JP3234147U - Ledランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光部品と駆動回路の統合を実現し、車両照明装置の設置スペースを削減したLEDランプ装置を提供する。
【解決手段】LEDランプ装置10は、基板1000、少なくとも一つの発光部品、第一電気入力ピン120−1、第二電気入力ピン120−2、及び駆動回路130を含み、少なくとも一つの発光部品は基板の一設置区域内LA1に設置されており、駆動回路は基板に設置されており、駆動回路は少なくとも一つの発光部品、第一電気入力ピン及び第二電気入力ピンに結合しており、駆動回路は第一電気入力ピン及び第二電気入力ピンを経由して外部電源を受信できるよう配置されており、並びに外部電源に基づき駆動電源を提供して少なくとも一つの発光部品を駆動し、その中で、駆動回路は、シングルチップ集積回路である。
【選択図】図1
【解決手段】LEDランプ装置10は、基板1000、少なくとも一つの発光部品、第一電気入力ピン120−1、第二電気入力ピン120−2、及び駆動回路130を含み、少なくとも一つの発光部品は基板の一設置区域内LA1に設置されており、駆動回路は基板に設置されており、駆動回路は少なくとも一つの発光部品、第一電気入力ピン及び第二電気入力ピンに結合しており、駆動回路は第一電気入力ピン及び第二電気入力ピンを経由して外部電源を受信できるよう配置されており、並びに外部電源に基づき駆動電源を提供して少なくとも一つの発光部品を駆動し、その中で、駆動回路は、シングルチップ集積回路である。
【選択図】図1
Description
本考案は一種のLEDランプ装置に関するものであり、特に、現在のガラスランプ製作過程に匹敵するLEDランプ装置に関するものである。
発光ダイオード(Light−emitting diode、LED)は、変換効率が高く、使用寿命が長く、サイズが小さく、省電力等の利点がある。しかしながら、現在のガラス照明装置では、ガラスランプの製作過程温度が比較的高いため、LEDを駆動する駆動回路とLED発光パーツをガラスランプの内部に統合することはできず、ガラスランプの外部に設置している。その結果、照明装置はより大きな設置スペースを占めることになる。したがって、如何にしてLED駆動回路と発光パーツ装置を統合し、現在のガラスランプ製作過程と匹敵させることが、当業者の開発の焦点の1つである。
本考案は一種のLEDランプ装置を提供し、現在のガラスランプ製作過程に匹敵させるものである。
本考案のLEDランプ装置は基板、少なくとも一つの発光部品、第一電気入力ピン、第二電気入力ピン及び駆動回路を含む。発光部品は基板の設置区域内に設置される。駆動回路は基板に設置される。駆動回路は発光部品、第一電気入力ピン及び第二電気入力ピンに結合している。駆動回路は第一電気入力ピン及び第二電気入力ピンを経由して外部電源を受信できるよう配置されており、並びに外部電源に基づき駆動電源を提供して発光部品を駆動する。駆動回路は、シングルチップ集積回路であってもよい。
上記に基づき、発光部品及び駆動回路は基板上に設置されているため、本考案は発光部品と駆動回路の統合を実現し、LEDランプ装置の製作過程を簡易化し、また、現在の車両照明装置の設置スペースを削減し、将来の電気自動車照明装置の構造を簡易化することができる。
本考案のいくつかの実施形態は、添付の図面と併せて詳細に説明される。以下に引用される同じパーツの符号が異なる図面に現れる場合、同じまたは類似のパーツと見なされる。
図1を参照。本考案第1実施例に基づいたLEDランプ装置の図である。本実施例では、LEDランプ装置10は、基板1000、発光パーツストリングLS1〜LS6、電気入力ピン120_1、120_2及び駆動回路を含む。基板1000は第一面PL1を備える。基板1000の部分区域は発光パーツストリングLS1〜LS6設置の設置区域LA1として設計される。本実施例では、設置区域LA1の面積は基板1000の面積の50パーセントより小さいか或いは等しい。本実施例では、基板1000は、サファイアまたは石英であってもよい。サファイア基板と石英基板は、光透過効果と高温耐性の素材特性を備える。いくつかの実施例では、基板1000は、光を透過しない高温セラミック基板であってもよい。本実施例では、発光パーツストリングLS1〜LS6は互いに並列結合しており、且つ設置区域LA1内に設置されている。発光パーツストリングLS1〜LS6は其々、一個の発光部品或いは互いに並列結合する多数個の発光部品を含んでいる(図1では表示されていない)。説明の便宜性のため、本実施例の発光パーツストリングLS1〜LS6の数量は6個であるが、本考案はこれに限定されない。本考案の発光パーツストリングの数量は一個或いは多数個であってもよい。
基板1000は、任意に蛍光ジェルでコーティングされることができる。蛍光ジェルは発光パーツストリングLS1〜LS6を覆っている。蛍光ジェルのコーティング区域は設置区域LA1を覆っており、且つ蛍光ジェルのコーティング面積は設置区域LA1の面積より大きい。従って、蛍光ジェルはLEDランプ装置10の発光面積を増やすことができる。蛍光ジェルのコーティング面積は基板1000の面積の90%より小さいか或いは等しい。いくつかの実施例では、蛍光ジェルは駆動回路130を覆う。
駆動回路130は基板1000に設置されており、例えば、第一面PL1に設置される。駆動回路130は発光パーツストリングLS1〜LS6及び電気入力ピン120_1、120_2に結合している。駆動回路130は電気入力ピン120_1、120_2を経由して外部電源を受信し、外部電源に基づき駆動電源PDRを提供して発光パーツストリングLS1〜LS6を駆動する。例えば、駆動回路130が外部電源を受信した際、駆動回路130は製品の明るさの需要に基づき、対応する駆動電流を提供して発光パーツストリングLS1〜LS6を駆動する。本実施例では、電気入力ピン120_1、120_2は其々、例えば、直径0.3〜1mmの金属ワイヤにより形成されるピンを備える。駆動回路130はシングルチップ集積回路である。
ちなみに、駆動回路130は高度に小型集積化したシングルチップ集積回路であるため、基板1000上で、発光パーツストリングLS1〜LS6と駆動回路130の小型集積化を実現する(長さと幅が約直径2cmの区域内)。したがって、本実施例では、LEDランプ装置10の製作過程を簡易化し、車両照明装置の設置スペースを削減する。
さらに、LEDランプ装置10は、LEDランプカバーA及び結合部Bを含む。本実施例では、LEDランプカバーAは透明なシェル構造である。結合部Bは電気入力ピン120_1、120_2の部位を固定するのに用いられ、電気入力ピン120_1、120_2が外部電源を受信できるよう確保する。LEDランプカバーA及び結合部Bは例えば、T10、G18、或いはS25車両用ランプ規格等に符合してもよい。本実施例では、基板1000は結合部Bの外側に設置されており(図1から分かる通り、基板1000は電気入力ピン120_1、120_2を固定する結合部Bの内側に位置していない)、且つ基板1000は透明のランプカバーAの中に設置されている。尚、LEDランプの封入は??、結合部Bを形成するために非常に高い製作過程温度を必要とすることに留意されたい。封入製作過程では、駆動回路130と設置区域LA1に設置している発光パーツストリングLS1〜LS6は、結合部Bが形成する過程で、高温により損傷することは無い。従って、LEDランプ装置10の製作過程は現在のLEDランプ製作過程に匹敵する。
LEDランプ装置10は接続パッド140_1、140_2を含む。接続パッド140_1、140_2は其々、基板1000の第一面PL1に設置しており、並びに其々、駆動回路130と結合している。
例えば、接続パッド140_1は、導電性ジェル(例えば、銀ジェル)の高温リフロー半田付け或いは電気溶接作業によって、電気入力ピン120_1と直接接続することができる。接続パッド140_1と導電性パターンC1は接続している。接続パッド140_2は、導電性ジェル(例えば、銀ジェル)の高温リフロー半田付け或いは電気溶接作業によって、電気入力ピン120_2と直接接続する。接続パッド140_2と導電性パターンC2は接続している。接続パッド140_1、140_2と導電性パターンC1、C2は、薄膜、厚膜等のコーティング製作過程(例えば、スクリーン印刷技術)或いは電気メッキ製作過程によって完成させることができる。本実施例は、ワイヤーボンディング方式によって、駆動回路130を導電性パターンC1、C2に電気的接続させているが、本考案はこれに限定されない。いくつかの実施例では、駆動回路130は、フリップチップ製作過程により、導電性パターンC1、C2と電気的接続することができる。駆動回路130と結合部Bの間の距離は、接続パッド140_1、140_2と結合部Bの間の距離より大きい。
例えば、接続パッド140_1は、導電性ジェル(例えば、銀ジェル)の高温リフロー半田付け或いは電気溶接作業によって、電気入力ピン120_1と直接接続することができる。接続パッド140_1と導電性パターンC1は接続している。接続パッド140_2は、導電性ジェル(例えば、銀ジェル)の高温リフロー半田付け或いは電気溶接作業によって、電気入力ピン120_2と直接接続する。接続パッド140_2と導電性パターンC2は接続している。接続パッド140_1、140_2と導電性パターンC1、C2は、薄膜、厚膜等のコーティング製作過程(例えば、スクリーン印刷技術)或いは電気メッキ製作過程によって完成させることができる。本実施例は、ワイヤーボンディング方式によって、駆動回路130を導電性パターンC1、C2に電気的接続させているが、本考案はこれに限定されない。いくつかの実施例では、駆動回路130は、フリップチップ製作過程により、導電性パターンC1、C2と電気的接続することができる。駆動回路130と結合部Bの間の距離は、接続パッド140_1、140_2と結合部Bの間の距離より大きい。
例えば、本実施例は、ワイヤーボンディング方式によって、駆動回路130を導電性パターンC3、C4に電気的接続させることもできるが、本考案はこれに限定されない。いくつかの実施例では、駆動回路130は、フリップチップ製作過程により、導電性パターンC3、C4と電気的接続することができる。導電性パターンC3と発光パーツストリングLS1〜LS6の第一端は電気的接続しており、導電性パターンC4と発光パーツストリングLS1〜LS6の第二端は電気的接続する。本実施例では、導電性パターンC3、C4は、薄膜、厚膜等のコーティング製作過程或いは電気メッキ製作過程によって完成させることができる。このようにして、駆動回路130、導電性パターンC3、C4、と発光パーツストリングLS1〜LS6は、駆動電源PDRの電源伝達経路を形成する。例えば、駆動回路130は、電源伝達経路に基づいて、駆動電源PDRを発光パーツストリングLS1〜LS6に提供する。
本実施例では、基板1000は設置方向SDに基づいて、設置される。設置方向SDは結合部Bから離れている方向である。設置方向SD上では、駆動回路130は接続パッド140_1、140_2と設置区域LA1の間に設置される。従って、駆動回路130と比較して、設置区域LA1は駆動回路130より、電気入力ピン120_1、120_2から遠く離れている。
図2を参照。本考案第2実施例に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置20は、側面図で例示されている。発光パーツストリングLS1〜LS3は第一面PL1の設置区域内に設置されている。発光パーツストリングLS4〜LS6は第二面PL2の設置区域内に設置されている。第一面PL1と第二面PL2は相対している。発光パーツストリングLS1〜LS6は並列結合されている。設計或いは使用の需要に基づき、第一面PL1上に設置する発光パーツストリングの数量は一個或いは多数個であってもよく、第二面PL2上に設置する発光パーツストリングの数量は一個或いは多数個であってもよいが、本考案は本実施例に限定されない。
本実施例では、第一面PL1は蛍光ジェルGL1でコーティングされ、発光パーツストリングLS1〜LS3は蛍光ジェルGL1で覆われる。第二面PL2は蛍光ジェルGL2でコーティングされ、発光パーツストリングLS4〜LS6は蛍光ジェルGL2で覆われる。
駆動回路130と第一面PL1上に設置する発光パーツストリングLS1〜LS3の接続方式は、第一実施例によって充分に示されているので、ここでは繰り返さない。本実施例では、第一面PL1上に設置する駆動回路130は、例えば、側面配線(side wiring)方式或いは伝導孔方式により、第二面PL2上に設置する発光パーツストリングLS4〜LS6と電気的接続することができる。
いくつかの実施例では、他の駆動回路を第二面PL2上に設置することができ、図1の実施例が示す実施方式により、接続パッド、電気入力ピンを経由して外部電源を受信し、発光パーツストリングLS4〜LS6を駆動する。
いくつかの実施例では、基板100上に設置する駆動回路130は、保護ジェル、蛍光ジェルGL1、白色ジェル、透明ジェルで覆われてもよい。保護ジェルは、任意の色或いは透明な絶縁放熱ジェルであってもよい。保護ジェルは、駆動回路130が後続の製作過程の中で破損するのを防ぐ。本実施例では、基板1000は、高温セラミック基板であってもよい。いくつかの実施例では、発光パーツストリングLS1〜LS6は保護ジェルに覆われることができる。言い換えれば、発光パーツストリングLS1〜LS6及び/或いは駆動回路130の少なくとも一方が蛍光ジェル及び保護ジェルのいずれかに覆われることができる。
LEDランプ装置20では、発光パーツストリングLS4〜LS6を第二面PL2に設置しなくてもよい。言い換えれば、第一面PL1にのみ発光パーツストリングLS1〜LS3を備える。第一面PL1は蛍光ジェルGL1でコーティングされる。第二面PL2は蛍光ジェルGL2でコーティングされる。従って、LEDランプ装置20は両面発光の効果を達成することができる。
本実施例では、電気入力ピン120_1と接続パッド140_1は一つの連結構造CPにより、電気的接続する。例えば、連結構造CPは、導電性ジェル(例えば、銀ジェル)の高温リフロー半田付け或いは電気溶接作業によって形成する、連結構造である。駆動回路130と接続パッド140_1の接続方式は第一実施例によって充分に示されているので、ここでは繰り返さない。接続パッド140_1は蛍光ジェルGL1及び保護ジェルに覆われない。
その他、結合部Bの一部は、電気入力ピン120_1を固定する固定部BPを含む。
第一実施例に戻ると、電気入力ピン120_1と電気入力ピン120_2の部位は多数回湾折或いは多数回湾曲して其々、第一弾性接触構造と第二弾性接触構造を形成する。このようにして、LEDランプ装置10は、電気入力ピン120_1の第一弾性接触構造及び電気入力ピン120_2の第二弾性接触構造により、外部電源を受信する接触面積を増加することができる。LEDランプ装置10は、第一弾性接触構造及び第二弾性接触構造の弾性により、LEDランプ装置10が緩むのを防ぐ。その他、LEDランプ装置10を多数回抜き差しする状況下で、電気入力ピン120_1の第一弾性接触構造及び電気入力ピン120_2の第二弾性接触構造は電気入力ピン120_1、120_2の損傷を防ぐこともできる。
例を挙げて、弾性接触構造の詳細実施を説明する。図3Aは本考案第1実施例に基づいた電気入力ピンの弾性接触構造の図である。電気入力ピン120が多数回湾折され、部位P1〜P3を形成する。本実施例では、部位P1は方向D1に沿って延伸している例であり、部位P2は部位P1と部位P2の間の湾折箇所から方向D2に沿って延伸する。方向D2と方向D1は異なる。部位P3は部位P2と部位P3の間の湾折箇所から方向D1の逆方向に沿って延伸する。その他、部位P1は結合部(図1が示す結合部B)により固定される。部位P2、P3は結合部で露出している。従って、電気入力ピン120の部位P2、P3は弾性接触構造を形成することができる(即ち、単一曲折金属導体構造)。
図3Bを参照。本考案第1実施例に基づいた電気入力ピンの弾性接触構造の図である。電気入力ピン120が、多数回湾折され、部位P1〜P7を形成する。本実施例では、部位P1は方向D1に沿って延伸している例であり、部位P2は部位P1と部位P2の間の湾折箇所から方向D2に沿って延伸する。部位P3は部位P2と部位P3の間の湾折箇所から方向D1の逆方向に沿って延伸する。部位P4は部位P3と部位P4の間の湾折箇所から方向D3に沿って延伸する。方向D3と方向D1、D2は異なる。部位P5は部位P4と部位P5の間の湾折箇所から方向D1に沿って延伸する。部位P6は部位P5と部位P6の間の湾折箇所から方向D2の逆方向に沿って延伸する。部位P7は部位P6と部位P7の間の湾折箇所から方向D1の逆方向に沿って延伸する。その他、部位P1、P7は結合部により固定される。部位P2〜P6は結合部で露出している。従って、電気入力ピン120の部位P2〜P6は弾性接触構造を形成することができる(即ち、双曲折金属導体構造)。
図3Aと図3Bが示す電気入力ピン120は多数回湾折により弾性接触構造を形成する。一つの実施例では、電気入力ピン120が湾折、且つ湾曲されて、弾性接触構造を形成している。他の一つの実施例では、電気入力ピン120が多数回湾曲され、弾性接触構造を形成している。本考案の弾性接触構造は図3A及び図3Bの実施例に限定されない。
同時に図1と図4Aを参照。図4Aは本考案第1実施例に基づいた駆動電流の曲線図である。駆動回路130は駆動電源PDRを提供して、発光パーツストリングLS1〜LS6を駆動する。発光パーツストリングLS1〜LS6が駆動される期間中に、駆動回路130は基板1000の温度を感知する。基板1000の温度は発光パーツストリングLS1〜LS6が駆動される際に生じる温度に関連する。言い換えると、発光パーツストリングLS1〜LS6が駆動される際に生じる温度が高いと、基板1000の温度も高くなる。駆動回路130は基板1000の温度が予定設定温度TDより高いか否かを判断する。駆動回路130が、基板1000の温度が予定設定温度TDより高いと判断した際、自動的に駆動電源PDRの効率を低減調整する。例えば、基板1000の温度が予定設定温度TDより低いか或いは等しい(例えば、125℃、しかし、本考案はこれに限定されない)状況下では、駆動回路130は初期電流値(例えば400 mA)の駆動電流IDRを備える、駆動電源PDRを提供することができる。基板1000の温度が予定設定温度TDより高い状況下では、駆動回路130は過熱温度保護メカニズムを起動する。基板1000の温度が予定設定温度TDより高い状況下では、駆動電流IDRの電流値は基板1000の温度上昇に伴い、減少し、発光パーツストリングLS1〜LS6が駆動される際に生じる温度を減少させる。基板1000の温度が予定設定温度TDより低いか或いは等しい温度に減少した場合、駆動電流IDRの電流値は初期電流値に戻る。
本実施例では、駆動回路130は、サージ防止(Surge)と静電放電防止(ESD)機能を備えるように設計され、発光パーツストリングLS1〜LS6がサージ及び/或いは静電放電の衝撃を受けるのを防ぐ。
図4Bを参照。本考案第1実施例に基づいた発光パーツストリング及び駆動回路の構成図である。説明の便宜性のため、発光パーツストリングLS1〜LS6が其々、一個の発光部品を備える例を以て、本実施例を示す。本考案は発光パーツストリングの発光部品の並列数量に限定されない。
発光パーツL2が損傷した際、発光パーツL2は切断されるか、或いは発光パーツL2は瞬時に短絡した後に切断される。従って、駆動電流PDRの一定の駆動電流は均等に、発光パーツストリングLS1、LS3〜LS6に分流される。
発光パーツL2が損傷し、且つ切断された際、各発光パーツストリングLS1、LS3〜LS6を経由して流れる電流の電流値は上昇する。発光パーツが提供する明るさと電流値は、正の相関関係がある。従って、発光パーツL2が損傷したときの発光パーツストリングLS1、LS3〜LS6が提供する全体的明るさと、発光パーツL2が損傷していないときの発光パーツストリングLS1〜LS6が提供する全体的明るさは類似する。このようにして、LEDランプ装置の全体的明るさは維持される。
図5は本考案第3実施例に基づいたLEDランプ装置30の図である。LEDランプ装置30の接続パッド140_1が導電性部品141_1を含み、LEDランプ装置30の接続パッド140_2が導電性部品141_2を含んでいる、箇所が前述の実施例と異なる。本実施例では、導電性部品141_1は電気溶接方式により、接続パッド140_1と接続でき、或いは導電性ジェル(例えば、銀ジェル)により、接続パッド140_1と接続する。導電性部品141_1は接続パッド140_1から基板1000の外に延伸している。電気入力ピン120_1は電気溶接方式により、導電性部品141_1と電気的接続する。本実施例では、電気入力ピン120_1は溶接部分121_1を含む。溶接部分121_1は電気溶接方式により、導電性部品141_1と接続する。
同様に、導電性部品141_2は電気溶接方式或いは導電性ジェルにより、接続パッド140_2と接続することができ、且つ接続パッド140_2から基板1000の外に延伸している。電気入力ピン120_2は電気溶接方式により、導電性部品141_2と電気的接続する。本実施例では、電気入力ピン120_2は溶接部分121_2を含む。溶接部分121_2は電気溶接方式により、導電性部品141_2と接続する。
図6を参照。本考案第4実施例に基づいたLEDランプ装置40の図である。本実施例のLEDランプ装置40の設置区域LA2の面積が基板1000の面積の30%より小さいか或いは等しい、箇所が前述の第一実施例と異なる。その他、設置区域LA2は接続パッド140_1、140_2及び駆動回路130から遠く離れている。LEDランプ装置40の発光パーツストリングLS1〜LS6の密度はより密集している。従って、LEDランプ装置40が提供するライトタイプは第一実施例のLEDランプ装置10が提供するライトタイプと異なる。
図7Aと図7Bは本考案図5の実施例3の変化に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置50は発光部品101、接続パッド102、電気入力ピン120、基板108及び駆動回路130を含む。基板108上の発光部品101は透明ジェル110と112によって全面的に覆われているので、発光部品101を露出することができる。
図8を参照。本考案第5実施例に基づいたLEDランプ装置60の図である。設置方向SD上で、LEDランプ装置60の設置区域LA3は接続パッド140_1、140_2と駆動回路130の間に設置されている、箇所が第一実施例と異なる。設置区域LA3と比較すると、駆動回路130は設置区域LA3より電気入力ピン120_1、120_2から遠く離れている。従って、第一実施例と比較すると、本実施例の駆動回路130は結合部Bからより遠く離れることができる。このようにして、本実施例は、駆動回路130が結合部Bを形成する過程中に高温により損傷しないことを更に確実にする。従って、LEDランプ装置60の製作過程は現在のLEDランプ製作過程に匹敵する。
図9Aと図9Bは前述本考案第5実施例の変化に基づいた二種類のLEDランプ装置の図である。図9AのLEDランプ装置70は発光部品101,接続パッド102、2つの電気入力ピン120_1、120_2、及び発光部品101と駆動回路(図示していない)上を覆う透明ジェル或いは蛍光ジェル等を含む。図9BのLEDランプ装置80は発光部品101,接続パッド102、2つの電気入力ピン120_1、120_2、及び発光部品101と駆動回路130上を覆う透明ジェル110含み、その中で、発光部品の色及びLEDランプ装置70/80の発光色彩に基づいて、透明ジェル110は蛍光ジェルと代替可能である。例えば、LEDランプ装置70の発光部品101の発光色彩が青色LEDチップからの場合、LEDランプ装置70と透明ジェル110を組み合わせると、青色LEDランプ装置を形成し、LEDランプ装置70と蛍光ジェルを組み合わせると、白色LEDランプ装置を形成する。
LEDランプ装置70と80の2つの電気入力ピン120_1、120_2は其々、一つの固定構造HPによりその間の距離を定められている。一つの好ましい実施例では、固定構造HPは、ガラス玉等の高温耐熱材料を含む。このようにして、後続の製作過程で、2つの電気入力ピン120_1、120_2が其々、導電性ジェル(例えば、銀ジェル)の高温リフロー半田付け或いは電気溶接作業によって接続パッド102と結合する際、電気入力ピン120_1或いは120_2が製作過程時に誤って配置される類の問題を心配することがなく、且つ接続作業を便利にし、LEDランプ装置の量産製作を促す。
図10も前述本考案第5実施例の変化に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置90は基板108、基板108上を覆う透明ジェル110、及びその内部に位置する、発光部品と駆動回路(図示していない)を含み、その中で、発光部品の色及びLEDランプ装置90の発光色彩に基づいて、透明ジェル110は蛍光ジェルと代替可能である。電気入力ピンの箇所が、前述の実施例と異なる。本実施例では、電気入力ピンは一つのフラット状のピンであり、フラット状のピンは挟み方式により、駆動回路と結合する。電気入力ピンの形状はTの文字に類似しており、120Aと120Bの2つの部位に分かれており、電気入力ピンの部位120AはTの上方の平行部位であり、電気入力ピンの部位120BはTの下方の垂直部位である。電気入力ピンの部位120Aは機械的応力により、駆動回路の一方の入力部を挟んで固定し、並びに駆動回路の一方の入力部と電気的接続し、且つ半田付け或いは銀ペーストを利用することにより、接続構造を強化することができる。電気入力ピンの部位120Bは外部電源と接続するのに用いることができる。
図11は本考案第6実施例に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置100は基板210、蛍光ジェル211及びその内部に位置する、発光部品と駆動回路(簡略のため図示していない)を含む。ランプカバーA`はS25規格を採用しており、且つ蛍光ジェル211は全体的に前述の基板210上の発光部品と駆動回路を覆い、他の電気接続材料、例えば、電気入力ピン等はランプカバーA`の規格に適する結合部B`に完全に埋まっており、十分な発光面積を確保している、箇所が前述の実施例と異なる。
図12は前述図11と同様にS25規格のランプカバーA`を採用している、本考案第6実施例の変化に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置200は、基板210、蛍光ジェル211、その内部に位置する、発光部品と駆動回路(簡略のため図示していない)、電気入力ピン203,接続パッド204,ランプ柱209等を含む。
図13は前述と同様にS25規格のランプカバーA`を採用している、本考案図12の変化に基づいたLEDランプ装置の図である。図13Aは図13のLEDランプ装置300の上面図である。図13Aから分かる通り、LEDランプ装置300の基板210は、一つの十字型であり、発光部品と蛍光ジェル211等は十字型の基板210に合わせて設置する、箇所が図12と異なる。このような十字型の基板設計は、LEDランプ装置300のすべての方向に対する発光強度を強化する。
図14Aと図14Bは本考案第7実施例に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置400は発光部品301、電気入力ピン303、接続パッド304、ランプ柱309、基板310、蛍光ジェル311と313、及び駆動回路(符号標記していない)を含む。ランプカバーA``はG18規格を採用しており、蛍光ジェル311と313は全体的に前述の基板310上の発光部品301と駆動回路を覆い、他の電気接続材料、例えば、電気入力ピン等はランプ柱309内、或いは結合部B``に完全に埋まっている、箇所が前述の実施例と異なる。
図15Aと15Bは本考案図14Aの変化に基づいたLEDランプ装置の図である。LEDランプ装置500の接続パッド305は発光部品301の両側に位置している、箇所が第7実施例のLEDランプ装置400と異なる。
上記をまとめ、発光部品及び駆動回路が基板上に設置されているので、本考案は発光部品(発光パーツストリング)と駆動回路の小型集積化を実現する。LEDランプ装置の製作過程を簡易化し、車両照明装置の設置スペースを削減する。電気入力ピンの部位が多数回湾折或いは多数回湾曲され、弾性接触構造を形成する。従って、LEDランプ装置は弾性接触構造により、外部電源を受信する接触面積を増加することができ、或いはLEDランプ装置が緩むのを防ぐ。LEDランプ装置が多数回抜き差しされる際、弾性接触構造は電気入力ピンの損傷を防ぐこともできる。駆動回路は基板の温度に基づき、過熱温度保護メカニズムを提供出来る。駆動回路はLEDランプ装置の全体的明るさを維持することもできる。
本考案は上記の実施例で開示されているが、本考案を限定するものではなく、あらゆる技術分野の通常の知識を有する者は、本考案の精神および範囲から逸脱することなく、いくつかの変更および修正を行うことができる、故に本考案の保護の範囲は添付の特許範囲によって定義されたものに従うものとする。
10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500 LEDランプ装置
1000、108、210、310 基板
101、301 発光部品
120、120_1、120_2、203、303 電気入力ピン
120A、120B、P1〜P7 電気入力ピンの部位
121_1、121_2 溶接部分
110、112 透明ジェル
130 駆動回路
102、140_1、140_2、204、304、305 接続パッド
141_1、141_2 導電性部品
209、309 ランプ柱
211、311、313 蛍光ジェル
A、A`、A`` ランプカバー
B、B`、B`` 結合部
BP 固定部
C1〜C4 導電性パターン
CP 連結構造
D1〜D3 方向
GL1、GL2 蛍光ジェル
HP 固定構造
IDR 駆動電流
L1〜L6 発光パーツ
LS1〜LS6 発光パーツストリング
LA1、LA2、LA3 設置区域
PDR 駆動電源
PL1 第一面
PL2 第二面
SD 設置方向
1000、108、210、310 基板
101、301 発光部品
120、120_1、120_2、203、303 電気入力ピン
120A、120B、P1〜P7 電気入力ピンの部位
121_1、121_2 溶接部分
110、112 透明ジェル
130 駆動回路
102、140_1、140_2、204、304、305 接続パッド
141_1、141_2 導電性部品
209、309 ランプ柱
211、311、313 蛍光ジェル
A、A`、A`` ランプカバー
B、B`、B`` 結合部
BP 固定部
C1〜C4 導電性パターン
CP 連結構造
D1〜D3 方向
GL1、GL2 蛍光ジェル
HP 固定構造
IDR 駆動電流
L1〜L6 発光パーツ
LS1〜LS6 発光パーツストリング
LA1、LA2、LA3 設置区域
PDR 駆動電源
PL1 第一面
PL2 第二面
SD 設置方向
Claims (13)
- 一種のLEDランプ装置であり、基板、少なくとも一つの発光部品、第一電気入力ピン、第二電気入力ピン、及び駆動回路を含み、前記少なくとも一つの発光部品は前記基板の一設置区域内に設置されており、前記駆動回路は前記基板に設置されており、前記駆動回路は前記少なくとも一つの発光部品、前記第一電気入力ピン及び前記第二電気入力ピンに結合しており、前記駆動回路は前記第一電気入力ピン及び前記第二電気入力ピンを経由して外部電源を受信できるよう配置されており、並びに前記外部電源に基づき駆動電源を提供して前記少なくとも一つの発光部品を駆動し、その中で、前記駆動回路は、シングルチップ集積回路であることを特徴とするLEDランプ装置。
- 前記基板はサファイア基板、石英基板、及び不透明セラミック基板のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記少なくとも一つの発光部品は互いに並列結合する多数個の発光パーツストリングを含み、且つ前記駆動電源は定電流電源であることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記駆動回路は、前記基板の温度感知、前記基板の温度が一予定設定温度より高いか否かを判断、且つ前記基板の温度が前記予定設定温度より高いと判断した際、自動的に前記駆動電源の効率を低減、できるよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記第一電気入力ピンの部位が多数回湾折或いは多数回湾曲され、一つの第一弾性接触構造を形成し、且つ前記第二電気入力ピンの部位が多数回湾折或いは多数回湾曲され、一つの第二弾性接触構造を形成することを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記基板に其々、設置されている第一接続パッド及び第二接続パッドが前記LEDランプ装置に含まれており、並びに前記第一接続パッド及び前記第二接続パッドが其々前記駆動回路に結合していることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記第一電気入力ピンは直接前記第一接続パッドに接続し、且つ前記第二電気入力ピンは直接前記第二接続パッドに接続していることを特徴とする請求項6に記載のLEDランプ装置。
- 前記第一接続パッドは一つの第一導電性部品を含み、前記第一導電性部品は前記第一接続パッドから前記基板の外に延伸しており、前記第二接続パッドは一つの第二導電性部品を含み、前記第二導電性部品は前記第二接続パッドから前記基板の外に延伸しており、
前記第一電気入力ピンは電気溶接方式により、前記第一導電性部品と電気的接続し、且つ前記第二電気入力ピンは電気溶接方式により、前記第二導電性部品と電気的接続することを特徴とする請求項6に記載のLEDランプ装置。 - 前記駆動回路と比較して、前記設置区域は前記駆動回路より、前記第一電気入力ピン及び前記第二電気入力ピンから遠く離れていることを特徴とする請求項6に記載のLEDランプ装置。
- 前記設置区域と比較すると、前記駆動回路は前記設置区域より前記第一電気入力ピン及び前記第二電気入力ピンから遠く離れていることを特徴とする請求項6に記載のLEDランプ装置。
- 前記少なくとも一つの発光部品及び前記駆動回路の少なくとも一方は、一つの蛍光ジェル及び一つの保護ジェルのいずれかに覆われることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記第一電気入力ピン及び前記第二電気入力ピンは一つの固定構造によりその間の距離を定められており、前記固定構造は、一つのガラス玉を含むことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記第一電気入力ピン及び前記第二電気入力ピンは其々、一つのフラット状のピンであり、前記フラット状のピンは挟み方式により、前記駆動回路と結合することを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ装置。
Applications Claiming Priority (4)
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US202063056751P | 2020-07-27 | 2020-07-27 | |
US63/056,751 | 2020-07-27 | ||
TW109209738U TWM605608U (zh) | 2020-07-29 | 2020-07-29 | 車用燈泡裝置 |
TW109209738 | 2020-07-29 |
Publications (1)
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JP3234147U true JP3234147U (ja) | 2021-09-24 |
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Family Applications (1)
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JP2021002705U Active JP3234147U (ja) | 2020-07-27 | 2021-07-12 | Ledランプ装置 |
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JP (1) | JP3234147U (ja) |
TW (1) | TWM605608U (ja) |
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2020
- 2020-07-29 TW TW109209738U patent/TWM605608U/zh unknown
-
2021
- 2021-07-12 JP JP2021002705U patent/JP3234147U/ja active Active
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TWM605608U (zh) | 2020-12-21 |
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