JP3238337U - 家具用把手 - Google Patents

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維有創 小野沢
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有限会社小野沢家具店
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Abstract

【課題】把手を使用していない際に人等が把手に引っ掛かることなく安全であると共に、部品交換が容易である家具用把手を提供する。【解決手段】座2と、可動式の指掛け部材3とを備え、前記座は、家具の取付け面11と略面一である見付面23に前記指掛け部材が取り付けられる凹部24を形成してあるとともに、前記取付け面に設けられた取付け孔に嵌合する外側形状であって、前記座の前記凹部内に、前記指掛け部材の上部を着脱自在なピンによって回動可能に軸止してあり、把手1の非使用時において前記指掛け部材の見付面が前記座の見付面と略面一であり、把手の使用時において前記指掛け部材の指掛部33が前記座の見付面よりも前側へ突出する。【選択図】図1

Description

本考案は、箪笥、戸棚、机等の家具の引き出しや戸等に取り付けられる把手に関するものである。
従来の家具用把手は、把手が取り付け面から突出しているものが多く、人等が把手に引っ掛かり危険であった。また、経年劣化等による把手の部品の交換は、特殊な工具や金具が必要であることも多く困難であった。
本考案は上記実情を考慮したもので、その解決課題は、把手を使用していない際に人等が把手に引っ掛かることなく安全であると共に、部品交換が容易である家具用把手を提供することである。
前記課題を解決するための本考案の請求項1記載の家具用把手は、座と、可動式の指掛け部材とを備え、前記座は、家具の取付け面と略面一である見付面に前記指掛け部材が取り付けられる凹部を形成してあるとともに、前記取付け面に設けられた取付け孔に嵌合する外側形状であって、前記座の前記凹部内に、前記指掛け部材の上部を着脱自在なピンによって回動可能に軸止してあり、把手の非使用時において前記指掛け部材の見付面が前記座の見付面と略面一であり、把手の使用時において前記指掛け部材の指掛部が前記座の見付面よりも前側へ突出することを特徴とする。
本考案の請求項2記載の家具用把手は、前記座または前記指掛け部材の材質が金であることを特徴とする。
本考案の請求項1記載の家具用把手によれば、把手の非使用時において、指掛け部材の見付面と、座の見付面と、家具の取付け面とが略面一であることで、家具用把手が家具の取付面から突出しておらず、人等が把手に引っ掛かることがなく安全性に優れる。
また、座の見付面及び指掛け部材の見付面が家具の取付け面と略面一であることで、外観がすっきりとしたものとなり、意匠性に優れる。
さらに、指掛け部材が座に着脱自在なピンによって取り付けられていることで、ピンを外して指掛け部材を容易に交換することが可能であり、メンテナンス性及び意匠性に優れる。
また、座の凹部内に指掛け部材の上部を着脱自在なピンによって回動可能に軸止してあることで、使用者が指掛け部材に指を掛けて引くだけで指掛け部材が回動して取付け面から突出し、そのまま指掛け部材を引くだけでよいので、様々な理由で使用者が物を握る動作が困難である場合にも使用できる。
本考案の請求項2記載の家具用把手によれば、前記座または前記指掛け部材が錆びにくい金属により形成されていることで、人の汗等が付着しても錆びることなく美しい外観を保つことができる。
家具用把手の(a)把手非使用時、(b)把手使用時の斜視図である。 家具用把手の、把手非使用時における(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)側面図、(e)背面図である。 座の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)側面図、(e)背面図である。 指掛け部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)側面図、(e)背面図である。
以下、この考案の実施の形態を図1から図4を参照して詳細に説明する。本実施形態例における家具用把手1は、図1のように桐製の箪笥の引き出しの取付け面11に設けられた取付け孔12に収まるように取り付けられるものであって、座2と、可動式の指掛け部材3から構成される。座2及び指掛け部材3の材質は、真鍮等の殺菌作用のある金属や、ステンレスやアルミ、金等の錆びにくい金属がより好ましいが、その他の材質であってもよく、また、座2と指掛け部材3はそれぞれ異なる材質で形成されていてもよい。以下の説明においては、特に記載がない限り、指掛け部材3は把手1の非使用時、すなわち図1(a)のように座2の凹部24内に収納された状態を基本とする。
座2は、図2及び図3に示すように、基部21と、該基部21の前部に設けられた鍔部22からなる。基部21の外側形状は、箪笥の引き出しの取付け孔12に嵌合する形状であり、座2の見付面23は箪笥の取付面11と略面一である。基部21の背面には左右にネジ穴26,26が設けられており、箪笥の引き出しの取付け面11に背面からネジ止めされる。座2の見付面23には、指掛け部材3を取り付けるための凹部24が形成されている。該凹部24は、指掛け部材3が収まる形状であり、凹部24の内面は丸みを帯びた形状である。凹部24の上部には、指掛け部材3を取り付けるためのピン挿通孔25が設けられている。
指掛け部材3は、図4に示すように正面視略U字状であり、上部の左右に座2への取付部31,31、下部に指掛部33をそれぞれ有する。左右の取付部31には、指掛け部材3を座2に取り付けるためのピン挿通孔32がそれぞれ設けられている。
指掛け部材3は、見付面を座2の見付面23と略面一にして座2の凹部に収まる。そして、指掛け部材3の左右のピン挿通孔32,32と座2の左右のピン挿通孔25,25を貫通して1本の着脱自在なピン4が挿入されることで、指掛け部材3は回動可能に軸止され、指掛部33は前側に突出可能となる。なお、ピン4はステンレス製の丸棒形状であって、長さは基部21の左右幅に略等しい。図2(d)に示すように、ピン4の脱落を防止するために、座2の基部21の右側面にピン挿通孔25を塞ぐようにして脱落防止シール5が貼られている。この脱落防止シール5を剥がせばピンが容易に取り外せ、指掛け部材3を座2から取り外すことができる。
次に、把手1の使用時と非使用時における動作について説明する。
図1(a)は把手1の非使用時、図1(b)は把手1の使用時を表す図であり、使用者の手は省略して示す。箪笥の引き出しを開ける際、すなわち把手1を使用する際に、使用者が図1(a)の状態の把手1の指掛部33に上から指を掛けて前側へ引くと、指掛け部材3が取付部31のピン4を軸として回動し、指掛部33は座2の見付面23よりも前方へと引き出される。使用者はそのまま指掛部33を引くことで、引き出しが引き出される。そして、把手1の使用が終われば、使用者が指掛部33から指を離すと、指掛け部材3は回動して図1(a)の状態へと戻り、指掛け部材3の見付面は座2の見付面23及び箪笥の取付け面11と略面一となる。
上記のように構成した家具用把手1によれば、把手1の非使用時において、指掛け部材3の見付面と、座2の見付面23と、箪笥の引き出しの取付け面11とが略面一であることで、把手1が箪笥の引き出しの取付面11から突出しておらず、人等が把手1に引っ掛かることがなく安全性に優れる。
また、座2の見付面23及び指掛け部材3の見付面が家具の取付け面と略面一であることで外観がすっきりとしたものとなり、意匠性に優れる。
さらに、指掛け部材3が座2に着脱自在なピン4によって取り付けられていることで、ピン4を外して指掛け部材3を容易に交換することが可能であるため、メンテナンス性に優れ、また、座2及び指掛け部材3を異なる色のもの等に交換でき、意匠性にも優れる。
また、座2の凹部24内に指掛け部材3の取付部31を着脱自在なピン4によって回動可能に軸止してあることで、使用者が指掛け部材3に指を掛けて引くだけで指掛け部材3が回動して箪笥の取付け面11から突出し、そのまま指掛け部材3を引くだけで箪笥の引き出しを開けることができるので、様々な理由で使用者が物を握る動作が困難である場合にも一本指で使用でき、使い勝手が良い。
また、座2の凹部24の内面が丸みを帯びているため、埃や汚れ等が付着した際にも容易に拭き取ることができ、メンテナンス性に優れる。
さらに、座2及び指掛け部材3の材質が真鍮等の殺菌作用のある金属である場合は、菌やウイルスの増殖を防ぐことで使用者間の感染を防ぐことができ、また、座2及び指掛け部材3の材質がステンレスやアルミ、金等の錆びにくい金属である場合は、人の汗等が付着しても錆びることなく美しい外観を保つことができる。
なお、本考案による家具用把手は、上記実施形態例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、座や指掛け部材、ピンの材質は上記に限定されず、例えば他の金属や樹脂等であってもよい。
1 家具用把手
11 取付け面
12 取付け孔
2 座
23 見付面
24 凹部
3 指掛け部材
33 指掛部
4 ピン

本考案の請求項2記載の家具用把手は、請求項1記載の家具用把手であって、前記座または前記指掛け部材の材質が金であることを特徴とする。

Claims (2)

  1. 座と、可動式の指掛け部材とを備え、
    前記座は、家具の取付け面と略面一である見付面に前記指掛け部材が取り付けられる凹部を形成してあるとともに、前記取付け面に設けられた取付け孔に嵌合する外側形状であって、
    前記座の前記凹部内に、前記指掛け部材の上部を着脱自在なピンによって回動可能に軸止してあり、
    把手の非使用時において前記指掛け部材の見付面が前記座の見付面と略面一であり、把手の使用時において前記指掛け部材の指掛部が前記座の見付面よりも前側へ突出することを特徴とする家具用把手。
  2. 前記座または前記指掛け部材が錆びにくい金属により形成されていることを特徴とする家具用把手。

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