JP3236774U - 洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ - Google Patents

Abstract

【課題】構造がシンプルで、使用中に刻みタバコの脱落を回避し、手軽に取り出して交換や洗浄を行え、簡便に使用できる、洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプを提供する。【解決手段】洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプは、押さえキャップ１を含み、押さえキャップの両側のそれぞれに前溝２と後溝７が開けられ、後溝の一方の側の内側壁にバネ３が固定して接続され、バネの他端に押さえ片９が固定して接続され、後溝の内側壁に複数の溝が環状をなして等間隔で開けられ、複数の溝の内部にはいずれも押さえ片を係止するための係止ユニットが設けられ、後溝の内部に内容器８がねじ接続され、内容器内に刻みタバコ１７が収納され、内容器の押さえキャップから離れた側の外側壁に内容器押さえリング１１が螺合されている。バネ及び押さえ片を設けることで刻みタバコを内容器に押さえ、刻みタバコが詰められていない場合に標準巻きタバコを押さえキャップの前溝に入れてもよい。【選択図】図１

Description

本考案はパイプの技術分野に関し、特に洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプに関する。

パイプは、カットタバコを詰めて香料を添加し火をつけると吸うことができる人気のある喫煙具であり、パイプという喫煙具は、喫煙という行為があったときに最初に利用する喫煙方式であると推定される。

既存のパイプでは、内容器の取り出しが不便で、洗浄も交換も困難であり、しかも使用する際に刻みタバコを緊密に詰めないと脱落しやすく、使用者の使用感に影響を与え、また、火が付いた刻みタバコが落下すると火災を引き起こしやすく、安全上の問題をもたらすので、洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプを提案する。

本考案の目的は従来技術に存在する欠点を解決するために提案される洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプである。

上述目的を達成させるために、本考案は下記技術案を採用する。
押さえキャップを含む、洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプであって、前記押さえキャップの両側のそれぞれに前溝と後溝が開けられ、前記後溝の一方の側の内側壁にバネが固定して接続され、前記バネの他端に押さえ片が固定して接続され、前記後溝の内側壁に複数の溝が環状をなして等間隔で開けられ、複数の前記溝の内部にはいずれも押さえ片を係止するための係止ユニットが設けられ、前記後溝の内部に内容器がねじ接続され、前記内容器内に刻みタバコが収納され、前記内容器の押さえキャップから離れた側の外側壁に内容器押さえリングが螺合され、前記内容器押さえリングの外側壁に断熱シェルが密着して套設され、前記断熱シェルの外側壁にケースが密着して套設され、前記断熱シェルの内部にタールフィルタが設けられ、前記タールフィルタ内に吸着媒体が設けられ、前記タールフィルタの外側壁にマウスピースが螺合され、前記マウスピースと断熱シェルが貼り合わせられる。

好ましくは、前記係止ユニットは溝の内部に摺動可能に接続される移動板を含み、前記移動板の底部に係止ロッドが固定して接続され、前記係止ロッドの外側に張力バネが套設され、前記張力バネの両端はそれぞれ移動板の底部と溝の底部の内側壁に固定して接続され、前記押さえ片の外側壁には、対応する係止ロッドと嵌合する複数の係止溝が開けられ、前記内容器の一方の側に複数組の係止ユニットのそれぞれと嵌合する係止解除ユニットが設けられる。

好ましくは、前記係止解除ユニットは、内容器の押さえキャップに近い側に固定して接続される環状固定板を含み、前記押さえキャップの一方の側には、溝に連通している環状孔が開けられ、前記移動板の頂部に固定柱が固定して接続され、前記固定柱の一方の側に移動溝が開けられ、且つ環状固定板の一方の側が環状孔に嵌め込まれて移動溝の一方の側と当接する。

好ましくは、前記タールフィルタの外側壁に環状シール溝が開けられ、前記環状シール溝の内部にシールリングが固定して接続され、前記シールリング）の外側壁と断熱シェルの内側壁が貼り合わせられる。

好ましくは、前記前溝の一方の側の内側壁にそれぞれ後溝に連通している複数の換気孔が開けられ、前記押さえ片の一方の側に複数の通気孔が開けられ、前記内容器押さえリングの一方の側に複数の煙流通孔が開けられ、前記タールフィルタの両側の内側壁のいずれにも複数の煙排出孔が開けられる。

好ましくは、前記断熱シェルの一方の側には、複数の係合溝が環状をなして等間隔で開けられ、前記内容器の外側壁には、係合溝と嵌合する複数の係合ブロックが環状をなして等間隔で固定して接続される。

好ましくは、前記断熱シェルとケースはねじによって接続される。

従来技術に比べて、本考案の有益な効果は以下のとおりである。
1、本考案では、刻みタバコを内容器に入れて、押さえキャップを内容器に取り付けるとともに、内容器の一方の側の環状固定板を環状孔と溝に押し込み、固定柱内の移動溝の傾斜内側壁と当接させ、押さえキャップを回し続けて、環状固定板を押さえキャップ内へ移動させ続け、押さえ片の係止溝から離れるように係止ロッドを駆動して押さえ片を解放し、バネの圧縮状態を解除して押さえ片で刻みタバコを押さえ、それにより、使用中の刻みタバコの脱落を回避する。

２、本考案では、内容器を断熱シェルから抜き出して、押さえキャップと内容器押さえリングをそれぞれ回して、それぞれ内容器と分離することができ、このように、内容器を洗浄することが容易になり、また、刻みタバコを複数の内容器に詰めておいて、刻みタバコを詰めることが不便な場合に内容器を直接交換すればよい。

３、本考案では、タールフィルタが設けられることにより、タールの吸入量を減少させ、タールフィルタ外にシールリングが増設されることにより、シール性が確保される。

４、本考案では、刻みタバコが詰められていない場合、標準巻きタバコを押さえキャップの前溝に入れて、巻きタバコに火をつけて使用することができる。

本考案は、構造がシンプルであり、バネと押さえ片を設けることで刻みタバコを内容器に押さえることにより、使用中の刻みタバコの脱落を防止し、内容器がねじ接続されるので、手軽に取り出して交換や洗浄を行うことができ、刻みタバコが詰められていない場合標準巻きタバコを押さえキャップの前溝に入れることができ、このため、簡便に使用できる。

本考案が提案した洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ全体の構造模式図である。 本考案が提案した洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプのＡ部の構造拡大図である。 本考案が提案した洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプの押さえキャップの側面断面図である。 本考案が提案した洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプの押さえ片の側面断面図である。 本考案が提案した洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプの断熱シェルの側面図である。

以下、本考案の実施例の図面を参照して、本考案の実施例の技術案を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明する実施例は本考案の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。

実施例１
図１～５に示すように、洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプは、押さえキャップ１を含み、押さえキャップ１の両側のそれぞれに前溝２と後溝７が開けられ、後溝７の一方の側の内側壁にバネ３が固定して接続され、バネ３の他端に押さえ片９が固定して接続され、後溝７の内側壁には、複数の溝２２が環状をなして等間隔で開けられ、複数の溝２２の内部に押さえ片９を係止するための係止ユニットが設けられ、後溝７の内部に内容器８がねじ接続され、内容器８内に刻みタバコ１７が収納され、内容器８の押さえキャップ１から離れた側の外側壁に内容器押さえリング１１が螺合され、内容器押さえリング１１とタールフィルタ１３との間にスペースが残されており、刻みタバコ１７が最後まで燃焼したときにタールフィルタ１３やマウスピース１２に影響を与えることを回避し、断熱の役割を果たし、内容器８と内容器押さえリング１１は刻みタバコ１７を詰める部分を構成し、取り外して交換や洗浄を行うことができる。内容器押さえリング１１の外側壁に断熱シェル１５が密着して套設され、断熱シェル１５の外側壁にケース１０が密着して套設され、断熱シェル１５に使用される断熱材料は高温が３０分間持続してもケース１０に伝熱しないことを可能とし、ケース１０は非易燃性の材料を用い、常温では有害な物質を発生させることがなく、断熱シェル１５の内部にタールフィルタ１３が設けられ、タールフィルタ１３内に吸着媒体１８が設けられ、吸着媒体１８として活性炭などの吸着作用を有する材料を使用することができ、タールフィルタ１３の外側壁にマウスピース１２が螺合され、マウスピース１２と断熱シェル１５は貼り合わせられる。

押さえキャップ１、バネ３、内容器８、内容器押さえリング１１及び押さえ片９は全て難燃性、耐高温性の材料を用いるものであり、難燃性、耐高温性の材料は刻みタバコ１７が燃焼するときに生じる最高温度よりも２０％の高温度に耐えられ、マウスピース１２、押さえキャップ１、バネ３、内容器８、内容器押さえリング１１、押さえ片９及び断熱シェル１５は常温であっても高温であっても有害な物質を発生させることがなく、内容器８、内容器押さえリング１１及び断熱シェル１５の代わりとして耐高温性、難燃性、断熱作用を有する内容器が使用されてもよく、このような場合も、常温、高温で有害な物質を発生させることがなく、技術を実現する条件や製造コストに応じて適切に選択してもよく、内容器８、内容器押さえリング１１及び断熱シェル１５を個別とする技術案を採用すると、ケース１０を保護し、損耗を減少させ、ケース１０の耐用年数を延ばし、また、ケース材料に対する制限を低減させ、様々な消費者のニーズにこたえるために様々なケース材料を使用することができる。

実施例２
本実施例は、実施例１を基に改良したものである。係止ユニットは、溝２２の内部に摺動可能に接続される移動板２３を含み、移動板２３の底部に係止ロッド２５が固定して接続され、係止ロッド２５の外側に張力バネ２４が套設され、張力バネ２４の両端のそれぞれは移動板２３の底部と溝２２の底部の内側壁に固定して接続され、押さえ片９の外側壁には、対応する係止ロッド２５と嵌合する複数の係止溝２９が開けられ、内容器８の一方の側には、複数組みの係止ユニットのそれぞれと嵌合する係止解除ユニットが設けられ、係止解除ユニットは内容器８の押さえキャップ１に近い側に固定して接続される環状固定板２６を含み、押さえキャップ１の一方の側に溝２２に連通している環状孔２１が設けられ、移動板２３の頂部に固定柱４が固定して接続され、固定柱４の一方の側に移動溝２７が開けられ、且つ環状固定板２６の一方の側は環状孔２１に嵌め込まれて移動溝２７の一方の側と当接する。

実施例３
本実施例は、実施例１を基に改良したものである。タールフィルタ１３の外側壁に環状シール溝が開けられ、環状シール溝の内部にシールリング１９が固定して接続され、シールリング１９の外側壁と断熱シェル１５の内側壁は貼り合わせられ、前溝２の一方の側の内側壁には、それぞれ後溝７に連通している複数の換気孔６が開けられ、押さえ片９の一方の側に複数の通気孔２０が設けられ、通気孔２０は刻みタバコ１７が落ちない孔径とされており、内容器押さえリング１１の一方の側には複数の煙流通孔１４が設けられ、喫煙の邪魔とならないほど高密度であり、タールフィルタ１３の両側の内側壁のいずれにも複数の煙排出孔１６が設けられ、断熱シェル１５の一方の側には、複数の係合溝２８が環状をなして等間隔で開けられ、内容器８の外側壁には、係合溝２８と嵌合する複数の係合ブロック５が環状をなして等間隔で固定して接続され、断熱シェル１５とケース１０はねじによって接続される。

作動原理は以下のとおりである。まず、刻みタバコ１７を内容器８に入れて、次に、押さえキャップ１を内容器８に取り付けるとともに、内容器８の一方の側の環状固定板２６を環状孔２１と溝２２に押し込み、固定柱４内の移動溝２７の傾斜内側壁と当接させ、押さえキャップ１を回し続けて、環状固定板２６を押さえキャップ１内へ移動させ続け、固定柱４を上へ移動させ、固定柱４で移動板２３を上へ移動させ、移動板２３により張力バネ２４を伸長して変形させるとともに、押さえ片９の係止溝２９から離れるように係止ロッド２５を駆動して押さえ片９を解放し、バネ３の圧縮状態を解除して押さえ片９で刻みタバコ１７を押さえ、それにより、内容器８に係合ブロック５を設けて断熱シェル１５と係合させ、それにより、押さえキャップ１を回動する過程における内容器８の回転を回避し、内容器８を洗浄する必要がある場合、内容器８を断熱シェル１５から抜き出すことができ、押さえキャップ１及び内容器押さえリング１１をそれぞれ回すと、それぞれ内容器８と分離することができ、刻みタバコ１７が詰められていない場合標準巻きタバコを押さえキャップ１の前溝２に入れて、巻きタバコに火をつけて使用することができる。

以上は、本考案の好適な特定実施形態に過ぎず、本考案の特許範囲はこれに制限されず、当業者であれば、本考案で開示される技術的範囲を逸脱することなく、本考案の技術案及びこの考案の構想に基づいて同等置換や変更を行うことができ、これらは全て本考案の特許範囲に含まれるものとする。

１…押さえキャップ、２…前溝、３…バネ、４…固定柱、５…係合ブロック、６…換気孔、７…後溝、８…内容器、９…押さえ片、１０…ケース、１１…内容器押さえリング、１２…マウスピース、１３…タールフィルタ、１４…煙流通孔、１５…断熱シェル、１６…煙排出孔、１７…刻みタバコ、１８…吸着媒体、１９…シールリング、２０…通気孔、２１…環状孔、２２…溝、２３…移動板、２４…張力バネ、２５…係止ロッド、２６…環状固定板、２７…移動溝、２８…係合溝、２９…係止溝。

Claims (7)

1. 押さえキャップ（１）を含む、洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプであって、
   前記押さえキャップ（１）の両側のそれぞれに前溝（２）と後溝（７）が開けられ、前記後溝（７）の一方の側の内側壁にバネ（３）が固定して接続され、前記バネ（３）の他端に押さえ片（９）が固定して接続され、前記後溝（７）の内側壁に複数の溝（２２）が環状をなして等間隔で開けられ、複数の前記溝（２２）の内部にはいずれも押さえ片（９）を係止するための係止ユニットが設けられ、前記後溝（７）の内部に内容器（８）がねじ接続され、前記内容器（８）内に刻みタバコ（１７）が収納され、前記内容器（８）の押さえキャップ（１）から離れた側の外側壁に内容器押さえリング（１１）が螺合され、前記内容器押さえリング（１１）の外側壁に断熱シェル（１５）が密着して套設され、前記断熱シェル（１５）の外側壁にケース（１０）が密着して套設され、前記断熱シェル（１５）の内部にタールフィルタ（１３）が設けられ、前記タールフィルタ（１３）内に吸着媒体（１８）が設けられ、前記タールフィルタ（１３）の外側壁にマウスピース（１２）が螺合され、前記マウスピース（１２）と断熱シェル（１５）が貼り合わせられる、ことを特徴とする携帯用パイプ。
2. 前記係止ユニットは溝（２２）の内部に摺動可能に接続される移動板（２３）を含み、前記移動板（２３）の底部に係止ロッド（２５）が固定して接続され、前記係止ロッド（２５）の外側に張力バネ（２４）が套設され、前記張力バネ（２４）の両端はそれぞれ移動板（２３）の底部と溝（２２）の底部の内側壁に固定して接続され、前記押さえ片（９）の外側壁には、対応する係止ロッド（２５）と嵌合する複数の係止溝（２９）が開けられ、前記内容器（８）の一方の側に複数組の係止ユニットのそれぞれと嵌合する係止解除ユニットが設けられる、ことを特徴とする請求項１に記載の洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ。
3. 前記係止解除ユニットは、内容器（８）の押さえキャップ（１）に近い側に固定して接続される環状固定板（２６）を含み、前記押さえキャップ（１）の一方の側には、溝（２２）に連通している環状孔（２１）が開けられ、前記移動板（２３）の頂部に固定柱（４）が固定して接続され、前記固定柱（４）の一方の側に移動溝（２７）が開けられ、且つ環状固定板（２６）の一方の側が環状孔（２１）に嵌め込まれて移動溝（２７）の一方の側と当接する、ことを特徴とする請求項２に記載の洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ。
4. 前記タールフィルタ（１３）の外側壁に環状シール溝が開けられ、前記環状シール溝の内部にシールリング（１９）が固定して接続され、前記シールリング（１９）の外側壁と断熱シェル（１５）の内側壁が貼り合わせられる、ことを特徴とする請求項１に記載の洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ。
5. 前記前溝（２）の一方の側の内側壁にそれぞれ後溝（７）に連通している複数の換気孔（６）が開けられ、前記押さえ片（９）の一方の側に複数の通気孔（２０）が開けられ、前記内容器押さえリング（１１）の一方の側に複数の煙流通孔（１４）が開けられ、前記タールフィルタ（１３）の両側の内側壁のいずれにも複数の煙排出孔（１６）が開けられる、ことを特徴とする請求項１に記載の洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ。
6. 前記断熱シェル（１５）の一方の側には、複数の係合溝（２８）が環状をなして等間隔で開けられ、前記内容器（８）の外側壁には、係合溝（２８）と嵌合する複数の係合ブロック（５）が環状をなして等間隔で固定して接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ。
7. 前記断熱シェル（１５）とケース（１０）はねじによって接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の洗浄及びメンテナンスを容易にする携帯用パイプ。
   
   

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