JP3237922U - サングラス - Google Patents

Abstract

【課題】簡易な技術かつ低コストで、ファッション性が極めて高いサングラスを提供する。【解決手段】サングラス１０は、右側レンズ１２と、左側レンズ１４と、右側レンズ１２を支持する右側リム１６と、左側レンズ１４を支持する左側リム１８と、右側レンズ１２と左側レンズ１４との間に掛け渡されるブリッジ２０と、右側リム１６に設けられた右側ノーズパッド２２と、左側リム１８に設けられた左側ノーズパッド２４と、右側テンプル２６と、左側テンプル２８と、を備え、右側リム１６に突出部３０が設けられている。【選択図】 図１

Description

本考案は、ファッション性の高いサングラスに関する。

従来からファッション性を備えたサングラスが知られている。

下記特許文献１のサングラスは、ツル、枠、シート状体により構成されている。このうちツル及び枠は、一般的な構造材質である。一方、シート状体は、表面に記載（例えば、英文字２つ）があって、従来のサングラスとは全く異なった様相のものである。

シート状体の構造は、合成繊維糸より成る平織物を基布とし、その全面を塗料（白色）で被覆し、更に裏面側に暗色塗料（黒色）を吹き付けてなるものである。合成繊維糸は、十分な距離をあけて織られている。その表面側には、カラフルな模様を表わすための塗料（多色）が印刷によって記載されている。また、シート状体は、接着剤により枠に取り付けられている。

下記特許文献１のサングラスによれば、目被覆部が非透明材料より成るネット状体によって形成されているサングラスであって、当該ネット状体の外面には記載があり、且つ当該ネット状体の少なくとも内面は暗色であることを特徴とするものである。

下記特許文献２のサングラスは、レンズ面に図案が配されたサングラスである。詳細には、意匠図案が印刷されかつ複数の透光孔部が形成された柔軟な図案シートがメガネ本体のレンズの表面全体に貼着されている。

図案シートは、紙ベース、樹脂ベースあるいは金属ベースの各種シート製品を用いて構成することができる。図案シートは、裏面に接着層が予め形成されたシール製品を用いてもよく、図案シートに接着層を形成する手間が省けレンズの表面に簡単に貼着できるようになる。

図案シートは、その表面には、各種染料あるいは顔料によって所望の意匠図案が形成されている。意匠図案は任意の図形や文字を組み合わせたカラー又はモノトーンの図案である。図案の一例として、アメリカ国旗が用いられている。意匠図案は左右で共通であっても異なっていてもよい。図案シートの裏面は色や模様に特段の制限はないが、裏面全体を黒色とすれば装着時の違和感が抑えられる。

下記特許文献２によれば、ファッション性のあるサングラスについて、意匠図案が印刷された図案シートをメガネ本体のレンズ面全体に貼着させる構成なので、レンズ自体に加工を施す必要がなく、簡単かつ低価格で製造できる。

特開平１０－３９２６３号公報 実用新案登録第３１９５８６１号

しかしながら、サングラスの全体の形態については従来の固有の形態を踏襲したものであり、遊技性を特段に高める技術が一切施されたものではない。この結果、斬新で、ファッション性が高いサングラスとは言い難い。

そこで、本考案は、上記問題を解決するためのものであり、簡易かつ低コストで製造でき、斬新でファッション性が高いサングラスを提供することを目的とする。

本考案は、レンズを支持するリムの所定の部位に孔を形成し、装飾品を前記孔に着脱可能に取り付ける、サングラスである。

前記孔は、前記リムの厚み方向に貫通した貫通孔であることが好ましい。

前記リムの所定の部位に設けられ、前記リムから垂下する突出部を有することが好ましい。

本考案によれば、簡易かつ低コストで製造でき、サングラスのファッション性が極めて高くなる。

本考案の第１実施形態のサングラスの斜視図である。 本考案の第１実施形態のサングラスの正面図である。 本考案の第１実施形態のサングラスの背面図である。 本考案の第１実施形態のサングラスの平面図である。 本考案の第１実施形態のサングラスの底面図である。 本考案の第１実施形態のサングラスの右側面図である。 本考案の第１実施形態のサングラスの左側面図である。 本考案の第２実施形態のサングラスの正面図である。

本考案の第１実施形態に係るサングラスについて、図面を参照して説明する。

図１乃至図７に示すように、サングラス１０は、右側レンズ１２と、左側レンズ１４と、右側レンズ１２を支持する右側リム１６と、左側レンズ１４を支持する左側リム１８と、右側レンズ１２と左側レンズ１４との間に掛け渡されるブリッジ２０と、右側リム１６に設けられた右側ノーズパッド２２と、左側リム１８に設けられた左側ノーズパッド２４と、右側テンプル２６と、左側テンプル２８と、を備えている。

右側リム１６の底部の右側角部には、突出部３０が設けられている。例えば、突出部３０は、湾曲した滴（しずく）形状に形成されている。また、突出部３０は、涙形状を意図したデザインでもある。なお、突出部３０の形状は、任意のキャラクタや自然物の形状でもよく、特に限定されるものではない。

突出部３０は、右側リム１６に一体形成されている。また、突出部３０は、右側リム１６とは別体で構成され、接着剤やネジなどの固定具により右側リム１６に取り付けられる構成でもよい。

突出部３０が設けられる部位は、右側リム１６の底部の右側角部に限定されるものではなく、左側リム１８に設けられていてもよい。また、１つの突出部３０に限られるものではなく、複数の突出部３０を設けてもよい。

なお、右側リム１６と左側リム１８は、例えば樹脂で形成されており、突出部３０も樹脂で形成されているが、これらの材質は特に限定されるものではない。

本考案の第１実施形態に係るサングラスの作用効果について説明する。

図１乃至図７に示すように、サングラス１０の固有の形態を踏襲せず、右側リム１６から突出した突出部３０が設けられているため、ファッション性の高いサングラス１０になる。特に、突出部３０の形状が眼との関係が深いしずく（涙）状に形成されていることから、サングラス１０を装着したときの演出性が高くなる。

突出部３０が右側リム１６に一体形成することにより、サングラス１０を容易に製造することができる。また、突出部３０が右側リム１６に着脱可能に取り付けられる構成では、異なる形状の突出部３０を装着することにより、サングラス１０の演出機能を一層高めることができる。

次に、本考案の第２実施形態に係るサングラスについて、図面を参照して説明する。なお、第１実施形態の構成と重複する部分には同符号を付し、その説明を省略する。

図８に示すように、サングラス１０の左側リム１８の底部の左側角部には、当該左側リム１８の厚み方向（前後方向）に貫通した貫通孔（図示省略）が形成されている。この貫通孔には、装飾品３２が挿入されて固定される。装飾品３２は、いわゆるアクセサリー類のものであり、所定のキャラクタに表現したバッジである。

また、貫通孔に限定されるものではなく、左側リム１８の他に右側リム１６に形成された孔でもよい。当該孔に装飾品３２を挿入することにより、装飾機能の高いサングラス１０になる。

異なる形状や大きさの装飾品３２を複数用意することにより、装飾品３２のバリエーションを増やすことができ、遊技性を一層高めることができる。

上記実施形態はサングラスについて記載したものであるが、本考案は、近視・乱視・遠視の各用途の眼鏡、その他ファッション性の伊達眼鏡についても適用することができる。

なお、上記構成は、本考案の一実施形態を示したものであり、実用新案登録請求の範囲が上記構成に限定する趣旨ではない。本考案の技術的思想が権利範囲として保護されるべきであるところ、当業者による設計変更程度は、本実用新案登録請求の範囲に含まれるべきものである。

１０ サングラス
１２ 右側レンズ
１４ 左側レンズ
１６ 右側リム
１８ 左側リム
２０ ブリッジ
２２ 右側ノーズパッド
２４ 左側ノーズパッド
２６ 右側テンプル
２８ 左側テンプル
３０ 突出部
３２ 装飾品

Claims (3)

1. レンズを支持するリムの所定の部位に孔を形成し、装飾品を前記孔に着脱可能に取り付ける、サングラス。
2. 前記孔は、前記リムの厚み方向に貫通した貫通孔である、請求項１に記載のサングラス。
3. 前記リムの所定の部位に設けられ、前記リムから垂下する突出部を有する、請求項１又は２に記載のサングラス。
   

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