JP3234059B2 - 画面デザイン評価装置 - Google Patents
画面デザイン評価装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードウェアもしくは
マイクロプログラムを含むファームウェアもしくはソフ
トウェアの形態で開発される画面デザインを評価する画
面デザイン評価装置に関する。
マイクロプログラムを含むファームウェアもしくはソフ
トウェアの形態で開発される画面デザインを評価する画
面デザイン評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、計算機と人間との対話を
容易化するためにグラフィカルユーザインタフェースが
多用されている。このグラフィカルユーザインタフェー
スでは、画面上にアイコンや操作ボタンなどを表示して
おき、これらをマウスカーソルやクロスヘアーカーソル
などでポインティングすることによって対話が実行され
る。このようなグラフィカルユーザインタフェースにお
いて、その操作性は画面上に表示されているアイコンや
操作ボタンの位置,大きさなどの画面デザイン(画面レ
イアウト)によって大きく左右される。
容易化するためにグラフィカルユーザインタフェースが
多用されている。このグラフィカルユーザインタフェー
スでは、画面上にアイコンや操作ボタンなどを表示して
おき、これらをマウスカーソルやクロスヘアーカーソル
などでポインティングすることによって対話が実行され
る。このようなグラフィカルユーザインタフェースにお
いて、その操作性は画面上に表示されているアイコンや
操作ボタンの位置,大きさなどの画面デザイン(画面レ
イアウト)によって大きく左右される。
【0003】ところで、画面デザインに対する操作性の
評価は、操作に要する所要時間を指標とし、操作に要す
る時間の短いものほど操作性が良いと判断する方法が採
用されている。操作に要する所要時間は、操作対象まで
画面ポインタを移動させる移動距離と操作対象の大きさ
によって予測できる。
評価は、操作に要する所要時間を指標とし、操作に要す
る時間の短いものほど操作性が良いと判断する方法が採
用されている。操作に要する所要時間は、操作対象まで
画面ポインタを移動させる移動距離と操作対象の大きさ
によって予測できる。
【0004】この予測には、一般にフィッツ(Fitts )
の法則が用いられている。すなわち、図10(a) に示す
ように、始点からD(cm)離れた位置にある横幅(サイ
ズ)S(cm)の目標に向けて手を移動するのに要する時間
T(msec)は、フィッツの法則によると次式で予測され
る。
の法則が用いられている。すなわち、図10(a) に示す
ように、始点からD(cm)離れた位置にある横幅(サイ
ズ)S(cm)の目標に向けて手を移動するのに要する時間
T(msec)は、フィッツの法則によると次式で予測され
る。
【0005】T(msec)=Im×log 2 (D/S + 0.5) 但し、Im =100[50〜120]msec/bit このフィッツの法則では、操作に要する時間Tを目標ま
での距離Dと目標の幅S(運動方向と一致する座標軸上
での操作対象の範囲)のみを対象とした1次元の計算式
で表している。このため、計算機画面のような2次元上
でのポイント動作においては、目標の高さH(運動方向
に直交する座標軸上での操作対象の範囲)の影響を無視
できなくなる。そこで、通常は、フィッツの法則の2次
元拡張が行なわれている。
での距離Dと目標の幅S(運動方向と一致する座標軸上
での操作対象の範囲)のみを対象とした1次元の計算式
で表している。このため、計算機画面のような2次元上
でのポイント動作においては、目標の高さH(運動方向
に直交する座標軸上での操作対象の範囲)の影響を無視
できなくなる。そこで、通常は、フィッツの法則の2次
元拡張が行なわれている。
【0006】フィッツの法則の2次元拡張では、サイズ
Sに代入すべき値を高さを考慮していかに計算するかと
いう方法で行なわれており、下に示す4つのモデルが提
案されている。いずれも、フィッツの法則で用いられて
いる「サイズ:S」の代わりに代入すべき値を提案して
いる。Mackenzie によれば、これら4つのモデルは上か
ら順に実際の所要時間との相関が高いと報告されてい
る。なお、下の4つのモデルで用いている記号は図10
(b) に示されるものと同じである。
Sに代入すべき値を高さを考慮していかに計算するかと
いう方法で行なわれており、下に示す4つのモデルが提
案されている。いずれも、フィッツの法則で用いられて
いる「サイズ:S」の代わりに代入すべき値を提案して
いる。Mackenzie によれば、これら4つのモデルは上か
ら順に実際の所要時間との相関が高いと報告されてい
る。なお、下の4つのモデルで用いている記号は図10
(b) に示されるものと同じである。
【0007】(1) Smaller-ofモデル :SとHのうちの
小さい方を代入 (2) W′モデル :目標への接近角度θから目標
を横切る実際の幅の長さW′を代入 (3) S+Hモデル :SとHの和を代入する (4) S×Hモデル :目標の面積(SとHの積)を
代入する しかしながら、このようなフィッツの2次元拡張モデル
にあっても次のような問題があった。
小さい方を代入 (2) W′モデル :目標への接近角度θから目標
を横切る実際の幅の長さW′を代入 (3) S+Hモデル :SとHの和を代入する (4) S×Hモデル :目標の面積(SとHの積)を
代入する しかしながら、このようなフィッツの2次元拡張モデル
にあっても次のような問題があった。
【0008】すなわち、これらのモデルでは、使用する
計算機やポインティングデバイスなどの特性を考慮に入
れていない。このため、たとえば画面にマルチウィンド
ウ(複数の操作窓を同時に表示し画面ポインタを使って
切り替えながら異なる作業を行なえる環境)を実現して
いるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)のソ
フトウェアなどにおいて、利用者の操作所要時間を予測
しようとしても正確な予測を行なうことが困難であっ
た。
計算機やポインティングデバイスなどの特性を考慮に入
れていない。このため、たとえば画面にマルチウィンド
ウ(複数の操作窓を同時に表示し画面ポインタを使って
切り替えながら異なる作業を行なえる環境)を実現して
いるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)のソ
フトウェアなどにおいて、利用者の操作所要時間を予測
しようとしても正確な予測を行なうことが困難であっ
た。
【0009】GUIではマウスの動きに対応して画面上
を動く画面ポインタの動きの度合い(ミッキー/ピクセ
ル値と呼ばれ、マウスドライバで制御されるエンコーダ
がカウントしたマウスの動きのカウント数と画面ポイン
タの画面上での移動ピクセルと比率)を変更できるよう
になっている。この機構を用いて、マウスの実際の動き
に対して、たとえば画面上の上下方向に対しては画面ポ
インタの移動量を実際のマウスの移動量より少なくし、
逆に画面上の左右方向に対しては画面ポインタの移動量
を実際のマウスの移動量より多くするといった設定が可
能である。また、計算機に装備されるマウスの底面に操
作を容易にするためのガイド枠を取り付けることも行わ
れている。ガイド枠とは、マウスとマウスを載せて操作
する板の間の摩擦を使ってマウスの動きを規制するため
の縦方向や横方向に並んだ突起のことである。
を動く画面ポインタの動きの度合い(ミッキー/ピクセ
ル値と呼ばれ、マウスドライバで制御されるエンコーダ
がカウントしたマウスの動きのカウント数と画面ポイン
タの画面上での移動ピクセルと比率)を変更できるよう
になっている。この機構を用いて、マウスの実際の動き
に対して、たとえば画面上の上下方向に対しては画面ポ
インタの移動量を実際のマウスの移動量より少なくし、
逆に画面上の左右方向に対しては画面ポインタの移動量
を実際のマウスの移動量より多くするといった設定が可
能である。また、計算機に装備されるマウスの底面に操
作を容易にするためのガイド枠を取り付けることも行わ
れている。ガイド枠とは、マウスとマウスを載せて操作
する板の間の摩擦を使ってマウスの動きを規制するため
の縦方向や横方向に並んだ突起のことである。
【0010】ミッキー/ピクセル値の変更設定を行なっ
たGUIやガイド枠の取り付けられたマウスを装備した
計算機において、利用者の操作所要時間を予測しようと
すると、フィッツの法則の2次元拡張にあるような固定
的な計算式では正確な予測が行なえない。この他にも、
計算機を設置する机とマウスとの摩擦係数やマウスにお
けるロータリエンコーダの特性など、利用者の操作所要
時間を算出する際に影響を無視できない要素が多い。
たGUIやガイド枠の取り付けられたマウスを装備した
計算機において、利用者の操作所要時間を予測しようと
すると、フィッツの法則の2次元拡張にあるような固定
的な計算式では正確な予測が行なえない。この他にも、
計算機を設置する机とマウスとの摩擦係数やマウスにお
けるロータリエンコーダの特性など、利用者の操作所要
時間を算出する際に影響を無視できない要素が多い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の画
面デザイン評価手法では、使用する計算機やポインティ
ングデバイスの特性等を考慮に入れていないため、利用
者の操作所要時間を正確に予測することができず、この
ために正しい評価結果を得ることができない問題があっ
た。
面デザイン評価手法では、使用する計算機やポインティ
ングデバイスの特性等を考慮に入れていないため、利用
者の操作所要時間を正確に予測することができず、この
ために正しい評価結果を得ることができない問題があっ
た。
【0012】そこで本発明は、上述した不具合を解消で
き、利用者の操作所要時間をより正確に導出でき、使い
やすさの指標を簡単かつ正確に算出できる画面デザイン
評価装置を提供することを目的としている。
き、利用者の操作所要時間をより正確に導出でき、使い
やすさの指標を簡単かつ正確に算出できる画面デザイン
評価装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画面デザイン評価装置では、画面上に
表示されるアイコンや操作ボタンなどの指示領域の位置
情報および上記指示領域への操作手順情報からなる画面
デザイン情報と操作性指標を計算する際のパラメータと
なる操作性指標係数(目標への距離,目標のサイズ,目
標の高さの操作所要時間に及ぼす影響の相対的な比率)
とを入力する画面デザイン入力手段と、この画面デザイ
ン入力手段によって入力された前記画面デザイン情報を
格納する画面デザイン情報格納手段と、前記画面デザイ
ン入力手段によって入力された前記操作性指標係数を格
納する操作性指標係数格納手段と、前記画面デザイン情
報格納手段から読み出された前記位置情報と前記操作手
順情報とを使って操作手順毎に各操作に要するマウスカ
ーソルやクロスヘアーカーソルなどの画面ポインタの移
動距離および操作目標の横幅,高さを算出し、この算出
値と前記操作性指標係数格納手段から読み出された前記
操作性指標係数とを使って操作性指標を算出する操作性
指標算出手段と、この操作性指標算出手段で算出された
操作性指標を画面上に表示する操作性指標表示手段とを
備えている。
に、本発明に係る画面デザイン評価装置では、画面上に
表示されるアイコンや操作ボタンなどの指示領域の位置
情報および上記指示領域への操作手順情報からなる画面
デザイン情報と操作性指標を計算する際のパラメータと
なる操作性指標係数(目標への距離,目標のサイズ,目
標の高さの操作所要時間に及ぼす影響の相対的な比率)
とを入力する画面デザイン入力手段と、この画面デザイ
ン入力手段によって入力された前記画面デザイン情報を
格納する画面デザイン情報格納手段と、前記画面デザイ
ン入力手段によって入力された前記操作性指標係数を格
納する操作性指標係数格納手段と、前記画面デザイン情
報格納手段から読み出された前記位置情報と前記操作手
順情報とを使って操作手順毎に各操作に要するマウスカ
ーソルやクロスヘアーカーソルなどの画面ポインタの移
動距離および操作目標の横幅,高さを算出し、この算出
値と前記操作性指標係数格納手段から読み出された前記
操作性指標係数とを使って操作性指標を算出する操作性
指標算出手段と、この操作性指標算出手段で算出された
操作性指標を画面上に表示する操作性指標表示手段とを
備えている。
【0014】
【作用】本発明に係る画面デザイン評価装置では、アイ
コンや操作ボタンなどの指示領域の位置情報と、指示領
域への操作手順情報と、操作性指標を計算する際のパラ
メータとなる操作性指標係数とを入力して操作性指標を
算出させるようにしているので、使用する計算機やポイ
ンティングデバイスの特性等を考慮に入れた評価が可能
となる。
コンや操作ボタンなどの指示領域の位置情報と、指示領
域への操作手順情報と、操作性指標を計算する際のパラ
メータとなる操作性指標係数とを入力して操作性指標を
算出させるようにしているので、使用する計算機やポイ
ンティングデバイスの特性等を考慮に入れた評価が可能
となる。
【0015】また、従来、手作業で行なわれていた評価
作業を機械化でき、複数の画面デザインの代替案に対し
ても、短時間で効率よく所要時間を基準とした操作性の
指標を算出することが可能である。
作業を機械化でき、複数の画面デザインの代替案に対し
ても、短時間で効率よく所要時間を基準とした操作性の
指標を算出することが可能である。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本発明の一実施例に係る画面デザイン評価
装置のブロック構成図が示されている。
る。図1には本発明の一実施例に係る画面デザイン評価
装置のブロック構成図が示されている。
【0017】同図において、1は画面デザインの情報を
入力するためのキーボードを示している。このキーボー
ド1を介して後述するように画面上に表示する操作ボタ
ン等の表示位置、操作ボタン等の操作手順および操作性
指標を計算する際のパラメータとなる操作性指標係数が
キー入力される。
入力するためのキーボードを示している。このキーボー
ド1を介して後述するように画面上に表示する操作ボタ
ン等の表示位置、操作ボタン等の操作手順および操作性
指標を計算する際のパラメータとなる操作性指標係数が
キー入力される。
【0018】キー入力されたデータはI/Oインタフェ
ース2を介して画面デザイン入力部3に与えられる。4
はレイアウト書き込み部5を介して画面デザイン入力部
3から送信された画面上に表示する操作ボタン等の表示
位置を格納するための画面レイアウト記憶部である。
ース2を介して画面デザイン入力部3に与えられる。4
はレイアウト書き込み部5を介して画面デザイン入力部
3から送信された画面上に表示する操作ボタン等の表示
位置を格納するための画面レイアウト記憶部である。
【0019】6は操作手順書き込み部7を介して画面デ
ザイン入力部3から送信された操作手順を格納する操作
手順記憶部である。8は係数書き込み部9を介して画面
デザイン入力部3から送信された操作性指標係数を格納
するための操作性指標係数の記憶部である。
ザイン入力部3から送信された操作手順を格納する操作
手順記憶部である。8は係数書き込み部9を介して画面
デザイン入力部3から送信された操作性指標係数を格納
するための操作性指標係数の記憶部である。
【0020】10はレイアウト読み出し部11を介して
操作ボタン等の表示位置を読み出し、操作手順読み出し
部12を介して操作手順を読み出し、係数読み出し部1
3を介して操作性指標係数を読み出し、これらを使って
後述する手法で操作性指標を算出する操作性指標計算部
である。
操作ボタン等の表示位置を読み出し、操作手順読み出し
部12を介して操作手順を読み出し、係数読み出し部1
3を介して操作性指標係数を読み出し、これらを使って
後述する手法で操作性指標を算出する操作性指標計算部
である。
【0021】14は作業記憶書き込み部15を介して操
作性指標計算部10から送信された操作性指標計算のた
めの作業データを格納するための作業記憶部である。1
6は作業記憶読み出し部17を介して操作性指標の計算
結果を作業記憶部14から読み出し、この操作性指標を
表示画面21に表示させるための操作性指標表示部であ
る。
作性指標計算部10から送信された操作性指標計算のた
めの作業データを格納するための作業記憶部である。1
6は作業記憶読み出し部17を介して操作性指標の計算
結果を作業記憶部14から読み出し、この操作性指標を
表示画面21に表示させるための操作性指標表示部であ
る。
【0022】18は操作性指標表示部16から送信され
た操作性指標を表示画面21に表示するための表示デー
タに変換するための操作性指標表示データ生成部であ
る。19は画面デザイン入力部3に入力された情報を表
示画面21に表示するための表示データに変換するため
の情報入力用表示データ生成部である。20は情報入力
用表示データ生成部19および操作性指標表示データ生
成部18でそれぞれ生成された表示データに基づいて表
示装置21を駆動する表示駆動制御部である。21はC
RTなどの表示装置を示している。
た操作性指標を表示画面21に表示するための表示デー
タに変換するための操作性指標表示データ生成部であ
る。19は画面デザイン入力部3に入力された情報を表
示画面21に表示するための表示データに変換するため
の情報入力用表示データ生成部である。20は情報入力
用表示データ生成部19および操作性指標表示データ生
成部18でそれぞれ生成された表示データに基づいて表
示装置21を駆動する表示駆動制御部である。21はC
RTなどの表示装置を示している。
【0023】次に、この装置を使って具体的な画面デザ
インを評価する場合の例を、図2および図3のフローチ
ャートおよび図4乃至図9を参照しながら説明する。評
価する画面デザインとして、たとえば図4(a) および図
4(b) に示すプラント制御装置の画面デザインを例にと
るものとする。そして、以下の説明では、図4(a) に示
す画面デザインA案を評価するときの具体的な動作を説
明する。評価する画面デザインは、ある特定の計算機画
面に表示され、その計算機に接続された専用のマウスを
用いて操作されるものとする。
インを評価する場合の例を、図2および図3のフローチ
ャートおよび図4乃至図9を参照しながら説明する。評
価する画面デザインとして、たとえば図4(a) および図
4(b) に示すプラント制御装置の画面デザインを例にと
るものとする。そして、以下の説明では、図4(a) に示
す画面デザインA案を評価するときの具体的な動作を説
明する。評価する画面デザインは、ある特定の計算機画
面に表示され、その計算機に接続された専用のマウスを
用いて操作されるものとする。
【0024】まず、キーボード1から画面デザインA案
に用いられている9個の操作ボタンJの表示位置を入力
する。この入力に際しては、各操作ボタン領域を示す矩
形の相対する2頂点(左上と右下)の画面上の座標位置
として、(頂点1のX座標,頂点2のY座標)−(頂点
2のX座標,頂点2のY座標)の形式でID番号および
ラベルとともに入力する。このとき、上記操作ボタンJ
のラベルを操作の順序で入力する。さらに、キーボード
1を介して操作性指標を計算する際の距離,横幅,高さ
に対するパラメータを操作性指標係数として順に入力す
る。操作性指標係数は、ある特定の計算機に接続された
専用のマウスを用いたときの操作所要時間を算出する上
で移動距離,目標の横幅,目標の高さの各要素が、所要
時間に及ぼす影響の比率を表している。この例では、統
計データからそれぞれ8:2:1の割合で所要時間に影
響を及ぼすものとし、この比率を操作性指標の係数とし
て入力している。
に用いられている9個の操作ボタンJの表示位置を入力
する。この入力に際しては、各操作ボタン領域を示す矩
形の相対する2頂点(左上と右下)の画面上の座標位置
として、(頂点1のX座標,頂点2のY座標)−(頂点
2のX座標,頂点2のY座標)の形式でID番号および
ラベルとともに入力する。このとき、上記操作ボタンJ
のラベルを操作の順序で入力する。さらに、キーボード
1を介して操作性指標を計算する際の距離,横幅,高さ
に対するパラメータを操作性指標係数として順に入力す
る。操作性指標係数は、ある特定の計算機に接続された
専用のマウスを用いたときの操作所要時間を算出する上
で移動距離,目標の横幅,目標の高さの各要素が、所要
時間に及ぼす影響の比率を表している。この例では、統
計データからそれぞれ8:2:1の割合で所要時間に影
響を及ぼすものとし、この比率を操作性指標の係数とし
て入力している。
【0025】これら入力データは、I/Oインタフェー
ス2を介して画面デザイン入力部3に送出される。画面
デザイン入力部3は、入力されたデータを逐次、情報入
力用表示データ生成部19に送出する。情報入力用表示
データ生成部19は入力データを表示画面21に表示す
るための表示データに変換して表示駆動制御部20に送
出する。表示画面21にはキーボード1から入力された
データが表示される(f1 )。
ス2を介して画面デザイン入力部3に送出される。画面
デザイン入力部3は、入力されたデータを逐次、情報入
力用表示データ生成部19に送出する。情報入力用表示
データ生成部19は入力データを表示画面21に表示す
るための表示データに変換して表示駆動制御部20に送
出する。表示画面21にはキーボード1から入力された
データが表示される(f1 )。
【0026】一方、画面デザイン入力部3は、画面デザ
インの情報のうち、画面上に表示する操作ボタンJの表
示位置をレイアウト書き込み部5に、操作手順を操作手
順書き込み部7に、操作性指標を計算する際のパラメー
タとなる操作性指標の係数を係数書き込み部9にそれぞ
れ送信し、操作性指標計算部10にデータ入力が完了し
たことを通知する。
インの情報のうち、画面上に表示する操作ボタンJの表
示位置をレイアウト書き込み部5に、操作手順を操作手
順書き込み部7に、操作性指標を計算する際のパラメー
タとなる操作性指標の係数を係数書き込み部9にそれぞ
れ送信し、操作性指標計算部10にデータ入力が完了し
たことを通知する。
【0027】レイアウト書き込み部5は、画面デザイン
入力部3から送られた操作ボタンJの表示位置を画面レ
イアウト記憶部4に格納する。このときに画面レイアウ
ト記憶部4に格納された情報の例を図5(a) に示す。操
作手順書き込み部7は、画面デザイン入力部3から送ら
れた操作手順を操作手順記憶部6に格納する。このとき
に操作手順記憶部6に格納された情報の例を図6に示
す。係数書き込み部9は、画面デザイン入力部3から送
られた操作性指標を計算するためのパラメータを係数記
憶部8に格納する。このときに操作性指標の係数格納部
8に格納された情報の例を図7に示す(f2 )。
入力部3から送られた操作ボタンJの表示位置を画面レ
イアウト記憶部4に格納する。このときに画面レイアウ
ト記憶部4に格納された情報の例を図5(a) に示す。操
作手順書き込み部7は、画面デザイン入力部3から送ら
れた操作手順を操作手順記憶部6に格納する。このとき
に操作手順記憶部6に格納された情報の例を図6に示
す。係数書き込み部9は、画面デザイン入力部3から送
られた操作性指標を計算するためのパラメータを係数記
憶部8に格納する。このときに操作性指標の係数格納部
8に格納された情報の例を図7に示す(f2 )。
【0028】操作性指標計算部10は、レイアウト読み
出し部11に対して操作ボタンJの表示位置を読み出す
ように指示する。レイアウト読み出し部11は、画面レ
イアウト記憶部4から操作ボタンJの表示座標を読み込
み、これを操作性指標計算部10に送出する(f3 )。
出し部11に対して操作ボタンJの表示位置を読み出す
ように指示する。レイアウト読み出し部11は、画面レ
イアウト記憶部4から操作ボタンJの表示座標を読み込
み、これを操作性指標計算部10に送出する(f3 )。
【0029】次に、操作性指標計算部10は操作手順読
み出し部12に対して操作ボタンJの操作順序を読み出
すように指示する。操作手順読み出し部12は操作手順
記憶部6から操作ボタンJのラべルを操作の順に読み込
み、これを操作性指標計算部10に送出する(f4 )。
み出し部12に対して操作ボタンJの操作順序を読み出
すように指示する。操作手順読み出し部12は操作手順
記憶部6から操作ボタンJのラべルを操作の順に読み込
み、これを操作性指標計算部10に送出する(f4 )。
【0030】さらに、操作性指標計算部10は、各操作
ボタンJの表示範囲の幾何学的重心を次の計算式1を用
いて算出し、手順上1つ前の操作ボタンJの表示範囲の
幾何学的重心を操作の始点とし、手順上次の操作ボタン
Jの表示範囲の幾何学的重心を目標点として、各操作手
順ごとに始点と目標点の座標を組として作業記憶書き込
み部15に送出する。
ボタンJの表示範囲の幾何学的重心を次の計算式1を用
いて算出し、手順上1つ前の操作ボタンJの表示範囲の
幾何学的重心を操作の始点とし、手順上次の操作ボタン
Jの表示範囲の幾何学的重心を目標点として、各操作手
順ごとに始点と目標点の座標を組として作業記憶書き込
み部15に送出する。
【0031】<計算式1>表示位置が(X1,Y1)−
(X2,Y2)とすると重心の座標は、((X1+X
2)/2,(Y1+Y2)/2) 作成記憶書き込み部15は、作業記憶部14に操作性指
標計算部10から送られた各操作手順における操作の始
点と目標点の作業を格納する(f5 )。
(X2,Y2)とすると重心の座標は、((X1+X
2)/2,(Y1+Y2)/2) 作成記憶書き込み部15は、作業記憶部14に操作性指
標計算部10から送られた各操作手順における操作の始
点と目標点の作業を格納する(f5 )。
【0032】引き続き、操作性指標計算部10は、各操
作ボタンJの横幅および高さを次の計算式2を用いて算
出し、各操作手順において操作対象となる操作ボタンJ
の横幅および高さを作業記憶書き込み部15に送出す
る。
作ボタンJの横幅および高さを次の計算式2を用いて算
出し、各操作手順において操作対象となる操作ボタンJ
の横幅および高さを作業記憶書き込み部15に送出す
る。
【0033】<計算式2>表示位置が(X1,Y1)−
(X2,Y2)のとき横幅は、|X1−X2|、高さ
は、|Y1−Y2| |X|は、Xの絶対値を表す 作業記憶書き込み部15は、操作性指標計算部10から
送られた操作対象となる各操作ボタンJの横幅と高さを
作業記憶部14に格納する(f6 )。
(X2,Y2)のとき横幅は、|X1−X2|、高さ
は、|Y1−Y2| |X|は、Xの絶対値を表す 作業記憶書き込み部15は、操作性指標計算部10から
送られた操作対象となる各操作ボタンJの横幅と高さを
作業記憶部14に格納する(f6 )。
【0034】操作性指標計算部10は、各操作手順毎に
始点と目標点までの幾何学的距離を次の計算式3を用い
て算出し、各操作手順における操作のための移動距離を
作業記憶書き込み部15に送出する。
始点と目標点までの幾何学的距離を次の計算式3を用い
て算出し、各操作手順における操作のための移動距離を
作業記憶書き込み部15に送出する。
【0035】<計算式3>2つのラベルの重心座標がそ
れぞれ(A,B)、(C,D)のとき操作のための幾何
学的距離は、((A−C)2 +(B−D)2 )1/2 作業記憶書き込み部15は、操作性指標計算部10から
送られた各操作における移動距離を作業記憶部14に格
納する(f7 )。
れぞれ(A,B)、(C,D)のとき操作のための幾何
学的距離は、((A−C)2 +(B−D)2 )1/2 作業記憶書き込み部15は、操作性指標計算部10から
送られた各操作における移動距離を作業記憶部14に格
納する(f7 )。
【0036】さらに、操作性指標計算部10は、係数読
み出し部13に対して操作性指標の計算に用いる距離,
横幅,高さのパラメータを読み出すように指示する。係
数読み出し部13は操作性指標の係数記憶部8から距
離,横幅,高さのパラメータを読み込み、これを操作性
指標計算部10に送出する(f8 )。このときに送出さ
れるパラメータは、図7に例示した操作性指標の係数格
納部8に格納されている情報(距離:横幅:高さ=8:
2:1)である。そして、操作性指標計算部10は、次
の計算式4を用いて操作手順の各操作毎に操作性指標と
全ての操作の操作性指標の総和を算出し、各操作手順に
おける操作性指標を作業記憶書き込み部15に送出す
る。
み出し部13に対して操作性指標の計算に用いる距離,
横幅,高さのパラメータを読み出すように指示する。係
数読み出し部13は操作性指標の係数記憶部8から距
離,横幅,高さのパラメータを読み込み、これを操作性
指標計算部10に送出する(f8 )。このときに送出さ
れるパラメータは、図7に例示した操作性指標の係数格
納部8に格納されている情報(距離:横幅:高さ=8:
2:1)である。そして、操作性指標計算部10は、次
の計算式4を用いて操作手順の各操作毎に操作性指標と
全ての操作の操作性指標の総和を算出し、各操作手順に
おける操作性指標を作業記憶書き込み部15に送出す
る。
【0037】<計算式4>距離がD、横幅がS、高さが
H、距離、横幅、高さの係数比率がそれぞれ、E,F,
Gのとき操作性指標は、E×log 2 D−F×log 2 S−
G×log 2 H この操作性指標が大きいほど操作に時間を要することを
示す 作業記憶書き込み部15は、操作性指標計算部10から
送られた各操作毎の操作性指標とその総和を作業記憶部
14に格納する。このときに作業記憶部14に格納され
た情報の例を図8(a) に示す(f9 )。
H、距離、横幅、高さの係数比率がそれぞれ、E,F,
Gのとき操作性指標は、E×log 2 D−F×log 2 S−
G×log 2 H この操作性指標が大きいほど操作に時間を要することを
示す 作業記憶書き込み部15は、操作性指標計算部10から
送られた各操作毎の操作性指標とその総和を作業記憶部
14に格納する。このときに作業記憶部14に格納され
た情報の例を図8(a) に示す(f9 )。
【0038】続いて、操作性指標計算部10は、操作性
指標表示部16に計算が完了したことを通知する。操作
性指標表示部16は、操作性指標計算部10からの通知
を受けて作業記憶読み出し部17に対し、各操作手順の
操作性指標と操作性指標の総和を読み出すよう指示す
る。作業記憶読み出し部17は、作業記憶部14から操
作性指標を読み出し、これを操作性指標表示部16に送
る。操作性指標表示部16は、作業記憶部14から読み
出された各操作手順での操作性指標と操作性指標の総和
とを操作性指標表示データ生成部18に送る。
指標表示部16に計算が完了したことを通知する。操作
性指標表示部16は、操作性指標計算部10からの通知
を受けて作業記憶読み出し部17に対し、各操作手順の
操作性指標と操作性指標の総和を読み出すよう指示す
る。作業記憶読み出し部17は、作業記憶部14から操
作性指標を読み出し、これを操作性指標表示部16に送
る。操作性指標表示部16は、作業記憶部14から読み
出された各操作手順での操作性指標と操作性指標の総和
とを操作性指標表示データ生成部18に送る。
【0039】操作性指標表示データ生成部18は、操作
性指標表示部16から送られた計算結果を表示画面21
に表示するためのデータを生成して表示駆動制御部20
に送出する。表示駆動制御部20は、操作性指標の計算
結果を表示画面21に表示するための制御を行なう。こ
のときに表示画面21に表示された例を図9(a) に示す
(f10) 。
性指標表示部16から送られた計算結果を表示画面21
に表示するためのデータを生成して表示駆動制御部20
に送出する。表示駆動制御部20は、操作性指標の計算
結果を表示画面21に表示するための制御を行なう。こ
のときに表示画面21に表示された例を図9(a) に示す
(f10) 。
【0040】図4(b) に示す画面デザインB案の場合
も、上述した動作により操作性指標が算出されて表示さ
れる。図5(b) は画面レイアウト記憶部4に格納された
情報を示し、図8(b) は算出された操作性指標の結果を
示し、図9(b) は表示画面21に表示された結果を示し
ている。図9(a) に示された画面デザインA案の評価結
果と図9(b) に示された画面デザインB案の評価結果比
較することにより、画面デザインB案の方が画面デザイ
ンA案より操作に要する時間が短く、操作性の良い画面
デザインであるとの評価結果を得ることができる。
も、上述した動作により操作性指標が算出されて表示さ
れる。図5(b) は画面レイアウト記憶部4に格納された
情報を示し、図8(b) は算出された操作性指標の結果を
示し、図9(b) は表示画面21に表示された結果を示し
ている。図9(a) に示された画面デザインA案の評価結
果と図9(b) に示された画面デザインB案の評価結果比
較することにより、画面デザインB案の方が画面デザイ
ンA案より操作に要する時間が短く、操作性の良い画面
デザインであるとの評価結果を得ることができる。
【0041】なお、画面に表示する操作ボタンJが矩形
でない場合も、操作ボタンJの大きさを矩形で近似する
ことにより、本実施例の画面デザイン評価装置を用いる
ことで操作性の指標を得ることができる。
でない場合も、操作ボタンJの大きさを矩形で近似する
ことにより、本実施例の画面デザイン評価装置を用いる
ことで操作性の指標を得ることができる。
【0042】この実施例に係る画面デザイン評価装置に
よれば、画面に表示する操作ボタンJの表示位置と操作
手順および指標算出のためのパラメータとを入力するこ
とで操作性指標が算出されて表示されるので、複数の画
面デザインの代替案に対しても短時間で効率よく所要時
間を基準とした操作性の指標を算出することができる。
よれば、画面に表示する操作ボタンJの表示位置と操作
手順および指標算出のためのパラメータとを入力するこ
とで操作性指標が算出されて表示されるので、複数の画
面デザインの代替案に対しても短時間で効率よく所要時
間を基準とした操作性の指標を算出することができる。
【0043】本実施例に係る画面デザイン評価装置を用
いて利用者の操作所要時間を予測した値と既存のモデル
を使って予測した値とを比較したところ次のような結果
が得られた。
いて利用者の操作所要時間を予測した値と既存のモデル
を使って予測した値とを比較したところ次のような結果
が得られた。
【0044】<実験結果>8名のマウス操作熟練者に画
面上の矩形をポイントする動作を行なわせた。その所要
時間をフィッツの法則、Smaller-ofモデル、本実施例装
置でそれぞれ予測し、実際の所要時間との相関係数およ
びデータの寄与率を調べたところ下記の結果が得られ
た。なお、本実施例装置での予測に際し、実験に用いた
計算機およびマウスの特性から、距離,サイズ,高さの
所要時間に対する係数比率をそれぞれ8:2:1とし、
これを操作性指標計算の係数(パラメータ)として用い
た。
面上の矩形をポイントする動作を行なわせた。その所要
時間をフィッツの法則、Smaller-ofモデル、本実施例装
置でそれぞれ予測し、実際の所要時間との相関係数およ
びデータの寄与率を調べたところ下記の結果が得られ
た。なお、本実施例装置での予測に際し、実験に用いた
計算機およびマウスの特性から、距離,サイズ,高さの
所要時間に対する係数比率をそれぞれ8:2:1とし、
これを操作性指標計算の係数(パラメータ)として用い
た。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミッキー/ピクセル値の変更設定を行なったGUIやガ
イド枠の取り付けられたマウスを装備した計算機におい
て利用者の操作所要時間を予測しようとする場合や、計
算機を設置する机とマウスの摩擦係数や機械式マウスの
ロータリエンコーダの特性など利用者の操作所要時間を
算出する際に影響を及ぼす要素を無視できない場合にお
いても、画面に表示する操作対象の表示位置と操作手順
および指標算出のためのパラメータ(目標への距離,目
標のサイズ,目標の高さが所要時間に及ぼす影響の相対
的な比率)とを入力することで、使用する計算機やポイ
ンティングデバイスなどの特性を考慮したより正確な操
作所要時間を導出することができ、これに基づいて使い
易さの指標を算出することができる。
ミッキー/ピクセル値の変更設定を行なったGUIやガ
イド枠の取り付けられたマウスを装備した計算機におい
て利用者の操作所要時間を予測しようとする場合や、計
算機を設置する机とマウスの摩擦係数や機械式マウスの
ロータリエンコーダの特性など利用者の操作所要時間を
算出する際に影響を及ぼす要素を無視できない場合にお
いても、画面に表示する操作対象の表示位置と操作手順
および指標算出のためのパラメータ(目標への距離,目
標のサイズ,目標の高さが所要時間に及ぼす影響の相対
的な比率)とを入力することで、使用する計算機やポイ
ンティングデバイスなどの特性を考慮したより正確な操
作所要時間を導出することができ、これに基づいて使い
易さの指標を算出することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る画面デザイン評価装置
のブロック構成図
のブロック構成図
【図2】同装置の動作を説明する流れ図の一部を示す図
【図3】同装置の動作を説明する流れ図の残りの部分を
示す図
示す図
【図4】画面デザイン案の画面表示例を示す図
【図5】同装置における画面レイアウト記憶部への格納
情報例を示す図
情報例を示す図
【図6】同装置における操作手順記憶部への格納情報例
を示す図
を示す図
【図7】同装置における操作性指標の係数記憶部への格
納情報例を示す図
納情報例を示す図
【図8】同装置における作業記憶部への格納情報例を示
す図
す図
【図9】操作性指標の画面表示例を示す図
【図10】従来の画面デザイン評価手法を説明するため
の図
の図
1…キーボード 2…I/Oインタ
フェース 3…画面デザイン入力部 4…画面レイアウ
ト記憶部 6…操作手順記憶部 8…操作性指標の
係数記憶部 10…操作性指標計算部 14…作業記憶部 16…操作性指標表示部 21…表示画面 J…操作ボタン
フェース 3…画面デザイン入力部 4…画面レイアウ
ト記憶部 6…操作手順記憶部 8…操作性指標の
係数記憶部 10…操作性指標計算部 14…作業記憶部 16…操作性指標表示部 21…表示画面 J…操作ボタン
フロントページの続き (56)参考文献 発明協会公開技報公技番号90−19380 号 電子情報通信学会論文誌(J74−D− ▲II▼),1991,第12号,p.1748− 1755 情報処理学会研究報告(90−SE− 73),1990,第90巻第62号,p.67−74 情報処理学会第45回(平成4年後期) 全国大会講演論文集,p.5〜217〜5 −218 I.S,MacKenzie他,”E xtending Fitts’law to two−dimensiona l tasks”,Conferenc e proceedings on H uman factors in co mputing systems, 1992,p.219−226 S,K,Card他,”A Morp hological Analysis of the Design Spa ce of Input Device s”,ACM Transaction s on Information S ystems,1991,Vol.9,N o.2,p.99−122 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 - 9/44 G06F 3/00 - 3/14 G06F 11/28 - 11/36
Claims (1)
- 【請求項1】画面上に表示されるアイコンや操作ボタン
などの指示領域の位置情報および上記指示領域への操作
手順情報からなる画面デザイン情報と操作性指標を計算
する際のパラメータとなる操作性指標係数(目標への距
離,目標のサイズ,目標の高さの操作所要時間に及ぼす
影響の相対的な比率)とを入力する画面デザイン入力手
段と、 この画面デザイン入力手段によって入力された前記画面
デザイン情報を格納する画面デザイン情報格納手段と、 前記画面デザイン入力手段によって入力された前記操作
性指標係数を格納する操作性指標係数格納手段と、 前記画面デザイン情報格納手段から読み出された前記位
置情報と前記操作手順情報とを使って操作手順毎に各操
作に要するマウスカーソルやクロスヘアーカーソルなど
の画面ポインタの移動距離および操作目標の横幅,高さ
を算出し、この算出値と前記操作性指標係数格納手段か
ら読み出された前記操作性指標係数とを使って操作性指
標を算出する操作性指標算出手段と、 この操作性指標算出手段で算出された操作性指標を画面
上に表示する操作性指標表示手段とを具備してなること
を特徴とする画面デザイン評価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19967393A JP3234059B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 画面デザイン評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19967393A JP3234059B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 画面デザイン評価装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756730A JPH0756730A (ja) | 1995-03-03 |
JP3234059B2 true JP3234059B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=16411722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19967393A Expired - Fee Related JP3234059B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 画面デザイン評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234059B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3008872B2 (ja) | 1997-01-08 | 2000-02-14 | 日本電気株式会社 | Guiシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置 |
JP2004102564A (ja) | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | ユーザビリティ評価支援装置 |
JP3632687B2 (ja) * | 2002-09-12 | 2005-03-23 | 富士ゼロックス株式会社 | ユーザビリティ評価装置 |
JP2004110548A (ja) | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | ユーザビリティ評価支援装置および方法 |
JP4517072B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2010-08-04 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | ヒューマン・インタフェース自由度効率評価装置 |
JP4186914B2 (ja) * | 2004-11-10 | 2008-11-26 | ソニー株式会社 | ポインティングデバイスのリアルタイム性評価のための装置,方法,プログラム及び記録媒体 |
US20070156382A1 (en) * | 2005-12-29 | 2007-07-05 | Graham James L Ii | Systems and methods for designing experiments |
JP5229000B2 (ja) * | 2009-03-04 | 2013-07-03 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置、及びプログラム |
JP5545744B2 (ja) * | 2010-10-07 | 2014-07-09 | 富士通株式会社 | 操作画面設計支援プログラム、操作画面設計支援装置および操作画面設計支援方法 |
WO2013014722A1 (ja) * | 2011-07-22 | 2013-01-31 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、計算機システムの操作支援方法及び操作支援プログラム |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP19967393A patent/JP3234059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (6)
Title |
---|
I.S,MacKenzie他,"Extending Fitts’law to two−dimensional tasks",Conference proceedings on Human factors in computing systems,1992,p.219−226 |
S,K,Card他,"A Morphological Analysis of the Design Space of Input Devices",ACM Transactions on Information Systems,1991,Vol.9,No.2,p.99−122 |
情報処理学会研究報告(90−SE−73),1990,第90巻第62号,p.67−74 |
情報処理学会第45回(平成4年後期)全国大会講演論文集,p.5〜217〜5−218 |
発明協会公開技報公技番号90−19380号 |
電子情報通信学会論文誌(J74−D−▲II▼),1991,第12号,p.1748−1755 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756730A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |