JP3236253B2 - エアコン用圧縮器 - Google Patents

エアコン用圧縮器

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JP3236253B2
JP3236253B2 JP30390497A JP30390497A JP3236253B2 JP 3236253 B2 JP3236253 B2 JP 3236253B2 JP 30390497 A JP30390497 A JP 30390497A JP 30390497 A JP30390497 A JP 30390497A JP 3236253 B2 JP3236253 B2 JP 3236253B2
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碩現 尹
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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    • F04B49/22Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves
    • F04B49/24Bypassing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/08Actuation of distribution members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン用圧縮器
に関し、特に、より一層簡単な構造よりなり、圧縮器の
容量調節段階を増やして、効率を向上させるエアコン用
圧縮器に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車の場合とは異なり、バスのような
大型車に組み込まれたエアコンは、冷却空間が広いた
め、大容量の冷却システムを必要とする。よって、冷却
システムを構成する必須要素である圧縮器、凝縮器など
も大容量のものを要する。例えば、圧縮器の場合、通
常、複数のシリンダを備える圧縮器が用いられる。ま
た、最近開発された多くの大型エアコンは、必須要素の
他に別の温度調節のメカニズムを備える。この温度調節
メカニズムは、通常、目標温度のレベルに応じて圧縮器
における複数のシリンダのうちの一部を選択的に駆動さ
せるように設計されている。
【0003】図1は、従来技術によるバス用エアコンの
圧縮器の一例を示した模式図である。図1に示したよう
に、圧縮器は、6つのシリンダを有するクランクケース
10と、クランクケースカバー20と、それらの間に介
在するカバープレート30とを備える。圧縮器の容量を
制御するため、6つのシリンダのうちの4つは、クラン
クケース10に設けられたアンロードバルブ40によっ
てその作動が制御され、残りの2つのシリンダは常時作
動されるように構成されている。
【0004】図2に示したように、カバプレート30と
接触されるべきクランクケース10は、吸入室11の周
りに各々2つのシリンダと連結された3つの吐出室1
2、13、及び14を備え、吐出室12と吐出室13と
の間には吸入室16及びバイパス室15が位置し、吐出
室13と吐出室14との間には吸入室17及びバイパス
室18が位置する。
【0005】図3に示したように、クランクケースカバ
ー20は、分離板23によって、クランクケース10の
吸入室11と連通する吸入流路21と、各吐出室12、
13、及び14と連通する吐出流路22とに分けられる
ように構成されている。図4には、クランクケース10
とクランクケースカバー20との間に位置するカバープ
レート30が示されている。このカバープレート30
は、クランクケース10の吸入室11とクランクケース
カバー20の吸入流路21とを連通させる2つの吸入口
31を備え、更に、クランクケース10の3つの吐出室
12、13、及び14をクランクケースカバー20の吐
出流路22に連通させる第1、第2及び第3吐出口3
2、33及び34を有する。
【0006】図5及び図6に示したように、アンロード
バルブ40が置かれるクランクケース10上のアンロー
ドバルブの設置面には、高圧孔19a及び低圧孔19b
が形成されている。ここで、高圧孔19aは吐出室13
と、低圧孔19bはバイパス室18を経て吸入室11
と、各々連通される。図6を参照すると、電流が供給さ
れない状態でのアンロードバルブ40は、フランジャ4
7がスプリング48によって下方に弾性的に付勢され、
バイパス室18への流路41bを閉鎖するように構成さ
れる。この場合、常時駆動される2つのシリンダからの
吐出圧力は、吐出室13から高圧孔19aを経て作動流
路41aに流入され、ピストン43に作用することによ
って、ピストン43の下降によって流入孔10aを閉鎖
する。その結果、アンロードバルブ40と連結された2
つのシリンダへの吸入室17が閉鎖され、各シリンダは
圧縮の機能をしないようになる。また、もう一つの他の
アンロードバルブも電流が供給されない状態でも、それ
と関連した2つのシリンダを圧縮器の圧縮機能から除外
させる。2つのアンロードバルブの何れにも電流が供給
されない場合には、圧縮器は総容量の1/3だけ稼動さ
れるようになる。
【0007】一方、アンロードバルブ40のコイル46
に電流が供給されると、プランジャ47が上昇して迂回
流路41bを開放させる。迂回流路41bの開放によっ
て常時稼動される2つのシリンダの吐出圧力は、迂回流
路41b及び低圧孔19bを通じて、バイパス室18を
経て吸入室11に作用するようになり、ピストン43
は、スプリング44の復元力で上昇して流入孔10aを
開放させる。その結果、アンロードバルブ40と連結さ
れた2つのシリンダに冷媒が流れて、圧縮作用をするよ
うになる。同様に、また他のアンロードバルブ40に電
流が供給されると、関連された2つのシリンダが作動
し、圧縮器は総容量で圧縮作用をするようになる。
【0008】しかし、上述した従来技術による可変容量
圧縮器においては、6つのシリンダを通じて3段階しか
容量調節ができず、さらに、8つの室を要するため構造
が非常に複雑で、効率が低下するという不都合がある。
さらに、8つの室を吐出流路と吸入流路とに分けるた
め、クランクケースとクランクケースカバーとの間に別
のカバープレートを設けなければならないため、その構
造は一層複雑となるという欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、吐出流路と吸入流路との間の分離のための別の
カバプレートを要せずに、2つのアンロードバルブ及び
4つのシリンダのみを用いて、より多くの段階にわたっ
て圧縮器の容量が調節でき、より簡単な構造を有する圧
縮器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、各々が2つの圧縮シリンダより
なる第1及び第2圧縮シリンダの群を有するエアコン用
圧縮器であって、外部から冷媒が流入される吸入室と、
前記吸入室と連通する第1冷媒流入口と、前記第1圧縮
シリンダの群と連通する第1シリンダ流路とを有する第
1バルブ室と、前記吸入室と連通する第2冷媒流入口
と、前記第2圧縮シリンダの群と連通する第2シリンダ
流路とを有する第2バルブ室と、前記第1圧縮シリンダ
の群から圧縮冷媒が吐出される第1吐出室と、前記第2
圧縮シリンダの群から圧縮冷媒が吐出され、前記第1吐
出室と連通する第2吐出室と、前記第1吐出室から吐出
された冷媒の圧力を用いて、前記第1バルブ室の前記第
1シリンダ流路を一部閉鎖する第1位置と、前記第1シ
リンダ流路を完全に閉鎖する第1位置との間で作動可能
な第1バルブ手段と、前記第2吐出室から吐出された冷
媒の圧力を用いて、前記第2バルブ室の前記第2シリン
ダ流路を完全に閉鎖する第1位置と、前記第1シリンダ
流路を完全に開放する第2位置との間で作動可能な第2
バルブ手段とを有することを特徴とするエアコン用圧縮
器が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0012】図7及び図8に示したように、本発明によ
るエアコン用圧縮器は、V字形で配列された4つのシリ
ンダを備える。クランクケース50のバルブ設置面71
には、各々2つずつのシリンダを制御するための第1及
び第2アンロードバルブ70、80が取付けられてい
る。図8に示したように、クランクケース50の側面に
はケースカバー60が設けられている。
【0013】図9及び図10に示したように、クランク
ケース50の上部には、1つの吸入室51が形成され、
この吸入室51の上側に各々2つのシリンダと連通する
第1及び第2吐出室52、53が形成されている。ま
た、第1及び第2吐出室52、53の間には、吸入室5
1及び2つのシリンダと連通する第1アンロードバルブ
室54と、吸入室51及び他の2つのシリンダと連通す
る第2アンロードバルブ室55とが形成されている。
【0014】第1吐出室52は第1高圧孔56を通じ
て、第2吐出室53は第2高圧孔58を通じて、各々バ
ルブ設置面71と連通する。吸入室51は、第1低圧孔
57及び第2低圧孔59を通じてバルブ設置面71と連
通する。
【0015】図11及び図12に示したように、ケース
カバー60のクランクケース50との接触面には、吸入
室51と連通するように吸入流路61が形成され、第1
及び第2吐出室52、53と各々連通する第1及び第2
吐出流路62、63が形成されている。第1及び第2吐
出流路62、63は、連結流路65により互いに連通し
ている。連結流路65は遮断部64によって形成され、
遮断部64はケースカバー60がクランクケース50に
取付けられたとき、アンロードバルブ室54、55の一
壁を構成するようになる。ケースカバー60の吸入流路
61は、冷媒の圧縮器内への吸入通路となる吸入管路
(図示せず)と連結され、第1及び第2吐出流路62、6
3のうち、例えば、第2吐出流路63は圧縮された冷媒
が流出される吐出管路(図示せず)と連結される。
【0016】図13及び図14には、本発明による第1
及び第2アンロードバルブ70、80の構造が示されて
いる。図13に示したように、ピストン73はライナー
72内を、ピストン83はライナー82内を上下に往復
運動するようになっており、各ライナー72、82の下
段には連通口72a、82aが各々形成されている。ラ
イナー72は、連通口72aにより第1アンロードバル
ブ室54と、流入口50aにより吸入室51と、各々連
通するようになる。ライナー82は、連通口82aによ
り第2アンロードバルブ室55と、吸入口50bにより
吸入室51と、各々連通するようになる。
【0017】本発明によれば、第1アンロードバルブ7
0は、内部のピストン73が最も下降した場合、ライナ
ー72の連通口72aを完全に閉鎖するのではなく、不
完全な閉鎖、即ち、所定の大きさの間隙だけ連通口72
aが開放されている状態にする。一方、第2アンロード
バルブ80は、ピストン83が最も下降した場合、冷媒
流路82aを完全に閉鎖する。第1及び第2アンロード
バルブ70、80は、各ピストン73、83の各ライナ
ー72、82の往復運動行程を除いては同一な構成を有
する。アンロードバルブの詳細構造について第2アンロ
ードバルブ80を例として説明する。
【0018】図14に示したように、第2アンロードバ
ルブ80は、吸入室51と連通する吸入口50bに同軸
に整列されるライナー82を含む。ライナー82には、
第2アンロードバルブ室55と連通する連通口82aが
形成され、その内にはピストンが最も下降した際に、連
通口82aを完全に閉鎖する中空形ピストン83が往復
運動するようになっている。ピストン83の中空部に
は、ピストン83の上端に設置された蓋板90とガイド
89のフランジ89aとの間にスプリング84を配置し
て、ライナー82の連通口82aを開放するようにピス
トンを上方に付勢する。
【0019】バルブ本体81は、クランクケース50の
外面に設置され、上部本体91及び下部本体92から構
成されている。下部本体92には、ライナー82の内部
に位置する支持ボルト93が適切な長さに延在するよう
に配置され、支持ボルト93には円筒形のガイド89が
螺合されている。下部本体92には、クランクケース5
0の第2高圧孔58を通じて、第2吐出室53と連通し
て高圧の冷媒をライナー82の内部に誘導する作動流路
92aと、クランクケース50の第2低圧孔59に整列
され吸入室51と連通する迂回流路92bとが形成され
ている。
【0020】上部本体91はコイルハウジング85と、
コイルハウジング85内のコイル86と、コイル内に形
成された円筒形スロット91aとを含む。円筒形スロッ
ト91aは、各流路58、59、92aと連通するよう
に形成されており、その中には、フランジャ87が往復
運動可能に設置され、スプリング88によって下方に付
勢されている。
【0021】このように構成された本発明の第2アンロ
ードバルブ80は、コイル86に電流が供給されない場
合、スプリング88によって下方に付勢されたプランジ
ャ87が迂回流路92bを閉鎖することによって、シリ
ンダの吐出圧が作動流路92aを経てピストン83上に
作用し、ピストン83が下降し、連通口82aを閉鎖す
ることになる。一方、コイル86に電流が供給される場
合には、反対にコイル86の磁気力によってフランジャ
87が上昇し、迂回流路92bを開放し、ピストン83
の上部に作用する吐出圧力が取除かれることによって、
ピストン83がスプリング84により上方に復帰して連
通口82aを開放するようになる。上述したように構成
された本発明のエアコン用圧縮器の動作を図15〜18
を参照して説明する。
【0022】図15には、第1及び第2アンロードバル
ブ70、80ともに電流が印加されない状態の模式図が
示されている。この場合、外部から吸入室51に流入さ
れた冷媒は、流入口50aを通じてライナー72内に流
入され、一部開放された連通口72aを通じて第1アン
ロードバルブ室54内に流入され、第1アンロードバル
ブ室54が連通する2つのシリンダに吸入される。これ
によって、2つのシリンダ内で冷媒が圧縮され、圧縮さ
れた冷媒は、第1吐出室52に吐出される。第1吐出室
52に吐出された冷媒圧力の一部は、第1高圧孔56を
通じて第1アンロードバルブ70内に作用するようにな
る。電源オフ状態における第1アンロードバルブ70
は、第1低圧孔57側の流路が閉鎖されることによっ
て、冷媒の圧力がピストン73に作用してピストン73
を下降させる。この場合、本発明による構造上、ピスト
ン73は、最も下降しても連通口72aの一部のみを閉
鎖し、残りの部分は開放状態にし、冷媒は吸入室51か
ら第1アンロードバルブ室54を経て連通された2つの
シリンダに流入し続ける。連通口72aの開放の程度
は、一部開放された連通口72aを通じて2つのシリン
ダに吸入される冷媒の量が、同一の時間の間、完全に開
放された連通口72aを通じて流入される冷媒の量の半
分になるように開放する。例えば、通常の冷媒流入圧力
における連通口72aの直径が14mmである場合、開
放の隙間を約7mm程度で保持すれば、連通口72aが
完全開放された場合に比べて半分の冷媒が流入され得
る。
【0023】一方、第1吐出室52の冷媒圧力のまた他
の一部は、連通流路65、第2吐出室53、第2高圧孔
58を経て、第2アンロードバルブ80内に作用する。
第1アンロードバルブ70と同一に電流が供給されない
第2アンロードバルブ80では、プランジャ87が迂回
流路92bを閉鎖することによって、冷媒の圧力は、ピ
ストン83に作用して連通口82aを完全に閉鎖するよ
うになり、結果的に一つのシリンダのみに作動する効果
を奏する。
【0024】図16に示したように、電流が第1アンロ
ードバルブ70のみに供給された場合には、シリンダの
吐出圧力は、第1高圧孔56、第1アンロードバルブ7
0及び第1低圧孔57を通じて、吸入室51にバイパス
されることによって、第1アンロードバルブ70の連通
口72aを完全に開放する。一方、連通流路65を通じ
て第2吐出室に作用される吐出圧力は、第2高圧孔82
a及び第2アンロードバルブ80の作動流路92aを経
てピストン83に作動して、連通口82aを完全に閉鎖
する。結局、連通口72aは完全に開放され、連通口8
2aは完全に閉鎖され、4つのシリンダのうちの2つの
シリンダのみ作動される。
【0025】図17には、電流が第2アンロードバルブ
80のコイルのみに供給された場合の模式図が示されて
いる。この場合、第1アンロードバルブ70の連通口7
2aは一部開放状態であり、第2アンロードバルブ80
の連通口82aは完全に開放され、結果的に3つのシリ
ンダが用いられる効果を得ることができる。
【0026】図18には、電流が第1及び第2アンロー
ドバルブ70、80ともに供給された場合の模式図が示
されている。この場合、第1及び第2アンロードバルブ
の連通口72a、82aともが完全に開放され、4つの
シリンダのすべてが圧縮機能を果たすようになる。
【0027】上記において、本発明の好適な実施の形態
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0028】
【発明の効果】従って、本発明によれば、4つのシリン
ダを通じて圧縮器の容量を4段階にわたって調節でき、
従来に比べて別途の分離板が不要で、構造がより一層簡
単であり、クランクケースに5つの室のみを設けても同
一の機能を果たし得るので、効率性もより一層向上させ
ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による圧縮器の一例を示した模式図。
【図2】従来技術による圧縮器のクランクケースの断面
図。
【図3】従来技術による圧縮器のクランクケースカバの
断面図。
【図4】従来技術による圧縮器におけるクランクケース
カバとクランクケースとの間に位置するカバー板の断面
図。
【図5】従来技術による圧縮器のアンロードバルブが位
置する部分を示した模式図。
【図6】従来技術による圧縮器に用いられるアンロード
バルブの断面図。
【図7】本発明による圧縮器の断面図。
【図8】本発明による圧縮器の部分断面図。
【図9】本発明による圧縮器のクランクケースの断面
図。
【図10】本発明による圧縮器のクランクケースの平面
図。
【図11】本発明による圧縮器のケースカバの前面図。
【図12】本発明による圧縮器のケースカバの側面図。
【図13】本発明による圧縮器に用いられた第1及び第
2アンロードバルブの部分断面図。
【図14】本発明による圧縮器に用いられる第2アンロ
ードバルブの断面図。
【図15】本発明の圧縮器の作動を説明するための部分
断面図。
【図16】本発明の圧縮器の作動を説明するための部分
断面図。
【図17】本発明の圧縮器の作動を説明するための部分
断面図。
【図18】本発明の圧縮器の作動を説明するための部分
断面図。
【符号の説明】
50 クランクケース 51 吸入室 52 第1吐出室 53 第2吐出室 54 第1アンロードバルブ室 55 第2アンロードバルブ室 56 第1高圧孔 57 第1低圧孔 58 第2高圧孔 59 第2低圧孔 60 ケースカバー 70 第1アンロードバルブ 80 第2アンロードバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 49/00 - 51/00 F04B 27/04 F16K 31/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が2つの圧縮シリンダよりなる第
    1及び第2圧縮シリンダの群を有するエアコン用往復圧
    縮器であって、 外部から冷媒が流入される吸入室(51)と、 前記吸入室と連通する第1冷媒流入口(50a)を有
    し、前記第1圧縮シリンダの群と連通する第1バルブ室
    (54)と、 前記第1圧縮シリンダの群からの圧縮された前記冷媒が
    吐出される第1吐出室(52)と、 前記第1バルブ室(54)内に、前記第1冷媒流入口に
    延設されて前記第1バルブ室(54)と個別の空間を形
    成し、前記第1バルブ室(54)と連通する第1連通口
    (72a)を備える第1ライナー(72)と、 前記第1ライナー(72)内に、前記第1連通口(72
    a)を部分的に開放する第1位置と、前記第1連通口
    (72a)を完全に開放する第2位置との間で往復運動
    可能に配置される第1ピストン(73)と、 前記第1ピストン(73)を前記第2位置に付勢する第
    1弾性手段と、 前記第1吐出室と連通する第1吐出室連通流路と、 前記第1吐出室連通流路と連通され、前記吸入室と連通
    する第1吸入室連通流路と、 前記第1吐出室連通流路を連通され、前記第1吐出室か
    らの圧縮された前記冷媒が前記第1ピストンの上面に作
    用して、前記第1ピストンを前記第1位置に付勢する第
    1ピストン加圧流路と、 前記第1吸入室連通流路を選択的に閉鎖する第1吸入室
    閉鎖手段(70)と、 前記吸入室と連通する第2冷媒流入口(50b)を有
    し、前記第2圧縮シリンダの群と連通する第2バルブ室
    (55)と、 前記第2圧縮シリンダの群からの圧縮された前記冷媒が
    吐出され、前記第1吐出室と連通する第1吐出室(5
    3)と、 前記第2バルブ室(55)内に、前記第2冷媒流入口
    (50b)に延設されて前記第2バルブ室(55)と別
    個の空間を形成し、前記第2バルブ室(55)と連通す
    第2連通口(82a)を有する第2ライナー(82)
    と、 前記第2ライナー(82)内に、前記第2連通口(82
    a)を完全に閉鎖する第1位置と、前記第2連通口(8
    2a)を完全に開放する第2位置との間で往復運動可能
    に設置される第2ピストン(83)と、 前記第2ピストン(83)を前記第2位置に付勢する第
    2弾性手段(84)と、 前記第2吐出室(53)と連通する第2吐出室連通流路
    (A)と、 前記第2吐出室連通流路(A)と連通され、前記吸入室
    (51)と連通する第2吸入室連通流路(29b)と、 前記第2吐出室連通流路(A)と連通され、前記第2吐
    出室(53)からの圧縮された前記冷媒を前記第2ピス
    トン(83)の上面に作用させて、前記第2ピストン
    (83)を前記第1位置に付勢する第2ピストン加圧流
    (92a)と、 前記第2吸入室連通流路(29b)を選択的に閉鎖する
    第2吸入室閉鎖手段(80)とを有することを特徴とす
    るエアコン用往復圧縮器。
  2. 【請求項2】 前記第1吸入室閉鎖手段(70)が、 前記第1吸入室連通流路を閉鎖する第1位置と、前記第
    1吸入室連通流路を開放する第2位置との間で往復運動
    するプランジャと、 前記プランジャを前記第2位置に付勢するコイルと、 前記プランジャを前記第1位置に付勢する弾性手段とを
    含むことを特徴とする請求項1に記載のエアコン用往復
    圧縮器。
  3. 【請求項3】 前記第2吸入閉鎖手段(80)が、 前記第2吸入室連通流路(29b)を閉鎖する第1位置
    と、前記第2吸入室連通流路(29b)を開放する第2
    位置との間で往復運動するプランジャ(87)と、 前記プランジャを前記第2位置に付勢するコイル(8
    6)と、 前記プランジャを前記第1位置に付勢する弾性手段(8
    8)とを含むことを特徴とする請求項1に記載のエアコ
    ン用往復圧縮器。
  4. 【請求項4】 前記第1吸入室(51)と連通するよ
    うに形成された吸入流路(61)と、 各々が前記第1及び第2吐出室(52、53)と連通す
    るように形成された第1及び第2吐出流路(62、6
    3)と、 前記第1及び第2吐出流路(62、63)を相互接続さ
    せる連結流路(65)と、 前記連通流路(65)を形成する部分として、前記第1
    及び第2バルブ室の一壁を構成する遮断部を有するクラ
    ンクケースカバー(60)を更に含むことを特徴とする
    請求項1に記載のエアコン用往復圧縮器。
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