JP3235360U - 培土袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋を安定して自立させることが容易にできる、培土袋を提供する。【解決手段】袋1は、開口となる側の第1端部11及び第1端部11とは反対側に位置する第2端部12を有するとともに培土50が充填される袋本体10と、袋本体10の幅方向Wにおける第2端部12の両端に設けられるとともに互いに係合されて連結可能な連結部20とを備える。【選択図】図3

Description

本考案は、培土袋に関する。
特許文献1には、植物の袋栽培法及びそれに使用する筒状の袋が開示されている。
袋に培土が充填された状態で、袋の両端の開口部がシールされている。開口部のシール部分は、空の袋を閉じた状態で重なり合う前後2枚のシートが線状に接合されることで構成されている。シール部分の一方には、該シール部分を底面として袋を設置可能とする係止手段が設けられている。
こうした係止手段として、底面となるシール部分に、紐通しを設け、該紐通しに通された紐を引き締めることにより、該シール部分を絞ることを可能とした構成が開示されている(特許文献1の図1参照)。
また、他の係止手段として、底面となるシール部分の左右両端部に、穴を設け、この穴同士を紐などの留め具によってシール部分の中央で留めることを可能とした構成が開示されている(特許文献1の図2参照)。
こうした袋は、培土が充填された状態で貯蔵、輸送、販売等される。使用者は、こうした袋の使用に際して、まず、シール部分を紐で絞った状態、あるいは左右両端部に設けられた穴同士を留め具によってシール部分の中央で留めた状態で、該シール部分を底面として袋を立てて設置する。そして、シール部分の他方を開口させるとともに、袋内部の培土を底部に移動するように整えることで袋を実質的に円筒状にする。その後、袋内部の培土に植物を植える。
特開2001−157517号公報
ところで、特許文献1に記載の袋は、係止手段として紐を必要とするものである。そのため、シール部分を絞るために紐を引き締めたり、シール部分に設けられた穴に紐を通したりしなければならず、袋を自立させるための作業が煩雑であるという問題がある。
上記課題を解決するための培土袋は、開口となる側の第1端部及び前記第1端部とは反対側に位置する第2端部を有するとともに培土が充填される袋本体と、前記袋本体の幅方向における前記第2端部の両端に設けられるとともに互いに係合されて連結可能な連結部と、を備える。
同構成によれば、使用者は、袋の使用に際して、まず、未開封の袋を第1端部を下側にして立てる。これにより、袋に充填されている培土が、袋の内部を自重によって下側、すなわち第1端部側に移動することで、袋の内部の上側、すなわち第2端部側には隙間が生じる。続いて、袋本体のうち第2端部の両端の一方及び他方をそれぞれ含む部分を、袋本体の長さ方向に対して傾斜して延びる折り線に沿って折り曲げるとともに、連結部を互いに係合させて連結する。続いて、上記一対の折り線と第2端部の外縁とを含む略台形状の部分を、袋本体のうち培土を含む部分に向けて折り曲げる。続いて、この状態の袋を第1端部が上側となるように反転させて立てる。こうして立てられた袋においては、上記略台形状の部分が袋の底面となる。したがって、袋を安定して自立させることが容易にできる。
上記培土袋において、前記連結部は、雄スナップボタンと、前記雄スナップボタンに対して着脱自在に連結される雌スナップボタンと、を有していることが好ましい。
同構成によれば、雄スナップボタンと雌スナップボタンとがスナップフィットによって着脱自在に連結される。このため、簡単な構成の連結部を容易に実現することができる。
上記培土袋において、前記雄スナップボタン及び前記雌スナップボタンの一方は、前記袋本体を構成する表シート及び裏シートの一方の外面に設けられており、前記雄スナップボタン及び前記雌スナップボタンの他方は、前記表シート及び前記裏シートの他方の外面に設けられていることが好ましい。
同構成によれば、袋本体のうち第2端部の両端の一方及び他方をそれぞれ含む部分が、上記折り線に沿って折り曲げられた際に、同部分の一方の表シートと同部分の他方の裏シートとが互いに重なり合う。この状態において、対向する雄スナップボタンと雌スナップボタンとをそのまま押し付け合うことによって、雄スナップボタンと雌スナップボタンとが連結される。このため、雄スナップボタンと雌スナップボタンとの連結作業を容易に行うことができる。また、こうして形成される上記略台形状の部分においては、雄スナップボタン及び雌スナップボタンが突出しにくくなるため、袋を一層安定して自立させることができる。
上記培土袋において、前記第2端部には、前記幅方向に延びるとともに前記袋本体を構成する表シートと裏シートとを接合してシールするシール部が設けられており、前記連結部は、前記袋本体の長さ方向において前記シール部よりも外側に設けられていることが好ましい。
同構成によれば、連結部を設けることによって袋本体の容積が影響を受けることを避けることができる。
本考案によれば、袋を安定して自立させることが容易にできる。
図1は、一実施形態の培土袋の表面の平面図である。 図2は、同実施形態の培土袋の裏面の平面図である。 図3は、同実施形態の培土が充填され、且つ第1端部がシールされた状態の培土袋の平面図である。 図4(a),図4(b)は、培土袋の使用手順を示す正面図である。 図5(a)〜図5(c)は、培土袋の使用手順を示す正面図である。
以下、図1〜図5を参照して、一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、培土袋(以下、袋1)は、袋本体10と、連結部20とを備えている。
<袋本体10>
図1及び図2に示すように、袋本体10は、筒状であり、開口となる側の第1端部11及び第1端部11とは反対側に位置する第2端部12を有している。培土が充填されていない状態の袋本体10は、平面視長方形状である。袋本体10は、袋本体10の軸線方向(図1及び図2の上下方向)が長方形の長辺方向と一致する長方形状である。
なお、以降において、袋本体10の長辺方向及び短辺方向を、それぞれ長さ方向L及び幅方向Wとして説明する。
袋本体10は、表シート10Aと裏シート10Bとを有している。本実施形態では、袋本体10が、1枚の筒状のシートによって構成されている。袋本体10は、ポリオレフィン系フィルムにより構成されている。
図3に示すように、第1端部11には、幅方向Wに延びるとともに表シート10Aと裏シート10Bとを接合してシールする第1シール部13が設けられている。
図1〜図3に示すように、第2端部12には、幅方向Wに延びるとともに表シート10Aと裏シート10Bとを接合してシールする第2シール部14が設けられている。
第1シール部13及び第2シール部14は、表シート10Aと裏シート10Bとを熱融着することによって形成されている。
なお、第2シール部14が、本考案に係るシール部に相当する。
図1及び図3に示すように、長さ方向Lにおいて表シート10Aの第1端部11側の外面には、幅方向Wに延びる切り取り線15が表示されている。切り取り線15は、長さ方向Lにおいて第1シール部13よりも内側に設けられている(図3参照)。切り取り線15は、印刷によって形成されている。
表シート10Aには、表側表示部30が設けられている。表側表示部30は、袋1に培土50が充填された状態の商品に関する情報を表示する。こうした情報としては、例えば培土50が充填された状態の袋1の商品名、袋1の充填容量、バーコードなどが挙げられる。
図2に示すように、裏シート10Bには、裏側表示部40が設けられている。裏側表示部40は、袋1の商品名、袋1の充填容量、バーコードに加えて、袋1を自立させる方法、袋1を用いた植物の栽培方法などを表示する。
表側表示部30及び裏側表示部40は、印刷によって形成されている。
図1及び図2に示すように、袋本体10における第1端部11側の開口を通じて袋本体10の内部に培土50が充填される。この状態において第1シール部13が形成されることで、袋本体10の上記開口がシールされる(図3参照)。
<連結部20>
図1〜図3に示すように、連結部20は、袋本体10の幅方向Wにおける第2端部12の両端に設けられるとともに互いに係合されて連結可能に構成されている。
連結部20は、長さ方向Lにおいて第2シール部14よりも外側に設けられている。
連結部20は、雄スナップボタン21と、雄スナップボタン21に対して着脱自在に連結される雌スナップボタン22とを有している。
雄スナップボタン21及び雌スナップボタン22は、取付部材21a,22aとによって袋本体10を厚さ方向に挟持する態様で取り付けられている。本実施形態では、雄スナップボタン21、雌スナップボタン22、及び取付部材21a,22aが、硬質樹脂材料により構成されている。
図1及び図3に示すように、雄スナップボタン21は、袋本体10を構成する表シート10Aの外面に設けられている。
図2に示すように、雌スナップボタン22は、裏シート10Bの外面に設けられている。
次に、袋1の使用方法とともに本実施形態の作用について説明する。
図4(a)に示すように、使用者は、袋1の使用に際して、まず、未開封の袋1を第1端部11を下側にして立てる。これにより、袋1に充填されている培土50が、袋1の内部を自重によって下側、すなわち第1端部11側に移動することで、袋1の内部の上側、すなわち第2端部12側には隙間Sが生じる。
図4(b)に示すように、続いて、袋本体10のうち第2端部12の両端の一方及び他方をそれぞれ含む部分17を、袋本体10の長さ方向Lに対して傾斜して延びる折り線F1,F2に沿って折り曲げるとともに、連結部20を互いに係合させて連結する。
続いて、上記一対の折り線F1,F2と第2端部12の外縁12aとを含む略台形状の部分18を、袋本体10のうち培土50を含む部分に向けて折り曲げる。
図5(a)に示すように、続いて、この状態の袋1を第1端部11が上側となるように反転させて立てる。こうして立てられた袋1においては、上記略台形状の部分18が袋1の底面となる(以上、本実施形態の作用)。
図5(b)に示すように、続いて、袋本体10を切り取り線15に沿って切断することにより、第1端部11を除去する。
図5(c)に示すように、続いて、袋本体10の上部に形成された開口16の周縁部を外側に1回または複数回折り返す。
最後に、袋本体10の下部に排水用の孔を設ける。
なお、袋1を用いた植物の栽培方法については、特許文献1に開示されている植物の栽培方法と同様であることから説明を省略する。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態の作用を奏することから、袋1を安定して自立させることが容易にできる。
(2)連結部20は、雄スナップボタン21と、雄スナップボタン21に対して着脱自在に連結される雌スナップボタン22とを有している。
こうした構成によれば、雄スナップボタン21と雌スナップボタン22とがスナップフィットによって着脱自在に連結される。このため、簡単な構成の連結部20を容易に実現することができる。
(3)雄スナップボタン21は、袋本体10を構成する表シート10Aの外面に設けられており、雌スナップボタン22は、裏シート10Bの外面に設けられている。
こうした構成によれば、袋本体10のうち第2端部12の両端の一方及び他方をそれぞれ含む部分17が折り線F1,F2に沿って折り曲げられた際に、部分17の一方の表シート10Aと部分17の他方の裏シート10Bとが互いに重なり合う。この状態において、対向する雄スナップボタン21と雌スナップボタン22とをそのまま押し付け合うことによって、雄スナップボタン21と雌スナップボタン22とが連結される。このため、雄スナップボタン21と雌スナップボタン22との連結作業を容易に行うことができる。また、こうして形成される上記略台形状の部分18においては、雄スナップボタン21及び雌スナップボタン22が突出しにくくなるため、袋1を一層安定して自立させることができる。
(4)第2端部12には、幅方向Wに延びるとともに袋本体10を構成する表シート10Aと裏シート10Bとを接合してシールする第2シール部14が設けられている。連結部20は、第2シール部14よりも長さ方向Lの外側に設けられている。
こうした構成によれば、連結部20を設けることによって袋本体10の容積が影響を受けることを避けることができる。
(5)袋本体10を構成する表シート10Aの第1端部11の外面には、幅方向Wに延びる切り取り線15が表示されている。
こうした構成によれば、使用者は、切り取り線15が表示されている第1端部11を目視にて把握することができる。したがって、使用者が誤って第2端部12を鋏などで開封することを抑制することができる。
<変形例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・切り取り線15を表シート10Aに加えて、あるいは表シート10Aに代えて裏シート10Bに表示させることもできる。
・切り取り線15の表示を省略することもできる。
・連結部20は、長さ方向Lにおいて第2シール部14よりも内側に設けられていてもよい。
・雄スナップボタン21及び雌スナップボタン22は、例えば表シート10Aのみ、裏シート10Bのみに設けられていてもよい。
・連結部20は、雄スナップボタン21及び雌スナップボタン22に限定されない。他に例えば、袋本体10を貫通する孔と、同孔に連結可能なフックとによって連結部を構成することもできる。
1…袋
10…袋本体
10A…表シート
10B…裏シート
11…第1端部
12…第2端部
12a…外縁
13…第1シール部
14…第2シール部(シール部)
15…切り取り線
16…開口
17…部分
18…略台形状の部分
20…連結部
21…雄スナップボタン
21a…取付部材
22…雌スナップボタン
22a…取付部材
30…表側表示部
40…裏側表示部
50…培土
F1,F2…折り線
L…長さ方向
S…隙間
W…幅方向

Claims (4)

  1. 開口となる側の第1端部及び前記第1端部とは反対側に位置する第2端部を有するとともに培土が充填される袋本体と、
    前記袋本体の幅方向における前記第2端部の両端に設けられるとともに互いに係合されて連結可能な連結部と、を備える、
    培土袋。
  2. 前記連結部は、雄スナップボタンと、前記雄スナップボタンに対して着脱自在に連結される雌スナップボタンと、を有している、
    請求項1に記載の培土袋。
  3. 前記雄スナップボタン及び前記雌スナップボタンの一方は、前記袋本体を構成する表シート及び裏シートの一方の外面に設けられており、
    前記雄スナップボタン及び前記雌スナップボタンの他方は、前記表シート及び前記裏シートの他方の外面に設けられている、
    請求項2に記載の培土袋。
  4. 前記第2端部には、前記幅方向に延びるとともに前記袋本体を構成する表シートと裏シートとを接合してシールするシール部が設けられており、
    前記連結部は、前記袋本体の長さ方向において前記シール部よりも外側に設けられている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の培土袋。
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