JP3234697U - 納骨堂 - Google Patents

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Abstract

【課題】遺骨を低価格で収容可能な納骨堂を提供する。
【解決手段】本考案に係る納骨堂1は、遺骨が収容されている遺骨収容円筒ケース11と、遺骨収容円筒ケース11を収納する円筒ケース収納部12aが複数設けられた複数の納骨箱12と、を備える。円筒ケース収納部12aは、遺骨収容円筒ケース11を収納可能なように、収納開口部12bと収納円筒部12cからなる。収納開口部12bが納骨箱12の表面12dに位置し、収納開口部12bは、断面凸形状の収納蓋13により、収納蓋13の凸部13aが収納円筒部12cに納まるように閉口されている。収納円筒部12cは、長手方向が水平方向と略並行であり、遺骨収容円筒ケース11を略水平に収納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の骨壺を収納可能な納骨堂に関する。
通常、故人の遺骨は骨壺に収納され、お墓などに埋葬されている。大きな墓地では一族に1つのお墓が用いられている。近年、大都市圏では土地の価格が高騰しており、これにともない墓地面積が縮小し、以前のように大型のお墓を置くスペースがなくなりつつある。
このような状況下において、最近では、例えば骨壺が1つの空間に複数収納されている納骨堂が提案されている。従来の納骨堂は、墓参者が所定の骨壺に墓参することができるように、内部に通路が設けられているような大型のものであった。しかし、大都市圏ではこのような大型の納骨堂を建設することは難しく、コストを抑える要求が高まってきた。また、納骨堂の小型化のためには、骨壺の収納を工夫する必要があった。
例えば特許文献1には、本体の内部に骨壺収容部が配置されており、この骨壺収容部がスライド可能な支持体上に配置されている納骨堂が提案されている。この納骨堂は、本体の一側面の扉を開き、支持体をスライド移動させることにより骨壺収容部を扉から外部に導出し、骨壺収容部に骨壺を載置した後に骨壺収容部を本体に収納する。
しかし、特許文献1に記載の納骨堂では、墓参対象の骨壺に墓参したい場合、外部からではどの位置に墓参対象の骨壺があるのか認識することができない。また、墓参対象の骨壺に墓参するためには、本体から骨壺収容部を外部に導出する必要がある。このため、墓参対象の骨壺が扉から離れた位置に載置されている場合、墓参対象ではない骨壺も外部に導出する必要が生じる。
これに対し、特許文献2には、複数の骨壺が納骨棚に載置されており、納骨棚には手前に回動可能な回動板が設けられている納骨堂が提案されている。この納骨堂は、墓参者が回動板を手前に回動するだけで、墓参対象の骨壺の所在を容易に認識することができる。
実用新案登録第3179724号公報 特許第6653930号公報
しかし、納骨堂は、通常墓地に設置されるものであり、他の一族のお墓と並んで配置されている。特に、大都市圏の墓地では納骨堂とお墓が密な状態で並ぶことがあるため、納骨堂の高さが高い場合、一族のお墓が背の高い納骨堂に隠れてしまう。墓参は年に1、2回程度であるため、お墓が納骨堂に隠れていると、お墓の位置を失念することがあり、納骨堂に隣接する墓参対象のお墓を見つけることができない懸念がある。また、墓地において、ひと際背の高い納骨堂が配置されていると、墓地の外観上も美しいとは言い難い。一方、納骨堂を低くしようすると大きな面積が必要になり、大都市圏の墓地に設置することが難しくなる。
このように、近年の土地価格の高騰により、狭い面積で設置することができ、背丈が比較的低く、且つ多数の遺骨を収容することにより、低価格で遺骨を収容することができる納骨堂を設置する要求が高まっている。
本発明の課題は、遺骨を低価格で収容可能な納骨堂を提供することである。
本考案者は、上記のような近年の事情を鑑み、狭い面積で設置することができ、背丈が低く、且つ多数の遺骨を収容することができる収納方法を検討した。骨壺の形状は、特許文献1や特許文献2に記載のように、頸部の径が開口径と略同一であるやや縦長の甕状、または頸部の径が腹径よりかなり細く縊れているやや縦長の壺状であり、開口部を上に向けて蓋をして載置される。
しかし、従来のように納骨堂の設置面積が小さくなるように多数の骨壺を載置しようとすると、従来のように、どうしても骨壺を縦に多数載置しなければならず、納骨堂が高くなってしまう。そこで、本考案では、骨壺の代わりに、骨壺よりやや細長い円筒形状の遺骨収容円筒ケースを用い、この遺骨収容円筒ケースを横向きで収納した。これにより、多数の遺骨収容円筒ケースを収納したとしても納骨堂が高くならず、且つ、狭い面積で多数の遺骨を収容することができるため、遺骨の収容価格を下げることができる知見が得られた。
この知見により完成された本考案は以下の通りである。
(1)遺骨が収容されている遺骨収容円筒ケースと、遺骨収容円筒ケースを収納する円筒ケース収納部が複数設けられた複数の納骨箱と、を備える納骨堂であって、円筒ケース収納部は、遺骨収容円筒ケースを収納可能なように、収納開口部と収納円筒部からなり、収納開口部が納骨箱の表面に位置し、収納開口部は、断面凸形状の収納蓋により、収納蓋の凸部が収納円筒部に納まるように閉口されており、収納円筒部は、長手方向が水平方向と略並行であり、遺骨収容円筒ケースを略水平に収納することを特徴とする納骨堂。
(2)納骨箱の裏面には板状の後貼石が設けられている、上記(1)に記載の納骨堂。
図1は、本考案に係る納骨堂を示す図であり、図1(a)は納骨堂の斜視図であり、図1(b)は納骨堂を構成する納骨箱の断面図である。 図2は、本考案に係る納骨堂に収納する遺骨収容円筒ケースの概略図であり、図2(a)は遺骨収容円筒ケースの斜視図であり、図2(b)は遺骨収容円筒ケースの側面透視図である。
本考案を、図を用いて詳述する。
図1は、本考案に係る納骨堂を示す図であり、図1(a)は納骨堂1の斜視図であり、図1(b)は納骨堂1を構成する納骨箱12の断面図である。本考案に係る納骨堂1は、図1に示すように、遺骨が収容されている遺骨収容円筒ケース11と、遺骨収容円筒ケース11を収納する円筒ケース収納部12aが複数設けられた複数の納骨箱12と、を備える。各構成部分について詳述する。
1.納骨箱
本考案を構成する納骨箱12は、図1(a)に示すように、複数の円筒ケース収納部12aを備える。また、図1(b)に示すように、円筒ケース収納部12aは、遺骨収容円筒ケース11を収納可能なように、収納開口部12bと収納円筒部12cからなり、収納開口部12bが納骨箱12の表面12dに位置する。つまり、収納開口部12bの開口面は納骨箱12の表面12dと面一である。
図1(b)に示すように、収納円筒部12cの径は、遺骨収容円筒ケース11の径よりわずかに大きいため、遺骨収容円筒ケース11を収納開口部12bから収納円筒部12c内に容易に収納することができる。なお、図1(b)の中段では、円筒ケース収納部12aの構成を説明するため、収納蓋13を省略している。
収納蓋13は、凸部13a、蓋部13b、およびフランジ部13cを備え、図1(b)に示すように、断面凸形状である。そして、収納開口部12bは、断面凸形状の収納蓋13により、収納蓋13の凸部13aが収納円筒部12cに納まるように閉口されている。遺骨収容円筒ケース11は長期間納骨箱12内に収納されるため、結露などにより遺骨が遺骨収容円筒ケース11から漏れ出る可能性はないとは言えない。この場合であっても、収納蓋13は、凸部13aが収納円筒部12c内に向くように収納蓋13が収納開口部12bを閉じているため、遺骨収容円筒ケース11から漏れ出た遺骨が外部に曝されることはない。
収納蓋13は、フランジ部13cと納骨箱12の表面12dとが樹脂で接着されることにより、円筒ケース収納部12aを密封してもよい。また、収納蓋13が収納開口部12bに螺嵌するように、各々に雄ねじもしくは雌ねじが設けられていてもよい。
収納蓋13の材質は、長期間風雨に曝されても朽ちないように、耐候性や比重が大きい石材性であることが望ましい。また収納蓋13の蓋部13bの直径は、収納開口部12bの外径より大きいことが望ましい。収納蓋13において外径からはみ出たフランジ部13cが取手として機能するため、遺骨収容円筒ケース11を収納する際に収納蓋13が持ちやすくなる。
さらに、蓋部13bの表面は意匠性を考慮して全面研磨されていてもよく、また、故人の俗名、法名、享年などを蓋部13bの表面に記載してもよい。この表記により、墓参対象の遺骨の所在を直ちに認識することができる。
また、収納円筒部12cは、図1(b)に示すように、長手方向が水平方向と略並行であり、遺骨収容円筒ケース11を略水平方向に収納することができる。これにより、納骨堂1の高さが低くなり、且つ多数の遺骨収容円筒ケース11を収納することができるため、納骨費用を削減することが可能になる。遺骨収容円筒ケース11を横に収納することにより、遺骨が漏れ出る懸念はあるものの、前述のように、断面凸形状の収納蓋13で円筒ケース収納部12aが閉じられているため、遺骨が外部に露出することはない。
本考案に係る納骨堂1は、図1(a)に示すように、納骨箱12の裏面に板状の後貼石14が設けられている。複数の納骨箱12は樹脂により接着されているが、更に耐震性能を向上させるため、納骨箱12の裏面に後貼石14が貼り付けられている。地震などにより納骨箱12の繋ぎ目から崩れることを抑制するとともに納骨堂1の裏面の意匠性を向上させる観点から、後貼石14の1枚あたりの面積は、納骨箱12の1つあたりの裏面側の面積より大きいことが好ましい。
このように、本考案に係る納骨堂は、遺骨の収容費用を抑えることができる。また、遺骨の露出と他のお墓への配慮を兼ね備えており、墓地面積が狭い大都市圏の墓地にも問題なく設置することができる。
2.遺骨収容円筒ケース
図2は、本考案に係る納骨堂1に収納する遺骨収容円筒ケース11の概略図であり、図2(a)は遺骨収容円筒ケース11の斜視図であり、図2(b)は遺骨収容円筒ケース11の側面透視図である。本考案に用いる遺骨収容円筒ケース11は遺骨を収納する容器であり、骨壺に限定されるものではなく、遺骨を収納できる空間を有する容器全般を意味する。
遺骨収容円筒ケース11は、図2(a)に示すように、ケース蓋11a、ケース本体11bを備え、また、図2(b)に示すように、内ケース11cを備える。遺骨収容円筒ケース11は、露による水滴を排除する観点から、遺骨収容円筒ケース11には孔が設けられていてもよい。また、ケース本体11bにケース蓋11aが螺嵌可能なように、各々には雄ねじや雌ねじが設けられていてもよい。また、ケース蓋11aを内ケース11cの先端部に被せて図2(b)のようにケース本体11bを閉じてもよい。
遺骨収容円筒ケース11は収納蓋13で密封されるが、結露などにより円筒ケース収納部12a内および遺骨収容円筒ケース11内に水滴が発生することがある。そこで、内ケース11cの内壁には、土及び/又は砂でコートされていてもよい。遺骨収容円筒ケース11は材質はポリ塩化ビニルなどのプラスチック製でよく、また、低コスト化を促進するために厚紙で構成されていてもよい。
1 納骨堂、11 遺骨収容円筒ケース、11a ケース蓋、11b ケース本体、11c 内ケース、12 納骨箱、12a 円筒ケース収納部、12b 収納開口部、12c 収納円筒部、12d (納骨箱の)表面、13 収納蓋、13a 凸部、13b 蓋部、13c フランジ部、14 後貼石

Claims (2)

  1. 遺骨が収容されている遺骨収容円筒ケースと、前記遺骨収容円筒ケースを収納する円筒ケース収納部が複数設けられた複数の納骨箱と、を備える納骨堂であって、
    前記円筒ケース収納部は、前記遺骨収容円筒ケースを収納可能なように、収納開口部と収納円筒部からなり、前記収納開口部が前記納骨箱の表面に位置し、
    前記収納開口部は、断面凸形状の収納蓋により、前記収納蓋の凸部が前記収納円筒部に納まるように閉口されており、
    前記収納円筒部は、長手方向が水平方向と略並行であり、前記遺骨収容円筒ケースを略水平に収納することを特徴とする納骨堂。
  2. 前記納骨箱の裏面には板状の後貼石が設けられている、請求項1に記載の納骨堂。
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