JP3160661U - 健康美容用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】骨格全体の歪みを矯正したり、全身を好適にマッサージしたりすることのできる簡便な健康美容用具を提供する。【解決手段】柔軟性を有する外装カバー11内に、5〜7cmの直径を有する3つの弾性球体12を収容して構成される。弾性球体12は、それぞれ任意の1つが隣り合う他の2つに対し同時に外接可能となる位置に配置されて可撓性の接続部材13,14により繋ぎ合わされている。接続部材13,14は、弾性伸縮性を有する繊維からなり、弾性球体12には硬式テニス用ボールが用いられる。又、外装カバー11はシルク製である。【選択図】図2

Description

本考案は、骨格や関節の歪みを矯正したり、筋膜を引き伸ばしたりするのに用いて好適な健康美容用具に関する。
人間の頭蓋骨は23個の骨が組み合わさって構成されており、それら骨同士の接続部分は縫合と称されている。縫合は、呼吸に合わせて僅かに開閉し、頭蓋骨と骨盤との間で脳脊髄液を循環させている。
脳脊髄液は、脳内で血液を濾過して作られるものであり、体内に僅か250cc程度しかない。そして、係る脳脊髄液は、中枢神経を通って脳から出された指令や栄養を身体の隅々まで伝え、全12種類の神経を働かせている。表情を左右する顔面神経や三叉神経を働かせるのも脳脊髄液の役割である。又、脳脊髄液は、顔の近くを通る体液であるため、その流れの良し悪しが顔色、顔面の浮腫み、肌の木目などに大きく影響を及ぼすことになる。
尚、脳脊髄液は、一日に通常4回体内を循環すると言われているが、日々の動作(例えば、食事の際における左右いずれかに偏った噛み癖、あるいは左右の歩幅の違いといった生活習慣)やイライラ・不安などによる精神的なストレスにより頭蓋骨が歪んでしまうと、縫合に隙間が生じたり、逆に縫合が詰まったりして脳脊髄液の循環が阻害され、その結果として顔全体の筋肉が捩れ、顔面が歪んだり、皺や弛み、浮腫みが生じたりすることになる。
ここに、顔の引き締め効果を得られるとする用具として、使用者の額周りに装着可能なベルトに突起部を設け、その突起部により額に点在するツボを刺激できるようにした整体矯正バンテージなるものが提案されている(例えば、特許文献1)。
又、使用者の背中を支持する支持面を有する背中支持部と、使用者の頚椎と頭蓋骨との連結部付近に当接する当接部及び頭蓋骨を載置する載置部を含む回転部と、を備えた胸椎・頚椎牽引矯正器具なるものが知られる(例えば、特許文献2)。
登録実用新案第3091470号公報(段落0037〜0039、図13、図14) 登録実用新案第3129809号公報(請求の範囲、図1〜図5)
しかしながら、特許文献1に開示される整体矯正バンテージは、額に点在するツボを刺激するものであって頭蓋骨の歪みを矯正するものでなく、このため頭蓋骨の歪みに起因する脳脊髄液の循環障害を解消したり、身体の各部位を刺激したりして、身体全体の骨格や関節の歪みの矯正、筋肉ならびに筋膜の引き伸ばしを行うことができない。
一方、特許文献2の胸椎・頚椎牽引矯正器具は、文字通り胸椎と頚椎を牽引してその歪みを矯正するものであるから、当該器具でも頭蓋骨の歪みに起因する脳脊髄液の循環障害を解消したり、身体の各部位を刺激したりして、身体全体の骨格や関節の歪みの矯正、筋肉ならびに筋膜の引き伸ばしによる整体効果は期待できない。
本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は骨格全体の歪みを矯正したり、全身を好適にマッサージしたりすることのできる簡便な健康美容用具を提供することにある。
本考案は上記目的を達成するため、
柔軟性を有する外装カバー内に、5〜7cmの直径を有する3つの弾性球体を収容して構成される健康美容用具であり、
前記弾性球体は、それぞれ任意の1つが隣り合う他の2つに対し同時に外接可能となる位置に配置されて可撓性の接続部材により繋ぎ合わされていることを特徴とする。
又、上記のように構成される健康美容用具において、前記接続部材は、弾性伸縮性を有する繊維からなることを特徴とする。
更に、前記弾性球体は、8.165kgの荷重をかけたときの変形量が0.4〜1.1cmの硬度を有するものであることを特徴とする。
尚、前記弾性球体には硬式テニス用ボールを好適に用いることができる。又、前記外装カバーはシルク製であることが好ましい。
本考案に係る健康美容用具によれば、3つの弾性球体を身体各部に押し当てて骨格や関節の歪みを矯正できるほか、全身をマッサージして血行を促進し、さらには筋肉、筋膜を刺激してその緊張、疲労を和らげることができる。
又、3つの弾性球体は、柔軟性を有する外装カバー内に収容され、しかも任意の1つが隣り合う他の2つに対し同時に外接可能となる三角形状の配列態様にして可撓性の接続部材により繋ぎ合わされていることから、上肢や下肢の関節部分にも使用者自らが3つの弾性球体を同時に押し当てることができる。
加えて、弾性球体が硬式テニス用ボールとされるものでは、身体部位の押圧に際して痛みを伴わず、実用化も容易である。
更に、外装カバーがシルク製であれば、肌に触れて心地よく、しかもシルクから発散されるマイナスイオンにより美肌効果を期待でき、化学物質アレルギー疾患者でもアレルギー反応を示すことなく安心して使用することができる。
本考案に係る健康美容用具の実施形態を示す斜視図 図1に示した健康美容用具の断面概略図 各弾性球体の位置関係を示す説明図 本考案に係る健康美容用具の使用例を示す説明図 本考案に係る健康美容用具の使用例を示す説明図 本考案に係る健康美容用具の使用例を示す説明図 本考案に係る健康美容用具の使用例を示す説明図 本考案に係る健康美容用具の使用例を示す説明図 本考案に係る健康美容用具の使用例を示す説明図
以下、図面に基づいて本考案に係る健康美容用具の実施形態を詳しく説明する。先ず、図1により本考案を概説すれば、係る健康美容用具1は、柔軟性を有する外装カバー11を包袋として、その中に3つの弾性球体12を収容して構成されている。
このうち、外装カバー11はシルク製、詳しくはシルク100%の生地を用いて縫製されたものであり、その形態は図示せぬファスナーにより開閉される開口部を有する三角形の袋状とされている。
そのようなシルク製の外装カバー11によれば、肌触りがよく皮膚に押し当ててがさつかず、しかもシルクから発散されるマイナスイオンにより美肌効果を期待できる。又、化学物質アレルギー疾患者でも、皮膚に触れてアレルギー反応を示さず、安心して使用することができる。
一方、弾性球体12は、文字通り弾力性を有する球体で、好ましくは8.165kgの荷重をかけたときの変形量が0.4〜1.1cm(より好ましくは0.5〜0.8cm)となる硬度を有するものであり、その直径は5〜7cm(より好ましくは6〜7cm)である。
その種の弾性球体12は、合成ゴムや天然ゴムから容易に成形することができるが、本例では、係る弾性球体12として市販の硬式テニス用ボールを用いている。尚、国際テニス連盟(ITF)で公認される硬式テニス用ボールの条件は、重量56.0〜59.4g、直径6.541〜6.858cmで、かつ気温20℃、湿度60%、1気圧のもとで254cmの高さからコンクリート床に落下させたときの跳ね上がり高さが134.62〜147.32cm、8.165kgの荷重をかけたときの変形量が0.559〜0.737cmであり、本考案の弾性球体12として好適に用いることができる。
つまり、係る弾性球体12は、使用者の身体部位に押し当てられるものであるところ、直径7cm程度の硬式テニス用ボールでは、その3つが身体の部位に好適にフィットし、しかも上記のような硬度であれば、使用者自らが8kg程度の加圧力を与えるだけで、その弾性球体12が弾性変形し、それによって身体部位を適度の圧力で押圧することができる。
次に、図2および図3から明らかなように、3つの弾性球体12は、直列でなく三角形状の配列態様にして、それぞれ任意の1つが隣り合う他の2つに対し同時に外接可能となる位置に配置されている。又、3つの弾性球体12は、三角形状の配列が維持されるように繋ぎ合わされている。
図2および図3において、13,14は3つの弾性球体12を繋ぎ合わせる可撓性の接続部材であり、本例ではこれに弾性伸縮性を有する繊維からなる袋物が用いられている。係る接続部材13,14の具体的構成を説明すると、本例の接続部材13,14は、ナイロン繊維糸などを袋状に編成して弾性伸縮性を付与した編物であり、このうち接続部材13となる袋状編物の中には2つの弾性球体12,12が収容されている。又、係る接続部材13は、2つの弾性球体12,12の間がその両弾性球体を分ける仕切り部13aとして狭窄されており、その仕切り部13aに弾性球体12の他の1つを収容した接続部材14の閉じ口部分14aが結ばれている。
そして、それら接続部材13,14は、外装カバー11と協同して3つの弾性球体12の遊動を許容しながら、それら弾性球体12が相対的に数cm以上変位することを抑制して各弾性球体12の三角形の配列が維持されるような働きをする。
尚、接続部材13,14は、弾性球体12を包み込む袋状とすることに限らず、これを紐状にしてその端部に弾性球体12を逢着するなどしてもよい。
次に、本考案に係る健康美容用具1の使用例とその作用効果について説明する。図4〜図6は、頭蓋骨の歪みの矯正を主とする使用例であり、このうち図4(a)は3つの弾性球体12により前頭骨の二箇所と鼻根点とを押圧する使用例、図4(b)は両眼と前頭骨の中心部とを押圧する使用例であり、これによれば眼精疲労を和らげることができる。
図5(a)は顎関節、上顎骨、及び下顎骨の三箇所を押圧する使用例、図5(b)は蝶形骨、側頭骨、及び下顎骨の三箇所を押圧する使用例であり、前者の使用例では主に顎の歪みを矯正することができ、後者の使用例では瞼の開閉に関係する筋肉を刺激して瞼の弛みを防止することができる。
又、図6(a)は左右頭頂骨と後頭骨の中心部を押圧する使用例、図6(b)は後頭骨の二箇所と頚椎とを押圧する使用例であり、前者の使用例ではラムダ縫合に生じていた隙間や詰まりが解消されて縫合の開閉運動が正常に行われるようになる結果、脳脊髄液の循環が活発化し、表情を左右する顔面神経や三叉神経といった神経系統が正常に機能するようになるため、顔の浮腫みや弛みが解消され、後者の使用例では頚椎の歪みを解消することができる。
ここに、図4および図5の使用例では、本願用具を使用者自らが手にして3つの弾性球体12を該当箇所に押し当てるが、図6の使用例では使用者が仰臥して本願用具を頭の下に置くようにする。
尚、本願用具は、上記のように頭蓋骨や頚椎を押圧するだけでなく、そのほか図7のように上肢部分を押圧したり、図8のように下肢部分を押圧したりすることができる。又、図9のように、胸椎、腰椎、腸骨、仙骨、あるいはそれらの周辺三箇所に弾性球体12を押し当てて使用することもできる。
このように、係る健康美容用具1によれば、3つの弾性球体12を身体各部に押し当てて、全身の骨格や関節の歪みを矯正したり、全身の筋肉、筋膜を刺激してその緊張や疲労を和らげたりすることができる。尚、図7(b)のように、上腕部分などをマッサージする場合には、弾性球体12の一つを握り、他の二つを身体部位に押し当てながら前後に往復移動させるようにすると良く、この場合には手に握った1つの弾性球体12を他の2つに押し付けながら身体部位に適度な押圧力を作用させることができる。
以上、本考案について説明したが、係る健康美容用具1は上記のような構成に限らず、例えば外装カバー11の素材としてコットンや羊毛などを利用することもできる。
1 健康美容用具
11 外装カバー
12 弾性球体
13,14 接続部材

Claims (5)

  1. 柔軟性を有する外装カバー内に、5〜7cmの直径を有する3つの弾性球体を収容して構成される健康美容用具であり、
    前記弾性球体は、それぞれ任意の1つが隣り合う他の2つに対し同時に外接可能となる位置に配置されて可撓性の接続部材により繋ぎ合わされていることを特徴とする健康美容用具。
  2. 前記接続部材は、弾性伸縮性を有する繊維からなることを特徴とする請求項1記載の健康美容用具。
  3. 前記弾性球体は、8.165kgの荷重をかけたときの変形量が0.4〜1.1cmの硬度を有するものであることを特徴とする請求項1、又は2記載の健康美容用具。
  4. 前記弾性球体は、硬式テニス用ボールであることを特徴とする請求項1、又は2記載の健康美容用具。
  5. 前記外装カバーがシルク製であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の健康美容用具。
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