JP3238163U - ゴルフスイング矯正具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造でありながら、使用者の打球方向側の手首を掌屈させるよう矯正するゴルフスイング矯正具の提供を目的とする。【解決手段】 ゴルフスイング矯正具1は、使用者の手首の外面側に位置するベース部11と、前記ベース部11から前記使用者の手の甲に向けて延在すると共に、少なくともスイングのトップの位置からインパクトまで前記手首を掌屈させるよう、掌側に傾斜する矯正部12と、前記ベース部11を前記手首に固定する固定部13とを備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、ゴルフスイング矯正具に関する。
近年普及しているゴルフクラブは、カーボン製シャフトやチタン製ヘッド等、素材の改良によって軽量化が実現され、かつてのスチール製シャフトにパーシモン製のヘッド等が取り付けられた重いものと比べ、シャフトはより長尺なもの、ヘッドはより大型なものが主流となっている。
かつての重いクラブを使う場合は、極力引力に逆らわず、スイングプレーンを縦に使うことが好ましいとされていたが、昨今の軽量・長尺のゴルフクラブを用いる場合、スイングプレーンとしてより水平(フラット)な状態に近づけたシャローイングと呼ばれるスイングが理想とされている。それにより、クラブの長尺化による振り遅れを防止でき、パッシブトルク(身体の動きやクラブの動きによって受動的(自動的)に発生するトルク)を効率的に使うことができる。
しかし、多くのアマチュアは、シャフトの長尺化及びヘッドの大型化によって重心距離が長くなっているにもかかわらず、かつてのゴルフスイングと同じように縦に振ろうとする傾向が強く、振り遅れを生じてしまうことが多い。また、より水平なスイングを心掛けたつもりでも、軽量化された近年のクラブは、手だけでも簡単にクラブフェイスの向きを変えられることから、振り遅れを嫌って、利き腕である右手でボールをつかまえる動きをする。するとアドレスではフラットだったスイングプレーンは縦振りに戻り、結果として上から大根切りのようなカット軌道となる。
その結果、インパクト時に左手首が背屈状態となり、クラブフェイスが開き(図6参照)、手とクラブヘッドとの位置関係がいわゆるハンドレイトの状態のままインパクトを迎える。それに伴い、打ち出されたボールの軌道はスライスし、飛距離もでない。また、これを嫌って手首を早く返すと、ダグフック(低い弾道で左にカーブしていく現象)するひっかけボールとなり、安定性に欠いた悪循環に陥る。
スライスボール等のミスショットに繋がるスイングを矯正するための技術として、例えば、下記特許文献1~4に開示されたものが知られている。
特開平7-227451号公報 特許第285241号公報 実用新案登録第3104719号公報 特許第6644387号公報
しかしながら、上記特許文献1~4に開示の技術は、より適切なボール軌道に近づけようとするものであるが、軽量化、シャフトの長尺化、ヘッドの大型化という特徴を備えた近年のゴルフクラブの特性を考慮したものではない。
また、上記特許文献1~4に開示の技術は、いずれも部品点数が多く、複雑な構造を呈するという課題も有する(例えば、特許文献1おけるターンバックル等、特許文献2おける筐体部、傾斜状態検出部等、特許文献3における指バンド部、連結バンド部、コイルボーン等、特許文献4における両腕の締付帯、締付帯連結体、シャフトに係止する留め具、ひも状部材等)。
スライスボールが打ち出される要因の1つとして、前述のように、トップからインパクトに掛けて、使用者の打球方向側の手首が背屈することが挙げられる。一方で、ゴルファーの打球方向側の手首が掌屈していると、トップの際にクラブフェイスが開かず、手とクラブヘッドとの位置関係がいわゆるハンドファーストの状態となる。その結果、打ち出されたボールは、適切な軌道を描き、飛距離も向上する。
本考案は上記に鑑みなされたものであり、簡易な構造でありながら、使用者の打球方向側の手首を掌屈させるよう矯正するゴルフスイング矯正具の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のゴルフスイング矯正具は、
使用者の手首の外面側に位置するベース部と、
前記ベース部から前記使用者の手の甲に向けて延在すると共に、少なくともスイングのトップの位置からインパクトまで前記手首を掌屈させるよう、掌側に傾斜する矯正部と、
前記ベース部を前記手首に固定する固定部と、
を備えることを特徴とする。
また、本考案のゴルフスイング矯正具において、
前記矯正部の端部に、使用者の手指を挿通する手指挿通部が取り付けられることが好ましい。
更に、本考案のゴルフスイング矯正具において、
少なくとも前記矯正部の裏面側に、クッション材が配設されることが好ましい。
前記ベース部と前記矯正部の境界に位置する頂点からの前記矯正部の長さが前記頂点からの前記ベース部の長さより長いことが好ましい。
前記矯正部は、前記ベース部に対し、掌側への屈曲角度が10~40度の範囲であることが好ましい。
本考案によれば、使用者の手首の外側に位置するベース部と、ベース部から手の甲に向けて延在し、且つ、掌側に傾斜する矯正部を含む簡易な構造でありながら、少なくともスイングのトップの位置からインパクトに掛けて、使用者の打球方向側の手首の掌屈を保つことができる。
図1は、本考案の実施形態に係るゴルフスイング矯正具1の側面図である。 図2(a)は、本実施形態に係るゴルフスイング矯正具1の平面図であり、図2(b)はその底面図である。 図3は、本実施形態に係るゴルフスイング矯正具1の使用状態を示す図である。 図4は、本実施形態に係るゴルフスイング矯正具1を装着した場合のトップの位置でのスイング状態を示す図である。 図5は、本実施形態に係るゴルフスイング矯正具1を装着した場合のインパクトの位置でのスイング状態を示す図である。 図6は、手首が背屈した状態でのトップの位置を示す図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1~図5を参照して、本考案の実施形態に係るゴルフスイング矯正具1の構成を説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るゴルフスイング矯正具1の側面図である。また、図2(a)は、ゴルフスイング矯正具1の平面図であり、図2(b)はその底面図である。更に、図3は、ゴルフスイング矯正具1の使用状態を示す図である。更に、図4は、ゴルフスイング矯正具1を装着した場合のトップの位置でのスイング状態を示す図である。更に、図5は、ゴルフスイング矯正具1を装着した場合のインパクトの位置でのスイング状態を示す図である。
まず、図1~図5に示されるように、本実施形態に係るゴルフスイング矯正具1は、ベース部11、矯正部12、固定部13等を備える。ベース部11及び矯正部12は、硬質の合成樹脂製や金属製の板状部材から一体に形成されており、図2(a)及び(b)に示すように、平面視で幅が約2~6cmで、人の手首の幅よりも狭い幅で形成されている。また、ベース部11及び矯正部12は、全体として図1のように側面視で略く字状に形成されている。略く字状となっているゴルフスイング矯正具1の側面視における頂点10を境として、長手方向の一方側がベース部11で他方側が矯正部12である。ベース部11及び矯正部12を構成する板状部材の外面は布、フェルト等の柔らかな素材によって被覆され、手首や手に接した際に柔らかな触感が得られる。
ベース部11は、使用者(ゴルファー)の腕の長手方向に沿う扁平状の部位であって、使用者の手首21の外面21U側(手の甲22側)に位置する(図3参照)。図3に示されるように、ベース部11の裏面と使用者の手首21の外面21Uとが向き合うように装着される。これにより、ベース部11は、使用者の手首21の外側を覆う。
次に、矯正部12は、図示されるように、ベース部11から連続して使用者の手の甲22に向けて延在する扁平の部位である。また、図3に示されるように、矯正部12の裏面と使用者の手の甲22とが向き合うように装着される。上記のようにゴルフ矯正具1は側面視で略く字状であり、矯正部12は、ベース部11に対して頂点10を中心として所定の角度掌側に曲がっている。ベース部11に対し、頂点10を中心とした矯正部12の掌側への屈曲角度θ1は10~40度の範囲が好ましい(図1参照)。
ベース部11の頂点10からの長手方向の長さは約4~10cmとすることが好ましく、矯正部12の頂点10から長手方向に沿って約6~13cmとすることが好ましい。ベース部11及び矯正部12の長手方向に沿った長さは、いずれも同じ長さであってもよいが、ベース部11が長すぎると腕の動きの規制範囲が大きくなる。よって、ベース部11としては、約5~8cmがより好ましい。一方、矯正部12は手首の掌屈状態を維持しやすいように、ベース部11よりも約1~3cm長めとすることが好ましい。
但し、腕の長さ、手の大きさには個人差があるため、異なるサイズのものを準備することも可能である。
このように、傾斜固定される矯正部12によって、使用者の手首21が常に掌屈した状態に保たれる。その結果、図4及び図5に示されるように、スイングのトップ位置でクラブフェイスが開かず(図4参照)、且つ、インパクトの際、手とクラブヘッドとの位置関係がハンドファーストの状態となる(図5参照)。すなわち、矯正部12は、少なくともスイングのトップ位置からインパクトまで手首21を掌屈させるように矯正する。
これにより、打ち出されたボールは、適切な軌道を描き、飛距離も向上する。
更に、本実施形態の矯正部12は、矯正部12の端部に取り付けられる手指挿通部14を備えることが好ましい。本実施形態の手指挿通部14は、例えば、ひも状の部材等で構成されると共に、両端が矯正部12の端部に接続する環状の部位である。
また、使用者の手指(例えば、中指)を通すための空域が、手指挿通部14の内部に形成される。このような手指挿通部14を設けることで、使用中(例えば、スイング中)に、矯正部12が当初の装着位置からずれることを防止できる。
更に、矯正部12の裏面側(使用者の手の甲22と向き合う側)に、クッション材16が配設されてもよい(図2(b)参照)。ゴルフスイング矯正具1の装着時、使用者の手首21は、矯正部12によって掌屈させられている。その反動で、ゴルフスイング矯正具1の装着前の状態に手首が戻ろうとすると、矯正部12が使用者の手の甲22を強く押圧するような事態が想定される。
これに対して、矯正部12の裏面側に、クッション材16が配設されることで、矯正部12から使用者の手の甲22側に加わる圧力が分散されて緩和され、ゴルフクラブ矯正具1の装着時の不快感を低減させることができる。
また、使用者の手首21が背屈しようとすると、使用者の手首21(又は、ベース部11の裏面と接触する腕)に対してもベース部11から圧力が加わる。このようなベース部11からの圧力を緩和するため、ベース部11の裏面側(使用者の手首21と向き合う側)にも、クッション材15が配設されてもよい(図2(b)参照)。
次に、固定部13は、ベース部11を使用者の手首21に固定するための部位である。より詳しくは、本実施形態の固定部13は、ベース部11の一方の側方に延びる短ベルト部13aと他方の側方に延びる長ベルト部13bとを有すると共に、短ベルト部13aの端部に方向転換用のカン13cが取り付けられている。短ベルト部13a及び長ベルト部13bは表面に柔らかな面ファスナー部13eを備えた布材から形成される。長ベルト部13bの先端付近には引っ張り部13dが固定されており、ベース部11及び矯正部12を上記のように手首21の外面21U側及び手の甲22側に当接し、長ベルト部13bを手首21の内面側から反対側に回し、カン13cに引っかけて折り返し、長ベルト部13bの表面に折り返した部分を重ねる。長ベルト部13bは表面に面ファスナー部13eを備えているため、折り返されて重ねあわせることで対向する面ファスナー部13e同士が接合して固定される。これにより、ゴルフスイング矯正具1が、使用者の手首21(又は、その近傍位置)に装着される。
本実施形態によれば、使用者の手首21に位置するベース部11と、ベース部11から手の甲22に向けて延在し、且つ、掌側に傾斜する矯正部12を含む簡易な構造でありながら、スイング過程におけるトップからインパクトに掛けて、使用者の打球方向側の手首の掌屈を保つことができる。
1 ゴルフスイング矯正具
11 ベース部
12 矯正部
13 固定部
14 手指挿通部
15,16 クッション材

Claims (5)

  1. 使用者の手首の外面側に位置するベース部と、
    前記ベース部から前記使用者の手の甲に向けて延在すると共に、少なくともスイングのトップの位置からインパクトまで前記手首を掌屈させるよう、掌側に傾斜する矯正部と、
    前記ベース部を前記手首に固定する固定部と、
    を備えることを特徴とするゴルフスイング矯正具。
  2. 前記矯正部の端部に、使用者の手指を挿通する手指挿通部が取り付けられる
    請求項1に記載のゴルフスイング矯正具。
  3. 少なくとも前記矯正部の裏面側に、クッション材が配設される
    請求項1又は2に記載のゴルフスイング矯正具。
  4. 前記ベース部と前記矯正部の境界に位置する頂点からの前記矯正部の長さが前記頂点からの前記ベース部の長さより長い
    請求項1~3のいずれか1に記載のゴルフスイング矯正具。
  5. 前記矯正部は、前記ベース部に対し、掌側への屈曲角度が10~40度の範囲である
    請求項1~4のいずれか1に記載のゴルフスイング矯正具。
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