JP3234689B2 - 線番識別機能付き光コネクタ - Google Patents

線番識別機能付き光コネクタ

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JP3234689B2
JP3234689B2 JP23028893A JP23028893A JP3234689B2 JP 3234689 B2 JP3234689 B2 JP 3234689B2 JP 23028893 A JP23028893 A JP 23028893A JP 23028893 A JP23028893 A JP 23028893A JP 3234689 B2 JP3234689 B2 JP 3234689B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相互に対向する光ファ
イバの接続状況をリアルタイムで知得できる線番識別機
能付き光コネクタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における線番識別機能付き光コネク
タを示す前に、先ず、従来におけるガイドピン結合型の
光コネクタについて概説する。
【0003】従来におけるガイドピン結合型の光コネク
タは、図11や図12に示す如く、テープ心線からなる
第1光ファイバ1の端部にゴムブーツ2を介して第1コ
ネクタプラグ(第1フェルール)3を、そして、テープ
心線からなる第2光ファイバ4の端部にゴムブーツ2A
を介して第2コネクタプラグ(第2フェルール)5を、
それぞれ嵌着している。これら第1コネクタプラグ3と
第2コネクタプラグ5とは、図11に示す如く、雄雌の
区別の無い同形部材からそれぞれ構成されている。然し
て、上記した第1光ファイバ1と第2光ファイバ4とを
接続する場合には、先ず、第1コネクタプラグ3と第2
コネクタプラグ5とを位置決め機能を有する一対のガイ
ドピン6を介して対向状態で結合させ、第1光ファイバ
1と第2光ファイバ4とを位置決め接続し、その後、結
合した第1コネクタプラグ3と第2コネクタプラグ5と
に専用の結合クリップ7を着脱自在に嵌着し、この結合
クリップ7の押圧作用に基づき、該結合状態を安定・維
持すれば良い。
【0004】尚、光コネクタには、上述したガイドピン
結合型のものの他、特開昭61ー226715号や64
ー61713号公報に開示されているように、プラグイ
ン型(プッシュオン型ともいう)のものも存在する。
【0005】このプラグイン型の光コネクタは、図示し
ないが、専用の結合クリップ7を必要としない代わり
に、両コネクタプラグの間にアダプタを介在させ、この
アダプタに内蔵された爪とプラグの窪み部とを相互に係
合させ、両コネクタプラグの間の押圧を保持するように
している。
【0006】次に、上記説明を踏まえて、従来における
線番識別機能付き光コネクタについて詳説する。
【0007】従来における線番識別機能付き光コネクタ
は、図13に示す如く、第1コネクタプラグ3の上面と
第2コネクタプラグ5の上面とに、半導体メモリ、又
は、抵抗器からなる線番識別回路8をそれぞれ載設し、
これら線番識別回路8の突出した複数の電極9を起立し
た読取り回路基板10の複数の電極挿入孔11にそれぞ
れ挿入して、そのメモリ内容、又は、抵抗値から第1光
ファイバ1と第2光ファイバ4との接続状況を線番識別
するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来における線番識別
機能付き光コネクタは、以上のように構成され、第1コ
ネクタプラグ3と第2コネクタプラグ5の結合後に、線
番識別回路8の複数の電極9を読取り回路基板10の複
数の電極挿入孔11にそれぞれ挿入していたので、以下
に述べる理由から接続損失の悪化等を招くという問題点
があった。
【0009】即ち、従来における線番識別機能付き光コ
ネクタは、図14に示す如く、第1コネクタプラグ3と
第2コネクタプラグ5の結合した後に、線番識別回路8
の複数の電極9を読取り回路基板10の複数の電極挿入
孔11にそれぞれ挿入していたが、この際、第1コネク
タプラグ3と第2コネクタプラグ5との間には、本来の
結合力以外に外乱が複数の電極9を経由して作用するこ
ととなる。一対のガイドピン6の機能に基づき、第1コ
ネクタプラグ3と第2コネクタプラグ5の位置決めを専
用の結合クリップ7の押圧作用で安定保持することが理
想であるが、線番識別回路8の複数の電極9を読取り回
路基板10の複数の電極挿入孔11にそれぞれ挿入する
と、電極9の配列精度、複数の電極挿入孔11の配列精
度等が一対のガイドピン6の機能に基づく第1コネクタ
プラグ3と第2コネクタプラグ5の位置決め精度に比べ
著しく劣ることから、同図に示すような歪みが必ず発生
せざるを得ない。そして、この歪みが発生すると、第1
コネクタプラグ3と第2コネクタプラグ5の間に、軸ず
れや角度ずれ等を誘起し、その結果として、接続損失の
悪化等を招くという問題点が発生することとなるのであ
る。
【0010】さらに、この問題点を線番識別機能付き光
コネクタの接続作業性の観点から考察すると、第1コネ
クタプラグ3と第2コネクタプラグ5の結合後に、線番
識別回路8の複数の電極9を読取り回路基板10の複数
の電極挿入孔11にそれぞれ挿入せざるを得ないので、
作業の複雑化、繁雑化及び遅延化等も避けられないとい
う問題点があった。
【0011】本発明は上記に鑑みなされたもので、軸ず
れや角度ずれに伴う接続損失の悪化を防止し、しかも、
作業の複雑化、繁雑化及び遅延化等を容易に回避できる
線番識別機能付き光コネクタを提供することを目的とし
ている。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る線番識別機能付き光コネクタは、
(1)固定手段に配設された導電性を有する複数の案内
手段と、(2)これら複数の案内手段がそれぞれ貫通さ
れる複数の案内手段孔を有しており、各案内手段孔間が
絶縁されている第1フェルールと、(3)第1フェルー
ルに保持されている第1光ファイバと、(4)この第1
フェルールに取り付けられ、第1フェルールを貫通して
いる複数の案内手段のそれぞれと電気的に係合している
複数の導電体と、(5)第1フェルールに取り付けら
れ、複数の導電体それぞれに電気的に導通される複数の
出力端子を備えている第1の線番識別手段と、(6)複
数の案内手段孔を有し、該案内手段孔間が絶縁されてお
り、案内手段孔のそれぞれに第1フェルールを貫通した
複数の案内手段を貫通させることで第1フェルールに対
向して着脱自在に結合される第2フェルールと、(7)
第2フェルールに保持されて第1光ファイバと光接続さ
れる第2光ファイバと、(8)導電性と変位可能性を有
し、第2フェルールを貫通して突出する複数の案内手段
の突出部それぞれに係合して第1フェルールと第2フェ
ルールとの結合状態を維持する複数の結合維持手段と、
(9)第2フェルールに取り付けられ、複数の結合維持
手段それぞれに電気的に導通される複数の出力端子を備
えている第2の線番識別手段と、を備えており、これら
複数の案内手段に供電して第1の線番識別手段と第2の
線番識別手段とに識別値をそれぞれ出力させ、各識別値
に基づいて第1光ファイバと第2光ファイバとの接続状
況を識別することを特徴とする。
【0014】また、本発明においては上述の目的を達成
するため、上記複数の案内手段を、該固定手段に植設さ
れた一対のガイドピンから構成し、この一対のガイドピ
ンの自由端部周面には、該結合維持手段に係合する係合
溝が切り欠くようにしている。
【0015】そして、本発明においては上述の目的を達
成するため、上記複数の結合維持手段を、該第2フェル
ールの両側部に配設されたほぼL字形の一対の板発条か
ら構成し、この一対の板発条の短辺部には、該第2フェ
ルールを貫通して突出したガイドピンの自由端部周面の
係合溝に貫通状態で係合する係合孔を穿設するようにし
ている。
【0016】さらに、本発明においては上述の目的を達
成するため、請求項2記載の線番識別機能付き光コネク
タにおいて、第1の線番識別手段と第2の線番識別手段
の少なくともいずれか一方に、ダイオードを内蔵するよ
うにしている。
【0017】
【作用】前記構成によれば、複数の案内手段を電極の延
長として把握することができるので、線番識別回路の複
数の電極を読取回路基板の複数の電極挿入孔にそれぞれ
挿入する必要がなく、歪みが発生することもない。ま
た、第1フェルールと第2フェルールの結合後に、線番
識別回路の複数の電極を読取回路基板の複数の電極挿入
孔にそれぞれ挿入する必要がないので、作業の簡素化、
簡略化および迅速化が期待できる。さらに、線番識別手
段の識別値の読み取りにより、どの第1フェルールにど
の第2フェルールが結合されているかを容易に識別する
ことができるので、複数のコネクタ切替接続による大規
模光スイッチを構成しても、第1光ファイバと第2光フ
ァイバとの接続状況を識別することができる。
【0018】また、識別値の読み取りに際し、複数の案
内手段と複数の結合維持手段を経由して第2フェルール
の第2の線番識別手段の識別値を読み取る場合と、複数
の案内手段と複数の導電体を経由して第1フェルールの
第1の線番識別手段の識別値を並列回路として読み取る
場合とが存在することになる。そして、これら2つの情
報により各々の識別値を読み取ることができ、各フェル
ールの線番を容易に識別することが可能となる。
【0019】そして、上記構成を有する本発明によれ
ば、一対の板発条の係合孔がガイドピンの係合溝に係止
するので、第1フェルールと第2フェルールの結合状態
を維持することが可能となる。また、一対の板発条に作
用する力はその厚み方向に対する剪断力なので、発条弾
性の変形方向とは一致しないものとなる。従って、板発
条の強度を考慮して板発条の肉厚を選定する作業が不要
となり、第1フェルールと第2フェルールの間の押圧力
に拘らず薄肉の板発条を選定できる。
【0020】さらに、上記構成を有する本発明によれ
ば、固定部材と板発条との間に置けるガイドピンに、第
1フェルールと第2フェルールの間の押圧力が作用する
が、この押圧力はガイドピンの軸方向の引張力であるた
め、剛性上何等問題が生じない。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る線番
識別機能付き光コネクタについて説明するが、それに先
立ち、参考技術として図1〜図5に示す光コネクタにつ
いて説明する。この参考技術に係る線番識別機能付き光
コネクタは、図1に示す如く、第1コネクタプラグ3と
第2コネクタプラグ5とを備え、一方の第1コネクタプ
ラグ3を、一対のガイドピン6、第1フェルール15及
び第1光ファイバ1等から構成し、他方の第2コネクタ
プラグ5を、第2フェルール18、第2光ファイバ4、
一対の板発条23及びチップ抵抗器25等から構成し、
一対のガイドピン6に供電してチップ抵抗器25に抵抗
値を出力させ、この抵抗値に基づき第1光ファイバ1と
第2光ファイバ4の接続状況を識別するようにしてい
る。
【0022】上記第1コネクタプラグ3を構成する一対
のガイドピン(複数の案内手段)6は、図1や図2に示
す如く、導電性を有する超鋼から自由端部が尖ったφ
0.7mmの外径ほぼ鉛筆形に構成され、固定部材(固
定手段)12の植設穴12aに圧入してそれぞれ植設さ
れている。ガイドピン6の自由端部の周面には、係合溝
6aが縮径寸法φ0.4mmで切り欠いて周設され、こ
の係合溝6aが後述するように板発条23の係合孔24
に係合する機能を有している。また、一対のガイドピン
6の植設部6bには図4に示す如く、リード線13(図
4及び図5参照)がそれぞれ接続され、この一対のリー
ド線13を介して一対のガイドピン6の間の電気抵抗値
を読み取るための測定電圧E(図4参照)が供電・印加
されるようになっている。さらに、一対のガイドピン6
には、コイルスプリング14がそれぞれ嵌通され、この
一対のコイルスプリング14が後述するように、第2コ
ネクタプラグ5の嵌入に伴い固定部材12と第1フェル
ール15の間で圧縮され、結合した第1コネクタプラグ
3と第2コネクタプラグ5との間に800g〜1000
g程度の押圧力を作用させる機能を有している。また、
固定部材12は、絶縁性を有するエポキシ樹脂から構成
され、その中心部には光ファイバと挿通する光ファイバ
孔12bが貫通して穿設されており、光スイッチへの適
用時には図5に示すマトリクスボード100に嵌着され
る。このマトリクスボード100は、同図に示す如く、
一定の配列ピッチで配列された複数の取付孔を備え、起
立した状態で設置されており、複数の取付孔に固定部材
12が一面側から閉塞状態でそれぞれ嵌着されるように
なっている。
【0023】また、上記した第1フェルール15は、図
1や図3に示す如く、エポキシ樹脂から4mm×2.5
mm×8mmの大きさに成形構成され、光スイッチへの
適用時にはマトリクスボード100の取付孔に嵌入され
るとともに、第1光ファイバ1を保持した状態で一対の
ガイドピン6に嵌入され、一対のコイルスプリング14
に当接するようになっている。第1フェルール15の内
部両側の長手方向には、一対のガイドピン6それぞれに
貫通されるガイドピン孔(案内手段孔)16が並設状態
で貫通して穿設されている。この一対のガイドピン孔1
6は、第1フェルール15がエポキシ樹脂から成形構成
されている関係上、その相互間が電気的に絶縁されてい
る。また、第1光ファイバ1は、第2光ファイバ4と接
続する端面が研磨され、一対のガイドピン孔16の中間
に単独で位置した状態で第1フェルール15の光ファイ
バ保持孔17に保持されている。
【0024】一方、上記第2コネクタプラグ5を構成す
る第2フェルール18は、図1や図3に示す如く、エポ
キシ樹脂から4mm×2.5mm×8mmの大きさに成
形構成され、光スイッチへの適用時にはロボット19の
ハンド20に把持されてマトリクスボード100の取付
孔に嵌入されるとともに、第2光ファイバ4を保持した
状態で一対のガイドピン6に嵌入され、第1フェルール
15と結合する機能を有している。第2フェルール18
の内部両側の長手方向には、一対のガイドピン6それぞ
れに貫通されるガイドピン孔(案内手段孔)21が並設
状態で貫通して穿設されている。この一対のガイドピン
孔21は、第2フェルール18がエポキシ樹脂から成形
構成されている関係上、その相互間が電気的に絶縁され
ている。また、第2光ファイバ4は、第1光ファイバ1
と接続する端面が研磨され、一対のガイドピン孔16の
中間に単独で位置した状態で第2フェルール18の光フ
ァイバ保持孔22に保持されており、第1フェルール1
5と第2フェルール18の結合に伴い第1光ファイバ1
と位置決め接続して光を伝送する機能を有している。
尚、ロボット19は、図5に示す如く、開閉可能な一対
の把持爪20aを有するハンド20を備え、マトリクス
ボード100の他面側に配線エリアを介して設置されて
いる。
【0025】また、上記した一対の板発条(結合維持手
段)23は、図1乃至図3に示す如く、導電性を有する
肉厚0.2mmのステンレス鋼から200g程度の力で
弾性変形するようほぼL字形に構成されている。そし
て、一対の板発条23は、その長辺部が第2フェルール
18の両側にそれぞれ接着固定され、短辺部には、ガイ
ドピン6の係合溝6aに貫通された状態で係合する長孔
状、或いは、小判状等の係合孔24がそれぞれ穿設され
ている。尚、一対の板発条23はロボット19のハンド
20に変形した状態で把持されるようになっている。
【0026】さらに、上記チップ抵抗器(線番識別手
段)25は、図3に示す如く、2mm角程度の大きさに
構成され、第2フェルール18の内部に内蔵されてお
り、その両側のチップ抵抗端子が一対の板発条23にそ
れぞれ半田付けされて導通されている。然して、チップ
抵抗器25は、第1コネクタプラグ3と第2コネクタプ
ラグ5との結合時に、一対のガイドピン6から一対の板
発条23を経由した供電に基づいて固有の抵抗値(識別
値)を出力する。そして、この抵抗値が、図4のV1が
図示しない読み取り回路に測定されることで読み取ら
れ、この抵抗値の読み取りにより、どの第2コネクタプ
ラグ5にどの第1コネクタプラグ3が結合されているか
が、換言すれば、光ファイバの線番が容易に識別される
こととなる。
【0027】尚、図4において、V1は読み取り電圧、
Eは印加電圧、Rは測定すべき抵抗値、そしてR0 は参
照抵抗である。
【0028】従って、第1コネクタプラグ3と第2コネ
クタプラグ5とを結合し、光ファイバの線番を識別する
には、先ず、ロボット19のハンド20が第2コネクタ
プラグ5の一対の板発条23を把持し、第2コネクタプ
ラグ5をマトリクスボード100の所定の取付孔に搬送
する(図5参照)。この際、一対の板発条23は、ロボ
ット19のハンド20に把持されるので、図1に示す矢
印方向にそれぞれ変形する。
【0029】次いで、ロボット19のハンド20が一対
のガイドピン6に第2コネクタプラグ5のガイドピン孔
21を嵌入し、その後、第2コネクタプラグ5を移動さ
せて第1コネクタプラグ3に結合させる(図1参照)。
すると、第2コネクタプラグ5が一対のガイドピン6に
貫通状態で案内されつつ第1コネクタプラグ3に圧接さ
れ、この圧接に伴い第1光ファイバ1と第2光ファイバ
4とが位置決め接続され、一対のコイルスプリング14
が固定部材12と第1フェルール15の間で圧縮される
とともに、結合した第1コネクタプラグ3と第2コネク
タプラグ5との間に800g〜1000g程度の押圧力
を作用させる。この際、一対の板発条23の係合孔24
がガイドピン6に貫通されるが、一対の板発条23が未
だ変形状態にあるので、係合孔24と係合溝6aとが係
止することは無い。
【0030】そして、ロボット19のハンド20が一対
の板発条23の把持を解除すると、一対の板発条23が
元の状態に復帰してその係合孔24がガイドピン6の係
合溝6aに係止し、第1コネクタプラグ3と第2コネク
タプラグ5との結合状態が維持されるとともに、一対の
ガイドピン6、一対の板発条23及びチップ抵抗器25
が電気的に導通され、チップ抵抗器25の抵抗値の読み
取りが可能な状態となる(図2参照)。
【0031】然してその後、チップ抵抗器25の固有の
抵抗値が図4のV1で読み取り回路に読み取られ、この
抵抗値の読み取りにより、どの第2コネクタプラグ5に
どの第1コネクタプラグ3が結合されているかを、別言
すれば、第1光ファイバ1と第2光ファイバ4の接続状
況を容易に識別することができる(図4参照)。
【0032】上記構成によれば、一対のガイドピン6を
電極の延長として把握することができるので、線番識別
回路8の複数の電極9を読取り回路基板10の複数の電
極挿入孔11にそれぞれ挿入する必要が無く、図14に
示すような歪みが発生することも無い。従って、歪みの
発生に伴い、第1コネクタプラグ3と第2コネクタプラ
グ5の間に軸ずれや角度ずれ等を誘起し、その結果とし
て、接続損失の悪化等を招くという問題点を解消するこ
とが可能となる。
【0033】また、第1コネクタプラグ3と第2コネク
タプラグ5の結合後に、線番識別回路8の複数の電極9
を読取り回路基板10の複数の電極挿入孔11にそれぞ
れ挿入する必要性が無いので、作業の簡素化、簡略化及
び迅速化等が期待できる。
【0034】また、チップ抵抗器25の固有の抵抗値の
読み取りにより、どの第2コネクタプラグ5にどの第1
コネクタプラグ3が結合されているかを極めて容易に識
別することができるので、複数のコネクタ切替接続によ
る大規模光スイッチを構成しても、第1光ファイバ1と
第2光ファイバ4の接続状況を瞬時に識別することがで
きる。さらに、光スイッチによる光ファイバ線路運用に
極めて有効な手段となる。
【0035】また、ロボット19のハンド20が一対の
板発条23の把持を解除すると、一対の板発条23が元
の状態に復帰してその係合孔24がガイドピン6の係合
溝6aに係止するので、第1コネクタプラグ3と第2コ
ネクタプラグ5との結合状態を容易に維持することが可
能となる。
【0036】そして、ガイドピン6の係合溝6aに係止
する一対の板発条23は第1フェルール15とガイドピ
ン6の最先端部に挟持された状態となるが、この際、一
対の板発条23に作用する力はその厚み方向に対する剪
断力であって、発条弾性の変形方向とは一致しないもの
となる。従って、板発条23の強度を考慮して板発条2
3の肉厚を選定する作業が不要となり、第1コネクタプ
ラグ3と第2コネクタプラグ5の間の押圧力に拘らず薄
肉の板発条23を選定でき、発条変形に必要な力を抑制
することができる。そしてこれを通じて、ロボット19
のハンド20の把持を容易化することが期待でき、しか
も、結合の作業性の向上が確保できる。
【0037】さらに、固定部材12と板発条23との間
に置けるガイドピン6には、第1コネクタプラグ3と第
2コネクタプラグ5の間の押圧力が作用するが、この押
圧力はガイドピン6の軸方向の引張力であるため、剛性
上何等問題が無い。従って、例え細いガイドピン6を使
用しても、大きな押圧力を容易に保持することができ、
コネクタプラグ全体の小型化に大きく資することができ
る。
【0038】次に、本発明に係る線番識別機能付き光コ
ネクタの実施形態について図6〜図8を参照して説明す
る。この線番識別機能付き光コネクタは、図6に示す如
く、上記第1コネクタプラグ3に、スペーサ26、一対
の電極板発条27及びチップ抵抗器25を配設し、第2
コネクタプラグ5には、チップ抵抗器25の代わりに線
番識別回路28を内蔵しており、一対のガイドピン6に
供電してチップ抵抗器25と線番識別回路28とに抵抗
値をそれぞれ出力させ、各抵抗値に基づいて第1光ファ
イバ1と第2光ファイバ4の接続状況を識別するように
している。
【0039】上記スペーサ26は、図6や図7に示す如
く、周面にフランジ26aを備えた断面ほぼハット形に
構成され、第2フェルール18と結合する第1フェルー
ル15の非結合面に重着されるとともに、一対のコイル
スプリング14に当接している。スペーサ26の中心部
には、光ファイバ挿通孔26bが貫通して穿設され、こ
の光ファイバ挿通孔26bを第1光ファイバ1が貫通す
るようになっている。さらに、スペーサ26のフランジ
26aには、一対のガイドピン6に貫通されるガイドピ
ン孔26cがそれぞれ穿設されている。
【0040】また、上記した一対の電極板発条(導電
体)27は、導電性を有する肉厚0.2mmのステンレ
ス鋼から200g程度の力で弾性変形するよう構成さ
れ、第1フェルール15の両側部にそれぞれ接着固定さ
れている。そして、その湾曲した自由端が一対のガイド
ピン6の周面それぞれに摺動可能に摺接され、第1フェ
ルール15の摺動に拘らず一対のガイドピン6と常時電
気的に導通している。
【0041】また、上記チップ抵抗器(第1の線番識別
手段)25は、図示しないが、図3と同様2mm角程度
の大きさに構成され、第1フェルール15の内部に内蔵
されており、その両側のチップ抵抗端子が一対の電極板
発条27にそれぞれ半田付けされて導通されている。
【0042】さらに、上記した線番識別回路(第2の線
番識別手段)28は、図6や図7に示す如く、チップと
極性を変えるダイオードとから抵抗2mm角程度の大き
さに構成され、第2フェルール18の内部に内蔵されて
おり、その両側の回路端子が一対の板発条23にそれぞ
れ半田付けされて導通されている。
【0043】その他の部分は上記参考技術の光コネクタ
と同様であるが、一対のガイドピン6の植設部6bに
は、リード線13がそれぞれ接続され、この一対のリー
ド線13を介して一対のガイドピン6の間の電気抵抗値
を測定するための測定電圧Eが供電・印加されるように
なっている(図8参照)。この図8に示す測定端子A・
Bに印加される電圧Eの極性を変えて2通りの場合につ
いて各々V1を測定することにより、一対のガイドピン
6と一対の板発条23を経由して第2コネクタプラグ5
の線番識別回路28の抵抗値を読み取る場合と、一対の
ガイドピン6と一対の電極板発条27を経由して第1コ
ネクタプラグ3のチップ抵抗器25の抵抗値を並列回路
として読み取る場合とが存在することとなる。そして、
これら2つの情報により各々の抵抗値を読み取ることが
でき、各コネクタプラグ線番を容易に識別することが可
能となる。然して、第1コネクタプラグ3と第2コネク
タプラグ5の情報は、一対のガイドピン6を介してそれ
ぞれ読み取られるが、線番識別回路28には、極性を変
えるダイオードが内蔵されているので、これら2つの情
報が同時に読み取られて混乱するのを防止することが可
能となる。
【0044】次に、上記説明を踏まえ、読み取り原理を
図8に基づいて説明すると、 (1). A(+極)、B(−極)の時、被測定側のト
ータル抵抗は、 Rt=R2 … (2). A(−極)、B(+極)の時、被測定側のト
ータル抵抗は、 1/Rt=1/R1 +1/R2 … 従って、、の場合のV1 抵抗を測定することで、R
1 、R2 を算出することができる。
【0045】上記構成によれば、一対の板発条23及び
一対の電極板発条27を介して一対のガイドピン6を電
極の延長として把握することができるので、従来のよう
に線番識別回路8の複数の電極9を読取り回路基板10
の複数の電極挿入孔11にそれぞれ挿入する必要が無
く、図14に示すような歪みが発生することも無い。従
って、歪みの発生に伴い、第1コネクタプラグ3と第2
コネクタプラグ5の間に軸ずれや角度ずれ等を誘起し、
その結果として、接続損失の悪化等を招くという問題点
を解消することが可能となる。
【0046】また、第1コネクタプラグ3と第2コネク
タプラグ5の結合後に、線番識別回路8の複数の電極9
を読取り回路基板10の複数の電極挿入孔11にそれぞ
れ挿入する必要性が無いので、作業の簡素化、簡略化及
び迅速化等が期待できる。
【0047】そして、チップ抵抗器25と線番識別回路
28の固有の抵抗値の読み取りにより、どの第2コネク
タプラグ5にどの第1コネクタプラグ3が結合されてい
るかを極めて容易に識別することができるので、複数の
コネクタ切替接続による大規模光スイッチを構成して
も、第1光ファイバ1と第2光ファイバ4の接続状況を
瞬時に識別することができる。さらに、光スイッチによ
る光ファイバ線路運用に極めて有効な手段を提供するこ
とが可能となる。
【0048】尚、このような効果は、第1コネクタプラ
グ3、又は、第2コネクタプラグ5のいずれか一方に線
番識別機能を付与しておけば、一応は実現することがで
きるものである。しかしながら、図5の光スイッチにお
ける第1コネクタプラグ3にも線番識別機能が付与され
ていれば、マトリクスボード100のどの位置に第1コ
ネクタプラグ3を装着しようが、接続線番の識別には無
関係である。ところが、例えば第2コネクタプラグ5の
みに線番識別機能が付与されている場合には、第1コネ
クタプラグ3の線番をマトリクスボード100のアドレ
スに依存せざるを得ず、マトリクスボード100に対す
る第1コネクタプラグ3の結合場所を間違えたりする
と、もはや適正に線番を識別できなくなる。従って、こ
のような人為的設定ミスを完全に排除し、線番識別の信
頼性を大幅に向上させるためには、本発明による光コネ
クタプラグの線番識別が極めて有効となるのである。
【0049】そしてまた、ロボット19のハンド20が
一対の板発条23の把持を解除すると、一対の板発条2
3が元の状態に復帰してその係合孔24がガイドピン6
の係合溝6aに係止するので、第1コネクタプラグ3と
第2コネクタプラグ5との結合状態を容易に維持するこ
とが可能となる。
【0050】さらに、ガイドピン6の係合溝6aに係止
する一対の板発条23は第1フェルール15とガイドピ
ン6の最先端部に挟持された状態となるが、この際、一
対の板発条23に作用する力はその厚み方向に対する剪
断力であって、発条弾性の変形方向とは一致しないもの
となる。従って、板発条23の強度を考慮して板発条2
3の肉厚を選定する作業が不要となり、第1コネクタプ
ラグ3と第2コネクタプラグ5の間の押圧力に拘らず薄
肉の板発条23を選定でき、発条変形に必要な力を抑制
することができる。そしてこれを通じて、ロボット19
のハンド20の把持を容易化することが期待でき、しか
も、結合の作業性の向上が確保できる。さらにまた、固
定部材12と板発条23との間に置けるガイドピン6に
は、第1コネクタプラグ3と第2コネクタプラグ5の間
の押圧力が作用するが、この押圧力はガイドピン6の軸
方向の引張力であるため、剛性上何等問題が無い。従っ
て、例え細いガイドピン6を使用しても、大きな押圧力
を容易に確保することができ、コネクタプラグ全体の小
型化に大きく貢献することができる。
【0051】尚、上記実施形態では極性を変えるダイオ
ードを備えた線番識別回路28を第2フェルール18の
内部に内蔵したものを示したが、第1フェルール15の
内部に内蔵しても良く、又、第1フェルール15と第2
フェルール18の内部にそれぞれ内蔵しても上記実施形
態と同様の作用効果を奏する。また、上記実施形態では
図8に示す回路パターンを使用するものを示したが、何
等これに限定されるものではなく、図9や図10等に示
す回路パターンを使用しても良い。さらに、上記実施形
態では第1光ファイバ1と第2光ファイバ4をそれぞれ
1本ずつ使用するものを示したが、これに限定されるも
のではなく、第1光ファイバ1と第2光ファイバ4をそ
れぞれ複数本使用するようにしても上記実施形態と同様
の作用効果が期待できる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上記した
諸効果の他に、人為的設定ミスを排除し、線番識別の信
頼性を大幅に向上させることができるという優れた効果
がある。
【0053】
【0054】また、本発明によれば、一対の板発条の係
合孔がガイドピンの係合溝に係止するので、第1フェル
ールと第2フェルールの結合状態を維持することが可能
になるという大きな効果がある。
【0055】そして、本発明によれば、例え細いガイド
ピンを使用しても、大きな押圧力を容易に保持すること
ができ、コネクタプラグ全体の小型化に貢献することが
できるという格別の効果が期待できる。
【0056】さらに、本発明によれば、板発条の強度を
考慮して板発条の肉厚を選定する作業が不要となり、第
1フェルールと第2フェルールの間の押圧力に拘らず薄
肉の板発条を選定でき、発条変形に必要な力を抑制する
ことができるという顕著な効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考技術に係る線番識別機能付き光コ
ネクタを示す断面説明図である。
【図2】図1の光コネクタの結合状態を示す断面説明図
である。
【図3】図1の光コネクタの要部斜視図である。
【図4】図1の光コネクタの回路図である。
【図5】図1の光コネクタの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明に係る線番識別機能付き光コネクタの実
施形態を示す断面説明図である。
【図7】図6の光コネクタの結合状態を示す断面説明図
である。
【図8】図6の光コネクタの回路図である。
【図9】図6の光コネクタの回路の別の形態を示す回路
図である。
【図10】図6の光コネクタの回路のさらに別の形態を
示す回路図である。
【図11】従来の光コネクタを示す分解斜視図である。
【図12】従来の光コネクタの結合状態を示す斜視図で
ある。
【図13】従来の線番識別機能付き光コネクタを示す斜
視図である。
【図14】従来の線番識別機能付き光コネクタの問題点
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…第1光ファイバ、3…第1コネクタプラグ、4…第
2光ファイバ、5…第2コネクタプラグ、6…ガイドピ
ン、6a…係合溝、12…固定部材、15…第1フェル
ール、16…ガイドピン孔、18…第2フェルール、2
1…ガイドピン孔、23…板発条、24…係合孔、25
…チップ抵抗器、27…電極板発条、28…線番識別回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−148464(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定手段に配設された導電性を有する複
    数の案内手段と、 前記複数の案内手段がそれぞれ貫通される複数の案内手
    段孔を有しており、各案内手段孔間が絶縁されている第
    1フェルールと、 前記第1フェルールに保持されている第1光ファイバ
    と、 前記第1フェルールに取り付けられ、前記第1フェルー
    ルを貫通している複数の案内手段のそれぞれと電気的に
    係合している複数の導電体と、 前記第1フェルールに取り付けられ、前記複数の導電体
    それぞれに電気的に導通される複数の出力端子を備えて
    いる第1の線番識別手段と、 複数の案内手段孔を有し、該案内手段孔間が絶縁されて
    おり、前記案内手段孔のそれぞれに前記第1フェルール
    を貫通した前記複数の案内手段を貫通させることで前記
    第1フェルールに対向して着脱自在に結合される第2フ
    ェルールと、 前記第2フェルールに保持されて前記第1光ファイバと
    光接続される第2光ファイバと、 導電性と変位可能性を有し、前記第2フェルールを貫通
    して突出する前記複数の案内手段の突出部それぞれに係
    合して前記第1フェルールと第2フェルールとの結合状
    態を維持する複数の結合維持手段と、 前記第2フェルールに取り付けられ、前記複数の結合維
    持手段それぞれに電気的に導通される複数の出力端子を
    備えている第2の線番識別手段と、 を備えており、前記複数の案内手段に供電して第1の線
    番識別手段と第2の線番識別手段とに識別値をそれぞれ
    出力させ、各識別値に基づいて第1光ファイバと第2光
    ファイバとの接続状況を識別することを特徴とする線番
    識別機能付き光コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記複数の案内手段は、該固定手段に植
    設された一対のガイドピンから構成され、この一対のガ
    イドピンの自由端部周面には、該結合維持手段に係合す
    る係合溝が切り欠かれていることを特徴とする請求項1
    記載の線番識別機能付き光コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記複数の係合維持手段は、該第2フェ
    ルールの両側部に配設されたほぼL字形の一対の板発条
    から構成され、この一対の板発条の短辺部には、該第2
    フェルールを貫通して突出したガイドピンの自由端部周
    面の係合溝に貫通状態で係合する係合孔が穿設されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の線番識別機能付き光
    コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記第1の線番識別手段と第2の線番識
    別手段の少なくともいずれか一方に内蔵されたダイオー
    ドを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の線番識別機能付き光コネクタ。
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