、気流を流体通路内に集め、吹き出し口から吹
き出す風がより集まり、清涼感がより良い。ファンヘッド内に導流カバーを設け、導流カ
バーに入風ガイドと出風ガイドを設け、ファンの各部品の射出成形と組立を容易にする。
ストラップリングやロープを設けることで、首やリュックサックにファンを掛けやすくな
り、移動時に持ち運びしやすくなります。また、ストラップリングはファンを直立させて
使用する際に支持を補助し、ファンを直立させて安定させることができる。

本発明の手持ち式ファンの概略図である。 本発明の手持ち式ファンの第1の分解概略図である。 本発明の手持ち式ファンの第2の分解概略図である。 本発明の手持ち式ファンの第1断面図である。 本発明の手持ち式ファンの第2断面図である。 本発明のモータの全体概略図である。 本発明のインペラの側面の模式図である。 本発明のインペラの全体の概略図である。

本発明の実施の形態を当業者によりよく理解させるために、以下、本発明の実施の形態の
図面に関連して、本発明の実施の形態における技術の形態を明確かつ完全に説明する。説
明された実施形態は、全てではなく、本発明の一部の実施形態に過ぎないことは明らかで
ある。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提として得
た他のすべての実施例は、本発明の保護範囲に属すべきである。

本発明の明細書および特許請求の範囲および上記図面における用語「含む」および「有す
る」およびそれらの任意の変形は、彼の含むものを排除しないことを意図する。例えば、
一連のユニット、プロセス、システム、製品または装置を含むことは、どのプロセス、シ
ステム、製品またはユニットを明確にリストすることに限定される必要はなく、明確にリ
ストされていない、またはこれらのユニット、プロセス、製品またはデバイス固有の他の
ユニットまたはプロセスなどを含むことができる。

本発明の明細書及び請求項及び上記図面における用語「取付」、「設置」、「設ける」、
「接続」、「連結」、「セット」は、広義に理解されるべきである。例えば、固定接続、
取り外し可能接続、または全体的な構造であってもよい。機械的接続、または電気的接続
であってもよい。直接的に接続されていてもよいし、中間媒体を介して間接的に接続され
ていてもよいし、2つの装置、素子、または構成部分間の内部の連通であってもよい。当
業者にとって、上記用語の本発明における具体的な意味は、具体的な状況に応じて理解さ
れ得る。実装方式が「接続」または「接続」などの語として記述されている場合、直接接
続であってもよいし、中央コンポーネントを介して間接的に接続してもよい。反対の示唆
がなければ、1つのコンポーネントが「設けられている」、「設けられている」、「設け
られている」、「接続されている」の別のコンポーネントは、2つのコンポーネントが一
体構造であることを排除しません。

さらに、底部、頂部などの空間的に相対的な用語を使用して、1つの要素および／または
特徴と、例えば、図に示すように、他の（1つまたは複数の）要素および／または（1つま
たは複数の）特徴との関係を記述することができる。空間的に相対的な用語は、図面に描
かれた向き以外のデバイスの使用および／または動作における異なる向きをカバーするこ
とを意味することが理解される。例えば、図中の装置が反転された場合、「前面」として
記述された要素は、他の要素または特徴「後方」に配向されてもよい。装置は、例えば90
度回転または他の向きに従って、他の方法で指向性を有することができ、本明細書で使用
される空間上の相対的な説明は、それに応じて説明される。

図1～図8を参照すると、導流カバーを有する手持ち式ファンであって、ファンヘッド1と
ハンドル2とを備え、ファンヘッド1は長筒状であり、入風口3、出風口4と入風口3、出風
口4とを接続する流体通路5とを備え、入風口3と出風口4にはそれぞれ吸気リーフ6と排気
リーフ7が設けられ、流体通路5にはモータ8とインペラ9が設けられ、モータ8はインペラ9
を回転させて入風口3、流体通路5と出風口4方向に空気を流すことができる。

具体的には、ファンヘッド1は、固定接続されたフロントカバー10とリアカバー11とを備
え、フロントカバー10には、吹き出し口4が設けられ、吹き出し口4には、直接的または間
接的に、吹き出しリーフ7が接続され、リアカバー11には、吹き出し口3が設けられ、吹き
出し口3には、直接的または間接的に、吹き出しリーフ6が接続されている。

本実施例では、フロントカバー10とリアカバー11の両方が長筒状に設けられており、スナ
ップによって前後方向に着脱可能な固定接続によりファンヘッド1が形成する、送風ガイ
ド羽根6とリアカバー11とが一体成形または固定接続され、送風ガイド羽根7とフロントカ
バー10とが一体成形または固定接続され、フロントカバー10の中心が送風ガイド羽根7を
介してキャビティ12が固定接続され、キャビティ12の内側にモータ8が取り付けられ、キ
ャビティ12の外側とファンヘッド1との間に流体通路5が形成する、キャビティ12の遮断下
では、流体通路5が吹き出し口4の位置にあるときに断面面積が最も小さく、かつインペラ
9の前後方向における流体通路5の断面面積も異なり、断面面積は送風よりも送風が大きい
状態となり、流体通路5内に空気が集まり、吹き出し口4から吹き出される気流がより集中
する。

好ましくは、流体通路5内の空気流の凝集長を長くしながらファンヘッド1のサイズを大き
くしないように、インペラ9は、入風口3方向に向けて後蓋11に位置し、ファンの体積及び
重量を小さくするために、モータ8は、直流ブラシレスロータモータ8として設けられる。

具体的には、インペラ9は、ハブ13とブレード14とを備える、ハブ13内には回転軸15とマ
グネット16が設けられ、回転軸15はハブ13の中心に位置する、マグネット16はハブ13の縁
に位置し、ブレード14はハブ13の外表面に螺旋状に設けられて複数の間隔を隔てて設けら
れ、モータ8はステータを含み、ステータ中心には回転軸15が挿入する軸孔17が設けられ
、軸孔17の外側にはコイル18が設けられ、装着時には、回転軸15を軸孔17内に挿入する、
また、磁石16はコイル18の外側にセットされており、ステータが電源を入れると、コイル
18に磁界が発生して磁石16がインペラ9を回転させるとともに、インペラ9とキャビティ12
またはモータ8との間が磁石16とステータとの磁力吸着により接続され、取り付けがより
便利となるとともに、通常のモータ8に比べて寸法がより小さく、重量がより軽くなり、
ファンヘッド1全体の体積および重量がより小さく、より軽くなるファンを手持ちで使用
すると、頭が重くて足が軽いという問題はありません。

好ましくは、ハブ13は円錐又は円台状であり、最も径の大きい第1端19と最も径の小さい
第2端20とを有し、各ブレード14はハブ13の表面の斜面に沿って取り付けられており、隣
接する2つのブレード14は、回転軸15方向の断面に重なり合う領域を有し、かつハブ13の
異なる位置に位置する同一ブレード14の幅が異なり、本実施例では、第1端19のブレード1
4の幅は、第2端20のブレード14の幅より大きくない。

上記実施例では、フロントカバー10とリアカバー11の下方にハンドル2が固定接続され、
ハンドル2はフロントケース21とリアケース22を含み、フロントケース21はフロントカバ
ー10と一体成形され、リアケース22はリアカバー11と一体成形され、ハンドル2内には接
続された電池23とコントローラ24が設けられ、コントローラ24はスイッチ25と充電インタ
ーフェース26とを接続し、フロントカバー10、リアカバー11とハンドル2の内部が連通し
、給電線が通って電池23、コントローラ24とモータ8との間を電気的に接続している。

引き廻しを隠すために、下端に位置する1つの出風ガイド羽根7には配線溝27が設けられて
おり、配線溝27の両端はそれぞれハンドル2とキャビティ12と連通しており、取り付け時
には配線溝27内に電線を取り付け、配線溝27を介して電線と流体通路5とを遮断するよう
にしているが、好ましくは、配線溝27にはバリアカバー28が設けられており、バリアカバ
ー28が取り付けられた後に配線溝27を覆い、入風口3と出風口4からはいずれも電線が観察
されず、隠蔽効果を達成するために、製品全体をより美しくし、電線が露出したときに外
物に引っ張られることを避けることができる。

好ましくは、モータ8の中心とハンドル2との連線とハンドル2の軸線29とが重なるか、ま
たはハンドル2の軸線29の前方に位置し、手持ちで使用する場合、風力によってファンの
重心がハンドル2の軸線29の位置または近接位置に位置し、重心が後ろに寄り、ファンが
後ろに傾きやすいようにする。本実施形態では、ハンドル2の軸線29はファンヘッド1に垂
直であり、モータ8の中心はハンドル2の軸線29の前側に位置する。

上記実施例では、風口4の気流をより集中させるために、ファンヘッド1の断面が弧度を有
し、風口4の位置の幅がインペラ9の位置の幅よりも小さく、ハブ13の第一端19がファンヘ
ッドの断面幅が最も大きい箇所に位置するか、あるいは、出風口4の断面面積が出風口3の
断面面積と流体通路5がインペラ9の位置に位置する断面面積よりも小さい。

好ましくは、送風ガイド羽根6は格子状に設けられ、送風ガイド羽根7は湾曲して設けられ
、送風ガイド羽根7の外面は、出風口4の位置で内側に凹んで段差を形成している。

他の実施形態では、ファンの成形・取り付けを容易にするために、フロントカバー10とリ
アカバー11の内側には、ガイドカバー30が設けられており、ガイドカバー30は、長筒状で
あり、フロントカバー10、リアカバー11の寸法に適合した寸法であり、フロントカバー10
とリアカバー11内にガイドカバー30が挿入可能に取り付けられるとともに、ガイドカバー
30とフロントカバー10、リアカバー11との間には、ファンヘッド1内でガイドカバー30が
回動することを防止するストッパ機構33が設けられている。

具体的には、導流カバー30は、少なくともフロントカバー31とリアカバー32を含み、フロ
ントカバー31の端部は、送風ガイド羽根7と一体成形または固定接続され、リアカバー32
の端部は、送風ガイド羽根6と一体成形または固定接続され、フロントカバー31は、送風
ガイド羽根7を介してキャビティ12に接続され、キャビティ12とフロントカバー31との間
に流体通路5が形成され、ファン装着後、モータ8はフロントカバー31内に位置し、インペ
ラ9はキャビティ12の外に位置し、リアカバー32中に位置する。

好ましくは、フロントカバー31またはリアカバー32の下端には、給電線が通る穿孔34が設
けられており、穿孔34の上下方向は、配線溝27およびハンドル2に連通しているとともに
、カバー28が取り付けられた後に穿孔34を遮蔽することもできる。

上記実施例では、ファンの持ち運びを容易にするために、ハンドル2にストラップリング3
5またはストラップが設けられており、ストラップリングによってファンを首に掛けたり
、ストラップリング35によってリュックサックに掛けたりすることができる。

好ましくは、ハンドル2の底部は平面に設けられており、ファンが水平テーブルに直立し
て使用できるようにしている。

本実施例では、掛リング35とハンドル2との間に位置決め機構が設けられており、位置決
め機構は、掛リング35を水平後方に位置決めすることができ、ファンが直立して配置され
て使用されると、掛リング35は、ファンを水平台面に安定させるための支持座を形成する
。

具体的には、前ケース21または後ケース22には溝36が設けられており、掛リング35を溝36
内に配置して前ケース21と後ケース22とを係合接続した後、掛リング35をハンドル2の底
部に取り付け、掛リング35には凸ブロック37が設けられており、凸ブロック37は前ケース
21または後ケース22の内壁にフィットし、掛リング35が支持位置に回動すると、凸ブロッ
ク37と前ケース21または後ケース22の内壁との間にストッパが形成され、掛リング35が後
上方に回動し続けることができない。

本明細書に記載された以上の内容は、本考案の例示にすぎない。本考案が属する技術分野
の技術者は、本考案の明細書の内容から逸脱しないか、または本考案の請求の範囲に定義
された範囲を超えない限り、本明細書に記載された具体的な実施形態を種々の修正または
補足または同様の方法で代替することができる。

Claims (10)

1. ファンヘッドとハンドルを含む導流カバー付き手持ち式ファンであって、
   前記ファンヘッドは、長筒状をなし、入風口と、出風口と、入風口と出風口とを接続する
   流体通路と、を含み、
   前記入風口と出風口には、それぞれ入風ガイドと送風ガイドとが設けられ、
   前記ファンヘッドは、固定接続されたフロントカバーとリアカバーと、を含み、
   前記フロントカバーと前記リアカバーの内側には導流カバーが設けられ、
   前記導流カバーの中心は、前記送風ガイドによってキャビティに接続され、
   前記キャビティ内にモータを取り付けられ、インペラがモータに接続された後に前記キャ
   ビティの外側に位置し、
   前記キャビティと導流カバーとの間に流体通路が形成され、
   前記モータは、前記インペラを回転させ、空気を、入風口、流体通路、および出風口の方
   向に流動させる、
   ことを特徴とする導流カバー付き手持ち式ファン。
2. 前記出風口の断面面積は、前記入風口の断面面積及び前記流体通路がインペラの位置に位
   置する断面面積よりも小さい、
   ことを特徴とする請求項１に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
3. 前記導流カバーは、少なくとも前カバー及び後カバーを含み、
   前記キャビティ及びモータは前記前カバー内に位置し、インペラは前記後カバー内に位置
   し、
   前記前カバーと前記フロントカバーとの間には、及び前記後カバーと前記リアカバーとの
   間には、周方向の回転を阻止するストッパ機構が設けられている、
   ことを特徴とする請求項２に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
4. 前記フロントカバーと前記リアカバーとの下方はハンドルに固定接続され、
   前記フロントカバーと前記リアカバーとハンドル内部とが連通し、
   前記ハンドル内には、接続する電池とコントローラとが設けられ、
   前記コントローラは、スイッチと充電インタフェースとに接続し、
   前記導流カバーには、給電線が貫通する穿孔孔が設けられ、前記モータと前記コントロー
   ラとを電気的に接続する、
   ことを特徴とする請求項３に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
5. 前記送風ガイドには、配線溝が設けられ、
   前記配線溝は穿孔に連通し、電線は前記穿孔を通って前記配線溝内に入り前記流体通路と
   遮断し、
   前記配線溝には、カバーが取り付けられ、
   前記カバーが取り付けられた後、前記配線溝を覆う、
   ことを特徴とする請求項４に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
6. 前記モータは、直流ブラシレス外回転子モータとし、
   前記インペラは、ハブと、羽根と、を含み、
   前記ハブ内には、回転軸と磁石とが設けられ、
   前記羽根はハブの外側に固定し、
   前記インペラがモータに取り付けられると、回転軸がモータ内に挿入され、磁石がモータ
   の外側に位置する、
   ことを特徴とする請求項１～５のいずれか１項に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
7. 前記羽根は螺旋状に、かつ間隔を空けて複数設けられ、隣接する2つの前記羽根は、前記
   回転軸方向の断面に重ね合わせ領域を有しており、
   前記ハブの異なる位置における同一ブレードの幅が異なり、前記第1の端部の羽根幅は、
   前記第2の端部の羽根幅よりも大きくない、
   ことを特徴とする請求項６に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
8. 前記ハブは、円錐又は円台状をなし、最も直径の大きい第1の端部と最も直径の小さい第2
   の端部とを有し、
   前記第1の端部は、前記ファンヘッドの断面幅が最も大きい位置にある、
   ことを特徴とする請求項７に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
9. 前記ブレードは入風口方向に延び、モータは空気の流れ方向の下流に位置する、
   ことを特徴とする請求項８に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。
10. 前記ハンドルの回動には掛リングが接続されており、
    前記掛リングと前記ハンドルとの間に位置決め機構が設けられ、
    前記位置決め機構は、前記掛リングを支持位置に位置決めし、
    ファンを直立または直立に近い水平面に支持する、
    ことを特徴とする請求項１～５のいずれか１項に記載の導流カバー付き手持ち式ファン。

Images