JP3233655B2 - 難燃性電気ケーブル - Google Patents
難燃性電気ケーブルInfo
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- JP3233655B2 JP3233655B2 JP14805191A JP14805191A JP3233655B2 JP 3233655 B2 JP3233655 B2 JP 3233655B2 JP 14805191 A JP14805191 A JP 14805191A JP 14805191 A JP14805191 A JP 14805191A JP 3233655 B2 JP3233655 B2 JP 3233655B2
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- ethylene
- copolymer
- insulator
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電気，通信用等広範
に用いられる電気ケーブルに関し、ポリオレフィンを絶
縁体とする難燃性電気ケーブルに関するものである。
に用いられる電気ケーブルに関し、ポリオレフィンを絶
縁体とする難燃性電気ケーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の難燃性電気ケーブルとしては、図
３に示すように導体１００上に架橋ポリエチレンもしく
は非架橋ポリエチレンの絶縁層１０１を形成し、導体１
００上に絶縁層１０１を形成したものを複数本集めてあ
るいは撚り合わせたものの外方に金属水酸化物を含んだ
シース１０２を被覆したものが知られている。絶縁層１
０１の融点（ｍｐ ）がポリエチレンでは１５０℃以下
となる。
３に示すように導体１００上に架橋ポリエチレンもしく
は非架橋ポリエチレンの絶縁層１０１を形成し、導体１
００上に絶縁層１０１を形成したものを複数本集めてあ
るいは撚り合わせたものの外方に金属水酸化物を含んだ
シース１０２を被覆したものが知られている。絶縁層１
０１の融点（ｍｐ ）がポリエチレンでは１５０℃以下
となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】架橋ポリエチレンの絶
縁層１０１を有する従来例では、シース１０２の燃焼
時、絶縁層１０１の架橋ポリエチレンは架橋しているた
め形状を保持するが、シース燃焼ガス（Ｈ2Ｏ，ＮＯ2，
ＣＯ，ＣＯ2等）が架橋ポリエチレンに拡散し、絶縁機
能が低下、短絡に至るという欠点があった。
縁層１０１を有する従来例では、シース１０２の燃焼
時、絶縁層１０１の架橋ポリエチレンは架橋しているた
め形状を保持するが、シース燃焼ガス（Ｈ2Ｏ，ＮＯ2，
ＣＯ，ＣＯ2等）が架橋ポリエチレンに拡散し、絶縁機
能が低下、短絡に至るという欠点があった。
【０００４】そこで、この発明は、外部（シース）の燃
焼時のガス（水蒸気等）を遮断し、線間の電気的導通を
防止することのできる難燃性電気ケーブルを提供するこ
とを目的とする。
焼時のガス（水蒸気等）を遮断し、線間の電気的導通を
防止することのできる難燃性電気ケーブルを提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、導体上に直接もしくは他の絶縁物を介
して融点（ｍp）が、１５５℃以下の絶縁物であるか、
または融点を有しないエラストマーである有機ポリマー
を押出被覆した架橋内絶縁層の外方に直接もしくは他の
絶縁物を介して融点（ｍp ）もしくはガラス転移温度
（Ｔg ）のいずれか一方が１５５℃を超える有機芳香族
ポリマーを被覆して外絶縁層（３）を形成するととも
に、前記架橋内絶縁層（２）を形成する有機ポリマー
を、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン
共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・
エチルアクリレート共重合体の少なくとも１種を２０−
８０重量部含有するポリオレフィン組成物から構成し、
さらに前記内外絶縁層を有するものを単数本もしくは複
数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に直接もしく
は他の絶縁物を介して融点ｍp が、１５５℃以下の絶縁
物であるか、または融点を有しないエラストマーである
有機ポリマーと金属水酸化物を含む難燃性混和物を押出
被覆してシースを形成したものである。
め、この発明は、導体上に直接もしくは他の絶縁物を介
して融点（ｍp）が、１５５℃以下の絶縁物であるか、
または融点を有しないエラストマーである有機ポリマー
を押出被覆した架橋内絶縁層の外方に直接もしくは他の
絶縁物を介して融点（ｍp ）もしくはガラス転移温度
（Ｔg ）のいずれか一方が１５５℃を超える有機芳香族
ポリマーを被覆して外絶縁層（３）を形成するととも
に、前記架橋内絶縁層（２）を形成する有機ポリマー
を、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン
共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・
エチルアクリレート共重合体の少なくとも１種を２０−
８０重量部含有するポリオレフィン組成物から構成し、
さらに前記内外絶縁層を有するものを単数本もしくは複
数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に直接もしく
は他の絶縁物を介して融点ｍp が、１５５℃以下の絶縁
物であるか、または融点を有しないエラストマーである
有機ポリマーと金属水酸化物を含む難燃性混和物を押出
被覆してシースを形成したものである。
【０００６】
【作用】この発明では、複数本をまとめてシースで被覆
したものにあっては、ｍp もしくはＴg が１５５℃を超
える外絶縁層（有機芳香族ポリマー）は、シースの燃焼
時に各線の外絶縁層が溶融一体化し、この溶融一体化し
たものがシース燃焼時のガスを遮断することとなる。し
たがって、各線間の電気的導通（短絡）が防止されるこ
ととなる。
したものにあっては、ｍp もしくはＴg が１５５℃を超
える外絶縁層（有機芳香族ポリマー）は、シースの燃焼
時に各線の外絶縁層が溶融一体化し、この溶融一体化し
たものがシース燃焼時のガスを遮断することとなる。し
たがって、各線間の電気的導通（短絡）が防止されるこ
ととなる。
【０００７】
【実施例】以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照
にして説明する。
にして説明する。
【０００８】図１において、すず，ニッケル，銀等のメ
ッキを施した銅導体単線又は銅導体撚線から成る導体１
上に融点（ｍp ）が、１５５℃以下の絶縁物であるか、
または融点を有しないエラストマーである有機ポリマー
を、押出被覆した後に架橋して内絶縁層２を形成してあ
る。有機ポリマーとしては、エチレン・プロピレン共重
合体、エチレン・ブテン共重合体、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体の
少なくとも１種を２０−８０重量部含有するポリオレフ
ィン組成物から成るものが良い。また、ポリオレフィン
組成物に含有されるエチレン・プロピレン共重合体及び
エチレン・ブテン共重合体には、ターポリマーを含む共
重合体も含み、ターポリマーを含む共重合体の場合、共
重合体には第３成分のジエン成分をふくんだ３元共重合
体であっても良い。ジエン成分としては、１．４−ヘキ
サジエン、ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボー
ネンが好適に用いられる。さらに、内絶縁層２のポリオ
レフィンに２０−８０重量部の共重合体を含み、かつ内
絶縁層２が架橋されることにより、高温での加熱変形性
および溶融・分解が著しく防止できるものとなる。共重
合体が２０重量部未満のときには、高温での加熱変形や
発泡を防止する効果が少なく、８０重量部を超えたとき
には、室温での硬度に乏しく、変形し易くなる。この内
絶縁層２を架橋する方法としては、照射架橋が好まし
い。なお、図１においては、導体１に直接内絶縁層２を
形成したが、他の絶縁物を介して導体１上に形成しても
良い。
ッキを施した銅導体単線又は銅導体撚線から成る導体１
上に融点（ｍp ）が、１５５℃以下の絶縁物であるか、
または融点を有しないエラストマーである有機ポリマー
を、押出被覆した後に架橋して内絶縁層２を形成してあ
る。有機ポリマーとしては、エチレン・プロピレン共重
合体、エチレン・ブテン共重合体、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体の
少なくとも１種を２０−８０重量部含有するポリオレフ
ィン組成物から成るものが良い。また、ポリオレフィン
組成物に含有されるエチレン・プロピレン共重合体及び
エチレン・ブテン共重合体には、ターポリマーを含む共
重合体も含み、ターポリマーを含む共重合体の場合、共
重合体には第３成分のジエン成分をふくんだ３元共重合
体であっても良い。ジエン成分としては、１．４−ヘキ
サジエン、ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボー
ネンが好適に用いられる。さらに、内絶縁層２のポリオ
レフィンに２０−８０重量部の共重合体を含み、かつ内
絶縁層２が架橋されることにより、高温での加熱変形性
および溶融・分解が著しく防止できるものとなる。共重
合体が２０重量部未満のときには、高温での加熱変形や
発泡を防止する効果が少なく、８０重量部を超えたとき
には、室温での硬度に乏しく、変形し易くなる。この内
絶縁層２を架橋する方法としては、照射架橋が好まし
い。なお、図１においては、導体１に直接内絶縁層２を
形成したが、他の絶縁物を介して導体１上に形成しても
良い。
【０００９】このようにして形成された内絶縁層２の外
方に直接もしくは他の絶縁物を介して有機芳香族ポリマ
ーから成る外絶縁層３を形成する。この外絶縁層３はｍ
p もしくはガラス転移温度（Ｔg ）のいずれか一方が１
５５℃を超える有機芳香族ポリマー、例えばポリエーテ
ルケトン（ＰＥＫ）、ポリエーテルエーテルケトン（Ｐ
ＥＥＫ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、ポリフェニレン
オキサイド（ＰＰＯ）、ポリエーテルイミド（ＰＥＩ）
等の使用が好適である。これらは、ハロゲンを含まない
耐熱性樹脂であることが知られている。
方に直接もしくは他の絶縁物を介して有機芳香族ポリマ
ーから成る外絶縁層３を形成する。この外絶縁層３はｍ
p もしくはガラス転移温度（Ｔg ）のいずれか一方が１
５５℃を超える有機芳香族ポリマー、例えばポリエーテ
ルケトン（ＰＥＫ）、ポリエーテルエーテルケトン（Ｐ
ＥＥＫ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、ポリフェニレン
オキサイド（ＰＰＯ）、ポリエーテルイミド（ＰＥＩ）
等の使用が好適である。これらは、ハロゲンを含まない
耐熱性樹脂であることが知られている。
【００１０】導体１に内外絶縁層２，３を形成したもの
を複数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に直接も
しくは他の絶縁物を介してｍp が、１５５℃以下の絶縁
物であるか、または融点を有しないエラストマーである
有機ポリマー、例えばエチレンビニルアセテート（ＥＶ
Ａ）と、金属水酸化物（例えばＭｇ（ＯＨ）2 ）との混
和物を押出被覆してシース４を形成する。単線の外絶縁
層３にこのようなシース４を形成することもできる。
を複数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に直接も
しくは他の絶縁物を介してｍp が、１５５℃以下の絶縁
物であるか、または融点を有しないエラストマーである
有機ポリマー、例えばエチレンビニルアセテート（ＥＶ
Ａ）と、金属水酸化物（例えばＭｇ（ＯＨ）2 ）との混
和物を押出被覆してシース４を形成する。単線の外絶縁
層３にこのようなシース４を形成することもできる。
【００１１】次に、導体１に内外絶縁層２，３を形成し
たものを複数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に
シースを設けた製造例１〜３と、導体１に一層の絶縁層
のみを形成したものを複数本集めあるいは撚り合わせた
ものの外方にシースを設けた比較例１〜４とを難燃性
（ＩＥＥＥ３８３規格）と線間短絡の時間とについて試
験した結果を表１に示す。
たものを複数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に
シースを設けた製造例１〜３と、導体１に一層の絶縁層
のみを形成したものを複数本集めあるいは撚り合わせた
ものの外方にシースを設けた比較例１〜４とを難燃性
（ＩＥＥＥ３８３規格）と線間短絡の時間とについて試
験した結果を表１に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】表１において、シース４は製造例及び比較
例のいずれも、ＥＥＡ＝５０重量部、エチレンアクリル
エラストマー＝５０重量部、有機過酸化物＝２．５重量
部、Ｍｇ（ＯＨ）2 ＝１２０重量部の混和物を用いた。
この表から明らかなようにＩＥＥ３８３ＶＴＦＴの試験
では、この発明の製造例と比較例とでは、それほどの差
はみられないが、短絡に至る時間において顕著な差がみ
られた。難燃性電気ケーブルについては、ＩＥＥＥ３８
３規格等によるケーブルの垂直トレイ燃焼試験による評
価が一般的であるが、これはケーブルが単にどのくらい
の長さ燃焼したかにより、決める自己消火性に関するも
のである。しかしながら、実際の火災時には、ケーブル
が単にどの程度の難燃性を有するかということ以外に、
ケーブルとしての機能、即ち電気，情報を安定して供給
するための素材の電気絶縁性が重要であり、すなわち、
表１に示す短絡に至る時間が重要である。この点におい
て、導体に内外絶縁層の二層を形成したものを使用した
製造例１〜３のいずれもが、導体に一層の絶縁層のみを
形成したものを使用した比較例１〜４よりも大幅に改善
されていることがわかる。
例のいずれも、ＥＥＡ＝５０重量部、エチレンアクリル
エラストマー＝５０重量部、有機過酸化物＝２．５重量
部、Ｍｇ（ＯＨ）2 ＝１２０重量部の混和物を用いた。
この表から明らかなようにＩＥＥ３８３ＶＴＦＴの試験
では、この発明の製造例と比較例とでは、それほどの差
はみられないが、短絡に至る時間において顕著な差がみ
られた。難燃性電気ケーブルについては、ＩＥＥＥ３８
３規格等によるケーブルの垂直トレイ燃焼試験による評
価が一般的であるが、これはケーブルが単にどのくらい
の長さ燃焼したかにより、決める自己消火性に関するも
のである。しかしながら、実際の火災時には、ケーブル
が単にどの程度の難燃性を有するかということ以外に、
ケーブルとしての機能、即ち電気，情報を安定して供給
するための素材の電気絶縁性が重要であり、すなわち、
表１に示す短絡に至る時間が重要である。この点におい
て、導体に内外絶縁層の二層を形成したものを使用した
製造例１〜３のいずれもが、導体に一層の絶縁層のみを
形成したものを使用した比較例１〜４よりも大幅に改善
されていることがわかる。
【００１４】なお、シース４に耐放射線添加剤を加える
ことにより、外絶縁層３が芳香族ポリマーから成ること
と相俟って耐放射線性が向上する。芳香族ポリマーはそ
れ自体として耐放射線性に優れる。
ことにより、外絶縁層３が芳香族ポリマーから成ること
と相俟って耐放射線性が向上する。芳香族ポリマーはそ
れ自体として耐放射線性に優れる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、内絶縁層が、ｍp １５５℃以下の絶縁物であるか、
または融点を有しないエラストマーであり、外絶縁層
が、ｍp 又はＴg １５５℃超の有機芳香族ポリマーであ
り、シースが、ｍp １５５℃以下の絶縁物であるか、ま
たは融点を有しないエラストマーであるため、シースの
燃焼時に各線の外絶縁層が溶融一体化し（図２参照）、
この一体化された層がガスの内絶縁層への進行を遮断
し、各線の導体同士の接触、すなわち短絡を防止するこ
とができる。また、内絶縁層は、ポリエチレンの他にエ
チレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチルア
クリレート共重合体の少なくとも一種を２０−８０重量
部含有するポリオレフォン組成物を架橋したものであ
り、高温での加熱変形性および溶融・分解が著しく防止
できる。
ば、内絶縁層が、ｍp １５５℃以下の絶縁物であるか、
または融点を有しないエラストマーであり、外絶縁層
が、ｍp 又はＴg １５５℃超の有機芳香族ポリマーであ
り、シースが、ｍp １５５℃以下の絶縁物であるか、ま
たは融点を有しないエラストマーであるため、シースの
燃焼時に各線の外絶縁層が溶融一体化し（図２参照）、
この一体化された層がガスの内絶縁層への進行を遮断
し、各線の導体同士の接触、すなわち短絡を防止するこ
とができる。また、内絶縁層は、ポリエチレンの他にエ
チレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチルア
クリレート共重合体の少なくとも一種を２０−８０重量
部含有するポリオレフォン組成物を架橋したものであ
り、高温での加熱変形性および溶融・分解が著しく防止
できる。
【図１】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図２】図１に示すケーブル燃焼時の断面図。
【図３】従来のケーブルを示す断面図。
【図４】従来のケーブル燃焼時の断面図。
１ 導体 ２ 内絶縁層 ３ 外絶縁層 ４ シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 明 東京都江東区木場一丁目５番１号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 高橋 功 東京都江東区木場一丁目５番１号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 長谷川 正毅 静岡県沼津市双葉町１−９ 藤倉電線株 式会社 沼津工場内 (72)発明者 村山 元久 東京都江東区木場一丁目５番１号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−73807（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−117528（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01B 7/295 H01B 7/02
Claims (2)
- 【請求項１】 導体（１）上に直接もしくは他の絶縁物
を介して融点（ｍp）が、１５５℃以下の絶縁物である
か、または融点を有しないエラストマーである有機ポリ
マーを押出被覆した架橋内絶縁層（２）の外方に直接も
しくは他の絶縁物を介して融点（ｍp ）もしくはガラス
転移温度（Ｔg ）のいずれか一方が１５５℃を超える有
機芳香族ポリマーを被覆して外絶縁層（３）を形成する
とともに、 前記架橋内絶縁層（２）を形成する有機ポリマーを、エ
チレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン共重合
体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチル
アクリレート共重合体の少なくとも１種を２０−８０重
量部含有するポリオレフィン組成物から構成し、 さらに前記内外絶縁層（２，３）を有するものを単数本
もしくは複数本集めあるいは撚り合わせたものの外方に
直接もしくは他の絶縁物を介して融点ｍp が、１５５℃
以下の絶縁物であるか、または融点を有しないエラスト
マーである有機ポリマーと金属水酸化物を含む難燃性混
和物を押出被覆してシース（４）を形成したことを特徴
とする難燃性電気ケーブル。 - 【請求項２】 外絶縁層（３）を形成する有機芳香族ポ
リマーが、ポリエーテルケトン（ＰＥＫ）、ポリエーテ
ルエーテルケトン（ＰＥＥＫ）、ポリカーボネート（Ｐ
Ｃ）、ポリフェニレンオキサイド（ＰＰＯ）、ポリエー
テルイミド（ＰＥＩ）であることを特徴とする請求項１
又は２に記載の難燃性電気ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14805191A JP3233655B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 難燃性電気ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14805191A JP3233655B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 難燃性電気ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04349311A JPH04349311A (ja) | 1992-12-03 |
| JP3233655B2 true JP3233655B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=15444054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14805191A Expired - Lifetime JP3233655B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 難燃性電気ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3233655B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5294695B2 (ja) * | 2008-05-13 | 2013-09-18 | 東京特殊電線株式会社 | 電線およびコイル |
| JP2013187147A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Chuo Spring Co Ltd | 電気ケーブル |
| CN104795161A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-07-22 | 安徽明星电缆有限公司 | 一种海洋工程装备用电力电缆及其制备工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3365309D1 (en) * | 1982-09-15 | 1986-09-18 | Raychem Corp | Electrical insulation |
| JPS63182409U (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-24 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14805191A patent/JP3233655B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04349311A (ja) | 1992-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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