JP3237976U - インナーシャツ - Google Patents

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佑真 土屋
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Abstract

【課題】脇汗の滲み出しを容易に防止することができ、高い快適性を得ることのできるインナーシャツ、を提供する。【解決手段】インナーシャツ10は、布地11のうち着用者の脇の下に対向する部分である脇部24を、内側から覆うように設けられたパッド30を備える。パッド30は、吸水性を有する素材により形成された吸水シートと、吸水シートと布地11との間に設けられ、吸水シートから布地11側への水分の移動を抑制する防水シートと、を含む。布地11は、通気孔25が複数形成された多孔質素材である。【選択図】図1

Description

本考案は、布地により形成されたインナーシャツに関する。
例えばYシャツの内側に着用されるインナーシャツには、着用者の汗を吸収することが求められる。しかしながら、例えば夏季のような気温の高い時期においては、多量の汗をインナーシャツが十分に吸収することができず、特に脇の下部分において、汗の一部がYシャツ側へと滲み出してしまうことがある。このような汗の滲み出しを防止するためのものとして、下記特許文献1に記載されているような脇用汗取りパッドが提案されており、既に製品化されている。
特開2014-129641号公報
上記特許文献1に記載の脇用汗取りパッドは、インナーシャツ等の衣服のうち脇の下の部分に対し、内側から貼り付けて用いるものである。このような脇用汗取りパッドを貼り付けておくことで、外側への汗の滲み出しを防止することができる。
しかしながら、衣服の内側に脇用汗取りパッドを貼りつける作業は煩わしいことが多い。また、脇用汗取りパッドにより脇の下部分の汗を吸収するだけでは、高い快適性を得られない場合もある。
本考案は、脇汗の滲み出しを容易に防止することができ、十分な快適性を得ることのできるインナーシャツ、を提供することを目的とする。
本考案に係るインナーシャツは、布地により形成されたインナーシャツであって、布地のうち、着用者の脇の下に対向する部分である脇部を、内側から覆うように設けられたパッドを備える。パッドは、吸水性を有する素材により形成された吸水シートと、吸水シートと布地との間に設けられ、吸水シートから布地側への水分の移動を抑制する防水シートと、を含み、布地は、通気孔が複数形成された多孔質素材である。
このような構成のインナーシャツでは、吸水シートを含むパッドが、脇部を内側から覆うように設けられている。このため、インナーシャツの着用者は、脇用汗取りパッドのような他部材を貼りつける作業を行うことなく、脇汗の滲み出しを容易に防止することができる。また、パッドのうち、吸水シートと布地との間には防水シートも設けられているので、多量の汗を吸水シートが吸収した状態であっても、汗の一部が外側の布地へと滲み出してしまうことを防止することができる。
更に、通気孔が複数形成された多孔質素材によって布地が形成されているので、インナーシャツの全体において十分な通気性が確保される。これにより、着用者は高い快適性を得ることができる。
本考案によれば、脇汗の滲み出しを容易に防止することができ、高い快適性を得ることのできるインナーシャツ、が提供される。
図1は、本実施形態に係るインナーシャツの全体構成を模式的に示す図である。 図2は、本実施形態に係るインナーシャツのうち、パッドが設けられた部分における構成を模式的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態に係るインナーシャツ10は、全体が布地11により形成されたインナーシャツであって、例えばYシャツ等の内側において着用されるものである。図1に示されるように、インナーシャツ10は、胴部21と、袖部22と、を有している。胴部21及び袖部22は、互いに同一の材料からなる布地11により形成されているのであるが、互いに別の材料からなる布地11により形成されていてもよい。
本実施形態では、布地11の材料としてポリエステルが用いられている。布地11は、ポリエステル以外を含む材料により形成されていてもよく、ポリエステルとは別の材料のみにより形成されていてもよい。布地11の材料は、通気性・ろ過性・耐磨耗・弾力性・吸湿性・引裂き抵抗性・柔軽性・軽量性等を考慮して、適宜選択すればよい。
胴部21は、着用者の上半身を覆う部分である。胴部21の上方側部分には、着用者の頭を通すための開口23が形成されている。開口23は、所謂「Vネック」の形状となっているが、他の形状となっていてもよい。
袖部22は、着用者の袖を通す部分であって、胴部21の左右両側に縫着されている。袖部22と胴部21との境界部のうち下方側の部分は、着用者の脇の下に対向する部分(外側から覆う部分)となっている。当該部分のことを、以下では「脇部24」とも称する。
図1の下方側において拡大して示すように、布地11の素材としては、小径の通気孔25が複数形成された多孔質素材が用いられている。通気孔25は、胴部21及び袖部22の全体において概ね一様に分布している。通気孔25の形状は円形であってもよいが、円形以外の形状であってもよい。表裏を貫通する通気孔25が複数形成されていることにより、インナーシャツ10の全体の通気性が高められている。尚、インナーシャツ10の一部に、通気孔25が形成されていない領域が存在していてもよい。
図1においてハッチングが付されている部分には、内側にパッド30が設けられている。パッド30は、脇汗を吸収することを目的として設けられたものであり、その外周部分が、布地11に対し縫着されている。図1に示されるように、パッド30は、脇部24の全体を内側から覆うような位置に設けられている。従って、着用者の脇の下は、脇部24に直接触れることはなく、パッド30に直接触れることとなる。
パッド30の構成について、図2を参照しながら説明する。模式的な断面図として同図に示されるように、パッド30は、吸水シート31と防水シート32とを重ね合わせた構成となっている。尚、図2においては、吸水シート31と防水シート32との間が広く離間しているように描かれているのであるが、実際には、吸水シート31と防水シート32とは互いに接触した状態となっている。防水シート32と布地11との間も同様である。
吸水シート31は、吸水性を有する素材をシート状に形成したものである。「吸水性を有する素材」としては、例えば、布地11と同様のポリエステル繊維からなる布地であって、布地11よりも厚めに形成されたもの等を用いることができる。このような態様の他、例えば、従来において脇用汗取りパッドとして用いられていた各種の素材を、吸水シート31として用いることとしてもよい。吸水シート31は、単一層のシートであってもよく、互いに重ねられた複数層のシートであってもよい。
吸水シート31は、パッド30のうち最も内側(つまり人体側)の部分に設けられている。このため、着用者の脇の下は、吸水シート31に直接触れることとなる。脇の下で生じた脇汗は、吸水シート31によって直ちに吸収される。
防水シート32は、パッド30のうち吸水シート31よりも外側(つまり布地11側)の部分、すなわち、吸水シート31と布地11との間となる位置に設けられている。防水シート32は、吸水シート31や布地11よりも吸水性の低い素材により形成されたシートである。本実施形態では、防水シート32の材料として不織布が用いられている。このような防水シート32が、吸水シート31と布地11との間に設けられているので、吸水シート31から布地11への水分の移動が抑制される。
例えば例えば夏季のような気温の高い時期においては、着用者の脇の下では多量の脇汗が生じ、当該脇汗の大部分は吸水シート31によって吸収される。吸水シート31による脇汗の吸収量が多くなると、その一部が、外側の布地11側に移動し、更に外側のYシャツへと滲み出してしまうことが懸念される。しかしながら、本実施形態に係る防水シート32では、そのような脇汗の移動が防水シート32によって妨げられるので、Yシャツにおける汗の滲み出しが抑制される。
以上に述べたように、本実施形態に係るインナーシャツ10では、吸水シート31を含むパッド30が、脇部24を内側から覆うように設けられている。このため、インナーシャツ10の着用者は、脇用汗取りパッドのような他部材を貼りつける作業を行うことなく、脇汗の滲み出しを容易に防止することができる。また、パッド30のうち、吸水シート31と布地11との間には防水シート32も設けられているので、多量の汗を吸水シート31が吸収した状態であっても、汗の一部が外側の布地11やYシャツ側へと滲み出してしまうことを防止することができる。
更に、通気孔25が複数形成された多孔質素材によって布地11が形成されているので、インナーシャツ10の全体において十分な通気性が確保されている。吸水シート31によって脇汗を吸収することに加え、インナーシャツ10の全体において通気性を確保することで、着用者は高い快適性を得ることができる。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:インナーシャツ
11:布地
24:脇部
25:通気孔
30:パッド
31:吸水シート
32:防水シート

Claims (3)

  1. 布地により形成されたインナーシャツであって、
    前記布地のうち、着用者の脇の下に対向する部分である脇部を、内側から覆うように設けられたパッドを備え、
    前記パッドは、
    吸水性を有する素材により形成された吸水シートと、
    前記吸水シートと前記布地との間に設けられ、前記吸水シートから前記布地側への水分の移動を抑制する防水シートと、を含み、
    前記布地は、通気孔が複数形成された多孔質素材である、インナーシャツ。
  2. 前記防水シートは不織布により形成されている、請求項1に記載のインナーシャツ。
  3. 前記布地はポリエステルを含む素材により形成されている、請求項1又は2に記載のインナーシャツ。
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