JP3235968U - 靴 - Google Patents

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JP3235968U
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孝太郎 宮入
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株式会社タイヨー産業
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

Figure 0003235968000001
【課題】靴べらを用いないでスムースに履くことができ、丈夫で靴の上辺が潰されるのを防ぎ、踵ガイドが露出しないようにして見栄えを良くし、更に、履き心地の良い靴を提供する。
【解決手段】靴底1と、この靴底の上方に設けられ、表皮と裏皮とで二重の皮で構成された靴本体2とからなる靴において、表皮と裏皮間に、踵を覆うように馬蹄形に成形した金属板製の踵ガイド8を内装し、前記靴ガイドの上端には踵を滑らす反り返り部9を一体に形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、靴に関し、詳しくは、靴べらを用いないで靴を履くことができる靴べら機能を備えた靴に関する。
靴を履くときは、足が靴の上縁に引っかかってしまい履きづらいものである。
靴べらを持っていれば、それを使えばいいが、ないときは非常に困る。
靴べらを持っていないときは、踵と靴間に指を挿入して、靴の踵部を広げて履くようにし、面倒である。
そのため、靴べらを用いなくてもスムースに履くことができる靴が望まれている。
前記課題を解決する先行技術として、例えば下記の特許文献が提案されている。
下記した特許文献1は実用新案で、立ったまま履くことを目的として「踵部5の上方に、後ろに延びる踵案内部51を設けた」ものである。
又、特許文献2は公開された発明で、その公報には、靴べらを使用しなくても靴が履けるように、「靴本体の内底あるいは中敷きに踵案内片(1)を設けたもの」と記載されている。
実用新案登録第3195071号公報 特開2003-304903号公報
前記公報に開示された先行技術の特許文献1及び特許文献2は、構成を異にするが靴べらを使用しないで履くことができる点で同じである。
しかしながら特許文献1は、「踵周囲を覆う踵部5の上方に、斜め後ろに延びる踵案内部(51)を設けた構成」であるので、踵案内部(51)が露出し、見栄えが悪いものとなっている。
又、この公報に記載された考案では、足の踵が靴に対して余裕がなく、足が入りきれないときは、踵が靴の上辺を潰すことになり、履きづらいものとなっている。
これは、踵部5、とりわけ踵案内部51が軟質の材料で構成されており、踵の押下力に耐えることができないことに起因する。
これに対して本考案は、靴の踵部に踵を覆う踵ガイドを内装し、靴ガイドを馬蹄形状で硬質の鋼板で形成するようにして、足の押下力で靴の上辺が潰れないようにしたものである。
更に、踵ガイドの上方端部には反り返り部を形成し、靴を履くとき踵を反り返り部に沿って滑らせ、スムースに履くことができるように工夫している。、
次に特許文献2に記載された発明には、例として、「靴の中敷きに、指を掛ける指掛け穴4を有する踵ガイド片1を設けたもの」が記載されている。
そして、靴を履くときは、前記靴ガイド片1を靴から引き出して履くようにしている。
又、特許文献2は特許文献1と同様に、踵ガイド片(1)が露出して見栄えが悪くなると共に、使用に際しては踵ガイド片1を引き出さなければならず、面倒なものとなっている。
これに対して本考案では、踵ガイドを靴の表皮と裏皮間に内装し、靴ガイドを表面に露出しないようにしたので見栄えが良く、更に、履くとき靴の上辺を潰すことがなく、スムースに履くことができるようにしたものでである。
以上に着目して本考案は、靴べらを用いないでスムースに履くことができ、丈夫で靴の上辺が潰れるのを防止し、又、踵ガイドが露出しないようにして見栄えを向上し、更に、履き心地の良い靴を提供することを目的とするものである。
前記目的は、靴底と、この靴底の上方に設けられ、表皮と裏皮とで二重の皮で構成された靴本体とからなる靴において、表皮と裏皮間に、踵を覆うように馬蹄形に成形した金属板製の踵ガイドを内装し、前記靴ガイドの上端には踵を滑らす反り返り部を靴ガイドと一体に形成したことによって達成される。
本考案の構成によれば、踵を鋼板で構成したので靴べらを用いないでスムースに履くことができ、又、踵ガイドが表に露出しないので見栄えが良く良い。
又、踵ガイドを鋼板製で馬蹄形に形成したので上方からの押圧力に対して非常に強くなり、履くとき靴の踵部が潰れることがなくなり、靴の寿命をのばすことができる。
更に、裏皮を布張りにすれば肌触りも良好になる。
更に又、踵の上縁に反り返り部を形成しているので、踵が反り返り部に沿って円滑に滑り、靴をスムースに履くことができるものである。
靴全体の斜視図。 靴全体を横から見た図。 踵ガイドの斜視図。 同じく踵ガイドの模擬的な断面図。
以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1、図2()は、靴全体の斜視図で、1は靴底。2は靴本体で、図4の断面で明らかなように表皮3と裏皮4の張り合わせで構成されている。表皮3は防水のために合成皮で成され、裏皮4は肌触る良いように布張りにされている。布張りは肌触りと踵の滑りが良いように多く採用されている。
5は足の甲の上方を覆うアッパーで、その両側にゴム材で制作された伸縮布6を有している。伸縮布6は伸縮性に富んでいるので、足をつま先に入れるとき伸縮布5が伸び、履き易くなる。
7は靴の踵部を示す。
8は、前記靴本体2の表皮3と裏皮4間に内装した踵部7を覆う踵ガイドで、鋼板で馬蹄形に形成し上方からの度を高めるようにしている。
そのため、靴ガイド8を踵部7で上方から押さえても潰れることはない。
すなわち、上辺を強く押えても踵ガイド8は潰れないので、多少きつい靴でも容易に履くことができる。このときアッパー5の伸縮布6が適度に延びて、靴を履くのを容易にする。
9は、前記靴ガイド8の上端に一体に設けられた反り返り部9で、靴を履くとき踵を滑らせるものである。尚、図4は断面であるが、折り返し部については模擬的に表している。
そして、踵は、反り返り部8から踵ガイドに沿って滑り、踵は容易に靴に収まるものである。
又、靴ガイド8は、表皮と裏皮4間に包まれているので、露出せず見栄えが良い。又、踵が靴ガイド8に直に接触しないので踵が痛くなるのを防止すると共に、肌触りが良いものとなっている。裏皮4を布張りにすれば更に肌触りが良くなる。
このように構成された本考案は、踵を鋼板で構成したので靴べらを用いないでスムースに履くことができ、又、踵ガイドが表に露出しないので見栄えが良くなる。
又、踵ガイドを金属板製で馬蹄形に構成したので非常に強くなり、履くとき靴の踵部が潰れることがなくなり、靴の寿命を延ばすことができる。
更に、裏皮を布張りにすれば肌触りも良くなる。
更に又、踵の上縁に反り返り部を形成しているので、踵が反り返り部に沿って円滑に滑り、靴をスムースに履くことができるようになる効果を有する。
1…靴底、2…靴本体、3…表皮、4…裏皮、5…アッパー、6…伸縮布、7…踵部、8…踵ガイド、9…反り返り部

Claims (1)

  1. 靴底と、この靴底の上方に設けられ、表皮と裏皮とで二重の皮で構成された靴本体とからなる靴において、表皮と裏皮間に、踵を覆うように馬蹄形に成形した金属板製の踵ガイドを内装し、前記靴ガイドの上端には踵を滑らす反り返り部を一体に形成した靴。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7289471B1 (ja) * 2023-02-02 2023-06-12 株式会社ダイマツ 履物及び短靴用月型芯
JP7523103B1 (ja) 2023-12-01 2024-07-26 Link株式会社 新規短靴用月型芯およびそれを用いた短靴

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