JP3235039U - 鉄道車両玩具 - Google Patents

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雲和漫行者玩具有限公司
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【課題】レール上は勿論のこと、床上等で走行させる場合にも遊び勝手がよい鉄道車両玩具を提供する。【解決手段】2本のレール10上で自走可能な玩具車両を備えた鉄道車両玩具において、玩具車両の先頭車両は、踏面を構成する車輪主部6と車輪主部6よりも大径のフランジ7とが硬質プラスチックで一体的に形成され且つフランジ7の外周にゴム部(ゴム環)8Aが形成された前輪を備える。【選択図】図5

Description

本考案は、鉄道車両玩具に関するものである。
従来、玩具車両に、踏面を構成する車輪主部の内側にフランジを有する車輪が設けられ
、該フランジをガイドとしてレール頭部上の路面を走行する鉄道車両玩具が知られている
(例えば、特許文献1)。
特開2000−325674号公報 (図1および図2参照)
特許文献1に開示されているような鉄道車両玩具では、玩具車両はレールで決められた
軌道を走行するだけなので、特に、軌道の長さが短い場合には、単調になり趣向性に欠け
るきらいがある。そこで、ユーザによっては、レール無しに床面上等で走行させた場合が
ある。
しかし、前輪がフランジを有している場合、玩具車両を床上で走行させようとすると、
フランジ外周だけが接地するため接地面積が少なく、しかも、硬質プラスチックで前輪全
体が形成されているため、スリップし易い。この場合、先頭車両の前輪がスリップすると
、玩具車両全体が予期しない方向に走行してしまい、遊び勝手が悪いという問題がある。
本考案は、かかる問題点を解決するためになされたもので、レール上は勿論のこと、床
上等で走行させる場合にも遊び勝手がよい鉄道車両玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、2本のレール上で自走可能な玩具車両を備えた鉄道車両玩具において、
前記玩具車両の先頭車両は、踏面を構成する車輪主部と当該車輪主部よりも大径のフラン
ジとが硬質プラスチック又は金属で一体的に形成され且つ当該フランジの外周にゴム部が
形成された前輪を備えることを特徴とする鉄道車両玩具である。ここで、自走式とは玩具
車両が動力源を有し、手押しすることなく自らの力で走行することを意味している。自走
式であればよく、外部のコントローラで遠隔制御されるものに限らず、遠隔制御無しで走
行するものであってもよい。
第2の手段は、第1の手段において、前記ゴム部として前記フランジの外周にはゴム環
が嵌着され、前記ゴム環の外側面は、前記フランジの外側の摺動面よりも内方に位置する
ことを特徴とする。
第3の手段は、第1又は2の手段において、前記先頭車両は前記前輪の後方に駆動輪を
備え、当該駆動輪はゴム製であることを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記前輪は操舵輪であり、遠隔操作によって前記
駆動輪の回転制御と前記操舵輪の操舵制御とを行うためのコントローラと、前記玩具車両
に設けられ前記操舵制御によって前記操舵輪の向きを変更させる操舵装置と、を備えるこ
とを特徴とする。操舵装置は操舵輪の向きを変更させるものであればよく、操舵輪を常態
で中立位置に保つ機構は必ずしも必要とならない。
第1から第4の手段によれば、玩具車両の先頭車両がフランジの外周にゴム部が形成さ
れた前輪を備えるので、玩具車両をレール無しの床面上等で走行させる場合であっても玩
具車両を所期の方向に走行させることができる。
特に、先頭車両の前輪がレールの状態によって左右に向きを変えるものである場合に、
その効果が顕著である。
第2の手段によれば、ゴム環の外側面は、フランジの外側の摺動面よりも内方に位置す
るので、玩具車両をレール上で走行させる際に、前輪のゴム環がレールに摺動することが
ないので、特に曲線レールにおいて前輪がレールに乗り上げることが防止され、脱線を防
止することができる。
第3の手段によれば、駆動輪は、ゴム製であるので、レール無しの床面上等を走行させ
る際のグリップ力が大きくなるので、走行性能が向上することになる。
第4の手段によれば、コントローラによって前輪を操舵するので、玩具車両の走行方向
を任意に制御することができる。
以下に、本考案の実施形態に係る鉄道車両玩具を、図面を参照しながら説明する。
図1は実施形態に係る鉄道車両玩具を示した概念的な斜視図、図2は玩具車両の分解斜
視図、図3は駆動装置を示した斜視図、図4は操舵装置を示した斜視図である。
実施形態の鉄道車両玩具の玩具車両1は、図1および図2に示すように、レール10上
を走行することができるともに、床上等を走行することができるものである。この鉄道車
両玩具は、レール10および玩具車両1を備えている。そして、玩具車両1には、駆動装
置20および操舵装置30等が設けられている。
実施形態で使用されているレール10はT型レールであって、このレール10は、図6
に示すように、路面11を有し断面が略矩形状をなす頭部10aと、該頭部10aの底面
中央を支持する腹部10bと、該腹部10bの基端から幅方向に延設される底部10cと
によって、略T字状に形成されている。
玩具車両1に設けられる駆動装置20は、図2および図3に示すように、モータ21、
減速歯車列22、駆動輪2等から構成されている。
モータ21の駆動軸21aには、ウォーム22aが設けられている。そして、ウォーム
22aの動力は、ウォームホイール22b、他の複数の歯車22c,22dを介して駆動
輪軸2aの歯車22eに伝達されて、駆動輪2を駆動するようになっている。
駆動輪2はゴム製である。ゴム製としたのは、レール無しの床面上等で走行させる場合
のグリップ力を向上させるためである。
この駆動輪2は、テーパ状の踏面2bを備えた車輪主部3と、該車輪主部3の内端に形
成された大径のフランジ4とを備えている。この駆動輪2は、そのフランジ4の外側がレ
ール10の頭部10aの内面と摺接するガイド面(摺動面)として、踏面2bがレール1
0の頭部10a上の路面11で転動される。
玩具車両1に設けられる操舵装置30は、図2および図4に示すように、二つのコイル
31,32と一つの永久磁石33とを備えている。コイル31,32は、後述するように
コイル通電回路37によって作動される。
永久磁石33は、ホルダ34の一端部に保持されている。ホルダ34の他端部には、下
方に延びる軸34aが形成されている。軸34aには、上面に円形の凹部34bが形成さ
れ、下面に非円形、例えば4角形の凹部34cが形成されている。そして凹部34b,3
4cの隔壁には、孔34dが形成されている。そして、ホルダ34の軸34aは、玩具車
両1の底板1aに形成された孔1bに挿嵌されて、回動自在に支持されている。
一方、操舵輪5の軸5aは、逆T字状の軸受35によって回転自在に支持されている。
軸受35の中央から上方に立設されたブラケット部35aの上端部には、上記ホルダ34
の凹部34cに対応する形状の凸部35bが形成され、その上端面にピン35cが立設さ
れている。
そして、軸受35のピン35cがホルダ34の孔34dに挿嵌され、凸部35bが凹部
34cに挿嵌される。したがって、この操舵装置30では、ホルダ34の軸34aが回動
されると、それと一体に軸受35が回動され、それによって操舵輪5が操舵される。
操舵輪5は、操舵輪本体が硬質プラスチック又は金属によって形成されている。この操
舵輪本体は、図5および図6に示すように、駆動輪2と同じテーパ状の踏面5bを備えた
車輪主部6と、該車輪主部6の内側で該車輪主部6よりも大径で且つ駆動輪2のフランジ
4よりも小径のフランジ7とを備えている。そして、操舵輪5は、そのフランジ7がレー
ル10の頭部10aの内面と摺接するガイド面(摺動面)として、踏面5bがレール10
の頭部10a上の路面11で転動される。
操舵輪5のフランジ7には、周面幅方向中央に、環状リブ7aが形成されている。そし
て、このリブ7aには、ゴム環8Aが装着されている。ゴム環8Aの内周面幅方向中央に
は、環状溝8aが形成され、この環状溝8aが環状リブ7aに嵌合して位置決めが図られ
ている。また、このゴム環8Aの厚みは、フランジ7の厚みよりも薄く形成されている。
したがって、ゴム環8Aの外側面は、フランジ7の外側面よりも距離L0(図6参照)だ
け内方に位置している。この距離L0は、ゴム環8Aの環状溝8a,フランジ7の環状リ
ブ7aの製造誤差等を考慮して、フランジ7の外側面よりもゴム環8Aの外側面が内方に
位置するように設定されている。さらに、この操舵輪5では、フランジ7の高さH0がレ
ール10の頭部10aの高さH1よりも大きく設定されている。
玩具車両1に設けられるコイル31,32は、図2に示すように、玩具車両1の幅方向
の中央を中心にして左右に位置するように玩具車両1の上部フレーム1cに設置されてい
る。また、コイル31,32は、その端面が永久磁石33の磁極面と平行になるように配
置されている。
そして、左右のコイル31,32は、電源(電池)36に対して直列に接続されてコイ
ル通電回路37が構成されている。左右のコイル31,32は、永久磁石33の端面に対
向する側の極性が左右で異なるように構成されている。このコイル通電回路37は後述す
る制御部47のコイル通電制御部47bによって通電が制御される。例えば、左右のコイ
ル31,32に通電されると、一方のコイル31と永久磁石33との間で吸引力が働き、
他方のコイル32と永久磁石33との間では斥力が働き、これにより、ホルダ34は、図
において左方に回動して、操舵輪5が右方に向けられる。このホルダ34の回動方向を変
えるには、コイル通電制御部47bによりコイル31,32に流れる電流の向きを変えれ
ばよい。
また、コイル31,32の間には鉄材33aが設置されている。そして、コイル31,
32に通電しない状態では、鉄材33aと永久磁石33との間に働く吸引力によって、操
舵輪5は左右いずれにも偏らない中立位置を保持する。この鉄材33aもコイル31,3
2及び永久磁石33等とともに操舵装置30の一部を構成する。なお、鉄材33aに代え
て、操舵輪5を中立位置に保持するスプリングを設けてもよい。
この鉄道車両玩具は、図1に示すように、遠隔操作を行うための赤外線コントローラ4
1を備えている。
コントローラ41は、駆動装置20を作動させて玩具車両1を前進・後退させるための
走行ハンドル42と、操舵装置30を作動させて玩具車両1の進行方向を設定するための
操舵ハンドル43とを備え、それらのハンドル操作によって、赤外線発光素子44から赤
外線による走行・操舵指令信号を発する。
一方、玩具車両1には、図1に示すように、コントローラ41の発光素子44から発信
された走行・操舵指令信号を受信する赤外線受光素子45が基板46上に配設されている
。そして、受光素子45で受信された走行・操舵指令信号は、基板46の制御部47に入
力される。制御部47は、図8に示すように、モータ通電制御部47aおよびコイル通電
制御部47bを有している。そして、制御部47は、受光素子45で受信した走行指令信
号,操舵指令信号に基づいて、モータ通電回路48およびコイル通電回路37に電力を供
給し、モータ21の正逆転および操舵輪5の左右方向の操舵を行う。例えば、走行ハンド
ル42を前方に倒して前進操作させながら、操舵ハンドル43を左右に操作することによ
って、玩具車両1の操舵を行う。
上記鉄道車両玩具によれば、玩具車両1を床上等で走行させる場合には、操舵装置30
によって所望とする方向に玩具車両1を進行させることができ、その際に、操舵輪5には
、ゴム環8Aによって十分な摩擦抵抗が付与されるため、確実な操舵を行うことができる

また、玩具車両1をレール10上で走行させる場合には、ゴム環8Aがレール10の頭
部10aに接触することがないので、摩擦抵抗が増大することなく、円滑な走行を行うこ
とができる。
最後に、駆動輪2と操舵輪5との構成を違えた理由について説明する。すなわち、駆動
輪2は全体がゴムで構成されているのに対して、操舵輪5は主体が硬質プラスチックで構
成され、フランジ7にゴム環8Aが嵌着されている。
これは、操舵輪5全体をゴムで形成した場合には、特に直線レールから曲線レールに移
る際に、先頭車両は直線走行を継続しようとするので、操舵輪5とレールとの摺接によっ
て、操舵輪5がレール上に乗り上げ易くなることから主体を硬質プラスチックで形成する
一方で、レール無しの床面上等を走行させる際には、操舵輪5の向きを変更しなければな
らないが、硬質プラスチック部分で接地していると操舵輪5がスリップし易くなることか
らフランジ7にゴム環8Aを嵌着したものである。
これに対して、駆動輪2は、直線レールから曲線レールに移る際には、操舵輪5の働き
によって先頭車両が既に向きを変えているため、駆動輪5とレールとの摺接が生じても、
レール上に乗り上げ難いこと、グリップ力を向上させて走行性能を向上させる必要性があ
ることから、全体をゴム製としたものである。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態には限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、上記実施形態の操舵輪5では、ゴム環8Aをフランジ7の周面に形成した環状
リブ7aによってフランジ7に位置決めして装着させているが、図9に示すように、フラ
ンジ7に環状溝7bを形成し、該環状溝7bにゴム環8Bを位置決め挿嵌させてもよい。
また、上記実施形態では、車輪主部3,6にテーパを形成したが、車輪主部3,6は円
柱形であってもよい。
本考案に係る鉄道車両玩具を示した概念的な斜視図である。 車両の分解斜視図である。 駆動装置を示した斜視図である。 操舵装置を示した斜視図である。 操舵輪を示した断面図である。 図5における円形部を拡大して示した断面図である。 操舵装置を作動させるコイルへの通電回路を示した回路図である。 車両の制御装置を示したブロック図である。 操舵輪の他の実施形態を示した部分断面図である。
1A,1B 玩具車両
2 駆動輪
2a 踏面
3 車輪主部
4 フランジ
5 操舵輪
5b 踏面
6 車輪主部
7 フランジ
8A ゴム環
10 レール
10a 頭部
10b 腹部
10c 底部
11 路面
20 駆動装置
30 操舵装置
31,32 コイル
33 永久磁石

Claims (1)

  1. 2本のレール上で自走可能な玩具車両を備えた鉄道車両玩具において、前記玩具車両の先
    頭車両は、踏面を構成する車輪主部と当該車輪主部よりも大径のフランジとが硬質プラス
    チック又は金属で一体的に形成され且つ当該フランジの外周にゴム部が形成された前輪を
    備えることを特徴とする鉄道車両玩具。
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