JP3237528U - 段ボール箱封緘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さの薄い段ボール箱を封緘することが可能で、かつテープが剥がれにくい段ボール箱封緘装置を提供する。【解決手段】段ボール箱封緘装置20は、立体的に組み立てた段ボール箱1を載置して搬送する搬送台21と、段ボール箱を搬送台の搬送面21a上を搬送することで、段ボール箱の搬送方向下流側の側壁板から、段ボール箱の2つの外フラップの突き合わせ縁部を経由して、段ボール箱の搬送方向上流側の側壁板まで、テープ2を貼り付ける上部テープ貼付手段24と、搬送台の搬送面より下方まで垂れ下がったテープの先端部を、段ボール箱の底面板に貼り付ける先端部テープ貼付手段26と、搬送台の搬送面より下方まで垂れ下がったテープの後端部を、段ボール箱の底面板に貼り付ける後端部テープ貼付手段27とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、2つの外フラップの突き合わせ縁部にテープを貼り付けて段ボール箱を封緘する段ボール箱封緘装置に関する。
段ボール箱シートを組み立てた段ボール箱に荷物を配置して運搬することが広く行われている。特に通信販売が普及した近年においては、小型の荷物を配送して各家庭の郵便ポストに投函するサービスの利用が増加しており、郵便ポストに入る大きさの段ボール箱に組み立てることが可能な段ボール箱シートの需要が高まっている。そのような小型の段ボール箱に組み立てる段ボール箱シートとしては、底面板の上下左右にある側面板を立て上げ、さらにその先にある内フラップ及び外フラップを折り込む、いわゆる「タトウ式」又は「ヤッコ型」と呼ばれるものが一般的である。
一方、段ボール箱シートを組み立てた段ボール箱の内部に荷物を配置し、内フラップ及び外フラップを突き合わせながら折り込んだ後、通常は、2つの外フラップの突き合わせ縁部を中心に、その両側にある側壁板までテープを貼り付けて封緘する。この封緘作業は、手作業で行うこともできるが、数多くの段ボール箱を封緘する際には、段ボール箱を自動で封緘するための段ボール封緘装置が用いられる。
特許文献1には、左右一対の上蓋フラップを内側に折り込んだ状態のダンボール箱を左右上蓋フラップの接合線と平行に一定方向に搬送する搬送装置と、封緘テープを繰り出すテープ繰出体と、ダンボール箱の天面を前記接合線に沿って転動しつつ、その外周面で前記テープ繰出体から繰り出される封緘テープを粘着面側が左右上蓋フラップの両方にまたがって密着するように押し付ける押圧ローラと、前記テープ繰出体から繰り出される封緘テープを所定長さに切断するカッタと、前記押圧ローラをダンボール箱の進行方向後面に沿って転動させる駆動手段とを備えた上蓋フラップ封緘装置において、前記押圧ローラがダンボール箱の進行方向後面を転動する時に左右上蓋フラップが浮き上がらないように上から押える押え具を設けたことを特徴とする上蓋フラップ封緘装置が開示されている。
特許文献2には、左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路中に付勢突入された貼付けローラを備え、搬送されてきた段ボール箱に前記貼付けローラを乗り上がらせて左右フラップの突合せ部位に沿って粘着テープを貼付けるよう構成した封緘装置において、前記貼付けローラが段ボール箱に乗り上げ作動する状態にあることを検出する貼付け開始検出手段と、この貼付け開始検出手段の検出作動に基づいて貼付けローラを突入付勢力に抗して段ボール箱のテープ貼付けレベルまで強制的に移動させるローラ強制移動手段とを備えたことを特徴とする封緘装置が開示されている。
特開平7-215316号公報 特開2004-276951号公報
しかし、特に、いわゆる「タトウ式」又は「ヤッコ型」と呼ばれるヤッコ型段ボール箱シートを組み立てたヤッコ型段ボール箱の場合、その厚さは一般に20~50mm(多くは25~45mm)と薄いことから、外フラップの突き合わせ縁部の両側にある側壁板で止めているテープが短くなることで剥がれやすく、また、特許文献1~2の封緘装置では、厚さの薄い段ボール箱の封緘自体が難しいという問題があった。
そこで、本考案は、厚さの薄い段ボール箱を封緘することが可能で、かつテープが剥がれにくい段ボール箱封緘装置を提供することを目的とする。
本考案に係る段ボール箱封緘装置(20)は、
立体的に組み立てた段ボール箱(1)を載置して搬送する搬送台(21)と、
前記段ボール箱(1)を封緘するための帯状のテープ(2)を供給するテープ供給手段(22)と、
前記テープ供給手段(22)から供給された前記テープ(2)の粘着面を搬送方向上流側に向けるとともに、前記テープ(2)の先端部(2a)を前記搬送台(21)の搬送面(21a)より下方まで垂れ下がった状態で保持するテープ保持手段(23)と、
前記段ボール箱(1)を前記搬送台(21)の搬送面(21a)上を搬送することで、前記段ボール箱(1)の2つの外フラップ(13b、13d)の突き合わせ縁部(14)の搬送方向下流側の端部から搬送方向上流側の端部まで、前記テープ(2)を貼り付ける上部テープ貼付手段(24)と、
前記段ボール箱(1)に貼り付けられた前記テープ(2)の後端部(2c)が、前記搬送台(21)の搬送面(31a)より下方まで垂れ下がった状態になる長さに切断するテープ切断手段(25)と、
前記段ボール箱(1)に貼り付けられた前記テープ(2)の先端部(2a)を、前記段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける先端部テープ貼付手段(26)と、
前記段ボール箱(1)に貼り付けられた前記テープ(2)の後端部(2c)を、前記段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける後端部テープ貼付手段(27)と
を有する。
本考案によれば、厚さの薄い段ボール箱を封緘することが可能で、かつテープが剥がれにくい段ボール箱封緘装置を提供することができる。
本考案に係る段ボール箱封緘装置の構成例を示す正面図である。 図1に示す段ボール箱封緘装置を用いて段ボールを封緘する工程を示す図である。 図1に示す段ボール箱封緘装置で好適に封緘可能なヤッコ型段ボール箱の斜視図である。 図3の段ボール箱を展開したヤッコ型段ボール箱シートの平面図である。 本考案に係る段ボール箱封緘装置で封緘したヤッコ型段ボール箱を示す図であり、(a)は上方からみた斜視図、(b)は下方からみた斜視図である。
本考案に係る段ボール箱封緘装置で好適に封緘可能なヤッコ型段ボール箱(1)の斜視図を図3に示し、それを展開したヤッコ型段ボール箱シートの平面図を図4に示す。このような段ボール箱シートは、いわゆる「タトウ式」又は「ヤッコ型」と呼ばれるものであり、矩形の底面板(11)と、4つの側壁板(12a、12b、12c、12d)と、2つの内フラップ(13a、13c)と、2つの外フラップ(13b、13d)とを基本骨格として有する。以下、ヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てたヤッコ型段ボール箱(1)を例にして説明するが、本考案に係る段ボール箱封緘装置では、2つの外フラップの突き合わせ縁部を中心に、その両側にある側壁板までテープを貼り付けて封緘するものであれば、ヤッコ型段ボールシート以外の段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱にも適用可能である。
なお、段ボール箱を形成するための段ボール箱シートは、一般に、波型に成型された中芯(フルート)と、その中芯を保持するために貼合されたライナーからなっている。中芯(フルート)としては、厚さ5mmのAフルート、厚さ3mmのBフルート、厚さ4mmのCフルート、厚さ1.5mmのEフルート、厚さ1.1mmのFフルート、厚さ0.9mmのGフルートなどが挙げられる。段ボール箱シートを形成する段ボールの構造としては、中芯の片面にライナーを貼り合わせた片面段ボール、中芯の両面にライナーを貼り合わせた両面段ボール、両面段ボールの片側に片面段ボールを貼り合わせた複両面段ボール、複両面段ボールの片側に片面段ボールを貼り合わせた複々両面段ボールなどが挙げられる。本考案に係るヤッコ型段ボール箱シートは、組み立てた際に一般的な郵便ポストに入る大きさとすることを想定していることから、メール便として配送する場合によく利用されているEフルートの両面段ボールで形成されていることが好ましい。
底面板(11)は、ヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱(1)の底面となる部分であって、矩形(正方形又は長方形)である。側壁板(12a、12b、12c、12d)は、ヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱(1)の側面となる部分であって、底面板(11)が有する4つの辺にそれぞれ接続されており、通常は矩形(正方形又は長方形)である。内フラップ(13a、13c)は、ヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱(1)の上面の内側となる部分であって、相対する2つの側壁板(12a、12c)にそれぞれ接続されており、通常は矩形(正方形又は長方形)である。外フラップ(13b、13d)は、ヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱(1)の上面の外側となる部分であって、相対する2つの側壁板(12b、12d)にそれぞれ接続されており、通常は矩形(正方形又は長方形)である。
以上のようなヤッコ型段ボール箱シートは、底面板(11)に対して4つの側壁板(12a、12b、12c、12d)を垂直に立て上げ、さらに、2つの内フラップ(13a、13c)を内側に向けて水平に折り、2つの外フラップ(13b、13d)を内側に向けて水平に折ることで、内部に被収納物を収納・保管する収納箱として使用可能な四角柱形状の段ボール箱(1)に組み立てることができる。
2つの外フラップ(13b、13d)の長さをそれぞれWb、Wdとし、2つの外フラップ(13b、13d)に対応する2つの側壁板(12b、12d)が接続されている底面板(11)の2つの辺間の距離をWbdとしたとき、
Wb+Wd=Wbd
を満たすことが好ましく、Wb及びWdがWbdの1/2であることがより好ましい。すなわち、2つの外フラップ(13b、13d)の長さ(Wb、Wd)の合計が、外フラップ側の底面板(11)の2つの辺間の距離をWbdと一致することが好ましい。こうすることで、ヤッコ型段ボール箱シートを組み立てる際に2つの外フラップ(13b、13d)が必然的に直角の状態となり、容易に組み立てる事ができる。又、2つの外フラップ(13b、13d)のテープ留めを容易にできる。
また、2つの内フラップ(13a、13c)の長さをそれぞれWa、Wcとし、2つの内フラップ(13a、13c)に対応する2つの側壁板(12a、12c)が接続されている前記底面板(11)の2つの辺間の距離をWacとしたとき、
Wa+Wc=Wac
を満たすことが好ましく、Wa及びWcがWacの1/2であることがより好ましい。すなわち、2つの内フラップ(13a、13c)の長さ(Wa、Wc)の合計が、内フラップ側の底面板(11)の2つの辺間の距離をWacと一致することが好ましい。こうすることで、ヤッコ型段ボール箱シートを組み立てる際に2つの内フラップ(13a、13c)が必然的に直角の状態となり、容易に組み立てる事ができる。また、ヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱(1)の強度がより高まる。
ヤッコ型段ボール箱シートのサイズに関しては、底面板(11)の長辺(通常は内フラップ側の底面板(11)の2つの辺間の距離Wac)が、140~350cmであることが好ましく(より好ましくは220~330mm)、底面板(11)の短辺(通常は外フラップ側の底面板(11)の2つの辺間の距離Wbd)が、90~300mmであることが好ましく(より好ましくは140~250mm)、段ボール箱(1)の高さH(通常は側壁板(12a、12b、12c、12d)の長さ)が、20~50mmであることが好ましい(より好ましくは25~45mm)。このヤッコ型段ボール箱シートは、小型の配送物に利用することを想定しているため、段ボール箱(1)の長さと幅と高さの合計(Wac+Wbd+H)が80cmを超えないことが好ましく、60cmを超えないことがより好ましい。
このようなヤッコ型段ボール箱シートを立体的に組み立てた段ボール箱(1)は、書籍、CD、DVDなど比較的薄型の荷物を配送する場合に適している。
以上のような段ボール箱(1)の封緘することが可能な、本考案に係る段ボール箱封緘装置(20)の構成例を図1に示す。図1に示す段ボール箱封緘装置(20)は、搬送台(21)と、テープ供給手段(22)と、テープ保持手段(23)と、上部テープ貼付手段(24)と、テープ切断手段(25)と、先端部テープ貼付手段(26)と、後端部テープ貼付手段(27)とを有している。このような段ボール箱封緘装置(20)であれば、厚さの薄い段ボール箱を封緘することが可能であり、かつテープが剥がれにくくなる。以下、段ボール箱封緘装置(20)を用いて段ボール(1)を封緘する工程を含めて、段ボール箱封緘装置(20)の実施形態を説明する。
搬送台(21)は、立体的に組み立てた段ボール箱(1)を載置して搬送するためのものであり、その搬送面(21a)には、搬送ローラ(不図示)や搬送ローラの駆動部(不図示)などが設置されている。搬送面(31a)の高さは、作業のしやすさ等を考慮して適宜設定することができるが、厚さが一般に20~50mm(多くは25~45mm)と薄い段ボール箱(1)を封緘することができる装置であることから、700~1000mmとすることが好ましく、750~900mmとすることがより好ましく、例えば800mmとすることができる。
テープ供給手段(22)は、段ボール箱(1)を封緘するための帯状のテープ(2)を供給するものであり、例えば、回転可能な軸ローラを用いることができる。この軸ローラに帯状のテープを巻回したテープロール(3)を設置することで、テープ(2)を供給することが可能となる。
テープ保持手段(23)は、テープ供給手段(22)から供給されたテープ(2)を、段ボール箱(1)に貼り付け可能な位置に保持するものであり、例えば、回転可能な軸ローラを複数(図1では3つ)用いることができる。このとき、テープ保持手段(23)は、テープ(2)の粘着面を搬送方向上流側に向けるとともに、テープ(2)の先端部(2a)を搬送台(21)の搬送面(21a)より下方まで垂れ下がった状態で保持する。この状態で、段ボール箱(1)が搬送面(21a)上を搬送されてくると、図2(a)に示すように、テープ(2)は、段ボール箱(2)の搬送方向下流側の側壁板(12a)の上端から下端まで貼り付けられ、さらにテープ(2)の先端部(2a)が搬送方向下流側の側壁板(12a)の下方まで垂れ下がる。
上部テープ貼付手段(24)は、段ボール箱(1)の2つの外フラップ(13b、13d)の突き合わせ縁部(14)の搬送方向下流側の端部から搬送方向上流側の端部まで、テープ(2)を貼り付けるためのものであり、例えば、上下に可動する圧着ローラを用いることができる。より具体的には、図2(b)に示すように、段ボール箱(1)が搬送台(21)の搬送面(21a)上を搬送されてきたとき、上部テープ貼付手段(24)は、段ボール箱(1)の搬送方向下流側の端部に接触して段ボール箱(1)の上面に乗り上げる。この状態で段ボール箱(1)が搬送台(21)の搬送面(21a)上を搬送されることで、段ボール箱(1)の上面[2つの外フラップ(13b、13d)の突き合わせ縁部(14)の搬送方向下流側の端部から搬送方向上流側の端部まで]にテープ(2)を貼り付けることが可能となる。なお、このとき、テープ(2)の先端部(2a)は、まだ段ボール箱(1)の搬送方向下流側の側壁板(12a)の下方まで垂れ下がっている。
先端部テープ貼付手段(26)は、段ボール箱(1)に貼り付けられたテープ(2)の先端部(2a)を、段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付けるためのものであり、例えば、ガイド(28a)に沿って移動可能な端部テープ貼付用ローラ(28)を用いることができる。より具体的には、段ボール箱(1)が搬送されてきたとき、端部テープ貼付用ローラ(28)が、ガイド(28a)に沿って、搬送台(21)の搬送面(31a)の表面を搬送方向逆向きに移動することで(図2(b)→図2(c))、段ボール箱(1)の搬送方向下流側の側壁板(12a)の下方まで垂れ下がっていたテープ(2)の先端部(2a)を段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける。こうすることで、段ボール箱(1)の上部から搬送方向下流側の側壁板(12a)を経て底面板(11)まで、しっかりテープ(2)を貼り付けることができる。
テープ切断手段(25)は、段ボール箱(1)に貼り付けられたテープ(2)の後端部(2c)を切断するものであり、例えば、上部テープ貼付手段(24)としての圧着ローラの上下移動に連動するカッタを用いることができる。より具体的には、図2(d)に示すように、段ボール箱(1)の上面[2つの外フラップ(13b、13d)の突き合わせ縁部(14)の搬送方向下流側の端部から搬送方向上流側の端部まで]にテープ(2)を貼り付けた後、上部テープ貼付手段(24)としての圧着ローラが段ボール箱(1)の上面から落ちるタイミングで、テープ切断手段(25)としてのカッタによりテープ(2)が切断される。このとき、テープ(2)の後端部(2c)は、搬送台(21)の搬送面(31a)より下方まで垂れ下がった状態になる長さとする。
このとき、図2(d)に示すように、端部テープ貼付用ローラ(28)は、ガイド(28a)に沿って、搬送台(21)の搬送面(31a)の表面位置から下方に移動する。テープ切断手段(25)としてのカッタにより切断されたテープ(2)の後端部(2c)は、段ボール箱(1)の搬送方向上流側の側壁板(12c)の下方まで垂れ下がった状態となるが、それより下方に端部テープ貼付用ローラ(28)が移動することで、端部テープ貼付用ローラ(28)に触れずに通り過ぎる。そして、端部テープ貼付用ローラ(28)は、段ボール箱(1)の搬送方向上流側の側壁板(12c)が通り過ぎた後、図2(e)に示すように、ガイド(28a)に沿って、搬送台(21)の搬送面(31a)の表面位置に移動する。また、切断されたテープの逆端は、
後端部テープ貼付手段(27)は、段ボール箱(1)に貼り付けられたテープ(2)の後端部(2c)を、段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付けるためのものであり、例えば、ガイド(28a)に沿って移動可能な端部テープ貼付用ローラ(28)を用いることができる。より具体的には、図2(f)に示すように、端部テープ貼付用ローラ(28)が、ガイド(28a)に沿って、搬送台(21)の搬送面(21a)の表面を搬送方向順向きに移動することで(図2(e)→図2(f))、段ボール箱(1)の搬送方向上流側の側壁板(12c)の下方まで垂れ下がっていたテープ(2)の後端部(2c)を段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける。こうすることで、段ボール箱(1)の上部から搬送方向上流側の側壁板(12c)を経て底面板(11)まで、しっかりテープ(2)を貼り付けることができる。
以上のような本考案に係る段ボール箱封緘装置(20)で封緘したヤッコ型段ボール箱(1)は、その斜視図を図5(a)及び(b)に示すように、搬送方向下流側の側壁板(12a)から、上面[2つの外フラップ(13b、13d)の突き合わせ縁部(14)の搬送方向下流側の端部から搬送方向上流側の端部まで]を経由して、搬送方向上流側の側壁板(12c)までテープ(2)を貼り付け、かつテープ(2)の先端部(2a)及び後端部(2c)を背面板(11)側に巻き込んで貼り付けることで、厚さの薄い段ボール箱を封緘することが可能で、かつテープが剥がれにくくなる。
1 段ボール箱
2 テープ
2a 先端部
2c 後端部
3 テープロール
11 底面板
12a 側壁板
12b 側壁板
12c 側壁板
12d 側壁板
13a 内フラップ
13b 外フラップ
13c 内フラップ
13d 外フラップ
14 突き合わせ縁部
20 段ボール箱封緘装置
21 搬送台
21a 搬送面
22 テープ供給手段
23 テープ保持手段
24 上部テープ貼付手段
25 テープ切断手段
26 先端部テープ貼付手段
27 後端部テープ貼付手段
28 端部テープ貼付用ローラ
28a ガイド

Claims (5)

  1. 立体的に組み立てた段ボール箱(1)を載置して搬送する搬送台(21)と、
    前記段ボール箱(1)を封緘するための帯状のテープ(2)を供給するテープ供給手段(22)と、
    前記テープ供給手段(22)から供給された前記テープ(2)の粘着面を搬送方向上流側に向けるとともに、前記テープ(2)の先端部(2a)を前記搬送台(21)の搬送面(21a)より下方まで垂れ下がった状態で保持するテープ保持手段(23)と、
    前記段ボール箱(1)を前記搬送台(21)の搬送面(21a)上を搬送することで、前記段ボール箱(1)の2つの外フラップ(13b、13d)の突き合わせ縁部(14)の搬送方向下流側の端部から搬送方向上流側の端部まで、前記テープ(2)を貼り付ける上部テープ貼付手段(24)と、
    前記段ボール箱(1)に貼り付けられた前記テープ(2)の後端部(2c)が、前記搬送台(21)の搬送面(31a)より下方まで垂れ下がった状態になる長さに切断するテープ切断手段(25)と、
    前記段ボール箱(1)に貼り付けられた前記テープ(2)の先端部(2a)を、前記段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける先端部テープ貼付手段(26)と、
    前記段ボール箱(1)に貼り付けられた前記テープ(2)の後端部(2c)を、前記段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける後端部テープ貼付手段(27)と
    を有する
    段ボール箱封緘装置(20)。
  2. 前記先端部テープ貼付手段(26)及び前記後端部テープ貼付手段(27)として端部テープ貼付用ローラ(28)を有し、
    前記端部テープ貼付用ローラ(28)は、
    前記段ボール箱(1)が搬送されてきたとき、前記搬送台(21)の搬送面(31a)の表面を搬送方向逆向きに移動することで、前記テープ(2)の先端部(2a)を、前記段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付け、
    前記テープ(2)の先端部(2a)の貼り付けが終わった後、前記搬送台(21)の搬送面(31a)の表面位置から下方に移動し、
    前記段ボール箱(1)の搬送方向上流側の側壁板(12c)が通過した後、前記搬送台(21)の搬送面(31a)の表面位置に移動し、
    前記搬送台(21)の搬送面(31a)の表面を搬送方向順向きに移動することで、前記テープ(2)の後端部(2c)を、前記段ボール箱(1)の底面板(11)に貼り付ける
    ように移動可能である
    段ボール箱封緘装置(20)。
  3. 前記搬送面(31a)の高さが、700~1000mmである
    請求項1又は2に記載の段ボール箱封緘装置(20)。
  4. 前記段ボール箱の高さが、20~50mmである
    請求項1~3のいずれか1項に記載の段ボール箱封緘装置(20)。
  5. 前記段ボール箱が、ヤッコ型段ボール箱である
    請求項1~4のいずれか1項に記載の段ボール箱封緘装置(20)。

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