JP3235955U - 貼付剤 - Google Patents

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辻中宏之
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株式会社ビー・エッチ
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Abstract

Figure 0003235955000001
【課題】肌に貼り付けることにより有効成分を肌を介して体内に取り込むことが可能となる貼付剤を提供する。
【解決手段】貼付剤1は、フィルム状部材10に施され肌に貼り付け可能な貼付層3を有し、該貼付層3に有効成分を含有する。貼付層3は、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分から選ばれる1種または2種以上の有効成分を含有することとし、有効成分は、ビタミン類、プラセンタ、セラミド、アロマオイル、エラスチン、ミネラル、ヒアルロン酸、パントテン酸、コラーゲンから選ばれる1種または2種以上とすることができる。貼付層3は、マイクロニードルの形態とすることができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、貼付剤に関し、特に肌に貼り付け可能な貼付層を有し該貼付層に有効成分を含有する貼付剤に関する。
近年、特許文献1乃至特許文献4に開示されるように各種の栄養補助食品、化粧品、美容液、薬剤が流通し一般に広く利用されている。
特開2018-119017号公報 特開2006-241005号公報 特表2016-505553号公報 特開2016-183115号公報
ところで、近年は、上記の栄養補助食品、化粧品、美容液、薬剤等の有効成分を手軽に体内に取り込むことができる製品の開発が望まれており、例えば肌に貼り付けることにより有効成分を肌を介して体内に取り込むことができる製品の開発が期待されている。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、肌に貼り付けることにより有効成分を肌を介して体内に取り込むことが可能となる貼付剤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る貼付剤は、肌に貼り付け可能な貼付層を有し該貼付層に有効成分を含有することを特徴とする。
本考案によれば、肌に貼り付け可能な貼付層を有し該貼付層に有効成分を含有することとしたので、肌に貼り付けることにより有効成分を肌を介して体内に取り込むことが可能となる。
前記貼付層は、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分から選ばれる1種または2種以上の前記有効成分を含有することとすれば、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分を肌を介して体内に取り込むことが可能となる。
前記有効成分は、ビタミン類、プラセンタ、セラミド、アロマオイル、エラスチン、ミネラル、ヒアルロン酸、パントテン酸、コラーゲンから選ばれる1種または2種以上とすることができる。
前記ビタミン類は、ビタミンA若しくはビタミンA誘導体、ビタミンB若しくはビタミンB誘導体、ビタミンC若しくはビタミンC誘導体、ビタミンD若しくはビタミンD誘導体、ビタミンE若しくはビタミンE誘導体から選ばれる1種または2種以上とすることができる。
前記貼付層は、前記有効成分とともに接着成分を含有することとすれば、貼付層を肌に貼り付けることが可能となる。
前記接着成分は、糊剤とすることができ、前記糊剤は、アクリル酸エステル共重合樹脂、トルエン、および酢酸エチルのうち少なくともいずれか一つを含有することができ、前記糊剤の質量を100として、前記アクリル酸エステル共重合樹脂は40~50とし、前記トルエンは25~35とし、前記酢酸エチルは20~30とすることができる。
前記有効成分は、油溶性とすることとすれば、貼付剤の製造時における乾燥工程においても有効成分が蒸発等することにより飛散することを少なくすることができる。
前記有効成分は、粉状または液状とすることができる。
前記貼付層は、フィルム状部材またはシート状部材に施されることとすることができる。
前記フィルム状部材は、裏面側に前記貼付層を施すとともに、表面側を印刷可能な印刷面とすることとすれば、表面側に様々な模様や図柄、写真を印刷することができ、美観を向上させることができる。
前記フィルム状部材または前記シート状部材の表面側には、例えば、所定のデザインを施すことができ、前記所定のデザインは、キャラクターのデザインとすることができる。
前記フィルム状部材または前記シート状部材は、伸縮可能とすることとすれば、人体の様々の部位の形状に適合させながら貼り付けることが可能となる。
すなわち、人体の所定の部位の形状に対応した形状に形成されることができる。
前記人体の所定の部位は、例えば、顔、首、足首、足裏、胸、および腰のうち少なくともいずれかを含むことができ、前記顔は、前記顔の顎、目の下方、目の横、頬の下部のほうれい線の発生部位のうち少なくともいずれかを含むことができる。
前記貼付層は、複数の針部を有するマイクロニードルの形態とすることとすれば、有効成分を肌を介して体内に取り込み易くすることができる。
以上説明したように、本考案によれば、肌に貼り付けることにより有効成分を肌を介して体内に取り込むことが可能となる。
本考案の貼付剤を人体の肌に貼り付けた状態を示す図である。 同貼付剤の構成の概要を示す図であり、(a)は表面側を示す平面図、(b)は裏面側を示す平面図、(c)は側面図である。 同貼付剤の裏面側の構成の詳細を示す斜視図である。 同貼付剤の人体における貼り付け部位を説明するための図である。
本考案の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本考案の貼付剤を人体の肌に貼り付けた状態を示す図、図2は、本考案の貼付剤の構成の概要を示す図、図3は、同貼付剤の裏面側の構成の詳細を示す斜視図、図4は、同貼付剤の人体における貼り付け部位を説明するための図である。なお、以下の説明においては、人体の顔における目側を上方、口側を下方、頬側を側方として各方向を定義するものとし、図4において各方向を図示するものとする。
これらの図を参照して貼付剤1の概要を説明すると、貼付剤1は、人体100の顔、首、胸、背中、腕、足等の肌101に貼り付け可能な層3を有し該貼付層3に有効成分を含有している(図1では胸に貼付剤1を貼り付けた状態を示している)。
貼付剤1は、矩形状より詳しくは長方形状で伸縮可能なフィルム状部材またはシート状部材10(以下単にフィルム状部材10とする)の裏面1B側に貼付層3を施しており、貼付層3は、複数の針部3´を有するマイクロニードルの形態とすることができる。フィルム状部材10は、ロール幅130~150mmのロール状体から所定に切り出されて形成される。
貼付層3は、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分から選ばれる1種または2種以上の有効成分を含有することとし、有効成分は、油溶性としている。更に、有効成分は、粉状または液状とすることができる。
また、有効成分は、ビタミン類、プラセンタ、セラミド、アロマオイル、エラスチン、ミネラル、ヒアルロン酸、パントテン酸、コラーゲンから選ばれる1種または2種以上とすることができ、ビタミン類は、ビタミンA若しくはビタミンA誘導体、ビタミンB若しくはビタミンB誘導体、ビタミンC若しくはビタミンC誘導体、ビタミンD若しくはビタミンD誘導体、ビタミンE若しくはビタミンE誘導体から選ばれる1種または2種以上とすることができる。例えば、ビタミンC誘導体の場合、1~5%の配合程度となる。
ここで、貼付層3は、有効成分とともに接着成分を含有することとしている。すなわち、接着成分は、糊剤とすることができ、糊剤は、アクリル酸エステル共重合樹脂、トルエン、および酢酸エチルのうち少なくともいずれか一つを含有することができる。本考案の貼付剤1の貼付層3は、糊剤の質量を100として、アクリル酸エステル共重合樹脂は40~50とし、トルエンは25~35とし、酢酸エチルは20~30とすることとしている。
なお、本考案の貼付剤1の表面1A側より詳しくはフィルム状部材10の表面側1Aは印刷可能な印刷面とすることとしている。これにより、表面1A側に様々な模様や図柄、写真を印刷することができ、美観を向上させることができ、貼付剤1の付加価値を向上させることができる。
また、本考案の貼付剤1の表面1A側より詳しくはフィルム状部材10の表面側1Aには、所定のデザインが施され、所定のデザインは、キャラクターのデザインとすることとすれば、更に美観を向上させることができ、貼付剤1の付加価値を向上させることができる。
以上説明したように、本考案の貼付剤1によれば、肌101に貼り付け可能な貼付層3を有し該貼付層3に有効成分を含有することとしたので、肌101に貼り付けることにより有効成分を肌101を介して体内に取り込むことが可能となる。
また、貼付層3は、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分から選ばれる1種または2種以上の有効成分を含有することとしたので、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分を肌101を介して体内に取り込むことができる。
更に、貼付層3は、有効成分とともに接着成分を含有することとしたので、貼付層3を肌101に貼り付けることが可能となる。
更にまた、貼付層3の有効成分は、油溶性とすることとしたので、貼付剤1の製造時における乾燥工程においても有効成分が蒸発等することにより飛散することを少なくすることができ、有効成分の質量を所定に保持することができる。
また、貼付層3は、複数の針部3´を有するマイクロニードルの形態とすることとしたので、有効成分を肌101を介して体内に取り込み易くすることができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるとなく種々の変形実施、応用実施が可能であることは勿論である。
例えば、上述した実施形態にあっては、貼付剤1より詳しくはフィルム状部材10は、矩形状より詳しくは長方形状とすることとしているがその他の各種の形状に形成することとしてもよい。
すなわち、貼付剤1より詳しくはフィルム状部材10は、人体の所定の部位の形状に対応した形状に形成されることとすることができ、人体の所定の部位は、顔、首、足首、足裏、胸、および腰のうち少なくともいずれかを含むことができる。
フィルム状部材10が貼り付けられる顔の部位は、図4に示すように、例えば顔の顎、目の下方、目の横、頬の下部のほうれい線の発生部位のうち少なくともいずれかを含むこととすることができる。顔の顎の部位に貼り付けられる貼付剤1は、三日月形とし、目の下方およびほうれい線の発生部位に貼り付けられる貼付剤1は、弓形とし、目の横に貼り付けられる貼付剤1は、矩形状とすることができる。
符合の説明
1:貼付剤
1A:表面
1B:裏面
3:貼付層
3´:針部
10:フィルム状部材
100:人体
101:肌

Claims (19)

  1. 肌に貼り付け可能な貼付層を有し該貼付層に有効成分を含有することを特徴とする貼付剤。
  2. 前記貼付層は、栄養補助成分、化粧成分、美容成分、薬効成分から選ばれる1種または2種以上の前記有効成分を含有することを特徴とする請求項1に記載の貼付剤。
  3. 前記有効成分は、ビタミン類、プラセンタ、セラミド、アロマオイル、エラスチン、ミネラル、ヒアルロン酸、パントテン酸、コラーゲンから選ばれる1種または2種以上とすることを特徴とする請求項2に記載の貼付剤。
  4. 前記ビタミン類は、ビタミンA若しくはビタミンA誘導体、ビタミンB若しくはビタミンB誘導体、ビタミンC若しくはビタミンC誘導体、ビタミンD若しくはビタミンD誘導体、ビタミンE若しくはビタミンE誘導体から選ばれる1種または2種以上とすることを特徴とする請求項3に記載の貼付剤。
  5. 前記貼付層は、前記有効成分とともに接着成分を含有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の貼付剤。
  6. 前記接着成分は、糊剤とすることを特徴とする請求項5に記載の貼付剤。
  7. 前記糊剤は、アクリル酸エステル共重合樹脂、トルエン、および酢酸エチルのうち少なくともいずれか一つを含有することを特徴とする請求項6に記載の貼付剤。
  8. 前記糊剤の質量を100として、前記アクリル酸エステル共重合樹脂は40~50とし、前記トルエンは25~35とし、前記酢酸エチルは20~30とすることを特徴とする請求項7に記載の貼付剤。
  9. 前記有効成分は、油溶性とすることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の貼付剤。
  10. 前記有効成分は、粉状または液状とすることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の貼付剤。
  11. 前記貼付層は、フィルム状部材またはシート状部材に施されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の貼付剤。
  12. 前記フィルム状部材または前記シート状部材は、裏面側に前記貼付層を施すとともに、表面側を印刷可能な印刷面とすることを特徴とする請求項11に記載の貼付剤。
  13. 前記フィルム状部材または前記シート状部材の表面側には、所定のデザインが施されることを特徴とする請求項12に記載の貼付剤。
  14. 前記所定のデザインは、キャラクターのデザインとすることを特徴とする請求項13に記載の貼付剤。
  15. 前記フィルム状部材または前記シート状部材は、伸縮可能とすることを特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれか一項に記載の貼付剤。
  16. 人体の所定の部位の形状に対応した形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか一項に記載の貼付剤。
  17. 前記人体の所定の部位は、顔、首、足首、足裏、胸、および腰のうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項16に記載の貼付剤。
  18. 前記顔は、前記顔の顎、目の下方、目の横、頬の下部のほうれい線の発生部位のうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項17に記載の貼付剤。
  19. 前記貼付層は、複数の針部を有するマイクロニードルの形態とすることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載の貼付剤。
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