JP3234208U - 扇風機 - Google Patents

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JP3234208U
JP3234208U JP2021002422U JP2021002422U JP3234208U JP 3234208 U JP3234208 U JP 3234208U JP 2021002422 U JP2021002422 U JP 2021002422U JP 2021002422 U JP2021002422 U JP 2021002422U JP 3234208 U JP3234208 U JP 3234208U
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田中 誠治
誠治 田中
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株式会社エム・エイチ・シー
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Abstract

【課題】清涼感のある風を、十分に、楽しく、味わうことのできる扇風機を提供する。【解決手段】扇風機は、円形貫孔2を有するボックス型フレーム1と、円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根と、円形貫孔2の前方位置に配設されて回転羽根から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー10とを、具備する。ボックス型フレーム1の中央の円形ル−バー10はゆっくりと低速回転するが、その円形ルーバー10の前面中央領域F10に、清涼感のある大径の円形意匠シート20が、貼着された大きな円形カバー盤15を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、扇風機に関する。
従来、扇風機に網目状布体から成るカバーを、ゴム紐によって扇風機の円形ガードに被覆状に取着すると共に、円形ガードの中央部に相当する位置にハート型等の模様を付設して、広告表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭49−19955号公報
しかし、網目状布製カバーは、暑苦しい感じを与えやすく、また、円形ガードは(左右首振りするといえども)回転しないで静止しているので、上記ハート型等の模様が静止したままであって、面白さや楽しさを感じないという欠点があった。
そこで、本考案は、(扇風機の)風に吹かれて、清涼感をもって楽しい時間を過ごすことができるようにすることを目的とする。
本考案は、円形貫孔を有するボックス型フレームと、該円形貫孔の後方位置に配設された回転羽根と、該円形貫孔の前方位置に配設されて上記回転羽根から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーとを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバーの前面中央領域に、清涼感のある色彩の意匠シートが、貼着されている構成である。
また、上記円形ルーバーの前面中央領域に、ペット図柄シートを貼着した構成である。
また、上記円形ルーバーを回転駆動するための電動モータが上記円形貫孔内に配設されると共に、該電動モータからの回転力が伝達される回転駆動軸の端面に、上記円形ルーバーを固着するためのボルトを有し、該ボルトの頭部を隠すための円形カバー盤を付設し、該円形カバー盤には浅い円形凹所が、円形外環帯部を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所に、清涼感のある色彩の円形の意匠シートが、着脱自在に貼着されている。
また、上記円形ルーバーを回転駆動するための電動モータが上記円形貫孔内に配設されると共に、該電動モータからの回転力が伝達される回転駆動軸の端面に、上記円形ルーバーを固着するためのボルトを有し、該ボルトの頭部を隠すための円形カバー盤を付設し、該円形カバー盤には浅い円形凹所が、円形外環帯部を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所に、ペット図柄シートが、着脱自在に貼着されている。
また、回転羽根を回転させるための電動モータと、円形ルーバーを回転させる電動モータとを、共通の一軸心上に配設し、かつ、上記モータの出力軸は、後方の前方として逆方向を向いて設けられ、各モータは独立して回転速度を増減できるようにした。
本考案によれば、清涼感のある風を十分に味わうことができ、あるいは、愛らしいペットを見つめつつ、涼しい風を感じることができ、至福の気分が得られる。しかも、ルーバーは、ゆっくりと回転運動するため、一層、清涼感のある色彩、あるいは、かわいいペットを、見つめて、暑い夏を快適に過ごすことができる。回転羽根の風量と、ルーバーの回転数とを、独立制御できるので、好みに応じた風の変化を楽しむことができ、一層、暑い夏を快適に、過ごし得る。
本考案の実施の一形態を、内部と後方位置の部品を省略して図示した正面図である。 一部断面側面図である。 要部拡大断面図である。 要部拡大断面図であって、(A)はシート貼着直前を示した要部拡大断面図、(B)はシート貼着完了状態を示した要部拡大断面図である。 シートの一例の正面図である。 シートの他の例の正面図である。 シートの別の例の正面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本考案を詳説する。
図1と図2に於て、1は、正面から見ると円形の貫孔2を有するボックス型フレームであり、図2に示すように、この円形貫孔2は、円弧状凹部3を有する。即ち、円形貫孔2の内周面は、球体を、所定間隔の2枚の平面で、輪切りした球面から成る。
図1に示すように、正面(前方)から見て円形環状の内フレーム4が、ボックス型フレーム1の円形貫孔2に嵌込まれ、さらに、左右水平方向の枢支軸5,5によって、図2の矢印Mの方向に(手動にて)上下首振り可能として枢着されている。
この内フレーム4の断面形状は、図2に示すように円弧状薄肉形状であり、外周面は球面状として、微小間隔ΔTを介して、円形貫孔2の内面───円弧状凹部3───に、対面する。
複数本のラジアル方向の支持アーム部6によって、円形筒体部7が、内フレーム4の軸心Lと一致する軸心をもって内フレーム4の中央に配設される。
具体的には、内フレーム4と、支持アーム部6と円形筒体部7は、プラスチックにて一体形成されている。この円形筒体部7の内部には、第1モータMと第2モータMが、後方,前方に、配設されている。なお、第1モータMと第2モータMの出力軸は、前記軸心Lと同じ軸心上にあり、かつ、後方・前方として逆方向に向いて設けられる。
8は、円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根であって、第1モータMにて駆動される。
10は、上記回転羽根8によって、後方から前方へ(図2において左から右へ)送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーである。
この円形ルーバー10は、低速回転する第2モータMにて回転駆動される。つまり、第1モータMは、高速回転も可能であって、例えば、低・中・高速に切替えて使用される。これに対し、この第1モータMよりも十分に低速(3〜8R.P.M.)で第2モータMが回転する。なお、第2モータMを省略して、代りに、低速機構を付加して、第1モータMのみにて、前方のルーバー10を3〜8R.P.M.のように低速回転させるように構成することも自由である(図示省略)。
そして、円形ルーバー10の前面中央領域F10に、清涼感のある色彩の意匠シート20が、貼着されている。清涼感のある色彩とは、黄緑色や空色や白色等の明るい色彩である。例えば、図5に示すような木の枝や森や草原、図6に示すような白い雲と空の風景、あるいは、滝や小川や湖の風景、雪をかぶった山脈等が望ましい。
あるいは、他の実施例としては、図7に示すようなペット図柄シート22を、貼着する。
このような意匠シート20又はペット図柄シート22は、紙,プラスチック,その他材質は自由であるが、形状は円形が好ましい。
具体的に説明すれば、(既に説明したように、)円形ルーバー10を回転駆動するための電動モータ(第2モータ)Mが、円形貫孔2内に配設されているが、この電動モータ(第2モータ)Mからの回転力が伝達される回転駆動軸12の端面12Aに、円形ルーバー10を固着するためにボルト14が用いられている(図3参照)。
但し、本考案に於て、回転駆動軸12の端面12Aとは、回転駆動軸12自身の端面の場合と、接続連結部材(部品)を回転駆動軸12に連結した構造として、間接的にルーバー10を固着する構造では、その接続連結部材(部品)の端面を指す場合の、両方を含む。
そして、15は円形カバー盤であって、上記ボルト14の頭部14Aを隠すために付設される(図3参照)。
この円形カバー盤15には、浅い円形凹所16が形成され、しかも、この円形凹所16の外側を包囲するように、円形外環帯部17が残っている。言い換えると、円環凸状の外環帯部17を除いて、略全面にわたって、円形凹所16が円形カバー盤15の外面に形成されている。
そして、図4(A)から(B)に示すように、この円形凹所16の底面に対して、前記意匠シート20又はペット図柄シート22が、着脱(交換)自在として、両面粘着シートや粘着のりや粘着剤にて、貼着される。
ところで、円形カバー盤15は、裏面(後方面)の中心に、プラスチック一体成形にて軸部18が突設され、しかも、その軸部18の先端(後端)から、突出状に雄ネジ部19が設けられている。つまり、ボルト杆21の基部が軸部18に埋込み状であって、その雄ネジ部19が、後方へ突出している。
そして、回転駆動軸12の端面12Aにおいて、その中心に形成された雌ネジに、雄ネジ部19が螺着している。図3に示したように、上記螺着にて取着された円形カバー盤15によって、ボルト14の頭部14Aが隠される。
このようにして、十分に大きい外径寸法の円形カバー盤15が、円形ルーバー10の中心に取着され、円形カバー盤15の浅いかつ大径の円形凹所16に、清涼感のあふれる色彩の意匠シート20、あるいは、かわいいペットの図柄シート22が、貼着され、しかも、円形ルーバー10がゆっくりと回転運動をすることに伴って、上記意匠シート20又は図柄シート22が、ゆっくりと回転して、人の目を楽しませてくれる。
本考案は、以上詳述したように、円形貫孔2を有するボックス型フレーム1と、該円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根8と、該円形貫孔2の前方位置に配設されて上記回転羽根8から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー10とを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバー10の前面中央領域F10に、清涼感のある色彩の意匠シート20が、貼着されている構成であるので、ゆっくりと意匠シート20が回転して、清涼感を味わいつつ楽しく時を過ごすことができる。
また、本考案は、上記円形ルーバー10の前面中央領域F10に、ペット図柄シート22を貼着したので、ゆっくり回転するペットを見つつ清涼感を味わって、快適な時を過ごすことができる。
また、上記円形ルーバー10を回転駆動するための電動モータMが上記円形貫孔2内に配設されると共に、該電動モータMからの回転力が伝達される回転駆動軸12の端面12Aに、上記円形ルーバー10を固着するためのボルト14を有し、該ボルト14の頭部14Aを隠すための円形カバー盤15を付設し、該円形カバー盤15には浅い円形凹所16が、円形外環帯部17を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所16に、清涼感のある色彩の円形の意匠シート20が、着脱自在に貼着されているので、ボルト頭部14Aが完全に隠されて、優雅な気持ちで清涼感を十分に味わい得ると共に、貼着されている意匠シート20を交換すれば、新鮮な気持ちでルーバー10を見つめつつ、清涼感も僅かに変化したように味わい得る。
また、上記円形ルーバー10を回転駆動するための電動モータMが上記円形貫孔2内に配設されると共に、該電動モータMからの回転力が伝達される回転駆動軸12の端面12Aに、上記円形ルーバー10を固着するためのボルト14を有し、該ボルト14の頭部14Aを隠すための円形カバー盤15を付設し、該円形カバー盤15には浅い円形凹所16が、円形外環帯部17を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所16に、ペット図柄シート22が、着脱自在に貼着されているので、ボルト頭部14Aが隠れ、代りにかわいいペットがゆっくりと回転して見える。そして、楽しい気持ちで清涼感を味わい得る。このように、ペットを見つめつつ、暑い夏を快適に過ごすことができる。また、多くのペットの写真等を、時々、交換することも容易である。
また、回転羽根8を回転させるための電動モータMと、円形ルーバー10を回転させる電動モータMとを、共通の一軸心L上に配設し、かつ、上記モータM,Mの出力軸は、後方の前方として逆方向を向いて設けられ、各モータM,Mは独立して回転速度を増減できるようにしたので、複雑な変速装置が省略できて、駆動ケーシング部をコンパクト化でき、また、風量の変動と、風の向きの変化とを、好みに応じて選択可能となり、一層、暑い夏を快適に過ごすことができる。
1 ボックス型フレーム
2 円形貫孔
8 回転羽根
10 円形ルーバー
12 回転駆動軸
12A 端面
14 ボルト
14A 頭部
15 円形カバー盤
16 円形凹所
17 円形外環帯部
20 意匠シート
22 ペット図柄シート
電動モータ(第1モータ)
電動モータ(第2モータ)
10 前面中央領域
一軸心
本考案は、扇風機に関する。
従来、扇風機に網目状布体から成るカバーを、ゴム紐によって扇風機の円形ガードに被覆状に取着すると共に、円形ガードの中央部に相当する位置にハート型等の模様を付設して、広告表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭49−19955号公報
しかし、網目状布製カバーは、暑苦しい感じを与えやすく、また、円形ガードは(左右首振りするといえども)回転しないで静止しているので、上記ハート型等の模様が静止したままであって、面白さや楽しさを感じないという欠点があった。
そこで、本考案は、(扇風機の)風に吹かれて、清涼感をもって楽しい時間を過ごすことができるようにすることを目的とする。
本考案は、円形貫孔を有するボックス型フレームと、該円形貫孔の後方位置に配設された回転羽根と、該円形貫孔の前方位置に配設されて上記回転羽根から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーとを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバーの前面中央領域に、清涼感のある色彩の意匠シートが、貼着されている構成である。
また、上記円形ルーバーの前面中央領域に、ペット図柄シートを貼着した構成である。
また、円形貫孔を有するボックス型フレームと、該円形貫孔の後方位置に配設された回転羽根と、該円形貫孔の前方位置に配設されて上記回転羽根から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーとを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバーを回転駆動するための電動モータが上記円形貫孔内に配設されると共に、該電動モータからの回転力が伝達される回転駆動軸の端面に、上記円形ルーバーを固着するためのボルトを有し、該ボルトの頭部を隠すための円形カバー盤を付設し、該円形カバー盤には浅い円形凹所が、円形外環帯部を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所に、清涼感のある色彩の円形の意匠シートが、着脱自在に貼着されている。
また、円形貫孔を有するボックス型フレームと、該円形貫孔の後方位置に配設された回転羽根と、該円形貫孔の前方位置に配設されて上記回転羽根から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーとを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバーを回転駆動するための電動モータが上記円形貫孔内に配設されると共に、該電動モータからの回転力が伝達される回転駆動軸の端面に、上記円形ルーバーを固着するためのボルトを有し、該ボルトの頭部を隠すための円形カバー盤を付設し、該円形カバー盤には浅い円形凹所が、円形外環帯部を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所に、ペット図柄シートが、着脱自在に貼着されている。
また、円形貫孔を有するボックス型フレームと、該円形貫孔の後方位置に配設された回転羽根と、該円形貫孔の前方位置に配設されて上記回転羽根から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーとを、具備した扇風機に於て、上記回転羽根を回転させるための電動モータと、上記円形ルーバーを回転させる電動モータとを、共通の一軸心上に配設し、かつ、上記モータの出力軸は、後方の前方として逆方向を向いて設けられ、上記各モータは独立して回転速度を増減できるようにした。
本考案によれば、清涼感のある風を十分に味わうことができ、あるいは、愛らしいペットを見つめつつ、涼しい風を感じることができ、至福の気分が得られる。しかも、ルーバーは、ゆっくりと回転運動するため、一層、清涼感のある色彩、あるいは、かわいいペットを、見つめて、暑い夏を快適に過ごすことができる。回転羽根の風量と、ルーバーの回転数とを、独立制御できるので、好みに応じた風の変化を楽しむことができ、一層、暑い夏を快適に、過ごし得る。
本考案の実施の一形態を、内部と後方位置の部品を省略して図示した正面図である。 一部断面側面図である。 要部拡大断面図である。 要部拡大断面図であって、(A)はシート貼着直前を示した要部拡大断面図、(B)はシート貼着完了状態を示した要部拡大断面図である。 シートの一例の正面図である。 シートの他の例の正面図である。 シートの別の例の正面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本考案を詳説する。
図1と図2に於て、1は、正面から見ると円形の貫孔2を有するボックス型フレームであり、図2に示すように、この円形貫孔2は、円弧状凹部3を有する。即ち、円形貫孔2の内周面は、球体を、所定間隔の2枚の平面で、輪切りした球面から成る。
図1に示すように、正面(前方)から見て円形環状の内フレーム4が、ボックス型フレーム1の円形貫孔2に嵌込まれ、さらに、左右水平方向の枢支軸5,5によって、図2の矢印Mの方向に(手動にて)上下首振り可能として枢着されている。
この内フレーム4の断面形状は、図2に示すように円弧状薄肉形状であり、外周面は球面状として、微小間隔ΔTを介して、円形貫孔2の内面───円弧状凹部3───に、対面する。
複数本のラジアル方向の支持アーム部6によって、円形筒体部7が、内フレーム4の軸心Lと一致する軸心をもって内フレーム4の中央に配設される。
具体的には、内フレーム4と、支持アーム部6と円形筒体部7は、プラスチックにて一体形成されている。この円形筒体部7の内部には、第1モータMと第2モータMが、後方,前方に、配設されている。なお、第1モータMと第2モータMの出力軸は、前記軸心Lと同じ軸心上にあり、かつ、後方・前方として逆方向に向いて設けられる。
8は、円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根であって、第1モータMにて駆動される。
10は、上記回転羽根8によって、後方から前方へ(図2において左から右へ)送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバーである。
この円形ルーバー10は、低速回転する第2モータMにて回転駆動される。つまり、第1モータMは、高速回転も可能であって、例えば、低・中・高速に切替えて使用される。これに対し、この第1モータMよりも十分に低速(3〜8R.P.M.)で第2モータMが回転する。なお、第2モータMを省略して、代りに、低速機構を付加して、第1モータMのみにて、前方のルーバー10を3〜8R.P.M.のように低速回転させるように構成することも自由である(図示省略)。
そして、円形ルーバー10の前面中央領域F10に、清涼感のある色彩の意匠シート20が、貼着されている。清涼感のある色彩とは、黄緑色や空色や白色等の明るい色彩である。例えば、図5に示すような木の枝や森や草原、図6に示すような白い雲と空の風景、あるいは、滝や小川や湖の風景、雪をかぶった山脈等が望ましい。
あるいは、他の実施例としては、図7に示すようなペット図柄シート22を、貼着する。
このような意匠シート20又はペット図柄シート22は、紙,プラスチック,その他材質は自由であるが、形状は円形が好ましい。
具体的に説明すれば、(既に説明したように、)円形ルーバー10を回転駆動するための電動モータ(第2モータ)Mが、円形貫孔2内に配設されているが、この電動モータ(第2モータ)Mからの回転力が伝達される回転駆動軸12の端面12Aに、円形ルーバー10を固着するためにボルト14が用いられている(図3参照)。
但し、本考案に於て、回転駆動軸12の端面12Aとは、回転駆動軸12自身の端面の場合と、接続連結部材(部品)を回転駆動軸12に連結した構造として、間接的にルーバー10を固着する構造では、その接続連結部材(部品)の端面を指す場合の、両方を含む。
そして、15は円形カバー盤であって、上記ボルト14の頭部14Aを隠すために付設される(図3参照)。
この円形カバー盤15には、浅い円形凹所16が形成され、しかも、この円形凹所16の外側を包囲するように、円形外環帯部17が残っている。言い換えると、円環凸状の外環帯部17を除いて、略全面にわたって、円形凹所16が円形カバー盤15の外面に形成されている。
そして、図4(A)から(B)に示すように、この円形凹所16の底面に対して、前記意
匠シート20又はペット図柄シート22が、着脱(交換)自在として、両面粘着シートや粘着のりや粘着剤にて、貼着される。
ところで、円形カバー盤15は、裏面(後方面)の中心に、プラスチック一体成形にて軸部18が突設され、しかも、その軸部18の先端(後端)から、突出状に雄ネジ部19が設けられている。つまり、ボルト杆21の基部が軸部18に埋込み状であって、その雄ネジ部19が、後方へ突出している。
そして、回転駆動軸12の端面12Aにおいて、その中心に形成された雌ネジに、雄ネジ部19が螺着している。図3に示したように、上記螺着にて取着された円形カバー盤15によって、ボルト14の頭部14Aが隠される。
このようにして、十分に大きい外径寸法の円形カバー盤15が、円形ルーバー10の中心に取着され、円形カバー盤15の浅いかつ大径の円形凹所16に、清涼感のあふれる色彩の意匠シート20、あるいは、かわいいペットの図柄シート22が、貼着され、しかも、円形ルーバー10がゆっくりと回転運動をすることに伴って、上記意匠シート20又は図柄シート22が、ゆっくりと回転して、人の目を楽しませてくれる。
本考案は、以上詳述したように、円形貫孔2を有するボックス型フレーム1と、該円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根8と、該円形貫孔2の前方位置に配設されて上記回転羽根8から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー10とを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバー10の前面中央領域F10に、清涼感のある色彩の意匠シート20が、貼着されている構成であるので、ゆっくりと意匠シート20が回転して、清涼感を味わいつつ楽しく時を過ごすことができる。
また、本考案は、上記円形ルーバー10の前面中央領域F10に、ペット図柄シート22を貼着したので、ゆっくり回転するペットを見つつ清涼感を味わって、快適な時を過ごすことができる。
また、円形貫孔2を有するボックス型フレーム1と、該円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根8と、該円形貫孔2の前方位置に配設されて上記回転羽根8から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー10とを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバー10を回転駆動するための電動モータMが上記円形貫孔2内に配設されると共に、該電動モータMからの回転力が伝達される回転駆動軸12の端面12Aに、上記円形ルーバー10を固着するためのボルト14を有し、該ボルト14の頭部14Aを隠すための円形カバー盤15を付設し、該円形カバー盤15には浅い円形凹所16が、円形外環帯部17を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所16に、清涼感のある色彩の円形の意匠シート20が、着脱自在に貼着されているので、ボルト頭部14Aが完全に隠されて、優雅な気持ちで清涼感を十分に味わい得ると共に、貼着されている意匠シート20を交換すれば、新鮮な気持ちでルーバー10を見つめつつ、清涼感も僅かに変化したように味わい得る。
また、円形貫孔2を有するボックス型フレーム1と、該円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根8と、該円形貫孔2の前方位置に配設されて上記回転羽根8から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー10とを、具備した扇風機に於て、上記円形ルーバー10を回転駆動するための電動モータMが上記円形貫孔2内に配設されると共に、該電動モータMからの回転力が伝達される回転駆動軸12の端面12Aに、上記円形ルーバー10を固着するためのボルト14を有し、該ボルト14の頭部14Aを隠すための円形カバー盤15を付設し、該円形カバー盤15には浅い円形凹所16が、円形外環帯部17を残して略全面にわたり形成され、該円形凹所16に、ペット図柄シート22が、着脱自在に貼着されているので、ボルト頭部14Aが隠れ、代りにかわいいペットがゆっくりと回転して見える。そして、楽しい気持ちで清涼感を味わい得る。このように、ペットを見つめつつ、暑い夏を快適に過ごすことができる。また、多くのペットの写真等を、時々、交換することも容易である。
また、円形貫孔2を有するボックス型フレーム1と、該円形貫孔2の後方位置に配設された回転羽根8と、該円形貫孔2の前方位置に配設されて上記回転羽根8から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー10とを、具備した扇風機に於て、上記回転羽根8を回転させるための電動モータMと、上記円形ルーバー10を回転させる電動モータMとを、共通の一軸心L上に配設し、かつ、上記モータM,Mの出力軸は、後方の前方として逆方向を向いて設けられ、上記各モータM,Mは独立して回転速度を増減できるようにしたので、複雑な変速装置が省略できて、駆動ケーシング部をコンパクト化でき、また、風量の変動と、風の向きの変化とを、好みに応じて選択可能となり、一層、暑い夏を快適に過ごすことができる。
1 ボックス型フレーム
2 円形貫孔
8 回転羽根
10 円形ルーバー
12 回転駆動軸
12A 端面
14 ボルト
14A 頭部
15 円形カバー盤
16 円形凹所
17 円形外環帯部
20 意匠シート
22 ペット図柄シート
電動モータ(第1モータ)
電動モータ(第2モータ)
10 前面中央領域
一軸心

Claims (5)

  1. 円形貫孔(2)を有するボックス型フレーム(1)と、該円形貫孔(2)の後方位置に配設された回転羽根(8)と、該円形貫孔(2)の前方位置に配設されて上記回転羽根(8)から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー(10)とを、具備した扇風機に於て、
    上記円形ルーバー(10)の前面中央領域(F10)に、清涼感のある色彩の意匠シート(20)が、貼着されていることを特徴とする扇風機。
  2. 円形貫孔(2)を有するボックス型フレーム(1)と、該円形貫孔(2)の後方位置に配設された回転羽根(8)と、該円形貫孔(2)の前方位置に配設されて上記回転羽根(8)から送られてくる風の吹き出し方向に変化を付与する円形ルーバー(10)とを、具備した扇風機に於て、
    上記円形ルーバー(10)の前面中央領域(F10)に、ペット図柄シート(22)を貼着したことを特徴とする扇風機。
  3. 上記円形ルーバー(10)を回転駆動するための電動モータ(M)が上記円形貫孔(2)内に配設されると共に、該電動モータ(M)からの回転力が伝達される回転駆動軸(12)の端面(12A)に、上記円形ルーバー(10)を固着するためのボルト(14)を有し、該ボルト(14)の頭部(14A)を隠すための円形カバー盤(15)を付設し、該円形カバー盤(15)には浅い円形凹所(16)が、円形外環帯部(17)を残して略全面にわたり形成され、
    該円形凹所(16)に、清涼感のある色彩の円形の意匠シート(20)が、着脱自在に貼着されていることを特徴とする扇風機。
  4. 上記円形ルーバー(10)を回転駆動するための電動モータ(M)が上記円形貫孔(2)内に配設されると共に、該電動モータ(M)からの回転力が伝達される回転駆動軸(12)の端面(12A)に、上記円形ルーバー(10)を固着するためのボルト(14)を有し、該ボルト(14)の頭部(14A)を隠すための円形カバー盤(15)を付設し、該円形カバー盤(15)には浅い円形凹所(16)が、円形外環帯部(17)を残して略全面にわたり形成され、
    該円形凹所(16)に、ペット図柄シート(22)が、着脱自在に貼着されていることを特徴とする扇風機。
  5. 回転羽根(8)を回転させるための電動モータ(M)と、円形ルーバー(10)を回転させる電動モータ(M)とを、共通の一軸心(L)上に配設し、かつ、上記モータ(M)(M)の出力軸は、後方の前方として逆方向を向いて設けられ、各モータ(M)(M)は独立して回転速度を増減できるようにしたことを特徴とする扇風機。
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