JP3235828U

JP3235828U - 固定装置

Info

Publication number: JP3235828U
Application number: JP2021004278U
Authority: JP
Inventors: 呂浩仲
Original assignee: 林澤浩
Priority date: 2021-06-25
Filing date: 2021-11-05
Publication date: 2022-01-13
Anticipated expiration: 2031-11-05
Also published as: CN216277386U; TWM618643U; DE202021105913U1; US20220412128A1; GB2608204A; GB202115564D0; KR20230000034U

Abstract

【課題】使い勝手の良い、ロック機能付きの固定装置を提供する。
【解決手段】本体１００と、帯状部４００とを含む固定装置８００である。本体は、ハウジング及び固定部材３００を含む。ハウジングは、位置制限穴２５０と、互いに反対端に位置する第１端部２４１及び第２端部２４２と、第１端部と第２端部との間に位置し、順に隣接する第１操作面２１０、表示面２３０及び第２操作面とを含む。表示面は、表示領域を有し、位置制限穴は、表示面からハウジングを貫通する。固定部材は、ハウジングに設けられ、外縁が第１操作面及び第２操作面の少なくとも一方から延出するダイヤルを含み、表示領域は、ダイヤルの記号を表示することができる。帯状部は、位置制限穴を介して表示面を貫通できる自由端４１０と、第２端部に接続される接続端４２０とを含み、帯状部の移動は、固定部材により制限される。
【選択図】図２Ａ

Description

本考案は、固定装置、特にロック機能付きの固定装置に関する。

ロックについて、米国特許ＵＳ７，７１２，３３９には、主に、ロック体（ｌｏｃｋｂｏｄｙ）と、複数のバーが連結されてなるバー連結帯（ｊｏｉｎｔｂａｒｈｏｏｐ）とからなるロックが開示されており、当該ロックを使用する時に、必要に応じて、バー連結帯を折り畳むことができる。
従来のＵ型ロックは、Ｕ形のバーが変形できないという欠点があり、それに対して、前記ロックは優れた使用柔軟性を有する。しかしながら、固定／ロックしようとする物品の大きさに応じて調整することができないので、使い勝手という点から、まだ改善の余地がある。

本考案の目的は、好ましい使い勝手を有し、前記従来技術の問題を解決する固定装置を提供することにある。

本考案に係る固定装置は、本体及び帯状部を含む。本体は、ハウジング及び固定部材を含む。ハウジングは、位置制限穴と、互いに反対端に位置する第１端部及び第２端部と、第１端部と第２端部との間に位置し、順に隣接する第１操作面、表示面及び第２操作面とを含む。表示面は、表示領域を有し、位置制限穴は、表示面からハウジングを貫通する。固定部材は、ハウジングに設けられ、外縁が第１操作面及び第２操作面の少なくとも一方から延出するダイヤルを含み、表示領域は、ダイヤルの記号を表示することができる。帯状部は、位置制限穴を介して表示面を貫通できる自由端と、第２端部に接続される接続端とを含み、帯状部の移動は、固定部材により制限される。

本考案の実施例において、ハウジングは、表示面、第１操作面、第２操作面及び位置制限穴を含む。表示面は、表示領域を有する。第１操作面は、表示面の一方側から表示面の後方へ延びる。第２操作面は、表示面の他方側から表示面の後方へ延びる。表示面、第１操作面、第２操作面が繋がる一端は、第１端部を形成し、表示面、第１操作面、第２操作面が繋がる他端は、第２端部を形成する。

本考案の実施例において、第１操作面は、第１中空部を有し、第２操作面は、第２中空部を有し、ダイヤルの外縁は、第１中空部及び第２中空部の両方から延出する。

本考案の実施例において、本体は、帯状部の移動を制限し、又は帯状部の移動への制限を解除するために、固定部材を操作するための操作部材をさらに含み、操作部材は、ハウジングに設けられ、一部がハウジングから延出する。

本考案の実施例において、操作部材の一部は、表示面を通ってハウジングから延出する。

本考案の実施例において、位置制限穴は、第１端部と表示領域との間に位置する。

本考案の実施例において、帯状部は、自由端を第１端部に向けるように、本体の表示面とは反対側へ曲がる。

本考案の実施例において、第１操作面は、第１凹部を有し、第１中空部は、第１凹部に位置する。第２操作面は、第２凹部を有し、第２中空部は、第２凹部に位置する。

本考案の実施例において、表示面が第１平面に面する場合、第１中空部から延出するダイヤルの外縁の一部の第１平面における垂直投影は、ハウジングの第１平面における垂直投影の範囲内に位置し、第２中空部から延出するダイヤルの外縁の一部の第１平面における垂直投影は、ハウジングの第１平面における垂直投影の範囲内に位置する。

本考案の実施例において、表示領域は、中空である。

図１Ａは、本考案に係る固定装置の実施例の模式図である。図１Ｂは、本考案に係る固定装置の実施例の模式図である。図２Ａは、本考案に係る固定装置における帯状部が位置制限穴に挿入される実施例の模式図である。図２Ｂは、本考案に係る固定装置における帯状部が位置制限穴に挿入される実施例の模式図である。図３は、本考案に係る固定装置におけるバーとラチェット歯との干渉の実施例の断面図である。図４は、本考案に係る固定装置におけるダイヤルの外縁が第１凹部、第２凹部に完全に収容される実施例の模式図である。

本考案は、異なるサイズの物品を固定可能な固定装置を提供する。以下に、図面により本考案の構成及び操作を詳細に説明する。

図１Ａ及び図１Ｂに示す実施例において、本考案に係る固定装置８００は、本体１００及び帯状部４００を含む。本体１００は、ハウジング２００及び固定部材３００を含む。ハウジング２００は、位置制限穴２５０と、互いに反対端に位置する第１端部２４１及び第２端部２４２と、第１端部２４１と第２端部２４２との間に位置し、順に隣接する第１操作面２１０、表示面２３０及び第２操作面２２０とを含む。他の角度から見て、ハウジング２００は、表示面２３０、第１操作面２１０、第２操作面２２０、及び位置制限穴２５０を含む。第１操作面２１０は、表示面２３０の一方側から表示面２３０の後方へ延出する。第２操作面２２０は、表示面２３０の他方側から表示面２３０の後方へ延出する。表示面２３０、第１操作面２１０、第２操作面２２０が繋がる一端は、第１端部２４１を形成し、表示面２３０、第１操作面２１０、第２操作面２２０が繋がる他端は、第２端部２４２を形成する。ハウジング２００は、使用、設計又は製造などの考量に応じてその構造を調整することができる。例えば、第１操作面２１０と第２操作面２２０を互いに平行にして操作時に力を加えやすくし、又は全体を弧形にして鋭角を減らし、傷を付けないようにするなどである。

図１Ａ及び１Ｂに示す実施例において、第１操作面２１０は、第１中空部２１１を有し、第２操作面２２０は、第２中空部２２１を有し、表示面２３０は、表示領域２３１を有し、位置制限穴２５０は、表示面２３０からハウジング２００を貫通する。固定部材３００は、ハウジング２００に設けられ、ダイヤル３１０を含む。ダイヤル３１０の外縁は、第１中空部２１１及び第２中空部２２１の両方から延出し、表示領域２３１は、ダイヤル３１０の例えば文字、数字など記号を表示することができる。より具体的には、一実施例において、固定部材３００は、複数のダイヤル３１０を有するダイヤル錠であり、ダイヤル３１０の直径は、ハウジング２００の幅より大きいので、ダイヤル３１０の対向側の外縁は、第１中空部２１１及び第２中空部２２１の両方から延出することができ、使用者が外縁に力を加えてダイヤル３１０を回転させることを容易にする。しかしながら、異なる実施例において、使用者が外縁に力を加えてダイヤル３１０を回転させるために、ダイヤル３１０の外縁は、第１操作面２１０及び第２操作面２２０のうちの一方のみから延出してもよい。表示領域２３１は、中空であるので、使用者は、表示領域２３１からダイヤル３１０の記号を視認することができ、ダイヤル３１０を回転させる時にダイヤル３１０の位置を識別することを容易にする。表示領域２３１に、埃又は水分が表示領域２３１からハウジング２００に入ることを減少させるように、透光カバーをさらに設けてもよい。異なる実施例において、ハウジング２００、光透過性を有してもよい。この場合、表示面２３０からハウジング２００内のダイヤル３１０の記号を視認可能な領域全体を表示領域２３１と見なしてもよい。

図２Ａ及び２Ｂに示す実施例において、帯状部４００は、自由端４１０及び接続端４２０を含む。自由端４１０は、位置制限穴２５０を介して表示面２３０を貫通することができ、帯状部４００の移動は、固定部材３００により制限される。接続端４２０は、第２端部２４２に接続される。位置制限穴２５０は、第１端部２４１と表示領域２３１との間に位置してもよく、即ち、第１端部２４１に比較的に接近して位置してもよい。帯状部４００は、一方側に、係合するための複数のラチェット歯４３０を有する。より具体的には、図３に示す実施例において、固定部材３００は、位置制限穴２５０に伸び込むように移動可能なバー３３０を有し、複数のラチェット歯４３０は、帯状部４００の一方側に列をなして設けれる。複数のラチェット歯４３０は、帯状部４００に沿って同じ間隔で列を成して一方の面に設けられており、帯状部４００が位置制限穴２５０に伸び込んだ場合に、複数のラチェット歯４３０は、バー３３０に面し、バー３３０は複数のラチェット歯４３０のうちのいずれかを干渉でき、それによって、帯状部４００を一方向のみに移動するように制限し、帯状部４００の囲み範囲を小さくすることができる。さらには、図３に示す実施例において、本体１００は、帯状部４００の移動を制限し、帯状部４００の移動への制限を解除するために、固定部材３００を操作するための操作部材５００を含んでもよい。操作部材５００は、ハウジング２００に設けられ、一部がハウジング２００から延出する。固定部材３００は、ロック解除状態である場合に（例えば、ダイヤルの暗証番号が正しい場合に）、バー３３０は、移動可能になり、使用者は、操作部材５００を動かしてバー３３０をラチェット歯４３０から離間させ、ラチェット歯４３０との干渉を解除することができ、即ち、帯状部４００の移動への制限を解除し、帯状部４００を移動させ、位置制限穴２５０から離れるようにすることができる。しかしながら、異なる実施例において、帯状部４００にラチェット歯４３０が設けられず、一方向のみに移動可能にする代わりに、単に固定部材３００の例えばバー３３０などの部材を帯状部４００の表面と係合させることで、変位を制限してもよい。

以上をまとめると、固定部材３００がロック解除状態である場合に、使用者は、帯状部４００を位置制限穴２５０から引き出し、ロックしようとする物品（例えば、自転車の車輪のフレーム）に差し込むことができ、さらに、図２Ａ及び２Ｂに示すように、自由端４１０に位置制限穴２５０を介して表示面２３０を貫通させ、帯状部４００の囲み範囲が所望の大きさになるまで自由端をさらに引き出し、それによって、ロックの目的を達成する。帯状部４００の囲み範囲は、固定／ロックしようとする物品の大きさに応じて調整することができるので、本考案に係る固定装置８００は、好ましい使い勝手を有する。帯状部４００は、自由端４１０を第１端部２４１に向けるように本体１００の表示面２３０とは反対側へ曲がることが好ましく、それによって、表示面２３０が帯状部４００に遮蔽されることを回避することができる。

図１Ａ及び１Ｂに示す実施例において、第１操作面２１０は、第１凹部２１２を有し、第１中空部２１１は、第１凹部２１２に位置する。第２操作面２２０は、第２凹部２２２を有し、第２中空部２２１は、第２凹部２２２に位置する。それによって、ハウジング２００の幅を実質的に減少することができ、直径の小さいダイヤル３１０を使用しても、その対向する外縁は、依然として第１中空部２１１及び第２中空部２２１の両方から延出することができ、使用者が外縁に力を加えてダイヤル３１０を回転させることを容易にする。

図４に示す実施例において、表示面２３０が第１平面６００に面する場合、第１中空部２１１から延出するダイヤル３１０の外縁の一部の第１平面６００における垂直投影は、ハウジング２００の第１平面６００における垂直投影の範囲内に位置し、第２中空部２２１から延出するダイヤル３１０の外縁の一部の第１平面６００における垂直投影は、ハウジング２００の第１平面６００における垂直投影の範囲内に位置する。換言すれば、ダイヤル３１０の外縁は、第１凹部２１２、第２凹部２２２内に完全に収容され、それによってダイヤル３１０が衝撃を受ける可能性を低減し、暗証番号の混乱又は損傷を回避することができる。

前記の説明及び図面によって、本考案の好ましい実施例を既に開示しているが、添付された実用新案登録請求の範囲で限定される本考案の原理の精神及び範囲から逸脱することなく、本考案の好ましい実施例に様々な増加、変更及び置換を行うことができることを理解しなければならない。当業者が理解できるように、本考案は、多くの形式、構造、配置、割合、材料、部材及びアセンブリの変更を採用することができる。したがって、ここで本文に開示されている実施例は、本考案を制限するためのものではなく、本考案を説明するためのものと見なされているべきである。本考案の範囲は、上記の説明に限定されることなく、添付された実用新案登録請求の範囲で限定され、且つ、その法的な同等物を含む。

１００ : 本体
２００ : ハウジング
２１０ : 第１操作面
２１１ : 第１中空部
２１２ : 第１凹部
２２０ : 第２操作面
２２１: 第２中空部
２２２: 第２凹部
２３０: 表示面
２３１: 表示領域
２４１ : 第１端部
２４２ : 第２端部
２５０ : 位置制限穴
３００ : 固定部材
３１０ : ダイヤル
３３０ : バー
４００ : 帯状部
４１０ : 自由端
４２０ : 接続端
４３０ : ラチェット歯
５００: 操作部材
６００: 第１平面
８００: 固定装置

Claims

互いに反対端に位置する第１端部及び第２端部と、
前記第１端部と前記第２端部との間に位置し、順に隣接する第１操作面、表示領域を有する表示面及び第２操作面と、
前記表示面からハウジングを貫通する位置制限穴と、
を含む前記ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、外縁が前記第１操作面及び前記第２操作面の少なくとも一方から延出するダイヤルを含み、前記表示領域が、前記ダイヤルの記号を表示することができる固定部材と、
を含む本体と、
前記位置制限穴を介して前記表示面を貫通できる自由端と、前記第２端部に接続される接続端とを含み、帯状部の移動が、前記固定部材により制限される前記帯状部と、
を含む固定装置。
表示領域を有する表示面と、
前記表示面の一方側から前記表示面の後方へ延びる第１操作面と、
前記表示面の他方側から前記表示面の後方へ延びる第２操作面であって、前記表示面、前記第１操作面、前記第２操作面が繋がる一端が、第１端部を形成し、前記表示面、前記第１操作面、前記第２操作面が繋がる他端が、第２端部を形成する前記第２操作面と、
前記表示面からハウジングを貫通する位置制限穴と、
を含む前記ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、外縁が前記第１操作面及び前記第２操作面の少なくとも一方から延出するダイヤルを含み、前記表示領域が、前記ダイヤルの記号を表示することができる固定部材と、
を含む本体と、
前記位置制限穴を介して前記表示面を貫通できる自由端と、前記第２端部に接続される接続端とを含み、帯状部の移動が、前記固定部材により制限される前記帯状部と、
を含む固定装置。
前記第１操作面は、第１中空部を有し、前記第２操作面は、第２中空部を有し、前記ダイヤルの外縁は、前記第１中空部及び前記第２中空部の両方から延出する請求項１又は２に記載の固定装置。
前記本体は、前記帯状部の移動を制限し、又は前記帯状部の移動への制限を解除するために、前記固定部材を操作するための操作部材をさらに含み、前記操作部材は、前記ハウジングに設けられ、その一部が前記ハウジングから延出する請求項１又は２に記載の固定装置。
前記操作部材は、前記表示面を通って前記ハウジングから延出する請求項４に記載の固定装置。
前記位置制限穴は、前記第１端部と前記表示領域との間に位置する請求項１又は２に記載の固定装置。
前記帯状部は、前記自由端を前記第１端部に向けるように、前記本体の前記表示面とは反対側へ曲がる、請求項１又は２に記載の固定装置。
前記第１操作面は、第１凹部を有し、前記第１中空部は、前記第１凹部に位置し、前記第２操作面は、第２凹部を有し、前記第２中空部は、前記第２凹部に位置する請求項３に記載の固定装置。
前記表示面が第１平面に面する場合、前記第１中空部から延出する前記ダイヤルの外縁の一部の前記第１平面における垂直投影は、前記ハウジングの前記第１平面における垂直投影の範囲内に位置し、前記第２中空部から延出する前記ダイヤルの外縁の一部の前記第１平面における垂直投影は、前記ハウジングの前記第１平面における垂直投影の範囲内に位置する請求項８に記載の固定装置。
前記表示領域は、中空である請求項１又は２に記載の固定装置。