JP3232734U - サンルーフ用発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車内に豊かで快適な雰囲気を醸し出すとともに、取り付けの際に衝突による発光部材の破損を防止可能なサンルーフ用発光装置を提供する。【解決手段】導光層2と、発光モジュールと、圧入固定バー3と、を備える表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置であって、導光層2の第1の面にはコーティング層が設けられ、コーティング層は第1のパターンと第2のパターンとを有し、導光層2の第2の面には第3のパターンが設けられ、発光モジュールは、複数の第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、第3の発光部材11C、及びリミットブロックを有し、圧入固定バー3に設けられた後に、導光層2とともにサンルーフの表面に取り付けられる。第1の発光部材11Aが紫外線を、第2の発光部材11Bが赤外線を、第3の発光部材11Cが原色光を出射する。【選択図】図4

Description

本考案は、雰囲気を醸し出すためにサンルーフのガラスの表面に取り付けられる発光装置に関し、特に、表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置に関する。
サンルーフは、自動車に配置される一般的なものであり、その開閉により自動車に好適な換気効果をもたらしたり、乗客が体を車内から乗り出して外側の美味しい空気を堪能したりすることができる。その他、サンルーフを閉めて外側の夜空を見上げることも望まれている。しかしながら、周知のサンルーフは、前述の機能しか有しない。よって、車内の雰囲気を醸し出しつつドライブの快適さを高めるために、雰囲気ライトの技術を適用したサンルーフは大衆車や高級車に幅広く用いられている。
例えば、中国特許公開CN107471978Aには、発光可能な車窓ガラスが開示されており、中国特許公開CN109624837Bには、車内雰囲気調節用サンルーフガラスが開示されており、中国特許公開CN103770696Bには、乗物装着用ガラスが開示されている。
そのうち、中国特許公開CN107471978Aに係る発光可能な車窓ガラスは、上から下に順に積層された、第1の透明板と、第1の透明粘着層と、フレキシブル透明下地と、第2の透明粘着層と、第2の透明板とを備え、第2の透明粘着層の屈折率は第2の透明板と同一で、第2の透明粘着層の屈折率はフレキシブル透明下地より大きい。第2の透明板の側辺縁に線状の光源が設けられることで、線状の光源からの入射光は、第2の透明板及び/又は第2の透明粘着層の側辺縁から入射するとともに、第2の透明板と第2の透明粘着層との間にガイドされつつ伝搬される。フレキシブル透明下地の下面には、線状の光源からの入射光を散乱させるための散乱層が設けられる。
そのうち、中国特許公開CN109624837Bに係る車内雰囲気調節用サンルーフガラスは、上から下に順に積層された、第1のガラス板と、粘着層と、フレキシブルシート層と、第2のガラス板とを備え、第2のガラス板の側辺に配置された光源とを更に備え、第2のガラス板の屈折率はフレキシブルシート層より大きい。フレキシブルシート層は、下面に反射パターンが設けられ、境界が第2のガラス板の境界より内側へ3〜30mmほど縮む。粘着層と第2のガラス板は、共にフレキシブルシート層を封止しつつ被覆し、フレキシブルシート層の下面は第2のガラス板の上面に密着する。反射パターンがフレキシブルシート層に直接に設けられることで、曲率が小さくアーチライズが高いガラス構造に好適に貼り付けられる。フレキシブルシート層の下面は第2のガラス板の上面に密着し、反射パターンは第2のガラス板の上面に直接に接触する。
そのうち、中国特許公開CN103770696Bに係る乗物装着用ガラスは、ガラス板と、導光層と、屈折層と、光源とを備え、前記導光層は、その端面で結合入力される光をガイドするためのものとして設置され、かつ、結合出力装置を有する。ガイドされた光は、前記結合出力装置によって導光層の少なくとも1つの主面で光出力される。前記導光層とガラス板は、固着材料で連結される。前記屈折層は、ガラス板と導光層との間に設けられ、屈折率が導光層より低く、かつ、ラミネート層を構成する。光源は、導光層の少なくとも1つの端面に光結合入力するように設置される。
上記に開示された複数の特許公開文献における共通の特徴は、ガラスを発光させる効果、又は単一で変化不可の反射パターンを生成する効果を奏するにすぎない。なお、上記に開示された複数の特許公開文献には、いずれも発光部材を保護するための構造が開示されていないため、装着の際に発光部材が衝突により破損しやすい。
本考案の1つの目的は、車内に豊かで快適な雰囲気を醸し出すことができ、表示する発光パターンを変換可能で、サンルーフガラスに好適に取り付けられる発光装置を提供することである。
本考案の他の目的は、サンルーフへの装着の際に衝突による発光部材の破損を防止するための、発光部材を保護するための構造が設置され、かつサンルーフガラスに好適に取り付けられる発光装置を提供することである。
本考案に係る表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置は、第1の面に第1のパターンを有するコーティング層が設けられ、前記第1のパターンが紫外線に対して蛍光反応可能な第1のインクで形成され、前記第1の面の周囲に第1の粘着層が更に設けられ、前記第1の面に対する第2の面に第3のパターンが形成され、前記第3のパターンが光の反射及び屈折可能な複数の凹孔からなるものである導光層と、プリント基板と前記プリント基板に配置された複数の第1の発光部材と複数のリミットブロックとを有し、前記複数の第1の発光部材が紫外線を出射するためのものであり、前記複数のリミットブロックが前記複数の第1の発光部材より前記プリント基板の1つの側辺に近接する発光モジュールと、上に前記発光モジュールが設けられ、前記導光層における光の入射辺を前記複数のリミットブロックに接触させるとともに前記複数の第1の発光部材に隣接させ、また、第2の粘着層が更に設けられる圧入固定バーと、を備え、前記導光層が前記第1の粘着層によってサンルーフの表面に固定され、前記圧入固定バーが前記第2の粘着層によって前記サンルーフの表面に固定される。
一実施例において、前記第1の発光部材は紫外線LEDであり、前記第3の発光部材は原色LEDである。
他の実施例において、前記コーティング層は第2のパターンを更に有し、前記第2のパターンは、赤外線に対して蛍光反応可能な第2のインクで形成され、かつ前記第1のパターンと重ならず、前記プリント基板には、複数の第2の発光部材が配置され、前記複数の第2の発光部材は赤外線を出射するためのものであり、前記複数のリミットブロックは前記複数の第2の発光部材より前記プリント基板の1つの側辺に近接する。
他の実施例において、前記第2の発光部材は赤外線LEDである。
一実施例において、前記第3のパターンは、レーザー彫刻によって前記導光層の前記第2の面に形成された複数の凹孔からなるものである。
一実施例において、前記複数の第1の発光部材は、前記プリント基板に直線的に配列され、各前記リミットブロックは、一部が隣接する2つの前記第1の発光部材の間に配置される。
一実施例において、発光ユニットは、1つの前記第1の発光部材と、1つの前記第2の発光部材と、1つの第3の発光部材とを順に配列することによって構成され、複数の前記発光ユニットは、前記プリント基板に直線的に配列され、各前記リミットブロックは、隣接する前記発光ユニットの間に配置される。
一実施例において、前記圧入固定バーの上面には、第1の突出部と第2の突出部とが形成され、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間には、凹み部が形成され、前記プリント基板は、第3の粘着層によって前記凹み部の底面に固定される。
本考案に係る発光装置によれば、サンルーフのガラスに取り付けられた後、異なる発光部材の発光を切り替えることで蛍光又は反射パターンを多種多様に表示可能になり、車内に豊かで快適な雰囲気を醸し出すとともに、サンルーフへの取り付けの際に発光モジュール内の発光部材を適宜に保護して衝突による破損を防止することができる。
本考案に係る発光装置がサンルーフガラスに取り付けられた後の状態を示す図である。 本考案に係る発光装置の構造を示す部分斜視図である。 本考案に係る発光装置の有する部材の組立関係を示す断面分解図である。 本考案に係る発光装置の組立構造を示す断面図である。 本考案に係る発光装置における発光部材とリミットブロックとの配置関係を示す部分平面図である。 本考案に係る発光装置における第1の発光部材が紫外線を出射してコーティング層の第1のパターンが蛍光反応を起こすとともに第3のパターンを反射及び屈折する状態を示す側面断面図である。 本考案に係る発光装置における第2の発光部材が赤外線を出射してコーティング層の第2のパターンが蛍光反応を起こす状態を示す側面断面図である。 本考案に係る発光装置における第1及び第2の発光部材が同時に発光して第1及び第2のパターンが同時に蛍光反応を起こす状態を示す側面断面図である。 本考案に係る発光装置における第3の発光部材が発光して第3のパターンが光の反射及び屈折によって表示される状態を示す側面断面図である。 本考案に係る発光装置における第1の発光部材が紫外線を出射して発光の第1のパターンを生成するとともに第3のパターンを反射及び屈折する状態を示す平面図である。 本考案に係る発光装置における第2の発光部材が赤外線を出射して発光の第2のパターンを生成する状態を示す平面図である。 本考案に係る発光装置の第1の発光部材及び第2の発光部材がそれぞれ紫外線及び赤外線を出射して発光の第1のパターン及び第2のパターンを生成するとともに第3のパターンを反射及び屈折する状態を示す平面図である。 本考案に係る発光装置の第3の発光部材が原色光を出射して第3のパターンが光の反射及び屈折によって表示される状態を示す平面図である。 本考案に係る発光装置がサンルーフガラスに取り付けられた状態を示す配置図である。
以下、本明細書を参照すると当業者が本考案を実施できるように、図面及び符号を参照しながら本考案の実施形態についてより詳しく説明する。
図1は、本考案に係る発光装置がサンルーフのガラスに取り付けられた後の状態を示す図である。図2は、本考案に係る発光装置の構造を示す部分斜視図である。図3は、本考案に係る発光装置の有する部材の組立関係を示す断面分解図である。また、図4は、本考案に係る発光装置の組立構造を示す断面図である。
図2ないし図4に示すように、本考案に係る表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置は、主にサンルーフガラスに取り付けられるための発光装置であって、発光モジュール1と、導光層2と、圧入固定バー3とを備える。導光層2は、優れた導光性及び適切な厚さを有する透明材料からなる板状体であり、導光可能なフレキシブル透明材料を用いて製造されるものであることが好ましく、サンルーフガラスの寸法及び弧度に応じて切削、組合、貼付可能なものである。
前記導光層2の相対する2つの平面は、それぞれ第1の面及び第2の面である。好ましくは、第1のインク及び第2のインクを、プラテン又は印刷方法により、導光層2の前記第1の面に互いに重ならないように、第1のパターンC1及び第2のパターンC2を形成する。前記第1のパターンC1及び第2のパターンC2は、共に導光層2の第1の面におけるコーティング層Cを構成する(図6に示すように)。
前記第1のインク及び第2のインクの基本的な成分には、顔料、粘着剤、及び添加剤を含み、いずれも無機化合物又は有機化合物で、成分比例を適宜に調整することによって異なる特性を持つ印刷用インクとなる。例えば、インクに蛍光又は燐光の顔料粉を適宜に添加することで、印刷後のパターンが蛍光又は燐光反応する特性を持つようになる。本考案は、無色の蛍光顔料をそれぞれ第1のインク及び第2のインクの成分の1つとして使用し、また、第1のインク及び第2のインクに異なる添加剤を添加することで、第1のインクにより印刷された第1のパターンC1が、紫外線を受光する際に蛍光反応して発光するが、他の光線を受光する際に蛍光反応せずほぼ目視されできなくなり、即ち、第1のインクは不可視インクといえる。また、第2のインクにより印刷された第2のパターンC2が、不可視光線である赤外線を受光する際に蛍光反応して発光するが、他の光線を受光する際に蛍光反応せずほぼ目視されできなくなり、即ち、第2のインクも不可視インクといえる。
図9に示すように、前記第1のパターンC1は、任意のパターンであってもよく、前記第2のパターンC2は、第1のパターンC1と異なる任意のパターンであってもよく、第1のパターンC1と互いに補い合うパターンであってもよい。しかしながら、第1のパターンC1と第2のパターンC2とは、互いに重ならない。
導光層2の第2の面には、レーザー彫刻の技術によって複数の細小な凹孔が形成されており、前記複数の凹孔21によって第3のパターンC3を構成する。前記複数の細小な凹孔21の構造により、導光層2内に伝搬された光線が凹孔21に接触する際に反射及び屈折されるので、凹孔以外の箇所よりも凹孔21の方が光線が光る。これにより、発光の第3のパターンC3が表示される。
他の実施例において、本考案は、導光層の第1の面のコーティング層Cに第1のパターンC1のみ、又は第2のパターンC2のみが設けられてもよく、即ち、第1のパターンと第2のパターンとが同時に設けられない(図示せず)。
図2及び図5に示すように、前記発光モジュール1は、プリント基板10と、プリント基板10に配置された複数の第1の発光部材11A、複数の第2の発光部材11B、及び複数の第3の発光部材11Cと、複数のリミットブロック16とを有することが好ましい。前記複数の第1の発光部材11Aは、紫外線発光ダイオード(UV LED)を用いて紫外線を出射するものであることが好ましい。第2の発光部材11Bは、赤外線発光ダイオード(IR LED)を用いて赤外線を出射するものであることが好ましい。前記複数の第3の発光部材11Cは、原色発光ダイオード(RGB LED)を用いて赤色、緑色、青色の三色の原色光を出射するものであることが好ましい。前記複数のリミットブロック16は、前記複数の第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、及び第3の発光部材11Cよりプリント基板10の1つの側辺に近接する。
より詳細には、導光層2の第1の面に第1のパターンC1と第2のパターンC2とを有するコーティング層Cが設けられ、かつ導光層2の第2の面に第3のパターンC3が設けられる場合には、図5に示すように、搭載された発光モジュール1は、1つの第1の発光部材11Aと、1つの第2の発光部材11Bと、1つの第3の発光部材11Cとが順に配列されて発光ユニットUになり、更に、複数の前記発光ユニットUがプリント基板10に直線的に配列され、リミットブロック16が制限されなく第1の発光部材11Aと第2の発光部材11Bとの間、又は第2の発光部材11Bと第3の発光部材11Cとの間、又は第1の発光部材11Aと第3の発光部材11Cとの間に配置されてもよい。
各リミットブロック16は、第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、及び第3の発光部材11Cよりプリント基板10の1つの側辺に近接するように配置される。それにより、リミットブロック16と、第1、第2、及び第3の発光部材11A、11B、11Cの出射面との間には、隙間Tが存在する(図5に示すように)。なお、複数の電流駆動部材12(例えば、電気抵抗)は、1つの第1の発光部材11A、1つの第2の発光部材11B、又は1つの第3の発光部材11Cと合せて1つの発光部材モジュールAになる。各発光部材モジュールAは、それぞれ入力電流の制御により、第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、又は第3の発光部材11Cを発光させることができる。
図示されないものの、図5及び図6から分かるように、導光層2の第1の面におけるコーティング層Cに第1のパターンC1のみ、又は第2のパターンC2のみが設けられる場合には、搭載された発光モジュール1は、プリント基板10に直線的に配列された複数の第1の発光部材11A及び第3の発光部材11Cのみ、又は複数の第2の発光部材11B及び第3の発光部材11C3のみが配置される。
前記圧入固定バー3は、上に前記発光モジュール1が設けられ、かつ、発光装置全体をサンルーフガラスに固着する固定部材である。図2ないし図4に示すように、圧入固定バー3は、リングフレームとして一体に成形されてもよく、上面に第1の突出部32と第2の突出部33とが形成され、また、第1の突出部32と第2の突出部33との間に凹み部31が形成される。第1の突出部32の上面と、第2の突出部33の上面とは揃っており、凹み部31の底面は第1の突出部32及び第2の突出部33の上面より低い。
以下では、本考案に係る発光装置のサンルーフへの取付方法について説明する。
図3に示すように、まず、プリント基板10を第3の粘着層4Cによって圧入固定バー3の凹み部31の底面に固定し、第3の粘着層4Cの一面をプリント基板10の底面に貼着した後、第3の粘着層4Cの他の面を凹み部31の底面に貼着することにより、プリント基板10が固定される。第3の粘着層4Cは、発泡両面テープであってもよい。
次に、第1の粘着層4Aの一面を導光層2のコーティング層Cが設けられた第1の面に貼着し、第1の粘着層4Aの他の面をサンルーフガラス5の表面に貼着する。このようにして、導光層2がサンルーフガラス5に固定される。
最後に、第2の粘着層4Bの一面を圧入固定バー3の第2の突出部33の上面に貼着した後、第2の粘着層4Bの他の面をサンルーフガラス5の表面に貼着しつつ、圧入固定バー3の第1の突出部32を導光層2の下面に押圧する。このようにして、導光層2がサンルーフガラス5により一層安定に固定される。また、上記の取り付けの間に、圧入固定バー3の位置を適宜に調整し、圧入固定バー3の外側縁をサンルーフのガラスフレーム51の内側縁に当接させることにより、洗練された視覚的効果となる。また、取り付けの間に、導光層2の一側の入射面をリミットブロック16に当接させた後、第2の粘着層4Bをサンルーフガラス5に貼着することにより、導光層2が取り付けの間に第1の発光部材11A及び第2の発光部材11Bに接触しないため、各発光部材を保護して破損を防止することができる。
本考案の発光装置は、好ましくは、導光層2の第1の面に第1のパターンC1と第2のパターンC2とを含むコーティング層Cが設けられ、第2の面に第3のパターンC3が設けられ、発光モジュール1に第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、及び第3の発光部材11Cが配置される。当該第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、及び第3の発光部材11Cは、IC回路及びスイッチによって選択的に切り替えることができる。以上を踏まえて、本考案の使用方法は下記のとおりである。
図6及び図10に示すように、回路を切り替えて第1の発光部材11Aのみが紫外線L1を出射する場合には、前記第1のパターンC1のみが前記紫外線L1に対して蛍光反応を起こして発光し、第2のパターンC2が蛍光反応を起せず発光しない。このようにして、発光の第1のパターンC1が導光層2の第2の面から出射するため、車内の乗客はサンルーフにおける第1のパターンを見上げることができる。同時に、第1の発光部材11Aが出射する紫外線L1は、第3のパターンC3の凹孔21で反射及び屈折するため、第3のパターンC3は発光して導光層2の第2の面から出射する。
図7及び図11に示すように、回路を切り替えて第2の発光部材11Bのみが赤外線L2を出射する場合には、前記第2のパターンC2のみが前記赤外線L2対して蛍光反応を起こして反射し、第1のパターンC1が蛍光反応せず発光しない。このようにして、発光の第2のパターンC2は導光層2の第2の面から出射するため、車内の乗客はサンルーフにおける第2のパターンを見上げることができる。なお、赤外線L2は不可視光線であるため、第2の発光部材11Bが赤外線L2を出射する際に第3のパターンC1は発光しない。
図8及び図12に示すように、回路を切り替えて第1の発光部材11Aが紫外線L1、かつ第2の発光部材11Bが赤外線L2を出射する場合には、第1のパターンC1が紫外線L1に対して蛍光反応を起こして発光するとともに、第2のパターンC2が受光の赤外線L2に対して蛍光反応を起こして発光し、かつ、紫外線L1が第3のパターンC3の凹孔21での反射及び屈折によって発光することにより、導光層2の第2の面では、第1のパターンC1、第2のパターンC2、及び第3のパターンC3が同時に表示されるようになる。また、適宜な設計や第1のパターンC1と、第2のパターンC2と、第3のパターンC3との間の距離により、更なる立体感の視覚効果を表現することができる。
図9及び図13に示すように、回路を切り替えて第3の発光部材11Cのみが三原色光L3を出射する場合には、第3のパターンC3の凹孔21のみが前記三原色光L3に対して反射及び屈折して発光し、第1のパターンC1及び第2のパターンC2が共に蛍光反応せず発光しない。このようにして、導光層2の第2の面では、第3のパターンC3しか表示されないため、車内の乗客はサンルーフにおける第3のパターンを見上げることができる。また、前記第3の発光部材11Cは、赤色光、青色光、又は緑色光を個別又は同時に出射するように制御されることができるため、第3のパターンは豊かな視覚効果を表示することができる。
図14は、本考案に係る発光装置がサンルーフガラスに取り付けられた状態を示す配置図である。上記の実施例では、サンルーフガラスの一側に取り付けられた発光装置を示しているが、図14では、以下のような発光装置を示している。図14に示すように、本考案に係る発光装置は、発光モジュール1がそれぞれ固定又は可動のサンルーフガラス5の相対する両側に取り付けられてもよく、サンルーフガラス5の発光モジュール未取付の側辺にそれぞれ配線用溝52が設けられる。発光モジュール1に電気接続されたワイヤーハーネス72は、配線用溝52に沿って配置され、ワイヤーハーネス用差込接続器7を介して電源線71に電気接続されてもよい。更に、ワイヤーハーネス72は、制御ボックス6に電気接続されてもよい。このようにして、制御ボックス6を操作する際に、制御ボックス6内に設けられたIC回路によって前記第1の発光部材11A、第2の発光部材11B、及び第3の発光部材11Cの発光を制御することができ、それにより、上記の視覚効果を生成することができる。
1 発光モジュール
2 導光層
3 圧入固定バー
4A 第1の粘着層
4B 第2の粘着層
4C 第3の粘着層
5 サンルーフガラス
6 制御ボックス
7 ワイヤーハーネス用差込接続器
10 プリント基板
11A 第1の発光部材
11B 第2の発光部材
11C 第3の発光部材
12 電流駆動部材
16 リミットブロック
21 凹孔
31 凹み部
32 第1の突出部
33 第2の突出部
51 ガラスフレーム
52 配線用溝
71 電源線
72 ワイヤーハーネス
A 発光部材モジュール
C コーティング層
C1 第1のパターン
C2 第2のパターン
C3 第3のパターン
L1 紫外線
L2 赤外線
L3 三原色光
U 発光ユニット
本考案に係る表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置は、第1の面に第1のパターンを有するコーティング層が設けられ、前記第1のパターンが紫外線に対して蛍光反応可能な第1のインクで形成され、前記第1の面の周囲に第1の粘着層が更に設けられ、前記第1の面に対する第2の面に第3のパターンが形成され、前記第3のパターンが光の反射及び屈折可能な複数の凹孔からなるものである導光層と、プリント基板と、前記プリント基板に配置された複数の第1の発光部材と、複数の第3の発光部材と、複数のリミットブロックとを有し、前記複数の第1の発光部材が紫外線を出射するためのものであり、前記複数の第3の発光部材が原色光を出射するためのものであり、前記複数のリミットブロックが前記複数の第1の発光部材より前記プリント基板の1つの側辺に近接する発光モジュールと、上に前記発光モジュールが設けられ、前記導光層における光の入射辺を前記複数のリミットブロックに接触させるとともに前記複数の第1の発光部材及び前記複数の第3の発光部材に隣接させ、また、第2の粘着層が更に設けられる圧入固定バーと、を備え、前記導光層が前記第1の粘着層によってサンルーフの表面に固定され、前記圧入固定バーが前記第2の粘着層によって前記サンルーフの表面に固定される。

Claims (8)

  1. 第1の面に第1のパターンを有するコーティング層が設けられ、前記第1のパターンが紫外線に対して蛍光反応可能な第1のインクで形成され、前記第1の面の周囲に第1の粘着層が更に設けられ、前記第1の面に対する第2の面に第3のパターンが形成され、前記第3のパターンが光の反射及び屈折可能な複数の凹孔からなるものである、導光層と、
    プリント基板と、前記プリント基板に配置された複数の第1の発光部材と、複数のリミットブロックとを有し、前記複数の第1の発光部材が紫外線を出射するためのものであり、前記複数のリミットブロックが前記複数の第1の発光部材より前記プリント基板の1つの側辺に近接する、発光モジュールと、
    上に前記発光モジュールが設けられ、前記導光層における光の入射辺を前記複数のリミットブロックに接触させるとともに前記複数の第1の発光部材に隣接させ、また、第2の粘着層が更に設けられる、圧入固定バーと、を備え、
    前記導光層が前記第1の粘着層によってサンルーフの表面に固定され、前記圧入固定バーが前記第2の粘着層によって前記サンルーフの表面に固定されることを特徴とする、表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  2. 前記第1の発光部材は紫外線LEDであり、前記第3の発光部材は原色LEDであることを特徴とする、請求項1に記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  3. 前記コーティング層は、第2のパターンを更に有し、
    前記第2のパターンは、赤外線に対して蛍光反応可能な第2のインクで形成され、かつ前記第1のパターンと重ならず、
    前記プリント基板には、複数の第2の発光部材が配置され、
    前記複数の第2の発光部材は、赤外線を出射するためのものであり、
    前記複数のリミットブロックは、前記複数の第2の発光部材より前記プリント基板の1つの側辺に近接することを特徴とする、請求項2に記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  4. 前記第2の発光部材は赤外線LEDであることを特徴とする、請求項3に記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  5. 前記第3のパターンは、レーザー彫刻によって前記導光層の前記第2の面に形成された複数の凹孔からなるものであることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  6. 前記複数の第1の発光部材は、前記プリント基板に直線的に配列され、
    各前記リミットブロックは、一部が隣接する2つの前記第1の発光部材の間に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  7. 発光ユニットは、1つの前記第1の発光部材と、1つの前記第2の発光部材と、1つの前記第3の発光部材とを順に配列することによって構成され、
    複数の前記発光ユニットは、前記プリント基板に直線的に配列され、各前記リミットブロックは、隣接する前記発光ユニットの間に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
  8. 前記圧入固定バーの上面には、第1の突出部と第2の突出部とが形成され、
    前記第1の突出部と前記第2の突出部との間には、凹み部が形成され、
    前記プリント基板は、第3の粘着層によって前記凹み部の底面に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の表示パターンを変更可能なサンルーフ用発光装置。
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