JP3235788U - 紐留具 - Google Patents

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勇治 神永
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

Figure 0003235788000001
【課題】紐を結ぶ又は解くことをワンタッチで行い、レバーの脱落防止と紐の経路を容易とする、紐留具を提供する。
【解決手段】レバーヘッド5に2つのレバー4を設けたレバーユニット3と、前記レバーユニットを収納する本体と、前記本体の内部に紐を分岐させるピン9と、前記本体の底部に設けるロアー8に、紐開口部18、19及びレバーユニットを固定または解除する固定解除バー11と、前記固定解除バーに、連結具を介して取り付ける解除ボタン10を有し、本体内の側面部に係止部を設けることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、紐を収納可能な紐留具に関する。
従来、靴を履くときには紐を結ぶことで、靴を足に固定し、靴の装着感を調整しているが、靴紐を結ぶことに、煩雑さを感じている使用者が顕在的にも潜在的にも少なくないことが推察される。これは靴紐に限られるものではなく、紐を結ぶことに共通の課題と考えられる。一方で、紐を用いない靴として、紐の代わりに面ファスナーを用い、紐を結ぶ手間をなくすものなどが商品化されている。
特開2004-016732においては、巻取り装置の巻きワイヤを巻き取ることにより、前記巻きワイヤの自由端部に付設されているリングを引張ることで、靴紐をよりしっかりと締めることができ、且つ、前記巻き取り装置の巻きワイヤを繰り出すことにより、靴紐を緩めることができる、靴を履いたり脱いだりすることが容易な巻取り装置に関する技術が記載されているが、巻き取り操作を行うが必要であり、ワンタッチで紐を締めたり緩めたりすることはできない。
紐を結ぶことで、締める又は固定する構造を持つものに対しては、結ぶ又は解く工程を他の方法に置き換えることで、煩雑さが解消され望ましい。
特開2004-016732号(段落0005、図5、6)
本考案の紐留具は、紐を結ぶ又は解くことをワンタッチで行うことを課題とする。
レバーヘッドに2つのレバーを設けたレバーユニットと、前記レバーユニットを片側から収納する本体と、前記本体の内部に紐を分岐させるピンと、前記本体の底部に設けるロアーに、レバーユニットを固定または解除する固定解除バーと、前記固定解除バーに、連結具を介して取り付ける解除ボタンを有することを基本構造とする。
更に各構造部において、前記レバーの先端部に、レバーが本体から外れることを防止するフックを設け、前記レバーユニットのレバーに、傾きを設けることにより、本体内部の空間を有効に利用でき、前記レバーの先端部を、凹状に形成することで、レバー先端部から紐が外れることを防止できる構造を有している。
前記本体に、レバーユニットの抜け出し量を制御する係止部を、ある一定の長さで設けることを特徴する。
前記ロアーに、靴紐を経路するための孔の形状をアーチ状に形成することを特徴する。
靴の場合、本紐留具を靴紐に経路して装着し、レバーユニットを本体に押込むことで紐を締めることができ、解除ボタンを押すことで紐を緩めることができるため、紐を締めたり緩めたりすることすなわち、紐を結ぶ又は解くことをワンタッチで行うことが可能となる。
例えば、片手しか使えない身体障害者であっても、本紐留具が靴に装着してあれば、片手で紐を締めたり緩めたりすることができる。
前記本体に、レバーユニットの抜け出し量を制御する係止部を設けることで、レバーユニットの本体からの脱落を防止でき、前記ロアーに、靴紐を経路するための孔の形状をアーチ状にすることで、靴紐の経路を容易とする。
本紐留具の部品構成を示す図 紐を収納した状態を示す平面透視図 紐を本体に収納前の状態を示す平面透視図 本体の係止部とロアーのアーチ状の孔の一例の平面図 本体装着状態を示す一例の斜視図
本考案の紐留具について、図面を引用して説明する。
図1は、本考案である紐留具の部品構成を示す図である。
本体2は、側面と底面を開口した略直方体で、レバー4を収納するための空間と、片側からレバー4を挿入するための開口部を有し、天面には解除ボタン10用のボタン用孔17を設け、ボタン用孔17の両脇であって本体内部側に、紐を分岐させるためのピン9を設ける。
ロアー8には固定解除バー11を設け、固定解除バーの先端部には、レバーユニット3を固定するためのフック12を設け、固定解除バー11の上面に設ける連結部13を介して、解除ボタン10を設け、紐を経路するための前紐開口部18を2ヶ所、後紐開口部19を2ヶ所設ける。後紐開口部19は互いに対抗する側の形状をアーチ状とすることで、紐を経路するときに容易に経路でき強度も維持することができる。
レバーユニット3は、略直方体のレバーヘッド5に、レバー4をある間隔をおいて平行に2つ設け、レバーヘッド底面には、固定解除バー11の先端にあるフック12を収納するためのフック溝6を設ける。固定解除バー11は、一端がロアー8に連結しているためバネ性を有し、解除ボタン10を押すことで連結部13を介して下側へ移動し、フック溝6からフック12が外れ、解除ボタンが押されない状態では、元の位置に戻ることで、フック溝6へフック12が入り込み、レバーユニット3の固定及び解除が可能となる。
レバー4の先端部であって外側には、本体からレバーユニット3が外れることを防止するための爪15を設け、本体2の内部に爪15が掛る係止部20を設ける。前記係止部20は本体2の開口部付近に形成するもので、レバーユニット3を外れ難くするため、ある一定の長さで設置する。長さとしては例えば、2mm~10mmの範囲で、望ましくは4mm~7mmであるが、レバーユニット3を解除したときの、紐の緩み長さを考慮して選択すればよい。また、レバー4の先端部を、凹状に形成することで、レバーユニット3を本体に押込むときに、紐がレバー先端部から外れることを防止することができる。更には、レバー4は傾きを設けてレバーヘッド5へ取付けることで、本体内部の空間を有効に利用することができ、取扱う紐の形状や太さに応じて、適宜傾き角を選択することができる。図4は本体の係止部とロアーのアーチ状の孔の一例の平面図である。
連結具と解除ボタンを取り付けたロアー8と本体を接合し、本体へレバーユニット3を差込むことで、本考案の紐留具は完成する。レバーユニット3を差込む前に、前紐開口部18から一方の紐を経路し、本体両脇からレバーユニット3を差込むことで、紐を本体内に収納することができる。他方の紐は後紐開口部19から経路する。
本体にレバーユニット3を差込むと、紐がレバー4の先端に掛かり、本体内のピン9により紐が分岐され、レバー4の周りを紐が経路されることで、レバーの長さの約4倍分の紐を収納することができる。図2は紐を収納した状態を示す平面透視図で、図3は紐を本体に収納前の状態を示す平面透視図である。
例えば靴の場合、事前に靴紐を本体に経路し、レバーユニット3を差込み後に、靴紐を締めて結んでおく。紐を緩める場合は、解除ボタンを押すことで、レバーユニット3のレバーヘッド底部の溝にかかっていた固定解除バー先端のフック12が外れ、レバーユニット3が本体から抜けることで、締めていた紐を緩めることができる。次に紐を締める場合は、レバーユニット3のレバーヘッド5を、本体側へ押込むことで紐が本体内に収納され、フック16がレバーヘッド5底部のフック溝6に入り込み、レバーユニットが固定され、紐も固定される。図5は本体装着状態を示す一例の斜視図である。
一度靴紐を本体に経路し終えれば、紐を緩めたり締めたりする動作は、レバーユニット3の押込みと解除ボタンにより、ワンタッチで行うことができる。これにより、身体が不自由な障害者であっても、片手が使えれば靴紐を締めたり緩めたりすることが可能となる。健常者の場合は、靴を履いたり脱いだりすることの利便性が大幅に向上する。
靴に限らず、ベルトやバッグ、被服等に於いて、紐を用いて締める緩めることが必要な箇所に適用することができる。
本発明の紐留具は工業生産が可能であり、日常生活のみならず、紐を用いて締めたり緩めたりする必要性のある分野での利用が可能である。
1 紐留具、2 本体、3 レバーユニット、4 レバー、5 レバーヘッド、
6 フック溝、7 アッパー、8 ロアー、9 ピン、10 解除ボタン、
11 固定解除バー、12 フック、13 連結部、14 紐、15 爪、
16 凹状部、17 ボタン用孔、18 前紐開口部、19 後紐開口部、20 係止部

Claims (2)

  1. レバーヘッドに2つのレバーを設けたレバーユニットと、前記レバーユニットを収納する本体と、前記本体の内部に紐を分岐させるピンと、前記本体の底部に設けるロアーに、紐開口部及びレバーユニットを固定または解除する固定解除バーと、前記固定解除バーに、連結部を介して取り付ける解除ボタンを有し、本体内の側面部に係止部を設けることを特徴とする紐留具。
  2. 前記ロアーの紐開口部の形状をアーチ状にしたことを特徴とする請求項1に記載の紐留具。
JP2021004305U 2021-10-13 2021-10-13 紐留具 Active JP3235788U (ja)

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