JP3236668B2 - エンボス箔から受容材料への装飾転写装置 - Google Patents

エンボス箔から受容材料への装飾転写装置

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JP3236668B2 JP17032592A JP17032592A JP3236668B2 JP 3236668 B2 JP3236668 B2 JP 3236668B2 JP 17032592 A JP17032592 A JP 17032592A JP 17032592 A JP17032592 A JP 17032592A JP 3236668 B2 JP3236668 B2 JP 3236668B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、エンボス箔から材料ウ
エブ上への装飾又は装飾物の転写に関する。
【従来の技術】DE 32 10 551 C2にみら
れるように、この目的のための装置としては、熱支持部
と圧力ロール部とを有したエンボスステーションを備え
た装置が知られている。材料ウエブと、この材料ウエブ
上へ装飾を転写すべきエンボス箔とは、支持部と圧力ロ
ール部との間に配置されたエンボス部を通して移送され
る。熱支持部は、1つのエンボスロールの形態をしてい
る。圧力ロール部は、エンボスロールに押しつけられる
ことのできる複数対のロールを有している。エンボスロ
ールが適度の大直径を有している場合には、エンボスロ
ールに押しつけられることのできる複数対の圧力ロール
により、エンボス間隙が形成される。このエンボス間隙
は、エンボス部を画定するものであり、エンボスロール
の半径及び対応した接触長に対応した曲率半径を有して
いる。即ち、エンボス間隙における材料ウエブとエンボ
ス箔との間の接触時間は、接触長に正比例し、エンボス
ロールの速度(即ちエンボス速度)に反比例する。この
接触時間は、比較的長くなる。あるいは、接触時間が予
め定められている場合には、長い接触長に対応して、エ
ンボス速度を大にすることができる。しかし、上記の装
置は、複数対のロールを備えた圧力ロール部を用いてい
るために、製造及び調整に費用がかかるという問題があ
る。さらに、支持部が比較的大直径の1つのエンボスロ
ールの形をとっているために、この支持部はある程度の
慣性を受け、エンボス箔から材料ウエブ上へ装飾を転写
する装置全体にもある程度の慣性が生じてしまう。従っ
て、装置の駆動部は、適切なサイズのものでなければな
らない。さらに、上記の装置は、エンボスロールの外周
面に対して適切に圧することのできる可撓性のある材料
ウエブのみに対して適切である。独国特許明細書第94
3379号には、熱可塑性の材料ウエブ又は紙や繊維材
料のウエブ、又は熱可塑性材料を含浸又は被覆した織物
等に型押をしてその端部を切断する装置が開示されてい
る。塑性材料は、ロール等の支持部材に支持される。こ
の装置はさらに、適切な直径を有したガイド又はエンボ
スロールにより形成された、材料ウエブを支持するため
の支持部を備えている。さらにこの装置は、ガイド又は
エンボスロールの直径と比較して小さな直径の圧力ロー
ル又はエンボスホイールを有した圧力ロール部を備えて
いる。その結果、支持部と圧力ロール部との間に画定さ
れるエンボス間隙の接触長は小さい値になっている。上
述のように、エンボス箔と、エンボスを適用すべき材料
ウエブとの接触時間は、接触間隙の接触長に正比例し、
エンボス速度に反比例するから、所定の接触時間を達成
すべき場合には、接触長が短かい結果、この装置におけ
るエンボス速度は低いものとなってしまう。DE 34
40 131 C2に開示された、熱エンボスにより
基体へ印刷するための方法及び装置によれば、基体と、
装飾を備えたエンボス箔とを一緒に、印刷される基体表
面に対して装飾が対向するようにして、エンボスステー
ションを通過させる。エンボスステーションでは、加圧
ブロック等と協働押圧部材との間で熱作用の下に、基体
とエンボス箔とが一緒に押圧され、装飾が基体上に転写
される。この装置では、少なくともエンボス箔が、エン
ボスステーションに到達する前に予熱される。エンボス
ステーションでは、装飾を有しない方のエンボス箔表面
が協働押圧部材と接触させられ、この協働押圧部材は加
熱される。エンボスステーションでは、加熱されない押
圧ブロック等によって、基体はその裏面から圧力を受け
る。この方法及び装置によれば、安価に自動的に基体上
に種々のデータを印刷できる。この場合には、基体とエ
ンボス箔とは、連続的にではなく段階的に移送される。
即ち、基体の移送動作とエンボス箔の前進送り動作と
は、実際の印刷又は転写操作中に中断される。米国特許
明細書第3863562号には、編織布を熱可塑性ポリ
マー材料に連続的に接合させるための装置が記載されて
いる。この装置は、互いに間隔をおいて、共通の長さ方
向に沿って互いに平行関係で案内される2つのエンドレ
スコンベヤーベルトを備えている。これら2つのエンド
レスコンベヤーベルト間の間隙に沿って、編織布と熱可
塑性ポリマー材料層とを予熱するための加熱手段が配置
される。予熱後に、編織布と熱可塑性ポリマー材料層と
は、一方のコンベヤーベルトを通過させるロールと、こ
のロールと対向した弾性クッション部との間で互いに接
合される。実際の材料接合領域は、この一方のコンベヤ
ーベルトを偏向させるための上記のロールの比較的小さ
な弓形部分によってのみ、画定される。即ち、短かい接
触長が得られる結果、布材料と熱可塑性ポリマー材料層
との接触時間が所定値より低くならないようにして充分
な接合を得るためには、移送動作の速度も非常に低い値
にしなければならない。この装置は、操作モードあるい
は用途の点で、エンボス箔から装飾を材料ウエブ上に転
写する装置には匹敵しないことは理解されるであろう。
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
法によれば、エンボス速度が低い。あるいはエンボス速
度を高くできる従来技法では、可撓性のない材料ウエブ
に対しては適切でなく、また可動部の慣性が高いことに
よる問題がある。また構成が複雑である。本発明は、装
飾をエンボス箔から材料ウエブ上へ転写する装置におい
て、比較的高いエンボス速度で操作でき、また可撓性で
ないかあるいは可撓性の低い材料ウエブを取扱うのに適
した装置を提供することを目的とするものである。また
本発明は、装飾をエンボス箔から材料ウエブ上へ転写す
る装置において、可動部分の点で慣性が低いように設計
された装置を提供することを目的とするものである。さ
らに本発明は、装飾をエンボス箔から材料ウエブ上へ転
写する装置において、構成が簡単でありしかも材料ウエ
ブ上への装飾転写を安定して行なうことのできる装置を
提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】本発明の原理によれば、
上記及び他の目的は、装飾をエンボス箔から材料ウエブ
上へ転写する装置において、熱支持手段と圧力ロール部
とを有したエンボスステーションを備えたことを特徴と
する装置により達成される。支持手段と圧力ロール部は
協働してそれらの間にエンボス部を形成する。エンボス
部を通して、材料ウエブとエンボス箔とを一緒に移送す
る。支持手段は、少なくとも第1及び第2の支持ロール
を有している。これらの第1及び第2の支持ロールは、
それらの軸が互いに少なくともほぼ平行関係にあるよう
に、互いに離隔している。機械的補強材を有したシリコ
ーン材料のエンドレス支持ベルト又はバンドが、適切な
駆動手段によって駆動されることにより、上記の少なく
とも第1及び第2の支持ロールの回りを通る。材料ウエ
ブとエンボス箔とが互いに接触している長さである、エ
ンボス部の接触長は、第1及び第2の支持ロールの軸間
の間隔によって表わされる。あるいは、支持手段が2つ
より多い数のロールを有する場合には、エンボス部の接
触長は、互いに最も遠く離れた2つの支持ロールの軸間
の間隔(すなわち、最大間隔)によって表わされる。圧
力ロール部の少なくとも1つの圧力ロールは、第1及び
第2の支持ロールの各々と協働するように配され、ある
いは、支持手段が2つより多い数の支持ロールを有する
場合には、互いに最も遠く離隔した2つの支持ロールの
各々と協働するように配されている。本明細書において
は、装飾を材料ウエブ上に適用する装置について記して
あるが、本発明の装置は、装飾を箔から、型押されるべ
き並んだ個々の物品上へ適用するためにも使用できる。
この場合には、個々の物品は、エンボスステーションの
エンボス部に適切に供給される。従って本明細書におけ
る用語「受容材料」は、材料ウエブ、又は形が適度に安
定した個々の物品を意味する。上記のように、圧力ロー
ル部の少なくとも1つの圧力ロールは、第1及び第2の
支持ロールの各々、あるいは互いに最も遠く離隔した2
つの支持ロールの各々と協働するように配される。この
表現は、例えば一対の圧力ロールを、各支持ロールと協
働するように配してもよいことを意味する。装置が2つ
だけの支持ロールを備えている場合には、それらの間に
直線状に伸びたエンボス部があることを意味する。装置
が2つより多い数の支持ロールを有している場合には、
直線状に伸びたエンボス部を形成することもできるが、
支持バンド又はベルトに張力を与える目的で、やや角度
をなしたエンボス部を形成するように支持ロールを配置
することもできる。本発明の好ましい特徴によれば、支
持手段に少なくとも1つの方向変更ロールを備え、この
方向変更ロールを、支持ロールに対してエンボス部から
遠い方の側に、支持ロールから間隔をおいて配置する。
この方向変更ロールは、その軸が支持ロールの軸に対し
て少なくともほぼ平行であるように配置する。この構成
によれば、支持ベルト又はバンドに、第1及び第2支持
ロール又は最も外側の2つの支持ロールと上記の少なく
とも1つの方向変更ロールとの間に伸びる自由ベルト部
分が生じる。また、支持ロール間に延在するエンボス部
を形成するベルト部分が生じる。上記の少なくとも1つ
の方向変更ロールの直径は、支持ロールの直径と同じで
あってよい。この方向変更ロールは好ましくは、支持ロ
ール間の中心に配置される。この場合には、装置は対称
構成のものとなり、また支持ベルト又はバンドは、支持
ロールと上記の少なくとも1つの方向変更ロールとの回
りを均一な状態で通過する。本発明の好ましい特徴によ
れば、支持ロールの少なくとも一方と上記の少なくとも
1つの方向変更ロールとの両方、あるいは少なくともい
ずれか一方を、支持ベルト又はバンドのための駆動源と
なる駆動手段に接続する。支持ベルト又はバンドを適切
に加熱するために、方向変更ロールと、支持ロールの一
方との間に伸びた自由ベルト(又はバンド)部分の少な
くとも一方の位置に、加熱手段を配置してもよい。この
加熱手段は、赤外線源であるのが好ましい。支持ベルト
は好ましくは、機械的補強材を有したシリコーン材料か
らなる。このようなベルト又はバンドは、適度の耐熱性
を有し、機械的な負荷に耐えることができる。さらに本
発明の好ましい特徴によれば、方向変更ロールと各支持
ロールとの間の自由ベルト(又はバンド)部分が、エン
ボス部の接触長を定める第1及び第2支持ロール間のベ
ルト部又はバンド部よりも長くなるように、支持ロール
と上記の少なくとも1つの方向変更ロールとを互いに離
隔させて配置する。こうすれば、支持ベルト又はベルト
のための上記の少なくとも1つの加熱手段を配置するの
が容易に可能になる。このような構成の装置によれば、
温度変化による支持ベルト又はバンドの長さの変動に対
して補正することが可能になる。補正効果は、上記の少
なくとも1つの方向変更ロールによって達成されるのが
好ましい。好ましくは、支持ロールはそれぞれ少なくと
もほぼ同じサイズを有し、そして好ましくは、各支持ロ
ールの直径よりもやや長い間隔だけ互いに離隔される。
例えば、支持ロールの軸間の間隔は、各支持ロールの直
径の1.2乃至2倍に設定することができる。本発明の
装置は、形が安定な又は形を安定化した個々の物品を型
押するのにも適している。個々の物品としては、例えば
平坦な可塑性部材、シャッター部材、スクリーン、カバ
ー及び他の成形品が挙げられる。
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は、装飾をエンボス箔12から材
料ウエブ14上へ転写するための装置10を概略的に示
している。装置10は、エンボスステーション16を有
している。このエンボスステーション16は、熱支持部
18と圧力ロール部20を備えている。支持部18は、
少なくとも第1及び第2の支持ロール22と、方向変更
ロール24とを備えている。これらのロール22,24
は、互いに間隔をおいて配置されており、それらの軸が
少なくともほぼ互いに平行であるように配列されてい
る。方向変更ロール24は、支持ロール22から離隔し
ており、図1に示すように支持ロール22の間の中心に
そしてそれらの上方に配置されている。圧力ロール部2
0は、互いに間隔をおいて配置されそして2つの支持ロ
ール22の各々と協働するように配された、圧力ロール
26を備えている。支持ロール22と、方向変更ロール
24と、圧力ロール26とは、同一直径のものであって
もよい。これらのロールは、図2に一部分が28で示さ
れる支持台構造上に、回転可能に支持されている。図1
のブロック内に示した駆動部30も、支持台構造28に
固定されている。図1の例では、接続線32で示すよう
に、駆動部30は方向変更ロール24を駆動するように
配置される。エンドレス支持体バンド又はベルト34
(以後支持ベルト34と称す)は、軸が互いに平行に配
された第1及び第2の支持ローラ及び方向変更ロール2
4の回りを通る。支持ベルト34は、支持部18と圧力
ロール部20との間に、エンボス部36を形成する。図
1に一部分を示されているエンボス箔12は、図1に一
部分を示されている型押される材料ウエブ14と共に、
エンボス部36内を移送される。この移送により、エン
ボスステーション16において、エンボス箔12上の装
飾がエンボス箔12から材料ウエブ14上へ転写され
る。2つの離隔した支持ロール22と、これらの2つの
支持ロール22間に形成された支持ベルト34の部分3
8とにより、エンボスステーション16内にエンボス部
36の接触長lが得られる。本発明の装置10によ
れば、比較的長い接触長lが得られ、従って装置1
0は比較的高いエンボス速度で操作でき、しかもエンボ
スステーション16内でエンボス箔12と材料ウエブ1
4との充分に長い接触時間を達成できる。2つの支持ロ
ール22間の間隔を適切に選択することにより、あるい
は装置10が2つより多い数の支持ロール22を有する
場合には支持ロールの列のうち2つの最も外側の支持ロ
ール22間の間隔を適切に選択することにより、接触長
を調節でき、必要ならば長くすることができる。
図1において、方向変更ロール24と支持ロール22の
各々との間には、支持ベルト34の2つの自由部分40
が形成される。支持ベルト34の2つの自由ベルト部分
40の各々の近くに、赤外線源44を有した加熱手段4
2が配置される。加熱手段42は、一例として、図2に
一部分を28として示される支持台構造に固定される。
図2は、図1の線II−IIに沿った正面断面図であり、方
向変更ロール24の一部分と、この方向変更ロール24
の回りを通る支持ベルト34を示している。正しい直線
に沿って支持ベルト34を案内するために、方向変更ロ
ール24は、リール状の形にくぼんだ外周面部分46を
有している。2つの支持ロールも同様に、図1において
48で示すように、リール状の形にくぼんだ外周面を備
えている。支持ロール22は、図1に50で示す対応す
る取付軸によって、支持台構造28上に回転可能に取付
けられており、引張り手段(図示せず)により互いに転
置できる。同様にして、方向変更ロール24は、図2に
示すように、取付軸52によって、支持台構造28上に
回転可能に取付けられている。また、圧力ロール26
は、図1に54で示す適切な取付軸によって、支持台構
造28上に回転可能に取付けられている。図1におい
て、エンボス箔12は、供給ロール(図示せず)から巻
戻され、方向変更ロール56の回りを偏向させられ、エ
ンボスステーション16に進む。図1において、矢印5
8は、エンボス箔12の前進送り動作の方向を示す。材
料ウエブ14は、供給ロール(図示せず)から巻戻さ
れ、方向変更ロール60の回りを偏向させられ、エンボ
ス箔12の下方をそれと並んだ状態でエンボスステーシ
ョン16に供給される。材料ウエブ14の移送動作方向
は、図1に矢印62で示される。エンボス箔12の移送
動作速度は、材料ウエブ14の移送動作速度、即ち装置
10のエンボス速度に対応する。支持ロール22、方向
変更ロール24及び圧力ロール26は、それらの対応す
る取付軸の回りを、同一速度で回転する。従って、支持
ベルト34は、材料ウエブ14及びエンボス箔12と同
じエンボス速度で移動する。支持ベルト34の移動方向
は、矢印64で示してある。上記のように、型押される
材料ウエブ14への装飾の適用について記したが、本発
明の装置は、型押されるべき並んだ個々の物品上へ装飾
を適用するためにも使用でき、これらの個々の物品は、
適切な移送部によりエンボスステーション16のエンボ
ス部36へ適切に供給される。軸が少なくともほぼ互い
に平行に配置されている支持ロール22を比較的小さな
直径のものとし、装置の可動部の質量慣性を比較的低く
することができる。そうすれば、熱支持部18のための
駆動部のみならず、装置全体の構造サイズに対しても、
得策である。本発明の装置のもう一つの利点は、比較的
長い接触長を有したエンボス部を備え、しかも可撓性の
ないあるいは可撓性の低い材料ウエブを型押するにも適
している点である。本発明の装置は高いエンボス速度で
操作でき、その場合、エンボス部36でのエンボス箔1
2と型押される材料ウエブ14との接触時間が所定値よ
り短かくなることもない。機械的補強材を有したシリコ
ーン材料の支持ベルトを用いた場合には、耐熱性がよく
機械的負荷容量がよいという利点がある。本発明の装置
は、上記の実施例に限られず、種々の態様が可能であ
る。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のエ
ンボス箔から受容材料への装飾転写装置においては、エ
ンボスステーションの支持手段は、軸が互いに少なくと
もほぼ平行関係にあり且つエンボス部の接触長を規定す
る間隔をおいて軸が離隔するように配置された少なくと
も第1及び第2の支持ロールと、機械的補強材を有した
シリコーン材料からなり前記少なくとも第1及び第2の
支持ロールの回りを通るエンドレス支持ベルトと、この
支持ベルトを駆動する駆動手段とを備えている。またエ
ンボスステーションの圧力ロール部は、複数の圧力ロー
ルを備え、少なくとも1つの圧力ロールが第1及び第2
の支持ロールの各々と協働するように配されている。従
って、支持ロールの直径を比較的小さくして、可動部分
の慣性を低く抑えることができる。また、比較的高いエ
ンボス速度で操作でき、しかも可撓性のないあるいは低
い材料ウエブを型押するにも適している。さらに、本発
明の装置は、構成が簡単であり、安定した装飾転写を実
現できる。さらに、形が安定な個々の物品を型押するの
にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンボス箔から材料ウエブへの装飾転
写装置の一実施例を示した概略正面図
【図2】方向変更ロールと支持ベルト又はバンドを通る
図1の線II−IIに沿った部分拡大断面図
【符号の説明】
12 エンボス箔 14 材料ウエブ 16 エンボスステーション 18 熱支持部 20 圧力ロール部 22 第1及び第2の支持ロール 24,56,60 方向変更ロール 26 圧力ロール 30 駆動部 34 エンドレス支持ベルト 36 エンボス部 42 加熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−152051(JP,A) 特開 昭58−197018(JP,A) 特開 昭63−168328(JP,A) 特開 平5−24166(JP,A) 米国特許2446771(US,A) 欧州特許出願公開179977(EP,A 2) 欧州特許出願公開228570(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 59/00 - 59/18

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱支持手段と圧力ロール部とを有したエ
    ンボスステーションを備え、この熱支持手段と圧力ロー
    ル部が協働してそれらの間にエンボス部を形成し、この
    エンボス部を通して、受容材料とエンボス箔とを互いに
    接触した状態で移送する、エンボス箔から受容材料への
    装飾転写装置において、 前記支持手段が、軸が互いに少なくともほぼ平行関係に
    あり且つ前記エンボス部の接触長を規定する間隔をおい
    て軸が離隔するように配置された少なくとも第1及び第
    2の支持ロールと、機械的補強材を有したシリコーン材
    料からなり前記少なくとも第1及び第2の支持ロールの
    回りを通るエンドレス支持ベルトと、この支持ベルトを
    駆動する駆動手段とを備え、 前記圧力ロール部が、複数の圧力ロールを備え、少なく
    とも1つの圧力ロールが前記第1及び第2の支持ロール
    の各々と協働するように配されていることを特徴とする
    エンボス箔から受容材料への装飾転写装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段が、前記第1及び第2の支
    持ロールを構成する2つの支持ロールを備えたものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のエンボス箔から受容
    材料への装飾転写装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段が、2つより多い数の支持
    ロールを備え、前記第1及び第2の支持ロールが、前記
    エンボス部において互いに最大間隔だけ離隔して配置さ
    れた支持ロールであることを特徴とする請求項1記載の
    エンボス箔から受容材料への装飾転写装置。
  4. 【請求項4】 前記支持手段がさらに、前記少なくとも
    第1及び第2の支持ロールに対して前記エンボス部から
    遠い方の側に、前記少なくとも第1及び第2の支持ロー
    ルから間隔をおいて且つ軸がこれらの支持ロールに対し
    て少なくともほぼ平行関係にある状態で配置された少な
    くとも1つの方向変更ロールを備え、前記支持ベルト
    が、この少なくとも1つの方向変更ロールと前記第1及
    び第2の支持ロールの各々との間の自由ベルト部分と、
    前記第1及び第2の支持ロール間の前記エンボス部を規
    定するベルト部分とを有するように構成したことを特徴
    とする請求項1記載のエンボス箔から受容材料への装飾
    転写装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が、前記支持ロールの少な
    くとも1つと作用するように接続されたことを特徴とす
    る請求項1記載のエンボス箔から受容材料への装飾転写
    装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段が、前記少なくとも1つの
    方向変更ロールと作用するように接続されたことを特徴
    とする請求項4記載のエンボス箔から受容材料への装飾
    転写装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段が、前記支持ロールの少な
    くとも1つと前記少なくとも1つの方向変更ロールとに
    作用するように接続されたことを特徴とする請求項4記
    載のエンボス箔から受容材料への装飾転写装置。
  8. 【請求項8】 前記支持ベルトの前記自由ベルト部分の
    少なくとも1つの位置に、支持ベルトのための加熱手段
    を配置したことを特徴とする請求項4記載のエンボス箔
    から受容材料への装飾転写装置。
  9. 【請求項9】 前記支持ベルトの前記自由ベルト部分
    が、前記エンボス部の接触長を規定する前記支持ロール
    間の前記ベルト部分よりも長くなるように、前記支持ロ
    ールと前記少なくとも1つの方向変更ロールとを互いに
    離隔させたことを特徴とする請求項4記載のエンボス箔
    から受容材料への装飾転写装置。
  10. 【請求項10】 前記支持ロールが、それぞれ少なくと
    もほぼ同じサイズを有し、各支持ロールの直径よりもや
    や長い間隔だけ互いに離隔していることを特徴とする請
    求項1記載のエンボス箔から受容材料への装飾転写装
    置。
  11. 【請求項11】 形が安定した個々の物品を型押するた
    めに、請求項1記載のエンボス箔から受容材料への装飾
    転写装置を用いることを特徴とする方法。
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