JP3233969B2 - 喫煙品 - Google Patents

喫煙品

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JP3233969B2
JP3233969B2 JP05703992A JP5703992A JP3233969B2 JP 3233969 B2 JP3233969 B2 JP 3233969B2 JP 05703992 A JP05703992 A JP 05703992A JP 5703992 A JP5703992 A JP 5703992A JP 3233969 B2 JP3233969 B2 JP 3233969B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D1/00Cigars; Cigarettes

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙巻きタバコ等の喫煙品
並びにその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】タバコ産業界に於て、最近喫煙品の副流
煙をできるだけ減少させようと努力を払っている。従来
の方法は副流煙減少剤を抄紙工程中に紙組織内に添加す
るか、或いは水溶性副流煙減少剤を抄紙後の紙に塗布す
るかによって行われてきた。この先行技術の例として英
国特許第2,139,869 号が挙げられる。紙充填材として酸
化マグネシウムを少量のアルカリ金属塩と共に用いる例
が米国特許第4,231,377号に記載されている。最近の例
として副流煙を減少させるために、タバコロッドの円周
10mm乃至19mm、自由燃焼速度25mg min-1乃至50mg mi
n-1、タバコ充填密度150mg cm-3乃至350mg cm-3の条件
を満たした紙巻きタバコが英国特許第2,175,789B号に提
案されている。
【0003】従来から内部コア又はフィラメントをタバ
コ材の層で包んだ紙巻きタバコが知られている。英国特
許第2,070,409 号には煙変性剤で処理した膨張再構成タ
バコ材からなる長手方向に延びたフィラメントが開示さ
れている。英国特許第2,119,628 号には刻みタバコのロ
ッド内に長手方向に延びた膨張タバコペーストを設けた
ものが開示されている。このロッドが加熱されるとタバ
コペーストは膨張し、その周りにタバコ材が圧縮され
る。このようにして従来のタバコ材の充填密度を減少す
るようにしている。
【0004】フランス特許第998,556 号には低品質のタ
バコからなる内部コアとこれに比し、良質のタバコから
なる環状層とから構成された紙巻きタバコが開示されて
いる。これは材料費の節減を図ったものである。同軸紙
巻きタバコについてはフランス特許第1,322,254 号、米
国特許第1,829,559 号及び同第4,716,913 号に記載され
ている。
【0005】米国特許第3,190,287 号にはタバコロッド
内に主流煙をバイパスさせる手段を設けたラッピングさ
れたコアからなる製品が開示されている。英国特許第1,
228,747 号には主流煙から多環式炭化水素を選択的に濾
過する方法が記載されている。これらの先行技術はいず
れも燃焼タバコの副流煙成分を減少させることに係るも
のでない。
【0006】最近になって、ほとんど残査を残さないタ
バコ材からなる内部コアとこのコアの包み層、該内部コ
アと包み層を同軸的に包んだタバコ及び/又は非タバコ
材の外部層とこの外部層の包み層とからなる所謂同軸紙
巻きタバコが西独特許第P3,836,210号に紹介された。紙
とタバコロッドの特性をバランス良く保つことにより吸
煙(パッフ)間に生ずる副流煙成分の減少を図ってい
る。しかしながら他の紙巻きタバコ同様タバコの燃焼は
連続して生じ、吸煙時又はくすぶり(smolder 即ち非吸
煙時)間に於て燃焼が消えることはない。
【0007】又、最近になってヨーロッパ特許出願第0,
380,324 号にタバコロッドに加えこのロッドの長さの大
部分に亘って延びた活性カーボンのロッドを同軸的に設
けた紙巻きタバコが紹介された。この後者のロッドの目
的はタバコ材が消える間に自由くすぶりをクリーンな状
態に維持することである。この同軸ロッドの代りに活性
カーボンからなる巻紙を用いて通常のタバコロッドを包
むようにしても良い。喫煙材料即ちタバコのロッドは吸
煙(パッフ)間に一旦消え、吸煙すると酸素が導入され
くすぶりが増大し再び引火する。この提案の紙巻きタバ
コの欠点は一酸化炭素主流煙の発生に悪影響を与えると
同時に、喫煙者に供給される主流煙のカーボンの味覚が
落ちることである。更に又、カーボンのロッドが脆いた
め製造中に破損する恐れがあったり、カーボン・ロッド
の位置によりタバコの引火端の区別がつきにくい等の種
々の不都合が生ずる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上述の従
来技術にみられる欠点を解消し、通常の喫煙特性を維持
しながら非吸煙時に生ずる副流煙をほとんど無視できる
程度まで減少せんとするものである。
【0009】更に、本発明はタバコ材を効率良く利用し
非吸煙時の消費を最少限にすることを目的とする。
【0010】本発明の第1の態様は、非吸煙期間にくす
ぶり(smolder)を維持する非吸煙(inter-puff)領域
とタバコ材からなる吸煙(puff)領域とからなり、この
場合該非吸煙領域が最初の吸煙領域から間隔を置いた他
の吸煙領域を再引火し得るように構成した紙巻きタバコ
等の喫煙品を提供する。
【0011】更に、本発明の第2の態様は、隣接する喫
煙物質が実質的に消えた状態にある時非吸煙期間にくす
ぶりを維持し得る非吸煙領域であって、この領域がタバ
コ・ロッドの長手方向に延び、且つ刻みタバコ又はタバ
コ含有物質からなり、吸煙時に隣接する喫煙物質を再引
火できるように構成した紙巻きタバコ等の喫煙品を提供
する。
【0012】吸煙領域を形成する物質は非吸煙領域の物
質と同じであっても良い。
【0013】本発明の第1の態様に於て、非吸煙領域は
全体がバインダー、真珠岩或いはチョーク等の無機充填
剤、カーボン或いは炭化物質、活性炭、スターチ或いは
変成スターチ、セルローズ或いは変成セルローズ、加熱
分解して酸素を放出し燃焼を促進させる化学物質添加物
と揮発性物質、香料等を放出する化合物等の非タバコ物
質から構成できる。これらの物質の混合物は非吸煙領域
にも用いることができる。ここでいう非タバコ物質は例
えば押出し加工により製造できる。
【0014】前記本発明の第1の態様と特に第2の態様
に於て、非吸煙領域は全体が再構成タバコ材、タバコ
粉、刻みタバコ(ラミナ又は茎)等のタバコ物質から構
成することができる。これらタバコ物質を前記の非タバ
コ物質と混ぜてタバコ含有充填材を調製することができ
る。非吸煙領域はタバコ・ロッドの長手方向に延びた押
出し成形物であり、この成形物は発泡性、好ましくは連
続気泡を有する。
【0015】本発明第1の態様に於て、燃焼性物質即ち
タバコ・ロッドは比較的少量のタバコ物質からなる領域
(非吸煙領域)に隣接する比較的大量のタバコ物質から
なる領域(吸煙領域)から構成される。その場合、燃焼
性物質のロッドは扇状又は球根状断片を有するが、タバ
コ含有物質の多い各断片(segment )はタバコ含有物質
の少い各断片に隣接して配されている。これら二つの断
片間の距離は好ましくは非吸煙期間に相当する。上述の
タバコ含有物質の多いという表現はタバコ物質が吸煙領
域で約20%乃至100 %含まれていることを意味する。タ
バコ含有物質の少いという表現は非吸煙領域のタバコ物
質が吸煙領域のタバコ物質の0から20%で存在すること
を意味する。
【0016】上記タバコ含有断片からなるロッドは押出
し加工で所定の円周に成形される。ロッドの実質的に環
状部分を除去し、前記二種の断片層を形成し、このよう
に製せられたロッドを巻紙(wrapper )で包む。押出し
成形されたロッドは押出し工程中又は押出し成形後に所
定の直径に加工される。ロッドの環状部の除去は熱成形
法によって行うことができる。即ちロッドを熱成形時に
その縦軸を中心に適当な方法で回転させて行う。
【0017】又は、本発明第1の態様のロッドは切断又
は刻みタバコ片を前記二種の断片層に区分してから巻紙
で包む方法が考えられる。好ましくはバインダーを用い
て各断片を互いに接着させる。更に本発明第1の態様に
於て、燃焼性物質のロッドの長手方向に沿って延びるヒ
ューズ(fuse)部分を設けこれにより非吸煙期間中に生
ずるくすぶりを維持する。ヒューズ部分の周りに断片状
にタバコ含有物質を配する。各タバコ含有断片は先行断
片にヒューズ部分により接合されるが互いに隣接する断
片から非連続的に間隔を保っている。
【0018】前記ヒューズ部分は全体が非燃焼性物質又
はタバコ物質からなっている。このヒューズ部分はタバ
コの副流煙を過大に増加させることなくくすぶりを維持
する。ヒューズ部分は押出し加工によりカーボン又は真
珠岩を適当量含むチョークの発泡性ロッドに成形する。
押出し成形されたヒューズ部分の直径は約1mm乃至約4
mmの範囲であり、その数は1本又はそれ以上であっても
よい。
【0019】本発明による燃焼性物質のロッドは糸状の
タバコ含有物質をコイル状に形成したものも用いること
ができる。この場合、吸煙領域と非吸煙領域は目で観察
して互いに区別できない。実際は、吸煙領域は長手方向
に延びる(但し一線状には同軸的でない)非吸煙領域に
よって互いに横方向で間隔を保っている。この構成は請
求項記載の第1及び第2態様の特徴を有する。
【0020】好ましくは、本発明第2の態様に於て、く
すぶりを維持できる非吸煙領域は燃焼性物質のロッドの
実質的に全長に亘って延びるヒューズ部分からなる。ヒ
ューズ部分の数は1本又はそれ以上のものを等間隔に配
したロッド状を呈する。このヒューズ部分は燃焼性物質
のロッドの軸方向に且つ同軸的に配され、その直径は約
1mm乃至約4mmである。該ヒューズ部分は好ましくは発
泡構造を有し且つ低密度の押出し加工物からなる。
【0021】本発明第2の態様に於て、好ましくは非吸
煙期間中発生するくすぶりを維持できる領域は、一定量
の炭化物質、カーボン、活性炭、真珠岩又はチョークの
如き無機充填材、スターチ又は変成スターチ、セルロー
ズ又は変成セルローズの如きバインダー及び加熱により
燃焼を促進させる、酸素を放出できる化学添加物を含
む。
【0022】上記ヒューズ部分は巻紙で包むこともでき
る。この巻紙は5乃至200 コレスタ単位の範囲の透過度
(permeability)を有する。
【0023】くすぶりを維持できる領域はタバコの特性
即ちタバコの自然燃焼率、タバコの充填密度、燃焼添加
物の有無、タバコ・ロッドのコア又は環状体を包む巻紙
の透過性、燃焼性物質の組成等によりその材料が選べ
る。
【0024】ヒューズ部分はこれを包囲する刻みタバコ
の燃焼速度より速い燃焼速度を有する刻みタバコからな
るのが好ましい。例えば周囲がオリエンタル・タバコで
囲まれたメリーランド又は変成バージニア・タバコが好
ましい。
【0025】非くすぶり領域の消煙に影響する要因とし
て例えばその領域のタバコの種類、その領域を包む巻紙
の透過度等が挙げられる。くすぶり、非くすぶり状態に
影響する種々の要因をバランス良く考慮する必要があ
る。
【0026】本発明の一つの利点はタバコ・ロッドの燃
焼率の減少にともない、ロッドの長さを短くしても喫煙
者には所望の喫煙供給と吸煙回数を与えることができる
ため、それだけタバコ量の節減、従って極めて経済的な
製造が可能となることである。又、本発明による喫煙品
はこれに非タバコ物質からなるバット(butt)領域を設
けることにより更にロッドの燃焼率を低下させることが
できる。
【0027】本発明第1の態様に於て、吸煙後非吸煙領
域にはほとんど消費される喫煙物質が存在しない。対照
的に、第2の態様に於ては、吸煙領域の物質は非吸煙領
域の物質に近接してしかも後者の物質がくすぶっている
間、実質的に消えた状態にある。
【0028】
【実施例】進んで本発明を図面に従って詳述する。図1
に本発明による喫煙品(1) を示す。この喫煙品(1) は巻
紙(3) に包まれた喫煙物質からなるロッド(2) の一端に
フィルター(4) を設けてなる。但しこのフィルター(4)
の有無は選択的なものである。
【0029】喫煙品(1) はタバコ含有ポケット(5) とチ
ョーク及び/又は真珠岩含有ポケット(6) とが交互に配
せられた断片構造を有する。ポケット(6) には燃焼を促
進させる添加物を設けることができる。前記ポケットは
押出し成形物の断片からなり、各断片はバインダーによ
り互いに接着されている。多重フィルターを製造する英
国特許第922,230 号記載の装置を用いて本発明の喫煙物
質ロッドを作ることもできる。
【0030】上記各ポケットの大きさは平均非吸煙期間
及び該ポケットの組成特にチョーク/真珠岩混合物の組
成により選択できる。
【0031】図2は中央ヒューズ部材(7) を有する喫煙
品を示し、このヒューズ部材(7) に沿ってタバコ物質の
ポケットが間隔を置いて配されている。ヒューズ部材
(7) はタバコ、カーボン、チョーク又は他の無機物質か
らなる押出し成形ロッドからなり、その組成は例えば英
国特許第2,201,081 号及びヨーロッパ特許出願第903068
18.7号に記載されており、その製造方法は英国特許第2,
201,080 号に記載の通りである。ヒューズ部材(7) は非
タバコ物質の場合もある。ロッド(2) の下流端とフィル
ター(4) 間にチャンバー(9) (chamber )を設けてもよ
く、設けなくてもよい。巻紙(13)は厚紙でもよく、又は
巻紙(13)の下側に別の巻紙を設け環状間隙(10)を補強し
たものでもよい。
【0032】ヒューズ部材(7) は副流煙を著しく増加さ
せることなく非吸煙期間中くすぶりを維持する。喫煙品
(20)を吸うと、ヒューズ部材(7) の燃焼は加速され、炭
素(coal)が隣接するタバコ・ポケットに達すると加速
された燃焼によりタバコ・ポケットは引火する。ヒュー
ズ部材の長さ又はその燃焼率は平均吸煙期間に等しくな
るよう選択できる。同様にタバコ・ポケットの長さは平
均吸煙(puff)長に消費されるタバコの量に等しくなる
ように選択する。
【0033】図2aに示す変形例に於て、タバコ物質の
ポケット(8) は互いに近接して配されているが実際には
互いに分離されている。ヒューズ部材(7) は喫煙品ロッ
ドの長さに沿ってタバコ・ポケット内を延びている。タ
バコ物質とフィルター(4) 間に一つの間隙(10)を設ける
ことによりタバコ実質長の短いものが得られる。
【0034】図3は図2と極めて類似する効果を有する
喫煙品を示すが、これは別な方法で作られている。即ち
喫煙品ロッド(32)は押出し加工タバコからなり、このタ
バコの組成は図2の場合と同じで、英国特許第2,201,08
0 号記載の方法で所定の円周に仕上げられている。押出
し加工タバコは例えば英国特許第1,507,765 号記載の熱
成形法により処理され一部を除去し長手方向に沿って間
隔を置いて環状溝(33)を形成する。これらの溝(33)の壁
は例えばヒドロキシメチルセルローズ等の燃焼性バイン
ダーを用いてシールできる。このシールの方法の例は英
国特許第2,033,207 号に記載されている。
【0035】巻紙(23)は図2について説明した通り比較
的厚い紙である。環状溝(33)の首部(37)には前記のシー
ル方法により例えば燃焼遅延剤、燃焼促進剤、カーボン
含有ペースト等を塗布し、これにより非吸煙期間中くす
ぶりが確実に生ずるようにする。燃焼遅延剤又は促進剤
は押出し成形物の組成によって変る。例えば押出し成形
物に既にカーボンとか燃焼促進剤が含まれている場合
は、前記首部(37)の塗布は必要でなくなる。
【0036】図3aに示す実施例は図2及び図3図示の
ものと実質的に同じであるが、同時押出し方法を用いて
タバコ物質を同時押出し成形ヒューズ(35)の周りに押出
し加工する。このヒューズ(35)はカーボン等のくすぶり
可能な物質を含んでいる。このカーボンの量を適当に調
節し主流煙の味覚を損なうことなく、くすぶりを維持で
きるように配慮する。ロッド(31)を図3図示の実施例と
同じ方法で熱成形し各タバコ部分(32)間の一定の間隔を
置いた位置に環状溝(33)を形成する。環状溝(33)は押出
しカーボン・ヒューズ(35)が実質的に露出するまでの深
さに延びて形成されている。
【0037】図4は本発明第2の態様に基いて作られる
喫煙品(41)を示す。この喫煙品(41)は巻紙(43)に包まれ
た喫煙物質からなるロッドで構成されている。フィルタ
ー(44)は必ずしも必要でないが、ロッド(42)の一端に取
り付けることができる。ロッド(42)は刻みタバコのヒュ
ーズ部分(46)の周りを包囲する刻みタバコ本体(45)から
なっている。タバコ本体(45)は例えばオリエンタル・タ
バコのような燃焼速度の遅いタバコにより構成されてい
る。このオリエンタル・タバコは例えば英国特許第2,20
9,269A号記載の物質である燃焼遅延剤を用いて処理する
ことができる。
【0038】上記ヒューズ部分(46)は例えばメリーラン
ド・タバコのような燃焼速度の速いタバコからなり、こ
れを必要に応じ適当な燃焼促進剤で処理する。当業者に
周知の如く、燃焼促進剤は酸素を放出する化合物であ
る。ヒューズ部分(46)は約13mmの円周を有し、巻紙(47)
に包まれている。巻紙(47)の透過度は200 コレスタ単位
以下、好ましくは150 コレスタ単位以下が望ましい。一
方、巻紙(43)は約20コレスタ単位以下、好ましくは10コ
レスタ単位以下、更に好ましくは5コレスタ単位以下の
低透過性のものが望ましい。
【0039】喫煙品(41)に火を付けると、ヒューズ部分
(46)とタバコ本体(45)は同時に燃焼する。吸煙を止める
と、タバコ本体(45)はくすぶりを停止し完全に或いは実
質的に消火する。一方、ヒューズ部分(46)はくすぶりを
続け少量の副流煙を発生する。喫煙品(41)を再度吸う
と、ヒューズ部分(46)はタバコ本体(45)を再引火する。
【0040】燃焼遅延剤又は促進剤の添加量は当業者が
簡単な実験を介し容易に算定できる。この実施例の特徴
は副流煙の発生の抑制に加え、米国特許第4,231,377 号
に提案の如く、主流煙の味覚を損なわないことである。
この実施例の種々の変形は下記に詳述するが、実施例1
から5に記載の紙巻きタバコは非吸煙期間中は消火し吸
煙時に再度引火し、しかも発生する副流煙が極めて少い
例である。
【0041】フィルター付きでない普通の紙巻きタバコ
を数本作り、これらは全て外径24.75mm で円周13.5mmの
ヒューズ部分を有する。タバコ・ロッドの長さは59mmで
ある。本発明第2の実施態様に於ては喫煙特性に影響す
る、例えば環状部分のタバコの種類、ヒューズ部分のタ
バコの種類、ヒューズ部分の巻紙の有無、環状部とヒュ
ーズ部分のそれぞれの内部・外部巻紙の透過度等の種々
の要素が存在する。下記の紙巻きタバコに於てこれらの
要素を検討した。紙巻きタバコは全て実質的に一定のロ
ッド量に仕上げられている。
【0042】実施例1 ヒューズ部分を特定のタバコ・ブレンドの紙巻きタバコ
(以下これをシガレットと称す。)に導入した効果を明
確にするために、シガレット(2) とシガレット(3) を製
造した。
【0043】シガレット(2) は一枚の巻紙に包まれた従
来の構造のタバコ充填材からなっていた。タバコ充填材
はオリエンタル・タバコとメリーランド・タバコを2.8
乃至1.00の混合比即ちメリーランド・タバコを約26%含
むブレンドであった。シガレット(2) の巻紙は1.2 コレ
スタ単位の透過度、24.8 g/m2 の坪量、0.7%のチョー
ク充填材及び0.76%の二酸化チタニウムを有していた。
【0044】シガレット(3) はヒューズ部分と環状部分
からなっていた。タバコ充填材はシガレット(2) の場合
と同じであった。シガレット(3) の外巻紙はシガレット
(2)の巻紙と同じであった。ヒューズ部分の内巻紙は112
コレスタ単位の透過度、24%のチョーク充填材、27.0
g/m2 の坪量、1.03%のトリ−ポタシウム、トリ−ソジ
ウムくえん酸塩を有していた。
【0045】これらのシガレットを「タバコ副流煙収集
用装置の評価」と題する文献“Analyst ”1988年10月号
Vol.113 に記載の魚尾型煙突装置を用いて35cm3 パッフ
/20mmの標準機械喫煙条件で喫煙実験を行った。その結
果を表1に示す。
【0046】
【表1】 主流煙(mg) 副流煙(mg) シガレット パッフ回数 TNA PMWNF TNA PMWNF CO CO2 2 14.2 1.02 27.20 1.17 16.66 24.3 243 3 12.5 1.18 29.55 0.98 14.06 25.6 237 (11.97%) (15.7%) (8.64%) (16.2%) (15.6%) (5.3%) (2.47%) 注:( )内の数値はシガレット(2) に対するシガレッ
ト(3) の各実験値の増加率又は減少率を表す。
【0047】紙で巻いたヒューズ部分を喫煙物質内に導
入し、環状タバコ部分と別に設けた効果は次の通りであ
る。 (イ)シガレット(3) の吸煙即ちパッフ数はシガレット
(2) に比し少くなる。 (ロ)主流煙TNA (総ニコチン・アルカロイド)及びPM
WNF (粒子、水及びニコチンを含まない)生成に増加が
みられる。一方、主流煙のニコチン/タール比の増加は
わずかである。副流煙TNA 及びPMWNFの生成に約16%の
減少がある。 (ハ)シガレット設計者にとって特に有用な特徴である
各パッフ毎のTNA 生成に相当な増加(31.5%)がみられ
る。
【0048】シガレット(2) とシガレット(3) の非吸煙
期間毎の副流煙PMWNF の発生量はそれぞれ1.19mgと1.17
mgであった。この差の少いことは同じタバコ・ブレンド
を用いているからである。シガレット(2) の圧力降下は
64.4mmW.G.で、シガレット(3) のそれは81.7mmW.G.であ
った。
【0049】実施例2 この実施例に於けるシガレット(4) は実施例1に用いら
れたメリーランド・タバコのみからなるヒューズ部分と
同じく実施例1に用いられたオリエンタル・タバコのみ
からなる環状部分とから構成された。環状部分の巻紙は
シガレット(2)、(3) に用いられた外巻紙と同じであっ
た。ヒューズ部分の巻紙もシガレット(2) 、(3) に用い
られた内巻紙と同じであった。従って、本実施例のシガ
レット(4) は低燃焼速度の環状部分が高燃焼速度のヒュ
ーズ部分を包囲した状態のものであった。
【0050】シガレット(4) とシガレット(2) を比較し
た場合、表2から明らかな通り、タバコ・ブレンドをそ
れぞれコア部分と環状部分に別々に充填した結果、シガ
レットのパッフ(吸煙)回数が著しく増加している。こ
の増加により実際の主流煙TNA 及びPMWNF の生成の増加
にもかかわらずシガレット(4) のパッフ毎の主流煙生成
はシガレット(2) のそれより極めてわずか少くなってい
るに過ぎない。実際の副流煙発生量は減少していること
とパッフ回数の増加していることとの効果は表2から明
らかである。シガレット(4) に於けるPMWNF /くすぶり
期間、或いは非吸煙期間毎の副流煙PMWNF は0.92mgで、
シガレット(2) の場合は、PMWNF /くすぶり期間は1.19
mgであった。これはシガレット(2) に比較してシガレッ
ト(4) のPMWNF /くすぶり期間が23%減少していること
を意味する。シガレット(4) の圧力降下は62.7mmW.G.で
あった。
【0051】
【表2】 主流煙(mg) 副流煙(mg) シガレット パッフ回数 TNA PMWNF TNA PMWNF CO CO2 2 14.2 1.02 27.20 1.17 16.66 24.3 243 4 18.2 1.15 29.34 0.95 16.51 23.1 252 (28.17%) (12.75%) (7.87%) (18.8%) (0.90%)(4.94%) (3.70%) 注:( )内の数値はシガレット(2) に対するシガレッ
ト(4) の各実験値の増加率又は減少率を表す。
【0052】実施例3 この実施例のシガレット(5) は、オリエンタル(燃焼速
度の遅い)タバコに包まれた変成バージニア(燃焼速度
の速い)タバコからなるヒューズ部分を有していた。ヒ
ューズ部分の巻紙はシガレット(3) 、(4) のヒューズ部
分の巻紙と同じであった。環状部分の巻紙はシガレット
(2) 、(4) の外巻紙と同じであった。喫煙実験結果は表
3に記載の通りである。
【0053】
【表3】 主流煙(mg) 副流煙(mg) シガレット パッフ回数 TNA PMWNF TNA PMWNF CO CO2 4 18.2 1.15 29.34 0.95 16.51 23.1 252 5 15.8 1.37 35.52 0.93 16.10 21.4 233 (19%) (21%) (2%) (2%) (7%) (8%) 注:( )内の数値はシガレット(4) に対するシガレッ
ト(5) の各実験値の増加率又は減少率を表す。
【0054】シガレット(4) のPMWNF /くすぶり期間は
0.92mgであるのに対して、シガレット(5) のそれは1.07
mgであった。都合でシガレット(5) に対する比較シガレ
ットが用意できなかったが、シガレット(5) のPMWNF /
くすぶり期間の値はそのような(即ちヒューズ部分を有
しない)比較シガレットの値より少いことが予想され
る。
【0055】この実施例に於て、バージニアとオリエン
タル・タバコからなる変形ヒューズ部分を有するシガレ
ットはメリーランド及びオリエンタル・タバコを使用し
た場合よりPMWNF /くすぶり期間値の減少は効果的でな
かったことを実証している。
【0056】シガレット(5) の圧力降下は60.0mmW.G.で
あった。
【0057】上記の実施例から明らかな通り、ロッド状
のヒューズ部分に燃焼速度の速いタバコを存在させるこ
とにより(ヒューズ部分のないロッドに燃焼速度の遅い
タバコを均一に混合した場合と比較して)、同一タバコ
量で副流煙の発生量は実質的に同一であるが、その発生
期間は長く分散しパッフ数も多くなるので、従来のシガ
レットに比べ非吸煙期間中の副流煙の生成率は低くなっ
ていることが判る。
【0058】図5に本発明の他の変形例を示す。タバコ
物質の密度はくすぶりの維持に関係する重要な因子であ
ることが知られている。タバコ本体(55)とヒューズ部分
(56)の密度は前者が完全に又は実質的に消火する間に後
者がくすぶり続けることができるように選択しなければ
ならない。実質の密度は巻紙(53)、(57)の透過度と関連
してタバコの種類とタバコの燃焼率によって定まる。
【0059】図6に示す変形例は図5のものと同じく、
環状部分(65)が刻みタバコからなり、ヒューズ部分(66)
(紙巻き又は紙巻きでない)は図2の例で記載した組成
の押出し加工タバコ含有混合物からなっている。押出し
加工のヒューズ部分(66)は、引落しロッドの場合も刻み
シート状の場合も、例えばカーボン又は他の冷却用放熱
子(heat sink )用材料及び/又はチョークを含むこと
ができる。ヒューズ部分(66)は図6aの断面でみた直径
が約2mmである。ヒューズ(66)のこの断面内の位置はど
こでもよく、図6aの点線で示す位置に一本又はそれ以
上設けることができる。このことは図2の非タバコ物質
のヒューズの場合にも同じである。
【0060】図7に示す喫煙品は押出しタバコの細い糸
(75)からなるロッド(72)を有する。糸(75)は押出し加工
で実質的にコイル状に形成されている。糸状の材料の性
質によりくすぶり中、燃焼は糸自体に沿って進むことが
できる。糸のコイル間の距離は喫煙品が吸われると吸引
された酸素により隣接するコイルから熱伝達が生じ、燃
焼がロッドの長さに垂直な面に沿って即ち直角に進むよ
うになるように設定する。コイルは燃焼性物質からなる
内部コア(吸煙中再引火する)を包むように配すことが
できる。又、コイル状コアの周りを低燃焼性及び/又は
低密度タバコ環状部分で包むことができる。コイル状コ
アは又英国特許第2,170,692B号に記載の通り紙巻し、環
状部分と共に仕上げることもできる。
【0061】本明細書中“タバコ”という表現には高低
膨張加工による刻みタバコの葉と茎、シート状又はロッ
ド状再構成タバコ物質、シート状又はロッド状押出し加
工タバコ、その他高い割合でタバコ物質を含む燃焼性物
質との混合物を包含するものである。
【0062】本発明による喫煙品は加熱により酸素を放
出し、消火している物質を再燃焼させることができる酸
素供給化合物を含むことができる。
【0063】図4の実施例について熱画像観察を行った
ところ、ヒューズ部分の存在が非吸煙期間中のくすぶり
の維持と再吸煙した際の環状部分の再燃焼に大きく貢献
していることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に相当する区分型喫煙品
の断面図である。
【図2】中央部にヒュ−ズを備えた第1実施態様に相当
する喫煙品断面図である。
【図2a】図2の喫煙品の変形例示す断面図である。
【図3】押出し材料の熱成形で製造された喫煙品の一例
を示す断面図である。
【図3a】押出し材料の熱成形で製造された喫煙品の他
の例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施態様に相当する喫煙品の断面
図である。
【図5】本発明の第2実施態様に相当する別の喫煙品の
断面図である。
【図6】本発明の第2実施態様に相当する他の喫煙品の
横断面図である。
【図6a】本発明の第2実施態様に相当する他の喫煙品
の縦断面図である。
【図7】本発明の第1実施態様に相当する別の喫煙品の
断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・ジョン・キンナード イギリス、ハンプシャー、サザンプト ン、アレクサンドラ クワイ、アルカン タラ クレッセント 6 (56)参考文献 特開 平2−234662(JP,A) 特開 昭60−71798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A24D 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻紙で巻かれた燃焼性喫煙物質のロッド
    からなる喫煙品であって、前記巻紙は10コレスタ単位
    以下の透過度を有し、前記ロッドは吸煙領域とこの吸煙
    領域内でこれと同軸に延びる非吸煙領域とからなり、前
    記吸煙領域は、刻みタバコを含み且つ非吸煙中くすぶり
    が生じない所定の燃焼速度で燃焼し、前記非吸煙領域
    は、5乃至200コレスタ単位の透過度を有する巻紙で
    巻かれた刻みタバコまたはタバコ含有物質からなり、前
    記所定の吸煙速度より早い燃焼速度で燃焼し、前記喫煙
    品は、標準機械喫煙条件下で非喫煙時にくすぶりを維持
    し、前記非吸煙領域が吸煙時に前記吸煙領域を再引火す
    ることができることを特徴とする喫煙品。
  2. 【請求項2】 前記非吸煙領域が、前記ロッドの長手方
    向に延びていることを特徴とする請求項1記載の喫煙
    品。
  3. 【請求項3】 前記非吸煙領域が、前記ロッドの実質的
    に全長に沿って延びていることを特徴とする請求項1記
    載の喫煙品。
  4. 【請求項4】 前記非吸煙領域が、前記ロッドと同軸的
    に延びていることを特徴とする請求項3記載の喫煙品。
  5. 【請求項5】 前記ロッドの一端にフィルターが、設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の喫煙品。
  6. 【請求項6】 前記吸煙領域が前記非吸煙領域の周りを
    包囲していることを特徴とする請求項1記載の喫煙品。
  7. 【請求項7】 前記吸煙領域の刻みタバコが、オリエン
    タル・タバコからなり、前記非吸煙領域の刻みタバコ
    が、メリーランドタバコからなることを特徴とする請求
    項1記載の喫煙品。
  8. 【請求項8】 前記非吸煙領域が、前記吸煙領域の中央
    に位置し、この吸煙領域と同軸に延びるロッドであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の喫煙品。
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