JP3233564U - 鍋蓋の摘み - Google Patents

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Abstract

【課題】把手のように重く嵩張ることなく、鍋蓋を傾斜状態に保持することができる鍋蓋の摘みを提供する。【解決手段】蓋本体LBに固定される台座10と、台座10に摺接した状態で回転可能に支持される、略楕円形状の平坦な天面21を有する摘み本体20と、摘み本体20を基本位置及びその基本位置から反転させた変容位置にそれぞれ保持する保持手段30とを備えている。台座10は、蓋本体LBのフレームfの下端縁に対して傾斜した、摘み本体20が摺接する傾斜面13を有している。基本位置及び変容位置に保持された摘み本体20は、その天面21が蓋本体LBのフレームfの下端縁に対して傾斜しており、摘み本体20が変容位置に保持された状態では、摘み本体20の天面21の蓋本体LBのフレームfの下端縁に対する傾斜角度が基本位置に保持された場合より大きくなって、摘み本体20が蓋本体LBを傾斜状態に保持する支持脚として機能する。【選択図】 図2

Description

この考案は、鍋蓋を傾けた状態に安定して保持することができる鍋蓋の摘みに関する。
例えば、図8に示す鍋蓋PLのように、鍋蓋の摘み50は平面視円形状のものが一般的であり、こういった摘み50が取り付けられた鍋蓋PLは、鍋から外したとき、図9(a)に示すように、摘み50を上にしてそのまま調理台等の上に伏せて置いたり、同図(b)に示すように、上下を反転させて摘み50を下にして調理台等の上に置いたりしている。
しかしながら、摘み50を上にしてそのまま調理台等の上に鍋蓋PLを伏せて置くと、調理中に鍋蓋PLの内面に付着した水滴や油分等がしずくになって調理台の上に垂れ落ち、調理台が濡れたり、汚れたりしてしまうといった問題がある。また、上下を反転させて摘み50を下にして鍋蓋PLを調理台等に置くと、再度、鍋に蓋をするために鍋蓋PLを持ち上げようとしても、摘み50を掴みにくく、摘み50を掴む際に熱い鍋蓋PLに手が触れてしまうといった問題がある。
こういった問題を解決するために、鍋蓋を立てて置くことができるように、支持脚として機能する鍋蓋用の把手が開発されている(特許文献1参照)。
特開2020−192294号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている把手は、図10(a)、(b)に示すように、蓋本体(プレート)LBの中心部に固定された接続部61から柄部62が斜め上に向かって蓋本体LBの径方向に伸び出しているので、把手60が嵩張って鍋蓋PLを効率よく収納することができないと共に、把手60が重くなって鍋蓋PLを取り扱いにくいといった問題がある。
そこで、この考案の課題は、把手のように重く嵩張ることなく、鍋蓋を傾斜状態に保持することができる鍋蓋の摘みを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、鍋蓋の中心部に固定される台座と、前記台座に摺接した状態で回転可能に支持される、平坦な天面を有する摘み本体と、前記台座に対して前記摘み本体を基本位置及びその基本位置から180度回転させた変容位置にそれぞれ保持する保持手段とを備え、鍋蓋に取り付けられた状態で、前記台座は、鍋蓋の下端縁に対して傾斜した、前記摘み本体が摺接する傾斜面を有しており、基本位置に保持された前記摘み本体及び変容位置に保持された前記摘み本体は、その天面が、鍋蓋の下端縁に対して、前記台座の傾斜面の最高位側から最低位側に向かって下方に傾斜しており、変容位置に保持された前記摘み本体は、基本位置に保持された前記摘み本体に比べて、鍋蓋の下端縁に対する天面の傾斜角度が大きく、平坦な天面が接地面となって鍋蓋を傾斜状態に保持する支持脚として機能することを特徴とする鍋蓋の摘みを提供するものである。
以上のように、請求項1に係る考案の鍋蓋の摘みは、基本位置に保持された摘み本体の天面及び変容位置に保持された摘み本体の天面が、鍋蓋の下端縁に対して、台座の傾斜面の最高位側から最低位側に向かって下方に傾斜しており、変容位置に保持された摘み本体は、基本位置に保持された摘み本体に比べて、鍋蓋の下端縁に対する天面の傾斜角度が大きく、平坦な天面が接地面となって鍋蓋を傾斜状態に保持する支持脚として機能するので、支持脚として機能する従来の把手のように、摘み本体を鍋蓋の径方向に大きく張り出させる必要がなく、コンパクトな摘み本体によって鍋蓋を傾斜状態に保持することができる。
この考案に係る摘みの一実施形態を取り付けた鍋蓋であって、同上の摘みを構成する摘み本体が基本位置にある状態を示す斜視図である。 (a)は図1のX−X線に沿った断面図、(b)は図1のY−Y線に沿った断面図である。 同上の摘みを取り付けた鍋蓋を上側から視た分解斜視図である。 同上の摘みを取り付けた鍋蓋を下側から視た分解斜視図である。 同上の摘みを取り付けた鍋蓋であって、同上の摘み本体が変容位置にある状態を示す斜視図である。 図5のX−X線に沿った断面図である。 同上の摘みを取り付けた鍋蓋を傾斜状態に保持した状態を示す側面図である。 従来の一般的な摘みを取り付けた鍋蓋を示す平面図である。 (a)、(b)は同上の鍋蓋の使用状態を示す側面図である。 (a)は従来の把手を取り付けた鍋蓋を示す平面図、(b)は同上の鍋蓋を立てて置いた状態を示す側面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図4はこの考案に係る摘み1を蓋本体LBに取り付けた鍋蓋PLを示している。蓋本体LBは、同図に示すように、強化ガラスによって形成された、中心部が少し高くなった扁平な平面円形状の本体部bと、この本体部bの外周縁に装着されたステンレス製のフレームfとから構成されており、本体部bの中心部には、摘み1を固定するための2本のねじ18を挿通する2つのねじ挿通孔hが形成されている。
前記摘み1は、同図に示すように、蓋本体LBの中心部に固定される台座10と、この台座10に摺接した状態で回転可能に支持される、略楕円形状の平坦な天面21を有する摘み本体20と、台座10に対して摘み本体20を基本位置及びその基本位置から180度回転させた変容位置にそれぞれ保持する保持手段30とを備えている。
前記台座10は、図1〜図4に示すように、蓋本体LBの本体部bの2つのねじ挿通孔hに挿通された2本のねじ18によって蓋本体LBに固定される台座本体11と、この台座本体11に摘み本体20を回転可能に取り付ける取付部材16及びねじ17とを備えている。
前記台座本体11は、図2〜図4に示すように、底面に形成された2つのねじ孔12と、蓋本体LBに固定された状態でそのフレームfの下端縁に対して傾斜した、摘み本体20が摺接する楕円形状の傾斜面13と、この傾斜面13に直交する方向に底面側から形成された円形凹部14と、この円形凹部14を傾斜面13側に開放する、円形凹部14と同心円上の円形凹部14の内径より小径の円形穴15とを有しており、蓋本体LBの本体部bのねじ挿通孔hに挿通された2本のねじ18がねじ孔12にそれぞれねじ込まれることで、台座本体11が蓋本体LBに固定されるようになっている。
前記取付部材16は、台座本体11の円形凹部14に回転可能に嵌入される大径部16aと、この大径部16aに連設された、台座本体11の円形穴15に入り込んで台座本体11の傾斜面13から突出する小径部16bと、回転中心において大径部16a及び小径部16bを上下方向に貫通するねじ挿通孔16cとを有しており、このねじ挿通孔16cには、大径部16a側からワッシャを介してねじ17が挿通されるようになっている。
前記摘み本体20は、図1〜図4に示すように、基本位置に保持された状態で、その天面21が、蓋本体LBのフレームfの下端縁に対して、台座本体11の傾斜面13の最高位側から最低位側に向かって、16.5度の傾斜角度で下方に傾斜しており、台座本体11の傾斜面13に摺接する底面22は、その外縁が傾斜面13の外縁に一致する楕円形状を有している。
前記底面22には、その中央部に取付部材16の小径部16bが嵌入する円形凹部23が形成されていると共に、その円形凹部23を挟んで短径方向に前記保持手段30の構成要素である後述するコイルばね31を収容する2つのばね収容凹部25がそれぞれ形成されており、円形凹部23の上部には、台座10のねじ17がねじ込まれるねじ孔24が形成されている。
従って、図2(a)、(b)に示すように、取付部材16を台座本体11の円形凹部14に嵌入することによって台座本体11の傾斜面13から突出させた小径部16bの先端部を摘み本体20の円形凹部23に嵌入した状態で、取付部材16のねじ挿通孔16cに大径部16a側からワッシャを介して挿通したねじ17を摘み本体20のねじ孔24にねじ込むと、摘み本体20の底面22が台座本体11の傾斜面13に摺接した状態で、摘み本体20が台座本体11に回転可能に取り付けられる。
前記保持手段30は、図2〜図4に示すように、摘み本体20のばね収容凹部25に収容された、圧縮状態のコイルばね31及びこのコイルばね31によって下方側に付勢されるボール32と、このボール32が嵌合する、台座本体11の楕円形状の傾斜面13における短径方向に形成された2つの嵌合凹部33とから構成されており、台座10に対する摘み本体20の基本位置及び変容位置において、下方側に付勢されたボール32が嵌合凹部33に嵌合し、これによって、摘み本体20が基本位置及び変容位置に保持されるようになっている。
以上のように構成された摘み1は、摘み本体20を基本位置から180度回転させた変容位置に保持した状態では、図5及び図6に示すように、その天面21が、蓋本体LBのフレームfの下端縁に対して、台座本体11の傾斜面13の最高位側から最低位側に向かって、27.5度の傾斜角度で下方に傾斜しており、摘み本体20の天面21の蓋本体LBのフレームfの下端縁に対する傾斜角度が、基本位置に保持された状態に比べて大きくなっている。
鍋本体PBに蓋をしたり、蓋を開けたりする際は、台座10に対して摘み本体20を基本位置に保持した状態で、摘み本体20を掴んで鍋蓋PLを取り扱えばよく、鍋本体から外した鍋蓋PLを調理台等の上に置く際は、基本位置に保持された摘み本体20を反転させて変容位置に保持すると、上述したように、摘み本体20の天面21の蓋本体LBのフレームfの下端縁に対する傾斜角度が基本位置に保持した場合より大きくなるので、図7に示すように、摘み本体20の天面21が接地するように、鍋蓋PLを調理台等の上に置くと、蓋本体LBを適度に傾斜した状態に保持することができる。よって、蓋本体LBの内面に付着した水滴や油分等がしずくになって調理台の上に垂れ落ちることがなく、鍋本体に蓋をするために鍋蓋PLを持ち上げる際も、摘み本体20を掴み易く、摘み本体20を掴む際に熱くなった蓋本体LBに手が触れることもない。
また、この鍋蓋の摘み1は、支持脚として機能する従来の把手のように、摘み本体20が蓋本体LBの径方向に大きく張り出していないので、鍋蓋PLを効率よく収納することができると共に、摘み1が軽量で鍋蓋PLを取り扱いやすい。
なお、上述した実施形態では、摘み本体20の天面21が略楕円形状を有しているが、これに限定されるものではなく、摘み本体の天面は、円形状や略多角形状であってもよい。ただし、摘み本体は、蓋本体の中心から径方向に大きく張り出すものであってはならないことはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、摘み本体20の天面21の蓋本体LBのフレームfの下端縁に対する傾斜角度が、基本位置に保持された状態で16.5度に、変容位置に保持された状態で27.5度になるように設定されているが、これに限定されるものではなく、蓋本体LBを適度に傾斜した状態に安定して保持することができるのであれば、これらの傾斜角度を適宜変更することは可能で ある。
この考案は、フライパンや鍋等の調理容器の蓋の摘みとして利用することができる。
1 摘み
10 台座
11 台座本体
12 ねじ孔
13 傾斜面
14 円形凹部
15 円形穴
16 取付部材
16a 大径部
16b 小径部
16c ねじ挿通孔
17 ねじ
18 ねじ
20 摘み本体
21 天面
22 底面
23 円形凹部
24 ねじ孔
25 ばね収容凹部
30 保持手段
31 コイルばね
32 ボール
33 嵌合凹部
PL 鍋蓋
LB 蓋本体
b 本体部
f フレーム
h ねじ挿通孔

Claims (1)

  1. 鍋蓋の中心部に固定される台座と、
    前記台座に摺接した状態で回転可能に支持される、平坦な天面を有する摘み本体と、
    前記台座に対して前記摘み本体を基本位置及びその基本位置から180度回転させた変容位置にそれぞれ保持する保持手段と
    を備え、
    鍋蓋に取り付けられた状態で、
    前記台座は、鍋蓋の下端縁に対して傾斜した、前記摘み本体が摺接する傾斜面を有しており、
    基本位置に保持された前記摘み本体及び変容位置に保持された前記摘み本体は、その天面が、鍋蓋の下端縁に対して、前記台座の傾斜面の最高位側から最低位側に向かって下方に傾斜しており、
    変容位置に保持された前記摘み本体は、基本位置に保持された前記摘み本体に比べて、鍋蓋の下端縁に対する天面の傾斜角度が大きく、平坦な天面が接地面となって鍋蓋を傾斜状態に保持する支持脚として機能することを特徴とする鍋蓋の摘み。
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