JP3237633U - 包装容器付きイカ焼きおよびイカ焼き用包装容器 - Google Patents

包装容器付きイカ焼きおよびイカ焼き用包装容器 Download PDF

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Abstract

【課題】焼き置きして容器に収めたイカ焼きを客に渡すことができてそのイカ焼きを客が早く便利に食べることができる包装容器付きイカ焼きを提供する。【解決手段】 本考案に係る包装容器付きイカ焼き(200)は、ソース(84)を付けたソース面(80a)を内側に折り畳んだ棒状イカ焼き(85)と、棒状イカ焼き(85)を覆うポリ袋(90)と、ポリ袋(90)で覆われた棒状イカ焼き(85)が収納されるイカ焼き用包装容器(100)を備えている。イカ焼き用包装容器(100)は、棒状イカ焼き(85)が挿入される挿入開口部(15)を有している。イカ焼き用包装容器(100)には、挿入開口部(15)を塞ぐ蓋部(20)(又は26)が取り付けられる。【選択図】図6

Description

本考案は、包装容器付きイカ焼きおよびイカ焼き用包装容器に関する。特に、イカ焼きを包んで片手で食べることができる包装容器(イカ焼き用包装容器)およびその包装容器に入ったイカ焼き(包装容器付きイカ焼き)に関する。
小麦粉を主体とした生地にイカの身、特にイカの脚であるゲソがのせられている所謂イカ焼きは、飲食店のほか、夜店や屋台、デパートの地下食料品売り場などでも提供、販売されて、広く親しまれている(例えば、特許文献1)。そして、図1に示すように、イカ焼きは、図1に示すようにして客に提供される。
図1は、イカ焼き80が容器110の中に入れられている状態を示している。容器110は、発泡スチロール(食品用低発泡トレー)から作られており、イカ焼き80を収納する収納部112と、その収納部112を覆う蓋部114とから構成されている。実際にイカ焼き80を客に提供するときには、イカ焼き80が入った収納部112を蓋部114で抑えて、それを輪ゴムで止め包装紙で包んだ状態で割り箸を付けて客に渡す。客がイカ焼き80を食べるときには、包装紙および輪ゴムを取り、蓋部114を開いて、イカ焼き80が入った収納部112を片手で持って、もう一方の片手で割り箸を使ってイカ焼き80を食べる。
特開2004-222675号公報
本考案者は、長年、イカ焼きを作って客に提供しているが、図1に示したような容器110を用いてイカ焼き80を客に提供するときは次のような問題があることに気づいた。
まず、図1に示した容器110を用いると、客は、収納部112を片手で持った状態で割り箸を使ってイカ焼き80を食べる必要があるため、イカ焼き80を食べにくい。すなわち、片手で容器部112を持つという不安定な状態で片手で割り箸を使って、イカ焼き80を切って口に入れるため、うまく切れなかったり、イカ焼き80のソースが服に落ちたりしかねない。また、片手は容器部112を持ち、もう一方の片手は割り箸を持っているので、イカ焼き80を食べながら、同時に飲み物(お茶、水など)を飲むことができないという不便さがある。
さらに、イカ焼きは、立派な飲食店(レストラン、和食店など)で皿の上に載せて提供されるというよりかは、夜店や屋台、デパートの地下食料品売り場で製造・販売されることが多く、イカ焼きの作りたてを目の前で立って待っている客に提供することが大半である。それゆえに、目の前にいる客を長い時間待たせるわけにはいかず、できるだけ早く渡して、イカ焼きの製造・販売の回転をあげたいという事情がある。特に、祭りや、デパートの催事イベントのときはなおさらである。ここで、図1に示した容器110でイカ焼きを渡す(提供する)ときは、出来上がったイカ焼き80を収納部112に入れて、蓋部114で閉じて、輪ゴムでとめて(場合によっては、包装紙を巻いて)、割り箸をそえて、客に提供する必要があり、非常に時間がかかる。また、客も、その場で食べたいにもかかわらず、輪ゴムを外して(場合によっては、包装紙を外して)、割り箸を割って、その割り箸でイカ焼き80を切って食べるのには時間がかかるし、面倒くさい。
そのような状況下で、本願考案者は、イカ焼きを素早く提供できてそのイカ焼きを早く便利に食べることができるイカ焼き包装容器をなんとか作れないかと鋭意検討して、本考案に至った。本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、焼き置きして容器に収めたイカ焼きを客に渡すことができてそのイカ焼きを客が早く便利に食べることができる包装容器付きイカ焼きおよびイカ焼き用包装容器を提供することにある。
本考案に係る包装容器付きイカ焼きは、ソースを付けたソース面を内側に折り畳んだ棒状イカ焼きと、前記棒状イカ焼きを覆うポリ袋と、前記ポリ袋で覆われた前記棒状イカ焼きが収納されるイカ焼き用包装容器とを備えている。前記イカ焼き用包装容器は、前記棒状イカ焼きが挿入される挿入開口部を有している。前記イカ焼き用包装容器には、前記挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられる。
ある好適な実施形態において、前記棒状イカ焼きは、三つ折りによって前記ソース面が内側に位置し、且つ、前記ソース面と反対対の生地面が表面となっている。前記棒状イカ焼きの一部は、前記ポリ袋の挿入開口部から露出可能である。前記イカ焼き用包装容器は、直方体形状を有しており、前記イカ焼き用包装容器の前記挿入開口部は、長方形の前方縁部によって構築されている。前記挿入開口部の反対側には、前記イカ焼き用包装容器の底となる底面部が設けられている。前記蓋部は、前記イカ焼き用包装容器に対して脱着可能な構成を有している。そして、前記蓋部は、前記棒状イカ焼きの前記一部を収納可能な構成となっている。
ある好適な実施形態において、前記蓋部は、前記イカ焼き用包装容器に連続して形成されている。前記イカ焼き用包装容器の一部には、取り剥がし線構造が形成されている。
ある好適な実施形態において、前記イカ焼き用包装容器は、片手で保持できる形状を有している。
本考案に係るイカ焼き用包装容器は、イカ焼きを収容できるイカ焼き用包装容器であり、折り畳まれた棒状イカ焼きが収納される容器本体部と、前記容器本体部に設けられ、前記棒状イカ焼きが挿入される挿入開口部とを備えている。
ある好適な実施形態において、前記イカ焼き用包装容器には、前記挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられている。前記容器本体部は、片手で保持できる形状を有している。前記イカ焼き用包装容器は、直方体形状を有しており、前記イカ焼き用包装容器の前記挿入開口部は、長方形の前方縁部によって構築されている。前記挿入開口部の反対側には、前記イカ焼き用包装容器の底となる底面部が設けられている。
ある好適な実施形態において、前記容器本体部には、前記挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられている。前記蓋部は、前記容器本体部から連続して延びた部材である。前記容器本体部の一部には、取り剥がし線構造が形成されている。
ある好適な実施形態において、前記容器本体部の外面は、防水加工が施された面である。前記容器本体部の内面は、吸水加工が施された面である。
本考案に係る包装容器付きイカ焼きによれば、ソース面を内側に折り畳んだ棒状イカ焼きがポリ袋とともに収納されるイカ焼き用包装容器に挿入開口部があり、その挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられるものであることから、焼き置きして容器に収めたイカ焼きを客に素早く渡すことができてそのイカ焼きを客が早く便利に食べることができる。
容器110に入ったイカ焼き80を模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係る包装容器付きイカ焼き200の作り方を説明するフローチャートである。 本考案の実施形態に係るイカ焼き用包装容器100の構成を模式的に示す図である。 平べったいイカ焼き80を模式的に示す図である。 ポリ袋90で覆われた棒状イカ焼き85の構成を模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係る包装容器付きイカ焼き200の構成を模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係るイカ焼き用包装容器100の構成を模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係るイカ焼き用包装容器100の構成を模式的に示す図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の好適な実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のために、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は、基本的にその寸法関係を満たすようにしたが、必ずしも実際の寸法関係を正確に反映していない場合がある。
また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本考案の実施に必要な事項は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本考案は、本明細書及び図面によって開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。加えて、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図2は、本考案の実施形態に係る包装容器付きイカ焼き200の作り方を説明するフローチャートである。また、図3は、本考案の実施形態に係るイカ焼き用包装容器100の構成を模式的に示している。そして、図4は、平べったいイカ焼き80を模式的に示している。図5は、ポリ袋90で覆われた棒状イカ焼き85の構成を模式的に示している。そして、図6は、本考案の実施形態に係る包装容器付きイカ焼き200の構成を模式的に示している。
図2に示すように、本実施形態に係る包装容器付きイカ焼き200は、まず、焼いたイカ焼きを広げて(工程S100)、そのイカ焼きにソースを塗る(工程S120)。次に、そのソースを塗ったイカ焼きをソースが内側になるように折り畳み(工程S140)、次いで、その折り畳んだイカ焼き85をポリ袋90に入れる(工程S160)。続いて、そのイカ焼き85を、本実施形態のイカ焼き包装容器100に入れる(工程S200)。このようにして、本実施形態の包装容器付きイカ焼き200ができる。その後、包装容器付きイカ焼き200を手で持って、その状態でイカ焼きを食べることができる。以下、さらに詳細を説明する。
図3に示すように、本実施形態のイカ焼き包装容器100は、折り畳まれた棒状イカ焼き85が収納される容器本体部10を備えている。イカ焼き用包装容器100の容器本体部10は、棒状イカ焼き85(特に、三つ折り延べ棒状のイカ焼き)が挿入される挿入開口部15を有している。容器本体部10は、直方体形状を有しており、具体的には、長方形(側面(左面、右面)12、主面(上面、下面)14、底面13)によって構築されている。図示した例では、棒状イカ焼き85が挿入される挿入開口部15は、長方形の前方縁部11によって構築されている。
また、イカ焼き用包装容器100(容器本体部10)には、挿入開口部15を塞ぐ蓋部20を取り付けることができる。蓋部20には、容器本体部10の一部(前方部)が挿入できる挿入開口部25が設けられている。蓋部20の挿入開口部25は、容器本体部10のうちの前方縁部11の部分よりも僅かに大きく、蓋部20を押し込むと(矢印29参照)、容器本体部10の前方縁部11の部分を覆うことができる。蓋部20は、直方体形状を有しており、具体的には、長方形(側面(左面、右面)22、主面(上面、下面)24、底面23)によって構築されている。図示した例では、蓋部20の挿入開口部25は、長方形の前方縁部11によって構築されている。
本実施形態では、容器本体部10および蓋部20を直方体から構成したが、折り畳んだイカ焼き85(棒状イカ焼き)を収納できるのであれば、それ以外の構成であってもよい。例えば、断面が楕円形(長円、または、上下が平行で側面が半円形のサーキット状形状)の円筒形状であってもよいし、断面が多角形(例えば、六角形、星形など)の筒形状であってもよいし、断面が多角形(例えば、長方形)でその角が丸いような筒形状であってもよいし、さらには断面が曲線(例えば、円形、楕円形以外の曲線)の筒形状であってもよい。また、蓋部20は、容器本体部10の一部(前方部)に挿入できる挿入開口部25を有していればよく、容器本体部10の一部(前方部)の形状に対応して決めることができる。例えば、容器本体部10の一部(前方部)の断面形状(前方縁部11)が楕円形のときは、その楕円形に対応した挿入開口部25にすることができる。さらに、蓋部20の挿入開口部25以外の形状は比較的自由に決めることができ、例えば、容器本体部10と比較して大きい(又は小さい)形状のもの(例えば、イカの形状のようなもの、人気のキャラクターの形状のもの、動物や植物や鉱物(宝石)の形状のもの等)にすることができる。
本実施形態のイカ焼き包装容器100は、紙製であるが、これに限らず、他の材料のもの(例えば、ポリスチレン製のもの、低発泡性容器のもの、樹脂製のもの、天然素材(竹、木)のもの等)にしてもよい。イカ焼き包装容器100の表面に色や模様を付けてよい。容器本体部10と蓋部20との素材は同じもの(例えば、紙)であることが製造的な面から好ましいが、別の素材(例えば、紙とポリスチレン(又は低発泡性材料)など)にしてもよい。イカ焼き包装容器100(容器本体部10)は、食べる人が片手で持てる大きさのものがよい。本実施形態のイカ焼き包装容器100では、挿入開口部15の反対側に、イカ焼き用包装容器100の底となる底面部13が設けられているが、場合によっては、その底面部(底面)13はなしにすることができる。ただし、イカ焼き85(そのソース)が落ちないようにするという点から、底面部13が存在することが好ましい。底面部(底面)13は、図示したような平面(長方形)である場合にかぎらず、曲面(略半球)のような形状でもよい。
図4は、平べったい焼いたイカ焼き80を示している。図4に示すように、平べったい焼いたイカ焼き80の面80aにソース84を塗り、そのイカ焼き80を、ソース84の面80aが内側になるように折り畳む(矢印81及び矢印82参照)。ソース面82aを内側に折り畳んだ棒状イカ焼きになると、ソース84が塗られていない面(生地面)80bが表面(表側、外側)に位置する。本実施形態では、三つ折りにして折り畳んでいるが、他の折り畳み手法(例えば、ロール状にする手法)であってもよい。
次に、図5に示すように、折り畳んだ棒状イカ焼き85をポリ袋90に入れた状態にする。ポリ袋90は、プラスチック製の袋のことであり、例えば、ポリエチレン製の袋、ポリプロピレン製の袋、ポリ塩化ビニルの袋である。本実施形態のポリ袋90は、ポリエチレン製の袋であるが、これ以外のものであってもよい。ポリ袋90には、棒状イカ焼き85が挿入される挿入開口部95がある。ポリ袋90の挿入開口部95に折り畳んだ棒状イカ焼き85を入れることにより、ソース84の面80aが内側になった状態で、ソース84が塗られていない面80bが外側に位置し、その外側の面80bの外側にポリ袋90が位置する。
図示した状態では、ポリ袋90の挿入開口部95から、折り畳んだ棒状イカ焼き85の一部を露出させている。なお、折り畳んだ棒状イカ焼き85の全部をポリ袋90で覆ってもよい。折り畳んだ棒状イカ焼き85においては、ソース84が塗られていない面80bが外側に位置しているので、ポリ袋90にソース84につかないという利点がある。すなわち、ポリ袋90に棒状イカ焼き85を入れやすく、また、ポリ袋90をきれいなままにすることができる(スースが付いてない状態、または、ソースが付いても少量の状態)。また、折り畳んだ棒状イカ焼き85をポリ袋90で包んでいることで、内側の面80aに塗られたソース84が外側に出たとしても、ポリ袋90でそれ以上外にでることを抑えることができるので、ソース84で手が汚れることを防止でき、きれいである。
その後、本実施形態のイカ焼き用包装容器100(容器本体部10)に棒状イカ焼き85(折り畳んだイカ焼き80をポリ袋90に入ったもの)を入れると、図6に示すような状態となり、本実施形態の包装容器付きイカ焼き200が得られる。本実施形態の包装容器付きイカ焼き200は、棒状イカ焼き85をイカ焼き用包装容器100(容器本体部10)に入れることで作ることができるので、作り手は非常に便利であり、効率的に多くのイカ焼き80(85)をユーザ(購入した人、食べる人)50に提供することができる。
図6に示すように、本実施形態の包装容器付きイカ焼き200は、ユーザ(食べる人)50の片手で持って食べることができる。また、食べないとき、持ち歩くときは、蓋部20を付けることにより、イカ焼き80(85)がイカ焼き用包装容器100の外には露出しなくなり、衛生的である。また、重力によって、イカ焼き80(85)からソース84が流れ出すことがあっても、ポリ袋90とともに、イカ焼き用包装容器100(容器本体部10)の底面部13でそのソース84を受け止めることができるので、安全である。
本実施形態の包装容器付きイカ焼き200は、ソース面84を内側に折り畳んだ棒状イカ焼き85がポリ袋90とともに挿入開口部15からイカ焼き用包装容器100(容器本体部10)に収納されたものである。そして、イカ焼き用包装容器100(容器本体部10)の挿入開口部15は、蓋部20を取り付けて覆うことができる。それゆえに、本実施形態の包装容器付きイカ焼き200によれば、客にイカ焼きを素早く渡すことができる。そして、ユーザ(客、食べる人)50は、そのイカ焼き80(85)を早く便利に(ソース84の漏れもなく)食べることができる。その結果、目の前にいる客を長い時間待たせずに、既に焼き置き(作り置きした)イカ焼き80を渡すことができ、イカ焼き80の製造・販売の回転をあげることができる。特に、祭りや、デパートの催事イベントのときは、より効果を発揮する。また、、図1に示したものと比較すると、輪ゴムを外して(場合によっては、包装紙を外して)、割り箸を割って、その割り箸でイカ焼きを切って食べるような手間なしに、その場で食べたいにもかかわらず、ユーザ(客、食べる人)50は、その場で素早く、簡単に、手も汚さずに食べることができて、面倒くさいなく便利であり満足する。すなわち、本実施形態の技術によれば、ユーザ(客)50にイカ焼き80を素早く渡すことができてそのイカ焼き80をユーザ50が早く便利に食べることができる包装容器付きイカ焼き200およびイカ焼き用包装容器100を実現することができる。
また、本実施形態の包装容器付きイカ焼き200およびイカ焼き用包装容器100は、図7および図8に示すように改変することができる。
図7に示したイカ焼き用包装容器100では、蓋部26(図3の「20」)は、容器本体部10から連続して延びた部材となっている。図示した蓋部26には、挿入開口部15に係合して止める係合部27が形成されている。係合部27は、蓋部26から延長した部分であり、そして、矢印28に示すように蓋部26を移動させると、係合部(挿入延長部)27は、挿入開口部15に挿入されて蓋部26を止めることができ、挿入開口部15を蓋することができる。
また、図5および図6に示した例では、棒状イカ焼き85をポリ袋90で覆ったが、図7に示した構成において、容器本体部10の内面35を加工処理面(例えば、吸水フィルム、吸水加工、防水加工(または、撥水加工))にすることにより、棒状イカ焼き85からソース84が漏れたとして、ポリ袋90なしでも大丈夫なようにすることができる。また、容器本体部10の外面30を加工処理面(例えば、防水加工(または撥水加工))にすることにより、それによって、棒状イカ焼き85から漏れたソース84が容器本体部10の表面にまでいかないようにすることができる。なお、容器本体部10の内面35及び/又は外面30を加工処理面にしたときであっても、棒状イカ焼き85をポリ袋90で覆った形態で容器本体部10に入れてもよい。
また、図8に示したイカ焼き用包装容器100では、容器本体部10の一部には、取り剥がし線構造40が形成されている。取り剥がし線構造40は、例えば、ミシン目であり、ミシン目の一部を指で掴むことができて、その一部を引っ張ると、容器本体部10の周囲に形成されたミシン目(取り剥がし線構造40)が取れていき、蓋部26を含む部分を取り外すことができる。また、取り剥がし線構造40は、紐(または糸)が埋め込まれた構造をしており、その紐を引っ張ると、容器本体部10の周囲に形成された紐(取り剥がし線構造40)が取れていき、蓋部26を含む部分を取り外すことができる。さらに説明すると、その取り剥がし線構造40においては、容器本体部10の所定箇所にミシン目を付け、そこに強度のある糸(紐)を取付けて、糸(紐)を引っ張ることでミシン目に沿ってワンタッチ(または、一回の引っ張り動作で)であけることができる。
容器本体部10の中に棒状イカ焼き85を入れた状態で、取り剥がし線構造40の部分を取り外すと、図6に示したような構成となり、棒状イカ焼き85(イカ焼き80)を片手で食べることができる。
以上、本考案を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。また、上述した実施形態の各特徴は相互に適用することができる。例えば、図8に示した取り剥がし線構造40の特徴を、図7に示した加工処理面(30、35)の特徴に適用することもできる。同様に、図7に示した加工処理面(30、35)の特徴を、図3に示した構造のものに提供することも可能である。
本考案によれば、客にイカ焼きを素早く渡すことができてそのイカ焼きを客が早く便利に食べることができる包装容器付きイカ焼き(イカ焼き用包装容器)を提供することができる。
10 容器本体部
11 前方縁部
12 側面
13 底面部(底面)
14 主面(上面、下面)
15 挿入開口部
20 蓋部
25 挿入開口部
26 蓋部
27 係合部(挿入延長部)
30 外面
35 内面
40 取り剥がし線構造
50 ユーザ(客)
80 イカ焼き
80a ソース面
80b 生地面)
84 ソース
85 棒状イカ焼き
90 ポリ袋
95 ポリ袋の挿入開口部
100 イカ焼き包装容器
200 包装容器付きイカ焼き

Claims (8)

  1. 包装容器付きイカ焼きであって、
    ソースを付けたソース面を内側に折り畳んだ棒状イカ焼きと、
    前記棒状イカ焼きを覆うポリ袋と、
    前記ポリ袋で覆われた前記棒状イカ焼きが収納されるイカ焼き用包装容器と
    を備え、
    前記イカ焼き用包装容器は、前記棒状イカ焼きが挿入される挿入開口部を有しており、
    前記イカ焼き用包装容器には、前記挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられる、包装容器付きイカ焼き。
  2. 前記棒状イカ焼きは、三つ折りによって前記ソース面が内側に位置し、且つ、前記ソース面と反対対の生地面が表面となっており、
    前記棒状イカ焼きの一部は、前記ポリ袋の挿入開口部から露出可能であり、
    前記イカ焼き用包装容器は、直方体形状を有しており、
    前記イカ焼き用包装容器の前記挿入開口部は、長方形の前方縁部によって構築されており、
    前記挿入開口部の反対側には、前記イカ焼き用包装容器の底となる底面部が設けられており、
    前記蓋部は、前記イカ焼き用包装容器に対して脱着可能な構成を有しており、そして、
    前記蓋部は、前記棒状イカ焼きの前記一部を収納可能な構成となっている、請求項1に記載の包装容器付きイカ焼き。
  3. 前記蓋部は、前記イカ焼き用包装容器に連続して形成されており、
    前記イカ焼き用包装容器の一部には、取り剥がし線構造が形成されている、請求項1に記載の包装容器付きイカ焼き。
  4. 前記イカ焼き用包装容器は、片手で保持できる形状を有している、請求項1から3の何れか一つに記載の包装容器付きイカ焼き。
  5. イカ焼きを収容できるイカ焼き用包装容器であって、
    折り畳まれた棒状イカ焼きが収納される容器本体部と、
    前記容器本体部に設けられ、前記棒状イカ焼きが挿入される挿入開口部と
    を備えている、イカ焼き用包装容器。
  6. 前記イカ焼き用包装容器には、前記挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられ、
    前記容器本体部は、片手で保持できる形状を有しており、
    前記イカ焼き用包装容器は、直方体形状を有しており、
    前記イカ焼き用包装容器の前記挿入開口部は、長方形の前方縁部によって構築されており、
    前記挿入開口部の反対側には、前記イカ焼き用包装容器の底となる底面部が設けられている、請求項5に記載のイカ焼き用包装容器。
  7. 前記容器本体部には、前記挿入開口部を塞ぐ蓋部が取り付けられており、
    前記蓋部は、前記容器本体部から連続して延びた部材であり、
    前記容器本体部の一部には、取り剥がし線構造が形成されている、請求項5に記載のイカ焼き用包装容器。
  8. 前記容器本体部の外面は、防水加工が施された面であり、
    前記容器本体部の内面は、吸水加工が施された面である、
    請求項5から7の何れか一つに記載のイカ焼き用包装容器。
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