JP3237984U - 塗装用内容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、塗装用ローラーを扱いて流出した余分な塗料を流れ易くする塗料用内容器を提供する。【解決手段】本考案は、筒体5、及び筒体5の一方の筒端を閉塞する底平板6を有する容器本体1と、複数の凸部2を備える。容器本体1は、筒体5の内周面13の一部分の第一内面領域31と、筒体5の内周面13の他部分の第二内面領域32を有する。第一内面領域31は、第一方向Pに第1長さHXを有し、第一方向Pと直交する第二方向Bに第2長さLYを有して、平面状に形成される。複数の凸部2は、第一内面領域31から筒体5の内部へ突出した涙滴型に形成される。凸部2の尖端が第一方向に向かって位置する。塗装用ローラーを第一内面領域31及び各凸部2に押し当てて扱いて、塗装用ローラーから流出する余分な塗料を容器本体1の底平板6に向けて流す。【選択図】図2

Description

本考案は、塗装の作業時に塗料を入れる塗料用の内容器に関する。
塗料を入れる技術として、特許文献1は、塗料用の内容器を開示する。塗料用の内容器は、塗装の作業時、外容器に収納されて、塗料が入れられる。内容器の特定の内側面には、主として塗装用ローラーを扱くための扱き部が設けられている。この扱き部は、容器の内部に向かって線状に突出している複数の凸部を有している。塗装する作業者は、塗装用ローラーを内容器に入れた塗料に浸漬して、塗装用ローラーを扱き部(複数の線状の凸部)に押し当て扱くことで、塗装用ローラーの塗料の量を調整する。
特開2013-099750号公報
特許文献1では、塗料に浸漬した塗装用ローラーを、内容器の内周面及び複数の線状の凸部に押し当てて塗料の量を調整するが、線状の凸部であると凸部で塗装用ローラーを扱いて流出した余分な塗料が内容器の底体に向かって流れ難くなる。
本考案は、塗装用ローラーを扱いて流出した余分な塗料を容器本体の底体に向けて流れ易くすることのできる塗料用内容器を提供することにある。
そこで、上記課題を解決するために、本考案に係る請求項1の塗料用内容器は、筒体、及び前記筒体の一方の筒端を閉塞する底体を有する容器本体と、複数の凸部と、を備え、前記容器本体は、前記容器本体の内周面の一部分である第一内面領域と、前記筒体の内周面の他部分である第二内面領域を有し、前記第一内面領域は、前記筒体の他方の筒端又は前記底体に向かう第一方向に第一長さと、前記第一方向と直交する第二方向に第二長さを有して、平面状に形成され、前記各凸部は、前記各凸部の間に間隔を隔てて前記第一内面領域に配置され、前記第一内面領域から前記筒体の内部へ突出した涙滴型に形成され、前記凸部の尖端が前記第一方向に向かって位置されることを特徴とする。
本考案の請求項1では、筒体、及び筒体の一方の筒端を閉塞する底体を有し、前記筒体の他方の筒端から塗料が入れられる容器本体と、複数の凸部と、を備え、容器本体は、他方の筒端から底体に向かう第一方向において、筒体の他方の筒端から第一長さを有し、第一方向と直交する第二方向に第二長さを有して、平面状に形成され、各凸部は、各凸部の間に間隔を隔てて第一内面領域に配置され、第一内面領域から筒体の内部に突出した涙滴型に形成され、涙滴型の尖端を第一方向、又は第一方向と逆方向に向けて、第一内面領域に配置される構成も採用できる。
本考案の請求項2は、複数の前記凸部は、前記第一方向において、前記各凸部の間に同一の行間隔を隔てて複数の行に配置され、前記第二方向において、前記各凸部の間に同一の列間隔を隔てて複数の列に配置されることを特徴とする。
本考案の請求項3は、前記第一内面領域は、前記底体に角度をなして、前記筒体の外方及び前記筒体の他方の筒端に向かって延びつつ傾斜されることを特徴とする。
本考案の請求項4は、補助突起を備え、前記補助突起は、前記第二内面領域に配置され、前記第二内面領域から前記筒体の内部に突出されることを特徴とする。
本考案の請求項5は、前記補助突起は、前記第二内面領域の前記筒体の他方の筒端に配置されることを特徴とする。
本考案は、各凸部の間に間隔を隔てて各凸部を配置し、各凸部を涙滴型にして尖端を第一方向に向けて位置することで、塗装用ローラーを扱いて流出した余分な塗料を容器本体の底体に向けて流れ易くすることができる。
塗料用内容器を示す斜視図である。 塗料用内容器を示す平面図(上面図)である。 塗料用内容器を示す側面図である。 塗料用内容器を示す背面図である。 図2のA-A断面拡大図である。 図2のB-B断面拡大図である。 塗料用内容器において、凸部の配列等を示す平面図である。 凸部を示す拡大平面図である。 (a)は、凸部を示す拡大側面図、(b)は、凸部を示す拡大背面図である。 図8のC-C断面図である。 (a)は、図8のD-D断面図、(b)は、図8のE-E断面図である。 図2のF-F矢視図である。 外容器を示す斜視図である。 塗料用内容器、外容器及び塗装用ローラー具(塗装用ローラー)示す斜視図である。 塗料用内容器、外容器及び刷毛を示す斜視図である 各凸部(涙滴型)の尖端を第一方向の他方の筒端に向けて、第一内面領域に配置した平面図である。 各凸部を千鳥配列した平面図である。
本考案に係る塗料用内容器について、図1から図17を参照して説明する。
図1から図17において、塗料用内容器Xは、容器本体1、複数の凸部2、及び補助突起3を備える。
容器本体1は、図1乃至図7に示すように、筒体5、底体6、複数(例えば、4つ)のフランジ7~10、複数(例えば、4つ)の長穴16~19、複数(例えば、4つ)のスリット20~23(穴溝)、第一内面領域31、及び第二内面領域32を有する。
筒体5は、図1乃至図6に示すように、矩形状の筒体に形成される。
筒体5の内周面13(内側面)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の筒幅方向A(矩形状の短手方向)に、内側平面13A(第一内側平面)、傾斜内側平面13B(第一内側領域)及び内側平面13C(第二内側平面)を有する。
内側平面13A(第一内側平面)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の筒幅方向Aにおいて、内側平面13A及び内側平面13Cに第一筒幅間隔H1を隔てて、内側平面13Cに対向して配置される。内側平面13Aは、筒長さ方向B(矩形状の長手方向)に面長さLY(第二長さ)を有して、筒体5の一方の筒端5A側に配置される。内側平面13Aは、筒幅方向A及び筒長さ方向Bと直交する筒高さ方向Cにおいて、筒体5の一方の筒端5Aから他方の筒端5Bに向けて延びている。
傾斜内側平面13Bは、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒高さ方向Cにおいて、筒体5の他方の筒端5B及び内側平面13A(第一内側平面)の間に配置されて、内側平面13Aに連続して形成される。傾斜内側平面13Bは、筒体5の他方の筒端5Bの筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cに第二筒幅間隔H2を隔てて、内側平面13C(第二内側平面)に対向して配置される。傾斜内側平面13Bは、筒体5の筒長さ方向B(第二方向)に面長さLY(第二長さ)を有して、内側平面13C(第二内側平面)に対向して配置される。
第一筒幅間隔H1は、第二筒幅間隔H2の0.59倍以上、1.00倍未満とし、例えば、第二筒幅間隔H2の0.59倍とする。第一筒幅間隔H1を第二筒幅間隔H2で除算した筒間隔率λは、1.00~0.59の範囲内であって、例えば、λ=0.59とする。
内側平面13C(第二内側平面)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の筒長さ方向B(第二方向)に面長さLYを有して、内側平面13A及び傾斜内側平面13Bに対向して配置される。内側平面13Cは、筒高さ方向Cにおいて、筒体5の各筒端5A,5Bの間に延びている。
筒体5の内周面13は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の筒長さ方向Bに、内側平面13D(第三内側平面)、及び内側平面13E(第四内側平面)を有する。
内側平面13D(第三内側平面)は、図1及び図2に示すように、内側平面13A(第一内側平面)及び内側平面13C(第二内側平面32)の間に配置される。内側平面13Dは、傾斜内側平面13B及び内側平面13C(第二内側平面)の間に配置される。内側平面13Dは、内側平面13A、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cに連続して形成される。内側平面13Dは、筒高さ方向Cにおいて、筒体5の各筒端5A,5Bの間に延びている。
内側平面13E(第四側平面)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、内側平面13A(第一内側平面)及び内側平面13C(第二内側平面)の間に配置される。内側平面13Eは、傾斜内側平面13B及び内側平面13C(第二内側平面)の間に配置される。内側平面13Eは、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13Eの間に面長さLYと同一の面長さ間隔(第二長さ)を隔てて、内側平面13E(第四内側平面)に対向して配置される。内側平面13Eは、内側平面13A、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cに連続して形成される。内側平面13Eは、筒高さ方向Cにおいて、筒体5の各筒端5A,5Bの間に延びている。
底体6は、図1乃至図6に示すように、板厚さを有する矩形状の平板に形成される(以下、「底平板4」という)。底平板4は、板厚さ方向の一方の底板平面6Aを筒体5の一方の筒端5Aに当接して、筒体5の一方の筒端5Aを閉塞する。
各フランジ7~10は、図1乃至図6に示すように、筒体5の他方の筒端5Bに配置される。
フランジ7(第一フランジ)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の他方の筒端5Bにおいて、傾斜内側平面13Bに連続して形成される。フランジ7は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13E(第三及び第四内側平面)の間に延びている。
フランジ7は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、筒体5の他方の筒端5B(傾斜内側平面13B)から筒体5の外方に突出される。フランジ7は、底平板6(底板平面6A)と平行に配置される。
フランジ8(第二フランジ)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の他方の筒端5Bにおいて、内側平面13C(第二内側平面)に連続して形成される。フランジ8は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13E(第三及び第四内側平面)の間に延びている。
フランジ8は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、筒体5の他方の筒端5B(内側平面13C)から筒体5の外方に突出される。フランジ8は、底平板6(底板平面6A)と平行に配置される。
フランジ9(第三フランジ)は、図1及び図2に示すように、筒体5の他方の筒端5Bにおいて、内側平面13D(第三内側平面)に連続して形成される。フランジ9は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13C(各フランジ7,8)の間に延びて、各フランジ7,8に連続して形成される。
フランジ9は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、筒体5の他方の筒端5B(内側平面13D)から筒体5の外方に突出される。フランジ9は、底平板6(底板平面6A)と平行に配置される。
フランジ10(第四フランジ)は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の他方の筒端5Bにおいて、内側平面13E(第四内側平面)に連続して形成される。フランジ10は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13C(各フランジ7,8)の間に延びて、各フランジ7,8に連続して形成される。
フランジ10は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、筒体5の他方の筒端5B(内側平面
13E)から筒体5の外方に突出される。フランジ10は、底平板(底板平面6A)と平行に配置される。
長穴16は、図1及び図2に示すように、フランジ7に形成される。長穴16は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13E(第三及び第四内側平面)の間の中央に配置される。長穴16は、筒体5の筒長さ方向Bに穴長さを有して、フランジ7に形成される。長穴16は、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ7を貫通する。
長穴17は、図1及び図2に示すように、フランジ8に形成される。長穴17は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13E(第三及び第四内側平面)の間の中央に配置される。長穴17は、筒体5の筒長さ方向Bに穴長さを有して、フランジ8に形成される。長穴16は、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ8を貫通する。
長穴18は、図1及び図2に示すように、フランジ9に形成される。長穴18は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cの間の中央に配置される。長穴18は、筒体5の筒幅方向Aに穴長さを有して、フランジ9に形成される。長穴18は、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ9を貫通する。
長穴19は、フランジ10に形成される。長穴19は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cの間の中央に配置される。長穴19は、筒体5の筒幅方向Aに穴長さを有して、フランジ10に形成される。長穴19は、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ10を貫通する。
スリット20は、図1及び図2に示すように、フランジ7に形成される。スリット20は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13Eの間の中央に配置される。スリット20は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、長穴16及び傾斜内側平面13Bの間に形成される。スリット20は、長穴16に開口(連通)されて、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ7を貫通する。
スリット21は、図1及び図2に示すように、フランジ8に形成される。スリット21は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13Eの間の中央に配置される。スリット21は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、長穴17及び内側平面13Cの間に形成される。スリット21は、長穴17に開口(連通)されて、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ8を貫通する。
スリット22は、図1及び図2に示すように、フランジ9に形成される。スリット22は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cの間の中央に配置される。スリット22は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、長穴18及び内側平面13Dの間に形成される。スリット22は、長穴18に開口(連通)されて、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ9を貫通する。
スリット23は、図1及び図2に示すように、フランジ10に形成される。スリット23は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、傾斜内側平面13B及び内側平面13Cの間の中央に配置される。スリット22は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、長穴19及び内側平面13Eの間に形成される。スリット23は、長穴19に開口(連通)されて、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、フランジ10を貫通する。
第一内面領域31は、図1、図2、及び図5乃至図7に示すように、筒体5の内周面13の一部分に配置(形成)される。第一内面領域31は、例えば、傾斜内側平面13Bである。第一内面領域31は、他方の筒端5B又は底平板6(底体)に向かう第一方向P(他方の筒端5B及び底平板6の間の方向)に第一長さHX(面幅)を有する。第一方向Pは、傾斜内側平面13Bの傾斜する方向(傾斜方向)である。第一内面領域31は、第一方向Pと直交する第二方向B(他方の筒端5B及び底平板6の間の方向と直交する方向、筒長さ方向)に第二長さLYを有する。第一内面領域31は、第一長さHX及び第二長さLYを有して、平面状に形成される、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)は、例えば、他方の筒端5Bから底平板6(底体)に向かう第一方向P(傾斜方向)において、筒体5の他方の筒端5Bから第一長さHX(面幅)を有して、内側平面13A(第一内側平面)に連続される。
第一内面領域31において、第二方向Bの第二長さLY(面長さ)は、例えば、各内側平面13D,13Eの間の間隔である。
第一内面領域31(傾斜内側平面13B)は、図5に示すように、底平板6(底板平面6A)に角度θをなして、底平板6(底体)から筒体5の外方及び他方の筒端5Bに向かって延びつつ傾斜される。第一内面領域31(傾斜内側平面13B)は、底平板6(底板平面)に角度θをなして、底平板6(底体)から内側平面13C(第二内側平面)に離間しつつ他方の筒端5Bに向けて延びて傾斜される。角度θは、鋭角(0°を超えて90°以下)であって、例えば、55度(θ=55°)である。
第二内面領域32は、図1、図2、図5及び図6に示すように、筒体5の内周面13の他部分に配置(形成)される。第二内面領域32は、筒体5の内周面13の一部分(第一内面領域31)を除く他部分である。第二内面領域32は、例えば、傾斜内側平面13Bを除く、内側平面13A(第一内側平面)、内側平面13C(第二内側平面)、各内側平面13D,13E(第三及び第四内側平面)である。
複数の凸部2は、図1、図2、及び図5乃至図12に示すように、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に形成される。各凸部2は、第一内面領域31から筒体5の内部へ突出した涙滴型(しずく形状)に形成される。
各凸部2は、図8乃至図10に示すように、涙滴長さ方向Mに涙滴長さLpを有し、涙滴幅方向Nに最大涙滴幅Hpを有する。各凸部2は、涙滴長さ方向Mにおいて、一方の涙滴長さ端2a及び尖端2b(他方の涙滴長さ端)の間に涙滴長さLpを有する。各凸部2は、涙滴長さ方向Mにおいて、一方の涙滴長さ端2a側で最大涙滴幅Hpとなる。
各凸部2は、図11に示すように、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)と直交して涙滴幅方向N(筒体5の筒長さ方向B)に切断した断面(涙滴幅方向Nの断面)を円弧状(円弧形状)に形成される。各凸部2は、最大涙滴幅Hpの位置β(以下、「最大幅位置β」という)において、最大の突出量となる円弧状に形成される。
各凸部2は、図8、図9及び図11に示すように、涙滴長さ方向Mにおいて、最大幅位置βから尖端2bに向けて段々に円光状の突出量を減少して形成される。各凸部2は、涙滴長さ方向において、最大幅位置βから一方の涙滴長さ端2aに向けて段々に円弧状の突出量を減少して形成される。
各凸部2は、図8に示すように、涙滴長さ方向Mにおいて、最大幅位置βから尖端2bに向けて段々に涙滴幅を減少して形成される。各凸部2は、涙滴長さ方向Mにおいて、最大幅位置βから一方の涙滴長さ端2aに向けて段々に涙滴幅を減少して形成される。
各凸部2は、図9及び図10に示すように、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に涙滴角度θAをなして、研が尖端2bから第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に離間しつつ最大幅位置βで最大突出量の円弧頂点σまで延びて傾斜される。
各凸部2は、図7に示すように、涙滴型(しずく形状)の尖端2bを底平板6に向かう第一方向P(傾斜方向)に向けて、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に配置される。各凸部2(涙滴型)の尖端2bが第一方向Pに位置する。各凸部2は、筒体5の他方の筒端5Bから底平板6に向かう第一方向Pにおいて、涙滴型の尖端2bを第一方向Pに向けて、第一内面領域31に配置される。
各凸部2は、第一方向P(傾斜方向)において、例えば、涙滴型の尖端2bを底平板6(内側平面13A)に向け、及び一方の涙滴長さ端2aを他方の筒端5Bに向けて、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に配置される。各凸部2は、涙滴幅方向Nを第二方向B(筒長さ方向)に向けて、第一内面領域31に配置される。
各凸部2は、図7に示すように、各凸部2の間に間隔を隔てて、第一内面領域31に配置される。
複数の凸部2は、図7に示すように、例えば、格子配列して、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に配置(形成)される。各凸部2は、格子配列として、第一方向Pにおいて、各凸部の間に同一の行間隔ε(間隔)を隔てて複数の行に配置される。各凸部2は、格子配列として、第二方向Bにおいて、各凸部2の間に同一の列間隔τ(間隔)を隔てて複数の列に配置される。行間隔ε及び列間隔τは、各凸部2の円弧頂点σの間の間隔である(以下、同様)。
各凸部2の列間隔τは、涙滴型の最大涙滴幅Hpより広い間隔であって、例えば、最大涙滴幅Hpの2.5倍の間隔である(τ=2.5×Hp)。列間隔τは、涙滴長さLpより広い間隔である。
各凸部2は、図1、図2及び図7に示すように、格子配列として、第二方向Bにおいて、各列の凸部2の間に流通路δを形成する。各流通路δは、第二方向B(筒長さ方向)に列間隔τを有する流路幅を有して、第一方向Pにおいて、他方の筒端5B及び内側平面13Aの間に延びて形成される。
補助突起3は、図1、図2、図6及び図12に示すように、第二内面領域32に配置される。補助突起3は、例えば、第二内面領域32において、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に対向する内側平面13C(第二内側平面)に配置される。補助突起3は、筒体5の筒長さ方向Bにおいて、各内側平面13D,13Eの間の中央と、内側平面13D(第三内側平面)の間に配置される。補助突起3は、例えば、フランジ7の長穴17に隣接して、フランジ7の長穴17及び内側平面13Dの間に配置される。補助突起3は、筒体5の他方の筒端5Bに配置される。
補助突起3は、図1、図2、図6及び図12に示すように、筒体5の筒長さ方向Bに突起幅を有して、内側平面13C(第二内面領域32)に形成される。補助突起3は、筒体5の筒幅方向Aにおいて、内側平面13Cから筒体5の内部に突出して形成される。補助突起3は、筒体5の高さ方向Cにおいて、他方の筒端5B及び底平板6(底体)の間に配置される。補助突起3は、筒体5の筒高さ方向Cにおいて、他方の筒端5Bから底平板6(底体)に向けて突起幅を拡大しつつ延ばされる。
補助突起3は、図12に示すように、突起幅の方向(筒体5の筒長さ方向)に一対の突起側面3A,3Bを有する。補助突起3の各突起側面3A,3Bは、内側平面13Cに向けて凹む湾曲状に形成される。
塗料用内容器Xは、合成樹脂によって、容器本体1(筒体5、底平板6、各フランジ7~10等)、各凸部2及び補助突起3を一体に形成して構成される。
図13乃至図15において、塗装する作業者(以下、「作業者」という)は、塗料用内容器Xを外容器Yに装着して、容器本体1内に塗料を入れる。作業者は、塗装用ローラー具Z又は刷毛81を使用して塗装対象物に塗料を塗る。
外容器Yは、図13乃至図15に示すように、外容器本体51を備える。外容器本体51は、外筒体52、外底平板53、複数(例えば、4つ)の外フランジ54~57、及び複数(例えば、4つ)の固定突起58~61を有する。
外筒体52は、矩形状の筒体に形成される。外底平板53は、外筒体52の一方の筒端を閉塞して、外筒体52に固定される。各外フランジ54~57は、外筒体52の他方の筒端62に配置される。各外フランジ54~57は、外筒体52の他方の筒端62から外筒体52の外方に突出して、外底平板53と平行に配置される。各固定突起58~61は、各外フランジ54~57に配置される。各固定突起58~61は、外筒体52の筒中心線vの方向Vにおいて、各外フランジ54~57から突出して、各外フランジ54~57に固定される。
塗装用ローラー具Zは、図14に示すように、ローラーハンドル71及び塗装用ローラー72(ローラー)を備える。ローラーハンドル71は、グリップ73及びローラー支持軸74を有する。ローラー支持軸74は、一方の支持軸端側をグリップ73に挿入して、グリップ73に固定される。ローラー支持軸74は、他方の支持軸端75側をグリップ73に直交して、グリップ73に固定される。塗装用ローラー72は、ローラー筒中心線uの方向Uにローラー長さを有する。塗装用ローラー72のローラー長さは、第一内面領域31の第二長さLY(面長さLY)より短い。
塗装用ローラー72は、スポンジ等の海綿体によって、回転穴76を有する円筒体に形成される。塗装用ローラー72は、ローラー支持軸74の他方の支持軸端75側を回転穴76に挿入して、ローラー支持軸74に回転自在に取付けられる。
刷毛81は、図15示すように、柄82、及び柄82の先端に固定される刷毛部83を備える。
作業者は、図13及び図14に示すように、塗料用内容器Xを外筒体52の他方の筒端62から外容器本体51内に挿入して、外容器Yに装着する。塗料用内容器Xは、容器本体1の底平板6(底体)を外容器本体51の外底平板53に向けて、外筒体52の他方の筒端62から外容器本体51内に挿入される。
作業者は、容器本体1を外容器本体51に挿入するのに伴って、外容器本体51の各固定突起58~61を容器本体1の各長穴16~19に圧入して、容器本体1の各フランジ7~10を外容器本体51の各外フランジ54~57に載置する。
容器本体1の各長穴16~19は、各固定突起58~61の圧入に伴って、各固定突起58~61によって各スリット20~23を起点として変形して広げられ、各長穴16~19周りの各フランジ7~10を各固定突起58~61に圧接する。
このように、塗料用内容器Xは、各長穴16~19に各スリット20~23を開口することで、各固定突起58~61を容易に各長穴16~19に圧入できる。
塗料用内容器Xは、容器本体1の各長穴16~19に外容器本体51の各固定突起58~61を圧入することで、外容器Yに固定される。
塗料用内容器Xの容器本体1は、容器本体1の各フランジ7~10を外容器本体51の各外フランジ54~57に載置することで、外容器本体51に支持される。
作業者は、塗料用内容器X(容器本体1)を外容器Y(外容器本体51)に固定すると、塗料を筒体5の他方の筒端5Bから容器本体1内に入れる。塗料は、第一内面領域31が塗料で浸漬しない量を容器本体1内に入れる。
これにより、塗料は、底平板6(底体)及び第一内面領域31の間の容器本体1内に貯留される。
作業者は、塗料を容器本体1に入れると、塗装用ローラー具Zのグリップ73を持って、塗装用ローラー72のローラー筒中心線uを筒体5の第二方向Bに向ける。
作業者は、ローラー筒中心線uを筒体5の第二方向Bに向けた状態で、塗装用ローラー72を容器本体1内に貯留した塗料に漬けて、塗装用ローラー72(スポンジ等の海綿体)に塗料を染み込ませる。
作業者は、塗装用ローラー72に塗料を染み込ませると、塗装用ローラー72を容器本体1内に貯留した塗料から第一内面領域31に引き上げて、塗装用ローラー72の外周72a(外周面)を第一内面領域31(傾斜内側平面13B)及び各凸部2に押し当てる。
作業者は、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2に押し当てた状態で、塗装用ローラー72を他方の筒端5Bに向けて引き上げ、及び底平板6(内側平面13A)に向けて引き下げて、塗装用ローラー72を回転(正逆回転)する。
作業者は、第一内面領域31内で、塗装用ローラー72に引き上げ、及び引き下げて、塗装用ローラー72を回転する。
作業者は、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2に押し当てた状態で、塗装用ローラー72の引き上げ及び引き下げを繰り返すことで、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2にて扱いて、塗装用ローラー72に染み込んだ余分な塗料を外周72aから各凸部2及び第一内面領域31の各流通路δに流出させる。
塗装用ローラー72から各凸部2に流出した塗料Qは、図7に示すように、各凸部2の涙滴型の円弧形状に沿って、各凸部2の間の第一内面領域31に流れ落ちて、各流通路δに流出される。
各流通路δに流出した塗料Qは、図7に示すように、傾斜する第一内面領域31の各流通路δを底平板6(底体)に向けて流れ、及び傾斜する第一内面領域31の各凸部2の涙滴型の外縁に沿って各流通路δを底平板6に向けて流れて、第一内面領域31から容器本体1内に貯留した塗料に流入される。
これにより、作業者は、塗装用ローラー72に染み込んだ塗料の量を調整する。
作業者は、刷毛81の柄82を持って、刷毛部83を容器本体1内に貯留した塗料に漬けて、刷毛部83に塗料を染み込ませる。作業者は、塗料を染み込ませた刷毛部83を第一内面領域31及び各凸部2に押し当てて扱くことで、刷毛部83から余分な塗料を第一内面領域31及び各凸部2に流出させる。
これにより、作業者は、刷毛部83の塗料の量を調整する。
刷毛部83から流出した塗料は、図7及び図15で説明した塗装用ローラー72と同様に、第一内面領域31から容器本体1内に貯留した液体に流入される。
作業者は、図15に示すように、刷毛81を使用しない時、刷毛部83を容器本体1の底平板6に載置すると共に、柄82を補助突起3及び内側平面13Dの間に配置して、内側平面13D側から柄82を補助突起3の突起幅面3Aに当接する。
刷毛81は、柄82を補助突起3(突起幅面3A)に当接することで、補助突起3によって支持されて、容器本体1内に倒れない。
塗料用内容器Xは、各凸部2を涙滴型に形成すると共に、涙滴型(各凸部2)の尖端2bを底平板6に向かう第一方向Pの底平板6(底体)に位置することで、塗装用ローラー72又は刷毛部83から流出した余分な塗料を第一内面領域31、及び各凸部2に滞留させることなく、容器本体1の底平板6(底体)に向けて流れ易くすることができる。
塗料用内容器Xは、第一内面領域31(各凸部2)を底平板6(底体)に対して傾斜させることで、塗装用ローラー72又は刷毛部83から流出した余分な液体を容器本体1の底平板6に向けて流れ易くすることができる。
塗料用内容器Xは、各凸部2を格子配列(図7参照)にしているので、各凸部2によって塗装用ローラー72に均等な押し当て力を作用でき、塗装用ローラー72の全体から余分な塗料を均一に流出できる。
これにより、塗装用ローラー72に染み込んだ塗料の量を、ローラー全体に均一に調整できる。
塗料用内容器Xは、筒間隔率λを1.00~0.59としているので、容器本体1の底平板6(底体)を載置平面(地面、床面)に載置しても、倒れない。
塗料用内容器Xでは、図16に示すように、各凸部2(涙滴型)の尖端2bを他方の筒端5Bに向かう第一方向Pに向けて、第一内面領域31に配置しても良い。各凸部2は、他方の筒端5Bから底平板6に向かう第一方向Pにおいて、各凸部2の尖端2bを第一方向Pと逆方向に向けて、第一内面領域31に配置される。
各凸部2は、図16に示すように、第一方向Pにおいて、涙滴型の尖端2bを筒体5の他方の筒端5Bに向け、一方の涙滴長さ端2aを底平板6(内側平面13A)に向けて、第一内面領域31(傾斜内側平面13B)に配置される。
図16において、各凸部2は、図7で説明したと同様に、格子配列して、第一内面領域31に配置(形成)される。
図16において、作業者は、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2に押し当てた状態で、塗装用ローラー72の引き上げ及び引き下げを繰り返すことで、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2にて扱いて、塗装用ローラー72に染み込んだ余分な塗料を外周72aから各凸部2及び第一内面領域31の各流通路δに流出させる。塗装用ローラー72から各凸部2に流出した塗料Qは、図16に示すように、各凸部2の涙滴型の円弧形状に沿って、各凸部2の間の第一内面領域31に流れ落ちて、各流通路δに流出される。
各流通路δに流出した塗料Qは、図16に示すように、傾斜する第一内面領域31の各流通路δを底平板6(底体)に向けて流れ、及び傾斜する第一内面領域31の各凸部2の涙滴型の外縁に沿って各流通路δを底平板6に向けて流れて、第一内面領域31から容器本体1内に貯留した塗料に流入される。
図16において、塗料用内容器Xは、各凸部2を涙滴型に形成すると共に、涙滴型(各凸部2)の一方の涙滴長さ端2aを他方の筒端5Bに向かう第一方向Pに位置することで、塗装用ローラー72又は刷毛部83から流出した余分な塗料を第一内面領域31、及び各凸部2に滞留させることなく、容器本体1の底平板6(底体)に向けて流れ易くすることができる。
塗料用内容器Xでは、図17に示すように、各凸部2を千鳥配列して、第一内面領域31に配置(形成)しても良い。
各凸部2は、図17に示すように、千鳥配列として、第一方向Pにおいて、複数の行及び複数の列に配置される。
奇数行の各凸部2は、千鳥配列として、第一方向Pにおいて、奇数行の各凸部2の間に同一の第一行間隔ε1を隔てて配置される。偶数行の各凸部2は、千鳥配列として、第一方向Pにおいて、偶数行の各凸部2の間に同一の第一行間隔ε1を隔てて配置される。
奇数行の凸部2及び偶数行の凸部2は、千鳥配列として、第一方向Pにおいて、奇数行の凸部2及び偶数行の凸部2の間に同一の第二行間隔ε2を隔てて配置される。第二行間隔ε2は、第一間隔ε2の半分(1/2)の間隔である。
これにより、偶数行の各凸部2は、奇数行の各凸部2の間に配置される。
各列の凸部2は、千鳥配列として、第二方向Bにおいて、各列の凸部2の間に列間隔τを隔てて配置される。
各凸部2は、図17に示すように、例えば、各凸部2(涙滴型)の尖端2bを底平板6に向かる第一方向Pに向けて、第一内面領域31に配置(形成)する。
図17において、作業者は、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2に押し当てた状態で、塗装用ローラー72の引き上げ及び引き下げを繰り返すことで、塗装用ローラー72を第一内面領域31及び各凸部2にて扱いて、塗装用ローラー72に染み込んだ余分な塗料を外周72aから各凸部2及び各凸部2の間の第一内面領域31に流出させる。塗装用ローラー72から各凸部2に流出した塗料は、各凸部2の涙滴型の円弧形状に沿って、各凸部2の間の第一内面領域31に流れ落ちる。
各凸部2の間の第一内面領域31に流出した塗料Qは、図17に示すように、傾斜する第一内面領域31の各凸部2の涙滴型の外縁に沿って各凸部2の間を底平板6(底体)に向けて流れて、第一内面領域31から容器本体1内に貯留した塗料に流入される。
図17において、塗料用内容器Xは、各凸部2を涙滴型に形成すると共に、涙滴型(各凸部2)の一方の涙滴長さ端2aを他方の筒端5Bに向かう第一方向Pに位置することで、塗装用ローラー72から流出した余分な塗料を第一内面領域31、及び各凸部2に滞留させることなく、容器本体1の底平板6(底体)に向けて流れ易くすることができる。
図17において、塗料用内容器Xでは、各凸部2を千鳥配列にしているので、各凸部2によって塗装用ローラー72に均等な押し当て力を作用でき、塗装用ローラー72の全体から余分な塗料を均一に流出できる。
これにより、塗装用ローラー72に染み込んだ塗料の量を、ローラー全体に均一に調整できる。
塗料用内容器Xでは、補助突起3を内側平面13D(第三内側平面)、又は内側平面13E(第四内側平面)に配置しても良い。補助突起は、筒高さ方向Cにおいて、他方の筒端5Bから容器本体1の外方に突出して配置しても良い、
塗料用内容器Xでは、筒体5を円形、多角形又は楕円形等の各種の筒体に形成してもよく、各種の筒体の内周面の一部分に第一内面領域(傾斜内側平面)を形成し、複数の凸部を第一内面領域に形成する。
本考案は、塗装用ローラーの塗料の量を調整するのに最適である。
X 塗料用内容器
1 容器本体
2 凸部
2b 尖端
5 筒体
5A 一方の筒端
5B 他方の筒端
6 底平板(底体)
31 第一内面領域(傾斜内側平面)
32 第二内面領域
P 第一方向(傾斜方向)
B 第二方向

Claims (5)

  1. 筒体、及び前記筒体の一方の筒端を閉塞する底体を有する容器本体と、
    複数の凸部と、を備え、
    前記容器本体は、
    前記筒体の内周面の一部分の第一内面領域と、
    前記筒体の内周面の他部分の第二内面領域を有し、
    前記第一内面領域は、
    前記筒体の他方の筒端又は前記底体に向かう第一方向に第一長さと、前記第一方向と直交する第二方向に第二長さを有して、平面状に形成され、
    前記各凸部は、
    前記各凸部の間に間隔を隔てて前記第一内面領域に配置され、
    前記第一内面領域から前記筒体の内部へ突出した涙滴型に形成され、
    前記凸部の尖端が前記第一方向に向かって位置する
    ことを特徴とする塗料用内容器。
  2. 複数の前記凸部は、
    前記第一方向において、前記各凸部の間に同一の行間隔を隔てて複数の行に配置され、
    前記第二方向において、前記各凸部の間に同一の列間隔を隔てて複数の列に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗料用内容器。
  3. 前記第一内面領域は、
    前記底体に角度をなして、前記筒体の外方及び前記筒体の他方の筒端に向かって延びつつ傾斜される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗料用内容器。
  4. 補助突起を備え、
    前記補助突起は、
    前記第二内面領域に配置され、
    前記第二内面領域から前記筒体の内部に突出される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗料用内容器。
  5. 前記補助突起は、
    前記第二内面領域の前記筒体の他方の筒端に配置される
    ことを特徴とする請求項4に記載の塗料用内容器。
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