JP3237408U - 名刺 - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、名刺に関するものであり、特には、名刺所有者の似顔絵が印刷された面部と、名刺情報管理システムの登録情報にアクセスさせるための情報が記録された二次元コードが印刷された面部とを備える名刺に関する。
名刺は、自己の情報を初対面の相手に伝える重要な手段であり、名前や所属、連絡先、プロフィール等の文字情報が印刷された名刺が広く用いられている。また、近年では、文字情報に加えて自身の写真や似顔絵等を印刷するなどのデザイン面での工夫を凝らして、受け取る相手へのアピール力を高めた名刺も用いられている。このような名刺として、例えば、似顔絵や写真といった画像部分の周りのカット線をカッティングマシンに読み込ませて画像の形にカットし、カットした画像を組立てて、若しくはその後で糊しろを2つ折りのカード土台に貼り付けて、土台を開いたときに画像が飛び出すようにするとともに、紙面にネットメディアに誘導するための二次元コード等を印刷した立体カードがある(例えば、特許文献1参照)。これによれば、受け取った者がカード土台を開くと、カード土台から画像が飛び出すような視覚効果が得られるので、印象に残る名刺とすることができる。
しかしながら、特許文献1記載の立体カードは、カットされた画像を組み立てたり、カード土台に糊付けしたりして作成されるので、1枚1枚の作成が極めて煩雑となる。このため、大量に作成するには多大な手間とコストがかかってしまう。また、カード土台と、飛び出し構造の画像とで構成されるので、1枚あたりの厚みが増してしまって携帯時に嵩張るといった不都合も生じうる。
一方、文書のペーパーレス化が進む中で、名刺のデジタル管理を可能とする名刺情報管理システムの利用が広がっている。名刺情報管理システムに名刺に記載される各種情報を登録しておくと、メールやSNS、ウェブ会議システム上で名刺情報の交換が行えるようになったり、紙媒体が不要となって管理が容易に行えるようになったりといったメリットがある。しかし、名刺情報管理システムを利用していない者に対して、これに登録されている自身の名刺情報の照会を求めるときには、相手に名刺情報の閲覧先URLを教える必要があるので非常に手間となっている。
上記のように、名刺に対しては、受け取った者に対するアピール力に優れたデザインや機能を備えることが求められており、名刺情報管理システム対しては、相手が登録された名刺情報に手軽にアクセスできるようになる手段が求められている。
そこで、本考案は、名刺を受け取った者に強いインパクトを与えることができるとともに、名刺情報管理システムに登録された名刺情報の閲覧を簡単に行えるようにすることができる名刺を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本考案が採った手段は、名刺所有者の肖像が印刷された肖像面部と、該肖像面部と反対の面側に二次元コードが印刷されたコード面部を備えた名刺本体を有し、前記名刺本体は、輪郭が前記肖像面部に印刷された前記肖像の輪郭に沿って形成され、前記二次元コードは、二次元コード読取機能を備えた端末によって読み取られたときに前記端末を名刺情報管理システムにネットワーク接続させるとともに、前記名刺情報管理システムに格納された前記名刺所有者の名刺情報を前記端末に表示させることを特徴とする名刺、である。
本考案は、名刺本体の形状が、肖像面部に印刷された肖像の輪郭形状と略同一に形成される点に第一の特徴を有する。こうすることで、名刺所有者の容貌の特徴を、名刺全体を使って表現できるとともに、一般的な矩形の名刺とは大きく異なる外観に形成することができるので、受け取った者に強いインパクトを与えることができる。また、名刺を受け取った者が、名刺情報管理システムに登録された名刺情報にアクセスできるようにする二次元コードが印刷される点に第二の特徴を有する。この二次元コードを、コード読取機能を備えた端末で読み取ることで、名刺情報管理システムに登録された名刺情報を簡単に照会できるようになる。また、副次的効果として、通常の名刺に記載されている名刺所有者の氏名や所属、連絡先といった文字情報については、名刺情報管理システムに登録された名刺情報の照会に任せることもできるので、名刺からは文字を排除して肖像のデザインをより強調させることも可能となる。
また、前記肖像面部は、印刷された前記肖像面部に対して着脱自在な装飾部材を備えてもよい。
装飾部材は、印刷された肖像にデザイン的な特徴を付加させるものである。例えば、名刺所有者が眼鏡を着用している者であれば、肖像の目元部分に眼鏡を象った装飾部材を設けたり、マスクを着用している者であれば、肖像の口元部分にマスクを象った装飾部材を設けたりすることができる。また、装飾部材を着脱自在とすることで、装着部材の有無の2通りの肖像を表現することができるようになる。
本考案に係る名刺によれば、名刺本体の輪郭形状を肖像面部に印刷される肖像の輪郭に沿って形成しているので、一般的な矩形の名刺とは大きく異なる外観となり、受け取った者に強いインパクトを与えることができる。また、コード面部に印刷される二次元コードを読み取ることで、名刺を受け取った者は名刺情報管理システムに登録された名刺情報を簡単に照会することができる。これにより、氏名や所属、連絡先といった情報については名刺情報管理システムへの照会に任せ、名刺からは当該情報の記載を排除しての省略が可能となって、肖像のデザインをより強調することができる。
本考案は、名刺所有者の肖像が印刷される肖像面部と、二次元コードが印刷されるコード面部とからなる名刺本体を備える名刺である。
名刺本体は、紙材や、プラスチック製のフィルム材等の一般的な名刺に用いられる印刷が可能な素材から作製することができる。そして、名刺本体は、肖像面部と、コード面部とを備える。
肖像面部は、名刺本体の一方の面側に形成され、名刺所有者の肖像が印刷される面部である。ここで、肖像とは、名刺所有者の容貌が表現された似顔絵などのイラストをいう。コード面部は、肖像面部と反対の面側に形成され、二次元コードが印刷される面部である。印刷される二次元コードには、名刺情報管理システムに登録されている名刺所有者の名刺情報を閲覧することができるサイトにアクセスできるURL等の情報が組み込まれており、名刺を受け取った者が読み取り機能を備えた端末でこの二次元コードを読み取ると、名刺情報管理システムに登録された名刺所有者の名刺情報を閲覧できるようにしている。なお、二次元コードで誘導される名刺情報管理システムは、特定の名刺情報管理システムに限定されるものではなく、既存の若しくは将来提供されるシステムに対応させることができる。また、二次元コードも特定の方式に限定されるものでなく、各種方式で表されたものを用いることができる。また、コード面部に印刷される二次元コードの配置も特に限定されるものではなく、端末での読み取りがしやすい位置や大きさに設定すればよい。
さらに、名刺本体は、その輪郭が肖像面部に印刷された肖像の輪郭に沿って形成される。言い換えれば、名刺本体の平面形状は、肖像面部に印刷された肖像の輪郭と略同一形状に形成される。
また、肖像面部には、装飾部材を備えることもできる。装飾部材は、肖像面部に印刷された肖像に装飾を施すものであって、肖像面部に対して着脱自在に形成される。例えば、名刺所有者がサングラスや帽子、リボンといったアクセサリーを日頃着用しているのであれば、これらのアクセサリーを象った装飾部材を肖像の目元や頭部に取り付けたり、マスクを着用しているのであれば、マスクを象った装飾部材を肖像の口元に取り付けたりすることができる。装飾部材を肖像面部に着脱自在とするには、裏面に貼着と剥離を繰り返し行える接着剤を塗布したり、名刺本体に切り込みを形成しておき、そこに装飾部材の一部を差し込んで固定したりすることが挙げられる。
以下に、本考案の実施形態を図に基づいて説明する。
図1には、実施例1に係る名刺100が示されている。名刺100は、名刺本体110を備える。名刺本体110は、一般的な名刺に用いられるやや厚手の紙片から作製され、名刺100の表面を構成する肖像面部111と、裏面を構成するコード面部112とを備える。
図1(a)に示すように、肖像面部111には、その全面に名刺所有者の容貌をデフォルメして表現した似顔絵111aがカラー印刷されている。そして、名刺本体110は、似顔絵111aの輪郭に沿って裁断され、その平面形状は、似顔絵111aの輪郭形状と略同一に形成されている。なお、名刺本体110を有する名刺100は、既存の名刺入れに収納できるように一般的な矩形の名刺のサイズを超えない大きさに形成されている。
図2(b)に示すように、コード面部112は、肖像面部111の反対の面側に形成され、その平面上には二次元コード112aが印刷されている。二次元コード112aには、名刺所有者が自身の名刺情報を登録している名刺情報管理システムにアクセスするためのURL情報が組み込まれている。この二次元コード112aをコード読取機能を備えた携帯電話等の端末で読み取ると、名刺所有者の名刺情報を閲覧できるサイトに自動的に接続されて、当該名刺情報を照会することができる。なお、照会される名刺情報には、名刺所有者の氏名、所属、連絡先、プロフィール等の情報のほか、顔写真等の各種画像が含まれる。
本実施例にかかる名刺100によれば、名刺本体110が肖像面部111に印刷された肖像111aの輪郭に沿って裁断して作製されているので、名刺100の表面の全面に肖像111aが表されたインパクトの強い外観に形成することができる。また、コード面部112には、名刺情報管理システムに登録された名刺情報にアクセスさせるための二次元コード112aが印刷されているので、受け取った者はこれを端末で読み取るだけで当該名刺情報を簡単に照会することができる。また、本来は名刺に記載される氏名や所属、連絡先といった情報については名刺情報管理システムへの照会に任せて、名刺100からはこれら情報の記載を排除することも可能となる。こうすることで、名刺100から文字の記載を無くすことも可能となるので、肖像111aをより強調させることもできるようになる。
図2には、実施例2にかかる名刺100が示されている。実施例2にかかる名刺100は、実施例1に係る名刺100に装飾部材120を付加したものである。装飾部材120以外の構成は実施例1と共通するため、ここでは装飾部材120についてのみ説明し、その他の構成については説明を省略する。
図2(a)に示すように、装飾部材120は、マスクを象って作製されており、図2(b)に示すように、名刺100の肖像面部111に印刷される肖像111aの口元に貼着される。装飾部材120の裏面120aには、貼着と剥離を繰り返し行うことが可能な既存の接着剤が塗布されており、これにより肖像面部111に着脱自在となっている。
名刺100に装飾部材120を設けることで、肖像111aを二通りの方法で表現することができるとともに、名刺100を受け取った者に対して名刺所有者の趣味嗜好等の情報を視覚的に伝えられるので、より印象に残る名刺100に作製することができる。
なお、本考案は上記実施例の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせも権利範囲に含むものである。
100 名刺
110 名刺本体
111 肖像面部
111a 肖像
112 コード面部
112a 二次元コード
120 装飾部材
110 名刺本体
111 肖像面部
111a 肖像
112 コード面部
112a 二次元コード
120 装飾部材
Claims (2)
- 名刺所有者の肖像が印刷された肖像面部と、該肖像面部と反対の面側に二次元コードが印刷されたコード面部を備えた名刺本体を有し、
前記名刺本体は、輪郭が前記肖像面部に印刷された前記肖像の輪郭に沿って形成され、
前記二次元コードは、二次元コード読取機能を備えた端末によって読み取られたときに前記端末を名刺情報管理システムにネットワーク接続させるとともに、前記名刺情報管理システムに格納された前記名刺所有者の名刺情報を前記端末に表示させることを特徴とする名刺。 - 前記肖像面部は、印刷された前記肖像面部に対して着脱自在な装飾部材を備えることを特徴とする請求項1記載の名刺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000743U JP3237408U (ja) | 2022-03-10 | 2022-03-10 | 名刺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000743U JP3237408U (ja) | 2022-03-10 | 2022-03-10 | 名刺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3237408U true JP3237408U (ja) | 2022-05-12 |
Family
ID=81455852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022000743U Active JP3237408U (ja) | 2022-03-10 | 2022-03-10 | 名刺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237408U (ja) |
-
2022
- 2022-03-10 JP JP2022000743U patent/JP3237408U/ja active Active
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