JP3232693U - 頭部サポーター - Google Patents

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清水 定次
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Abstract

【課題】「筋の共収縮」の原理を用いて、頭部(顔面も含む)の所定位置を刺激することで顔面、首、肩に関わる筋群の弛緩、緊張を大きく増大させ、充分な筋力トレーニングを無意識化に行なうことで首や肩の疼痛、愁訴を改善する頭部サポーターを提供する。【解決手段】 両端部に面ファスナーで形成した連結帯(非伸縮部)2を設けて頭部に巻着可能とした帯状伸縮基布1に、巻着時に所定の筋部位(例えば側頭筋、後頭筋等)を押圧刺激する押圧パッド(着脱可能とした押圧パッド体3)を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、頭部(顔面部分も含む)に装着して適宜な刺激を加えることで身体の健全化を図る頭部サポーターに関するものである。
頭部装着器具としては、特許文献1に、伸縮チューブ状のバンド本体で構成し、頭部に鉢巻状に装着したバンド本体に流体を注入して膨張させ、頭皮を頭頂部方向に押し上げる器具が開示されている。
また特許文献2には、頭部左右に一対の弾性部材と、当該弾性部材を締め付けるゴムバンドで構成して、頭部の血行を促進する器具が開示されている。
更に特許文献3には、頭部外周に装着されるベルト本体の内壁面に磁石片とアルミニウム片を隣接状態で設けた器具が開示されている。
特開2000−342643号公報。 特開2001−46465号公報。 特開2005−278733号公報。
前記した従前の頭部サポーターは、育毛のための血行促進(特許文献1,2)や、磁気作用による脳の活性化(特許文献3)を目的としており、筋肉に適宜な刺激を加えることで身体の健全化を図るものではない。
そこで本考案は、「筋の共収縮」の原理を用いて、所定位置を刺激することで顔面、首、肩に関わる筋群の弛緩、緊張を大きく増大させ、関節の可動域も大幅に拡大させ、充分な筋力トレーニングを無意識化に行なう頭部サポーターを提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る頭部サポーターは、両端部に面ファスナーで形成した連結帯を設けて頭部に巻着可能とした伸縮基布に、巻着時に少なくとも側頭筋及び後頭筋を押圧刺激する位置に押圧パッドを設けてなることを特徴とするものである。
本考案は、筋肉へ外圧を加えることによって弛緩する性質、反対に関節をまたいで収縮する一方の筋が筋収縮緊張する性質或いは近隣して拮抗する筋肉が収縮緊張する性質、主動筋と拮抗筋共に外圧を加えると共収縮するという筋肉の原理(筋共収縮)に着目して、頭部における筋肉(表情筋も含む)の特定箇所(筋の起部近位)を押圧することで、筋の共収縮を生じさせ、首や肩の疼痛、愁訴を改善するもので、特に押圧パッドが、少なくとも巻着時に一側の側頭筋及び後頭筋を押圧刺激する位置に設けることによって、押圧パッドによる刺激と対応して効果的な自然治癒の根幹をなす。
本考案の請求項2記載に係る頭部サポーターは、伸縮基布がベルト状であり、また本考案の請求項3記載に係る頭部サポーターは、複数の押圧パッドが独立した押圧パッド体として、所望位置に着脱可能に設けたもので、頭部に容易に巻着できると共に、独立した押圧パッド体を所望の位置に装着することができる。
本考案の構成は上記のとおり、頭部における所定位置を押圧刺激する押圧パッドを備えたサポーターで、当該刺激によって筋群の弛緩、緊張を大きく増大させて充分な筋力トレーニングを無意識化に行ない、筋肉の凝り等を原因とする傷みや愁訴を改善する。
本考案の第一実施形態の全体斜視図。 同押圧パッドの説明図。 同使用状態の説明図。 同使用結果データ表。
次に本考案の実施形態について説明する、実施形態に示した頭部サポーターはベルトタイプで、帯状伸縮基布1と、連結帯(非伸縮部)2と、押圧パッド体3で構成される。
帯状伸縮基布1は、裏面11を面ファスナーのループ面とし、裏面両端に面ファスナーのフック面にした折返し部12を設けてなる。
連結帯2は、一対の面ファスナーを備えた2部材で構成したもので、端部に連結リング21を設けてなる。
押圧パッド体3は、W55mm×H35mmベース部31の前面に、W40mm×H20mmで突出長10mm程度の硬質ウレタンを内蔵したクッション突部32を設けたもので、ベース部31の表面(後面)は、帯状伸縮基布1の裏面11の面ファスナーループ面に絡着するフック面としたものである。
而して帯状伸縮基布1の両端の折返し部12を連結リング21に挿通して折返し、裏面11と絡着させて、帯状伸縮基布1と連結帯2を一連の物に形成し、押圧パッド体3の後面を裏面11に絡着させることで、押圧パッド体3を所定位置に装着する。
押圧パッド体3の装着位置は、後頭部に対応する箇所では、約10mmの間隔で左右に装着し、側頭部対応箇所に設ける。
前記実施形態の頭部サポーターは、鉢巻のように頭部に装着するもので、押圧パッド体が軽く押し付ける程度で良く、特に作業目線が水平方向の場合は連結帯2を額の中央部分で連結し、作業目線が上向きの場合は連結帯2を眉毛の直上で連結し、作業目線が下向きの場合は連結帯2を額の上部で連結する。
前記の装着によって、帯状伸縮基布1に支点となる連結帯(非伸縮部)2と4個の押圧パッドを設けており、連結帯2は、前頭筋箇所で結束させ、2個は耳直上の側頭筋左右筋始を押圧する。更に2個は後頭部及び後側頸椎筋群の筋始を押圧することになる。
この結果、前頭筋、後頭筋、側頭筋の筋起部近位を押圧パッドで押圧刺激して「筋の共収縮」を引き起させ、頭帽状筋膜を固定して支点となし、頸部筋群の収縮によって頸部の運動動作を行わせることになり、この連動する筋群、肩部、胸部上背部の各筋群と関節はその可動範囲と収縮、弛緩を大幅に拡大する結果となる。
検査人員82人(男性30〜70代49人、女性30〜80代33人)に自然座位の姿勢で、実施形態品を非装着時と装着時の首の前後屈、左右の側屈の可動範囲を計測した結果の平均値が図4に示したとおりである。
従って本実施形態品によって、静止姿勢、動体姿勢の安定(頸椎筋、上脊椎筋、鎖骨筋が「筋共収縮」により「骨格のテコ」が働き易くなり、静止姿、動体姿勢が改善され、長時間の事務、スマートフォン使用、運転、下向き上向き作業、姿勢矯正に効用が認められる。)、筋肉の働きの増強(筋共収縮によって頸椎筋、上脊椎筋、鎖骨筋、肩筋、表情筋が働き易く、収縮の度合いも大きくなるので、筋力が増大し筋運動速も増加し、スポーツ、重荷物作業、介護、工農作業に効力が認められる。)、疲労軽減(頸、肩、上背部の可動域が増加し筋力も増大するので疲労しづらく、長時間の姿勢保持の作業に効果を有す。)、首肩コリ、痛症の予防及び改善(動作によって、主動筋と拮抗筋に対する応圧が変換、姿形変化による主動筋と協動筋の変換、並びに筋緊張と弛緩がダイナミックに行われることによって、特定種類の筋だけに負担をかけないので、生活、労働、運動等のあらゆる場面で使用に効果を有する。)等の効果を奏するものである。
1 帯状伸縮基布
11 裏面
12 折返し部
2 連結帯(非伸縮部)
21 連結リング
3 押圧パッド体
31 ベース部
32 クッション突部

Claims (3)

  1. 両端部に面ファスナーで形成した連結帯を設けて頭部に巻着可能とした伸縮基布に、巻着時に少なくとも側頭筋及び後頭筋を押圧刺激する位置に押圧パッドを設けてなることを特徴とする頭部サポーター。
  2. 伸縮基布がベルト状である請求項1記載の頭部サポーター。
  3. 複数の押圧パッドを独立した押圧パッド体として、所望位置に着脱可能に設けた請求項2記載の頭部サポーター。
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