JP3233020U - 区画線塗工装置 - Google Patents

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敏明 吉田
敏明 吉田
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株式会社吉田機工岡山
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Abstract

【課題】線描塗布した塗料上にガラスビーズをJIS規格に適合し正確な散布を可能にする区画線塗工が行える装置を提供する。【解決手段】機体と塗工時に機体を支持する車輪と塗料タンクと塗料吐出口と、カセット式の軽量なカートリッジボンベを加熱源とするバーナーからなる区画線塗工装置において、機体側に取付けたガラスビーズ収容容器41の散布口42に調節ロッド43を開閉可能に設け、該調節ロッドを機体ハンドル近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドル45にリンク44で連結し、線描塗布した塗料上にガラスビーズを正確に散布するための線描塗料塗布とガラスビーズ散布の同期化手段を備えた。【選択図】図5

Description

本考案は、道路や駐車場等で区画線を線描塗布するために使用される区画線塗工装置に関するものであり、特に線描塗布した塗料上にガラスビーズをJIS規格に適合する正確な散布を可能にする区画線塗工装置を提供するものである。
従来汎用されている区画線塗工装置は、機体上部に配置した塗料タンクに充填された塗料を下方のプロパンガスバーナーで加熱溶融して液状にしながら側面のボックスタイプの塗料溜に供給し、機体側部に設けられた塗料吐出口から吐出する前押し型と4輪内輪側に吐出口を設ける後引き型とがある。(特許文献1及び2参照)
本考案で対象とする区画線塗工装置の構造は特に限定しないが、塗工時に機体を支持する車輪を2輪とし、その2輪後方内輪側に設けた吐出口に塗料を供給する塗料タンクの下方へ燃料ボンベホルダーに設けた燃料を加熱源とするバーナーを設けた構造の区画線塗工装置が好ましい。ここにいう塗工時に機体を支持する車輪が2輪とは、通常車輪を2輪としたもののみでもよいが、塗料吐出口付近等に補助輪を設け、塗工時にその車輪が接地しないように上方へ逃す構造のように塗工時には2輪となる構造も含んでいる。
更に、塗料タンクは機体側のメインタンクと、その上部に着脱可能又は固定されたサブタンクとで構成しているものもある。
また、ビーズ吐出装置は下方に吐出ガイドを有する外筒と、その外筒内へ回動可能に設けられているのがあるが、ビーズ吐出操作をタイミングよく行なうのが困難であったから、散布ムラ等が生じ、JIS規格に適合する正確な散布に難点があった。
そこで本考案者は線描塗料塗布とガラスビーズ散布が同期化できるようにし、線描塗布した塗料上にガラスビーズをJIS規格に適合する正確な散布を可能にするべく検討した。
従来汎用されている区画線塗工装置の車輪は、特許文献1及び2に示すような4輪、特許文献3に示すような補助輪付きの2輪、特許文献4に示すような1輪以外に、2輪、3輪もある。
実開平4−105111号公報 実開平2−5412号公報 特許3434929号公報 特許4771621号公報
本考案は機体と塗工時に機体を支持する車輪と塗料タンクと塗料吐出口と、吐出された塗料上に散布するガラスビーズ散布装置とからなる区画線塗工装置において、機体側に取付けたガラスビーズ収容容器の散布口に調節ロッドを開閉可能に設け、該調節ロッドを機体ハンドル近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドルにリンクで連結し、線描塗布した塗料上にガラスビーズを正確に散布するための線描塗料塗布とガラスビーズ散布の同期化手段を備えたことを特徴とする区画線塗工装置とした。
機体と塗工時に機体を支持する車輪と塗料タンクと塗料吐出口と、吐出された塗料上に散布するガラスビーズ散布装置と、カセット式の軽量なカートリッジガスボンベを加熱源とするバーナーとからなる区画線塗工装置において、機体側に取付けたガラスビーズ収容容器の散布口に調節ロッドを開閉可能に設け、該調節ロッドを機体ハンドル近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドルにリンクで連結し、線描塗布した塗料上にガラスビーズを正確に散布するための線描塗料塗布とガラスビーズ散布の同期化手段を備えたことを特徴とする区画線塗工装置とした。
本装置は塗工時に機体を支持する車輪を2輪とし、その2輪後方内輪側の塗料吐出口に塗料を供給する塗料タンクの下方へカセット式のカートリッジガスボンベを加熱源とするバーナーを設けた構造の区画線塗工装置としたもの、更に、塗工時に機体を支持する2輪の後方に、移動時に使用する補助輪を2輪設けているものも含まれる。
機体側に取付けたガラスビーズ収容容器の散布口に調節ロッドを開閉可能に設け、該調節ロッドを機体ハンドル近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドルにリンクで連結したことにより、線描塗料塗布とガラスビーズ散布が同期化できるようになった。
線描塗布した塗料上にガラスビーズをJIS規格に適合する状態に正確な散布を可能にした。
本考案の実施可能な区画線塗工装置の平面図である。 同側面図である。 サブタンクの平面図である。 図3におけるサブタンクのA−A断面図である。 ガラスビーズ収容容器の散布調節ロッドを線描塗料塗布開閉ハンドルに連結した様子を示す構成図である。 ガラスビーズ収容容器の要部断面図である。 ガラスビーズ散布口付近の断面図である。
以下、本考案に係る区画線塗工装置の実施の形態を図1〜7に基づいて説明する。
なお、本記載は本考案の実施を示した例であり、実用新案登録請求の範囲を本記載に限定することを意味するものではない。
図1〜4は車輪を2輪とした場合を示している。
図1は本考案の実施をする装置の平面図、図2は側面図である。これらの図にみられるように、この区画線塗工装置は機体ハンドル12を備えた機体1が2個のゴム車輪2によって支持された2輪構造である。機体ハンドル12側の小型ゴム車輪15は移動時のものであり機能上の説明は省略する。ゴム車輪2の内輪側後方に塗料吐出口14を設けている。塗料吐出口14に塗料を供給するメインタンク4の下方へメインタンクバーナー3を設け、それに燃料を送るカートリッジガスボンベ6は機体ハンドル12の支柱上部に炎調整器13に接続された図示していないボンベホルダーにより固定されている。尚カートリッジガスボンベ6や炎調整器13を設ける位置は、これに限定される必要はない。塗料吐出口14の開閉は、開閉ハンドル11によって操作することによる。
塗料タンクは機体側にあるメインタンク4と、着脱可能なサブタンク20とで構成している。メインタンク4は機体に固定状態であり、底部の前後に設けられたメインタンクバーナー3によるメインタンク4への加熱で塗料を溶融あるいは保温する。線描塗布時には前述したように開閉ハンドル11の操作により塗料吐出口14が開かれる構造である。
メインタンクバーナー3が使用する燃料はカートリッジガスボンベ6から供給される。カートリッジガスボンベ6は外気温が低い、例えば18℃以下では燃焼気化によりボンベ内圧が下がり充分な気化ができず燃焼効率が低下するため、冬季や寒冷地のような環境でも区画線塗工が行えるようにカートリッジガスボンベ6の外側には防風保温部材7が設けられている。防風保温部材7は天井面8が開口された略直方体形状であり、その高さはカートリッジガスボンベ6の寸法以上が望ましい。
防風保温部材7の使用方法について説明する。
接続されたカートリッジガスボンベ6に防風保温部材7のフック9を炎調整器13の開口部に係止する。温湯10を箱状の防風保温部材7内に半分程度注入する。熱湯10は図示していない携帯用ポットジャーから供給するが、携帯用ポットジャーを持参していない場合はコンビニエンスストアーや自動販売機で購入した体温より温かい飲料等でもよい。
防風保温部材7を設けたことにより、カートリッジガスボンベ6を熱湯10で温めることで燃焼能力の低下を防止でき、外気温が低い冬季や寒冷地のような環境でも区画線塗工が行える。
サブタンク20の構造を図3の平面図、図4の断面図に示す。サブタンク20はワンタッチで着脱可能でありタンク下方にある図示していない差込板を機体側の受口に挿入固定されている。サブタンク20は塗料を収容する溶融釜22内に撹拌羽根21と攪拌羽根21を回転させる攪拌ハンドル24があり、サブタンク20も下からサブタンクバーナー30により塗料を加熱溶融するためのカートリッジガスボンベ28をサブタンク20の前方、すなわち本装置を操作して線描塗布する者から見て前方に設けている。カートリッジガスボンベ28の上部には炎調整器31があり、サブタンク20または炎調整器31に接続された図示していないボンベホルダーにより固定されている。尚、カートリッジガスボンベ28または炎調整器31を設ける位置は、これに限定される必要はない。溶融された塗料は底部側面へ設けた樋26から排出される。樋26の出口を開閉するために樋26に設けられた縦溝へ保持されたシャッター27及びシャッターハンドル25が上下スライド式に設けられている。機体側のメインタンク4だけの場合、最大10m程度の区画線塗工量だが、サブタンク20を設けたことにより、ほぼ3倍の30mを1回の材料溶融で施工可能となった。
サブタンク20のサブタンクバーナー30に使用する燃料を供給するカートリッジガスボンベ28も外気温が低い冬季や寒冷地のような環境でも区画線塗工が行えるように、外側には防風保温部材32が設けられている。こちらの防風保温部材32は防風保温部材7と異なり、カートリッジガスボンベ28を湯10で温めることで燃焼効率の低下を防止するのではなく、カートリッジガスボンベ28に風が当たるのを防いで燃焼効率の低下を防止するものである。防風保温部材32は天井面33及びサブタンク20に対向する背面34が開口された略直方体形状であり、高さ方向の長さはカートリッジガスボンベ28に風が当たるのを防ぐ目的から、図4に示すようにカートリッジガスボンベ28の高さ方向の長さ以上としている。サブタンクバーナー30によりサブタンク20の内部は高温となり、サブタンクバーナー30による輻射熱がサブタンク20の筐体を介して防風保温部材32の内部に伝導される。防風保温部材32はサブタンク20に対向する背面34が開口されているため、サブタンクバーナー30による輻射熱が効率よく防風保温部材32に伝導される。防風保温部材32を使用するにあたっては、カートリッジガスボンベ28の外側を覆うように、図示していない固定部によりサブタンク20または炎調整器31と係止させればよい。
防風保温部材32を設けたことにより、カートリッジガスボンベ28に風があたるのを防いで燃焼効率の低下を防止でき、外気温が低い冬季や寒冷地のような環境でも区画線塗工が行えるようになる。
サブタンク20のサブタンクバーナー30の熱は熱伝導板29を媒体として、図示していないボンベホルダーに熱伝導しカートリッジガスボンベ28を温めることで燃焼効率の低下を防止でき、外気温が低い冬季や寒冷地のような環境でも区画線塗工が行えるようになる。なお、熱伝導板29は、図示していないボンベホルダーに熱伝導しカートリッジガスボンベ6を温めるようにしてもよい。
またカートリッジガスボンベ6、28に設ける保温装置を防風保温部材7、32の構造とすることは、区画線塗工装置の車輪を2輪ではなく1輪、3輪、3輪のいずれかにする場合、補助輪がない場合、塗料吐出口14を車輪後方内輪側に限定しない場合も含む。
このような機体1と、塗工時に機体を支持する車輪2と、塗料タンク4と、塗料吐出口14と、カセット式の軽量なカートリッジガスボンベを加熱源とするサブタンクバーナー30からなる区画線塗工装置において、機体側に取付けたガラスビーズ収容容器41の散布口42に調節ロッド43を開閉可能に設け、該調節ロッド43を機体ハンドル12近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドル11にリンクAで連結することにより、線描塗料塗布とガラスビーズ散布を同期化し、線描塗布した塗料上にガラスビーズを正確に散布させることを特徴とする区画線塗工装置である。
本考案でいうリンクAは図示した例では調節ロッド43を直状リンク44で塗料塗布開閉ロッド45に連結している。リンクAの連結態様によってガラスビーズの散布を同期化させることの遅速、散布量等の調節が可能であるから、直状以外の湾曲リンクとするとか、クランク等変化させてもよい。
開閉ハンドル11を開方向に倒すことにより、溶融塗料のスライド板46が開き、塗料の排出上にガラスビーズが散布口42の下方に設けられたビーズ散布パネル47から散布される。開閉ハンドル11を閉方向に起こすと閉じてスライド板46とガラスビーズの散布口42も閉じられるのである。
1 機体
2 ゴム車輪
3 メインタンクバーナー
4 メインタンク
6 カートリッジガスボンベ
7 防風保温部材
8 天井面
9 フック
10 熱湯
11 開閉ハンドル
12 機体ハンドル
13 炎調整器
14 塗料吐出口
15 小型ゴム車輪
20 サブタンク
21 攪拌羽根
22 溶融釜
24 攪拌ハンドル
25 シャッターハンドル
26 樋
27 シャッター
28 カートリッジガスボンベ
29 熱伝導板
30 サブタンクバーナー
31 炎調整器
32 防風保温部材
33 天井面
34 背面
41 ガラスビーズ収容容器
42 散布口
43 調節ロッド
44 直状リンク
45 塗料塗布開閉ロッド
46 溶融塗料のスライド板
47 ビーズ散布パネル

Claims (2)

  1. 機体と塗工時に機体を支持する車輪と塗料タンクと塗料吐出口と、吐出された塗料上に散布するガラスビーズ散布装置とからなる区画線塗工装置において、機体側に取付けたガラスビーズ収容容器の散布口に調節ロッドを開閉可能に設け、該調節ロッドを機体ハンドル近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドルにリンクで連結し、線描塗布した塗料上にガラスビーズを正確に散布するための線描塗料塗布とガラスビーズ散布の同期化手段を備えたことを特徴とする区画線塗工装置。
  2. 機体と塗工時に機体を支持する車輪と塗料タンクと塗料吐出口と、吐出された塗料上に散布するガラスビーズ散布装置と、カセット式の軽量なカートリッジガスボンベを加熱源とするバーナーとからなる区画線塗工装置において、機体側に取付けたガラスビーズ収容容器の散布口に調節ロッドを開閉可能に設け、該調節ロッドを機体ハンドル近傍に設けた線描塗料塗布開閉ハンドルにリンクで連結し、線描塗布した塗料上にガラスビーズを正確に散布するための線描塗料塗布とガラスビーズ散布の同期化手段を備えたことを特徴とする区画線塗工装置。
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