JP3234738B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3234738B2
JP3234738B2 JP11098995A JP11098995A JP3234738B2 JP 3234738 B2 JP3234738 B2 JP 3234738B2 JP 11098995 A JP11098995 A JP 11098995A JP 11098995 A JP11098995 A JP 11098995A JP 3234738 B2 JP3234738 B2 JP 3234738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関し、特
に、ポインティングデバイスを持つパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置におけるキー入力方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、キーボードを有しないコンピ
ュータであって、キー入力手段としてポインティングデ
バイスなどによりキーをポインティングすることにより
キー入力を行うことができるタッチキーボードを有する
ものがある。
【0003】例えば、公知文献(USP5,031,1
19)には、キーボードを利用することなくアプリケー
ションプログラムにキーストロークデータを供給するシ
ステムであって、スクリーンの異なるセグメント上にア
プリケーションプログラムグラフィックスとキーボード
画面を同時に表示するようにしたものが開示されてい
る。
【0004】また、一般にパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置では、表示画面の下部に、システムで用意
されているシステムラインと呼ばれる表示領域を設定
し、かな漢字変換プログラムの処理状況の表示等をその
システムラインの1行分に表示するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、キーボー
ドは有さないが、マウスやタブレット、タッチパネル等
のポインティングデバイスを有するような、キー入力の
できない情報処理装置においては、キーデータの入力を
行う方法の一つとしてCRTや液晶表示装置などの画面
表示装置にキーボード画面を表示し、該当するキーをポ
インティングデバイスによりポインティングすることで
キー入力を行う方法が採られている。
【0006】その一構成例として、上記公知文献(US
P5,031,119)に記載のものがあるが、場合に
よっては、汎用のアプリケーションプログラムを実行す
る際に、表示画面上に表示されたキーボード画面が、そ
のアプリケーションプログラムの処理内容に対する画面
表示の妨げになるという問題がある。
【0007】また、ソフトウェアキーボード画面の表示
可能な領域が小さいものである場合、表示できるキーの
数が限定され、入力できるキーデータの数も同じく限定
されるという問題がある。また、ソフトウェアキーボー
ド画面の表示可能な領域が小さく、また表示可能なキー
の数が多い場合、文字キーと特殊キーなど画面上に表示
されたキーから目的のキーを見分けることが難しくな
り、作業効率が悪くなるという問題がある。
【0008】発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、本発明に係る情報処理装置
は、ソフトウェアキーボード装置のキーボードを、でき
るだけ汎用アプリケーションプログラムの実行の妨げに
ならないように表示画面上に表示することができるこ
を目的とする。
【0009】さらに、本発明に係る情報処理装置は、表
示するキーボード画面を、キーの組合せが異なるものに
切り換えるための画面切換キーをソフトウェアキーボー
ドに付加することにより、複数の種類のキーボード画面
を切り換えて表示することができることを目的とする。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、前提として、処理情報を表示画面上に表示する画
面表示装置と、該表示画面上での位置指定を行うための
ポインティングデバイスと、ソフトウェアにより構築さ
れたソフトウェアキーボード装置とを有し、前記画面表
示装置の表示画面に、システムプログラムによってシス
テムライン表示領域が設定されるように構成した情報処
理装置である。
【0012】の情報処理装置は、予めシステムプログ
ラムによって用意されたシステムライン表示領域をアプ
リケーションプログラムが前記画面表示装置にデータを
表示する表示領域とは異なる領域として前記画面表示装
置の表示画面内ではあるがその下方の行に設定し、該シ
ステムライン表示領域にかな漢字変換を含む各アプリケ
ーションで使用されるソフトウェアキーボード装置のキ
ーボードを表示するソフトウェアキーボード表示手段
と、前記ソフトウェアキーボード装置の各キーに対応す
るキー情報を格納したキー情報格納部と、前記ポインテ
ィングデバイスによる前記画面表示装置の表示画面上で
のポインティングが、前記表示画面上に表示されたキー
ボードのキーをポインティングしたものであるか否か
を、前記ポインティングデバイスからの情報及び前記キ
ー情報格納部のキー情報により判断するポインティング
判断手段と、を備えている。
【0013】またこの情報処理装置は、前記キーのポイ
ンティングと判断されたキーに対応するキー情報のう
ち、このキー対応の処理を行うための処理実行信号を出
力するキー処理手段と、前記キー処理手段により出力さ
れる処理実行信号に基づいて前記ソフトウェアキーボー
ド表示手段による表示を制御する表示制御手段と、を備
えている。そのことにより上記目的が達成される。
【0014】明に係る情報処理装置は、記情報処
理装置において、前記表示制御手段、前記キーボード
の表示がキーの組合せの異なるキーボード毎に行われる
よう前記ソフトウェアキーボード表示手段を制御する
能を有し、前記キー情報格納部には、前記システムライ
ン表示領域に表示されるキーボードのキー情報を、シス
テムライン表示領域のサイズも加味して、キーの組合せ
の異なるもの毎に多種類格納し、前記画面表示装置の
示画面上のシステムライン表示領域に表示されるキーの
組合せの異なる各キーボード、これを他の種類のもの
に切り換えるための切換キーを含むものであり、前記キ
ー処理手段前記ポインティング判断手段にてキーの
ポインティングと判定されたキーが前記切換えキーであ
るとき、前記画面表示装置の表示画面上のシステムライ
ン表示領域に表示されているキーボードを、前記キー情
報格納部に格納されているシステムライン表示領域のサ
イズも加味して、そのキーの組合せが異なる他の種類の
ものに切り換えるための処理実行信号を出力するよう
構成されたものである。
【0015】
【0016】
【作用】この発明においては、予めシステムプログラム
によって用意されたシステムライン表示領域をアプリケ
ーションプログラムが前記画面表示装置にデータを表示
する表示領域とは異なる領域として前記画面表示装置の
表示画面内ではあるがその下方の行に設定し、このシス
テムライン表示領域に、かな漢字変換を含む各アプリケ
ーションで使用されるソフトウェアキーボード装置のキ
ーボードを表示するようにしたから、表示画面上のシス
テムライン表示領域に表示されたキーボードの画面が、
できるだけそのアプリケーションプログラムの処理内容
に対する画面表示の妨げにならないようにできる。
【0017】また、この発明においては、表示画面のシ
ステムライン表示領域に表示されるソフトウェアキーボ
ード装置のキーボードとして、システムライン表示領域
のサイズも加味して、キーの組合せの異なるものを多種
類用意するとともに、この表示画面のシステムライン表
示領域に表示される各キーボードを、これを他の種類の
ものに切り換えるための切換キーを含む構成とした。そ
のため、キーのポインティングと判定されたキーがこの
切換えキーであるとき、表示画面のシステムライン表示
領域に表示されているキーボードを他の種類のものに切
り換えるようにしたので、表示画面上のシステムライン
表示領域には、キーの組合せが異なる多種類のキーボー
ドを表示可能となり、表示可能なキーの種類を増やすこ
とができた。これによりソフトウェアキーボード装置か
ら、多くのキー情報を入力することが可能となる。
【0018】このため、システムライン表示領域のよう
表示画面上でのキーボードの表示可能な領域が小さい
ものである場合でも、表示できるキーの数が制限される
ことによる、入力できるキーデータの数の制限を回避
ることができる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例による情報処理
装置の主要部を説明するための図であり、該情報処理装
置に搭載されているソフトウェアキーボード装置の機能
を、ポインティングデバイス及び画面表示装置とともに
ブロックに分けて示している。
【0022】図1に示すように、本実施例の情報処理装
置は、処理情報を表示画面上に表示する画面表示装置5
3と、該表示画面上での位置指定を行うためのポインテ
ィングデバイス58と、ソフトウェアにより構築された
ソフトウェアキーボード装置10とを有し、該表示画面
の下部に、本情報処理装置のシステムプログラムによっ
てシステムライン表示領域が設定されるよう構成されて
いる。
【0023】そして、このソフトウェアキーボード装置
10は、そのキーボードを上記表示画面に表示するソフ
トウェアキーボード表示手段2と、該ソフトウェアキー
ボード装置の各キーに対応するキー情報,つまり図2に
示すソフトウェアキーボード情報テーブル200を格納
したキー情報格納部5と、該ポインティングデバイス5
8による該表示画面上でのポインティングが、該表示画
面上に表示されたキーをポインティングしたものである
か否かを、該ポインティングデバイス58からの情報及
び該キー情報格納部5のキーの位置情報により判断する
ポインティング判断手段3とを備えている。
【0024】さらに、このソフトウェアキーボード装置
10は、キーのポインティングと判断されたキーに対応
するキー情報のうちの、キー対応の処理を行うための処
理実行信号を出力するキー処理手段4と、該キー処理手
段により出力される処理実行信号に基づいてソフトウェ
アキーボード表示手段1によるキー表示を制御する表示
制御手段2とを備えている。
【0025】ここで、上記ソフトウェアキーボード表示
手段1は、パーソナルコンピュータ等においてシステム
により用意された画面表示装置53のシステムライン表
示領域に、ソフトウェアキーボード装置10のキーボー
ドを表示するものであり、ここで画面表示装置としては
CRT、液晶表示装置(LCD)などが用いられる。ま
た、上記表示制御手段2はソフトウェアキーボード情報
テーブル(図2参照)から、表示させるキーボードの情
報を取得し、各キーの位置データや色情報などをソフト
ウェアキーボード表示手段1に与えるようになってい
る。
【0026】また上記表示制御手段2は、ポインティン
グ判断手段3には、ソフトウェアキーボード情報テーブ
ルからキーの位置の情報を与え、キー処理手段4には、
ソフトウェアキーボード情報テーブルから、キーに対応
する処理の情報を与えるようになっている。ここでポイ
ンティングデバイス58としてはタブレット、タッチパ
ネル、マウス等が用いられる。
【0027】図2は、上記表示制御手段2、ポインティ
ング判断手段3、キー処理手段4にて参照されるソフト
ウェアキーボード装置のキー情報テーブルを示してい
る。
【0028】この情報テーブル200は、ソフトウェア
キーボード装置の個々のキーに対応するキーデータ29
の集まりにより構成されており、各キーデータ29は、
表示されるキーに表示する文字を表わす表示文字21、
キーの表示文字を表示する際の文字色を表わす表示文字
色22、キーの文字の背景色を表わす表示背景色23、
キーが指定されたときに行う処理を指す対応処理24、
キーの描画位置を表すキー表示左上x座標25、キー表
示左上y座標26、キー表示右下x座標27、キー表示
下y座標28からなる。
【0029】また、情報テーブル200における各表示
モード20は、表示されるソフトウェアキーボードの種
類に対応しており、各モードのソフトウェアキーボード
の情報はそれぞれはキーデータ29の集まりで構成され
ている。
【0030】この図2におけるモード1、モード2はそ
れぞれ後述する図4、図5に示すキーボードに対応して
いる。
【0031】図3は画面表示装置の表示画面を示す図
であり、システムライン表示領域31にかな漢字変換シ
ステムの処理状況の表示が行われている状態を表してい
る。
【0032】かな漢字変換システムなどのアプリケーシ
ョンはシステムライン表示領域31と呼ばれる表示画面
30の下方の行(図3においては最下位行)を用いて状
況表示32などを行っている。この図3に示すかな漢字
変換システムの場合、キーボードの各ファンクションキ
ーに対応した処理内容をシステムライン表示領域31
(最下位行)に表示している。
【0033】図4,図5は、本実施例の情報処理装置に
搭載されているソフトウェアキーボードのうち、モード
1,モード2に対応するものが表示画面30上に表示さ
れた状態を示している。
【0034】図4で示されるように、モード1に対応す
るソフトウェアキーボード10aについては、ソフトウ
ェアキーボード表示手段1によって、図3においてかな
漢字変換システムが表示を行なっているシステムライン
表示領域31に、”Esc”,”Ctrl”,”A1
t”,”a”,”b”,・・などのキー42が表示され
る。
【0035】この画面上に表示されたキー42をポイン
ティングデバイスでポインティングすることにより、ポ
インティング判断手段3がポインティングを理解し、キ
ー処理手段4は、それぞれのキー42に対応する処理実
行のための信号を出力する。図4では、表示されたキー
42のうちキー“a”、“b”、“c”が順にポインテ
ィングされ、システムのコマンドラインにキーデータが
入力された状態を表している。表示モード切り替えキー
43は、このキー43がポインティングされたとき、表
示しているキーボードの種類を変更するために用意され
ているものである。
【0036】上記表示モード切り替えキー43をポイン
ティングすることによってポインティング判断手段3が
ポインティングを理解し、キー処理手段4が表示制御手
段2に表示ソフトウェアキーボードの変更を通知し、表
示制御手段2がソフトウェアキーボード表示手段1にソ
フトウェアキーボードの表示を切り替えさせる。
【0037】図5は、表示モード切り替えキー43をポ
インティングすることにより、図4に示すモード1のソ
フトウェアキーボード10aから切り替わった、モード
2のソフトウェアキーボード10bを示している。ここ
では、このキーボード10bには、キー44とモード切
換えキー45が設けられている。
【0038】図6は本発明の一実施例による情報処理
装置の構成を示すブロック図である。図において、10
0は本実施例のソフトウェアキーボード装置10を搭載
した情報処理装置で、CPU(中央処理装置)51と、
主記憶部52と、液晶ディスプレイ53と、ディスプレ
イコントローラ54と、ディスクコントローラ55と、
ディスク56と、ポインティングデバイスコントローラ
57と、ポインティングデバイス58とを備えている。
【0039】上記CPU51はシステムの中枢をなす制
御装置であり、上記ソフトウェアキーボード表示手段
1,表示制御手段2,ポインティング判断手段3,キー
処理手段4の機能を含むものである。また、主記憶部5
2はプログラムやデータを一時的に格納するRAM、R
OMから構成され、図2のソフトウェアキーボード情報
テーブルはこの主記憶部のRAMに格納されている。
【0040】ここでは、画面表示装置として液晶ディス
プレイ53を用いており、これはディスプレイコントロ
ーラ54により制御されるようになっている。またディ
スク56はプログラムやデータを格納しており、ディス
クコントローラ55によりデータのアクセスが制御され
るようになっている。さらにポインティングデバイス5
8はマウスやタッチパネルなどのポインティングデバイ
スであり、ポインティングデバイスコントローラ57に
より制御されるようになっている。
【0041】次に上記ソフトウェアキーボード装置を用
いた処理について説明する。なお、以下の説明において
は、表示画面上に表示される各種キーボードをソフトウ
ェアキーボードともいう。
【0042】上記CPU51は、主記憶部52に格納さ
れているソフトウェアキーボード情報テーブルを参照し
て、ディスプレイコントローラ54によって、図7のフ
ローチャートに示す処理を行い、ソフトウェアキーボー
ド装置のキーボードを液晶ディスプレイ53に表示す
る。
【0043】そして、該キーボードを表示した後、CP
U51はポインティングデバイスコントローラ57から
のポインティング情報により、キー選択の判断を行い、
各キーに対応した処理を行なう。
【0044】以下、図7のフローチャートに基づいて各
処理について説明する。
【0045】ここで使用される変数Lは、システムライ
ン表示領域に表示されている行数を表わす、システムに
用意されている変数である。変数key modeは、
表示画面に表示されているキーボード(ソフトウェアキ
ーボード)の表示モード20を指し、現在表示されてい
るソフトウェアキーボードの種類を表す変数である。変
数mは現在表示されているソフトウェアキーボードにお
けるキーの個数を表し、変数iはキーを表示するときの
作業用の変数である。
【0046】まず、パーソナルコンピュータ等の情報処
理装置100が起動されると、システムに用意されてい
るシステムライン表示領域31にソフトウェアキーボー
ドを表示するために、表示制御手段2はソフトウェアキ
ーボード表示手段1により、システムラインの表示行数
Lを、ソフトウェアキーボードの表示に必要となる行数
分(ここではL=1)に設定する(step1)。
【0047】次に、表示制御手段2は、ソフトウェアキ
ーボードの表示モードの初期値(この実施例ではモード
1を指す1)を変数key modeに設定し(ste
p2)、続いてソフトウェアキーボードの表示モードを
変数key modeにより判断し、表示するキーの個
数mを取得し(step3)、その後作業用変数iに1
を代入する(step4)。
【0048】次に、表示制御手段2は、ソフトウェアキ
ーボード表示手段1によるソフトウェアキーボードの表
示を行うために、step3で得られた表示モードに対
応するソフトウェアキーボードのキーの情報、つまり図
2のソフトウェアキーボードの情報テーブルの表示文字
21、表示文字色22、表示背景色23、キー表示左上
x座標25、キー表示左上y座標26、キー表示右下x
座標27、キー表示右下y座標28を取得する(ste
p5)。
【0049】ソフトウェアキーボード表示手段1は、表
示モードに対応するソフトウェアキーボードの各キーを
step5で得られたキー情報から、システムに用意さ
れているシステムライン表示領域31に表示する(st
ep6)。このstep5及びstep6の処理は、表
示するキーの個数だけ繰り返される(step7、st
ep8)。
【0050】次に、ポインティング判断手段3は、ポイ
ンティングデバイス58からポインティングデバイスコ
ントローラ57を介して、ポインティングデータが送ら
れてきているかを調べる(step9)。ポインティン
グデータが送られてきているときは、CPU51の処理
は、step10の処理へ進み、送られてきていないと
きはstep9にてCPU51はその処理を待機する。
【0051】また、上記step10では、上記表示制
御手段2は、ソフトウェアキーボードの表示モード20
を変数key modeにより判断し、キーの位置の情
報を図2のソフトウェアキーボード情報テーブルのキー
表示左上x座標25、キー表示左上y座標26、キー表
示右下x座標27、キー表示右下y座標28を参照し
て、ポインティングデバイス58からのデータから、ど
のソフトウェアキーが押されたかを判断する(step
10)。ソフトウェアキーボードのキーが押されている
ときはCPU51の処理はstep11の処理ヘ、ソフ
トウェアキーボードのキーが押されていないときはCP
U51の処理はstep9の処理へ移る。上記step
11では、キー処理手段4は、ポインティング判断手段
3によって押されたと判断されたキーに対応する処理を
行うための信号を出力するとともに、押されたキーが表
示モード切り替えキー43、45かどうかを調べ、その
結果を表示制御手段2に出力する。
【0052】モード切替キーが押されている場合、変数
key modeを変更する信号を上記表示制御手段2
に出力する。すると、該表示変更手段2が、変数key
modeに変更するモードの番号を設定し(step
13)、CPU51の処理は表示処理(step3)に
戻る。
【0053】モード切り替えキーでない場合、上記キー
処理手段4は、キーに対応する処理を図2のソフトウェ
アキーボード情報テーブル200から取得する(ste
p12)。
【0054】該キー処理手段4は、step12で得ら
れたポインティングされたキーに対応するソフトウェア
キーボード情報テーブルの対応処理24である、キーデ
ータをキーバッファ等に出力するなどの処理を行う。該
対応処理24の終了後、CPU51の処理はstep9
の処理に戻る(step14)。
【0055】このように本実施例では、表示画面の下部
に、システムプログラムより設定されているシステムラ
イン表示領域31に、ソフトウェアキーボード10a,
10b等を表示するようにしたので、表示画面上に表示
されたソフトウェアキーボードの画面が、できるだけそ
のアプリケーションプログラムの処理内容に対する画面
表示の妨げにならないようにできる。
【0056】また、表示画面に表示されるソフトウェア
キーボードとして、キーの組合せの異なるものを多種類
用意するとともに、該各ソフトウェアキーボードを、こ
れを他の種類のものに切り換えるための切換キーを含む
構成とし、前記キー情報格納部5に、該各ソフトウェア
キーボードにおける各キーに対応するキー情報を格納
し、キーのポインティングと判定されたキーが該切換え
キーであるとき、表示画面に表示されているソフトウェ
アキーボードを他の種類のものに切り換えるようにした
ので、表示画面上には、キーの組合せが異なる多種類の
ソフトウェアキーボードを表示可能となり、表示可能な
キーの種類を増やすことができ、これによりソフトウェ
アキーボード装置10から、多くのキー情報を入力する
ことが可能となる。
【0057】このため、システムライン表示領域のよう
にソフトウェアキーボードの表示可能な領域が小さいも
のである場合でも、表示できるキーの数が制限されるこ
とによる、入力できるキーデータの数の制限を回避でき
る。
【0058】さらに、ソフトウェアキーボード表示手段
1による画面表示を制御する表示制御手段を、おのおの
のキーを表示させる際にキーの表示色をキーボードの情
報から取得し、対応する色でキーを表示させるようにし
たので、キーの判別がしやすくなり、操作性を向上させ
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る情報処理装
置によれば、画面に表示されるソフトウェアキーボード
は、画面表示装置の表示画面内ではあるがその下方の行
通常のアプリケーションデータの表示領域とは異な
り、予めパーソナルコンピュータ等におけるシステムに
用意されたシステムライン表示領域に表示される。これ
により、汎用のアプリケーションに対する表示をできる
だけ妨げずに、ソフトウェアキーボード装置としての機
能を果たすことができる効果がある。
【0060】さらに、本発明に係る情報処理装置によれ
ば、任意のアプリケーションで使用されるシステムライ
ン表示領域に表示されるソフトウェアキーボードを、シ
ステムライン表示領域のサイズも加味して、キーの組み
合わせが異なるものに切り換えできるようにしたので、
表示可能なキーの種類を増やすことができ、これにより
ソフトウェアキーボード装置から、多くのキー情報を入
力することが可能となる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報処理装置に搭載さ
れたソフトウェアキーボード装置の機能を説明するため
のブロック図である。
【図2】上記ソフトウェアキーボード装置のキー情報格
納部に格納されているキー情報テーブルを示す図であ
る。
【図3】上記情報処理装置の表示画面のシステムライン
表示領域でのかな漢字変換の状況表示を示す図である。
【図4】上記システムライン表示領域に表示されたモー
ド1のソフトウェアキーボードを示す図である。
【図5】上記システムライン表示領域に表示されたモー
ド2のソフトウェアキーボードを示す図である。
【図6】本発明の一実施例による情報処理装置の構成を
示す図である。
【図7】上記情報処理装置に搭載されたソフトウェアキ
ーボード装置の動作を説明するためのフローチャート図
である。
【符号の説明】
1 ソフトウェアキーボード表示手段 2 表示制御手段 3 ボインティング判断手段 4 キー処理手段 10 ソフトウェアキーボード装置 10a モード1のソフトウェアキーボード 10b モード2のソフトウェアキーボード 20 表示モード 21 表示文字 22 表示文字色 23 表示背景色 24 対応処理 25 キー表示左上x座標 26 キー表示左上y座標 27 キー表示右下x座標 28 キー表示右下y座標 29 キーデータ 30 表示画面 31 システムライン表示領域 32 状況表示 42,44 キー 43,45 表示モード切換えキー 51 CPU 52 主記憶部 53 液晶ディスプレイ 54 ディスプレイコントローラ 55 ディスクコントローラ 56 ディスク 57 ポインティングデバイスコントローラ 58 ポインティングデバイス 100 情報処理装置 200 ソフトウェアキーボード情報テーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 3/023 G06F 3/037

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理情報を表示画面上に表示する画面表
    示装置と、該表示画面上での位置指定を行うためのポイ
    ンティングデバイスと、ソフトウェアにより構築された
    ソフトウェアキーボード装置とを有し、前記画面表示装
    置の表示画面に、システムプログラムによってシステム
    ライン表示領域が設定されるように構成した情報処理装
    置であって、 前記予めシステムプログラムによって用意されたシステ
    ムライン表示領域はアプリケーションプログラムが前
    記画面表示装置にデータを表示する表示領域とは異なる
    領域として前記画面表示装置の表示画面内ではあるがそ
    の下方の行に設定され、該システムライン表示領域にか
    な漢字変換を含む各アプリケーションで使用されるソフ
    トウェアキーボード装置のキーボードを表示するソフト
    ウェアキーボード表示手段と、 前記ソフトウェアキーボード装置の各キーに対応するキ
    ー情報を格納したキー情報格納部と、 前記ポインティングデバイスによる前記画面表示装置の
    表示画面上でのポインティングが、前記表示画面上に表
    示されたキーボードのキーをポインティングしたもので
    あるか否かを、前記ポインティングデバイスからの情報
    及び前記キー情報格納部のキー情報により判断するポイ
    ンティング判断手段と、 前記キーのポインティングと判断されたキーに対応する
    キー情報のうち、このキー対応の処理を行うための処理
    実行信号を出力するキー処理手段と、 前記キー処理手段により出力される処理実行信号に基づ
    いて前記ソフトウェアキーボード表示手段による表示を
    制御する表示制御手段と、を備えた情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記キーボードの
    表示がキーの組合せの異なるキーボード毎に行われるよ
    う前記ソフトウェアキーボード表示手段を制御する機能
    を有し、 前記キー情報格納部は、前記システムライン表示領域に
    表示されるキーボードのキー情報を、システムライン表
    示領域のサイズも加味して、キーの組合せの異なるもの
    毎に多種類格納しており、 前記画面表示装置の表示画面上のシステムライン表示領
    域に表示されるキーの組合せの異なる各キーボードは、
    これを他の種類のものに切り換えるための切換キーを含
    むものであり、 前記キー処理手段は、前記ポインティング判断手段にて
    キーのポインティングと判定されたキーが前記切換えキ
    ーであるとき、前記画面表示装置の表示画面上のシステ
    ムライン表示領域に表示されているキーボードを、前記
    キー情報格納部に格納されているシステムライン表示領
    域のサイズも加味して、キーの組合せの異なる他の種類
    のものに切り換えるための処理実行信号を出力するよう
    に構成されてなる請求項1記載の情報処理装置。
JP11098995A 1995-05-09 1995-05-09 情報処理装置 Expired - Lifetime JP3234738B2 (ja)

Priority Applications (1)

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