JP3235601U - ランドセル - Google Patents

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規子 小森
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株式会社協和日本ホールディングス
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Abstract

【課題】主収容室に収納した電子機器を保護する、ランドセルを提供する。【解決手段】各種教材を収容する主収容室12と副収容室15と前ポケット部を有するランドセル本体と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板とからなるランドセルにおいて、前記主収容室12は、上方を開口して背板20と両側マチ部22、と前板部25と底板部27とにより囲繞してなり、前記背板20の内壁面20aに衝撃力や押圧力を緩衝・吸収する厚さと硬さが異なる二種類の第1、2保護膜部を互いに芯板部を介して接着して幅厚に形成した主保護膜部30を取付け、両側マチ部の内壁面全体と底板部27の内底面に装着した内底板28の内側全体に、外部からの衝撃力や押圧力を吸収する前記主保護膜部30より薄厚に形成した副保護膜部35をそれぞれ取付けてなることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、学童用ランドセルの改良に関する。
従来、学童用ランドセルは、皮革または合成皮革などにより形成したランドセル本体と、該ランドセル本体に被せる蓋板と、ランドセル本体を背負う背負いベルトとからなり、前記ランドセル本体は、教科書やノートを収納する主収納室と各種教材を収容する副収納室と小物などを収容する前ポケット部を取付けて形成してある。
一方、近年は情報技術の進化により、教育現場においても文部科学省の新学習要領に示すごとく、2020年から情報教育・ICT活用教育が行われることとなった。そのため、学童は日常的にノートパソコンまたはタブレット型端末などの精密機器を使用して学習すると共に精密機器を日常的に持ち運ぶこととなる。
そのため、ランドセルに前記精密機器(タブレット型端末)を収納するスペースが必要となり、そのためランドセルの主収容室に精密機器を収容する袋状に形成した収容体を取付け、該収容体にホックなどからなる着脱部を設け、該着脱部と主収容室の上方に設けたホックなどからなる着脱部とを連結可能に取付けて使用するものが広く知られている。
実用第3210939号
しかしながら、ランドセルの主収容室は教科書やノートまたは各種教材などの多くのものを収納してある。さらに、前記精密機器を収納した収容体を主収容室内に収納すると教科書・ノートを収納するスペースが非常に狭くなる。また、学童はランドセルの取り扱いが乱暴であるため、収容体をホックで留めただけでは収容体が揺動しやすく、内部に収容された精密機器が破損するおそれがあるなど多くの問題点を有している。
そこで、本考案は、ランドセルの主収容室内を仕切ることなく全体をタブレット端末などの精密機器を収納する収容室とする一方、内部に外部からの衝撃力や押圧力を吸収緩和する緩衝部を設けることにより電子機器の破損や不具合を防止し、授業において前記精密機器を安全に使用することができるランドセルを提供することを課題とする。
本考案は、上記課題を解決するため、各種教材を収容する主収容室12と副収容室15と前ポケット部16を有するランドセル本体11と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板18とからなるランドセル10において、前記主収容室12は、上方を開口して背板20と両側マチ部22、22と前板部25と底板部27とにより囲繞してなり、前記背板20の内壁面20aに衝撃力や押圧力を緩衝・吸収する厚さと硬さが異なる二種類の第1、2保護膜部30b、30cを互いに芯板部30dを介して接着して幅厚に形成した主保護膜部30を取付け、両側マチ部22、22の内壁面全体と底板部27の内底面に装着した内底板28の内側全体に、外部からの衝撃力や押圧力を吸収する前記主保護膜部30より薄厚に形成した副保護膜部35をそれぞれ取付けてなることを特徴とする。また、前記主保護膜部30および副保護膜部35は、それぞれクッション性を有するポリウレタンフォーム、スポンジなどの発泡性樹脂材からなることを特徴とする。
したがって、ランドセル10の主収容室12の背板側内壁面20aに主保護膜部30を取付け、両側マチ部22、22と底板部27の内底板28に副保護膜部35をそれぞれ取付けて形成したことにより、主収容室12内全体を精密機材である電子機器Xの収納室として使用でき、且つ、学童の登下校中の遊びや悪戯でランドセル10を乱暴に取り扱かったときの衝撃力や押圧力を緩衝または吸収することにより収容した電子機器Xを保護することができる。また、主収容室12の背板側に主保護膜部30を幅厚に形成して取付けたことにより、主収容室12に収容した教科書やノートなどの収容物全体の荷重による押圧力を吸収することができ安全である。さらには、収容室12内を主保護膜部30と副保護膜部35で貼着することで製造工程が能率的で簡単に組立することができるので製造コストを安価にすることができ経済的である。さらにはまた、主保護膜部30は、芯板部30dの両面にそれぞれ効果が異なる複数の第2、3保護膜部30b、30cを取付けて形成したことにより、外部からの衝撃や複雑な押圧力に対し、柔軟に衝撃を吸収することができるので収納した電子機器Xの破損や不具合などの故障を防止することができる。したがって、学童一人一人に貸与する高価な電子機器Xの故障を防止することができるので大変経済的である。
本願に係るランドセルの蓋板を開けた状態の斜視図である。 図1に示すランドセルの一部破断したAーA線断面図である。 図1に示すランドセルの一部破断したBーB線断面図である。 背板に取付けた主保護膜部の第1実施例を示す要部拡大断面図である。 背板に取付けた主保護膜部の第2実施例を示す要部拡大断面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づき説明すると、図1は本願に係るランドセルの蓋板を開けた状態の斜視図、図2は図1に示すランドセルのA−A線断面図、図3は図1に示すランドセルのB−B線断面図、図4は背板に取付けた主保護膜部の第1実施例を示す要部拡大断面図、図5は背板に取付けた主保護膜部の第2実施例を示す要部拡大断面図である。ランドセル10は、皮革または合成皮革などで形成したランドセル本体11と、該ランドセル本体の開口部分全体を覆う蓋板18と、ランドセル10を背負う背負いベルト19とにより構成されている。
ランドセル本体11は、図1に示すごとく、教科書やノートまたは筆箱など教材をそれぞれ分けて収容する上方を開口した主収容室12と、その他の学習用具などを入れる上方を開口した副収容室15と、上面をジッパーで開閉可能に形成した袋状の前ポケット部16を連設して形成してある。
前記ランドセル本体11の主収容室12は、上方を開口し、背板20と両側マチ部22、22と前板部25と底板部27とにより囲繞してなり、前記背板20の内壁面20a全体に主保護膜部30を取付け、両側マチ部22、22の内壁面全体と底板部27の内底面に装着した内底板28の表面全体にそれぞれ副保護膜部35を取付けてある。
図4は、主保護膜部30の第1の実施の形態を示したもので、前記主収容室12の背板20の内壁面20a全体に取付け、収容物による衝撃力や押圧力を緩衝または吸収する厚さ約5mmから10mm、好ましくは厚さ7mmに形成して貼着し、表面全体に表地38を貼着して保護してある。
主収容室12に収容する収容物は、比較的重量の重い教科書やノートなどが多く、背負うランドセル10の揺動により移動しやすく、収容物の移動による荷重は、ランドセルを背負う背板20側に収容物全体の荷重が多く加わる。そのため、主保護膜部30を幅厚に形成することにより、外部からの衝撃力や押圧力を緩衝または吸収することができる。
また、主保護膜部30を幅厚に形成したことにより、主収容室12に収容する電子機器Xが主収容室12内のどの位置(教材と教材の間)に収容しても前後方向から加わる衝撃力や押圧力から保護することができる。
前記主収容室12の両側マチ部22、22の内壁面全体と底板部27の内底面に装着した内底板28の内側全体に取付けた副保護膜部35は前記主保護膜部30より薄厚に形成してある。
主収容室12に収容した収容物の幅方向および底方向にかかる荷重は、収容物個々の荷重で、前後方向にかかる荷重に比べ重量が軽いことから、副保護膜部35を薄圧にして貼着することにより、ランドセル10全体の軽量化を図ることができる。
図5は、主保護膜部30の第2の実施の形態を示すもので、厚さと硬さが異なる二種類の第1、2保護膜部30b、30cを芯板部30dの両面に接着して幅厚約5mmから15mm、好ましくは幅10mmに形成して表面に表地38を貼着してある。主保護膜部30を二種類の保護膜部で一定の幅厚に形成することにより、主収容室12に収容する電子機器Xの他、教科書やノートなどが登下校中のランドセルの移動による揺れによる押圧力や衝撃力を吸収することができる。
前記主保護膜部30および副保護膜部35は、外部からの衝撃力や押圧力を吸収するクッション性を有するポリウレタンフォーム、スポンジなどの発泡性合成樹脂材を使用することにより、内部に収納した電子機器や収容物を保護することができる。
また、収容室12内の背板20の内壁面20a全体に主保護膜部30を取付け、両側マチ部22、22の内壁面全体と底板部27の内底面に装着した内底板28の表面全体にそれぞれ副保護膜部35を取付けたことにより、機器収納ポケットを作る手間がいらないので、ランドセルの製造工程が能率的で簡単に組立することができるので製造コストを安価にすることができ経済的である
本考案に係る実施の形態の作用について説明すると、ランドセル本体11の主収容室12の背板20の内壁面20a全体に幅厚の主保護膜部30を貼着し、両側マチ部および内底面に前記主保護膜部30より薄厚に形成した副保護膜部35を貼着して形成してある。
また、ランドセル10の主収容室12に収容する収容物の荷重は、主に前後方向に収容物全体の荷重が加わり、左右方向(幅方向)および底面方向は収容物個々の荷重のみが加わることから背板20の内壁面20aに取付ける主保護膜部30を幅厚に形成し、他面を薄厚に形成して電子機器Xの保護とランドセル10の軽量化を図ることができる。
この主収容室12を形成する背板20の内壁面20a全体に幅厚の主保護膜部30を貼着して主収容室12全体を電子機器収納室としたことにより、主収容室12内の収容物が前後方向に移動したときの荷重による衝撃力や押圧力を吸収することができる。
また、主収容室12内に収納する電子機器Xは、背板20側だけでなく教科書やノートなどの間に位置させることにより、外部からの衝撃力や押圧力を教科書やノートなどが吸収して電子機器Xを保護することができ安全である。したがって、学童一人一人に貸与する高価な電子機器Xの故障を防止することができるので大変経済的である。
前記主収容室12の背板20の内壁面に取付けた主保護膜部30aは、厚さと硬さが異なる二種類の第1、2保護膜部30b、30cを芯板部30dの両面に接着して主保護膜部30を形成することにより、主保護膜部30の耐久性と衝撃吸収性を向上させることができるので主収容室12に収容した電子機器Xだけでなく、教科書やノートなどが登下校中のランドセルの移動による揺れによる押圧力や衝撃力を吸収することができ安全である。
10 ランドセル
11 ランドセル本体
12 主収容室
15 副収容室
16 前ポケット部
18 蓋板
19 背負いベルト
20 背板
21 内壁面
23 両側マチ部
25 前板部
27 底板部
28 内底板
30 主保護膜部
30b 第1保護膜部
30c 第2保護膜部
30d 芯板部
35 副保護膜部
38 表地
X 電子機器






Claims (2)

  1. 各種教材を収容する主収容室(12)と副収容室(15)と前ポケット部(16)を有するランドセル本体(11)と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板(18)とからなるランドセル(10)において、前記主収容室(12)は、上方を開口して背板(20)と両側マチ部(22、22)と前板部(25)と底板部(27)とにより囲繞してなり、前記背板(20)の内壁面(20a)に衝撃力や押圧力を緩衝・吸収する厚さと硬さが異なる二種類の第1、2保護膜部(30b、30c)を互いに芯板部(30d)を介して接着して幅厚に形成した主保護膜部(30)を取付け、両側マチ部(22、22)の内壁面全体と底板部(27)の内底面に装着した内底板(28)の内側全体に、外部からの衝撃力や押圧力を吸収する前記主保護膜部(30)より薄厚に形成した副保護膜部(35)をそれぞれ取付けてなることを特徴とするランドセル。
  2. 前記主保護膜部(30)および副保護膜部(35)は、それぞれクッション性を有するポリウレタンフォーム、スポンジなどの発泡性樹脂材からなることを特徴とする請求項1のランドセル。




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