JP3237415U - 錠前 - Google Patents

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潘国光
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Abstract

【課題】ロックする操作を簡便かつ迅速に行うことができる上、暗号錠の暗号を正確に合わせなくてもロックすることができる錠前を提供する。【解決手段】錠前100はロック部材10、ロック座20、ロック装置30及びリリースボタン40を備える。ロック部材10はピン11を有する。ロック座20はピン11を収容するスロット24を有する。ロック装置30はロック座20上に配設された少なくとも1つのロック機構を有し、ロック機構を閉錠状態又は解錠状態にし得る。リリースボタン40は、ロック座20上に配設されるとともに、第1の弾性部材41により押圧されて常態でイジェクト位置に保持され、押圧されると押下位置まで移動される。ロック部材10のピン11は、ロック座20のスロット24内に挿着され、ロック機構が解錠状態にあるとき、リリースボタン40を押下位置まで押圧するとロック部材10とロック座20との接続が解除される。【選択図】図4

Description

本考案は、ロック部材及びロック座により構成された錠前に関し、特に、閉錠状態にあるときでも、ロック部材が依然としてロック座に挿着して自動的にロックすることができる錠前に関する。
様々な物品の盗難を防ぐために、例えばスーツケース用鍵、自転車用鍵、コンピュータ用鍵など、様々な錠前が開発されている。例えばスーツケース用鍵の場合、錠前の種類には、スーツケースの筐体に設けられたスーツケース用鍵と、スーツケースを縛るのに用いるスーツケースベルト鍵と、を含む。
従来の錠前は、互いに挿着又は係合可能な2つのロックユニットのロックを含み、ロックに設けられたロック機構(例えば、暗号錠又は鍵式錠)を解錠状態にする際、暗号錠の場合では予め設定した暗号に合わせるか鍵で解錠にしなければ、元々互いに挿着又は係合されていた2つのロックユニットを分離させることはできなかった。同様に、ロックの2つのロックユニットを再びロックする場合、暗号錠の暗号を全て正確に合わせるか鍵式錠を解錠し、ロックの2つのロックユニットを互いに挿着又は係合して接続し、挿着又は係合の動作を行った後、暗号錠を回して暗号を不正確にして鍵式錠を閉錠状態に変えなければ、2つのロックユニットをロックすることはできなかった。
上述したことから分かるように、錠前の2つのロックユニットを再びロックするとき、操作を行う上で改善の余地が依然としてあった。また、暗号錠に設けられたロックは、使用者が予め正確な暗号に合わせなければロックすることができなかったため、悪意を持った者により暗号が覗き見されたり盗撮されたりする虞があった。
こうした現状に鑑み、本考案者は鋭意研究を重ねた結果、本考案を完成したものである。
本考案の主な目的は、ロックする操作を簡便かつ迅速に行うことができる上、暗号錠の暗号を正確に合わせなくてもロックすることができる錠を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、ロック部材、ロック座、ロック装置及びリリースボタンを備えた、錠前であって、前記ロック部材は、ピンを有し、前記ロック座は、前記ピンを収容するスロットを有し、前記ロック装置は、前記ロック座上に配設された少なくとも1つのロック機構を有し、前記ロック機構を閉錠状態又は解錠状態にし得て、前記リリースボタンは、前記ロック座上に配設されるとともに、第1の弾性部材により押圧されて常態でイジェクト位置に保持され、押圧されると押下位置まで移動され、前記ロック部材の前記ピンは、前記ロック座の前記スロット内に挿着され、前記ロック機構が解錠状態にあるとき、前記リリースボタンを押下位置まで押圧すると、前記ロック部材と前記ロック座との接続が解除され、前記ロック機構が閉錠状態にあるときでも、前記ピンが前記スロット内に挿入可能であり、挿着されるとロックされることを特徴とする、錠前を提供する。
前記ロック装置は、前記リリースボタンと連動する可動ラッチを有し、前記可動ラッチは、第2の弾性部材により押圧されて常態で前記ピンがロック位置に係合されるとともに、連動して前記ピンの係合が解除される解錠位置まで押動されることが好ましい。
前記ピン上には、前記可動ラッチに係合される係止孔が形成されていることが好ましい。
前記ロック座内には、前記スロットのチャネル上に位置する位置決めブロックが設けられ、前記位置決めブロックと前記可動ラッチとが連動し、第3の弾性部材により押圧されて常態で押出位置に保持され、前記スロット内に挿着される前記ピンが引込位置まで押動されることが好ましい。
前記位置決めブロックが前記押出位置に位置するとき、前記位置決めブロックに当接される解錠位置に前記可動ラッチが保持され、前記位置決めブロックが前記引込位置に位置するとき、前記可動ラッチは、前記第2の弾性部材により押圧されてロック位置上まで移動されることが好ましい。
前記ロック機構は、暗号錠機構であり、前記ロック機構が解錠状態にあるとき、前記リリースボタンが押下位置まで押圧されると、前記可動ラッチが前記リリースボタンの連動により、解錠位置まで移動されることが好ましい。
前記暗号錠機構は、前記リリースボタンに当接される可動プルプレートを有し、前記暗号錠機構が閉錠状態にあるとき、前記可動プルプレートは、前記リリースボタンが押圧されて移動しなくなる第1位置に位置し、前記暗号錠機構が解錠状態にあるとき、前記リリースボタンが押圧されて移動可能な第2位置まで前記可動プルプレートが移動されることが好ましい。
前記ロック機構は、鍵式錠機構であり、前記鍵式錠機構は、前記可動ラッチと連動可能なカム部を有し、前記鍵式錠機構が閉錠状態から解錠状態に変化する際、前記カム部がそれに伴って移動され、前記可動ラッチがロック位置から解錠位置まで押動されることが好ましい。
接続部材をさらに備え、前記接続部材は、一端が前記ロック部材に接続され、他端が前記ロック座に接続されることが好ましい。
前記接続部材は、チェーン、ワイヤロープ又は織成帯であることが好ましい。
本考案の錠は、ロックする操作を簡便かつ迅速に行うことができる上、暗号錠の暗号を正確に合わせなくてもロックすることができる。
図1は、本考案の一実施形態に係る錠前のロック部材をロック座に挿着した状態を示す斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係る錠前のロック部材をロック座から分離したときの状態を示す斜視図である。 図3は、本考案の一実施形態に係る錠前のロック部材をロック座に挿着した状態を示す断面図である。 図4は、本考案の一実施形態に係る錠前を示す分解斜視図である。 図5Aは、本考案の一実施形態に係る暗号錠機構及び鍵式錠機構が閉錠状態にあるときに、ロック部材をロック座に挿着してロックするときの状態を示す分解動作を示す斜視図(1)である。 図5Bは、図5Aの横断面図である。 図6Aは、本考案の一実施形態に係る暗号錠機構及び鍵式錠機構が閉錠状態にあるときに、ロック部材をロック座に挿着してロックするときの状態を示す分解動作を示す斜視図(2)である。 図6Bは、図6Aの横断面図である。 図7Aは、本考案の一実施形態に係る暗号錠機構及び鍵式錠機構が閉錠状態にあるときに、ロック部材をロック座に挿着してロックするときの状態を示す分解動作を示す斜視図(3)である。 図7Bは、図7Aの横断面図である。 図8Aは、本考案の一実施形態に係る暗号錠機構を解錠状態に変化させ、リリースボタンを押下げて、ロック部材をロック座から分離させるときの状態の分解動作を示す説明図である。 図8Bは、本考案の一実施形態に係る暗号錠機構を解錠状態に変化させ、リリースボタンを押下げて、ロック部材をロック座から分離させるときの状態の分解動作を示す説明図である。 図9Aは、本考案の一実施形態に係る鍵式錠機構を解錠状態に変化させ、ロック部材をロック座から分離させるときの状態の分解動作を示す説明図(1)である。 図9Bは、図9Aの上面図である。 図10Aは、本考案の一実施形態に係る鍵式錠機構を解錠状態に変化させ、ロック部材をロック座から分離させるときの状態の分解動作を示す説明図(2)である。 図10Bは、図10Aの上面図である。 図11は、本考案の一実施形態に係る錠前をスーツケースに取り付けたときの状態を示す説明図である。 図12は、本考案の一実施形態に係る錠前を接続部材に接続する状態を示す説明図である。 図13は、図12の接続部材に接続する錠前の使用状態の説明図である。
以下、本考案の目的、特徴及び効果をより分かりやすくするために、具体的な実施形態について図に基づいて詳しく説明する。
図1~図4を参照する。図1~図4に示すように、本考案の一実施形態に係る錠前100は、互いに挿着させてロックするロック部材10及びロック座20と、ロック座20上に設けたロック装置30及びリリースボタン40と、を含む。
図1~図4に示すように、上述したロック部材10は、ピン11を有する。ピン11上には、係止孔12が形成される。
上述したロック座20は、ロックハウジング21を有する。ロックハウジング21は、上蓋22及び底蓋23により構成され、ロック装置30及びリリースボタン40が設けられるとともに、ロック座20のロックハウジング21上に、ピン11を収容するスロット24が形成される。このような構成により、ロック部材10のピン11は、スロット24を介してロック座20内に挿入され、ロック装置30によりロックした後、ロック部材10及びロック座20をロックして接続する。ロック部材10とロック座20とを分離させるときは、使用者が先ずピン11に対するロック装置30のロックを解除した後、リリースボタン40を押圧する方式により、ロック部材10のピン11をロック座20からイジェクトさせるか、ピン11に対するロック装置30のロックを解除し、ロック座20からイジェクトさせる。
上述したロック装置30は、ロック座20上に配設された少なくとも1つのロック機構31を含む。ロック機構31を操作すると閉錠状態又は解錠状態にし得る。実際に使用する際、ロック機構31に採用されるタイプには、暗号錠機構32又は鍵式錠機構33が含まれるが、これらに限られるものではない。例えばロック機構31を単一のロック機構に設計し、ロック座20上に暗号錠機構32又は鍵式錠機構33だけを設けてもよい。また、本実施形態が開示するように、2つのロック機構の設計を採用し、ロック座20上に暗号錠機構32及び鍵式錠機構33を設け、使用者が暗号錠機構32又は鍵式錠機構33を選択的に使用して解錠又は閉錠してもよい。
上述したリリースボタン40は、ロック座20上の可動部材に配設される。リリースボタン40は、第1の弾性部材41により押圧されて常態でイジェクト位置に保持されるとともに、押圧されると押下位置まで移動される。
ロック部材10のピン11は、ロック座20のスロット24内に挿着され、ロック機構31が解錠状態にあるとき、リリースボタン40を押下位置まで押圧すると、ロック部材10とロック座20との接続を解除することができる。ロック機構31が閉錠状態にあるときでも、ピン11をスロット24内に挿入可能であり、挿着するとロックされる。
本実施形態のロック装置30は、可動ラッチ34をさらに含む。可動ラッチ34は、第2の弾性部材341により押圧されて常態でピン11をロック位置に係合するとともに、連動して解錠位置まで押動される。
また、ロック座20内には、スロット24のチャネル上に位置する位置決めブロック50が設けられる。位置決めブロック50と可動ラッチ34とが連動し、位置決めブロック50は、第3の弾性部材51により押圧されて常態で押出位置に保持され、スロット24内に挿着されるピン11が引込位置まで押動される。位置決めブロック50が押出位置に位置するとき、可動ラッチ34が位置決めブロック50に当接される解錠位置に保持され、位置決めブロック50が引込位置に位置するとき、可動ラッチ34は、第2の弾性部材341により押圧されてロック位置上まで移動する。
このような構成により、ロック部材10のピン11をロック座20のスロット24内に挿入すると、ロック座20上に設けられた可動ラッチ34がピン11上の係止孔12に係合され、ロック部材10のピン11がロック座20のスロット24内に挿着される。
ロック座20上のロック機構31が解錠状態にあるとき、リリースボタン40を押下げると、ピン11に対する可動ラッチ34の係合が解除され、ロック部材10のピン11がロック座20のスロット24内から自動的にイジェクトされるか抜き出され、ロック部材10とロック座20とが分離される。
本実施形態のロック機構31は、暗号錠機構32及び鍵式錠機構33を含む。暗号錠機構32及び鍵式錠機構33は、「閉錠状態」又は「解錠状態」にそれぞれ変化させることが可能である。
上述した暗号錠機構32は、複数のダイヤル321と、リリースボタン40に当接する可動プルプレート322と、を含む。暗号錠機構32が閉錠状態にあるとき(即ち、何れか1つのダイヤル321が正確な暗号位置に合わされていないとき)、可動プルプレート322は、リリースボタン40が押圧されて移動しなくなる第1位置に位置する。暗号錠機構32が解錠状態にあるとき、全てのダイヤル321が正確な暗号位置まで回転されると、リリースボタン40が押圧されて移動される第2位置まで可動プルプレート322が移動される。言い換えると、暗号錠機構32が解錠状態にあるとき、リリースボタン40が押下げ位置まで押動され、可動ラッチ34がリリースボタン40の連動により、解錠位置まで移動される。
上述した鍵式錠機構33は、シリンダ331及びカム部332を含む。カム部332と可動ラッチ34とは連動可能である。鍵式錠機構33のシリンダ331は、鍵(図示せず)を回して閉錠状態から解錠状態に変化させる際、カム部332が移動して可動ラッチ34をロック位置から解錠位置まで押動させる。
図5A、図5B、図6A、図6B、図7A及び図7Bを参照する。図5A、図5B、図6A、図6B、図7A及び図7Bは、本考案の一実施形態に係る暗号錠機構及び鍵式錠機構が閉錠状態にあるときに、ロック部材をロック座に挿着してロックするときの状態を示す分解動作を示す図である。暗号錠機構32及び鍵式錠機構33が閉錠状態にあるとき、ロック部材10のピン11をロック座20のスロット24内に挿入する際(図5A及び図5Bを参照する)、まず、スロット24内に挿入したピン11を、ロック座20内に配設された位置決めブロック50の前端に当接させると(図6A及び図6Bを参照する)、ピン11がスロット24内に深く挿入されるに伴い、位置決めブロック50が同期で押動されて後方へ移動され、最終的にロックハウジング21の内壁面に当接される引込位置まで押動される(図7A及び図7Bを参照する)。位置決めブロック50が引込位置に達すると、元々位置決めブロック50上に当接されていた可動ラッチ34が、第2の弾性部材341により下向きに押動され、ピン11の係止孔12内のロック位置まで落下し、ロック部材10のピン11が可動ラッチ34により係合され、ロック座20のスロット24内に接続され、位置決めブロック50が引込位置上に保持される。
ピン11に対する可動ラッチ34の係合を解除する際、暗号錠機構32又は鍵式錠機構33を解錠状態に変化させると、ロック位置にある可動ラッチ34が連動し、解錠位置まで押動される。
図8A及び図8Bを参照する。図8A及び図8Bに示すように、元々閉錠状態が保持され、リリースボタン40が押圧されても移動しない第1位置上の可動プルプレート322は、暗号錠機構32が解錠状態に変化されると、リリースボタン40が押圧されて移動される第2位置上に可動プルプレート322が移動する(図8Aを参照する)。可動プルプレート322が第2位置まで移動すると、リリースボタン40が押圧されて押下げ位置まで移動するとともに、可動ラッチ34がリリースボタン40の連動により解錠位置まで移動可能である(図8Aを参照する)。
可動ラッチ34が解錠位置まで戻ると、ロック部材10のピン11は、同時に移動制限が解除された位置決めブロック50がロック座20のスロット24から押し出されて押出位置上に復帰する。
図9A、図9B、図10A及び図10Bを参照する。図9A、図9B、図10A及び図10Bに示すように、鍵式錠機構33のシリンダ331がカギを回転させて操作し、閉錠状態から解錠状態に変化させると、カム部332がそれに伴って移動し、カム部332上の傾斜案内面333により、可動ラッチ34がロック位置から上方へ引っ張り上げられ(図9A及び図9Bを参照する)、可動ラッチ34が連動されて解錠位置まで押動される(図10A及び図10Bを参照する)。
上述したことから分かるように、本考案は、ロック部材10及びロック座20により錠前100が構成されている。ロック部材10のピン11は、ロック座20のスロット24内に挿着される。ロック座20上のロック機構31が解錠状態にあるとき、リリースボタン40を押下位置まで押圧すると、ロック部材10とロック座20との連結が解除される。従来技術の類似したロックと比べ、本考案の特徴は、ロック座20上のロック機構31が閉錠状態にあるときでも、ピン11は依然としてスロット24内に挿入可能である上、ロック部材10とロック座20とを互いに挿着させると、自動的にロックされる。
図11を参照する。図11に示すように、本実施形態の錠前100は、互いに枢着された第1の筐体61及び第2の筐体62を含むスーツケース60上に取付けられてスーツケース用鍵を構成する。ロック部材10は、第1の筐体61の外側面に設けられる。ロック座20は、第2の筐体62の外側面に設けられるとともに、ロック部材10に対応して当接される箇所に位置する。このように、ロック機構31が閉錠状態にあるとき、第1の筐体61と第2の筐体62とが相向かって倒れて蓋をする。ロック部材10のピン11は、ロック座20のスロット24内に挿着される動作を同期で完成させるとともに、可動ラッチ34がロック位置に復帰し、ピン11をロックし、ロック部材10とロック座20とが挿着されてロックされる。
図12及び図13を参照する。図12及び図13に示すように、本実施形態の錠前100は、接続部材70と結合して使用してもよい。接続部材70は、一端がロック部材10に接続され、他端がロック座20に接続され、自転車用ロック又はチェーンロックを構成する。上述した接続部材70は、チェーン、ワイヤロープ又は織成帯を含むが、これらに限られるものではない。この構成により、ロック機構31が閉錠状態にあるときでも、使用者はロック部材10のピン11をロック座20のスロット24内に挿着させることが可能である上、挿着した後、ロック部材10とロック座20とをロックして接続させることができる。
上述したことから分かるように、本考案の錠前は、ロック機構が閉錠状態にあるとき、ロックの2つのロックユニットを互いに挿着させるとロックされる錠前100が構成される。つまり、暗号錠機構32の暗号が正確に合わされていないとき又は鍵式錠機構33が閉錠位置にあるときでも、ロック部材10及びロック座20を挿着させてロックさせることができるため、ロックを簡便かつ迅速に行うことができる。
当該分野の技術を熟知する者が理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 ロック部材
11 ピン
12 係止孔
20 ロック座
21 ロックハウジング
22 上蓋
23 底蓋
24 スロット
30 ロック装置
31 ロック機構
32 暗号錠機構
33 鍵式錠機構
34 可動ラッチ
40 リリースボタン
41 第1の弾性部材
50 位置決めブロック
51 第3の弾性部材
60 スーツケース
61 第1の筐体
62 第2の筐体
70 接続部材
100 錠前
321 ダイヤル
322 可動プルプレート
331 シリンダ
332 カム部
333 傾斜案内面
341 第2の弾性部材

Claims (10)

  1. ロック部材、ロック座、ロック装置及びリリースボタンを備えた、錠前であって、
    前記ロック部材は、ピンを有し、
    前記ロック座は、前記ピンを収容するスロットを有し、
    前記ロック装置は、前記ロック座上に配設された少なくとも1つのロック機構を有し、前記ロック機構を閉錠状態又は解錠状態にし得て、
    前記リリースボタンは、前記ロック座上に配設されるとともに、第1の弾性部材により押圧されて常態でイジェクト位置に保持され、押圧されると押下位置まで移動され、
    前記ロック部材の前記ピンは、前記ロック座の前記スロット内に挿着され、前記ロック機構が解錠状態にあるとき、前記リリースボタンを押下位置まで押圧すると、前記ロック部材と前記ロック座との接続が解除され、前記ロック機構が閉錠状態にあるときでも、前記ピンが前記スロット内に挿入可能であり、挿着されるとロックされることを特徴とする、錠前。
  2. 前記ロック装置は、前記リリースボタンと連動する可動ラッチを有し、
    前記可動ラッチは、第2の弾性部材により押圧されて常態で前記ピンがロック位置に係合されるとともに、連動して前記ピンの係合が解除される解錠位置まで押動されることを特徴とする請求項1に記載の錠前。
  3. 前記ピン上には、前記可動ラッチに係合される係止孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の錠前。
  4. 前記ロック座内には、前記スロットのチャネル上に位置する位置決めブロックが設けられ、前記位置決めブロックと前記可動ラッチとが連動し、第3の弾性部材により押圧されて常態で押出位置に保持され、前記スロット内に挿着される前記ピンが引込位置まで押動されることを特徴とする請求項2に記載の錠前。
  5. 前記位置決めブロックが前記押出位置に位置するとき、前記位置決めブロックに当接される解錠位置に前記可動ラッチが保持され、前記位置決めブロックが前記引込位置に位置するとき、前記可動ラッチは、前記第2の弾性部材により押圧されてロック位置上まで移動されることを特徴とする請求項4に記載の錠前。
  6. 前記ロック機構は、暗号錠機構であり、前記ロック機構が解錠状態にあるとき、前記リリースボタンが押下位置まで押圧されると、前記可動ラッチが前記リリースボタンの連動により、解錠位置まで移動されることを特徴とする請求項2に記載の錠前。
  7. 前記暗号錠機構は、前記リリースボタンに当接される可動プルプレートを有し、前記暗号錠機構が閉錠状態にあるとき、前記可動プルプレートは、前記リリースボタンが押圧されて移動しなくなる第1位置に位置し、前記暗号錠機構が解錠状態にあるとき、前記リリースボタンが押圧されて移動可能な第2位置まで前記可動プルプレートが移動されることを特徴とする請求項6に記載の錠前。
  8. 前記ロック機構は、鍵式錠機構であり、
    前記鍵式錠機構は、前記可動ラッチと連動可能なカム部を有し、
    前記鍵式錠機構が閉錠状態から解錠状態に変化する際、前記カム部がそれに伴って移動され、前記可動ラッチがロック位置から解錠位置まで押動されることを特徴とする請求項2に記載の錠前。
  9. 接続部材をさらに備え、
    前記接続部材は、一端が前記ロック部材に接続され、他端が前記ロック座に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の錠前。
  10. 前記接続部材は、チェーン、ワイヤロープ又は織成帯であることを特徴とする請求項9に記載の錠前。
JP2022000759U 2021-03-12 2022-03-10 錠前 Active JP3237415U (ja)

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TW110202673U TWM616305U (zh) 2021-03-12 2021-03-12 插接鎖

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