JP3233557B2 - 半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置 - Google Patents

半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置

Info

Publication number
JP3233557B2
JP3233557B2 JP18605195A JP18605195A JP3233557B2 JP 3233557 B2 JP3233557 B2 JP 3233557B2 JP 18605195 A JP18605195 A JP 18605195A JP 18605195 A JP18605195 A JP 18605195A JP 3233557 B2 JP3233557 B2 JP 3233557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
threshold
integrated circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18605195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0933618A (ja
Inventor
雅之 永廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP18605195A priority Critical patent/JP3233557B2/ja
Priority to US08/670,492 priority patent/US5970074A/en
Publication of JPH0933618A publication Critical patent/JPH0933618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3233557B2 publication Critical patent/JP3233557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュミット回路な
どの状態遷移回路を入力側に備えるCMOSなどの半導
体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体集積回路の入力側に
は、ノイズ対策などのためにシュミット回路が設けられ
ていることがある。シュミット回路は、シュミットトリ
ガ回路とも呼ばれ、入力電圧に対する出力電圧の応答特
性にヒステリシス特性を有しており、低電圧側から高電
圧側へ入力電圧が変化するときと、高電圧側から低電圧
側へ入力電圧が変化するときとでは閾値が異なる。入力
電圧が低電圧側から高電圧側へ変化するときに、一旦閾
値を超えると、次に高電圧側から低電圧側へ変化すると
きの閾値はヒステリシス分だけ低くなる。一旦閾値を超
えて状態遷移を起こした後では、より低電圧側に入力電
圧が変化しない限り状態遷移が起こらないので、ノイズ
などが入力電圧に含まれていても、ノイズによる状態遷
移が起こりにくい。ヒステリシスによる閾値の差が大き
いほど、その耐ノイズ性は強くなる。しかしながら、そ
のようなシュミット回路の出力は、半導体集積回路内部
に接続され、外部からは直接観測することができない構
成となっている。このため、ヒステリシス特性幅測定
は、容易ではない。
【0003】従来からのヒステリシス特性幅測定には、
特開昭63−308364号公報に開示されているよう
な半導体集積回路にテスト容易化回路を内蔵する方法
や、入力レベルを一定電圧幅でわずかずつ変化させなが
ら機能テストを行い、良否判定結果から間接的にヒステ
リシス特性を測定する方法などが用いられている。しか
しながら、テスト容易化回路を内蔵する方法では、半導
体集積回路のチップ面積が増加し、半導体集積回路とし
てのデバイスのコストが上昇する。また、ゲートアレイ
などのユーザによる仕様変更の余地の大きな半導体集積
回路は、ゲート数の制限からテスト容易化回路を導入す
ることができない場合もあり得る。また、機能テストに
よって間接的にその特性を測定する方法では、機能テス
トを複数回実行する必要があり、テストに要する時間も
長くなってしまう。このため、テスト処理効率の低下な
らびにテストに要するコストの上昇を招く。
【0004】上述のような問題点を回避するための先行
技術として、たとえば特開昭63−238474号公報
には、シュミット回路の入力電圧をスイープさせて時間
的にレベル変化させながら電源電流をモニタし、所定の
閾値との大小を比較して、所定の閾値以上になるような
入力電圧をヒステリシス特性を示す閾値として検出し、
シュミット回路の動作状態の判定を行う方法が開示され
ている。この先行技術によれば、テスト容易化回路など
は不要であり、かつ機能テストを用いずに直流電流測定
機能のみでシュミット回路の特性測定が可能となる。し
かしながら、電源電流を測定してその測定値を閾値と大
小比較する動作を繰返して実行する必要があり、依然と
してテスト時間は長く必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来技術による閾値特性測定においては、特開昭63−
308364号公報などに示されているテスト容易化回
路導入に伴うチップコストの上昇、あるいは特開昭63
−238474などで行われているような直流テストに
よるテスト時間の増大など、いずれの方法も問題点を有
する。
【0006】本発明の目的は、半導体集積回路内に特別
の回路を設ける必要はなく、測定に要する時間を短縮す
ることができる半導体集積回路の閾値特性測定方法およ
び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号電圧
が閾値を基準として上下いずれかであるかに従って、動
作状態が遷移する入力回路を備える半導体集積回路の閾
値特性を測定するための方法において、入力信号とし
て、閾値として予想される電圧よりも一方側に充分離れ
た予め定める基準電圧と、基準電圧から閾値として予想
される電圧側に向かう変化分だけ異なるピーク電圧とを
有するクロック信号を繰返して与え、クロック信号のピ
ーク電圧を、予め定める変化分ずつ順次的に変化させ、
半導体集積回路に電源から供給される電流が予め定める
範囲を超えて変化するときのピーク電圧を、閾値として
測定することを特徴とする半導体集積回路の閾値特性測
定方法である。本発明に従えば、半導体集積回路には、
閾値として予想される電圧よりも上下の一方側に充分離
れた予め定める基準電圧と、基準電圧から閾値として予
想される電圧側に向かう変化分だけ異なるピーク電圧と
を有するクロック信号を繰返して与える。クロック信号
のピーク電圧は、予め定める変化分ずつ順次的に変化さ
せる。ピーク電圧が閾値の他方側に変化するようになる
と、半導体集積回路内の入力回路が状態遷移を起こし、
状態遷移に伴って電源電流に大きな変化が発生する。こ
の電源電流の変化を生じたときのピーク電圧を閾値とし
て測定するので、半導体集積回路側には測定を容易にす
るための回路を特に付加しないでも、閾値特性を迅速に
測定することができる。
【0008】本発明で、前記閾値は、入力信号電圧が高
電圧側から低電圧側へ変化するときと、低電圧側から高
電圧側へ変化するときとで電圧が異なるヒステリシス特
性を有し、前記クロック信号を、高電圧側または低電圧
側のうちのいずれか一方側を基準電圧として、ピーク電
圧を他方側に変化させて第1の閾値を測定し、高電圧側
または低電圧側のうちの前記他方側を基準電圧として、
ピーク電圧を前記一方側へ変化させて第2の閾値を測定
することを特徴とする。本発明に従えば、ヒステリシス
特性を有する入力回路の2つの閾値を、クロック信号の
基準電圧に対するピーク電圧を順次的に変化させたとき
の電源電流の変化から容易に測定することができる。
【0009】また本発明で、前記半導体集積回路は、シ
ュミット回路を含むことを特徴とする。本発明に従え
ば、半導体集積回路はシュミット回路を含み、ヒステリ
シス特性を示す閾値を入力信号電圧が超えるときの状態
遷移が電源電流の変化に反映されるので、閾値特性を迅
速かつ正確に測定することができる。
【0010】また本発明で、前記半導体集積回路は、C
MOS型大規模集積回路であることを特徴とする。本発
明に従えば、半導体集積回路は、CMOS型大規模集積
回路であるので、状態遷移を生じていないときの電源電
流は極めてわずかである。状態遷移時のみ大きな電源電
流が流れるので、閾値の検出を容易に行うことができ
る。
【0011】また本発明は、前記入力信号として与える
クロック信号の変化を、予め定めるテストパターンに従
って行い、閾値の測定をファンクションテストの一環と
して行うことを特徴とする。本発明に従えば、閾値特性
の測定をファンクションテストの一環として行うことが
できるので、半導体集積回路の他のテスト項目と同時に
効率的に閾値特性を測定することができる。
【0012】さらに本発明は、入力信号電圧が閾値を基
準として上下いずれかであるかに従って、動作状態が遷
移する入力回路を備える半導体集積回路の閾値特性を測
定するための装置において、半導体集積回路に与える入
力信号として、閾値として予想される電圧よりも一方側
に充分離れた予め定める基準電圧と、基準電圧から閾値
として予想される電圧側に向かう変化分だけ異なるピー
ク電圧との間を振幅とするクロック信号を繰返して発生
し、クロック信号のピーク電圧を、予め定める変化分ず
つ順次的に変化させる信号発生手段と、半導体集積回路
に供給する電源電流の変化を検出する変化検出手段と、
変化検出手段からの出力に応答し、電源電流の変化が予
め定める範囲を超えるとき、信号発生手段から発生され
る入力信号のピーク電圧を閾値として測定する測定手段
とを含むことを特徴とする半導体集積回路の閾値特性測
定装置である。本発明に従えば、半導体集積回路の入力
信号として、信号発生手段からのクロック信号を与え、
半導体集積回路の電源電流の変化を変化検出手段によっ
て検出する。測定手段は、電源電流の変化が予め定める
範囲を超えたときのクロック信号のピーク電圧から半導
体集積回路の閾値を測定する。ピーク電圧が順次的に変
化するクロック信号に応答して閾値を測定することがで
きるので、半導体集積回路側には測定を容易にするため
の構成を付加する必要はなく、迅速な測定が可能とな
る。
【0013】さらにまた本発明の前記信号発生手段は、
外部から入力されるデジタル信号を直流電圧に変換する
第1および第2のデジタル/アナログ変換回路と、第1
および第2デジタル/アナログ変換回路から出力される
直流電圧間を振幅とするクロック信号を発生するクロッ
ク発生回路とを含み、前記測定手段は、第1および第2
デジタル/アナログ変換回路の一方に前記基準電圧とな
る一定電圧に対応するデジタル信号を与え、他方に前記
ピーク電圧となる順次的に変化する電圧に対応するデジ
タル信号を与え、前記変化検出手段が検出する電源電流
の変化が予め定める範囲を超えるときのピーク電圧を閾
値として測定することを特徴とする。本発明に従えば、
信号発生手段には第1および第2デジタル/アナログ変
換回路が含まれ、第1および第2デジタル/アナログ変
換回路の出力電圧間を振幅とするクロック信号が、クロ
ック発生回路から発生される。測定手段は、第1および
第2デジタル/アナログ変換回路の一方には一定電圧の
基準電圧に保つデジタル信号を与え、他方にはピーク電
圧となるような順次的に変化する電圧に対応するデジタ
ル信号を与えるので、変化検出手段からの出力によって
電源電圧が変化したときのピーク電圧を容易に求めるこ
とができる。基準電圧として設定するデジタル/アナロ
グ変換回路を交替させ、基準電圧を閾値として予測され
る電圧に対して異なる方向の電圧に設定すれば、ヒステ
リシス特性を有する閾値を容易に検出することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よる閾値測定装置の概略的な電気的構成を示す。本実施
の形態では、テスト装置1を用いるファンクションテス
トの一環として、検査対象の半導体集積回路(Device U
nder Test 以下、「DUT」と略称する)2の入力側の
閾値特性を測定する。DUT2の入力信号は、信号発生
装置3によって発生される。DUT2では、変化検出装
置4を介してテスト装置1の電源回路10から電源電流
が供給される。テスト装置1には、ドライバ回路11,
12,13,14、コンパレータ回路15および制御回
路16が含まれる。DUT2は、入力側にシュミット回
路21を有し、その出力は内部論理回路22に与えら
れ、直接DUT外部から監視することはできない。
【0015】信号発生装置3内には、2つのデジタル/
アナログ変換(以下、「DAC」と略称する)回路3
1,32およびドライバ回路33が含まれる。ドライバ
回路33は、DAC回路31,32の出力電圧間で振幅
が変化するクロック信号を導出し、DUT2のシュミッ
ト回路21の入力側に与える。変化検出装置4には、テ
スト装置1の電源回路10と、DUT2の電源端子との
間に接続される抵抗41が含まれる。抵抗41に対して
並列に位相補償用のコンデンサ42が接続される。DU
T2に流れる電源電流によって、抵抗41の両端に電圧
が発生し、この電圧は差動アンプ回路43によって接地
(GND)電圧基準で出力される。差動アンプ回路43
の出力電圧は、コンパレータ回路44によって基準電圧
レベルVrefと比較され、その出力がアンプ回路45
によってα倍に増幅される。アンプ回路45の出力は、
RSフリップフロップなどで実現されるラッチ回路46
のセット入力端子Sに接続される。
【0016】テスト装置1のドライバ回路11からの出
力は、ラッチ回路46のリセット入力端子Rに与えられ
る。ドライバ回路12からの出力は、第1のDAC回路
31に与えられる。ドライバ回路13からの出力は、第
2のDAC回路32に与えられる。ドライバ回路14か
らの出力は、ドライバ回路33の入力側に与えられる。
コンパレータ回路15には、ラッチ回路46からの出力
が入力される。テスト装置1内の制御回路16は、ラッ
チ回路46を一旦リセットした後、信号発生装置3内の
DAC回路31,32に予め設定されるテストパターン
に従ったデジタル信号を与え、ドライバ回路33へは、
シュミット回路21に与えるクロック信号の基になる振
幅値が一定の範囲で変化するクロック信号を供給する。
DAC回路31からの出力は、ドライバ回路33から出
力されるクロック信号のハイレベル側振幅の電圧VIH
Cを決定し、DAC回路32からの出力は、ドライバ回
路33から出力されるクロック信号のローレベルの電圧
VILCを決定する。ドライバ回路33は、レベルシフ
ト機能を有し、出力するクロック信号のレベルを供給さ
れる電圧に応じて変化させることができる。
【0017】図2は、図1のシュミット回路21のヒス
テリシス特性を示す。図2(1)は入力レベルと出力レ
ベルとの関係を示し、図2(2)は図2(1)の関係を
測定するための概略的な電気的構成を示す。シュミット
回路21の入力レベルを、予め閾値と予想される電圧値
よりも充分に低い電圧値のAの状態から増大させていく
と、Bの状態を超えて入力電圧がVTH1になるとき
に、ローレベルであった出力レベルは急激に増加してC
のハイレベルの状態に至る。このとき、状態遷移の閾値
は、VTH2に下がる。したがって、入力レベルをC点
に対応する状態からB点に対応する電圧を超えてD点に
相当する電圧まで下げ、さらに新たな閾値VTH2まで
低下させなければ出力レベルがハイレベルの状態を続け
る。第2の閾値VTH2よりも入力レベルが低下する
と、出力レベルは急激に落込み、A点で表されるローレ
ベルの状態となる。
【0018】図3は、図1のテスト装置1の動作を示
す。ステップa1から動作を開始し、ステップa2では
1回目のファンクションテスト1の初期設定が行われ
る。初期設定では、カウント数M1を500、電源電圧
VDDを5.00V、ハイレベルのクロック電圧VIH
Cを0.00V、ローレベルのクロック電圧VILCを
0.00Vとし、またラッチ回路46をリセットする。
次に、ステップa10のファンクションテスト1とし
て、ステップa11でDUT2に1クロック分の入力信
号を与え、ステップa12でラッチ回路46からの出力
をコンパレータ回路15で比較し、ハイレベルになって
いるか否かを判断する。ハイレベルになっていないとき
には、ステップa13でカウンタM1の値を1つだけ減
少させ、ステップa14に移る。ステップa14では、
カウンタM1の値が0になっているか否かを判断する。
0になっていないときには、ステップa15でハイレベ
ル側のクロック信号の電圧VIHCを0.01Vだけ増
加させ、ステップa11に戻る。ステップa14でカウ
ンタM1の値が0になっているときには、DUT2は状
態遷移を起こさないので、不良であると判断される。ス
テップa12でラッチ信号がハイレベルと判断されたと
きには、そのときのクロック信号によってDUT2が状
態遷移を起こしたと判断され、ステップa16に移る。
ステップa16では、第1の閾値VTH1として(50
0−M1)×0.01Vを得る。
【0019】次に、ステップa17で、2回目のファン
クションテスト2に対する初期設定を行う。先ず、カウ
ンタ値M2を500とし、電源電圧VDDを5.00V
とし、クロック信号のハイレベル電圧VIHCおよびロ
ーレベル電圧VILCをともに5.00Vとし、ラッチ
回路46をリセットする。次に、ステップa20で、2
回目のファンクションテスト2を行う。先ず、ステップ
a21で1クロック分の入力信号をDUT2に与え、ス
テップa22でラッチ回路46からの信号がハイレベル
になっているか否かを判断する。ハイレベルになってい
ないときには、ステップa23でカウンタ値M2を1だ
け減少させ、ステップa24でM2の値が0になってい
るか否かを判断する。0になっていなければ、ステップ
a25でクロック信号のローレベル電圧VILCを0.
01Vだけ減少させ、ステップa21に戻る。ステップ
a24でカウント値M2が0となっているときには、D
UT2に状態遷移が発生せず、不良であると判断する。
ステップa22でラッチ信号がハイレベルであると、D
UT2は状態遷移を生じていると判断され、ステップa
26で第2の閾値VTH2に対して、カウント値M2×
0.01Vを与える。次に、ステップa27で、閾値の
差ΔVTHとして、第1の閾値VTH1から第2の閾値
VTH2を差引いた値を得る。これによって、ステップ
a29で動作を終了する。
【0020】図4は、図3のステップa10におけるフ
ァンクションテスト1での動作タイミングを示す。DU
T2の入力信号は、0.00Vを基準電圧としてテスト
ステップ毎に0.01Vだけピーク電圧が増加するパル
ス信号となる。テストステップNまでは、ピーク電圧が
第1の閾値VTH1に達せず、シュミット回路21は状
態遷移を起こさないので、ラッチ回路46のセット入力
端子Sに入力される信号はほとんど発生しない。テスト
ステップN+1でクロック信号のピーク電圧が閾値VT
H1を超えるようになるので、シュミット回路21の状
態遷移に基づく大きな電源電流が流れ、抵抗41の電圧
降下として検出されてラッチ回路46のセット入力端子
Sにもその入力反転レベルを超える入力信号が与えら
れ、初期設定でリセットされているラッチ回路46の出
力レベルがハイレベルに変化する。ラッチ回路46の出
力レベルは、コンパレータ回路15に与えるテストタイ
ミングのストローブポイントで判断され、テストステッ
プN+1で閾値VTH1を超えることが確認される。
【0021】図5は、図3のステップa20におけるフ
ァンクションテスト2での信号波形を示す。DUT2の
入力信号として与えるクロック信号は5.00Vを基準
電圧とし、0.00V側に0.01Vずつステップ毎に
ピーク電圧が減少する繰返し信号である。ピーク電圧が
閾値VTH2を超えている範囲では、シュミット回路2
1の状態遷移が生じないので、DUT2に流れる電流は
ほとんど変化せず、抵抗41によって検出され、ラッチ
回路46のセット入力端子Sに与えられる入力信号の変
化はほとんど生じない。クロック信号のピーク電圧が閾
値VTH2よりも小さくなるテストステップM+1で
は、シュミット回路21の状態遷移によって多くの電源
電流が流れ、抵抗41によって検出されてラッチ回路4
6のセット入力端子Sに与えられる入力信号もラッチ回
路46の入力反転レベルを超えるようになる。これによ
って、テストステップM+1以降は、ラッチ回路46の
出力は初期設定でリセットされてローレベルとなってい
る状態からハイレベルに変化する。ラッチ回路46の出
力レベルは、コンパレータ回路15で図に示すテストタ
イミングで制御回路16によって検知される。
【0022】DUT2がCMOS型半導体集積回路で構
成されているときには、電源電圧VDD=5.00Vの
とき、状態遷移が生じていなければ、数μmA程度の電
流しか流れない。シュミット回路21が状態遷移を起こ
せば、トランジスタ1個分の貫通電流として数100μ
A〜1mA程度の電流が流れる。抵抗41として、たと
えば100Ω程度を挿入しておけば、抵抗41による電
源電圧の低下をほとんど無視することができ、かつ電源
電流の変化を充分に検出することができる。なお、DU
T2としてCMOS型大規模集積回路の場合が最も測定
が容易であるけれども、他の形式のMOS型半導体集積
回路や、バイポーラ半導体集積回路であっても、状態遷
移が生じるときは生じないときと比較して電源電流に変
化が発生するので、これを検出することによって閾値特
性の変化を測定することができる。
【0023】図6は、特開昭63−238474に開示
されている先行技術に従って閾値測定を行う場合を想定
した動作を示す。ステップb1から動作を開始し、ステ
ップb2ではシュミット回路の電源電圧VDDを5.0
0V、シュミット回路の入力電圧VINを0.00Vに
初期設定する。ステップb3では、VINとVDDとが
等しくなっているか否かを判断する。等しくなっていな
いときにはステップb4で、シュミット回路の電源電流
IDDが閾値Ith以上となっているか否かを判断す
る。IDDがIth未満のときには、ステップb5でV
INを0.01Vだけ増加させ、ステップb3に戻る。
ステップb3でVINとVDDとが等しくなっていると
きには、シュミット回路には状態遷移が発生しておら
ず、不良であると判断される。ステップb4で、電源電
流IDDが閾値Ith以上となると判断されるときに
は、シュミット回路に状態遷移が生じていると判断さ
れ、ステップb7でそのときの入力電圧VINを閾値V
TH1と置く。
【0024】次に、ステップb10では、シュミット回
路の入力電圧VINが電源電圧VDDに等しいと初期化
する。次に、ステップb11では、入力電圧VINが
0.00Vになっているか否かを判断する。なっていな
いときには、ステップb12で電源電流IDDが閾値I
th以上であるか否かを判断する。IDDがIth未満
であるときには、ステップb13でVINの値を0.0
1Vだけ減少させ、ステップb11に戻る。ステップb
11で、VINが0.00Vとなっているときには、入
力電圧を下げていっても状態遷移がシュミット回路に生
じないので不良と判断する。ステップb12で、電源電
流IDDが閾値Ith以上となっていると判断されると
きには、ステップb15でそのときの入力電圧VINを
閾値VTHに代入する。次に、ステップb16で閾値V
TH1と閾値VTH2との差ΔVTHを求め、ステップ
b17で動作を終了する。
【0025】図6の測定は、DCテストとして行われる
ので、入力電圧が0.01Vずつ増加したときに判定に
要する時間は、約3ms必要となる。これに対して本実
施の形態では、図3の動作で1ステップ当り0.04m
s程度のクロック周期とすれば充分に閾値を検出するこ
とができ、動作速度の大幅な向上を図ることができる。
【0026】図4および図5では、各テストステップで
基準電圧からピーク電圧にパルス状に変化するクロック
信号を入力信号として与えているけれども、各テストス
テップの期間を通してピーク電圧のレベルに保たれる階
段状の波形の入力信号を用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、測定の対
象となる半導体集積回路には、何ら測定を容易にするた
めの回路構成を付加する必要はなく、しかも迅速に閾値
特性を測定することができる。
【0028】また本発明によれば、ヒステリシス特性を
有する半導体集積回路の入力電圧の閾値を、半導体集積
回路側には特別な回路を付加しないで、しかも迅速に測
定することができる。
【0029】また本発明によれば、シュミット回路を含
む半導体集積回路のシュミット回路自体の出力を直接測
定することができないときであっても、電源電圧の変化
として、閾値に対応する振幅のクロック信号が与えられ
て生じる状態遷移を有効に判断することができる。
【0030】また本発明によれば、CMOS型大規模集
積回路内に含まれる入力回路の閾値を、CMOS型大規
模集積回路では状態遷移を生じるときにのみ大電流が流
れることを利用して、入力電圧が閾値に到達する時点を
精度よく判断することができる。
【0031】さらにまた本発明によれば、2つのデジタ
ル/アナログ変換回路によって発生される電圧間で振幅
が変化するクロック信号を与えて、ヒステリシス特性を
有する閾値を、それぞれ確実に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態による閾値特性測定装置
の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の閾値特性測定装置によって測定されるヒ
ステリシス特性のグラフおよびシュミット回路の概略的
な構成を示すブロック図である。
【図3】図1のテスト装置の動作を示すフローチャート
である。
【図4】図3に示すファンクションテスト1の際に発生
する信号を示すタイムチャートである。
【図5】図3に示すファンクションテスト2の際に発生
する信号を示すタイムチャートである。
【図6】先行技術による閾値特性測定の際の動作を想定
して示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テスト装置 2 DUT 3 信号発生装置 4 変化検出装置 10 電源回路 11〜14,33 ドライバ回路 15,44 コンパレータ回路 16 制御回路 21 シュミット回路 22 内部論理回路 31,32 DAC回路 41 抵抗 43 差動アンプ回路 46 ラッチ回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号電圧が閾値を基準として上下い
    ずれかであるかに従って、動作状態が遷移する入力回路
    を備える半導体集積回路の閾値特性を測定するための方
    法において、 入力信号として、閾値として予想される電圧よりも一方
    側に充分離れた予め定める基準電圧と、基準電圧から閾
    値として予想される電圧側に向かう変化分だけ異なるピ
    ーク電圧とを有するクロック信号を繰返して与え、 クロック信号のピーク電圧を、予め定める変化分ずつ順
    次的に変化させ、 半導体集積回路に電源から供給される電流が予め定める
    範囲を超えて変化するときのピーク電圧を、閾値として
    測定することを特徴とする半導体集積回路の閾値特性測
    定方法。
  2. 【請求項2】 前記閾値は、入力信号電圧が高電圧側か
    ら低電圧側へ変化するときと、低電圧側から高電圧側へ
    変化するときとで電圧が異なるヒステリシス特性を有
    し、 前記クロック信号を、高電圧側または低電圧側のうちの
    いずれか一方側を基準電圧として、ピーク電圧を他方側
    に変化させて第1の閾値を測定し、高電圧側または低電
    圧側のうちの前記他方側を基準電圧として、ピーク電圧
    を前記一方側へ変化させて第2の閾値を測定することを
    特徴とする請求項1記載の半導体集積回路の閾値特性測
    定方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体集積回路は、シュミット回路
    を含むことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路
    の閾値特性測定方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体集積回路は、CMOS型大規
    模集積回路であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の半導体集積回路の閾値特性測定方法。
  5. 【請求項5】 前記入力信号として与えるクロック信号
    の変化を、予め定めるテストパターンに従って行い、閾
    値の測定をファンクションテストの一環として行うこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体集
    積回路の閾値特性測定方法。
  6. 【請求項6】 入力信号電圧が閾値を基準として上下い
    ずれかであるかに従って、動作状態が遷移する入力回路
    を備える半導体集積回路の閾値特性を測定するための装
    置において、 半導体集積回路に与える入力信号として、閾値として予
    想される電圧よりも一方側に充分離れた予め定める基準
    電圧と、基準電圧から閾値として予想される電圧側に向
    かう変化分だけ異なるピーク電圧との間を振幅とするク
    ロック信号を繰返して発生し、クロック信号のピーク電
    圧を、予め定める変化分ずつ順次的に変化させる信号発
    生手段と、 半導体集積回路に供給する電源電流の変化を検出する変
    化検出手段と、 変化検出手段からの出力に応答し、電源電流の変化が予
    め定める範囲を超えるとき、信号発生手段から発生され
    る入力信号のピーク電圧を閾値として測定する測定手段
    とを含むことを特徴とする半導体集積回路の閾値特性測
    定装置。
  7. 【請求項7】 前記信号発生手段は、外部から入力され
    るデジタル信号を直流電圧に変換する第1および第2の
    デジタル/アナログ変換回路と、 第1および第2デジタル/アナログ変換回路から出力さ
    れる直流電圧間を振幅とするクロック信号を発生するク
    ロック発生回路とを含み、 前記測定手段は、第1および第2デジタル/アナログ変
    換回路の一方に前記基準電圧となる一定電圧に対応する
    デジタル信号を与え、他方に前記ピーク電圧となる順次
    的に変化する電圧に対応するデジタル信号を与え、前記
    変化検出手段が検出する電源電流の変化が予め定める範
    囲を超えるときのピーク電圧を閾値として測定すること
    を特徴とする請求項6記載の半導体集積回路の閾値特性
    測定装置。
JP18605195A 1995-07-21 1995-07-21 半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置 Expired - Fee Related JP3233557B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18605195A JP3233557B2 (ja) 1995-07-21 1995-07-21 半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置
US08/670,492 US5970074A (en) 1995-07-21 1996-06-27 Method and apparatus for measuring threshold characteristic of semiconductor integrated circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18605195A JP3233557B2 (ja) 1995-07-21 1995-07-21 半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0933618A JPH0933618A (ja) 1997-02-07
JP3233557B2 true JP3233557B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=16181544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18605195A Expired - Fee Related JP3233557B2 (ja) 1995-07-21 1995-07-21 半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5970074A (ja)
JP (1) JP3233557B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103048495A (zh) * 2013-01-08 2013-04-17 中国科学院微电子研究所 一种数字集成电路测试总线接口

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6281699B1 (en) * 2000-03-15 2001-08-28 Teradyne, Inc. Detector with common mode comparator for automatic test equipment
US8120380B2 (en) * 2000-03-30 2012-02-21 Seagate Technology Llc Comprehensive application power tester
AU2002348846A1 (en) 2001-11-26 2003-06-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Test machine for testing an integrated circuit with a comparator
US6617890B1 (en) * 2002-03-22 2003-09-09 Intel Corporation Measuring power supply stability
US6742132B2 (en) * 2002-04-04 2004-05-25 The Regents Of The University Of Michigan Method and apparatus for generating a clock signal having a driven oscillator circuit formed with energy storage characteristics of a memory storage device
KR20050069329A (ko) * 2003-12-31 2005-07-05 동부아남반도체 주식회사 기울기 분석 방법을 이용한 문턱전압 측정방법
US7973565B2 (en) * 2007-05-23 2011-07-05 Cyclos Semiconductor, Inc. Resonant clock and interconnect architecture for digital devices with multiple clock networks
US7903008B2 (en) * 2007-11-08 2011-03-08 National Instruments Corporation Source-measure unit based on digital control loop
WO2011046977A2 (en) * 2009-10-12 2011-04-21 Cyclos Semiconductor, Inc. Architecture for controlling clock characteristics
US8553469B2 (en) * 2011-04-06 2013-10-08 Dell Products L.P. Memory buffer for buffer-on-board applications
US8653840B2 (en) * 2011-06-06 2014-02-18 National Instruments Corporation Fast current saturation recovery for a digital source measure unit (SMU)
US8797025B2 (en) 2011-06-06 2014-08-05 National Instruments Corporation Compensation methods for digital source-measure-units (SMUs)
US8456338B2 (en) 2011-06-06 2013-06-04 National Instruments Corporation Compliance methods for source measure units operating with digital control loops
US8604765B2 (en) 2011-06-06 2013-12-10 National Instruments Corporation Resistance simulation and common mode rejection for digital source-measure units
EP2568769A1 (en) * 2011-09-12 2013-03-13 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Electrical device and power grid system
US9690358B2 (en) * 2015-02-11 2017-06-27 Dell Products, Lp Method and apparatus for system control of a central processing unit (CPU) maximum power detector
US10242955B2 (en) * 2016-08-29 2019-03-26 Nxp Usa, Inc. Active tamper detection circuit with bypass detection and method therefor
US11500016B2 (en) * 2020-12-07 2022-11-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. Circuit screening system and circuit screening method

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2485284A1 (fr) * 1980-04-10 1981-12-24 Ibm France Circuit de detection de courant de defaut
US4503538A (en) * 1981-09-04 1985-03-05 Robert Bosch Gmbh Method and system to recognize change in the storage characteristics of a programmable memory
US4488106A (en) * 1982-07-01 1984-12-11 Alan Chernotsky Resettable power limiting apparatus
JPS63308364A (ja) * 1987-06-10 1988-12-15 Nec Corp 半導体集積回路
US5262683A (en) * 1992-04-20 1993-11-16 Ford Motor Company Method for specifying operating characteristics of integrated circuits
US5448492A (en) * 1992-10-26 1995-09-05 United Technologies Automotive, Inc. Monitoring the characteristics of a load driver controlled by a microcontroller
US5483232A (en) * 1994-08-03 1996-01-09 Schlumberger Technology Corporation Method and apparatus for predicting peak voltage of a cable conveyed tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103048495A (zh) * 2013-01-08 2013-04-17 中国科学院微电子研究所 一种数字集成电路测试总线接口
CN103048495B (zh) * 2013-01-08 2015-11-11 中国科学院微电子研究所 一种数字集成电路测试总线接口

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0933618A (ja) 1997-02-07
US5970074A (en) 1999-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3233557B2 (ja) 半導体集積回路の閾値特性測定方法および装置
US7355429B2 (en) On-chip power supply noise detector
JP3233559B2 (ja) 半導体集積回路のテスト方法および装置
US8664978B2 (en) Methods and apparatus for time to current conversion
US6323668B1 (en) IC testing device
TW201022690A (en) Device under test circuit, integrated circuit and semiconductor wafer process monitor circuit
US7952343B2 (en) Current measurement circuit and method
US20130218512A1 (en) Method and apparatus for low cost, high accuracy temperature sensor
CN110873836A (zh) 涉及校准比较器电路的模拟测试总线设备和其方法
EP3477317A1 (en) Method for identifying a fault at a device output and system therefor
US20130015837A1 (en) On-chip signal waveform measurement circuit
JP2001083214A (ja) 半導体集積回路およびその特性測定方法
US6414511B1 (en) Arrangement for transient-current testing of a digital electronic CMOS circuit
Lu et al. A fast and sensitive built-in current sensor for IDDQ testing
JPH0721514B2 (ja) 過渡電流ピーク検出回路
US10656032B2 (en) Temperature sensor in an integrated circuit and method of calibrating the temperature sensor
KR101719098B1 (ko) 펄스 폭 측정을 위한 회로 및 방법
US20030220758A1 (en) Method for testing an AD-converter
Hatzopoulos et al. Current conveyor based test structures for mixed-signal circuits
US8310252B2 (en) Testing a nonvolatile circuit element having multiple intermediate states
JP2598710B2 (ja) Icの入力スレショルド測定装置
CN114252165A (zh) 猝灭偏置电路装置及包括该装置的单光子检测器
Xinguang Fault detection for mixed signal ICs by current integration
Miura A comparative analysis of input stimuli for testing mixed-signal LSIs based on current testing
Nagy et al. Accurate Supply Current Testing of Mixed-Signal IC Using Auto-Zero Voltage Comparator

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees