JP3225164U - ランドセル - Google Patents

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光展 依田
光展 依田
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Abstract

【課題】精密機器を安全に出し入れ可能に収納するランドセルを提供する。【解決手段】教科書、ノートなどの各種教材を収容する主収容室3と副収容室5と前ポケット部7を有するランドセル本体2と、ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板9とからなるランドセル1において、主収容室の背板11側に、硬質芯板からなる基板部に外部からの衝撃を吸収する保護部材からなる前布地部を縫着して袋状にし、上方に設けた開口部にスライドファスナーを取付けて開閉可能にし、開口部から精密機器を出し入れ可能にした収納ポケット体20を主収容室の背板面側に着脱可能に取付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、電子機器を収納可能にした学童用ランドセルの改良に関する。
従来、学童用ランドセルは、皮革または合成皮革などにより形成したランドセル本体と、該ランドセル本体に被せる蓋板と、ランドセル本体を背負う背負いベルトとからなり、前記ランドセル本体は、教科書やノートを収納する主収納室と各種教材を収容する副収納室と小物などを収容する前ポケット部を取付けて形成してある。
ランドセルの主収容室は、昨今、学校で渡されるプリントやお知らせなどがA4版で印刷されており、その印刷物はクリアファイルに収容されて渡される場合が多い。そのため、ランドセルの主収容室はA4版のクリアファイルが曲がらずに収容することができるように幅が広く形成されている。
一方、近年は情報技術の進化により、教育現場においても文部科学省の新学習要領に示すごとく、2020年から情報教育・ICT活用教育が行われることとなった。そのため、学童は日常的にノートパソコンまたはタブレット型端末などのディスプレイパネルを備えた板状の電子機器を使用して授業を受けることとなる。そのため、学童は前記電子機器を登下校時にランドセルに収納して持ち運ばなければならない場合もある。
そのため、ランドセルには前記電子機器を収納するための収納スペースが必要となり、その収納スペースとして、電子機器を収容する袋状に形成した収容体を主収容室と副収容室との間に取付けると共に、前記収容体にホックなどからなる着脱部を設け、該着脱部と主収容室の上方に設けたホックなどからなる着脱部とを連結可能に取付けて使用するものが広く知られている(特許文献1)。
または、電子機器を収納するため、電子機器のパネル側にスエード面を設けた上方を開口したポケット型の副収納部をランドセルの主収容室と副収容室との間に取付けたことを特徴とするランドセルも広く知られている(特許文献2)。
実用第3210939号 実用第3180954号
しかしながら、前記ランドセルは、重量が500g以上と重い電子機器を主収容室と副収容室の間に収容すると、ランドセルの重心が外方向に位置する。そのため、学童がランドセルを背負うとランドセルが外方向に引っ張られるため、走ったりするとランドセルが左右に振られて走り難かったり、ランドセルが振られると内部に収容された電子機器が破損するおそれがあるなどの問題点を有している。
また、後者の考案は、電子機器の収容部が背板と反対側の副収納室側に位置していることから、前者と同様にランドセルの重心が外方向になるため、ランドセルを背負って通学する学童が走ったりすると、学童の身体が収容物の移動で振られて走り難かったり、内部に収容された電子機器が破損するおそれがある。また、ランドセルの主収容室は開口部が開いたままであること、さらには、電子機器は重量が500g以上あり重いことなどから精密機器が開口部から抜け落ちるおそれがある。など多くの問題点を有している。
そこで、本考案は、重量がある電子機器を収納する機器収納ポケット体を主収容室の副収容室側ではなく、背板側に密着させて取付けることにより重心を背板側にしてランドセルを背負いやすくして登下校時におけるランドセルの揺動を極力少なくして学童が後ろ側にそっくり返るのを防止して疲労を少なくし、また、この収納ポケット体をランドセルと着脱可能にすることにより児童が校内を移動する際、収納ポケット体に精密機器を収納したまま移動可能にすることができるので、精密機器を安全に持ち運べるようにすることを課題とするものである。
本考案は、教科書、ノートなどの各種教材を収容する主収容室3と副収容室5と前ポケット部7を有するランドセル本体2と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板9とからなるランドセル1において、前記主収容室3の背板面11に、ディスプレーパネルを有した板状の精密機器Xを上方から出し入れ可能に収納して袋状に形成した収納ポケット体20を着脱可能に取付けてなることを特徴とする。また、前記主収容室3は、背板面11と前記収納ポケット体20の基板部21にそれぞれ雌雄型の接着部片30a、30bを取付け、前記主収容室3の背板面11と収納ポケット体20の基板部21とを着脱可能に取付けてなることを特徴とする。さらには、前記接着部片30a、30bは、帯状の面ファスナーからなり主収容室3の背板面11と、収納ポケット体20の基板部21に少なくとも二か所以上に取付けてなることを特徴とする。さらにはまた、前記収納ポケット体20は、硬質芯板21aと緩衝部21bとを積層してなる基板部21と、軟質芯板27aの両面にそれぞれ性質の異なる二種類の緩衝材からなる外側緩衝部27bと内側緩衝部27cを積層してなる前布地部27とからなり、前記基板部21と前布地部27の両側辺と底辺の三辺をそれぞれ縫着して袋状にし、上方に設けた開口部23にスライドファスナー25を取付けて開閉可能に形成し、該開口部から精密機器Xを出し入れ可能にしてなることを特徴とする。また、前記収納ポケット体20の基板部21は、可撓性を有する硬質合成樹脂板からなる硬質芯板21aの一面に外部からの衝撃を緩衝吸収するスポンジやウレタンなどの発泡合成樹脂材からなる緩衝部21bを積層し、前記硬質芯板21aと緩衝部21bを含む全体を布地部21cで覆って縫着してなることを特徴とする。さらには、前記収納ポケット体20の前布地部27は、外部からの衝撃を緩衝吸収するスポンジやウレタンなどのクッション性を有する発泡合成樹脂材からなる外側緩衝部27bと、前記外側緩衝部27bよりやや硬くゴム材のような弾力性を有する型崩れしにくいEVA材からなる内側緩衝部27cを軟質合成樹脂板からなる軟質芯板27aの両面にそれぞれ積層し、該軟質芯板と外側緩衝部27bおよび内側緩衝部27cを含む全体を布地部27dで覆って縫着してなることを特徴とする。さらにはまた、前記収納ポケット体20は、前布地部27の表面に名札入れ35を取付けてなることを特徴とする。また、前記主収容室3の背板面11は、収納ポケット体20の不使用時に接着部片30aにごみが付着して接着力が劣化するのを防止する保護板40を着脱可能に取付けてなることを特徴とする。さらには、前記保護板40は、収納ポケット体20の基板部21の大きさとほぼ同じ大きさに形成し、裏面41に前記主収容室3の背板面11に設けた接着部片30aと同位置に接着部片42をそれぞれ取付けてなることを特徴とする。
したがって、精密機器Xを出し入れ可能に収納する収納ポケット体20の基板部21に設けた接着部片30bと、ランドセル1の主収容室3内の背板面11側に設けた接着部片30aとを着脱可能に取付けたことにより、収納ポケット体20を必要に応じて主収容室3から取り外すことができるので、精密機器Xを使用する教室に移動する際、収納ポケット体20に精密機器Xを収納したままで安全に持ち運ぶことができる。また、収納ポケット体20を主収容室3の背板面11側に位置させることにより、重い精密機器Xを収納した収納ポケット体20の重心を背板側にすることによりランドセルを背負い易く、疲れにくくすることができる。また、収納ポケット体20は、硬質合成樹脂板からなる芯板21aに緩衝部21bを積層して全体を布地部21cで縫着して形成した基板部21と、軟質性合成樹脂板からなる芯地27aの両面にそれぞれ素材が相違する二種類の緩衝部27b、27cを積層し、芯地27aと緩衝部27b、27cを含む全体を布地部27dで覆って縫着して形成した前布地部27とからなり、収納した精密機器Xを外部からの衝撃を十分に吸収緩和することができるので、精密機器Xの破損や不具合などの故障を防止することができる。
ランドセルの蓋板を開けた状態の斜視図である。 収納ポケット体に精密機器を収容する状態を示す正面側斜視図である。 収納ポケット体の背面側斜視図である。 収納ポケット体の中央縦断面図である。 収納ポケット体を構成する基板部の要部拡大断面図である。 収納ポケット体を構成する前布地部の要部拡大断面図である。 ランドセルの主収容室を示す要部拡大横断面図である。 保護板の背面斜視図である。
本考案の実施の形態を図面に基づき説明すると、図1はランドセルの蓋板を開けた状態の斜視図、図2は収納ポケット体に精密機器を収容する状態を示す正面側斜視図、図3は収納ポケット体の背面側斜視図、図4は収納ポケット体の中央縦断面図、図5は収納ポケット体を構成する前布地部の要部拡大断面図、図6は収納ポケット体を構成する基板部の要部拡大断面図、図7はランドセルの主収容室を示す要部拡大横断面図である。ランドセル1は、皮革または合成皮革などで形成したランドセル本体2と、ランドセル本体2の上部に開口部分全体を覆う蓋板9と、ランドセル1を学童が背負う背負いベルト(図示せず)により構成されている。
ランドセル本体2は、図1に示すごとく、教科書やノートまたは筆箱など教材をそれぞれ分けて収容するもので、上方を開口した主収容室3と、その他の学習用具などを入れる上方を開口した副収容室5と、上面をジッパーで開閉可能に形成した袋状の前ポケット部7を連続して設けてある。
前記主収容室3は、教科書、ノートなどの各種教材を収容する他、ディスプレーパネル部を表面に有する板状に形成した電子機器(以下、精密機器という。)Xを出し入れ可能に収納した収納ポケット体20を主収容室3から出し入れ可能に収容してある。
この収納ポケット体20は、基板部21と前記主収容室3の背板面11にそれぞれ取付けた雌雄型の接着部片30a、30bで着脱可能に収納してある(図3、図7)。したがって、重い精密機器Xを収納した収納ポケット体20の重心を背板面11側にすることができるので、ランドセルを背負い易く、疲れにくくすることができるので学童の負担を軽減することができる。
前記接着部片30a、30bは、ホックやボタンでもよいがランドセルの軽量化を図る面から周知の面ファスナーが好ましい。この接着部片30a、30bを、例えば、雄面ファスナー30aを背板面11に取付け、雌面ファスナー30bを収納ポケット体20の基板部21に取付けて使用することができる。また、この雄雌面ファスナーの取付けは、前記した位置に限らず、収納ポケット体20の基板部21に雄面ファスナー30aを取付け、背板面11側に雌面ファスナー30bを取付けてもよい。
この接着部片30a、30bは、主収容室3の背板面11と収納ポケット体20の基板部21の全体、または、上下両端に取付けてもよいが、好ましくは、接着部片30a、30bを上中下の三段に取付けることにより剥がれにくく確実に接着させることができる。したがって、ランドセルが激しく揺動しても収納ポケット体20が背板面11から剥がれる虞れがなく安定して取付けることができる。また、接着部片30a、30bである面ファスナーは安価で軽量であることからランドセルの軽量化とコストの軽減を図ることができる。
前記収納ポケット体20は、図4に示すごとく、硬質樹脂材からなる硬質芯板21aとクッション性を有する緩衝部21bとを積層してなる基板部21と、軟質樹脂材からなる軟質芯板27aの両面にそれぞれ二種類の緩衝材からなる外側緩衝部27bと内側緩衝部27cを積層してなる前布地部27とからなり、前記基板部21と前布地部27の両側辺と底辺の三辺をそれぞれ縫着して袋状にし、上方に設けた開口部23にスライドファスナー25を取付けて開閉可能に形成し、該開口部から精密機器Xを出し入れ可能に形成してある。
前記基板部21は、図5に示すごとく、可撓性を有する硬質合成樹脂板からなる硬質芯板21aの一面に外部からの衝撃を緩衝吸収するスポンジまたはウレタンなどの発泡性合成樹脂材からなる緩衝部21bを積層し、前記硬質芯板21aと緩衝部21bを含む全体をナイロン生地からなる布地部21cで縫着して形成してある。したがって、収納ポケット20内に収容する重量が500g以上ある精密機器Xの重さで収納ポケット体20が変形するのを防止することができる。
前記前布地部27は、図6に示すごとく、それぞれ性質の相違する二種類の緩衝材からなる外側緩衝部27bと、内側緩衝部27cを軟質合成樹脂板からなる軟質芯板27aの両面にそれぞれ積層し、前記軟質芯板27aと外側緩衝部27bと内側緩衝部27cを含む全体をナイロン生地からなる布地部27dで覆って縫着して形成してある。
前記外側緩衝部27bは、軟質芯板27aの外側にソフトで柔らかいスポンジやウレタンなどからなる発泡合成樹脂材により形成して外部からの衝撃を緩和吸収し、軟質芯板27aの内側に積層した内側緩衝部27cは、前記外側緩衝部27bよりやや硬くゴム材のような弾力性と柔軟性及び型崩れしにくい強靭性を有するEVA樹脂材(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)により形成してある。したがって、前布地部27は、性質がそれぞれ異なる外側緩衝部27bと内側緩衝部27cを軟質芯板27aに取付けて二重に形成することにより、外部からの衝撃やランドセルの揺動などを効率よく吸収緩和することができるので、精密機器Xの破損や不具合などの故障を防止することができる。
前記収納ポケット体20は、開口部23にスライドファスナー25を取付けたことにより、精密機器Xを収納後、開口部23を閉口することにより、ランドセル10を背負って登下校する学童の乱暴な所作で、ひっくり返っても収納した精密機器Xが収納ポケット20から脱出するのを防止することができ安全である。
前記収納ポケット体20の開口部23は、図3に示すごとく、片側をマチ部分23aまで広げて開口し、スライドファスナー25で開口部全体を開閉可能に形成してある。この開口部23をマチ部分23aまで広げて設けたことにより精密機器Xの出し入れを容易にすることができる。
また、前記収納ポケット体20は、図2に示すごとく、前布地部27の表面中央に記名カードを挿入した名札入れ35を取付けてある。授業において、精密機器Xを収納した収納ポケット体20を主収容室3から外して精密機器Xを使用する教室に移動することから、収納ポケット体20を紛失したり間違えたりする恐れがある。そこで収納ポケット体20の表面に名札入れ35を取付け、名前と学年を記入することにより紛失や間違えを防止することができる。
前記主収容室3の背板面11に取付けた接着部片30aは、収納ポケット体20の不使用時にそのままの状態にすると接着部片30aにごみやほこりが付着して接着力の劣化が生じる恐れがある。
そこで、図8に示すごとく、収納ポケット体20の基板部21とほぼ同じ大きさに形成した保護板40の裏面41に接着部片42を取付けることにより、収納ポケット体20を取り外した背板面11の接着部片30aに着脱可能に取付けることができる。したがって、前記主収容室3に取付けた接着部片30aにごみやほこりが付着することがないので接着力の劣化を防止することができる。
本考案に係る実施の形態の作用について説明すると、ランドセル1は、ランドセル本体2の主収容室3の背板面11に電子機器である精密機器Xを収納した収納ポケット体20を着脱可能に取付ける。したがって、重い精密機器Xを収納した収納ポケット体20の重心が背板側に移動することにより、ランドセルを背負う学童が後方に反り返えらないようにして肩、腰の負担を軽減させることができる。
前記したごとく、主収容部3の背板面11に収納ポケット体20を着脱可能に取付けたことにより、授業において、精密機器Xを使用する教室に移動する際、精密機器Xをむき出しにすることなく、主収容室3から精密機器Xを収納したまま収納ポケット体20を取り外して保持したまま当該教室に移動することができる。したがって、万一、精密機器Xを移動中に落としたりぶつけたりしてもその衝撃を吸収緩和して保護することができる。特に、高価な精密機器Xを学童一人一人に貸与することから、外部からの衝撃による故障を防止することができるので大変経済的である。
収納ポケット体20は、開口部23にスライドファスナー25を取付けて開閉可能に形成したことにより、精密機器Xをしっかりと収納することができるので、学童の登下校中の遊びや悪戯でランドセル1をひっくりかえしても収納ポケット体20内の精密機器Xが飛び出すおそれがなく安全である。
また、収納ポケット体20は、背板面11側から伝わる強い衝撃力を収納ポケット体20内に収納した精密機器Xに直接衝撃力が伝わるのを防止するため、基板部21を硬質樹脂板からなる硬質芯板21aとウレタンやスポンジなどのクッション性を有する発泡樹脂材で形成した緩衝部21bとをナイロン生地からなる布地部21cで全体を包んで縫製し、前布地部27は、軟質樹脂板からなる軟質芯板27aの外側面にウレタンやスポンジなどのクッション性を有する発泡樹脂材で形成した外側緩衝部27bを積層し、内側面に、前記外側緩衝部27bよりやや硬くゴム材のような弾力性を有する型崩れしにくいEVA材により形成した内側緩衝部27cを積層し、全体をナイロン生地からなる布地部27dで包んで縫製してある。したがって、それぞれ性質の異なる二種類の緩衝材を積層することにより、外部からの衝撃やランドセルの揺動などを効率よく吸収緩和することができるので、精密機器Xの破損や不具合などの故障を防止することができる。
また、収納ポケット体20の表面に名札入れ35を設けたことにより、収納ポケット体20を持って教室を移動したとき、収納ポケット体20を紛失したり間違えたりする恐れがある。そこで収納ポケット体20の表面に名札入れ35を取付け、名前と学年を記入することにより紛失や間違えを防止することができる。
前記収納ポケット20に設けた開口部23は、片側をマチ部分23aまで広げたことにより、開口部23を大きく開口することができるので、精密機器Xの出し入れを容易にすることができる。
前記主収容室3の背板面11に取付けた接着部片30aは、収納ポケット体20の不使用時に、そのままの状態にすると、接着部片30aにごみやほこりが付着して接着力の劣化が生じる恐れがある。そこで、裏面に前記主収容室3の背板面11に設けた接着部片30aと同位置に収納ポケット体20の基板部21とほぼ同じ大きさに形成した保護板40の裏面に接着部片42を取付けて形成したことにより、収納ポケット体20の不使用時に前記背板面11の接着部片30aに保護板40を着脱可能に取付けることにより、接着部片30aにごみやほこりの付着を防止することができるので接着力の劣化を防止することができる。
1 ランドセル
2 ランドセル本体
3 主収容室
5 副収容室
7 前ポケット部
9 蓋板
11 背板
20 収納ポケット体
21 基板部
21a 硬質芯板
21b 緩衝部
21c 布地部
23 開口部
25 スライドファスナー
27 前布地部
27a 軟質芯板
27b 外側緩衝部
27c 内側緩衝部
27d 布地部
30a 接着部片
30b 接着部片
35 名札入れ
40 保護板
42 接着部片
X 精密機器

Claims (9)

  1. 教科書、ノートなどの各種教材を収容する主収容室(3)と副収容室(5)と前ポケット部(7)を有するランドセル本体(2)と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板(9)とからなるランドセル(1)において、前記主収容室(3)の背板面(11)に、ディスプレーパネルを有した板状の精密機器(X)を上方から出し入れ可能に収納して袋状に形成した収納ポケット体(20)を着脱可能に取付けてなることを特徴とするランドセル。
  2. 前記主収容室(3)は、背板面(11)と前記収納ポケット体(20)の基板部(21)にそれぞれ雌雄型の接着部片(30a、30b)を取付け、前記主収容室(3)の背板面(11)と収納ポケット体(20)の基板部(21)とを着脱可能に取付けてなることを特徴とする請求項1記載のランドセル。
  3. 前記接着部片(30a、30b)は、帯状に形成した面ファスナーからなり、主収容室(3)の背板面(11)と、収納ポケット体(20)の基板部(21)に少なくとも二か所以上に前記接着部片(30a、30b)を取付けてなることを特徴とする請求項2記載のランドセル。
  4. 前記収納ポケット体(20)は、硬質芯板(21a)と緩衝部(21b)とを積層してなる基板部(21)と、軟質芯板(27a)の両面にそれぞれ性質の異なる二種類の緩衝材からなる外側緩衝部(27b)と内側緩衝部(27c)をそれぞれ積層してなる前布地部(27)とからなり、前記基板部(21)と前布地部(27)の両側辺と底辺の三辺をそれぞれ縫着して袋状にし、上方に設けた開口部(23)にスライドファスナー(25)を取付けて開閉可能に形成し、該開口部から精密機器(X)を出し入れ可能にしてなることを特徴とする請求項1または2記載のランドセル。
  5. 前記収納ポケット体(20)の基板部(21)は、可撓性を有する硬質合成樹脂板からなる硬質芯板(21a)の一面に外部からの衝撃を緩衝吸収するスポンジやウレタンなどのクッション性を有する発泡合成樹脂材からなる緩衝部(21b)を積層し、前記硬質芯板(21a)と緩衝部(21b)を含む全体を布地部(21c)で覆って縫着してなることを特徴とする請求項4記載のランドセル。
  6. 前記収納ポケット体(20)の前布地部(27)は、外部からの衝撃を緩衝吸収するスポンジやウレタンなどのクッション性を有する発泡合成樹脂材からなる外側緩衝部(27b)と、前記外側緩衝部(27b)よりやや硬くゴム材のような弾力性を有する型崩れしにくいEVA材からなる内側緩衝部(27c)を軟質合成樹脂板からな軟質芯板(27a)の両面にそれぞれ積層し、該軟質芯板と外側緩衝部(27b)および内側緩衝部(27c)を含む全体を布地部(27d)で覆って縫着してなることを特徴とする請求項4記載のランドセル。
  7. 前記収納ポケット体(20)は、前布地部(27)の表面中央に名札入れ(35)を取付けてなることを特徴とする請求項1または6記載のランドセル。
  8. 前記主収容室(3)の背板面(11)は、収納ポケット体(20)の不使用時に接着部片(30a)にごみが付着して接着力の劣化を防止する保護板(40)を着脱可能に取付けてなることを特徴とする請求項1記載のランドセル。
  9. 前記保護板(40)は、収納ポケット体(20)の基板部(21)とほぼ同じ大きさに形成し、裏面(41)に前記主収容室(3)の背板面(11)に設けた接着部片(30a)と同位置に接着部片(42)をそれぞれ取付けてなることを特徴とする請求項8記載のランドセル。
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