JP3233986U - ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムq10で組成される内服薬構成 - Google Patents
ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムq10で組成される内服薬構成 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3233986U JP3233986U JP2021002413U JP2021002413U JP3233986U JP 3233986 U JP3233986 U JP 3233986U JP 2021002413 U JP2021002413 U JP 2021002413U JP 2021002413 U JP2021002413 U JP 2021002413U JP 3233986 U JP3233986 U JP 3233986U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coenzyme
- nicotinamide mononucleotide
- particles containing
- particles
- nicotinamide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
【課題】ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成を提供する。【解決手段】インナーチャンバ11を内包している中空状を呈する徐放性層1と、徐放性層の外側を被覆している外側の保護層2と、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル31及びコエンザイムQ10を含有するパーティクル32で組成され、且つ徐放性層のインナーチャンバ中に設けられている内側の充填層3と、を含む。【選択図】図1
Description
本考案は、内服薬に関し、より詳しくは、ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成に関する。
現代医学及び公衆衛生の進歩により、人間の寿命が延びている。但し、年齢を重ねるに連れ、身体が衰弱し感染や疾病に罹りやすくなる。このため、科学界では老化をいかに遅らせるかが注目される研究議題となっている。
人体の細胞はニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、即ちNAD+と呼ばれる重要な物質を製造する。これには多くの用途があり、最も重要な用途は、細胞に必要なエネルギーを生成し、損傷したDNAのタンパク質を活性化して修復することである。しかしながら、年齢を重ねるに連れ前記NAD+の数量が減少する。このため、NAD+の生産量の持続的減少を阻止することができれば、老化を遅らせると共に健康を維持することができる。
ニコチンアミドモノヌクレオチド(nicotinamide mononucleotide、NMN)はNAD+の前駆物質であり、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有する健康食品を食用することによって、細胞が十分な量のNAD+を製造するようにする。しかしながら、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有する健康食品を食用することで人体に対し血管の老化防止、筋肉量及び持久力の増強、心臓病発症リスクの低下、DNAの修復、ミトコンドリア機能の改善等の効果を発揮するが、その効果は十分ではなかった。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。
本考案は前記技術的課題に鑑みて開発されたものであり、食用後に時間をかけて内部の成分をゆっくりと放出することで、人体に対し有益な効果を持続的に発生させるニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成を提供することを主な目的とする。
また、本考案の他の目的は、ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成を提供することである。コエンザイムQ10はニコチンアミドモノヌクレオチドが細胞に必要なエネルギーを生成する効果及び細胞のミトコンドリアの抗酸化作用を強化する。
また、本考案のさらなる他の目的は、ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成を提供することである。ニコチンアミドモノヌクレオチドによりコエンザイムQ10を被覆することで、ニコチンアミドモノヌクレオチドを先に放出した後にコエンザイムQ10を放出し、細胞のエネルギー増加及び抗酸化効果の相乗効果を達成する。
上記課題を解決するために、本考案のニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成は、
インナーチャンバを内包している中空状を呈する徐放性層と、
前記徐放性層の外側を被覆している外側の保護層と、
ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル及びコエンザイムQ10を含有するパーティクルで組成され、且つ前記インナーチャンバ中に設けられている内側の充填層と、を含む。
インナーチャンバを内包している中空状を呈する徐放性層と、
前記徐放性層の外側を被覆している外側の保護層と、
ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル及びコエンザイムQ10を含有するパーティクルで組成され、且つ前記インナーチャンバ中に設けられている内側の充填層と、を含む。
好ましくは、前記内側の充填層のニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクルとコエンザイムQ10を含有するパーティクルとの重量比は5.1:1.04である。
一実施形態によれば、前記内側の充填層はニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル及びコエンザイムQ10を含有するパーティクルが均一に混合されるように構成されている。
別の実施形態によれば、前記内側の充填層はコエンザイムQ10を含有するパーティクルが中心に位置し、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクルが外側を被覆する構造に構成されている。
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は以下の例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
図1は本考案の第1実施形態に係る内服薬構成を模式的に示した断面図であって、徐放性層1と、外側の保護層2と、内側の充填層3と、を含む。
前記徐放性層1には中空状円球が形成され、内部にはインナーチャンバ11を有し、外部は前記外側の保護層2により被覆されている。前記インナーチャンバ11中には前記内側の充填層3が充填されている。上述の前記内側の充填層3はニコチンアミドモノヌクレオチド(nicotinamide mononucleotide、NMN)を含有するパーティクル31及びコエンザイムQ10(coenzyme Q10)含有するパーティクル32で構成されている。本実施例では、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル31とコエンザイムQ10を含有するパーティクル32との重量比は5.1:1.04であり、両者が均一に混合されている。
上述の前記外側の保護層2は固定形状及び内外を隔絶する保護作用を有し、前記徐放性層1は本考案が食用された後にゆっくりと分解され、前記内側の充填層3のニコチンアミドモノヌクレオチド及びコエンザイムQ10の成分が時間をかけてゆっくりと放出され、短時間で全部放出されるわけではない。
前記内側の充填層3の成分中、ニコチンアミドモノヌクレオチドの人体に対する作用及び貢献は既知のものである。本考案はコエンザイムQ10を添加し、ニコチンアミドモノヌクレオチドと結合させることで、下述する人体の健康に対する相乗効果を生み出す。
一、コエンザイムQ10をニコチンアミドモノヌクレオチドに添加することで傑出した再生作用により、再生した細胞の細胞膜の抗酸化作用を測定可能になり、若さを維持する。
二、細胞が吸収したコエンザイムQ10の95%がエネルギーに生成に用いられる。
三、ミトコンドリアが最も密集する心臓は、肝臓全体、肝臓、膵臓、器官、及び細胞中でコエンザイムQ10が最も多くなる。
四、再生細胞中のミトコンドリアのエネルギー代謝に必須の栄養素を生成する。
五、栄養療法により心臓病を明確に改善する。
六、老衰による免疫力低下によりコエンザイムQ10の生成量も減少する。体内のコエンザイムQ10の含量が減少することで、遊離基及び過酸化物の侵害から細胞を保護できなくなる。
七、動脈の血管中の肉腫が炎症を発症した場合、肺、関節、心臓、腎臓、及び骨格筋のバランスが破壊され、免疫システムも破壊される。この際、アレルギー及び自己免疫疾患の初期症状が発症し、癌化することがある。コエンザイムQ10を補充することで白血球、赤血球、及び血管等の生物膜を増強及び改善し、免疫システムの破壊を改善する。
八、体内に過多の糖及び脂肪が存在すると細胞中に大量のグリコーゲン及び脂肪酸が蓄積するが、コエンザイムQ10はこれをATP形式でエネルギーとして保存する。
九、細胞内での燃焼をスムーズに行い、血液中のブドウ糖の濃度を低下させる。
一、コエンザイムQ10をニコチンアミドモノヌクレオチドに添加することで傑出した再生作用により、再生した細胞の細胞膜の抗酸化作用を測定可能になり、若さを維持する。
二、細胞が吸収したコエンザイムQ10の95%がエネルギーに生成に用いられる。
三、ミトコンドリアが最も密集する心臓は、肝臓全体、肝臓、膵臓、器官、及び細胞中でコエンザイムQ10が最も多くなる。
四、再生細胞中のミトコンドリアのエネルギー代謝に必須の栄養素を生成する。
五、栄養療法により心臓病を明確に改善する。
六、老衰による免疫力低下によりコエンザイムQ10の生成量も減少する。体内のコエンザイムQ10の含量が減少することで、遊離基及び過酸化物の侵害から細胞を保護できなくなる。
七、動脈の血管中の肉腫が炎症を発症した場合、肺、関節、心臓、腎臓、及び骨格筋のバランスが破壊され、免疫システムも破壊される。この際、アレルギー及び自己免疫疾患の初期症状が発症し、癌化することがある。コエンザイムQ10を補充することで白血球、赤血球、及び血管等の生物膜を増強及び改善し、免疫システムの破壊を改善する。
八、体内に過多の糖及び脂肪が存在すると細胞中に大量のグリコーゲン及び脂肪酸が蓄積するが、コエンザイムQ10はこれをATP形式でエネルギーとして保存する。
九、細胞内での燃焼をスムーズに行い、血液中のブドウ糖の濃度を低下させる。
薬物が誘起する副反応を減少させることで免疫力や糖尿病等を改善することを鑑みると、体内でのコエンザイムQ10の作用が極めて好ましいものであることが分かり、ニコチンアミドモノヌクレオチドの作用はコエンザイムQ10を細胞のミトコンドリアの抗酸化作用及びエネルギー代謝に適用することである。骨格筋に対する対症療法はないが、ミトコンドリアの異常が引き起こす筋萎縮治療での有効性が証明されている。
図2は本考案の第2実施形態に係る内服薬構成を模式的に示した断面図である。本実施形態では徐放性層1と、外側の保護層2と、内側の充填層3と、を含む。前記徐放性層1には中空状円球が形成され、その内部にはインナーチャンバ11を有し、外部は前記外側の保護層2により被覆されている。前記インナーチャンバ11中には前記内側の充填層3が充填されている。上述の前記内側の充填層3はニコチンアミドモノヌクレオチド(nicotinamide mononucleotide、NMN)を含有するパーティクル31及びコエンザイムQ10(coenzyme Q10)を含有するパーティクル32で構成されている。本実施形態において、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル31とコエンザイムQ10を含有するパーティクル32との重量比は5.1:1.04であり、コエンザイムQ10を含有するパーティクル32は中心に位置し、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル31はその外側を被覆している。これにより、ニコチンアミドモノヌクレオチドを先に放出した後にコエンザイムQ10を放出し、細胞のエネルギー増加及び抗酸化効果による相乗効果を達成している。
本考案は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本考案の範囲内のものである。
1 徐放性層
11 インナーチャンバ
2 外側の保護層
3 内側の充填層
31 パーティクル
32 パーティクル
11 インナーチャンバ
2 外側の保護層
3 内側の充填層
31 パーティクル
32 パーティクル
Claims (4)
- インナーチャンバを内包している中空状を呈する徐放性層と、
前記徐放性層の外側を被覆している外側の保護層と、
ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル及びコエンザイムQ10を含有するパーティクルで組成され、且つ前記インナーチャンバ中に設けられている内側の充填層と、を含むことを特徴とするニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成。 - 前記内側の充填層のニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクルとコエンザイムQ10を含有するパーティクルとの重量比は5.1:1.04であることを特徴とする請求項1に記載のニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成。
- 前記内側の充填層はニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクル及びコエンザイムQ10を含有するパーティクルが均一に混合されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成。
- 前記内側の充填層はコエンザイムQ10を含有するパーティクルが中心に位置し、ニコチンアミドモノヌクレオチドを含有するパーティクルが外側を被覆する構造に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムQ10で組成される内服薬構成。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002413U JP3233986U (ja) | 2021-06-22 | 2021-06-22 | ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムq10で組成される内服薬構成 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002413U JP3233986U (ja) | 2021-06-22 | 2021-06-22 | ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムq10で組成される内服薬構成 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3233986U true JP3233986U (ja) | 2021-09-09 |
Family
ID=77549850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021002413U Active JP3233986U (ja) | 2021-06-22 | 2021-06-22 | ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムq10で組成される内服薬構成 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233986U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220092953A (ko) | 2019-11-06 | 2022-07-04 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 수가용성 실리콘 소포제 조성물 및 이를 포함하는 수계 도료 |
-
2021
- 2021-06-22 JP JP2021002413U patent/JP3233986U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220092953A (ko) | 2019-11-06 | 2022-07-04 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 수가용성 실리콘 소포제 조성물 및 이를 포함하는 수계 도료 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3233986U (ja) | ニコチンアミドモノヌクレオチドとコエンザイムq10で組成される内服薬構成 | |
US9707262B2 (en) | Composition with anoxia-tolerant and anti-fatigue effects and use thereof | |
CN102178734A (zh) | 一种可防治心脑血管疾病和抗疲劳的中药组合物 | |
CN107343658A (zh) | 一种抗疲劳sod牡蛎肽复合胶囊及其制备方法 | |
CN101766590B (zh) | 一种用于保护心肌过氧化损伤的组合物 | |
CN101336723A (zh) | 一种用于缓解体力疲劳的保健食品 | |
US20060257503A1 (en) | Nutritional supplement and method for providing supplemental nutrition to an athlete | |
KR20230000023U (ko) | 니코틴아미드 모노뉴클레오티드와 보조효소 q10 내복용품의 구조 | |
CN101653445A (zh) | 酪醇半乳糖苷在制备耐缺氧及抗疲劳药物中的应用 | |
CH661443A5 (en) | Pharmaceutical compositions having metabolic activity | |
CN110327362A (zh) | 次黄嘌呤核苷酸在制备抗抑郁药物中的应用 | |
CN103006921A (zh) | 一种对心脑血管缺氧及人体过量氧化毒性有保健作用的组合物及其制备方法 | |
CN102948663A (zh) | 一种林蛙油颗粒剂及其制备方法 | |
CN102949411A (zh) | 一种用于抗氧化的保健品及其制备方法 | |
CN102949424A (zh) | 一种用于缓解体力疲劳的药物组合物及其制备方法 | |
Ocak et al. | Mad honey poisoning presenting with ventricular tachycardia and acute myocardial infarction: a case report | |
CN107308328A (zh) | 黑枸杞乌发防脱片 | |
CN102114066B (zh) | 一种缓解体力疲劳的药物组合物 | |
CN103798755A (zh) | 一种用于抗疲劳的胶囊 | |
CN108096281A (zh) | 一种健血强身组合物 | |
CN102698080B (zh) | 治疗老年性贫血补骨脂中药口服液及制备方法 | |
CN106108016A (zh) | 一种缓解体力疲劳的保健食品及其制备方法 | |
Poznyakovskiy et al. | FOOD INDUSTRY | |
CN107281200B (zh) | 一种含1,6-二磷酸果糖的复方固体制剂及其制备方法 | |
TWM643014U (zh) | 含紅麴、納豆、銀杏果及q10之草本複方膠囊結構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3233986 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |