JP3235988U

JP3235988U - 防虫・防鳥・防風及び苗促進装置

Info

Publication number: JP3235988U
Application number: JP2021004152U
Authority: JP
Inventors: 小夜子古市
Original assignee: 小夜子古市
Priority date: 2021-09-30
Filing date: 2021-09-30
Publication date: 2022-01-19
Anticipated expiration: 2031-09-30

Abstract

【課題】防虫、防鳥、防風対策及び、苗の成長を促しながら、苗の成長に合わせて高さが変えられ、日々の水やりを楽にする防虫装置を提供する。
【解決手段】防虫ネット１にファスナー２を装着し、カバーにポリカーボネート板４を使用し、カバーを伸長式の支柱５で固定した。
【選択図】図１

Description

本考案は、家庭菜園用の防虫装置に関するものである。

近年の家庭菜園人気に於いて、無農薬や有機栽培で野菜を育てたいとのニーズが高まる中、害虫対策が最も大きな問題課題である。その問題の対策として、従来は植木鉢やプランターを覆う防虫ネットがあった。（特許文献１参照）また、農業用のトンネルに防虫ネットで覆い収穫するものを容易に取り出せる防虫ネットがあった（特許文献２参照）

実登３１２３５５８号公報特開２００１－２１８５３０号公報

本考案が解決しようとする課題は、
（イ）家庭菜園に於いて種からポットで育てた小さな苗を庭に植え替えて定植する際若い苗の柔らかい葉は害虫の格好の好物で防虫対策は必須だが、前述のように対策として防虫ネットで覆うものが多く、水やりなどもネットを外さなければならなく面倒で、尚且つ開けている際に害虫の侵入を完璧に防ぐことができなかった。
（ロ）防虫ネットで覆うことにより太陽光の侵入が減少するため苗の成長を遅らせてしまう。
（ハ）若い苗は成長が早いので防虫ネットのサイズが合わなくなり、大きなサイズに交換しなければならなくなる。
本考案は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

（イ）防虫ネット部分にファスナーを設ける。
（ロ）苗を覆うカバーは透明なポリカーボネード板や保温性のあるシートを使用。
（ハ）伸長式の支柱を設ける。
以上を特徴とする防虫装置である

（イ）ファスナーを上げ下げするだけなので水やりも簡単に、害虫の侵入も防げる。
（ロ）透明なポリカーボネード板や保温性の高いシートを使用することにより温室効果で苗の成長を促進する。
（ハ）伸長式の支柱を使用することで苗の成長に合わせて高さを変えられる。

本考案の斜視図である。本考案の実施例を示した斜視図である。

以下、本考案を実施するための形態について説明する。
（イ）防虫ネット（１）にファスナー（２）を装着する。
（ロ）枠（３）にポリカーボネート板（４）をはめ込みカバーを作り、伸長式の支柱（５）を設ける。
（ハ）枠（３）とポリカーボネート板（４）のカバーの上にファスナー（２）の付いた防虫ネット（１）で覆う。
本考案は以上のような構造である。
本考案を使用する時は伸長式の支柱（５）を枠（３）とポリカ－ボネート板（４）のカバーまで土に埋めて、苗の高さに合わせて伸長式の支柱（５）の高さを調整。ファスナーを上げ下げして苗に水やりをする。
また、カバーの素材はポリカーボネート板ではなく保温効果のあるシートなら他の素材でも良い。

１防虫ネット
２ファスナー
３枠
４ポリカーボネート板
５伸長式支柱

Claims

植物を覆うカバーが支柱によって固定され、カバーの上部を防虫ネットで覆った植物を覆う装置。
防虫ネットにファスナーを設けられたことを特徴とする請求項１に記載の植物を覆う装置。
支柱が伸長式であることを特徴とする１または２の請求項に記載の植物を覆う装置。
前記カバー部分はポリカーボネート板や、ビニールシート他保温性の高いシート材を使用したことを特徴とする１または２，３の請求項に記載の植物を覆う装置。