JP3232825B2 - 光パス収容方法および光通信網 - Google Patents

光パス収容方法および光通信網

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JP3232825B2
JP3232825B2 JP28949293A JP28949293A JP3232825B2 JP 3232825 B2 JP3232825 B2 JP 3232825B2 JP 28949293 A JP28949293 A JP 28949293A JP 28949293 A JP28949293 A JP 28949293A JP 3232825 B2 JP3232825 B2 JP 3232825B2
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optical transmission
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尚英 長津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のノード間が波長
多重された光伝送路により接続された光通信網に利用す
る。本発明は、二つのノード間に設定される光パスをで
きるだけ合理的に設定する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図5および図6を参照して説明
する。図5は従来例の光パス網の全体構成図である。図
6は従来の光パス設定手順を示すフローチャートであ
る。図6に示す手順は文献「IEEE Transaction Communi
cation 1992 年,Light Path Communications:An Approa
ch to Bandwidth Optical WAN's 」に記載。
【0003】光パスに対し波長割当てを行うため、最初
に設定を行う光パスの経路のデータを波長割当制御装置
53に入力する。光パスの経路データに基づいて、図6
に示す波長割当手順にしたがい光パスに波長を割当て
る。以下に、光パス21を設定するために行われる波長
割当ての手順を説明する。
【0004】波長割当制御装置53では、各光伝送路1
1〜17に存在する光パスの波長データを保持してい
る。光パス21は、光伝送路11、12、15を通過し
ており、波長割当制御装置53ではこの光伝送路に共通
に割当て可能となる波長を探索することになる。
【0005】図6に示すように、割当てられる波長を順
番に並べておいて、その先頭から番号を付与する。続い
て、最初に光パスに割当てる波長の番号を最小値“1”
とおく。これを割当てる波長の初期化という(S6
1)。続いて、光パス21が通過する光伝送路11、1
2、15すべてについて、波長“1”が使用されている
か否かを探索する(S62)。波長“1”が光伝送路1
1、12、15内で他の光パスにより使用されていない
ならば(S63)波長“1”は割当て可能である。割当
て可能と判定できれば、波長割当制御を終了する。もし
波長“1”が割当不可と判定されれば(S63)、波長
番号を一つ増加させ(S64)、S62およびS63の
手順を繰り返す。すべての波長について割当て可能であ
るか否かの判定を行い(S65)、それでも割当て不可
能であれば波長割当制御を終了する。
【0006】波長割当てを行った結果、割当てが可能と
判定されたならば、波長割当制御装置53から光クロス
コネクト装置1、2、3、6に対し制御信号を送り、光
パス21の経路を開通させ、光パス21の設定を終了す
る。波長割当てが不可と判定されたときは、その光パス
が設定不可能であるため、波長割当制御装置53はそこ
で割当て手順を終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法では光パスの経路を外部操作により入力する必要があ
るため、指定した経路では割当てる波長が存在せず、そ
のため光パスの設定が不可能となることがある。これを
避けるため、光伝送路に波長を多数用意し割当てが不可
能となる事態を減らす必要がある。このため網内の波長
数は膨大な数を必要とする。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、網に準備する波長数を低減することができる光
パス収容方法および光通信網を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
波長多重を用いる光クロスコネクト装置をそれぞれ有す
る複数のノードと、これらノードを接続する複数の光伝
送路とを備えた光通信網のノード間を接続する経路を設
定する光パス収容方法である。
【0010】ここで、本発明の特徴とするところは、設
定すべきすべての経路に対してノード間を最短経路で結
ぶように経路を設定する第一のステップと、この第一の
ステップで設定された経路に対して各光伝送路に収容さ
れる光パス数が均等になるようにその経路を再設定する
手順を1回以上繰り返す第二のステップとを備えるとこ
ろにある。
【0011】前記第二のステップに代えて、この第一の
ステップで設定された経路に対して各光伝送路に収容さ
れる光パス数が均等になるように、かつその経路の起点
から終点までを一つの波長による経路で設定されるよう
に波長割当てを行う第三のステップを備える構成とする
こともできる。
【0012】本発明の第二の観点は、波長多重された光
信号の入出力方路をその波長毎にそれぞれ設定する光ク
ロスコネクト装置をそれぞれ有する複数のノードと、こ
の複数のノード間を接続する光伝送路と、この光伝送路
の組合わせおよびこの光伝送路内を伝送する光信号の波
長を制御し光パスを構成する光パス制御装置とを備えた
光通信網である。
【0013】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記光パス制御装置は、接続すべきノード間について前記
光伝送路を組合わせて最短の光パスを設定する手段と、
前記光伝送路にそれぞれ含まれる光パス数を監視しこの
含まれる光パス数が均等になるように再設定する手段と
を備えるところにある。前記再設定する手段は、一つの
光パスが通過する光伝送路についてそれぞれ同一の波長
を割当てる手段を含むことが望ましい。
【0014】
【作用】光パス制御装置は、光伝送路の組合わせおよび
この光伝送路内を伝送する光信号の波長を制御し光パス
を構成する。この光パス制御装置は、接続すべきノード
間について光伝送路を組合わせて最短の光パスを設定す
る。さらに、網を構成する光伝送路にそれぞれ含まれる
光パス数を監視しこの含まれる光パス数が特定の光伝送
路に偏重するとき、光パス数がそれぞれの光伝送路に均
等になるようにこの最短の光パスを再設定する。
【0015】再設定する手順は、光パス包含数が最大の
光伝送路を検索し、すでに設定された最短の光パスがこ
の光伝送路に含まれるか否かを判定する。最短の光パス
がこの光伝送路を通過するときこの最短の光パスの設定
を一時解除し、この最短の光パス以外の新たな最短の光
パスを設定する。この新たな最短の光パスは前回の最短
の光パスが通過した光パス包含数が最大の光伝送路は通
過しないが、この新たな最短の光パスが光パス包含数が
最大の他の光伝送路に含まれるか否かを判定する。ここ
で、この新たな最短の光パスが光パス包含数が最大の他
の光伝送路に含まれるとき最初に設定した光パスを最終
的に設定された光パスとし、含まれないときこの新たな
最短の光パスを最終的に設定された光パスとする。この
ようにして設定された最短な光パスが通過するそれぞれ
の光伝送路に同一の波長を割当てる。この最短の光パス
の再設定手順および同一の波長の割当て手順は複数回繰
り返し行われる。その中で各光伝送路に含まれる光パス
数および波長数の均等化がはかれる光パスの経路設定お
よび波長割当てが最終的に設定される。
【0016】すなわち、複数の光パスを設定するとき
に、初めに各光伝送路内に収容される光パスの識別に必
要な波長数を低減する経路探索を行ってから波長割当て
を行う。また、一回目の波長割当てを終了した時点の光
パスの経路および波長のデータを初期解とし、その後光
パスの経路および波長の再設定を行って初期解を更新す
る。経路および波長の再設定を行うときは、各光パスに
割当てられていた波長を割当て可能としてから、光パス
の経路を探索し波長割当てを行い初期解との比較を行
う。この手順は常に経路の探索と波長の割当てを独立に
行っているため制御が容易であり、この手順を繰り返し
行うことにより、経路の変更を行わずに光パスに波長を
割当てる従来の光パス設定法に比べ、光パス網内で必要
となる波長数を容易に低減することができる。
【0017】実際の光通信網においては、光パス制御装
置が複数台設置されており、それらが互いに光パスの再
設定および波長の割当て手順を繰り返し行い、互いに最
良の設定が最終的に設定される。
【0018】
【実施例】本発明第一実施例の構成を図1を参照して説
明する。図1は本発明第一実施例の光通信網の全体構成
図である。
【0019】本発明は、波長多重された光信号の入出力
方路をその波長毎にそれぞれ設定する光クロスコネクト
装置1〜6をそれぞれ有する四つのノード23〜26
と、この四つのノード23〜26間を接続する光伝送路
11〜17と、この光伝送路11〜17の組合わせおよ
びこの光伝送路11〜17内を伝送する光信号の波長を
制御し光パスを構成する光パス制御装置31とを備えた
光通信網である。
【0020】ここで、本発明の特徴とするところは、光
パス制御装置31は、接続すべきノード23〜26間に
ついて光伝送路11〜17を組合わせて最短の光パス2
1、22を設定する手段と、光伝送路11〜17にそれ
ぞれ含まれる光パス数を監視しこの含まれる光パス数が
均等になるように再設定する手段とを制御部33に備え
るところにある。
【0021】次に、本発明第一実施例の動作を図2を参
照して説明する。図2は本発明第一実施例における制御
部33の最短の光パスの設定手順を示すフローチャート
である。光パス制御装置31に対し、光パス21、22
の設定要求が出されると、光パス21、22を設定する
ために必要となるデータとして、光パス21、22の終
端点であるノード23、24および25、26を有する
光クロスコネクト装置1、5、6の位置がそれぞれ光パ
ス制御装置31の制御部33に入力される(S1)。光
伝送路11〜17内にすでに収容されている光パス数を
調べ、この値を光伝送路光パス数データとして保持する
(S2)。光パス21の終端点23、24を有する光ク
ロスコネクト装置1、6を接続する経路のうち、通過す
る光伝送路数が最小となる経路の探索を行い、その最小
値を求める。この際、すでに収容されているパス数が割
当許容数に達している光伝送路があれば対象外とする。
以下においては、光パス21、22の終端点のノード2
3、24、25、26を有する光クロスコネクト装置
1、5、6間を接続する経路のうち、通過する光伝送路
数が最小となる経路の光伝送路数を最小ホップ数と呼ぶ
ことにする。光パス22についても同様に、ノード2
5、26を有する光クロスコネクト装置1、5の間にお
ける最小ホップ数を求める。計算の結果、各光パス2
1、22の最小ホップ数はそれぞれ“3”と“2”とな
る。この最小ホップ数と光パス21、22の数との積を
求める。以下この値をfという。fは各光クロスコネク
ト装置1〜6の間で決定される値である。本発明実施例
では光クロスコネクト装置1および6、1および5の間
にはそれぞれ一本の光パス21および22が設定される
ので、fは光クロスコネクト装置1および6の間では
“3”であり、光クロスコネクト装置1および5の間で
は“2”となる(S3)。
【0022】続いて、光パス21、22を設定する順番
を決める(S4)。ここでは、fが大きいものから順に
並べることにする。すなわち、光パス21が最初で、光
パス22が二番目である。fの値が等しいものがあると
きは、光クロスコネクト装置1〜6間の最小ホップ数の
大きい方を優先としたり、最小ホップ数も等しいとき
は、光クロスコネクト装置1〜6の識別番号を考慮して
優先順位を決定すればよい。
【0023】この優先順位にしたがい、あらかじめ計算
した各光伝送路11〜17のデータに基づき、光クロス
コネクト装置1および6を接続する経路の内、通過する
光伝送路11〜17の和が最小となる経路を探索する
(S5)。これが最短経路である。光パス21の場合に
は、光クロスコネクト装置1および6を接続する経路と
して、光伝送路11、12、15を通過する経路が最小
である。このとき、最短経路が複数存在するときは、そ
の中から任意に一つを選択すればよい。このようにし
て、光パス21の最短経路が設定される。設定後に、各
光伝送路11、12、15に含まれる光パス数のデータ
をそれぞれ“1”増加させデータを更新する(S6)。
また、設定後に、各光クロスコネクト装置1、2、3、
6間のfの値を設定された光パス21の分減算し更新す
る(S7)。すなわち、ここでは最初fは“3”であっ
たから、ここから“3”を減算して“0”となる。全て
の光パス21、22を設定終了したか否かを判定すると
(S8)、まだ光パス22の設定が行われていないの
で、以上説明したものと同様の手順で光パス21を設定
する。
【0024】全ての光パス21、22が設定された光パ
ス網において、光伝送路11〜17に含まれる光パス数
を検索し、さらにその中から最大のものを検索する(S
9)。例えば、ここで光伝送路11、12、13がそれ
ぞれ最大値をとるものとする。新規に設定された光パス
21、22の内、通過経路の中に光伝送路11、12、
13を最も多く含むものを検索する(S10)。本発明
実施例では、光パス21は光伝送路11および12を含
み、光パス21は光伝送路11を含む。この結果、光パ
ス21が選択される。
【0025】このようにして選択された光パス21の再
設定を行うことが決定する。ここで、光パス21が通過
する光伝送路11および12から、とりあえず光パス2
1の設定を解除する。このとき、光伝送路11および1
2に含まれる光パス数をそれぞれ一つずつ減じてデータ
を更新する(S11)。このようにすると、前述した光
パス包含数が最大であった光伝送路11、12、13の
内、光伝送路13のみが光パス包含数最大になる。
【0026】設定を解除された光パス21の経路を除い
て、新たな最短経路をノード23および24間に設定す
る(S12)。この設定手順はS4〜S7と同様であ
る。ここでは、説明のために光伝送路13、16、1
7、光クロスコネクト装置1、4、5、6を通過する光
パス21′が新たに設定されたとする。この新たに設定
された光パス21′が最大光パス数の光伝送路13を通
過するか否かを判定する(S13)。このとき、光パス
21′が光伝送路13を通過しなければ、この新たな光
パス21′を採用し、S6およびS7で説明したように
光パス数データおよびfの値を更新する(S14)。し
かし、ここでは光パス21′は光伝送路13を通過して
いるので、光パス21′は採用されず、元の光パス21
が正式に採用される。データもこれにしたがって再更新
される(S15)。S10で検索された光パスが他にあ
るか否かを判定する(S16)。ここでは、存在しない
ので終了条件を満たしたか否かを判定する(S17)。
終了条件は、S9からS16までを複数N回繰り返すこ
とである。ここでは、N=1としたので設定は完了す
る。
【0027】このようにして、各光伝送路11〜17に
おいて包含する光パス数の均等化をはかるため、特定の
光伝送路だけに光パスが集中することを避けることがで
きる。したがって、各光クロスコネクト装置1〜6に準
備する波長数も均等化できるため、結果として波長数の
低減が実現できる。ここで、各光伝送路11〜17毎に
任意の波長をそれぞれ割当て、光パス21、22を構成
しても波長数低減の効果は得られるが、同一パスにおい
て同一波長を割当てる方法を本発明第二実施例として図
3および図4を参照しさらに説明する。図3および図4
は本発明第二実施例における制御部33の波長割当て手
順を示すフローチャートである。
【0028】図3に示すように、図2において既に説明
した光パス21、22の設定手順S1〜S8を実行する
(S31)。さらに、設定手順S9〜S16を実行する
(S32)。続いて波長割当手順を実行する(S3
3)。図4に示すように、光パス制御装置31の制御部
33は、光パス網内の光伝送路11〜17内で使用され
ている波長を検索する。各光伝送路11〜17毎に、あ
る光パスに対し波長番号(“波長#wave”と表示す
る)が割当てられているとき、波長#waveを引数と
するデータの値を“1”とし、割当てられていない波長
#waveについてはデータの値を“0”とし初期化を
行う(S41)。まず、光パス21、が経由する光伝送
路11、12、15に沿ってそれぞれの波長#wave
のデータが“0”になっているか否か探索する(S4
2)。探索を行うために、光伝送路11、12、15の
データの総和が“0”になっているか否かを判定する
(S43)。総和が“0”になっているならば、光パス
21が通過する光伝送路11、12、15にわたり波長
#waveを割当てることができるため、光パス21に
波長番号#waveの波長を割当てる(S44)。デー
タの総和が“0”になっていないときは(S43)、す
なわち、光パス21が通過する光伝送路11、12、1
5のうちの少なくとも一つの伝送路内で既に波長#wa
veが他の光パスに対して割当てられているときは、光
パス21に対して#waveを割当てない。
【0029】新たに設定する光パスの内波長#wave
の割当てを試行していない光パスの存在の有無を判定す
る(S45)。波長#waveの割当てを試行していな
い光パスがあるときには、手順S42に戻って波長#w
aveの割当てを他の光パスに対して続ける。本発明第
二実施例では、つぎに波長割当てを行う光パス22への
波長“1”の割当てを試行していないためS42に戻っ
て波長“1”の割当てを試行する。この結果、光パス2
2に対して波長“1”が割当てられたとする。
【0030】波長#waveを全ての光パス21、22
に対して割当可能であるかの判定を行った後に、全ての
光パス21、22に波長割当てが終了しているか否かを
判定する(S46)。その結果、全ての光パス21、2
2に対する波長割当てが終了していれば、波長割当てを
終了し手順S34に移行する。終了していなければS4
7に戻る。ここでは、光パス21に対する波長割当てが
終わってないためS47に戻る。
【0031】波長割当てが終了していない光パス21に
対し、別波長を割当てるため、波長番号#waveを
“1”増加させる(S47)。ここでは#wave=
“2”となる。光パス21に対して波長“2”の割当て
を試行する。例えばこの結果、波長“2”が光パス21
に対して割当てられたとすると、全ての光パス21、2
2に対する波長割当てを完了して手順S34に移行す
る。
【0032】手順S34では手順S32、S33を初め
て実行したか否かを判定する(S34)。初めて実行し
たときは、得られた光パス21、22の経路および波長
を初期解として保持する(S35)。ここでは、初めて
実行しているので、光パス21、22の経路と波長を初
期解とおく。手順S32、S33を二回以上実行したと
きには、光パス21、22を設定したことにより、必要
となる波長数が初期解に比べて増加していないか否か判
定する(S36)。波長数が同じであるか増加している
ときは、得られた光パス21、22の経路および波長を
解として採用しない。波長数が初期解に比べて減少した
ときには、手順S35に進んでそれらの初期解を更新す
る。
【0033】各光パス21、22の経路設定と波長割当
てを行う以上の手順S32〜S36をN回繰り返したか
否かを判定する(S37)。このNの値は、任意である
が光クロスコネクト装置数が20台程度の規模の光パス
網ではN=10程度でよい。N回繰り返していなけれ
ば、光パス21、22に割当てられていた波長を割当て
可能とする(S38)。その後手順S32〜S36を行
い、光パス21、22の経路と波長の再設定を行う。
【0034】N回繰り返していれば、光パス21、22
の設定を終了し、更新された初期解が光パス21、22
の経路および割当てられた波長となる。
【0035】以上の手順により光パス設定を終了する。
その結果、本発明第二実施例では光パス31は光伝送路
11、12、15を含む経路が設定され、波長“2”が
割当てられる。光パス22は光伝送路11、14を含む
経路が設定され、波長“1”が割当てられる。
【0036】以上の手順により決定された各光パス2
1、22の経路と波長にしたがい、光パス制御装置31
から各光クロスコネクト装置1〜6に制御情報が送信さ
れ、光パス21、22が開通する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
網に準備する波長数を低減することができる。これによ
り、光パスの増設許容量が拡大される。波長を一つの光
パスについて同一設定する場合には波長変換損失が小さ
くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の光通信網の全体構成図。
【図2】本発明第一実施例における制御部の最短の光パ
スの設定手順を示すフローチャート。
【図3】本発明第二実施例における制御部の波長割当て
手順を示すフローチャート。
【図4】本発明第二実施例における制御部の波長割当て
手順を示すフローチャート。
【図5】従来例の光パス網の全体構成図。
【図6】従来の光パス設定手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1〜6 光クロスコネクト装置 11〜17 光伝送路 21、22 光パス 23〜26 ノード 31 光パス制御装置 32 制御信号リンク 33 制御部 53 波長割当制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 佐藤健一、他、「オプティカルパスレ イヤ技術の展開」、1992、1992年電子情 報通信学会秋季大会講演論文集、分冊 4、SB−7−1 Ken−ichi Sato,et al.,”Optical Path Layer Technologies to Enhance B−ISDN Performance”,1993,I CC,p.1300−1307 長津尚英、他、「オプティカルパス収 容設計法」、1993年11月19日、電子情報 通信学会技術研究報告、Vol.93、N o.337、CS93−137、p.31−38 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04L 12/00 H04Q 3/52

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長多重を用いる光クロスコネクト装置
    をそれぞれ有する複数のノードと、これらノードを接続
    する複数の光伝送路とを備えた光通信網のノードの間を
    接続する経路を設定する光パス収容方法において、 設定すべきすべての経路に対しノード間を途中経由ノー
    ド数が最小となる最短経路で結ぶように経路を設定する
    第一のステップと、 この第一のステップで設定された経路について最大の光
    パス数を収容する光伝送路を全て検索し前記検索された
    光伝送路を最も多く通過経路に含む光パスを設定し直す
    手順を1回以上繰り返す第二のステップとを備えたこと
    を特徴とする光パス収容方法。
  2. 【請求項2】 第二のステップに代えて、この第一のス
    テップで設定された経路に対して最大の光パス数を収容
    する光伝送路を全て検索し前記検索された光伝送路をも
    っとも多く通過経路に含む光パスを設定し直し、かつそ
    の経路の起点から終点までを一つの波長による経路で設
    定されるように波長割当てを行う第三のステップを備え
    た請求項1記載の光パス収容方法。
  3. 【請求項3】 波長多重された光信号の入出力方路をそ
    の波長毎にそれぞれ設定する光クロスコネクト装置をそ
    れぞれ有する複数のノードと、この複数のノード間を接
    続する光伝送路と、この光伝送路の組合わせおよびこの
    光伝送路内を伝送する光信号の波長を制御し光パスを構
    成する光パス制御装置とを備えた光通信網において、 前記光パス制御装置は、接続すべきノード間について前
    記光伝送路を組み合わせて途中経由ノード数が最小とな
    最短の光パスを設定する手段と、 前記光伝送路にそれぞれ含まれる光パス数を監視しこの
    含まれる光パス数が最大となる光伝送路を全て検索し前
    記検索された光伝送路を最も多く通過経路に含む光パス
    を設定し直す手段とを備えたことを特徴とする光通信
    網。
  4. 【請求項4】 前記設定し直す手段は、一つの光パスが
    通過する光伝送路についてそれぞれ同一の波長を割当て
    る手段を含む請求項3記載の光通信網。
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