JP3242687U - ズボン - Google Patents

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真弓 岸田
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住商モンブラン株式会社
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Abstract

【課題】本考案は、経血等の体液がズボンの外面に滲み出ることなく、かつ、通気性が良く、履き心地が良い、特に女性用に適したズボンを提供することを目的とする。【解決手段】本考案のズボンAは、ズボンを構成する本体生地1と、当該本体生地の内側に縫着され、腰部周りから大腿部周りの間に配された裏地とを備えて構成され、前記裏地が、メッシュ生地2と、一方の面3aが吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地3とを備えて構成され、前記本体生地1の内側にメッシュ生地2を配し、当該メッシュ生地2の内側に吸撥水性生地3を配することにより、前記吸撥水性生地3のうち、吸水性側3aが肌に接触する側になるように構成したものである。【選択図】 図3

Description

本考案は、ズボンに関し、特に経血等の体液がズボンの外部に滲み出るのを防止したズボンに関する。
従来より経血等の体液がズボンの外部に滲み出るのを防止したズボンとしては、下記特許文献に示されるものが知られている。
特許文献1には、表布の防水加工を施した布地及び肌側布の吸収性を持つ布からなり、表布は前面及び背面の中央部分及び両脇で接合されることでズボン型に形成されているズボンが示されており、当該ズボンは、着用者の体液が外部に漏れるのを抑える防水かつ湿気を透過するコーティングを施した生地もしくは撥水加工を施した生地の少なくとも一方を使用したズボンであって、縫い目には防水性を持つテープを圧着し、吸水性を持つ肌側布に接合されているものである。
特許文献2には、ズボン本体を構成する左右の後見頃に、撥水ストレッチ素材または生理ショーツ状の素材を用いた裏地を縫合した看護師用調整可能ズボンが示されている。
特許文献3には、生理経血などの体液が外着に染み出すのを防止することを目的とし、片面に防水加工が施され、もう片方は通気性のよい加工を施したもので、外着と下着との間に挟み込み、外着に脱着させるための接合部を有する脱着可能防水布が示されている。
特開2014-214394公報 特開2022-163654公報 特開2017-166112公報
しかしながら、特許文献1に記載のズボンは、着用者の体液が外部に漏れるのを抑えるには効果があるとしても、表布の防水加工を施した布地と肌側布の吸収性を持つ布とからなる2枚ものであり、しかも縫い目には防水性を持つテープを圧着しているので通気性が悪く、着用中に蒸れることは否めず、履き心地が悪いものである。
また、特許文献2に記載の看護師用調整可能ズボンは、ズボン本体を構成する左右の後見頃に、撥水ストレッチ素材または生理ショーツ状の素材を用いた裏地を縫合しただけの構成では経血がズボンの外部に滲み出るのを防止することはできず、また、着用中に蒸れることは否めず、履き心地が悪いものである。
さらに、特許文献3に記載の脱着可能防水布は、片面に防水加工が施され、もう片方は通気性のよい加工を施したものであるが、生理経血などの体液を吸水する吸水性がないため、これだけでは生理経血などの体液が防水布内に滞留するので、体液が防水布から漏出するおそれが高く、体液が外着に染み出すのを防止することは困難である。
そこで、本考案者は、上記の欠点を解消するために、経血等の体液がズボンの外面に滲み出ることなく、かつ、通気性が良く、履き心地が良い、特に女性用に適したズボンを考案した。
本考案のズボンは、ズボンを構成する本体生地と、当該本体生地の内側に縫着され、腰部周りから大腿部周りの間に配された裏地とを備えて構成され、前記裏地が、一方の面が吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地を備え、前記吸撥水性生地のうち、吸水性を有する側が肌に接触する側になるように構成したことを特徴とする。
また、本考案のズボンは、上記の構成に加えて、前記吸撥水性生地が1枚ものの生地であることを特徴とする。
さらに、本考案のズボンは、上記の構成に加えて、前記裏地にメッシュ生地を備えることを特徴とする。
さらにまた、本考案のズボンは、上記の構成に加えて、前記本体生地の内側にメッシュ生地を配し、当該メッシュ生地の内側に吸撥水性生地を配したことを特徴とする。
上記した本考案に係るズボンは、ズボンの本体生地の腰部周りから大腿部周りの間に内側に裏地として、一方の面が吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地を配し、吸水性を有する側が肌に接触する側になるように構成しているので、経血等の体液が吸水性の生地に吸収され、撥水性を有する生地には経血が滲み出ないのでズボンに経血等の体液が滲み出ることがない。
また、一方の面が吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地を1枚ものの生地で構成した場合には、本体生地に対する縫製作業が容易になり、着用時も嵩張らないので履き心地が良好になる。
さらに、裏地にメッシュ生地を配した場合には、通気性が良く、着用時に蒸れることがない。
さらにまた、前記のメッシュ生地の内側に一方の面が吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地を配し、吸水性を有する側が肌に接触する側になるように構成した場合には、経血等の体液が吸水性の生地に吸収され、撥水性を有する生地には経血が滲み出ないのでズボンに経血等の体液が滲み出ることがないばかりでなく、通気性が良く、着用時に蒸れることがない。
本考案のズボンは一般衣料として着用できるが、食品工場の作業服や病院の看護衣などのように白色系の淡い色のズボンを着用するのが一般的である場合には、従来のように経血等の体液がズボンの外面に滲み出て恥ずかしい思いをすることがないので好適であり、女性用のズボンとしてはさらに好適である。
本考案の実施例1に係るズボンの上部を展開して、その内側から見た図であって、本体生地と裏地とを分離して表した分解図である。 本考案の実施例1に係るズボンの上部を展開して、その内側から見た図であって、本体生地に裏地を順次重ねた説明図である。 本考案の実施例1に係るズボンの上部を展開して、その内側から見た図であって、裏地の一部を切り欠いて表した説明図である。 図3の展開したズボン上部を、その外側から見た図である。 本考案の実施例1に係るズボンの完成状態を裏返して見た図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は背面図である。 本考案の実施例1に係るズボンの完成状態の外観図であり、図6(a)は正面図、図6(b)は背面図である。
以下に、本考案に係るズボンの好適な実施例を図面に基づいて詳述する。
図1はズボンAの上部を展開し、その内側から見た図であり、図中の1はズボンAを構成する本体生地であり、2はメッシュ生地であり、3は一方の面3aが吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地であり、メッシュ生地2と吸撥水性生地3とでズボンAの裏地が構成される。
前記吸撥水性生地3は、吸水性生地と撥水性生地とを2枚重ねにした生地でもよいが、一方の面が吸水性で、他方の面が撥水性を有する1枚ものの生地でもよく、1枚ものの生地の場合は重なり部がないので縫製作業がし易く、また着用時には嵩張らず、履き心地がよい利点がある。
図2及び図3に示すように、ズボンAの上部、すなわち腰部周りから大腿部周りの間における本体生地1の内側に、まずメッシュ生地2を重ね、その内側に吸水性側3aが内側、すなわち肌に接触する側になるように吸撥水性生地3を重ね合わせて、図3に示すように本体生地1に縫着する。このように構成することにより、ズボン着用時には吸撥水性生地3の吸水性側3aが肌に接触するので経血等の体液が吸収できる。また、吸撥水性生地3の外面、すなわち前記他方の面が撥水性であるため、吸水性側3aで吸収した経血等の体液が撥水性側の外面、すなわちズボン側に滲み出ることがないので、ズボンの外面に滲み出ない。
また、本体生地1と吸撥水性生地3との間にメッシュ生地2を介在させているので、本体生地1と吸撥水性生地3との間における通気性が良好となり、腰部回りから大腿部周りにかけて蒸れることがない。
図4は、前記のように本体生地1にメッシュ生地2と吸撥水性生地3とを重ね合わせて縫着した状態を本体生地1の外側から見た状態、すなわち図3を裏返した状態を示す。ズボンAの上端から一点鎖線の箇所までがメッシュ生地2と吸撥水性生地3とが重ね合わされている箇所である。
図3及び図4において、4aの箇所と4bの箇所とが縫着され、5aの箇所と5bの箇所とが縫着されて図5及び図6に示すズボンAの完成状態となる。これは一般的なズボンの縫製方法である。
図5は、完成状態にあるズボンAを裏返して見た図であり、このように腰部周りから大腿部周りの間に裏地、すなわちメッシュ生地2と吸撥水性生地3とが腰部周りから大腿部周りの間を包み込むように体裁よく縫着される。そして、裏地の最外面は吸撥水性生地3の吸水性側3aであって肌に接触する側となる。
また、図6は、完成状態にあるズボンAの外観図であり、ズボンAの上端から一点鎖線で示す箇所までの間に裏地、すなわちメッシュ生地と吸撥水性生地とが配されていることになるが、外観上は裏地が配されていることは目立たず、体裁が良好なものとなる。
上記のように構成したことにより、経血等の体液がズボンAの外面に滲み出ることがないので、食品工場の作業服や病院の看護衣などのように白色系の淡い色のズボンを着用する女性にとって極めて好適である。
以上のように本考案の実施例を説明したが、この実施例は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。この実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施例やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれると同様に、実用新案登録請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれるものである。
A・・・・ズボン
1・・・・本体生地
2・・・・メッシュ生地(裏地)
3・・・・吸撥水性生地(裏地)
3a・・・吸水性側
4a・・・縫着部
4b・・・縫着部
5a・・・縫着部
5b・・・縫着部

Claims (4)

  1. ズボンを構成する本体生地と、当該本体生地の内側に縫着され、腰部周りから大腿部周りの間に配された裏地とを備えて構成され、
    前記裏地が、一方の面が吸水性を有し、他方の面が撥水性を有する吸撥水性生地を備え、
    前記吸撥水性生地のうち、吸水性を有する側が肌に接触する側になるように構成した
    ことを特徴とするズボン。
  2. 前記吸撥水性生地が1枚ものの生地である
    ことを特徴とする請求項1に記載のズボン。
  3. 前記裏地にメッシュ生地を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のズボン。
  4. 前記本体生地の内側にメッシュ生地を配し、当該メッシュ生地の内側に吸撥水性生地を配した
    ことを特徴とする請求項3に記載のズボン。
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