JP3235377U - 抗uv及び透光断熱防虫ネット - Google Patents

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Abstract

【課題】作物の生長品質を向上させ、ネットハウス又は温室の設置コストを効果的に低減するために、防虫が可能で、調光効果を兼ね備えた防虫ネットを提供する。【解決手段】本考案の抗UV及び透光断熱防虫ネットは、ネット本体を有し、上記ネット本体は水平間隔を呈して設置されている複数の透光エリア及び複数の遮光エリアを含み、上記透光エリアは透光性を有する糸で編成され、上記遮光エリアは遮光性を有する糸で編成され、上記透光性を有する糸の材質は複合光繊維であり、ポリエチレン繊維内に分散されている抗UV粉体及び透光断熱粉体を含み、これにより日照不足が作物の生長に不利であるという問題を調整する。【選択図】図2

Description

本考案は、防虫ネットに関し、特に防虫が可能で、調光効果を兼ね備えた防虫ネットに関する。
農薬使用のリスクを低減するため、防虫ネット1(図1に示すとおり)が既に広く使用されている。防虫ネット1を利用して設置されたネットハウス又は温室は、農薬の使用量を低減するため、害虫の侵襲を防ぐことが目的であったため、使用機能において日照問題が考慮されていなかった。しかし農作物の日照についての要件は、通常、栽培する作物によって異なり、この点は防虫ネット1では克服が難しい問題であり、実際の作物栽培において、農家は防虫ネット1の設置費用を投入する必要があるほか、場合によっては日照の問題を調整するため、照明類の設備を追加で設置することによって、栽培している作物の個別の要件に適応しなければならない。
このように、従来技術では、ネットハウス又は温室の設置コストが増えるほか、照明設備を追加し、設置時に透光の間隔と距離をきちんと調整していなければ、ネットハウス又は温室内の空気の対流を阻害するだけでなく、光照射が適度でない問題により、作物の正常な生長と品質に直接影響を及ぼしやすくなる。
上記の欠点に鑑み、本考案の目的は、作物の生長品質を向上させ、ネットハウス又は温室の設置コストを効果的に低減するために、防虫が可能で、調光効果を兼ね備えた防虫ネットを提供することにある。
本考案の目的に基づいて、抗UV及び透光断熱防虫ネットを提供し、これはネット本体を有し、上記ネット本体は間隔を呈して設置されている複数の透光エリア及び複数の遮光エリアを含み、上記透光エリアは透光性を有する糸で編成され、上記遮光エリアは遮光性(色光性)を有する糸で編成されている。
その中で、上記透光性を有する糸の材質は複合光繊維であり、ポリエチレン繊維内に分散されている抗UV粉体及び透光断熱粉体を含み、上記抗UV粉体は酸化亜鉛又は二酸化チタンのうち少なくとも1種又はその組み合わせを含み、上記透光断熱粉体は酸化タングステンを含む。
上記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が240nm〜400nmの間にある時、透過率は20%より低く、上記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が400nm〜730nmの間にある時、透過率は20%〜70%の間であり、上記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が730nm〜2500nmの間にある時、透過率は60%より低い。
好ましくは、上記透光エリアは細長形のエリアブロックであり、上記遮光エリアは細長形のエリアブロックであり、上記透光エリア及び上記遮光エリアは間隔をおいて設置されている。
背景技術の概略図である。 本考案の実施形態の概略図である。 本考案の実施形態の断面図である。 本考案の日光の照射を受ける実施例の概略図である。 本考案の遮光状態における実施例の概略図である。 本考案の遮光率の実験データのグラフである。
本考案の具体的な実施方法、構造及び達成した効果をわかりやすく説明するため、実施例を提供し、図式と結び付けて下記のとおり説明する。
図2及び図3を参照されたい。抗UV及び透光断熱防虫ネット2を図示したものである。これはネット本体を有し、上記ネット本体は水平間隔を呈して設置されている複数の透光エリア21及び複数の遮光エリア22を含み、上記透光エリア21は透光性を有する糸で編成され、上記遮光エリア22は遮光性を有する糸で編成されている。
その中で、上記透光性を有する糸の材質は複合光繊維であり、ポリエチレン繊維内に分散されている抗UV粉体及び透光断熱粉体を含み、上記抗UV粉体は酸化亜鉛又は二酸化チタンの少なくとも1種又はその組み合わせでもよく、またこれらに限らず、その他の無機材料でもよい。無機材料の毒性は副作用が少なく、高温及び光照射条件下において化学的安定性が高く、紫外線に対するカバー範囲がより大きく、波長範囲の広い紫外線を反射、吸収又は散乱でき、かつ低い減光係数を有し、遮光ネットに良好な抗UV效果を持たせる。
その中で、上記透光断熱粉体は、酸化タングステンでもよく、またこれに限らない。酸化タングステンの断熱粉体はTCO(transparent conducting oxide)の特性を有し、自由電子は特定の光の波長(プラズマ波長)又はより大きな波長において、それぞれ赤外線を吸収し、これにより赤外線を遮蔽する効果を有する。さらに、粒子の大きさが可視光の波長よりはるかに小さいため、可視光の透過性を保持できる。
図4を参照されたい。防虫ネット2を使用して作物を遮蔽し、日光Sは上記防虫ネット2の透光エリアを通り抜けた後、作物3上に照射し、作物に光合成を行わせることができ、かつ太陽の移動に従って、日光Sは照射角度及び照射位置を変える。
図5を参照されたい。日光Sが防虫ネット2の遮光エリア22を照射する時、作物に対し異なる光線の補助光効果を生み出して、作物が適度な補助光を得られるようにし、日光の断続的な照射を利用して、光質不足は作物の生長に不利であるという問題を調整する。その中で、上記遮光エリア22の遮光性(色光性)を有する糸については、作物3の日照の要件に応じて、異なる遮光率(色光的)の糸を選択して編成することができる。
図6を参照されたい。上記透光性を有する糸を熱で溶解し押圧し厚さ0.25mmのシートにして測定を行い、光線が通り抜ける時の透過率を測定し、紫外線(波長は100nm〜400nm)、可視光(波長は400nm〜730nm)及び赤外線(波長は730nm〜2500nm)のスペクトルの透過率をそれぞれ測定した。
上記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が240nm〜400nmの間にある時、透過率は20%より低く、上記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が400nm〜730nmの間にある時、透過率は20%〜70%の間であり、上記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が730nm〜2500nmの間にある時、透過率は60%より低い。
補足説明を行うと、紫外線の波長は100nm〜400nmであるが、200nm以下は空気に吸収される真空紫外線である。このため紫外線C波が大気層を通り抜けることができる波長範囲は200nm〜280nmであるが、この波長範囲はオゾン層に吸収される。これにより通常測定可能な紫外線は240nm〜400nmである。
上記内容により、上記透光性を有する糸を使用して編成した透光エリアは、紫外線の透過率が20%より低く、紫外線が通り抜けるのを効果的に遮るため、植物が紫外線照射によりダメージを受けるのを防ぐことができる。
上記に基づき、本考案は、透光エリア21及び遮光エリア22の編成構造を利用し、虫害防止機能を保有するほか、調光効果を兼ね備えることができ、日光の断続的な照射を提供し、日照不足が作物の生長に不利であるという問題を調整し、かつネットハウス又は温室設置コストを低減し、ネットハウス又は温室内の空気の対流性を向上させる。
1 防虫ネット
2 防虫ネット
21 透光エリア
22 遮光エリア
3 作物
S 日光

Claims (7)

  1. ネット本体を有し、
    前記ネット本体は間隔を呈して設置されている複数の透光エリア及び複数の遮光エリアを含み、
    前記透光エリアは透光性を有する断熱糸で編成され、
    前記透光性を有する断熱糸はポリエチレン繊維内に分散されている抗UV粉体及び透光断熱粉体を含み、
    前記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が240nm〜400nmの間にある時、透過率が20%より低い、
    抗UV及び透光断熱防虫ネット。
  2. 前記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が400nm〜730nmの間にある時、透過率が20%〜70%の間であり、前記透光エリアを通り抜けるスペクトルの波長範囲が730nm〜2500nmの間にある時、透過率が60%より低い、請求項1に記載の抗UV及び透光断熱防虫ネット。
  3. 前記抗UV粉体は酸化亜鉛又は二酸化チタンのうち少なくとも1種又はその組み合わせを含む、請求項1に記載の抗UV及び透光断熱防虫ネット。
  4. 前記透光断熱粉体は酸化タングステンを含む、請求項1に記載の抗UV及び透光断熱防虫ネット。
  5. 前記遮光エリアは遮光性を有する糸で編成される、請求項1に記載の抗UV及び透光断熱防虫ネット。
  6. 前記透光エリアは細長形のエリアブロックである、請求項1に記載の抗UV及び透光断熱防虫ネット。
  7. 前記遮光エリアは細長形のエリアブロックである、請求項1に記載の抗UV及び透光断熱防虫ネット。
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