JP3237379B2 - 四輪駆動車 - Google Patents

四輪駆動車

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JP3237379B2 JP04914894A JP4914894A JP3237379B2 JP 3237379 B2 JP3237379 B2 JP 3237379B2 JP 04914894 A JP04914894 A JP 04914894A JP 4914894 A JP4914894 A JP 4914894A JP 3237379 B2 JP3237379 B2 JP 3237379B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主原動機の回転駆動力
を前輪及び後輪に伝達するようにした四輪駆動車に係
り、特に駆動力の伝達を流体圧伝動機構で行うようにし
た四輪駆動車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の四輪駆動車にあっては、パート
タイム式のように手動で二輪駆動と四輪駆動との機械的
な連結を切換える四輪駆動車の場合、その切換え操作が
面倒である他、タイトコーナーブレーキング現象などの
不具合を生じ乗用車には不向きである。これに対してフ
ルタイム式四輪駆動車はタイトコーナーブレーキング現
象は解消できるが、センタデフに差動制限装置が必要と
なり装置が複雑になる。また、パートタイム式及びフル
タイム式にかかわらず現在の乗用車に用いられている駆
動方式ではプロペラシャフトを有することから、これが
前輪駆動車に対する重量の増加、車室内スペースへの悪
影響、燃費の悪化、騒音や振動の悪化をもたらし、後輪
駆動車の場合でも重量増、燃費の悪化を免れない。
【0003】そこで、従来、構成部材の重量軽減を図る
目的で、例えば特開平3−224830号公報(以下、
第1従来例と称す)に記載されているように、原動機で
直接的に駆動される前輪と、流体圧で作動するクラッチ
を介して駆動される後輪とを有する四輪駆動車両の動力
伝達装置であって、前記前輪に連動して駆動される第1
流体圧ポンプと、前記後輪に連動して駆動される第2流
体圧ポンプと、前記第1流体圧ポンプの吐出ポートと前
記第2流体圧ポンプの吸入ポートとを連通接続する連結
油路と、この連結油路と前記流体圧クラッチの作動油圧
室とを連通接続する油圧供給油路とを備えた構成を有
し、前輪側及び後輪側の回転速度差による第1流体圧ポ
ンプ及び第2流体圧ポンプの流量差に応じてクラッチを
制御することにより、駆動力の伝達を制御するようにし
た四輪駆動車が提案されている。
【0004】また、プロペラシャフトに代えて油圧伝動
装置を利用して駆動力の伝達を行う目的で、例えば特開
平1−223030号公報(以下、第2従来例と称す)
に記載されているように、前輪と連動回転し、回転速度
に応じた油圧を発生する例えばベーンポンプで構成され
る第1の油圧ポンプと、後輪と連動回転し、回転速度に
応じた油圧を発生する同様にベーンポンプで構成される
第2の油圧ポンプと、前記第1,第2の油圧ポンプの一
方の吐出口と他方の吸込口とを夫々連通する油路とを備
えた構成を有するものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1従来例の四輪駆動車にあっては、伝達トルクを制限す
ることにより、プロペラシャフトを軽量化することはで
きるが、プロペラシャフトを省略することはできないの
で、軽量化には一定の限度があり、また車室内スペース
への悪影響に対しては全く改善することができないとい
う未解決の課題がある。
【0006】また、第2従来例の四輪駆動車にあって
は、油圧伝動装置を利用しているので、プロペラシャフ
トを省略して軽量化、車室内スペースの確保、燃費の向
上、騒音や振動の低下等を図ることができるが、高速走
行時には前後輪が共に高速回転することにより、油圧ポ
ンプの吐出流量が多くなり、これによって配管抵抗が増
大し、そのためシステムの引きずり抵抗が増大して圧力
損失が増大することにより、燃費の悪化を招く他、シス
テムにおける油温の上昇や第2の油圧ポンプの吸入口で
作動油の吸込みが追いつかなくなり圧力が異常に低下す
ることにより気泡が発生するキャビテーションを起こし
易くなるという未解決の課題がある。ここで、流量増大
時の配管抵抗を減じるには配管を大径化すればよいが、
スペースやコスト等を考えるとそれにも一定の限度があ
る。
【0007】そこで、この発明は、上記従来例の未解決
の課題に着目してなされたものであり、高速走行時の不
必要な流量増大を防いで、配管の大径化によることなく
燃費を向上させ、さらに作動流体温度の上昇及びキャビ
テーションの発生を抑制することができる四輪駆動車を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る四輪駆動車は、主原動機により駆動
される駆動車軸と、該駆動車軸に連動して駆動される駆
動側流体圧駆動手段と、従動車軸に連動して駆動される
従動側流体圧駆動手段とを有し、前記駆動側流体圧駆動
手段及び従動側流体圧駆動手段を一対の流路で連通させ
て流体圧伝動機構を構成した四輪駆動車において、前記
駆動側流体圧駆動手段の流量を、駆動力伝達が不要とな
る回転数以上で、前記従動側流体圧駆動手段の流量を下
回るように抑制すると共に、当該従動側流体圧駆動手段
での不足吸入流量を補給する吸入流量補給路を設けた
とを特徴としている。
【0009】また、請求項2に係る四輪駆動車は、主原
動機により駆動される駆動車軸と、該駆動車軸に連動し
て駆動される駆動側流体圧駆動手段と、従動車軸に連動
して駆動される従動側流体圧駆動手段とを有し、前記駆
動側流体圧駆動手段及び従動側流体圧駆動手段を一対の
流路で連通させて流体圧伝動機構を構成した四輪駆動車
において、前記駆動側流体圧駆動手段の最大容量を、駆
動力の伝達が不要となる回転数以上で、前記従動側流体
圧駆動手段の流量を下回るように抑制すると共に、当該
従動側流体圧駆動手段での不足吸入流量を補給する吸入
流量補給路を設け、さらに最大流量となる回転数を超え
ると回転数の増加に比例して当該駆動側流体圧駆動手段
の容量が減少するように設定したことを特徴としてい
る。
【0010】さらに、請求項3に係る四輪駆動車は、前
記駆動側流体圧駆動手段が、駆動車軸に連動して回転す
る吸入絞り型ピストンポンプで構成されていることを特
徴としている。
【0011】
【作用】請求項1に係る四輪駆動車においては、主原動
機により駆動される駆動車軸の回転によって駆動側流体
圧駆動手段から回転速度に応じた流量の作動流体が吐出
され、これが一方の流路を通じて従動車軸の回転によっ
て駆動される従動側流体圧駆動手段の吸入側に供給さ
れ、この従動側流体圧駆動手段から吐出される作動流体
が他方の流路を通じて駆動側流体圧駆動手段に戻され
る。このとき、駆動車軸及び従動車軸の回転数差が小さ
いときには、伝達トルクは殆どなく二輪駆動状態を維持
するが、回転数差が大きくなるに従って、伝達トルクが
大きくなって四輪駆動状態に移行する。そして、高速走
行時では四輪駆動状態を必要としないので、従動車軸の
回転数が所定回転数以上となると、駆動側流体圧駆動手
段の流量を従動側流体圧駆動手段の流量を下回るように
抑制されて、過大流量となることを防止する。このと
き、従動側流体圧駆動手段で不足する吸入流量を吸入流
量補給路から補給する。
【0012】請求項2に係る四輪駆動車においては、上
記と同様に駆動車軸及び従動車軸の回転数差に応じて二
輪駆動状態と四輪駆動状態に切換えるが、高速走行時で
四輪駆動状態を必要としない回転数以上となると、駆動
流体圧駆動手段の最大容量を、従動側流体圧駆動手段
の容量を下回るように抑制すると共に、最大容量となる
回転数を超えると、回転数の増加に比例して駆動側流体
圧駆動手段の容量が減少し、過大流量を抑制すると共
に、主原動機側の負荷を低減する。このとき、従動側流
体圧駆動手段で不足する吸入流量を吸入流量補給路から
補給する。
【0013】請求項3に係る四輪駆動車においては、駆
動側流体圧駆動手段が、駆動車軸に連動して回転する吸
入絞り型ピストンポンプで構成されているため駆動車軸
の回転方向の変化によっても吐出口が変化せず高圧流路
及び低圧流路を切り分けることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明を前輪駆動車をベースとした四輪駆
動車に適用した場合の一実施例を示す概略構成図であっ
て、図中、1は主原動機としてのエンジンであって、こ
のエンジン1の回転駆動力が変速機2を介して前輪側差
動装置3に入力され、この差動装置3の出力側に駆動車
軸としての前車軸4を介して前輪5が連結されている。
【0015】前輪側差動装置3は、デファレンシャギヤ
ケース3aに形成されたリングギヤ3bが変速機2の出
力側に連結されたギヤ2aに噛合されて回転駆動され、
このディファレンシャルギヤケース3a内に形成された
一対のピニオンシャフト3cにピニオン3dが取付けら
れ、これらピニオン3dに一対のサイドギヤ3eが噛合
し、これらサイドギヤ3eに前車軸4が連結されてい
る。
【0016】また、ディファレンシャルギヤケース3a
にリングギヤ3bと並列に形成されたリングギヤ3fが
これに噛合するギヤ3gを介して駆動側流体圧駆動手段
を構成する流体圧ポンプとしての吸入絞り型ピストンポ
ンプ6の回転軸6aに連結されている。この吸入絞り型
ピストンポンプ6は、その吸込口6bがリザーバタンク
7内に配設されたストレーナ7aに連結されていると共
に、低圧流路としての低圧配管8Lを通じて2位置4ポ
ートの電磁方向切換弁9のタンクポートTに接続され、
吐出口6cが高圧流路としての高圧配管8Hを通じて前
後進切換用の電磁方向切換弁9のポンプポートPに接続
されている。ここで、吸入絞り型ピストンポンプ6は、
回転軸6aの回転方向によって吸入口と吐出口とが入れ
替わることがなく、その吐出流量は、図2で特性曲線L
1 で示すように、回転数Nが“0”から四輪駆動状態を
必要としない車速に対応する回転数N1 に達するまでの
間では、回転数の増加に比例して増加し、回転数N1
上では最大吐出流量Q1MAXで飽和するように設定されて
いる。
【0017】前後進切換用の電磁方向切換弁9は、ソレ
ノイド9aが非通電状態であるノーマル位置でポンプポ
ートPを出力ポートAに、タンクポートTを出力ポート
Bに夫々連通し、ソレノイド9aが通電状態であるオフ
セット位置でポンプポートPを出力ポートBに、タンク
ポートTを出力ポートAに夫々連通し、出力ポートA及
びBが流体圧ポンプモータとしての斜板型可変容量ポン
プモータ10の吸入・吐出口10a及び10bに接続さ
れており、ノーマル位置で高圧配管8Hの高圧油を従動
側流体圧駆動手段を構成する可変容量ポンプモータ10
の吸入・吐出口10aに、低圧配管8Lを吸入・吐出口
10bに連通させて回転軸10cを前進走行時の回転方
向例えば左側面からみて時計方向に回転駆動し、逆にオ
フセット位置で高圧配管8Hの高圧油を可変容量ポンプ
モータ10の吸入・吐出口10bに、低圧配管8Lを吸
入・吐出口10aに連通させて回転軸10cを前進走行
時の回転方向例えば左側面からみて反時計方向に回転駆
動する。
【0018】なお、電磁方向切換弁9は、斜板型可変容
量ポンプモータ10に内蔵され、出力ポートA及びBが
配管を介することなくポンプモータ10の吸入・吐出口
10a及び10bに連結されている。また、電磁方向切
換弁9のソレノイド9aへの通電、ソレノイド9aが図
示しないがシフトレバーで後進を選択したときに、オン
状態となるシフト位置検出スイッチ9bを介して直流電
源9cに接続されることにより、前進走行時には非通電
状態に、後進走行時には通電状態に夫々制御される。
【0019】この可変容量ポンプモータ10の流量は、
電磁方向切換弁9のタンクポートT近傍の低圧配管8L
に介挿された差圧検出用オリフィス11の両端に発生す
る差圧で油圧シリンダ12aを含んで構成される可変制
御機構としての斜板可変機構12を制御することによ
り、図2(a)で特性曲線L2 で示すように、回転数N
が前述した四輪駆動状態を必要としない車速に対応する
回転数N1 に達するまでの間では回転速度の増加に比例
してピストンポンプ6の増加率より高い増加率で増加
し、回転数N1 に達したときに、ピストンポンプ6の最
大吐出流量Q1MAXより多い最大吐出流量Q2MAXとなり、
その後回転数の増加にかかわらず最大吐出流量Q2MAX
維持する。ここで、可変容量ポンプモータ10の吐出流
量とピストンポンプ6の吐出流量とは、図2に示すよう
に、同一回転数に対して可変容量ポンプモータ10の吐
出流量がピストンポンプ6の吐出流量より多くなるよう
に固有吐出流量、回転軸に連結されたギヤのギヤ比が設
定されている。
【0020】また、吸入絞り型ピストンポンプ6の吸込
口6b及び吐出口6c間にトルク制限手段としてのピス
トンポンプ6の吐出圧の上限を定めるリリーフ弁13が
介挿されていると共に、油圧ポンプ6及び電磁方向切換
弁9間における高圧配管8H及び低圧配管8L間を連通
する連通配管14Aに低圧配管8L側から高圧配管8H
側への流体流れを許容する逆止弁15が介挿されている
と共に、連通配管14Aと並列に配設された連通配管1
4Bに逆止弁15と並列関係に固定オリフィス16が接
続されている。
【0021】一方、斜板型可変容量ポンプモータ10の
回転軸10cにギヤ10dが取付けられ、このギヤ10
dに後輪側差動装置17のディファレンシャルギヤケー
ス17aに形成されたリングギヤ17bが噛合されてい
る。この後輪側差動装置17は、前述した前輪側差動装
置3と略同様の構成を有し、ディファレンシャルギヤケ
ース17a内に形成された一対のピニオンシャフト17
cにピニオン17dが取付けられ、これらピニオン17
dに一対のサイドギヤ17eが噛合し、これらサイドギ
ヤ17eに後車軸18が連結され、この後車軸18に後
輪19が連結されている。
【0022】次に、上記実施例の動作を説明する。今、
車両が乾燥路面等の高摩擦係数路で停車して、エンジン
1がアイドリング状態にある制動状態で、前進走行を開
始する場合には、シフトレバーを前進走行側に切換える
ことにより、発進可能状態とすることができるが、この
とき後進走行側のシフト位置検出スイッチ9bはオフ状
態を維持するため、前後進切換用電磁方向切換弁9のソ
レノイド9aは非通電状態を維持して、切換位置が図1
に示すノーマル位置を継続する。この状態で、ブレーキ
ペダルを解放してアクセルペダルを踏込むことにより、
エンジン1の回転力が変速機2を介して前輪側差動装置
3に伝達され、この前輪側作動装置3で前輪5を前進方
向に回転駆動することにより、前進を開始する。このと
き、吸入絞り型ピストンポンプ6の回転軸6aが左側面
からみて時計方向に回転駆動されることにより、このピ
ストンポンプ6から回転速度に応じた吐出流量の作動油
が吐出され、これが高圧配管8Hを介し、前後進切換用
電磁方向切換弁9を介して斜板型可変容量ポンプモータ
10の吸入・吐出口10aに供給されるが、車両の発進
により後輪19も前輪5と同方向に同一回転速度で回転
駆動されるので、後輪側差動装置17を介して斜板型可
変容量ポンプモータ10の回転軸10cが左側面からみ
て時計方向に回転し、これによって吸入・吐出口10a
から作動油が吸入され、吸入・吐出口10bから作動油
が吐出される。ここで、吸入絞り型ピストンポンプ6と
斜板型可変容量ポンプモータ10の吐出流量は、図2
(a)に示すように、同一回転速度Vr では、可変容量
ポンプモータ10の吐出流量がピストンポンプ6に比較
して多くなるように設定されているので、ピストンポン
プ6から吐出された高圧作動油は可変容量ポンプモータ
10により吸い込まれしまうため、高圧配管8Hの圧力
は上がらない。すなわち、可変容量ポンプモータ10は
油圧モータとして作用せず後輪19に駆動力が伝達され
ることはなく、前輪駆動車と同様な状態で前進走行す
る。このとき、可変容量ポンプモータ10の吸入流量
は、ピストンポンプ6の吐出流量を上回ることになるた
め、不足分はリザーバタンク7から低圧配管8L、連通
配管14A、逆止弁15を介して補給される。
【0023】このピストンポンプ6及び可変容量ポンプ
モータ10の吐出流量差は、タイヤの摩耗による径変化
などにより生じる前後車軸4,18の回転数差を許容す
ることにもなり、異径タイヤで生じる回転数差程度では
駆動力は伝達されず、前輪駆動車状態が維持され、燃費
を悪化させることを抑制することができる。次に、凍結
路、降雪路等の低摩擦係数路で発進する場合には、前述
したように、先ず前輪5が回転駆動されるが、低摩擦係
数路であるため、前輪5がスリップして、前輪5及び後
輪19との間に前輪5が高回転数となる回転数差が生じ
て、吸入絞り型ピストンポンプ6の吐出流量が斜板型可
変容量ポンプモータ10の吐出流量を上回ることになる
と、可変容量ポンプモータ10の抵抗が負荷となり高圧
配管8Hの作動油圧が上昇することになるため、可変容
量ポンプモータ10が油圧モータとして作動することな
って、高圧配管8Hの圧力に応じた駆動力が後輪側差動
装置17を介して後輪19に伝達される。
【0024】すなわち、後輪19側に伝達されるトルク
は、図3に示すように、前後輪にある回転数差が生じて
初めて発生し、回転数差の増大と共に急増し、リリーフ
弁13による圧力制限によって最大トルクTMAX が規制
されることになる。このトルク制限作用により、後輪側
差動装置17、ドライブシャフトなどの構成部材の強度
を従来の四輪駆動車に比べて下げることが可能となり、
重量、燃費、コストの低減を図ることができる。
【0025】また、後輪19側に伝達されるトルクは、
図3に示すように、低速時ほど少ない回転数差で駆動力
を発生し易い特性を有し、これは図2(a)に示すよう
に、吸入絞り型ピストンポンプ6と斜板型可変容量ポン
プモータ10の吐出流量特性の所定回転数N1 以下の固
有域における流量が、回転数即ち車輪速が高いほどその
流量差が大きくなることに起因している。この図2
(a)の流量特性とすることにより、流量差が高速にな
るほど大きくなるため四輪駆動になる必要のない高速走
行状態に近づくにつれて四輪駆動車になりずらい特性と
なり、図2(a)において車輪速度が0〜Vr 間は車速
が大きいほどトルク立ち上がり回転数差が大きくなる
が、車輪速度がVr 以上では可変容量ピストンポンプ1
0の吐出流量がピストンポンプ6の最大吐出流量Q1MAX
以上となるため、伝達トルクを発生することはなく、二
輪駆動状態を継続する。このとき、四輪駆動状態を必要
としない回転数N1 以上ではピストンポンプ6の吐出流
量が最大吐出流量Q1MAXに固定されるため、不必要な流
量増加による圧力損失の増大を防ぎ、ひいては燃費の悪
化、油温の上昇を抑制することができる。これと同時
に、配管抵抗により可変容量ポンプモータ10の吸込み
が追いつかなくなることで生じるキャビテーションの発
生を抑制することができる。
【0026】さらに、電磁方向切換弁9のタンクポート
Tに接続された低圧配管8Lに介挿された差圧検出用オ
リフィス11の前後の差圧を斜板可変機構12に導入し
て、斜板型可変容量ポンプモータ10の吐出流量が増加
してオリフィス11の前後の差圧が大きくなると斜板型
可変容量ポンプモータ10の斜板角を変更して、図2に
示すように、所定車輪速度V1 以上となると可変容量ポ
ンプモータ10の固有吐出量を最大吐出流量Q2MAXに維
持するようにしているので、高速走行時での過大な流量
増を抑制して、バルブや配管の大径化を行うことなく、
配管抵抗の増大によるシステムの圧力損失即ち引きずり
抵抗の増大を確実に抑制し、燃費の悪化を防止すること
ができると共に、可変容量ポンプモータ10の吸込側に
は差圧検出用オリフィス11が介挿されることがないの
で、油温の上昇や可変容量ポンプモータ10の吸込側で
作動油の吸込みが追いつかなくなり圧力が異常に低下す
ることにより気泡が発生してキャビテーションを起こす
ことを確実に抑制することができ、しかも低圧配管8L
に差圧検出用オリフィス11が介挿されているので、こ
のオリフィス11の前後で極端に大きな差圧が生じるこ
とも防止することができる。
【0027】さらに、図3におけるトルクの立ち上がり
は、高圧配管8H及び低圧配管8Lを連通する連通配管
14Bに介挿された固定オリフィス16により高圧配管
8Hから低圧配管8Lへの漏れ量を管理し、圧力の立ち
上がりを変えることで特性を任意に設定可能である。そ
して、オリフィスが有する作動油の粘性変化に伴う温度
特性により高温時に比べて低温時は漏れ量が減り駆動力
が発生し易い特性になるため、四輪駆動車としての機能
を要求される機会の多い冬期に四輪駆動になり易くなる
という利点がある。
【0028】次に、車両を後進させる場合には、シフト
レバーを後進位置に切換えることにより、シフト位置検
出スイッチ9bがオン状態となるため、前後進切換用電
磁方向切換弁9のソレノイド9aが通電状態となり、図
4に示すように、切換位置がノーマル位置からオフセッ
ト位置に切換えられ、これによって高圧配管8Hの作動
油を斜板型可変容量ポンプモータ10の吸入・吐出口1
0bに供給し、吸入・吐出口10aから吐出される作動
油を低圧配管8L側に戻すことにより、可変容量ポンプ
モータ10の回転軸10cを前進走行時とは逆転させ
て、後輪19を逆回転させる。このため、後進時におい
ても、駆動力の伝達については前進時と全く同様であ
り、前輪5がスリップして前後車軸4,18にある回転
数差が生じた時のみ高圧配管8Hに圧力が発生し、駆動
力が後輪19に伝達されると共に、前後車軸4,18の
回転数差が小さい場合における斜板型可変容量ポンプモ
ータ10の吸入量不足分は低圧配管8L、連通配管14
A及び逆止弁15を介して補給される。
【0029】このとき、前輪側の吸入絞り型ピストンポ
ンプ6は、前述したように、回転方向が逆転してもポン
プの吸入口と吐出口とが入れ替わることはないと共に、
前後進切換用電磁方向切換弁9が可変容量ポンプモータ
10に内蔵されているため、高価な高耐圧配管は高圧配
管8Hに使用するだけで済むと共に、リリーフ弁13、
逆止弁15、オリフィス16なども一方向の流れのみに
対応できるように設ければよいので、他の方式のポンプ
を用いた場合に比べて油路構成を極めて簡略化すること
ができる。
【0030】また、前輪駆動車ベースのアンチスキッド
制御装置装着車においては、制動時に前輪の回転数は後
輪の回転数より小さくなるため、油圧伝達機構による駆
動力は発生されず、アンチスキッド制御装置との干渉を
小さくすることができる利点がある。なお、上記実施例
においては、差圧検出用オリフィス11の前後の差圧を
斜板可変機構12に供給する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、低圧配管8L側に差圧
検出用オリフィス11を介挿した場合には、差圧検出用
オリフィス11の出側の圧力は大気圧となるので、可変
容量ポンプモータ10内のドレーン圧と同一であるた
め、図4に示すように、差圧検出用オリフィス11の高
圧側即ち電磁方向切換弁9のタンクポートT側の圧力の
みを斜板可変機構12の油圧シリンダ12aのヘッドカ
バー側油圧室12bに導入するようにしてもよい。
【0031】また、上記実施例においては、駆動側流体
圧駆動手段としての吸入絞り型ピストンポンプの流量を
四輪駆動状態を必要としない回転数N1 以上で飽和させ
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、図2(b)の特性曲線L12で示すように、回転数
1 以上で回転数の増加に比例して吸入絞り型ピストン
ポンプ6の容量を減少させるようにしてもよく、この場
合には、配管抵抗を減少させることができるので、キャ
ビテーションの発生をより確実に防止することができる
と共に、エンジン1に対する負荷を軽減することがで
き、この分燃費を向上させることができる。
【0032】さらに、上記実施例においては、従動側流
体圧駆動手段として斜板型可変容量ポンプモータ10を
適用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、油圧ポンプモータ内に逆止弁15までの油
路を内蔵させた場合には、高圧配管8H及び低圧配管8
Lを流れる流量は駆動側流体圧駆動手段としての油圧ポ
ンプの流量であり、油圧ポンプモータ分の流量は油路長
も短く大流量時でも油路抵抗を小さくすることが可能な
ため、図2(c)で特性曲線L22で示す流量特性を有す
る固定容量の油圧ポンプモータを適用することもでき、
この場合にはポンプモータの構成を簡略化することがで
きるので、全体のコストを低減することができる。
【0033】さらにまた、上記実施例においては、伝達
トルク制限手段としてリリーフ弁13を適用した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、図
5に示すように、ピストンポンプ6の吐出圧を容量制御
圧として入力し、これに応じてピストンポンプ6の吸入
口6b側の吸入通路の開度を吐出圧が所定圧以上となっ
たときに小さく制御する吸入絞り弁21を設けるように
してもよく、この場合にはポンプ吐出圧が規定の圧力以
上となるとポンプ吸入量が減少することにより、ポンプ
吐出圧が減少してトルク制限を行うことができ、これと
同時にリリーフ弁を用いた場合には連続高負荷使用時に
油温上昇を生じるが、吸入絞り弁21を設けた場合に
は、吐出流量が減少することから発熱の抑制を図ること
ができる。
【0034】また、上記実施例においては、後輪側差動
装置17を設けた場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、図6に示すように、後輪差動装置
17を省略し、これに代えて左右後輪19L,19Rの
左右車軸18L,18Rに個別に斜板型可変容量ポンプ
モータ10L及び10Rを設けるように構成してもよ
く、この場合には、旋回時などで左右輪で異なる負荷と
なる場合には、各可変容量ポンプモータ10L,10R
で自然にその差に応じた吐出流量差を生じることから差
動装置と同等の差動機能を発揮することができ、この場
合もトルク制限手段としては、図示のリリーフ弁13で
も図5に示す吸入絞り弁21の何れであってもよい。
【0035】さらに、上記実施例においては、流体圧ポ
ンプとして回転軸6aの回転方向にかかわらず吸入口6
bと吐出口6cとが変化しない吸入絞り型ピストンポン
プ6を適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、図7に示すように、回転軸30aが
ギヤ3gに連結された油圧ポンプ30の吸込口30b及
び吐出口30cに夫々ポンプポートP及びタンクポート
Tを接続し、出力ポートA及びBを高圧配管8H及び8
Lに接続した前後進切換用電磁方向切換弁9と同様の前
後進切換用電磁方向切換弁31を設けるようにすれば、
前後進で吐出方向が切り換わるギヤポンプやベーンポン
プ等の他の油圧ポンプを適用することができ、この場合
の油圧ポンプとしては固定容量式でも図7に示すように
低圧配管8Lに介挿された差圧発生用オリフィス32の
前後差圧が入力される油圧シリンダ33aを含む可変機
構33を備えた可変容量式の何れであってもよく、さら
に差動機構17を省略して図8に示すように2組の斜板
型可変容量ポンプモータ10L及び10Rを適用するよ
うにしてもよい。
【0036】さらにまた、上記においては、前後進切換
用電磁方向切換弁9をポンプモータ10に内蔵させた場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、ポンプモータ10の外側に別設するようにしてもよ
い。また、上記実施例においては、前輪駆動車をベース
とした実施例について説明したが、これに限らず後輪駆
動車をベースとした場合にも、ポンプ6を後輪側に、ポ
ンプモータ10を前輪側に配置することで、上記実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る四
輪駆動車によれば、駆動側流体圧駆動手段の流量を駆動
力の伝達が不要となる回転数以上で、従動側流体圧駆動
手段の流量を下回るように抑制し、従動側流体圧駆動手
段で不足する吸入流量を吸入流量補給路から補給するよ
うにしたので、配管の大径化を行うことなく高速走行時
の不必要な流量増大を防いで駆動力の伝達が不要となる
回転数以上で二輪駆動状態とすることができ、燃費の悪
化、作動流体温度の上昇及びキャビテーションの発生を
確実に抑制することができるという効果が得られる。
【0038】また、請求項2に係る四輪駆動車によれ
ば、駆動側流体圧駆動手段の最大容量を駆動力の伝達が
不要となる回転数以上で従動側流体圧駆動手段の容量を
下回るように抑制すると共に、従動側流体圧駆動手段で
不足する吸入流量を吸入流量補給路から補給し、さらに
最大容量となる回転数を超えると回転数の増加に比例し
て駆動側流体圧駆動手段の容量が減少するように設定し
たので、配管の大径化を行うことなく高速走行時に駆動
側流体圧駆動手段の容量を減少させて、燃費の悪化、作
動流体温度の上昇及びキャビテーションの発生をより確
実に抑制することができると共に、主原動機側の負荷も
軽減することができるという効果が得られる。
【0039】さらに、請求項3に係る四輪駆動車によれ
ば、駆動車軸に連動して回転する吸入絞り型ピストンポ
ンプで構成されているので、駆動車軸の回転方向によっ
て吐出口が変更されることがなく、このピストンポンプ
と高圧流路及び低圧流路との間に前後進によって流路を
切換える切換弁を設けることなく、高圧流路及び低圧流
路を切り分けることができ、全体の構成を簡略化するこ
とができると共に、効果な高耐圧配管を高圧流路のみと
して、コストを低減することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1の実施例に適用した吸入絞り型ピストンポ
ンプ及び斜板型可変容量ポンプモータの吐出流量特性を
示す特性線図である。
【図3】図1の実施例の前後車軸回転数差と伝達トルク
との関係を示す特性線図である。
【図4】上記実施例の変形例を示す概略構成図である。
【図5】トルク制限手段の他の実施例を示す概略構成図
である。
【図6】差動装置を省略した場合の実施例を示す概略構
成図である。
【図7】流体圧ポンプとして回転方向によって吐出口が
変更される流体圧ポンプを適用した場合の実施例を示す
概略構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 変速機 3 前輪側差動装置 4 前車軸 5 前輪 6 吸込絞り型ピストンポンプ 7 リザーバタンク 8H 高圧配管 8L 低圧配管 9 前後進切換用電磁方向切換弁 10 斜板型可変容量ポンプモータ 11 差圧発生用オリフィス 12 斜板可変機構 13 リリーフ弁 15 逆止弁 16 オリフィス 17 後輪側差動装置 18 後輪車軸 19 後輪 21 吸入絞り弁 10L,10R 斜板型可変容量ポンプモータ 31 前後進切換用電磁方向切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−169996(JP,A) 特開 平2−200530(JP,A) 特開 平5−246259(JP,A) 特開 平5−131859(JP,A) 特開 昭63−284037(JP,A) 実開 昭61−89059(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 17/10 B60K 17/356

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主原動機により駆動される駆動車軸と、
    該駆動車軸に連動して駆動される駆動側流体圧駆動手段
    と、従動車軸に連動して駆動される従動側流体圧駆動手
    段とを有し、前記駆動側流体圧駆動手段及び従動側流体
    圧駆動手段を一対の流路で連通させて流体圧伝動機構を
    構成した四輪駆動車において、前記駆動側流体圧駆動手
    段の流量を、駆動力伝達が不要となる回転数以上で、前
    記従動側流体圧駆動手段の流量を下回るように抑制する
    と共に、当該従動側流体圧駆動手段での不足吸入流量を
    補給する吸入流量補給路を設けたことを特徴とする四輪
    駆動車。
  2. 【請求項2】 主原動機により駆動される駆動車軸と、
    該駆動車軸に連動して駆動される駆動側流体圧駆動手段
    と、従動車軸に連動して駆動される従動側流体圧駆動手
    段とを有し、前記駆動側流体圧駆動手段及び従動側流体
    圧駆動手段を一対の流路で連通させて流体圧伝動機構を
    構成した四輪駆動車において、前記駆動側流体圧駆動手
    段の最大容量を、駆動力の伝達が不要となる回転数以上
    で、前記従動側流体圧駆動手段の流量を下回るように抑
    制すると共に、当該従動側流体圧駆動手段での不足吸入
    流量を補給する吸入流量補給路を設け、さらに最大流量
    となる回転数を超えると回転数の増加に比例して当該駆
    動側流体圧駆動手段の容量が減少するように設定したこ
    とを特徴とする四輪駆動車。
  3. 【請求項3】 前記駆動側流体圧駆動手段は、駆動車軸
    に連動して回転する吸入絞り型ピストンポンプで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の四輪
    駆動車。
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