JP3233126U - 薬ケース - Google Patents

Abstract

【課題】高齢者が指先の油分減少により滑りによって、薬ケースから錠剤を取り出しにくい状態を解決する薬ケースを提供する。【解決手段】薬ケースから高齢者が容易に錠剤を取り出せるように、ケース内に斜板１を設け、錠剤をスライドアップさせる。そして、病院または薬局から支給された薬を予め、連結した薬ケースの錠剤ストック部に、ＰＴＰ包装から錠剤を取り外し薬を裸状態にして保管しておき、直ぐに飲用できる状態にしておく、都度、１錠ずつ当ケースから取り出し、飲み忘れなく飲用できる。【選択図】図４

Description

本考案は、高齢者の指先が油分減少により滑りやすくなっている事により、薬ケースから錠剤を紛失することなく、また、難なく取り出すためのものである。

通常の薬ケース（市販品等）は、ケース毎の錠剤ストック部は底面がフラットで、その位置から直接に錠剤を掴みあげて取り出す。

実登３１４５３１８

高齢者が指の滑りで錠剤をスムーズに薬ケースから、取り出させるように錠剤を底面即ちストック面から取り出し口までを斜め板状にして、その板に軽く押さえながら沿い上げる（スライドアップ）させることで解決する。

上述のごとく、本考案の薬ケースに斜板を追加することで、錠剤が難なく取り出せるばかりではなく、錠剤が指のすべりによって、ケース外に弾かれてしまう事によって、紛失を防ぐことが可能となり精神的に薬を飲用する負担を軽減でき、飲み忘れを防ぐことができる。

本考案に係る薬ケースの外観図（実際の商品化は連結されると思われるが、参考外観図は、連結状態を省き薬ケース単体のみで表現。 図１の部分断面図（拡大図） 錠剤をスライドアップ（斜板に沿い上げる）する際、斜板の端から飛び出さないように、錠剤をガイドし、取り出し口へ、その為、斜板周辺に段差を設ける。 薬ケースの平面図 図３のＡ−Ａ断面図のもとに、本考案の斜板上を、錠剤を指で軽く押さえつつ、取り出し口へと沿い上げる状態を示す。

１ 斜板（本考案の重要項目）
２ 錠剤取り出し口
３ 薬ケース（単体 連結なし時の）箱体
４ 錠剤のストック部
５ 錠剤（薬本体）

Claims (1)

1. 高齢者は薬を飲用する機会も多くなり、また、身体自体の動きも若年者に比べ、体質の衰えもあり、特に、指先が油分の乾きからすべりやすくなる。これが対策がため、ケース構造内に斜板を追加して、薬即ち錠剤を底面から、取り出し口まで斜板を使用してスライドアップさせる薬ケースであって、実際に商品化するには、ケース単体１個のみではなく、何個か連結する。例えば、１日３回飲用する場合は３個連結、また、１週間の曜日ごとに飲用する場合は、７個連結したものが、考えられる。

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