JP3235853U - 付加製造システムにおいて使用するフィラメントドライブ機構及びフィラメントドライブ - Google Patents

付加製造システムにおいて使用するフィラメントドライブ機構及びフィラメントドライブ Download PDF

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Abstract

Figure 0003235853000001
【課題】押し出し方式の付加製造技法によって3Dパーツをプリントするときのフィラメント送り及び送達の信頼性を改善するフィラメントドライブを提供する。
【解決手段】フィラメントドライブ機構は、ドライブ160C及びドライブ170Cを備える。各ドライブは、第1の回転可能シャフト110、161及び逆回転構成で第2の回転可能シャフト172、180を含む。各ドライブは、各回転可能シャフト上に1つのフィラメント係合要素があり、間にギャップがあるフィラメント経路の対向する側に位置決めされる、一対のフィラメント係合要素を含む。ドライブ機構は、ブリッジシャフトを含み、各シャフトのうちの1つは、所望の回転レートでモータによって駆動され、各対のフィラメント係合要素は、フィラメント経路内でフィラメントに係合し、同じ回転レートで逆回転している間にフィラメントを前進させる。
【選択図】図15B

Description

本開示は、材料押し出し技法によって3Dパーツをプリントするか又はその他の方法でビルドする付加製造システムに関する。特に、本開示は、押し出し方式の3Dプリントにおいて使用するフィラメントドライブ機構に関する。
3Dプリンティングとも呼ばれる付加製造は、概して、3次元(3D)物体が、従来の機械加工の場合のように材料を削除するのではなく、パーツを形成するために材料を付加することによってビルドされるプロセスである。1つ以上の付加製造技法を使用して、実質的に任意の形状の3次元中実物体を、3Dプリンタと一般的に呼ばれる付加製造システムによって、物体のデジタルモデルからプリントすることができる。典型的な付加製造ワークフローは、3次元コンピュータモデルを、一連の層を規定する薄い断面にスライスすること、その結果物を2次元位置データに変換すること、及び、付加ビルドスタイルで3次元構造を製造する3Dプリンタにデータを送ることを含む。付加製造は、材料押し出し、インク噴射、選択的レーザー焼結、粉末/結合剤噴射、電子ビーム溶融、電子写真イメージング、及びステレオリソグラフィプロセスを含む製作方法に対して多くの異なる手法を必要とする。
典型的な押し出し方式の付加製造システム(例えば、Stratasys, Inc.(ミネソタ州エデンプレイリー)によって開発された溶融堆積モデリングシステム(fused deposition modeling system))において、3D物体は、制御された押し出しレートでツール経路(toolpath)に沿ってプリントヘッドから、粘性があり流動性がある熱可塑性材料又は充填材入り熱可塑性材料を押し出すことによって、プリントパーツ(printed part)のデジタル表現からプリントすることができる。押し出された材料の流れは、基材上のロードシーケンスとして堆積され、先に堆積した材料に融着し、温度の降下によって凝固する。プリントヘッドは、ある供給量の熱可塑性材料を柔軟性フィラメントの形態で受け取る液化機、及び、溶融材料を吐出するためのノズル先端を含む。フィラメントドライブ機構は、ドライブホイール及び軸受け表面又は歯付きホイールの一対を用いる等でフィラメントに係合し、フィラメントが溶融される液化機内にフィラメントを送る。フィラメントの非溶融部分は、本質的に、液化機チューブの直径を満たし、プラグフロータイプの圧送動作であって、溶融フィラメント材料を、パーツをプリントする先端から、液化機内で更に下流に押し出して、樹脂材料の連続流れ又はツール経路を形成する、プラグフロータイプの圧送動作を提供する。押し出しレートは、制限されず、液化機内へのフィラメントの送りレートに依存するだけであり、フィラメントは、Combの特許文献1に開示されているような目標押し出しレートを達成するために計算された送りレートで前進する。
材料が平面層に堆積するシステムにおいて、基材に対するプリントヘッドの位置は、各層が形成された後、(ビルド平面に垂直な)軸に沿って増分され、プロセスは、その後、デジタル表現に類似するプリントパーツを形成するために繰り返される。パーツ材の層を堆積させることによってプリントパーツを作製するとき、サポート層又は構造は、通常、構築中のプリントパーツの(パーツ材自体によって支持されない)オーバハング部分の下に又はプリントパーツのキャビティ内にビルドされる。サポート構造は、パーツ材を堆積するのと同じ堆積技法を利用してビルドすることができる。ホストコンピュータは、形成されるプリントパーツのオーバハング又は自由空間セグメント用のサポート構造として働く更なる幾何形状を生成する。次いで、サポート材は、プリントプロセスの間に生成される形状に応じて堆積される。サポート材は、作製中にパーツ材に付着し、プリントプロセスが終了したときに完成したプリントパーツから除去可能である。
多軸付加製造システムは、溶融堆積モデリング技法を使用して3Dパーツをプリントするために利用することができる。多軸システムは、6自由度で可動なロボットアームを含むことができる。多軸システムは、2つ以上の自由度で可動であり、かつ、パーツの幾何形状に基づく重力の作用を打ち消すために、ビルドされる3Dパーツを位置決めするロボットアームの運動に無関係である、ビルドプラットフォームを含むこともできる。押し出し機は、ロボットアームの端部に取り付けることができ、複数の流量で材料を押し出すように構成することができ、ロボットアーム及びビルドプラットフォームの運動は、3Dパーツをビルドするために押し出し材料の流量と同期する。複数の運動軸は、パーツ全体に至るまでの単一の連続3Dツール経路又は単一パーツをビルドするように構成される複数の3Dツール経路を含む、3Dパーツをプリントするための複雑なツール経路を利用することができる。3Dツール経路の使用は、階段ステッピング(stair-stepping)(層エイリアシング(layer aliasing))、継ぎ目(seams)、サポートについての要件等の、従来の平面ツール経路3Dプリンティングに関する問題を軽減することができる。ビルドされるパーツを、同じビルド平面内にそれぞれがプリントされる複数の層にスライスする要件なしで、パーツの幾何形状を、プリントの向きを決定するために使用することができる。
どのプリントシステムアーキテクチャが使用されても、溶融堆積モデリングについてのプリンティング動作は、目標押し出しレートで材料を押し出すことになる送りレートでの液化機内へのフィラメントの予測可能でかつ制御される前進に依存する。
米国特許第6,547,995号
したがって、押し出し方式の付加製造技法によって3Dパーツをプリントするときのフィラメント送り(feeding)及び送達(delivering)の信頼性を改善することが引き続き必要とされている。
本開示の一態様は、付加製造システムとともに使用するフィラメントドライブ機構を対象とする。フィラメントドライブ機構は、少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブを備えるフィラメントドライブ機構を含む。各ドライブは、第1の回転可能シャフト及び逆回転構成で第1の回転可能シャフトに係合した第2の回転可能シャフトを含む。各ドライブは、一対のフィラメント係合要素であって、各回転可能シャフト上に1つのフィラメント係合要素があり、フィラメント経路内に提供されるフィラメントに係合するように、間にギャップがあるフィラメント経路の対向する側に位置決めされる、一対のフィラメント係合要素を含む。ドライブ機構は、第1のドライブから第2のドライブに回転動力を伝達するように構成されるブリッジフォロワーを含み、それにより、第1のドライブの第1の回転可能シャフトは、所望の送りレートでフィラメントを前進させるために選択された回転レートでモータによって駆動され、かつ、同じ回転レートで他のシャフトを回転させるように構成されるドライブシャフトであり、それにより、各対のフィラメント係合要素は、フィラメント経路内でフィラメントに係合することになり、また、フィラメントを液化機内に駆動するために、同じ回転レートで逆回転している間にフィラメントを前進させるように協働することになる。
本開示の別の態様は、付加製造システムとともに使用するフィラメントドライブ機構に関する。フィラメントドライブ機構は、第1の回転可能シャフト及び逆回転構成で第1の回転可能シャフトに係合した第2の回転可能シャフトを有する第1のフィラメントドライブ機構を含む。各回転可能シャフトは、複数の歯であって、フィラメント経路内に提供されるフィラメントに係合するように、間にギャップがあるフィラメント経路の対向する側に位置決めされる、複数の歯を有する。複数の歯は約0.08インチ~約0.15インチに及ぶ幅を有し、フィラメントに係合するように構成される実質的に平坦な表面を有する。
本開示の別の態様は、付加製造システムとともに使用するフィラメントドライブ機構に関する。フィラメントドライブ機構はクワッドドライブを含み、動力は、フィラメントに係合するように構成される各シャフトが実質的に同じレートで回転するようにクワッドドライブの単一シャフトに直接的に又は間接的に供給される。
本開示の別の態様は、付加製造システムとともに使用するプリントヘッドに関する。フィラメントドライブ機構は少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブを含む。各ドライブは、フィラメント経路に沿って直列に位置決めされた一対のフィラメントドライブホイールを有し、その間に或る空間を有する各対は、フィラメント経路内でフィラメントに係合するように構成され、各対は、実質的に同一のレートで回転するように構成される。各ドライブホイール対は第1のシャフトを有し、ギア歯は第1のシャフトの外周の周りに延在し、第1の係合表面は、第1のギア歯から離間しかつ第1のシャフトの外周の周りに延在し、第1の係合表面は複数のフィラメント係合歯を備える。各ドライブホイール対は、第1のシャフトに実質的に平行な第2のシャフトを有し、第2のドライブシャフトは、第2のシャフトの外周の周りに延在するギア歯を有する。第2のシャフトは、第2のギア歯から離間しかつ第2のシャフトの外周の周りに延在する第2の係合表面を含み、第2の係合表面は、第1の係合表面の係合歯に対向する複数のフィラメント係合歯を備える。フィラメントドライブ機構は、第1のシャフト及び第2のシャフト上のギア歯に係合するギア歯を有するブリッジフォロワーシャフトを含み、それにより、動力が、第1のドライブから第2のドライブに伝達され、第1のドライブ及び第2のドライブが、逆回転方向に回転し、フィラメントを実質的に同一のレートで係合させることをもたらす。少なくとも離間した第1のドライブ及び第2のドライブの各ドライブの第1の係合表面及び第2の係合表面は、両者の間でフィラメントを係合させるように構成され、それにより、離間したドライブホイールの対の各ドライブホイール上の少なくとも2つのフィラメント係合歯は、フィラメントに常に係合し、フィラメントを液化機内に駆動させる。
本開示の別の態様は、エラストマーパーツ材から3Dパーツをプリントする方法を対象とする。方法は、フィラメント形態でエラストマー材料又は束縛粒子材料を提供することと、フィラメントを、フィラメントドライブ及び液化機を有するプリントヘッドまで誘導することとを含む。方法は、少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブを備えるフィラメントドライブ機構にフィラメントを係合させることを含む。各ドライブは、一対の離間したフィラメントドライブホイールを備え、少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブの離間したフィラメントドライブホイールの各対は、フィラメントの対向する側に実質的に同じレートで係合するように構成される。各フィラメントドライブホイール対は、第1のシャフトを含み、第1のシャフトは、第1のシャフトの円周の周りに延在する第1のギア歯、及び、第1のギア歯から離間し、第1のシャフトの円周の周りに延在する第1の係合表面を有し、第1の係合表面は複数のフィラメント係合歯を備える。各フィラメントドライブホイール対は、第1のシャフトに実質的に平行な第2のシャフトを含み、第2のドライブシャフトは、第2のシャフトの円周の周りに延在する第2のギア歯を含み、第2のギア歯は第1のギア歯と相互に噛み合う。第2のドライブシャフトは、第2のシャフトの円周の周りに延在する第2の係合表面を含み、第2の係合表面は第1のドライブシャフトの第1の係合表面から離間し、第2の係合表面は複数のフィラメント係合歯を備え、第1のシャフト及び第2のシャフトは逆回転方向に回転する。フィラメントドライブ機構は第1のドライブ及び第2のドライブ上のギア歯に係合するギア歯を有するブリッジフォロワーシャフトを含み、それにより、動力が第1のドライブから第2のドライブに伝達され、第1のドライブ及び第2のドライブが、実質的に同じレートでフィラメントに係合することをもたらし、少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブの一方のシャフトのみがモータによって駆動される。方法は、溶融パーツ材を提供するために液化機内でフィラメントを溶融させることと、3次元パーツをプリントするために、液化機から溶融パーツ材を押し出すこととを含む。
定義
特段の記載が無い限り、本明細書で使用される以下の用語は、以下で規定される意味を有する。
「の上(above)」、「の下(below)」、「上部(top)」、「下部(bottom)」等の方向に関する位置特定は、3Dパーツの層プリント方向を参照して行われる。以下に示す実施形態において、層プリント方向は、垂直なz軸に沿って上方向である。これらの実施形態において、用語「の上」、「の下」、「上部」、「下部」等は、垂直なz軸に基づく。しかし、3Dパーツの層が、水平なx軸又はy軸等の異なる軸に沿ってプリントされる実施形態において、用語「の上」、「の下」、「上部」、「下部」等は、所与の軸を基準にする。
「プリントヘッドを設ける(providing a print head)」等の用語「設ける、提供する(providing)」は、実用新案登録請求の範囲において述べられるとき、提供されるアイテムの任意の特定の供給又は受取りを必要とすることを意図されない。むしろ、用語「設ける、提供する」は、明確にしかつ読み易くするために、実用新案登録請求の範囲(複数の場合もある)の後続の要素において言及されることになるアイテムを挙げるために使用されるだけである。
用語「約(about)」及び「実質的に(substantially)」は、当業者に知られている予想される変動(例えば、測定における制限及び変動性)のために、測定可能な値及び範囲に関して本明細書で使用される。
用語「デュアルドライブ(dual drive)」は、一対の逆回転するシャフトを有するフィラメントドライブ機構を指し、各シャフトは、フィラメントに係合するように構成される複数のフィラメント係合歯を備える係合表面を有し、各シャフトは、単一動力源によって直接的に又は間接的に駆動され、同じ回転レートを有するように構成される。
用語「クワッドドライブ(quad drive)」は、フィラメントに係合するように構成される2つの対の逆回転するシャフトを有するフィラメントドライブ機構を指し、フィラメントに係合するように構成される各シャフトは、複数のフィラメント係合歯を備える係合表面を有し、フィラメントに係合するように構成される各シャフトは、単一動力源によって直接的に又は間接的に駆動され、同じ回転レートを有するように構成される。
用語「ヘックスドライブ(hex drive)」は、フィラメントに係合するように構成される3つの対の逆回転するシャフトを有するフィラメントドライブ機構を指し、フィラメントに係合するように構成される各シャフトは、複数のフィラメント係合歯を備える係合表面を有し、フィラメントに係合するように構成される各シャフトは、単一動力源によって直接的に又は間接的に駆動され、同じ回転レートを有するように構成される。
本開示のフィラメントドライブ機構を利用する押し出し方式の付加製造システムの正面概略図である。 ヘッドキャリッジ上の一対のプリントヘッドの斜視図である。 本開示のクワッドドライブの一実施形態の斜視図である。 本開示のクワッドドライブの実施形態のギアの側面図である。 第1の場所のギアに取り付けられたドライブを有する本開示のクワッドドライブのギアの部分分解斜視図である。 第1の場所のドライブギアを有する本開示のクワッドドライブの正面概略図である。 第1の場所のドライブギアを有する、フィラメント経路が示されるクワッドドライブのドライブブロックの断面図である。 第2の場所のドライブギアを有する本開示のクワッドドライブの正面概略図である。 本開示のヘックスドライブの正面概略図である。 フィラメント経路が示されるヘックスドライブのドライブブロックの断面図である。 位相ずれ係合歯に硬質フィラメントを係合させる従来技術のデュアルドライブの概略図である。 位相ずれ係合歯にエラストマーフィラメントを係合させる従来技術のデュアルドライブの概略図である。 エラストマーフィラメントに係合するクワッドドライブの概略図である。 エラストマーフィラメントに係合するヘックスドライブの概略図である。 硬質フィラメントに係合するクワッドドライブの概略図である。 硬質フィラメントに係合するヘックスドライブの概略図である。 図13A及び図13Bのフィラメントドライブシステムによって駆動されるフィラメントの図である。 各対内の歯と2つの対間とに関して同相に、エラストマーフィラメントを同相の係合歯に係合させるクワッドドライブの概略図である。 各対内の歯と対の間とに関して同相に、エラストマーフィラメントを同相の係合歯に係合させるヘックスドライブの概略図である。 エラストマーフィラメントを同相の平坦な係合歯に係合させるデュアルドライブの概略図である。 エラストマーフィラメントを逆回転するドライブの各対上の同相の平坦な係合歯に係合させるクワッドドライブの概略図である。 エラストマーフィラメントを平坦な係合歯に係合させるヘックスドライブの概略図である。 硬質フィラメントを鋭利な係合歯に係合させるデュアルドライブの概略図である。 硬質フィラメントを鋭利な係合歯に係合させるクワッドドライブの概略図である。 硬質フィラメントを鋭利な係合歯に係合させるヘックスドライブの概略図である。 2:1の比のフィラメント係合歯を有するヘックスドライブの概略図である。 図17のドライブを使用するフィラメント上の刻み目(indention)の図である。
本開示は、フィラメント形態で消耗原材料(consumable feedstock material)を引き出し送るための溶融堆積モデリング付加製造システム又は3Dプリンタとともに使用するフィラメントドライブ機構を対象とする。フィラメントドライブ機構は、典型的には、フィラメントを、液化機内で溶融状態まで加熱し、3Dパーツをプリントするためにノズル又は液化機先端を通して溶融材料を押し出すプリントヘッド又は押し出し機のサブコンポーネントである。本開示のフィラメントドライブ機構は、フィラメント経路内にフィラメントとの改善された係合点を含む。幾つかの実施形態において、複数のドライブは、フィラメント経路に沿って直列に位置決めされ、それにより、フィラメント経路内に延長した長さ及びフィラメントとの更なる係合点を提供する。複数のドライブを直列に使用すると、直列の各ドライブは、フィラメントを液化機まで前進させるために、システムコントローラによって制御される実質的に同一のレートで回転するように構成される。
本開示のフィラメントドライブ機構は、フィラメントが、種々の材料のうちの任意の材料で形成されるフィラメントとともに有利に使用することができるが、硬質又は軟質フィラメント等の、フィラメント材料であって、(大きいスプール又は重いスプールから等の)より大きい引張力を必要とする、又は、従来技術の典型的なフィラメントドライブ機構を使用して送ることが普通なら困難である、フィラメント材料を送るときに使用するのに特に適する。更なる係合点及び/又は延長した長さを有するフィラメントドライブ機構は、従来の熱可塑性3Dプリンティングフィラメントと比較してより柔軟である又はより硬質であるフィラメント、例えば、低デュロメータ材料で形成されるより軟質のフィラメント、又は束縛粒子若しくは繊維を含むより硬質のフィラメントを送るために特定の利点を提供することが見出された。
低デュロメータ材料は、エラストマー材料、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレンブロックアミド、シリコーン、ゴム、及び硬質ゴムを含むが、それに限定されない。モデリングフィラメントは、例えば、以下の低デュロメータ材料、すなわち、シリコーン、ゴム、及び/又は熱可塑性ポリウレタンのうちの1つ以上から形成することができる。例えば、フィラメント材料は、ショアAスケール上で約95よりも小さいデュロメータを有する材料から形成することができる。さらに、フィラメント材料は、ポリマー材料の混合物とすることができ、また、ポリウレタン等の熱可塑性エラストマーから実質的に形成することができる。そのような低デュロメータ材料は、粘着性表面を有する傾向があるため、ABS、PC、及びPLA等の溶融堆積モデリング3Dプリンティングのために使用される典型的な材料に対して、概ね高い摩擦係数を材料が有する。低デュロメータ材料の弾性、減少した剛性、及び粘着性は、従来技術のプリントヘッドにおける送りレート誤差、詰まり、不正確な押し出しレートを引き起こすことが見出された。なぜならば、低デュロメータフィラメントが、従来技術のフィラメントドライブ機構において、伸長する、滑る、よじれる、裂ける、粉々になる、及び/又は詰まる傾向があるからである。これらの誤差及び不正確さは、不十分なパーツ品質及び/又は3Dパーツをプリントするときの失敗をもたらす。
束縛粒子フィラメントは、金属、セラミック、鉱物、ガラスバブル、ガラススフィアー、又は、ポリマーマトリクス内でのそのような粒子状物質の組み合わせ及び混合物から形成することができる。束縛粒子フィラメントは、例えば、Heikkilaの米国特許第9,512,544号に記載されている。そこに記載されているように、例示的な束縛フィラメントは、約1wt%~70wt%の熱可塑性ポリマー及び約30wt%~99wt%のポリマー内に分散された粒子状物質であって、500ミクロンよりも小さい粒子サイズを有しかつ粒子分布の高密度充填を達成するように構成される、粒子状物質から構成される。他のタイプの粒子状物質フィラメントは、Priedemanの米国特許第7,910,041号に記載されているような複合フィラメントを含む。そこに記載されているように、フィラメントの特性を操作するために、超微小繊維がキャリア材料に添加される。束縛粒子フィラメントは、典型的な溶融堆積モデリングフィラメントよりも硬質であり、また、より軟質のフィラメントを送るために使用されるドライブホイールに対して滑ることが立証された。
幾つかの実施形態において、本開示のフィラメントドライブ機構は、複数のドライブを含み、各ドライブは、一対の逆回転するドライブホイールを提供し、それにより、一度にフィラメントに貫入し係合する係合歯の数を増加させ、フィラメントに与える駆動力を増加させる。フィラメントドライブの増加した駆動力及び延長した長さは、原材料供給部又は供給源からフィラメントを送り、フィラメントを、目標送りレートで液化機内に駆動するのを助ける。増加した駆動力は、滑り、伸長、及びよじれを回避又は最小にしながら、原材料供給部の及び/又は原材料供給源と液化機との間の摩擦力を克服するのに十分である。幾つかの実施形態において、ドライブの半径、直径、又は円周、各ドライブ上の歯の数、及びドライブ間の距離が考慮されるため、連続するドライブの歯は、先行する対の逆回転するドライブホイールによって、フィラメント内に先に作成されたノッチに係合する。より軟質の材料を用いてプリントするときにフィラメント内の同じノッチを利用することは、プリントヘッド内でのデブリ蓄積を減少させ、それにより、プリントヘッドの信頼性を高める。ノッチの利用は、他の材料を駆動するときも有利に使用することができ、例えば、フィラメントドライブ上の摩耗を減少させる。
本開示は、任意の適切な押し出し方式の3Dプリンタとともに使用することができる。例えば、図1は、実質的に水平なプリント平面を有する例示的な3Dプリンタ10を示し、実質的に水平なプリント平面において、パーツは印刷されるとともに、このパーツが2つのプリントヘッド18を使用して層ごとにプリントされるにつれて実質的に垂直方向に割り出される。示す3Dプリンタ10は、2つの消耗品集成体(consumable assembly)12を使用し、各消耗品集成体12は、システム10によるプリントのために消耗品フィラメントの供給部を保持する、容易に装填可能、取外し可能かつ交換可能なコンテナデバイスである。典型的に、消耗品集成体12のうちの一方は、パーツ材フィラメントを収容し、他方の消耗品集成体12はサポート材フィラメントを収容し、それぞれが、フィラメントを1つのプリントヘッド18に供給する。しかしながら、両方の消耗品集成体12は構造が同一であるものとすることができる。各消耗品集成体12は、例えば、Turley他の米国特許第7,063,285号と、Taatjes他の米国特許第7,938,356号と、Mannella他の米国特許第8,985,497号及び同第9,073,263号とにおいて論じられているように、巻回式スプール、スプールなしコイル、又は他の供給機構上に消耗品フィラメントを保持することができる。
図2に示すように、各プリントヘッド18は、ノズル先端14を有する液化機20を保持するハウジングを備えるデバイスである。ガイドチューブ16は、各消耗品集成体12とプリントヘッド18とを相互接続し、フィラメント供給部からプリントヘッドまでのフィラメント経路を提供する。ガイドチューブ16は、システム10のコンポーネントとすることができ、図示する実施形態において、プリントヘッド18は、一端でガイドチューブ16に取り付けられ、別の端でプリントヘッド18に係合する端ピース17を含む。図示する実施形態において、端ピース17は、フィラメントが過度に鋭角に屈曲することを防止する半径を有する弧状構成を保持するのに十分に硬質であり、過度に鋭角に屈曲することは、フィラメントを破壊させるか又はフィラメント内に折り目を作成する可能性があり、それは、フィラメントがプリントヘッドに送られないことをもたらす可能性がある。他の実施形態において、ガイドチューブ16は、消耗品集成体及び/又はプリントヘッドのサブコンポーネントであり、システム10に出し入れして各消耗品集成体及び/又はプリントヘッドとともに交換することができる。ガイドチューブは、典型的には、フィラメントとガイドチューブの内側表面との間の摩擦力を減少させるように最小化される長さを有する。また、ガイドチューブ内の屈曲部の数及び範囲は、典型的には、ガイドチューブの内側表面とフィラメントとの間の接触面積を最小にするように最小化される。しかしながら、フィラメントとガイドチューブとの間の摩擦力は、なくすことができず、一部のプリンタアーキテクチャにおいて及び一部の材料タイプを使用するとき、フィラメントに対する適切な引張力を可能にするために、又は、プリントヘッドにおける滑り、スピンアウト、及び押し出し損失の問題を回避するために十分に消散させることができない。
例示的な3Dプリンタ10は、ツール経路に沿って溶融材のロード(road)を押し出すことによって、消耗品集成体12のパーツ材フィラメント及びサポート材フィラメントから、パーツ又はモデル及び対応するサポート構造(例えば3Dパーツ22及びサポート構造24)をそれぞれプリントする。ビルド動作中に、消耗品フィラメントの連続するセグメントは、プリントヘッド18内へと駆動され、それらは、液化機20内で加熱され溶融される。溶融した材料は、プリントパーツを生成するために、層ごとのパターンでノズル先端14を通して押し出される。適切な3Dプリンタ10は、Stratasys, Inc.(ミネソタ州エデンプレイリー)によって商標「FDM」で開発された溶融体積モデリングシステムを含む。
図示のように、3Dプリンタ10は、システムキャビネット又はフレーム26と、チャンバ28と、プラテン30と、プラテンガントリ32と、ヘッドキャリッジ34と、ヘッドガントリ36とを備える。キャビネット26は、消耗品集成体12を受けるように構成されているコンテナベイを備えることができる。代替的な実施形態において、3Dプリンタ10の全体的なフットプリントを低減するためにコンテナベイを省略してもよい。これらの実施形態では、消耗品集成体12は、プリンタ10に近接することができる。
チャンバ28は、3Dパーツ22及びサポート構造24をプリントするためのプラテン30を収容している。チャンバ28は、閉鎖環境とすることができ、パーツ材及びサポート材が押し出し及び堆積後に固化する速度を下げるために(例えば歪み及びカールを減らすために)、チャンバ28を(例えば循環する加熱空気によって)加熱してもよい。代替的な実施形態において、チャンバ28は、省略してもよく、及び/又は様々なタイプの造形環境と置き換えてもよい。例えば、3Dパーツ22及びサポート構造24は、大気条件に開放している造形環境中、又は代替構造(例えばフレキシブルなカーテン)によって閉鎖されていてもよい造形環境中でビルドされ得る。
プラテン30は、3Dパーツ22及びサポート構造24が層ごとにプリントされるプラットフォームであり、プラテンガントリ32によって支持されている。幾つかの実施形態において、プラテン30は、造形基材に係合して造形基材を支持することができる。造形基材は、Dunn他の米国特許第7,127,309号に開示されているような、プラスチック、段ボール又は他の適した材料から作製されたトレイ基材とすることができ、また、フレキシブルなポリマー膜若しくはポリマーライナ、塗装用テープ、ポリイミドテープ、又はプラテン30若しくは造形基材上に堆積した材料を付着させるための他の使い捨て製品を含むことができる。プラテンガントリ32は、プラテン30を垂直なz軸に沿って(又は実質的に沿って)移動させるように構成されているガントリアセンブリである。
ヘッドキャリッジ34は、プリントヘッド18を受けて保持するように構成されているユニットであり、ヘッドガントリ36によって支持されている。図示する実施形態において、ヘッドガントリ36は、プラテン30の上の水平x-y平面において(又は実質的にその平面において)ヘッドキャリッジ34(及び保持されているプリントヘッド18)を移動させるように構成される機構である。ヘッドガントリ36用の適切なガントリアセンブリの例は、Swanson他の米国特許第6,722,872号、及びComb他の米国特許第9,108,360号に開示されているものを含み、ヘッドガントリ36は、チャンバ28用の天井を画定する変形可能なバッフル(図示せず)を支持することもできる。ヘッドガントリ36は、1つ以上のモータ(例えば、ステッピングモータ及びエンコーダー付きDCモータ)、ギア、プーリ、ベルト、ねじ、ロボットアーム等を用いて等で、ヘッドキャリッジ34(及び保持されているプリントヘッド18)を移動させるための任意の適切なブリッジタイプガントリ又はロボット機構を利用することができる。
代替的な実施形態において、プラテン30は、チャンバ28内で水平なx-y平面において移動するように構成されてもよく、ヘッドキャリッジ34(及びプリントヘッド18)は、z軸に沿って移動するように構成されてもよい。他の類似の装置を、プラテン30及びプリントヘッド18の一方又は両方が互いに対して可動であるように使用することもできる。プラテン30及びヘッドキャリッジ34(及びプリントヘッド18)は、異なる軸に沿って配向されていてもよい。例えば、プラテン30は垂直に配向されていてもよく、かつプリントヘッド18は、x軸又はy軸に沿って3Dパーツ22及びサポート構造24をプリントすることができる。
図2は、本開示のフィラメントドライブ機構を含む2つのプリントヘッド18の例示的な実施形態を示す。図示するプリントヘッド18は、消耗品フィラメントを受け取り、溶融材料を生成するために液化機20内でフィラメントを溶融させ、液化機20のノズル先端14から溶融材料を堆積させるように同様に構成される。モータ(図示せず)は、モータのねじ山付き表面ギアを回転させるために、電気接続部を介してプリンタ10から動力を受け取るように構成される。モータの回転ギア(図示せず)は、回転動力を伝達するために、本考案のフィラメントドライブ機構(例えば、図3に示すフィラメントドライブ機構100)に係合する。モータ(図示せず)は、プリントヘッド18内に入れることができる、又は、プリンタ10のコンポーネントとすることができる。プリントヘッド18用の適切な液化機アセンブリの例は、Swanson他の米国特許第6,004,124号、及びBatchelder他の米国特許第8,439,665号に開示されているものを含む。プリントヘッド18が交換可能な単一ノズルプリントヘッドである更なる実施形態において、各プリントヘッド18用の適切なデバイス及びプリントヘッド18とヘッドガントリとの間の接続の例は、Swanson他の米国特許第8,419,996号及び同第8,647,102号、並びにBarclay他の米国特許出願公開第20180043627号に開示されているものを含む。
3Dプリンタ10はコントローラアセンブリ38も含み、コントローラアセンブリ38は、3Dプリンタ10のコンポーネントをモニターし動作させるように構成される1つ以上の制御回路(例えば、コントローラ40)及び/又は1つ以上のホストコンピュータ(例えば、コンピュータ42)を含むことができる。例えば、ムーブコンパイラ(move compiler)機能を実施すること等、コントローラアセンブリ38によって実施される制御機能のうちの1つ以上は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア等、又は、その組み合わせで実装することができ、データ記憶デバイス、プロセッサ、メモリモジュール等のコンピュータ方式のハードウェアを含むことができ、そのハードウェアは、システム10の外部及び/又は内部にあるものとすることができる。
コントローラアセンブリ38は、通信線44を通じて、プリントヘッド18、フィラメントドライブ機構100、チャンバ28(例えばチャンバ28用の加熱ユニットを備える)、ヘッドキャリッジ34、プラテンガントリ32及びヘッドガントリ36用のモータ、並びに様々なセンサ、較正デバイス、ディスプレイデバイス、及び/又はユーザ入力デバイスと通信することができる。幾つかの実施形態において、コントローラアセンブリ38は、プラテン30、プラテンガントリ32、ヘッドガントリ36、及び3Dプリンタ10の任意の他の適したコンポーネントのうちの1つ以上と通信することもできる。単一信号線として示すが、通信線44は、3Dプリンタ10の外部及び/又は内部にあるものとすることができる1つ以上の電気、光、及び/又は無線信号線を含むことができ、コントローラアセンブリ38が3Dプリンタ10の種々のコンポーネントと通信することを可能にする。
動作中、コントローラアセンブリ38は、プラテン30をチャンバ28内の所定の高さまで移動させるようプラテンガントリ32に指示することができる。次に、コントローラアセンブリ38は、ヘッドキャリッジ34(及び保持されているプリントヘッド18)をチャンバ28上方の水平なx-y平面において周囲に移動させるようヘッドガントリ36に指示することができる。コントローラアセンブリ38は、消耗品フィラメントの連続セグメントを消耗品集成体12からガイドチューブ16を通して液化機20内へと選択的に前進させるようプリントヘッド18に指示することもできる。
本明細書の同一出願人が所有する、Koop他の米国特許第9,321,609号の従来技術において、従来の消耗品フィラメントを液化機システム内に送るフィラメントドライブ機構が開示されている。Koopに記載されているフィラメントドライブ機構は、ドライブ138として図11Aに示されるような、互いとの係合によって駆動される、単一対の逆回転するドライブホイールすなわちデュアルドライブを利用する。好ましい実施形態において、個々のフィラメント係合歯は、交錯する(interlaced)か又は位相がずれており、それにより、フィラメントは、フィラメント141の駆動中の時間のうち少なくとも90%の間、少なくとも3つの歯に係合する。Koopにおける熱可塑性樹脂フィラメントの物理的特性は、塑性変形又は塑性破壊することなく、また望ましくは、フィラメントが液化機内に捕捉されないように低圧縮率を示すことなく、フィラメントがシステムを通して送られることを可能にするためにその長さに沿って柔軟性があるものとして記載されている。PLA、ABS、及びPC等のフィラメントは典型的な例である。このタイプのフィラメントの場合、高レベルの摩擦力を、各接触点においてフィラメント表面に加えることができ、ドライブ歯は、フィラメントに貫入する又は刻み込む(indent)ことができ、一方、フィラメントは、滑り又はよじれなしで液化機まで前進するためにフィラメント経路内で無傷かつ真っすぐのままである。
ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレンブロックアミド、及び硬質ゴム等の、より軟質の特性、より変形可能な特性、又はエラストマー特性を有するフィラメントタイプを有する、Koop他の単一ドライブフィラメントドライブ機構を使用すると、実験結果が示すところでは、変形可能フィラメントは、図11Bに示すような、ドライブホイール対の歯内に一致する傾向があり、ドライブフィラメントドライブ機構の詰まり、フィラメントの破壊、目標レートにおける軟質フィラメントの裂け、座屈、又はその他の方法での前進の妨害をもたらすということである。同様に、Koop他のフィラメントドライブ機構は、硬質の束縛粒子フィラメントを液化機内に送るとき、失速する、詰まる、又は「スピンアウトする(spin out)」(すなわち、ドライブホイールが回転している間、フィラメントは所定の場所に留まる)ことが立証された。なぜならば、そのような材料が、ドライブ歯による変形又は刻み込みに抗し、フィラメントドライブホイールに対して滑る傾向があるからである。本開示のフィラメントドライブ機構において、フィラメントの表面に加えられる摩擦力の量は、様々なフィラメントを液化機内に送り、スピンアウト、失速、又はジャミングに対して摩擦力を克服するように改善される。
図3及び図4を参照すると、本開示の例示的なプリントヘッド18内のクワッドフィラメントドライブ機構の実施形態が100で示される。フィラメントドライブ機構100は、プリントヘッド18の(又は3Dプリンタ10の)コンポーネントであり、従来技術のフィラメントドライブ機構よりも高い信頼性及び大きい力でプリントヘッド18の液化機18まで消耗品フィラメントの連続するセグメントを送るように構成される。フィラメントドライブ機構100は、複数のインラインドライブを含み、それぞれは、実質的に同一のレートで回転するように構成され、また、それぞれは、同じドライブトレーン及びモータによって動力供給される。
クワッドドライブ100は、ドライブブロック200と、ドライブブロック200によって画定されるフィラメント経路218と、外側ギア部分104及び内側ギア部分108を備えるギアアセンブリ101と、複数の歯付きギア116、124、及び130と、ドライブシャフト110と、トランスミッションシャフト120(ドライブブロック200によって保持され、ギアトレーンをともに形成する複数のギア及びシャフト)と、ブリッジシャフト190によって相互接続された2つのフィラメントドライブ160及び170(図5~図7に最もよく示される)とを含む。ギアアセンブリ101は、ドライブシャフト110に回転可能に固定され、ギア116及び124は、トランスミッションシャフト120に回転不能に固定され、ギア130は、ドライブシャフト110のスプライン140に回転不能に固定される。ギアアセンブリ101及びギア116は、ドライブブロック200の第1の側202に近接して位置し、一方、ギア124及びギア130は、ドライブブロック200の第2の側204に近接して位置する。ギアトレーンは、プリントヘッド内のモータ(図示せず)からフィラメントドライブ160及び170に動力を伝達して、フィラメントを液化機20内に前進させる。
図6を参照すると、ギアアセンブリ101の外側ギア部分104は、モータ(図示せず)のドライブギアに係合して、ギアアセンブリ101をドライブシャフト110の周りに時計回り方向に回転させる外周コグ102を有し、一方、内側ギア部分108上のコグ106は、ギア108の真下に位置決めされたギア116のコグ114に係合する。ギア116は、その後、トランスミッションシャフト120を反時計回り方向に回転させ、トランスミッションシャフト120は、次に、ギア124を反時計回り方向に回転させる。ギア124のコグ126は、ギア130上のコグ128に係合し、コグ128は、ドライブシャフト110の時計回り回転を生じさせる。こうして、トランスミッションシャフト120はドライブブロック200にわたって第1の側202から第2の側204に動力を伝達する。
モータから出力シャフトに回転速度を減じるようにドライブシャフト140に動力を提供することにより、ドライブにモータから直接動力供給することに対して機械的利点を提供するギアトレーンドライブシステムが示されているが、本開示は、限定はしないが、モータをドライブシャフト110に直接結合し、ベルトカップリングを使用することを含む、モータ(図示せず)からドライブシャフト110に動力を提供する任意の適切なドライブトレーンを利用することができる。
図5~図7を参照すると、クワッドドライブ100は、同様に構築される2つの対の離間したフィラメント係合ドライブ160及び170並びにブリッジシャフト190を含み、フィラメント係合ドライブ160及び170並びにブリッジシャフト190はドライブシャフト110によって動力供給される。フィラメントドライブ160は、ドライブシャフト110及びフォロワードライブ161を備える。ドライブシャフト110は、実質的に平滑な軸受け表面144によって分離された、ギア142及びフィラメント係合部分(例えば、歯)146を含む。フォロワードライブ161は、実質的に平滑な軸受け表面164によって分離された、ギア162及びフィラメント係合部分(例えば、歯)166を同様に含む。ドライブシャフト110は、ドライブブロック200内の相補的なキャビティ210内に位置決めされ、キャビティ210は、ドライブシャフト110の軸受け表面144に係合するように構成される。フォロワードライブ161は、ドライブブロック200内の相補的なキャビティ230内に位置決めされ、キャビティ230は、フィラメント通路218の反対側に位置決めされ、キャビティ210の像に対する鏡像である。キャビティ230は、フォロワードライブ161の軸受け表面164に係合するように構成される。ギア162はギア142に係合し、それにより、ギア142が矢印145で示す回転方向に駆動されると、ギア162は矢印165で示す逆回転方向に回転する。軸受け表面144、164とドライブブロックキャビティ210、230との係合は、ギアとフィラメント係合表面の適切な位置合わせを維持し、それにより、ドライブシャフト110及びフォロワードライブ161は、平行な回転軸の周りに回転する。
フィラメント係合ドライブ170は、フォロワードライブ161の構成と同じ構成を有するフォロワーシャフト172及び180を備える。シャフト172は、シャフト180上のギア182に係合するギア174を含み、それにより、ドリブンシャフト180は、矢印185で示すようにドリブンシャフト172の回転方向に対して逆回転方向に移動する。シャフト172は、キャビティ250内に位置決めされ、軸受け表面、及び、フィラメント経路218に入る歯を有するフィラメント係合部分178を含む。シャフト172は、矢印175で示すように、ドライブシャフト110の回転方向と同じ回転方向に回転する。シャフト180は、キャビティ260内に位置決めされ、軸受け表面、及び、フィラメント経路218に入る歯を有するフィラメント係合部分186を含む。
ブリッジシャフト190は、ドライブシャフト110のギア142上のコグに相互に噛み合うコグを有するギア192を含み、矢印145で示すドライブシャフト110の回転と逆である矢印195の方向への回転をもたらす。ブリッジシャフト190は、ギア192のコグとドリブンシャフト172のギア174上のコグとの相互噛み合いを通してドライブシャフト110から第2のドライブ170への動力を伝達し、それにより、ドリブンシャフト172は、ドライブシャフト110の回転方向と同じ回転方向である矢印175の方向に回転する。
キャビティ210、230、250、及び260は、上部縁220からドライブブロック200の底部縁222まで延在するフィラメント通路218に交差し、それにより、フィラメント歯は、フィラメントに係合しフィラメントに力を与えて、材料供給源からフィラメントを引き出し、3Dパーツ及び/又はサポート構造をビルドする押し出しのためにフィラメントを液化機内に駆動することができる。例示的なフィラメントドライブ機構100において、ブリッジシャフト190は、キャビティ210及び230と同様のキャビティ240内に位置決めされる。しかしながら、キャビティ240は、フィラメント通路218から離間し、それにより、ブリッジシャフト190はフィラメントに係合しない。
矢印145及び165の方向へのドライブシャフト110及びフォロワードライブ161の逆回転は、フィラメント係合歯146及び166がフィラメント通路218内へと回転することをもたらす。ブリッジシャフト190のギア192上のコグは、第2のフィラメント係合ドライブ170のドリブンシャフト172上のギア174上のコグに係合し、ドリブンシャフト172は、次に、フォロワーシャフト180を駆動する。逆回転するシャフト172及び180の運動は、歯179及び186が、それぞれ、フィラメントに係合しフィラメントに貫入し、フィラメントを液化機内に駆動するようにさせる。
動作時、クワッドドライブ100は、フィラメントに係合して、同じレートで供給源からフィラメントを引き出し、フィラメントを液化機内に駆動するために同期化される第1のフィラメントドライブ160及び第2のフィラメントドライブ170を利用する。動力が、複数の外部ギアによってドライブシャフト110に供給されるため、フィラメントドライブ機構160及び170は、同じレートで回転可能に運動する。
ドライブシャフト110は矢印145の回転方向に回転し、それは、ギア142及び162の相互噛み合いによって矢印165の回転方向へのフォロワードライブ161の逆回転を引き起こす。第1のドライブ160のドライブシャフト110及びフォロワードライブ161の逆回転は、フィラメント係合部分146及び166内の歯が、フィラメントの対向する側に係合しそれに貫入し、ドライブブロック200を通してフィラメントを押し出すようにさせる。
フィラメントドライブは、ドライブホイール歯がKoopの’609号に開示されているように互いに交錯した状態で、位相ずれして構成することができる、又は代替的に、対向する歯が調和して(in unison)フィラメントに係合する状態で、同相で構成することができる、又は、その他の方法で構成することができる。全ては、本開示の範囲内にある。
ドライブシャフト110にかかる単一ドライブ力は、両方のドライブ160及び170に動力を提供するために利用される。1つのドライブ力のみが利用されるため、ドライブ160及び170は、図1に示すように、供給源22からガイドチューブ26を通してフィラメントを引き出すときに、互いに同期し、互いに干渉しない。ドライブ160及び170が同期しなかった場合、フィラメントは、ドライブの間で座屈又は伸長を受ける可能性がある。
図8を参照すると、クワッドドライブ100の代替のバージョンが100Aで示され、ドライブ100との共通の特徴部は、実施形態100Aにおいて「A」が続く同じ数字で指定される。フィラメントドライブ100Aの特徴部が本明細書で述べられない場合、その特徴部は、実施形態100で述べたものと同じである。
クワッドドライブ100Aは、離間した逆回転するドライブ160A及び170Aを含む。しかしながら、ブリッジシャフト192Aは、逆回転するドライブ160A及び170Aを駆動するドリブンシャフトである。ブリッジシャフト192Aは、シャフト110A及び172に鏡像角度位置で係合し、それにより、ブリッジシャフト192Aは、同じ動力を両方のドライブ160A及び170Aに同時に供給し、それにより、ドライブ160A及び170Aの同期性を維持するのを助ける。さらに、ドリブンブリッジシャフト192Aは、フィラメントドライブ100内のドライブギア142よりも大きい直径のギアを有し、そのギアは、実施形態100においてドリブンシャフト140によって加えられるトルクと比べてドライブ160A及び170Aに加えるトルクを増加させる。増加したトルクは、フィラメントに入力される動力を増加させ、それにより、フィラメントを液化機チューブ内に確実に駆動するのを助ける。
図9及び図10を参照すると、ヘックスドライブ、フィラメントドライブ機構が300で示される。ドライブ100との共通の特徴部は、実施形態300において「B」が続く同じ数字で指定される。ヘックスドライブ300の特徴部が本明細書で述べられない場合、その特徴部は、実施形態100で述べたものと同じである。
ヘックスドライブ300は、上側の5つのシャフトが同じである点でクワッドドライブ100と同様であり、それにより、フィラメントドライブ機構300は、ドライブ160及び170を含むが、第3のドライブ310も含む。しかしながら、動力源を中心に位置付け、同じ動力をドライブのそれぞれに提供するために、ドライブシャフトの場所は、シャフト110からドライブシャフト172Bに移り、シャフト110Bは、実施形態300においてフォロワーシャフトである。
ドライブシャフト172Bは、第2のブリッジシャフト312を通して第3のドライブ310に動力を提供し、第2のブリッジシャフト312は、ドライブシャフト172Bのギア374と相互に噛み合うギア314を有し、矢印175で示すドライブシャフト172Bの回転と逆でありかつ第1のブリッジシャフト190と同じ回転方向である矢印315の方向への回転をもたらす。第2のブリッジシャフト312は、第2のドライブ170の構成と同じ構成を有する第3のドライブ310に動力を伝達する。
第2のブリッジシャフト312のギア314は、フィラメント係合ドライブ310のドリブンシャフト330上のギア332に係合する。ドリブンシャフト330は、キャビティ210から離間しかつキャビティ210と同じ構成を有するドライブブロック350内のキャビティ360内に位置決めされる。ドリブンシャフト330は、第1のドリブンシャフト340と構造的に同じであり、ギア332、軸受け表面、及び、フィラメント経路218に入る歯を有するフィラメント係合部分336を含む。ドリブンシャフト330は、矢印335で示すように、ドライブシャフト372の回転方向と同じ回転方向に回転する。
第3のフィラメント係合ドライブ310は、ドリブンシャフト330の構成と同じ構成を有するドリブンシャフト340及びフォロワーシャフト161を含む。ドリブンシャフト340は、ギア314上のコグに係合するギア342上のコグを有し、それにより、ドリブンシャフト340は、矢印345で示すように、ドリブンシャフト330の回転方向に対して逆の回転方向に移動する。ドリブンシャフト340は、キャビティ360の構成と同じ構成を有しかつキャビティ360から離間するキャビティ370内に位置決めされる。ドリブンシャフト340は、軸受け表面、及び、フィラメント経路218に入る歯を有するフィラメント係合部分346を含む。
したがって、ドライブ300は、離間したドライブの3つのセット160、170、及び310を含み、3つのセットは、フィラメントとの接触点の数を増加させて、或る材料についてドライブ力を増加させる。ドライブの数は、フィラメントの対向する側に係合する更なるブリッジシャフト及びシャフトの対を追加することによって増加することができる。
図12Aを参照すると、本開示のクワッドドライブは、位相外れフィラメント係合歯を有し、低デュロメータフィラメント143とフィラメントドライブ機構100との係合を示すように示される。フィラメント143は、ドライブ160のフィラメント係合部分146及び166の歯149と歯167との間の経路に一致する。フィラメント143は、フィラメント歯179とフィラメント歯187との間の経路にも一致する。単一ドライブの実施形態と比較して、フィラメント143に係合する歯の数の増加は、フィラメント143に係合する牽引力及び力を増加させる。しかしながら、低デュロメータ材料は、伸長し、屈曲し、係合表面から離れる傾向を持続する。
図12Bを参照すると、本開示のヘックスドライブは、フィラメントドライブ160、170、及び310を有するように示される。ドライブ160、170、及び310は、位相外れフィラメント係合歯を有し、ドライブ160、170、310の歯の間の経路に一致する低デュロメータフィラメント143の係合を示すように示される。
図13A及び図13Bを参照すると、実質的に硬質のフィラメント243が、クワッドドライブのドライブ160及び170の歯によって係合される(図13A)、又は、ヘックスドライブのドライブ160、170、及び310の歯によって係合される(図13B)とき、フィラメント243は実質的に真っ直ぐのままである。図12A、12Bは、図13A及び図13Bと比較すると、同じフィラメントドライブが、異なる硬度又はデュロメータのフィラメントに及ぼす可能性がある異なる効果を示す。
2つのドライブ機構160及び170並びに3つのドライブ機構160、170、及び310を通して駆動されるフィラメント243が図13Cに示される。フィラメント243は、2つの駆動機構160及び170並びに3つの駆動機構160、170、及び310の位相外れ構成の結果として、位相外れの刻み目245及び247を含む。ドライブが、上側ドライブ160並びにトリプルドライブシステムの場合には上側ドライブ160及び中央ドライブ170によって作成される同じカットアウト又はノッチに係合するように、半径R、連続するシャフトの中心点間の長さL、及び1シャフト当たりの歯の数が考慮される。ドライブの位置合わせは、過剰なデブリの蓄積を防止し、プリントヘッドの信頼性を高める。
図14A及び図14Bは、低デュロメータフィラメント143が図12A及び図12Bに示すものと同じドライブによって駆動されることを示す。しかしながら、歯は、図12A及び図12Bに示す位相外れの歯と比べて、図14A及び図14Bでは同相である。図14A及び図14Bに示すように、同相の歯は、低デュロメータフィラメント143を変形させるか、又は係合するときにフィラメント143に貫入させるが、実質的に真っ直ぐな構成を維持し、それにより、低デュロメータフィラメントを、押し出しのために液化機チューブ内に駆動するときの効率を増加させるときに有利である可能性がある。ドライブが、上側ドライブ160並びにトリプルドライブシステムの場合には上側ドライブ160及び中央ドライブ170によって作成される同じカットアウト又はノッチに係合するように、半径R、連続するシャフトの中心点間の長さL、及び1シャフト当たりの歯の数が考慮される。ドライブの位置合わせは、過剰なデブリの蓄積を防止し、プリントヘッドの信頼性を高める。
3Dパーツ及び/又はサポート構造をビルドするために使用される原材料のタイプに応じて、フィラメント係合部分の構成は変動する場合がある。95よりも小さい又はより好ましくは約85~約95のショアA硬度を有するエラストマー等の軟質で柔軟性のある材料を用いてプリントするとき、フィラメント係合部分は、実質的に平坦な表面及びより大きい深さを有する、より少数の歯を利用することができる。
図15A~図15Cを参照すると、逆回転するドライブが示され、逆回転するドライブは、デュアルドライブとして、又は、ドライブ100、100A(クワッドドライブ)又はドライブ300(ヘックスドライブ)に関して利用することができ、ドライブ100、100A、及び300に対する異なるコンポーネントを有するコンポーネントは、記号(C)を有する同じ参照符号を与えられることになる。ドライブ160Cは、実質的に平坦な係合表面449及び467を有する歯146C及び166Cを有するシャフト110C及び161Cを有する。歯146C、166Cの数及びランド幅449、467の寸法は、フィラメントのために使用される特定の材料及び特定のプリンタに応じて変動する可能性がある。
図15Bを参照すると、クワッドドライブが160C及び170Cで示される。ドライブ160Cは、図15Aに関して述べたものと同じである。しかしながら、シャフト110は、ドリブン型とすることができる、又は、シャフト110Aはフォロワー型とすることができる。ドライブ170Cは、ランド幅479及び487を有する歯178C及び186Cを有する逆回転するシャフト178及び180をそれぞれ含む。やはり、歯178C、186Cの数及びランド幅479、487の寸法は、フィラメントのために使用される特定の材料及び特定のプリンタに応じて変動する可能性があるが、シャフト110/110A及び161のそれと実質的に同じ数の歯及び実質的に同じ寸法の平坦表面を有する。図15Bでは、第1のドライブ160Cの歯は互いに同相であり、第2のドライブ170Cの歯は互いに同相であり、第1のドライブ160Cの歯は第2のドライブ170Cの歯と位相がずれている。
図15Cを参照すると、クワッドドライブが、160C、170C、及び310Cで示される。ドライブ160C及び170Cは図15Bで述べたドライブと実質的に同様である。差は、シャフト110Aがドリブン型でなく、シャフト172Bがドリブン型であることである。ドライブ310Cは、実質的に平坦な表面489及び491を有する歯336C及び346Cを有する逆回転するシャフト330、340を含む。やはり、歯336C、346Cの数及びランド幅489、491の寸法は、フィラメントのために使用される特定の材料及び特定のプリンタに応じて変動する可能性があるが、シャフト110、161及び172A、180のそれと実質的に同じ数の歯及び実質的に同じ寸法の平坦表面を有する。図15Cでは、第1のドライブ160C及び第3のドライブ310Cの歯は互いに同相であり、第2のドライブ170Bの歯は互いに同相であり、第1のドライブ160C及び第3のドライブ310Cの歯は第2のドライブ170Cの歯と位相がずれている。
ドライブが、クワッドドライブにおける上側ドライブ160C並びにヘックスドライブにおける上側ドライブ160C及び中央ドライブ170Cによって作成される同じカットアウト又はノッチに係合するように、半径R、連続するシャフトの中心点間の長さL、及び1シャフト当たりの歯の数が考慮される。ドライブの位置合わせは、過剰なデブリの蓄積を防止し、プリントヘッドの信頼性を高める。
非制限的な例によれば、フィラメント係合部分は、約0.020インチの深さ及び約0.008インチ~約0.15インチのランド幅Wを有する16個の歯を含むことができる。より詳細には、ランド幅449、467は、約0.08インチ~約0.12インチに及ぶ、更により詳細には、約0.09インチ~約0.11インチに及ぶランド幅Wを有する。ランド幅449、467は平坦か又は実質的に平坦とすることができる。
ランド幅449、467を有する歯146C、166Cは、デュアルドライブ160Cとしてであっても、クワッドドライブ160C及び170Cとしてであっても、及び/又はヘックスドライブ160C、170C、及び310Cとしてであっても、約95よりも小さいショアAかつ約60よりも大きいショアAを有するような低デュロメータフィラメント材料とともに利用することができる。特に、フィラメント材料のデュロメータは、ショアAスケール上で約75~約95、又は、ショアAスケール上で約85~約95にあるものとすることができる。示すように、歯446、466のランド幅449、467は、同相であるが、位相がずれているものとすることができる。
同相の歯のランド幅449、467であるとき、位置合わせされた平坦な係合歯によって把持される低デュロメータフィラメント143は、減少するか又は収縮しかつ屈曲した状態でフィラメント経路内にあるままである。係合歯444、166の平坦プロファイルは、低デュロメータフィラメント143の表面の穿孔を回避又は最小にし、穿孔される場合、フィラメントが連続するドライブを通して駆動されるときに同じ穿孔を利用する。なぜならば、軟質材料が穿孔されると、望ましくない材料が、ドライブ内に蓄積し、目詰まり及びジャミングを引き起こすことが見出されたからである。
図16A~図16Cを参照すると、逆回転するフィラメントドライブが示され、逆回転するフィラメントドライブは、図16Aに示すデュアルドライブとして、図16Bに示すドライブ100、100A(クワッドドライブ)又は図16Cに示すドライブ300(ヘックスドライブ)に関して使用されて、上記で述べた束縛粒子フィラメント等のより硬質のフィラメント480を効果的にかつ正確に引き出すことができ、ドライブ100、100A、及び300に対する異なるコンポーネントを有するコンポーネントは、記号(D)を有する同じ参照符号を与えられることになる。より硬質のフィラメント480は、歯がフィラメントに貫入できないため、滑りによって逆回転する標準的なドライブによって把持することが難しい可能性がある。図16A~図16Cに示す、開示するフィラメントドライブは、近接して離間した歯を有する逆回転するドライブを有し、それにより、より多くの数の歯が各ドライブにおいてフィラメントに係合する。
示すように、ドライブは、32個の均一に離間した歯を有する。しかしながら、歯の開示される数は制限的でない。歯の鋭利縁の非制限的な範囲は、約0.001インチ~約0.003インチに及び、歯は同相であるか又は位相がずれているものとすることができる。
図16Aに示すように、デュアルドライバ160Cが示され、デュアルドライバ160Cは、ドライブ110及びフォロワーシャフト161を含む。各シャフト110及び161は、複数の離間した歯492及び493をそれぞれ含む。隣接する歯492及び493の近接性は、フィラメントがドライブ160Aを通して駆動される際の、フィラメント480との接触点の数を増加させる。接触点の数及び歯の鋭利縁は、フィラメント480に対する把持力を増加させ、それは、硬質フィラメントを駆動するときに有利である。
図16Bは、ドライブ160D及び170Dを用いたクワッドドライブを示す。クワッドドライブ160Dは、図16Aに関して述べられた。しかしながら、シャフトは、上述したように、ドライブシャフト110又はドリブンシャフト110Aとすることができる。ドライブ170Dは、歯492及び493と同様に構成される複数の歯494及び495を有する逆回転するシャフト172及び180を含む。
図16Cは、ドライブ160D、170D、及び310Dを用いたヘックスドライブを示す。ドライブ170Dはドライブシャフト172Aを含み、ドライブ160Dはドリブンシャフト110Aを含む。ドライブ310Dは、歯492~495の構成と実質的に同じ構成を有する、離間した実質的に均一の歯496及び497を有する逆回転するシャフト330及び340を含む。増加した数のドライブを利用することは、硬質フィラメントとの接触点を増加させ、それにより、次に、液化機内へのフィラメントの送りレートの信頼性を増加させる。
図17は、異なる数の歯500及び502を有するドライブシャフト110及びドリブンシャフト161をそれぞれ有するデュアルドライブ160Eを示す。示すように、ドリブンシャフト161は、ドライブシャフト110に比べて2倍の、すなわち2:1の比の歯の数を有する。この実施形態は、ドライブシャフト110(モータによって直接動力供給される)よりも低い安定性を有するドリブンシャフト161によって引き起こされるビード幅変動を、ドリブンシャフト161がフィラメント143に係合するサイクリック方式を減少させることによって軽減するために示された。ビード幅変動性を減少させることは、パーツがより正確にプリントされることをもたらす。歯502の数の2倍がドリブンシャフト502上に示され、より少ない数の歯500(粗い歯)がドライブシャフト110上に位置決めされるが、約1.5:1及び約3.0:1の範囲内の比、更により詳細には、約1.8:1及び約2.2:1の範囲内の比を含む、2:1以外の他の変形を使用することもできる。
図18を参照すると、2:1の比の歯を有するドライブを利用すると、フォロワードライブからのフィラメント内の刻み目は、ドライブ160Dに関して同相であることと、位相がずれていることの間で交互になる。ドライブシャフト110に対してドリブンシャフト161を交互に配置することがビード幅変動を減少させることが見出された。フィラメント510内の刻み目は、同相512及び514と、位相外れ512、516、及び518との間の交互の係合を示す。デュアルドライブ160Eとして示すが、クワッドドライブ及びヘックスドライブ等の、直列の複数のドライブを、上記で論じたようにドライブに追加することができる。
本開示は好ましい実施形態を参照して述べられたが、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細において変更を行うことができることを当業者は認識するであろう。

Claims (56)

  1. 付加製造システムとともに使用するフィラメントドライブ機構であって、
    互いに離間した第1のドライブ及び第2のドライブを備えるフィラメントドライブ機構であって、各ドライブは、
    フィラメントドライブ機構と、
    前記第1のドライブを前記第2のドライブに回転可能に結合させるように構成されるブリッジシャフトと、
    を備え、
    前記フィラメントドライブ機構は、
    第1の回転可能シャフトと、
    逆回転構成で前記第1の回転可能シャフトに係合した第2の回転可能シャフトと、
    それぞれが複数の歯を備える一対のフィラメント係合要素であって、各回転可能シャフト上に1つのフィラメント係合要素があり、フィラメント経路内に提供されるフィラメントに係合するように、間にギャップがある前記フィラメント経路の対向する側に位置決めされる、一対のフィラメント係合要素と、
    を有し、
    前記シャフトのうちの1つは、所望の送りレートで前記フィラメントを前進させるために選択された回転レートでモータによって駆動され、かつ、同じ回転レートで他のシャフトを回転させるように構成されるドライブシャフトであり、それにより、各対のフィラメント係合歯は、前記フィラメント経路内でフィラメントに係合することになり、また、前記フィラメントを液化機内に駆動するために、同じ回転レートで逆回転している間に前記フィラメントを前進させるように協働することになる、
    フィラメントドライブ機構。
  2. 前記ドライブシャフトは、前記第1のドライブ又は前記第2のドライブの前記第1の回転可能シャフトを含む、
    請求項1に記載のフィラメントドライブシステム。
  3. 前記ドライブシャフトは前記ブリッジシャフトを含む、
    請求項1に記載のフィラメントドライブシステム。
  4. 対のフィラメント係合要素の各対の少なくとも4つの歯は前記フィラメントに常に係合する、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  5. 前記フィラメント係合要素はドライブホイールを含む、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  6. 前記シャフトを回転させるために前記モータによって駆動されるギアトレーンを更に含む、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  7. 前記少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブはそれぞれ、
    前記第1の回転可能シャフトの外周の周りに延在する第1のギアコグと、
    前記第2の回転可能シャフトの外周の周りに延在する第2のギアコグと、
    を更に備え、前記第2のギアコグは前記第1のギアコグと相互に噛み合い、
    前記第1の回転可能シャフトの回転は、逆回転方向への前記第2の回転可能シャフトの回転を引き起こす、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  8. 前記ブリッジシャフトは、前記第1のドライブ及び第2のドライブが前記フィラメントに実質的に同様のレートで係合するように、前記第1のドライブ及び第2のドライブ上のギアコグに係合するギアコグを有する、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  9. ドライブブロックを更に備え、該ドライブブロックは、
    前記フィラメント経路を備えるチャネルと、
    前記フィラメント経路の対向する側の複数の対の離間したキャビティであって、各キャビティは、前記フィラメント経路に交差し、それにより、前記複数のフィラメントドライブの前記第1の係合表面及び第2の係合表面の部分は、前記フィラメント経路に入り、前記フィラメントに回転可能に係合するように構成される、複数の対の離間したキャビティと、
    を備える、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  10. 第3のドライブを更に備え、前記第2のドライブは、前記第1のドライブと前記第3のドライブとの間に位置決めされる、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  11. 前記第2のドライブから前記第1のドライブに動力が伝達されるように、前記第1のドライブ及び第2のドライブ上のギアコグに係合するギアコグを有する第1のブリッジシャフトと、
    前記第2のドライブから前記第3のドライブに動力が伝達されるように、前記第3のドライブ及び第2のドライブ上のギアコグに係合するギアコグを有する第2のブリッジシャフトと、
    を更に備え、
    前記第1のドライブ、前記第2のドライブ、及び前記第3のドライブは、前記フィラメントに実質的に同様のレートで係合するように構成される、
    請求項10に記載のフィラメントドライブ機構。
  12. 前記歯は、約0.001インチ~約0.003インチに及ぶエッジ幅を有する、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  13. 前記歯は、約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  14. 前記ランド幅は実質的に平坦な表面である、
    請求項13に記載のフィラメントドライブ機構。
  15. 前記第1のドライブ及び前記第2のドライブは同じ数の歯を有し、前記第1のドライブの前記歯は互いに同相であり、前記第2のドライブの前記歯は互いに同相である、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  16. 前記第1のドライブ内の歯の数及び前記第2のドライブ内の歯の数は異なる、
    請求項1に記載のフィラメントドライブ機構。
  17. 前記第1のドライブの歯と前記第2のドライブの歯との比は、約1.5:1~約3.0:1に及ぶ、
    請求項16に記載のフィラメントドライブ機構。
  18. 前記第1のドライブの前記歯は、前記第2のドライブの前記歯と位相がずれている、
    請求項15に記載のフィラメントドライブ機構。
  19. 付加製造システムにおいてエラストマーフィラメントを駆動するときに使用するフィラメントドライブ機構であって、
    第1のドライブを備え、該第1のドライブは、
    第1の回転可能シャフトと、
    逆回転構成で前記第1の回転可能シャフトに係合した第2の回転可能シャフトと、
    複数の歯であって、該複数の歯は、各回転シャフト上にあり、フィラメント経路内に提供されるフィラメントに係合するように、間にギャップがある前記フィラメント経路の対向する側に位置決めされ、該複数の歯は約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する、複数の歯と、
    を備える、フィラメントドライブ機構。
  20. 各シャフト上の前記複数の歯は同相である、
    請求項19に記載のフィラメントドライブ。
  21. 前記第1のドライブから離間した第2のドライブを更に備え、該第2のドライブは、
    第3の回転可能シャフトと、
    逆回転構成で前記第3の回転可能シャフトに係合した第4の回転可能シャフトと、
    複数の歯であって、該複数の歯は、前記第2のドライブの各回転シャフト上にあり、フィラメント経路内に提供されるフィラメントに係合するように、間にギャップがある前記フィラメント経路の対向する側に位置決めされ、該複数の歯は約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する、複数の歯と、
    前記第1のドライブと前記第2のドライブとを回転可能に結合するように構成される第1のブリッジシャフトと、
    を備える、請求項19に記載のフィラメントドライブ。
  22. 前記第2のフィラメントドライブは、前記第1のフィラメントドライブから第1の選択された距離だけ離間し、前記第1の選択された距離は、前記第2のドライブ内の前記複数の歯が、前記第1のドライブ内の前記複数の歯と実質的に同じ複数の場所で前記フィラメントに係合するようにさせるものである、
    請求項21に記載のフィラメントドライブ。
  23. 前記第2のドライブから離間した第3のドライブを更に備え、該第3のドライブは、
    第5の回転可能シャフトと、
    逆回転構成で前記第1の回転可能シャフトに係合した第6の回転可能シャフトと、
    複数の歯であって、該複数の歯は、前記第3のドライブの各回転シャフト上にあり、フィラメント経路内に提供されるフィラメントに係合するように、間にギャップがある前記フィラメント経路の対向する側に位置決めされ、該複数の歯は約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する、複数の歯と、
    前記第1のドライブ、前記第2のドライブ、及び前記第3のドライブが実質的に同じレートで回転するように前記第2のドライブと前記第3のドライブとを回転可能に結合するように構成される第2のブリッジシャフトと、
    を備える、
    請求項21に記載のフィラメントドライブ。
  24. 前記第1のドライブの前記歯は互いに同相であり、前記第2のドライブの前記歯は互いに同相であり、前記第1のドライブの前記歯は、前記第2のドライブの前記歯と位相がずれている、
    請求項21に記載のフィラメントドライブ機構。
  25. 付加製造システムとともに使用するフィラメントドライブ機構であって、
    第1のドライブ及び第2のドライブを備えるクワッドドライブを備え、前記第1のドライブ及び前記第2のドライブはそれぞれ、一対の逆回転するフィラメント係合要素を備え、動力は、前記フィラメントに係合するように構成される各シャフトが同じレートで回転するように前記クワッドドライブの単一シャフトに直接的に又は間接的に供給される、
    フィラメントドライブ機構。
  26. 動力は、前記クワッドドライブの前記第1のドライブ又は前記第2のドライブの第1の回転可能シャフトに供給される、請求項25に記載のフィラメントドライブシステム。
  27. 動力は、前記クワッドドライブの第1のブリッジシャフトに供給される、
    請求項25に記載のフィラメントドライブシステム。
  28. 前記フィラメント係合要素は、約0.001インチ~約0.003インチに及ぶエッジ幅を有する複数の歯を備える、
    請求項25に記載のフィラメントドライブ機構。
  29. 前記フィラメント係合要素は、約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する複数の歯を備える、
    請求項25に記載のフィラメントドライブ機構。
  30. 前記ランド幅は実質的に平坦な表面である、
    請求項29に記載のフィラメントドライブ機構。
  31. 前記フィラメント係合要素は複数の逆回転する歯を備え、前記第1のドライブの前記歯は互いに同相であり、前記第2のドライブの前記歯は互いに同相であり、前記第1のドライブの前記歯は、前記第2のドライブの前記歯と位相がずれている、
    請求項29に記載のフィラメントドライブ機構。
  32. 一対の逆回転するフィラメント係合要素を備える第3のドライブを更に備え、該第3のドライブは、ヘックスドライブを形成するために前記クワッドドライブに回転可能に結合され、前記ヘックスドライブの単一シャフトに動力が供給されると、前記第1のドライブ、前記第2のドライブ、及び前記第3のドライブの前記逆回転するフィラメント係合要素はそれぞれ、同じレートで回転する、
    請求項25に記載のフィラメントドライブ機構。
  33. 付加製造システムによって3次元パーツをプリントする方法であって、
    フィラメント形態で消耗材料を提供することと、
    前記フィラメントを、フィラメントドライブ及び液化機を有するプリントヘッドまで誘導することと、
    選択された距離だけ互いから離間した少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブを備えるフィラメントドライブ機構に前記フィラメントを係合させることであって、各ドライブは、
    一対の離間したフィラメントドライブホイールを備え、前記少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブの前記離間したフィラメントドライブホイールの各対は、フィラメントの対向する側に実質的に同じレートで係合するように構成され、各フィラメントドライブホイール対は、
    第1のシャフトであって、
    第1のシャフトの円周の周りに延在する第1のギアコグと、
    前記第1のギアコグから離間し、第1のシャフトの円周の周りに延在する第1の係合表面であって、複数のフィラメント係合歯を備える、第1の係合表面と、
    を備える、第1のシャフトと、
    前記第1のシャフトに実質的に平行な第2のシャフトであって、
    第2のシャフトの円周の周りに延在する第2のギアコグであって、前記第1のギアコグと相互に噛み合う、第2のギアコグと、
    前記第2のシャフトの円周の周りに延在する第2の係合表面であって、前記第1のドライブシャフトの前記第1の係合表面から離間し、複数のフィラメント係合歯を備え、前記第1のシャフト及び第2のシャフトは逆回転方向に回転する、第2の係合表面と、
    を備える、第2のシャフトと、
    を備え、
    前記第1のドライブを前記第2のドライブに回転可能に結合するように構成されるブリッジシャフトと、
    を備え、
    前記シャフトの1つは、所望の送りレートで前記フィラメントを前進させるために選択された回転レートでモータによって駆動され、かつ、同じ回転レートで他のシャフトを回転させるように構成されるドライブシャフトであり、それにより、各対のフィラメント係合要素は、前記フィラメント経路内でフィラメントに係合することになり、また、前記フィラメントを液化機内に駆動するために、同じ回転レートで逆回転している間に前記フィラメントを前進させるように協働することになる、係合させることと、
    溶融パーツ材を提供するために前記液化機内で前記フィラメントを溶融させることと、
    前記3次元パーツをプリントするために、前記液化機から前記溶融パーツ材を押し出すことと、
    を含む、方法。
  34. 前記フィラメントは、95よりも小さいショア硬度Aを有するエラストマーを含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記フィラメントを係合させることは、前記第1のドライブ及び前記第2のドライブの前記第1の係合表面及び前記第2の係合表面の各表面の上の複数の歯に前記フィラメントを係合させることを含む、請求項33に記載の方法。
  36. 前記複数の歯は、約0.001インチ~約0.003インチに及ぶエッジ幅を有する、請求項35に記載の方法。
  37. 前記複数の歯は、約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する、請求項35に記載の方法。
  38. 前記複数の歯は、約0.08インチ~約0.12インチに及ぶランド幅を有する、請求項35に記載の方法。
  39. 各ドライブホイール対の前記複数の歯は互いに同相である、請求項35に記載の方法。
  40. 各ドライブホイール対の前記複数の歯は互いに位相がずれている、請求項35に記載の方法。
  41. 前記複数の歯は第1の複数の歯及び第2の複数の歯を備え、前記第1の複数の歯の数及び前記第2の複数の歯の数は異なる、請求項35に記載の方法。
  42. 前記複数の歯は第1の複数の歯及び第2の複数の歯を備え、前記第1の複数の歯の数及び前記第2の複数の歯の数は、約1.5:1~約3.0:1に及ぶ比を有する、請求項35に記載の方法。
  43. 前記フィラメントを前記少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブに係合させることは、前記フィラメントを、第1のドライブ、第2のドライブ、及び第3のドライブに係合させることを含み、前記第2のドライブは前記第1のドライブと前記第3のドライブとの間にある、請求項33に記載の方法。
  44. 前記フィラメントを、第1のドライブ、第2のドライブ、及び第3のドライブに係合させることは、
    前記第2のドライブから前記第1のドライブに動力が伝達されるように、前記第1のドライブ及び第2のドライブ上のギアコグに係合するギアコグを有する前記第1のブリッジシャフトを利用することと、
    前記第2のドライブから前記第3のドライブに動力が伝達されるように、ギアコグを前記第3のドライブ及び第2のドライブ上のギアコグに係合するギアコグを有する第2のブリッジシャフトを利用することと、
    を更に含み、
    前記第1のドライブ、前記第2のドライブ、及び前記第3のドライブは、前記フィラメントに実質的に同様のレートで係合するように構成される、請求項43に記載の方法。
  45. 付加製造システムによって3次元パーツをプリントする方法であって、
    フィラメント形態で消耗材料を提供することと、
    前記フィラメントを、フィラメントドライブ及び液化機を有するプリントヘッドまで誘導することと、
    前記フィラメントをクワッドドライブに係合させることであって、前記シャフトのうちの1つは、所望の送りレートで前記フィラメントを前進させるために選択された回転レートでモータによって駆動され、かつ、同じ回転レートで他のシャフトを回転させるように構成されるドライブシャフトであり、それにより、各対のフィラメント係合要素は、前記フィラメント経路内でフィラメントに係合することになり、また、前記フィラメントを液化機内に駆動するために、同じ回転レートで逆回転している間に前記フィラメントを前進させるように協働することになる、係合させることと、
    溶融パーツ材を提供するために前記液化機内で前記フィラメントを溶融させることと、
    前記3次元パーツをプリントするために、前記液化機から前記溶融パーツ材を押し出すことと、
    を含む、方法。
  46. 前記フィラメントは、95よりも小さいショア硬度Aを有するエラストマーを含む、請求項45に記載の方法。
  47. 前記フィラメントを係合させることは、前記クワッドドライブの第1のドライブ及び第2のドライブの第1の係合表面及び第2の係合表面の各表面の上の複数の歯に前記フィラメントを係合させることを含む、請求項45に記載の方法。
  48. 前記複数の歯は、約0.001インチ~約0.003インチに及ぶエッジ幅を有する、請求項47に記載の方法。
  49. 前記複数の歯は、約0.08インチ~約0.15インチに及ぶランド幅を有する、請求項47に記載の方法。
  50. 前記複数の歯は、約0.08インチ~約0.12インチに及ぶランド幅を有する、請求項47に記載の方法。
  51. 各ドライブホイール対の前記複数の歯は互いに同相である、請求項47に記載の方法。
  52. 各ドライブホイール対の前記複数の歯は互いに位相がずれている、請求項47に記載の方法。
  53. 前記複数の歯は第1の複数の歯及び第2の複数の歯を備え、前記第1の複数の歯の数及び前記第2の複数の歯の数は異なる、請求項47に記載の方法。
  54. 前記複数の歯は第1の複数の歯及び第2の複数の歯を備え、前記第1の複数の歯の数及び前記第2の複数の歯の数は、約1.5:1~約3.0:1に及ぶ比を有する、請求項47に記載の方法。
  55. 前記フィラメントを前記少なくとも第1のドライブ及び第2のドライブに係合させることは、前記フィラメントを、第1のドライブ、第2のドライブ、及び第3のドライブに係合させることを含み、前記第2のドライブは前記第1のドライブと前記第3のドライブとの間にある、請求項47に記載の方法。
  56. 前記フィラメントを係合させることは、クワッドドライブを形成するために、前記フィラメントをクワッドドライブ及び第3のドライブに係合させることを含む、請求項45に記載の方法。
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